JP6912367B2 - キャップ浮き検査方法及びキャップ浮き検査装置 - Google Patents

キャップ浮き検査方法及びキャップ浮き検査装置 Download PDF

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本発明は、ボトルに装着したキャップの装着状態を検査するキャップ浮き検査方法及びキャップ浮き検査装置に関する。
一般に、飲料入りボトルの製造工程において、飲料を充填したボトルのキャップの装着状態を検査することが公知である。
かかる検査では、ボトル口部にキャップが所定位置まで巻き締められているか否か、即ち、キャップが所定位置まで巻き締められていない為に、ボトルのネックリングに対してキャップが浮いた状態になっていないか否かを検査している。
例えば、特許文献1には、ボトル口部に装着したキャップの下面と、ボトル首部のネックリング(鍔部)の下面とを検出し、予め定めた計測ラインに交差するキャップの下面とネックリングの下面との間の距離を演算し、演算した値が所定の範囲(許容範囲)内でない場合に、キャップが浮き状態(キャップが所定位置までねじ込まれていない状態)であることを判定することが開示されている。
特開平11−49287号公報
しかし、特許文献1のキャップ浮き検査方法では、ボトル首部が傾いていた場合(許容できる範囲での傾き)、ボトル首部の傾きに対して計測ラインが相対的に角度を形成することになり、計測ライン上にあるキャップの下面と鍔部の下面との間の測定距離が長くなる。
このため、キャップが正しくねじ込まれていた場合でも、キャップ浮き状態であると判定してしまい、そのボトルは不良(NG)と処理してしまうという不都合があった。
そこで、本発明は、ボトル首部に傾きがあった場合でも、キャップ浮き状態を正確に判定できるキャップ浮き検査方法及びキャップ浮き検査装置の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、ボトルのキャップ装着部を撮像する撮像工程と、撮像工程で撮像した撮像画面からキャップ天面を検出する天面検出工程と、撮像画面からネックリング下面及びネックリング下部の左右端を検出するネックリング下部検出工程と、ネックリング下部の左右端間の中点を演算する中点演算工程と、撮像画面において、ネックリング下部の左右端間の中点からネックリング下面に対する垂線を引き、この垂線と前記天面との交点を求める交点演算工程と、前記垂線における前記中点と前記交点との間の垂線距離を演算する垂線距離演算工程と、前記垂線距離の値が所定値以下か否かを判定するキャップ浮き判定工程と、を備えることを特徴とするキャップ浮き検査方法である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記撮像工程は、一つのボトルに対して周方向の異なる複数の位置でボトルのキャップ装着部を撮像しており、各撮像画面について、前記天面検出工程からキャップ浮き判定工程までを実行することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記ネックリング下部検出工程の後に、検出したネックリング下面の水平線に対する傾斜角度を演算する傾斜角度演算工程と、ネックリング下面の傾斜角度が所定値以下か否かを判定する首部の傾斜判定工程を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記キャップ浮き判定工程で判定した垂線距離の値が所定以下でない場合又は前記首部の傾斜判定工程で判定したネックリング下面の傾斜角度が所定値以下でない場合には、そのボトルをボトル搬送ラインから外すことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記ボトル及びキャップは、各々樹脂製であり、ボトルは飲料が充填されたボトル入り飲料であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、ボトル搬送ラインを搬送されてきたボトルのキャップ装着部を撮像するカメラと、カメラの撮像画面を取り込んで画像処理する制御部と、を備え、前記制御部は、撮像画面からキャップ天面と、ボトルのネックリング下面及びネックリング下部の左右端とを検出した後、ネックリング下部の左右端間の中点からネックリング下面に対する垂線を引き、この垂線とキャップ天面との交点を求め、前記垂線におけるネックリング下部の中点とキャップ天面との交点との間の垂線距離を演算して、その距離が所定値以下か否かを判定することを特徴とするキャップ浮き検査装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記カメラは、ボトルのキャップ装着部を囲む周囲に複数備え、前記制御部は各カメラからの撮像画面を取込んで画像処理することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記制御部は、更にネックリング下面の水平線に対する傾斜角度を演算して、ネックリング下面の傾斜角度が所定値以下か否かを判定することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ネックリング下部の左右端間の中点からネックリング下面に対する垂線を引き、キャップ天面との交点を求め、垂線における中点と天面との交点との間の垂線距離を演算しているので、ボトル首部が傾いていた場合(いわゆる首曲がり)がある場合でもそれに影響されることなく、キャップ浮き状態(キャップが所定位置までねじ込まれていない状態)を正確に判定できる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏すると共に、ボトルのキャップ装着部をその周方向の異なる複数の位置で撮像して、各撮像画面についてキャップ浮きを判定するから、ボトル首部がいずれの方向に傾いている場合でも漏れなくキャップ浮き状態を判定できる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の作用効果を奏すると共に、キャップ浮きがない場合でもボトル首部の傾きが許容できる範囲か否かを判定しているので、ボトル首部の傾きによる不良品の判別ができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の作用効果を奏すると共に、許容できないキャップ浮きやボトル首部の傾きがあるボトルを自動排出できる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明と同様の作用効果を奏すると共に、樹脂製ボトルは、ボトル製造時にボトル首部に傾きが生じる場合があり、またボトル搬送ラインを搬送中にボトルが傾く場合があるが、かかる場合でもキャップ浮きを正確に判定できるので、ボトル入り飲料の製造歩留りを高めることができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏することができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の作用効果を奏することができる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の作用効果を奏することができる。
本発明の実施の形態にかかる撮像工程において、撮像された画像画面の図である。 本発明の実施の形態にかかるボトル入り飲料全体を示す正面図である。 本発明の実施の形態にかかるキャップ浮き検査方法のフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかるキャップ浮き検査装置のブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるキャップ浮き検査装置及びその周囲部分の概略的構成を示す平面図である。 ボトル入り飲料の製造工程を示すブロックである。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図6に示すように、本実施の形態にかかるキャップ浮き検査方法及びキャップ浮き検査装置1(図4参照)は、ボトル入り飲料の製造における外観検査工程K4で使用されるものである。
ボトル入り飲料の製造は、飲料充填工程K1で、搬送されてきた空ボトルに順次飲料を充填する。ボトルは樹脂製ボトルであり、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)ボトルである。飲料は、お茶、ジュース、炭酸飲料等である。
その後、キャップ巻き締め工程K2でボトル3の口部にキャップ5を巻き締めにより装着する(図2参照)。キャップ5はポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)等である。
次に、ラベル巻き工程K3でボトル胴部にラベルを装着する。ラベルは、例えば、シュリンクラベルを装着して、蒸気で加熱することでボトルにラベルを密着する。加熱後には、水滴除去装置9(図5参照)でボトルに付着した水滴を除去する。
その後、外観検査工程K4でボトルの外観検査を行う。外観検査は、キャップ巻き締め状態、ラベル装着状態や、印字状態の検査等を行う。
最後に、箱詰め工程K5で飲料入りボトルを箱に詰める。
ここで、キャップ装着後のボトル3について説明する。図2に示すボトル3は、ラベルを装着前の状態である。ボトル3には胴部3aと、首部3bとが形成してあり、首部3bには、ネックリング3cが形成されている。ネックリング3cの上にはねじ条が形成された口部(図視せず)が形成してあり、口部にキャップ5が巻き締めにより装着されている。この実施の形態では、首部3bが角度θで曲がっている。このような首部3bの傾斜(首曲がり)は、例えばボトル3のブロー成形時に生じることがある。
図5に示すように、キャップ浮き検査装置1は、キャップ巻き締め後のボトル搬送ライン7において、水滴除去装置9の下流(ボトル搬送方向Mの下流)に設けてある。
このキャップ浮き検査装置1には、図4及び図5に示すように、ボトル3のキャップ装着部4を撮像する6台のカメラ11と、撮像したカメラ11の画像データを画像処理する画像処理装置13と、撮像した画像及び処理後の画像を表示するモニタ15と、操作部17とを備えている。
6台の各カメラ11は、ボトル3のキャップ装着部4を撮像位置の周囲に60度の間隔で配置してあり、それぞれ画像処理装置13に画像データを送信し、画像処理装置13は、各カメラ1の画像データを個別に処理することで、キャップ装着部4を全周検査する。
図4に示すように、画像処理装置13は、各カメラ11からのデータを取込むデータ取り込み部19と、制御部21と、浮き量許容値格納部23と、傾斜許容値格納部25と、排出信号部27とが設けてある。
制御部21は後述するキャップ浮き検査方法のプログラムが収納してあり、各カメラ11の画像データを演算処理する。
浮き量許容値格納部23にはネックリング3cに対するキャップの浮き量許容値Sが格納されおり、傾斜許容値格納部25にはネックリング3cの水平に対する許容傾斜角度Tが格納されている。
これらのキャップの浮き量許容値S及び許容傾斜角度Tは、操作部17のキー操作により入力し又は変更される。
モニタ15には、図1に示すように、操作部17で指定した任意のボトルの画像を画素画面で表示すると共にキャップ浮き検査方法のプログラムで作図した画面を表示する。
次に、本実施の形態にかかるキャップ浮き検査方法について説明する。
図4に示すように、カメラ11から画像処理装置に送信された画像データは、データ取込み部19を介して制御部21に送られる。
制御部21では、格納されたプログラムに従って、図3及び図1に示すように、以下のように、画像データを処理する。
まず、ステップS1で画像データを取り込み、画素画面に表示する。
次に、ステップS2でキャップ5の天面5aを検出して天面線Eを決定する。天面5aの検出は、キャップ5の天面5aにおける画素の濃淡の変化を検出して行う。
続いて、ステップS3で、左右の各テンプレート29a、29bの検出を行う。図1に示すように、各テンプレート29a、29bは直角を成すL字型28を備えている。L字型28は、ネックリング3cの下面31と、その下面31の下の左垂直線33a又は右垂直線33bとで形成するL字状のコーナーに一致する位置に移動して、各テンプレート29a、29bの位置補正を行う。
このように、各テンプレート29a、29bの位置補正を行うことで、ネックリング3cの一端側(図1において左側)の画素画面にネックリング3cの下面31とその下の首部の左垂直線33aとが成す左コーナーAを求める。同様に、ネックリング3cの他端側(図1において右側)において、ネックリング3cの下面31とその下の首部の右垂直線33bとが成す右コーナーBを求める。
ステップS4で、左右のコーナーA、BをX−Y座標の座標点として演算し、画素画面にA−B線を引く。
ステップS5で、A−B線の水平に対する傾きθ、即ちネックリング3cの下面31の傾きを演算する。
次に、ステップS6で、演算したA−B線の傾きθを許容傾斜角度Tと比較し、傾きθが許容傾斜角度T以下か否かを判定し、許容傾斜角度T以下の場合には、ステップS7に移行し、傾きθが許容傾斜角度Tよりも大きい場合には、NGボトル(不良ボトル)と判定し、排出信号部27(図4参照)にボトル3の排出信号を発する。
ステップS7では、図1の画素画面に示すように、A−B線の中点Cを求める。A−B線の中点Cは、A点、B点の各座標から演算して求め、ステップS8に移行する。
ステップS8では、図1に示す画素画面において、中点CからA−B線に対する垂線Fを引き、ステップS9へ移行する。
ステップS9では、垂線Fと天面線Eとの交点Gを求め、ステップS10に移行する。
ステップS10では、垂線FにおけるC−G間の距離Hを演算し、ステップS11に移行する。距離Hは、C点、G点の各座標から演算して求める。
ステップS11では、C−G間の距離Hを浮き量許容値Sと比較して、距離Hが浮き量許容値S以下の場合には検査は合格となり、プログラムは終了する。距離Hが浮き量許容値Sよりも大きい場合には、NGボトルと判定して、排出信号部27(図4参照)に排出信号を発する。
図4に示すように、排出信号部27が制御部21から排出信号を受けると、ボトル搬送ライン7において、キャップ浮き検査装置1の下流にある排出手段35(図5参照)に駆動信号を発する。
図5に示すように、ボトル搬送ライン7には、キャップ浮き検査装置1の下流にボトル搬送ライン7の側部に排斥ゾーン37が設けてあり、排出手段35が駆動信号を受けると、ボトル搬送ライン7を移動するボトル3を排斥ゾーン37へ向けて押すことで、ボトル3をボトル搬送ライン7から押し出して排斥ゾーン37へ移動させる。
本発明の実施の形態によれば、図1に示すように、ネックリング3cの下部の左右端A、B間の中点Cからネックリング3cの下面31に対する垂線Fを引き、キャップ天面Eとの交点Gを求め、垂線Fにおける中点Cと天面の交点Gとの間の垂線距離Hを求め、垂線距離Hが浮き量許容値S以下か否かを判定しているので、首部に傾き(首曲がり)θがある場合でもそれに影響されることなく、キャップ浮きを正確に判定できる。
また、キャップ天面Eとネックリング3cの下面31との間の距離は、ネックリング3cの下面31とキャップ下面との間の距離を演算する従来技術に比較して長い距離なので、測定誤差を少なくできる。
ボトル3のキャップ装着部4をその周方向の異なる位置に設けた複数のカメラ11で撮像して、各撮像画面についてキャップ浮き判定をするから、首部の傾きθがいずれの方向に傾いている場合でも漏れなく判定できる。
図3に示すように、ステップS6では、ネックリング3cの下面31の水平に対する傾斜θが許容傾斜角度T以下であるか否かを判定しているので、キャップ浮きがない場合でも、ボトル首部の傾きによる不良品の判別ができる。
図3及び図5に示すように、ステップS6で許容できない首部の傾きθがあるボトルやステップS11で許容できないキャップ浮きがあると、これらのボトルはいずれも不良ボトルとして、ボトル搬送ライン37から排出手段35を駆動して排出するので、自動排出できる。
ボトル3が樹脂製ボトルの場合には、ボトル3の製造時に首部3bの傾斜(首曲がり)が生じることがあり、またキャップ巻き締め後のボトル3の搬送中にボトル3が傾くことで首部3bに傾斜があると検知される場合があるが、かかる場合でもキャップ浮きを正確に判定できるので、ボトル入り飲料の製造歩留りを高めることができる。
本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、カメラ11は、検査対象となるボトル3の周囲に60度の等間隔で6台設けたがこれに限らず、カメラ11の数はボトル3の撮像位置において、ボトル3の周囲に等間隔で4台又は5台設けてもよく、カメラの台数は限定されない。
図3に示すフローチャートでは、ステップS5でネックリング3cの下面31の傾斜θを許容傾斜角度Tと比較した後に、ステップS7〜ステップS11で垂線距離Hが浮き量許容値Sと比較したが、これに限らず、ステップS7〜ステップS11の後に、ステップS5でネックリング3cの下面31の傾斜θを許容傾斜角度Tと比較しても良い。
1 キャップ浮き検査装置
3 ボトル
3c ネックリング
4 キャップ装着部
5 キャップ
5a キャップ天面
7 ボトル搬送ライン
11 カメラ
21 制御部
31 ネックリング下面
A 左コーナー(ネックリング下部の左端)
B 右コーナー(ネックリング下部の右端)
C ネックリング下部の中点
F 垂線
G 垂線と天面との交点
H 垂線距離
θ ネックリング下面の傾斜角度

Claims (8)

  1. ボトルのキャップ装着部を撮像する撮像工程と、
    撮像工程で撮像した撮像画面からキャップ天面を検出する天面検出工程と、
    撮像画面からネックリング下面及びネックリング下部の左右端を検出するネックリング下部検出工程と、
    ネックリング下部の左右端間の中点を演算する中点演算工程と、
    撮像画面において、ネックリング下部の左右端間の中点からネックリング下面に対する垂線を引き、この垂線と前記天面との交点を求める交点演算工程と、
    前記垂線における前記中点と前記交点との間の垂線距離を演算する垂線距離演算工程と、
    前記垂線距離の値が所定値以下か否かを判定するキャップ浮き判定工程と、を備えることを特徴とするキャップ浮き検査方法。
  2. 前記撮像工程は、一つのボトルに対して周方向の異なる複数の位置でボトルのキャップ装着部を撮像しており、各撮像画面について、前記天面検出工程からキャップ浮き判定工程までを実行することを特徴とする請求項1に記載のキャップ浮き検査方法。
  3. 前記ネックリング下部検出工程の後に、検出したネックリング下面の水平線に対する傾斜角度を演算する傾斜角度演算工程と、ネックリング下面の傾斜角度が所定値以下か否かを判定する首部の傾斜判定工程を備えることを特徴とする請求項2に記載のキャップ浮き検査方法。
  4. 前記キャップ浮き判定工程で判定した垂線距離の値が所定以下でない場合又は前記首部の傾斜判定工程で判定したネックリング下面の傾斜角度が所定値以下でない場合には、そのボトルをボトル搬送ラインから外すことを特徴とする請求項3に記載のキャップ浮き検査方法。
  5. 前記ボトル及びキャップは、各々樹脂製であり、ボトルは飲料が充填されたボトル入り飲料であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のキャップ浮き検査方法。
  6. ボトル搬送ラインを搬送されてきたボトルのキャップ装着部を撮像するカメラと、
    カメラの撮像画面を取り込んで画像処理する制御部と、を備え、
    前記制御部は、撮像画面からキャップ天面と、ボトルのネックリング下面及びネックリング下部の左右端とを検出した後、ネックリング下部の左右端間の中点からネックリング下面に対する垂線を引き、この垂線とキャップ天面との交点を求め、前記垂線におけるネックリング下部の中点とキャップ天面との交点との間の垂線距離を演算して、その距離が所定値以下か否かを判定することを特徴とするキャップ浮き検査装置。
  7. 前記カメラは、ボトルのキャップ装着部を囲む周囲に複数備え、前記制御部は各カメラからの撮像画面を取込んで画像処理することを特徴とする請求項6に記載のキャップ浮き検査装置。
  8. 前記制御部は、更にネックリング下面の水平線に対する傾斜角度を演算して、ネックリング下面の傾斜角度が所定値以下か否かを判定することを特徴とする請求項7に記載のキャップ浮き検査装置。
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