JP3807732B2 - 取り付けの簡単な拭い取り装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に化粧品の分野で使用される包装および適用ユニットに備え付けるための拭い取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、このタイプの包装および適用装置は、端壁と反対側の端が首部を形成し、該首部の自由端が開口部を画定する、特に円筒形の本体からなる容器を備える。
また、このタイプのユニットは、開口部に取り外し可能に抜き差しするための止め具に固定された棒状体に一方の端が固定された、特にマスカラブラシまたはアイライナーなどのアプリケータを備える。止め具は、それを用いてアプリケータを把持できるような部材である。止め具が容器上に螺合されると、アプリケータは容器内に収容されている製品に浸る。
【0003】
容器の首部には特に環状の拭い取り装置が配置されており、アプリケータが開口部を通って容器内に挿入されるときも、引き抜かれるときも、該アプリケータは拭い取り装置を通り抜ける。
【0004】
拭い取り装置は、特に環状リップ状の拭い取り部分そのものを備え、その一方の端はアプリケータと契合する、および場合によっては、アプリケータを止め具に繋ぐ棒状体と契合する。よって、アプリケータに残っている製品の量は比較的精確に計量され、実質的に余分な製品がアプリケータに残ることはない。さらに、棒状体は、アプリケータを容器から引き抜く動作の間に文字通り拭われるので、製品の適用時に使用者が指を汚してしまうことはない。
【0005】
あるアプリケータ、特に、断面が軸方向に大きく変化するアプリケータ、または少量の製品を取り出すことが望まれるアプリケータ、または棒状体の割に断面が小さいアプリケータの場合、拭い取り部分そのものが弾性変形が可能な材料でできている拭い取り装置を使用することが必要であることがわかる。
【0006】
この種の弾性変形が可能な材料でできた拭い取り装置の使用は、米国特許第4617948号に記載されている。該特許の拭い取り装置は、容器の内縁に取り付けられており、ネジ山の付いた首部を形成する付加部分によって支持されている。このような設計では、容器が2つの部分からなるので、組立作業数が増え、結果的にユニットの製造原価が上昇する。
【0007】
ここで参照する図1Aおよび図1Bには、従来の拭い取り装置1の構造を示した。該拭い取り装置はエラストマーでできており、その本体と首部を単一部分として作ることができる容器に適合するようになっている。この種の拭い取り装置1は、全体的に円筒形状をした本体2を備え、該本体2の一端は、容器の縁と支持し合うようにできている隆起した縁3に位置している。隆起した縁3付近には、容器と拭い取り装置1との密封性を向上することができる突出部4が形成されている。
拭い取り装置の末端は、隆起した縁3の反対端付近の、本体2の部分と比べて狭まっている内縁5に位置し、拭い取り部材そのものを形成している。拭い取り装置は、本体2の外側に、該拭い取り装置1を容器に固定するための肉厚な突出部6を形成している。突出部6は、一旦容器の首部を通過すると容器の肩部の裏側に位置し、それによって拭い取り装置1は容器に嵌め込まれるように固定される。
【0008】
拭い取り装置を形成する材料は弾性変形が可能なので、突出部6の半径方向の厚さ(典型的にはミリメートルのオーダー)は、拭い取り装置1を容器内にしっかりと固定できるほど十分に大きくなくてはならない。こういったシステムには、この固定用突出部6が存在するために、拭い取り装置の容器首部への挿入を工具を用いて行わなければならないときは特に、挿入が困難になるという重大な欠点がある。実際は、そういった工具はロッドを備え、該ロッドを容器首部の上に位置する拭い取り装置1内に挿入し、ロッドによって軸方向に押圧することで拭い取り装置を押し込むようになっている。これまでの経験によれば、突出部6が存在するために大きな抵抗が発生し、それが原因で、使用している取り付け用工具が拭い取り装置1を破損してしまう場合があることがわかっている。
【0009】
1つ以上の比較的「肉厚の」固定用突出部を用いた同様の構造が、米国特許第5884634号および米国特許第5875791号にも記載されている。
【0010】
よって、本発明の第1の側面としての目的のひとつは、従来の拭い取り装置を参照して上述した問題を完全にまたは部分的に解決した拭い取り装置を実現することである。
本発明の目的は、特に、少なくとも一部分が弾性変形可能な材料でできており、特に工業的な手段による取り付けが簡単で、一旦取り付けると容器上にしっかりと固定される拭い取り装置を実現することである。
【0011】
本発明のまた別の目的は、経済的に製造することができる拭い取り装置を実現することである。
また別の目的は、後述の詳細な説明で明らかにする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
したがって、本発明の第1の側面としての目的のひとつは、アプリケータを用いて適用される化粧品などの製品を収容する容器に適合する拭い取り装置を実現することであり、該拭い取り装置は少なくとも一部分が弾性変形可能な材料でできており、一部分が拭い取り部分を形成する本体と容器上に拭い取り装置を固定するための手段とを備え、当該固定手段は、第1端が接合部分によって拭い取り装置の本体に取り付けられており、第2端が自由端である、本体の外表面上に位置する少なくとも1つの柔軟なリップからなり、該リップは拭い取り装置挿入時の抵抗が引き抜き時の抵抗よりも実質的に小さくなるように、力が加わっていない状態では本体に対して鋭角、好ましくは0でない角度で接する。
【0013】
本発明による拭い取り装置は、拭い取り装置を容器に挿入する際に、リップに第1の軸方向に力が加えられると、該リップは本体の方向に柔軟に変形し、リップに、この第1方向とは逆の軸方向に力が加えられると、本体から離れる方向に変形するが抵抗力は大きくなる。
このように、第1方向に、軸方向の押圧力を固定手段に加えると、傘状のリップは柔軟に変形して自由端が本体に接近する。対照的に、第1方向と逆方向に、同じく軸方向の押圧力をリップに加えると、少なくとも最初はリップは柔軟に湾曲し、その自由端は本体から離れるが、次第に変形に抵抗する。
好適には、該湾曲動作は、リップと拭い取り装置の本体とを接続する接合部分を中心としたピボットまたはロッキング運動である。
【0014】
言い換えると、拭い取り装置が容器首部に挿入される際は、該拭い取り装置への軸方向の加圧に応じて、リップは少なくとも部分的に引っ込む。よって、拭い取り装置の挿入が簡単になる。逆に、リップが容器首部を通過したあとに拭い取り装置に軸方向の押圧力が加えられると、該リップは、拭い取り装置が動いて外れてしまわないように半径方向に「広がる」。こうして、「簡単に取り付ける」機能と「しっかりと固定する」機能は、どちらかを犠牲にすることなく、非常に満足のいくように達成される。
【0015】
拭い取り装置の本体は、拭い取り装置を容器上に取り付けたとき容器の端壁と向かい合うようにできている第1端と、該第1端と反対側にある第2端とを備える管状部材からなっていてもよい。
【0016】
好適には、リップと拭い取り装置の本体との間の接合部分は、本体の第1端からゼロではない距離を置いて配置されている。よって、拭い取り装置の本体は接合部分の下にスカート部を画定し、該スカート部によって、拭い取り装置を完全に容器首部に挿入するための軸方向の押圧力を加える際に、容器の首部によって画定される開口部に対して拭い取り装置を位置決めすることが可能になる。
部分的には首部に位置するように、つまり上部の隆起した縁と固定手段との間に位置する拭い取り装置本体の外径は、該本体が首部の内側に少々締めつけられるような外径であってもよい。しかし、このことは必須ではない。
【0017】
好適には、外力が加えられない状態では、リップが本体と接する角度は30度から60度で、より好適には35度から55度、さらに好適には約45度である。この角度は、特に固定手段を形成する材料および所望の固定強度に応じて選定する。
【0018】
拭い取り部材そのものは、断面を狭めた管状部材の内縁によって形成することができ、該内縁は第1端からゼロではない距離だけ離れている。狭まった部分の縁の直径は、特にアプリケータに所望される拭い取りの程度に応じて選定し、アプリケータと把持部材とを接続する棒状体が拭い取り装置を通過したときにこの棒状体を拭うことも必要であれば、当該棒状体の直径にも応じて選定する。
【0019】
第1端の縁そのものが、アプリケータが引き抜かれたとき該アプリケータと全体的または部分的に嵌まる要素となってもよく、これにより、狭まった部分の縁とともに、2段階のアプリケータの拭い取りができる。
【0020】
断面が狭まっているほうの内縁は、軸方向の、第1端と接合部分との間に、接合部分からゼロではない距離が離れて位置していてよい。これにより、拭い取り装置の接合部分付近の剛性が過大になることを回避することができる。拭い取り装置と本体との接合部分付近の剛性が過大になると、拭い取り装置を容器内に挿入することがますます困難になる。
【0021】
狭まった部分の縁は、第1端に向かって傾斜している環状リップ状の自由端からなるのが好ましい。該リップの傾斜角度は、45度程度でよい。
【0022】
管状部材の第2端は、容器の開口部を画定する容器の縁と相互に支持し合う隆起した縁を形成するのが好ましい。
【0023】
好適には、少なくとも拭い取り部材そのものおよび固定手段は、弾性変形が可能な材料でできている。拭い取り装置全体が弾性で変形可能な材料でできていればさらに好適である。
【0024】
該弾性変形可能な材料は、熱可塑性または架橋エラストマー、特にEPDM、天然ゴム、およびニトリル、ブチルまたはシリコンエラストマーから選定することができる。架橋エラストマーの場合、拭い取り装置は、適切な温度まで加熱し、圧縮成形によって製造する。
【0025】
別の実施形態によると、拭い取り装置の第1部分を弾性で変形可能な第1材料で作り、固定手段および拭い取り部材そのものを該第1部分上に配置し、第2部分を第1材料と異なる第2材料で作り、拭い取り装置を特にツーショット射出成形またはオーバーモールドによって作ることもできる。このためには、特にツーショット射出成形の場合、物理学的に適合性のある2つの材料を使用することが好ましい。
【0026】
第2材料は、好ましくはポリオレフィン、特にポリプロピレンまたはポリエチレンからなる。
【0027】
本発明の第2の側面によると、特に化粧品などの製品を包装し適用するためのユニットを実現することもでき、該ユニットは製品を収容する容器と製品を適用するためのアプリケータとを備え、本発明の第1の側面による拭い取り装置が取り付けられており、アプリケータに残る製品の量を定量化できるように、アプリケータを容器から引き抜くときに該アプリケータが該拭い取り装置を通過するようにすることができる。
【0028】
容器は肩部によって本体と首部とに分けられ、開口部を画定する首部の自由端に近接して拭い取り装置が取り付けられるのが好ましい。このような容器は、ポリプロピレンなどの材料を成形することによって得られる。
【0029】
拭い取り装置の容器への取り付けが完了したとき、固定手段は多少なりとも肩部と接触しているのが好ましい。この状態で、固定手段は肩部の下に位置して、該肩部と接触しているまたは接触することができる。
【0030】
拭い取り装置の容器への取り付けが完了したとき、固定手段は押圧力を受けて弾性変形しているのが好ましい。これにより、容器首部と拭い取り装置の高さ方向の製造公差を大きくすることができる。
【0031】
アプリケータは、取り外し可能に開口部に差し込むことができる要素を形成する把持部材に、接合要素を用いて固定してもよい。止め具を形成する把持部材は容器首部に螺合されるのが好ましい。
【0032】
アプリケータは例えば、特に捻りブラシまたはモールドブラシ、絵筆タイプのブラシ、アイライナー、発泡体ブロック、フリット、ペン、またはフェルトの形状をした、睫毛や眉毛のための適用装置であってよい。
【0033】
上記の特徴とは別に、本発明は、添付の図面を参照して説明する非限定的な実施形態に関して以下に記載する特徴を有する。
【0034】
【発明の実施の形態】
図2Aおよび図2Bに示した拭い取り装置10は、ほぼ円筒形の管状本体11を備える。この実施形態による拭い取り装置はEPDMでできている。管状本体の一端18には、あとで説明するが、容器の縁と支持し合うようにできている隆起した縁12がある。隆起した縁12の下では、本体11の外表面に、拭い取り装置と容器首部との密封性を向上させるための突出部13が形成されている。
【0035】
隆起した縁12から軸方向の高さに沿って計測して約3分の2の位置で、拭い取り装置10は外表面上に、管状本体11に対して約45度傾斜しており、その自由端15が上側を向いている環状リップ14を備える。環状リップ14は、拭い取り装置10の軸Xに対してほぼ垂直な面内に広がる環状接合部分16で、管状本体11と接続している。
【0036】
リップ14と向かい合う管状本体11の外表面は、該リップの高さとほぼ一致する高さに亘って、凹部17を形成している。該凹部の深さは、接合部分16に向かって徐々に深くなる。
【0037】
リップ14の下側には、本体の、管状本体11の端19まで延長するほぼ円筒形状の外側部分23がある。
【0038】
管状本体11の内側では、接合部分16の下に、管状本体の端19の方向に約45度傾斜するリップ21と接続している横軸方向の鍔(つば)20が形成されている。該リップの自由端22が、拭い取り装置の拭い取り径を決定する。外力がない状態では、縁22の直径は、拭い取り装置10の対象となるアプリケータの最大直径よりも小さい。
【0039】
図3には、図2Aおよび図2Bを参照して記述したような拭い取り装置10を備えた、マスカラを包装し適用するためのユニット100の長手方向の断面図を示した。
ユニット100のような装置は、一端が端壁103によって閉じられている円筒形の本体102を有する容器101を備える。本体102の端壁103の反対端には、ネジ山の付いた首部104が設置されており、その自由端が開口部105を画定する。首部104は、肩部106で円筒形本体102と繋がっている。
【0040】
首部104には、図2Aおよび図2Bを参照して記述したような拭い取り装置10が設置されている。図から明らかなように、この取り付け位置でリップ14は肩部106の下に位置し、肩部106に対してわずかに押圧されて弾性変形を生じている。この位置でリップ14の半径は最大である。この取り付け位置で、拭い取り装置の隆起した縁12は、開口部105を画定する容器の縁と支持し合う。環状突出部13は、拭い取り装置10と首部104の内表面との密封性を向上させる。
【0041】
ネジ山の付いた首部104上には、キャップ107が螺合されている。キャップ107は棒状体108に固定されており、該棒状体108の、該キャップ107と反対側にある端には、モールド成形品またはブラシの毛を螺旋状に固定する捻り鉄線からなるマスカラブラシ109が固定されている。
キャップ107が首部104上に螺合されている位置で、適用装置109は容器101の底部に位置し、容器内の製品に接触している。棒状体108は拭い取り装置を通過し、一部分はリップ21の拭い取り縁22と接触している。
【0042】
それぞれの使用に際して、使用者はキャップ107を捻って外し、端壁103から離れる方向へほぼ軸方向に動かすことにより、マスカラブラシ109を容器101から取り出す。
該取り出し動作のあいだ、棒状体108はリップ21の拭い取り縁22によって拭い取られる。ブラシ109上の余分な製品は全て、ブラシ109が拭い取り縁22を通過するときに拭い取られる。
使用後、使用者は上述した適用装置109を取り出すための動作と逆の動作を行うことによって再度ユニットを閉める。
【0043】
図4Aないし図4Eには、図2Aおよび図2Bに示した拭い取り装置10を、図3に示した包装および適用ユニット上に設置する段階を示した。
図4Aでは、拭い取り装置10の円筒形状部分23が首部104内に位置している。リップ14は、拭い取り装置10をこの位置に保持する止め具を形成している。
【0044】
図4Bでは、細長い形状のツール150が、拭い取り装置の横方向の鍔20に突き当たるまで挿入される。
そしてツール150を容器の底部に向かって軸方向に動かし続けると(図4C)、拭い取り装置10はさらに容器首部104に嵌め込まれる。このとき拭い取り装置10のリップ14は、管状本体11のほうに湾曲する。リップ14は凹部17に入り込むので、該リップ14によって管状本体11の外表面に付加的な厚さが実際に加わることはない。このようにリップ14は凹部17に入り込むので、容器首部104内に拭い取り装置を押し下げる動作に及ぼす影響は認められない。
【0045】
拭い取り装置10の首部104への押し下げ動作は、リップ14の自由端15が首部104と向き合わなくなる(図4D)まで続く。この位置で、拭い取り装置10は押圧力によりわずかに縦方向に伸長しており、リップ14は最初の45度の形状に戻るように半径方向に広がる。
【0046】
図4Eでは、ツール150が容器の底部から離れる方向へ引き抜かれようとしている。リップ14は押圧された結果肩部106に嵌まり、拭い取り装置10を引き抜こうとする動作に非常に強く抵抗する。拭い取り装置10は、容器首部104にしっかりと固定される。
【0047】
図5Aの代替形態では、固定手段は、管状本体11の全外表面の周囲に均等な間隔を空けて配置された複数の不連続な部分14’、14’’、14’’’の形状をしたリップからなる。この設計により、拭い取り装置挿入時の固定手段の抵抗がさらに減少する。また、必要な材料の量が、前述の実施形態で必要とされる材料より少量である。
図5Bの代替形態では、拭い取り装置10は2つの異なる材料でできている。
【0048】
よって、この代替形態の第1の実施形態によると、管状本体11の上部24および隆起した縁12はポリエチレンでできている。固定スカート部14および拭い取り部材そのもの(20ないし22)を含む残りの部分25は、Santoprene(登録商標)の商品名で知られる材料を用いて、上部24とともにオーバーモールドされる。図示していないがビーズを使用するシステムで2つの部分24と25を固定する。
図5Bの代替形態の第2の実施形態によると、拭い取り装置10は物理学的に適合性のある2つの材料を使ったツーショット射出成形によって作られる。
【0049】
拭い取り装置10の上部を形成する剛性部分の存在によって、図2Aおよび図2Bの実施形態とは異なり、本体11内にツールを挿入せずに拭い取り装置を容器首部104に挿入することが可能になる。この実施例では実際に、「剛性の」隆起した縁12上に直接単純な押圧力を加えるだけで、該縁12を首部104内に押し込むことができる。
【0050】
前述の詳細な説明ではいくつかの本発明の好適な実施形態を説明した。特許請求の範囲に記載された発明の技術思想から逸脱することなく、これらに変更および修正を加えることができることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1Aおよび図1Bは、従来の拭い取り装置である。
【図2】 図2Aおよび図2Bは、本発明の第1の実施形態による拭い取り装置である。
【図3】 本発明による拭い取り装置を備えた包装および適用ユニットの断面図である。
【図4】 図4Aないし図4Eは、本発明による拭い取り装置を図3の包装および適用ユニットに取り付ける様々な段階を示す図である。
【図5】 図5Aおよび図5Bは、それぞれ、本発明による拭い取り装置の第2の実施形態および第3の実施形態である。
【符号の簡単な説明】
1 拭い取り装置
2 本体
3 隆起した縁
4 突出部
5 内縁
6 肉厚の突出部
10 本発明による拭い取り装置
11 管状本体
12 隆起した縁
13 突出部
14 固定手段(環状リップ、固定スカート部)
14’ないし14’’’ 固定手段(環状リップ)
15 環状リップの第2端
16 接合部分
17 凹部
18 一方の端
19 もう一方の端
20 横軸方向の鍔(つば)
21 拭い取り部材(内側にあるリップ)
22 拭い取り部分(リップの自由端)
23 外側部分
24 上部
25 残りの部分
100 ユニット
101 容器
102 本体
103 端壁
104 ネジ山の付いた首部
105 開口部
106 肩部
107 キャップ
108 棒状体
109 アプリケータ
150 ツール
Claims (19)
- アプリケータを用いて適用される化粧品などの製品を収容する容器(101)に適合する拭い取り装置(10)であって、
当該拭い取り装置(10)は、少なくとも一部分が弾性変形可能な材料からなり、拭い取り部分(21、22)を有する本体(11)と容器(101)上に拭い取り装置(10)を固定するための固定手段(14、14’ないし14’’’)とを備え、
当該固定手段(14、14’ないし14’’’)は、第1端が接合部分(16)によって拭い取り装置の本体(11)に取り付けられており、第2端(15)が自由端である、本体(11)の外表面上に位置する少なくとも1つの柔軟なリップ(14、14’ないし14’’’)からなり、
該リップ(14、14’ないし14’’’)は、拭い取り装置を容器に挿入する時の抵抗が引き抜き時の抵抗よりも実質的に小さくなるように、外力がない状態では本体(11)との間に鋭角をなし、容易に容器に挿入できる拭い取り装置(10)。 - 本体(11)は、拭い取り装置(10)を容器に取り付けたとき容器(101)の底壁(103)と向かい合う第1端(19)と、該第1端と反対側にある第2端(18)とを備える管状部材(11)を有することを特徴とする請求項1に記載の拭い取り装置(10)。
- 前記接合部分(16)は、前記本体の第1端(19)からゼロではない距離を置いて配置されていることを特徴とする請求項2に記載の拭い取り装置(10)。
- 前記外力がない状態での本体とリップとの間の角度は、30度から60度、であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の拭い取り装置(10)。
- 本体(11)の外側表面には、固定手段(14、14’ないし14’’’)と向かい合って、拭い取り装置(10)を容器(101)内へ挿入する際の前記固定手段(14、14’ないし14’’’)の抵抗をさらに減少するための凹部(17)があることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の拭い取り装置(10)。
- 拭い取り部分(21、22)は、管状部材(11)に形成された断面積が小さくなっている内縁(22)によって形成されており、該内縁(22)は前記第1端(19)からゼロではない距離だけ離れていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の拭い取り装置(10)。
- 断面積が小さくなっている内縁(22)は、軸方向の、第1端(19)と前記接合部分(16)との間に、該接合部分からゼロではない距離だけ離れて位置していることを特徴とする請求項6に記載の拭い取り装置(10)。
- 前記断面積が小さくなっている内縁(22)は、第1端(19)に向かって傾斜している環状リップ(21)の自由端からなることを特徴とする請求項6または7に記載の拭い取り装置(10)。
- 管状部材(11)の第2端(18)は、容器の開口部(105)を画定する容器の縁と支持し合う隆起した縁(12)を形成することを特徴とする請求項2ないし8のいずれか1項に記載の拭い取り装置(10)。
- 少なくとも拭い取り部分(21、22)および固定手段(14、14’ないし14’’’)は、弾性変形が可能な材料でできていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の拭い取り装置(10)。
- 前記弾性変形が可能な材料は、熱可塑性または架橋エラストマーである請求項1ないし10のいずれか1項に記載の拭い取り装置(10)。
- 弾性で変形可能な第1材料でできた第1部分(25)と第1材料と異なる第2材料でできた第2部分(24)とを備え、前記固定手段(14、14’ないし14’’’)および拭い取り部分(21、22)は前記第1部分に設けられ、ツーショット射出成形またはオーバーモールドによって形成されることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の拭い取り装置(10)。
- 第2材料は、ポリオレフィン、ポリプロピレンまたはポリエチレンからなることを特徴とする請求項12に記載の拭い取り装置(10)。
- 製品を収容する容器(101)と製品を適用するためのアプリケータ(109)とを備えるユニットであって、請求項1ないし13のいずれか1つによる拭い取り装置(10)が取り付けられており、前記アプリケータ(109)を容器から引き抜くときに前記拭い取り装置(10)を通過させて、アプリケータ(109)に残余する製品を定量化できることを特徴とする化粧品などの製品を包装し適用するためのユニット(100)。
- 容器(101)を形成する本体(102)は肩部(106)によって首部(104)から隔離されており、開口部(105)を画定する首部の自由端に近接して前記拭い取り装置(10)が取り付けられることを特徴とする請求項14に記載のユニット(100)。
- 拭い取り装置(10)の容器(101)への取り付けが完了したとき、固定手段(14、14’ないし14’’’)は多少なりとも肩部(106)と接触していることを特徴とする請求項15に記載のユニット(100)。
- 拭い取り装置(10)の容器(101)への取り付けが完了したとき、固定手段(14、14’ないし14’’’)は押圧力を受けて弾性変形していることを特徴とする請求項16に記載のユニット(100)。
- アプリケータ(109)は、取り外し可能に開口部(105)に差し込むことができる要素を形成する把持部材(107)に、接合要素(108)によって固定されていることを特徴とする請求項14ないし17のいずれか1項に記載のユニット(100)。
- アプリケータ(109)は、捻りブラシまたはモールドブラシ、絵筆タイプのブラシ、アイライナー、発泡体ブロック、フリット、ペン、またはフェルトの形状をした、睫毛や眉毛のための適用装置であることを特徴とする請求項14ないし18のいずれか1項に記載のユニット(100)。
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