JP6912094B2 - 店舗管理システム、及び管理サーバー - Google Patents

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本発明は、店舗管理システム、管理サーバー、及び店舗管理方法に関する。詳しくは、動画像データの中から着目すべき監視対象を迅速かつ正確に特定し、適切な経営指導を行い得る店舗管理システム、管理サーバー、及び店舗管理方法に係るものである。
一般に、コンビニエンスストア等の小売業や外食産業等のサービス業において普及しているフランチャイズチェーン(以下、「FC」という。)は、各店舗を統括するFC本部に所属するスーパーバイザーが、各自担当する店舗を巡回しながら店舗状況を監視して、各店舗の店長や従業員に対して経営指導、販売促進の広告、店舗運営のための改善提案等が行われている。
このようなFC本部のスーパーバイザーは、店舗の経営指導を行うために、ほぼ毎日のように担当する店舗を巡回して、店舗内外の清掃状況、従業員の服装や接客形態、商品の管理や陳列の状況等、店舗運営の指導に必要な多数の情報を収集するために各店舗を常に監視し、状況把握しておくことが求められている。
一方、近年の人手不足を背景に、1人のスーパーバイザーが担当する店舗数も増加しているが、1日に巡回できる店舗数には限界があるため、業務効率の観点からも、スーパーバイザーがFC本部にいながら店舗監視を行うシステムの開発が求められる。さらに、FCに限らず、業務形態として1人の店舗オーナーが複数の店舗を経営する場合も想定されるが、このようなオーナーにおいても、複数の店舗間を行き来することなく、1つの店舗内において他の店舗の監視業務を行うことができれば、店舗運営をより効率的に行うことができる。
そこで、例えば特許文献1には、FC加盟店等の複数の店舗の内外の状況を監視カメラとマイクロホンにより遠隔監視し、これら監視カメラ等で得られた画像、音声情報をFC本部で受信し、受信した画像、音声情報に基づいて経営指導を行う店舗管理システムが開示されている。
具体的には、各店舗の内外に設置されている監視カメラ、及びマイクロホンから収集した画像や音声データをFC本部で受信し、オペレーターであるスーパーバイザーは、受信した画像や音声データに基づいて店員の服装の乱れ、来客への挨拶、店員の接客についての態度、接客方法がマニュアル通りに正しくできているか等の監視が行われる。そして、従業員の業務遂行において指導改善項目がある場合は、その内容を入力装置により入力してデータベースに蓄積し、後日、評価内容を各店舗の店長や評価対象となる従業員にフィードバックすることにより、スーパーバイザーは各店舗に出向かなくとも、FC本部に在籍したまま各店舗の監視、経営指導等を行うことができるものとなっている。
特開2002−366621号公報
ところで、スーパーバイザー等の管理監督者が店舗状況を監視する際には、例えば、毎日の定時に行われる清掃作業、商品の棚卸や検品作業、混雑時間帯の接客対応等、監視すべき項目が管理マニュアル等によりある程度決められている場合が多い。一方、前記した特許文献1に開示の店舗管理システムにおいては、各店舗で記録された映像や音声データの全てがFC本部に送信されるため、オペレーターは各店舗から送信されてきた全ての映像・音声データの中から監視対象となる作業項目に対応する時間帯の映像等を探し出す必要があり、必ずしも効率的なものとはなっていない。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、動画像データの中から着目すべき監視対象を迅速かつ正確に特定し、適切な経営指導を行い得る店舗管理システム、管理サーバー、及び店舗管理方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の店舗管理システムは、所定の監視エリア内を撮像する撮像部と、該撮像部で撮像された動画像データを記憶する第1の動画像データ記憶部と、該第1の動画像データ記憶部に記憶されている動画像データから、所定の時刻情報に基づいて所定のフレームを特定するフレーム特定部と、前記第1の動画像データ記憶部に対して、前記フレーム特定部で特定されたフレームを開始フレームとする所定の撮像時間内の動画像データの切り出しを指示する動画像データ切出指示部と、該動画像データ切出指示部で指示された切出動画像データを受信する動画像データ受信部と、外部の端末により入力され、前記監視エリア内で行われる所定のタスクに対する評価情報を受け付ける評価情報受付部と、前記動画像データ受信部で受信された前記切出動画像データと前記評価情報を対応付けて記憶する第2の動画像データ記憶部とを備える。
ここで、所定の監視エリア内を撮像する撮像部を備えることにより、例えば店舗内において、ユーザーである店舗の管理者が監視すべき対象エリアを撮像することができる。
また、撮像部で撮像された動画像データを記憶する第1の動画像データ記憶部を備えることにより、撮像部で撮像した動画像データを記憶部に記憶させることができる。従って、管理者はリアルタイムでの監視のみならず、管理者の都合のよい時間帯に動画像データを確認して監視作業を行うことがきる。
また、第1の動画像データ記憶部に記憶されている動画像データから、所定の時刻情報に基づいて所定のフレームを特定するフレーム特定部を備えることにより、管理者は、録画保存されている動画像データについて、早送りや巻き戻しを繰り返しながら必要となるフレームを探し出すという煩わしい操作をすることなく、所定の時刻情報に基づいて必要となるフレームの頭出しを速やかに行うことができる。
また、第1の動画像データ記憶部に対して、フレーム特定部で特定されたフレームを開始フレームとする所定の撮像時間内の動画像データの切り出しを指示する動画像データ切出指示部を備えることにより、第1の動画像データに記憶されている動画像データから、監視対象となる特定の動画像データを切り出すことができる。
また、動画像データ切出指示部で指示された切出動画像データを受信する動画像データ受信部を備えることにより、第1の動画像データ記憶部に記憶されている動画像データのうち、フレーム特定部で特定されたフレームを開始フレームとする所定撮像期間内の動画像データを第1の動画像データ記憶部から切り出し、必要となる動画像データのみを管理者側において受信することができる。さらに、監視エリアから離れた遠隔地においても、必要とする動画像データを受信して確認することができるため、管理者は監視対象となる店舗に出向かなくとも、従業員の作業状況の実体を把握することができる。
また、外部の端末により入力され、監視エリア内で行われる所定のタスクに対する評価情報を受け付ける評価情報受付部を備えることにより、管理者は、撮像部で撮像された動画像データを確認しながら、店舗内の従業員の作業状況について、改善すべき項目に対してコメントを付けたり、定型の評価項目に沿った評価の入力を行うことができる。
また、切出動画像データと評価情報を対応付けて記憶する第2の動画像データ記憶部を備えることにより、動画像データと管理者による評価情報が対応付けられるため、従業員の作業遂行に際して改善点や問題点を容易に把握することができる。さらに、管理者が入力した評価情報に対する第三者による評価も可能となるため、管理者教育にも役立つとともに、管理者による画一的な評価を期待することができる。
また、店舗管理システムは、さらに動画像解析部を備え、動画像解析部として監視エリア内において、撮像部が撮像した人の顔画像により特定の人物の認証を行う認証部を有する場合には、例えば店舗への来店客のうちから特定の人物の認証を行うことができる。
また、動画像解析部が、認証部で認証した特定の人物の監視エリア内における滞在開始から滞在終了までの滞在時間を計時する滞在時間計時部を有する場合には、認証部で認証した特定の人物の店舗内での滞在時間を計時することができる。
また、動画像解析部が、滞在時間計時部で計時した特定の人物の滞在時間が予め設定された設定時間以上であると判断された場合に異常を検知する異常検知部を有する場合には、特定の来店客が店舗内において長時間にわたって待たされていることから、従業員の作業遂行に何らかの問題が発生していると推定することができる。
また、フレーム特定部は、異常検知部で異常を検知した際に滞在時間計時部に記憶されている滞在開始時の時刻情報に基づいて所定のフレームを特定する場合には、店舗内における異常発生を検知することができるとともに、管理者は異常が発生した店舗内の状況について、早送りや巻き戻しを繰り返しながら必要となるフレームを探し出すという煩わしい操作をすることなく、異常発生前後の動画像データを速やかに確認することができる。
また、評価情報受付部は、監視対象となる所定のタスクの開始時刻情報及びタスクに対応する所定の評価項目情報を含む評価シートが記憶される評価シート記憶部、及び評価シート記憶部に記憶されている複数の評価シートの中から特定の評価シートを決定する評価シート決定部を有し、さらにフレーム特定部は、評価シート決定部で決定された評価シートに含まれる開始時刻情報に基づいて所定のフレームが特定される場合には、管理者が評価シート記憶部に記憶されている複数の評価シートの中から特定の評価シートを特定すると、評価シートに含まれる開始時刻情報に基づいて、動画像データから所定の開始フレームが特定されるとともに、特定された開始フレームから所定期間内の動画像データが切り出される。従って、管理者は、評価すべき評価シートを特定するだけで、評価シートに対応する切出動画像データを確認することができるため、早送りや巻き戻しを繰り返しながら必要となるフレームを探し出すという煩わしい操作をすることなく、所定の時刻情報に基づいて必要となるフレームの頭出しを速やかに行うことができる。
また、評価情報受付部は、外部端末により入力された所定の時刻情報を受け付ける時刻情報受付部を有し、さらにフレーム特定部は、時刻情報受付部で受け付けられた所定の時刻情報に基づいて所定のフレームが特定される場合には、管理者が入力した任意の時刻情報に基づいて、動画像データから所定の開始フレームが特定されるとともに、特定された開始フレームから所定期間内の動画像データが切り出される。従って、管理者は、確認すべき監視対象となる動画像データの開始フレームの時刻情報を把握している場合には、時刻情報を入力するだけで、入力された時刻情報に基づいて切出動画像データを確認することができるため、早送りや巻き戻しを繰り返しながら必要となるフレームを探し出すという煩わしい操作をすることなく、所定の時刻情報に基づいて必要となるフレームの頭出しを速やかに行うことができる。
また、第2の動画像データ記憶部には、切出動画像データと評価シート決定部で決定された評価シートが対応付けて記憶される場合には、動画像データと管理者により入力された評価シートが対応付けられて記憶されるため、従業員の作業遂行に際して改善点や問題点を容易に把握することができる。さらに、管理者が入力した評価情報に対する第三者による評価も可能となるため、管理者教育にも役立つとともに、管理者による画一的な評価を期待することができる。
また、撮像部は複数の監視エリアに対応する複数の撮像部から構成され、動画像データ切出指示部は、複数の撮像部で撮像された動画像データの中から評価情報受付部で受け付けられた評価情報と対応付けられた少なくとも1つの前記撮像部に対応する動画像データの切り出しを指示する場合には、複数の撮像部で撮像された複数の動画像データの中から、評価情報受付部で受け付けられた評価情報に関連する動画像データのみが選択されて切出動画像データとされて第2の動画像データ記憶部に記憶させることができる。
また、評価情報受付部は、外部端末から入力されるとともに、切出動画像データに対応するコメントを作成するコメント作成部を有し、第2の動画像データ記憶部には、動画像データ切出部で切り出された動画像データ、及びコメント作成部で作成されたコメントが対応付けて記憶される場合には、動画像データと管理者により入力されたコメントが対応付けられて記憶されるため、従業員の作業遂行に際して改善点や問題点を容易に把握することができる。さらに、管理者が入力したコメントに対する第三者による評価も可能となるため、管理者教育にも役立つとともに、管理者による画一的な評価を期待することができる。
また、コメント作成部は、動画像データから所定の2以上の動画像データが選択されてコメントが作成される場合には、例えば、従業員の作業状況の確認を行うに際して、1つの撮像部によるアングルだけでは全体の工程を把握することができないような場合には、複数の撮像部による動画像データを選択のうえ、他面的な視点でコメントを付することができる。
前記の目的を達成するために、本発明の管理サーバーは、所定の監視エリア内を撮像する撮像部により撮像された動画像データから、所定の時刻情報に基づいて所定のフレームを特定するフレーム特定部と、該フレーム特定部で特定されたフレームを開始フレームとする所定の撮像時間内の動画像データの切り出しを指示する動画像データ切出指示部と、該動画像データ切出指示部で指示された切出動画像データを受信する動画像データ受信部と、前記監視エリア内で行われる所定のタスクに対する評価情報を受け付ける評価情報受付部と、前記動画像データ受信部で受信された前記切出動画像データと前記評価情報を対応付けて記憶する動画像データ記憶部とを備える。
ここで、所定の監視エリア内を撮像する撮像部により撮像された動画像データから、所定の時刻情報に基づいて所定のフレームを特定するフレーム特定部を備えることにより、管理者は、録画保存されている動画像データについて、早送りや巻き戻しを繰り返しながら必要となるフレームを探し出すという煩わしい操作をすることなく、所定の時刻情報に基づいて必要となるフレームの頭出しを速やかに行うことができる。
また、フレーム特定部で特定されたフレームを開始フレームとする所定の撮像時間内の動画像データの切り出しを指示する動画像データ切出指示部を備えることにより、監視対象となる特定の動画像データを切り出すことができる。
また、動画像データ切出指示部で指示された切出動画像データを受信する動画像データ受信部を備えることにより、撮像部で撮像された動画像データのうち、フレーム特定部で特定されたフレームを開始フレームとする所定撮像期間内の動画像データを切り出し、必要となる動画像データのみを管理者側において受信することができる。さらに、監視エリアから離れた遠隔地においても、必要とする動画像データを受信して確認することができるため、管理者は監視対象となる店舗に出向かなくとも、従業員の作業状況の実体を把握することができる。
また、監視エリア内で行われる所定のタスクに対する評価情報を受け付ける評価情報受付部を備えることにより、管理者は、撮像部で撮像された動画像データを確認しながら、店舗内の従業員の作業状況について、改善すべき項目に対してコメントを付けたり、定型の評価項目に沿った評価の入力を行うことができる。
また、切出動画像データと評価情報を対応付けて記憶する動画像データ記憶部を備えることにより、動画像データと管理者による評価情報が対応付けられるため、従業員の作業遂行に際して改善点や問題点を容易に把握することができる。さらに、管理者が入力した評価情報に対する第三者による評価も可能となるため、管理者教育にも役立つとともに、管理者による画一的な評価を期待することができる。
前記の目的を達成するために、本発明の店舗管理方法は、所定の監視エリア内を撮像部により撮像するステップと、前記撮像部で撮像された動画像データを第1の動画像データ記憶部に記憶するステップと、前記第1の動画像データ記憶部に記憶されている動画像データから、所定の時刻情報に基づいて所定のフレームを特定するステップと、該フレームを特定するステップで特定された所定のフレームを開始フレームとする所定の撮像時間内の動画像データの切り出しを、前記第1の動画像データに対して指示するステップと、切り出された切出動画像データを受信するステップと、前記監視エリア内で行われる所定のタスクに対する評価情報を受け付けるステップと、前記切出動画像データと前記評価情報を対応付けて第2の記憶部に記憶するステップとを備える。
ここで、所定の監視エリア内を撮像部により撮像するステップを備えることにより、例えば店舗内において、ユーザーである店舗の管理者が監視すべき対象エリアを撮像することができる。
また、撮像部で撮像された動画像データを第1の動画像データ記憶部に記憶するステップを備えることにより、撮像部で撮像した動画像データを記憶させることができる。
また、第1の動画像データ記憶部に記憶されている動画像データから、所定の時刻情報に基づいて所定のフレームを特定するステップを備えることにより、管理者は、録画保存されている動画像データについて、早送りや巻き戻しを繰り返しながら必要となるフレームを探し出すという煩わしい操作をすることなく、所定の時刻情報に基づいて必要となるフレームの頭出しを速やかに行うことができる。
また、第1の動画像データに対して、所定のフレームを開始フレームとする所定の撮像時間内の動画像データの切り出しを指示するステップを備えることにより、監視対象となる特定の動画像データを切り出すことができる。
また、切り出された切出動画像データを受信するステップを備えることにより、撮像部で撮像された動画像データのうち、特定されたフレームを開始フレームとする所定撮像期間内の動画像データを切り出し、必要となる動画像データのみを管理者側において受信することができる。さらに、監視エリアから離れた遠隔地においても、必要とする動画像データを受信して確認することができるため、管理者は監視対象となる店舗に出向かなくとも、従業員の作業状況の実体を把握することができる。
また、監視エリア内で行われる所定のタスクに対する評価情報を受け付けるステップを備えることにより、管理者は、撮像部で撮像された動画像データを確認しながら、店舗内の従業員の作業状況について、改善すべき項目に対してコメントを付けたり、定型の評価項目に沿った評価の入力を行うことができる。
また、切出動画像データと評価情報を対応付けて第2の記憶部に記憶するステップを備えることにより、動画像データと管理者による評価情報が対応付けられるため、従業員の作業遂行に際して改善点や問題点を容易に把握することができる。さらに、管理者が入力した評価情報に対する第三者による評価も可能となるため、管理者教育にも役立つとともに、管理者による画一的な評価を期待することができる。
本発明に係る店舗管理システム、管理サーバー、及び店舗管理方法は、動画像データの中から着目すべき監視対象を迅速かつ正確に特定し、適切な経営指導を行うことできるものとなっている。
本発明の実施形態に係る店舗管理システムの概要を示す図である。 本発明の実施形態に係る店舗管理システムの内部構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る店舗管理システムが採用される店舗レイアウトを示す図である。 本発明の実施形態に係る店舗管理システムにおいて、管理者が使用する評価シートの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る店舗管理システムにおいて、コメント作成部で作成される指導メモの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る店舗管理システムにおいて、動画像解析部による解析内容を示す図である。 本発明の実施形態に係る店舗管理システムにおいて、第2の動画像データ記憶部に記憶される一覧表の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る店舗管理方法を示すフロー図である。
以下、店舗管理システム、管理サーバー、及び店舗管理方法に関する本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
まず、本発明の実施形態に係る店舗管理システム1の全体構成について図1を用いて説明する。図1に示すように、本発明の実施形態に係る店舗管理システム1は、監視対象となる複数の店舗2、管理サーバー3、及びユーザーである管理者が使用するパーソナルコンピュータ(PC)としての利用者端末4がインターネット回線5を介して互いに通信可能なように接続されている。
ここで、必ずしも、店舗2、管理サーバー3、及び利用者端末4はインターネット回線5を介して互いに接続されている必要はなく、その他のいかなる通信手段により接続されていてもよい。
また、必ずしも、利用者端末4はパーソナルコンピュータである必要はない。例えば、携帯端末、タブレット型端末等、通信機能を有する情報処理端末であれば特に限定されるものではない。
次に、図2を用いて店舗管理システム1を構成する店舗2、及び管理サーバー3の詳細な内部構成について説明する。
[店舗]
店舗2は、例えばコンビニエンスストア等の小売店、テイクアウト専用の弁当店やファミリーレストラン等の飲食店等のように多店舗を展開するFC制度を採用する店舗や、1人のオーナーが同時に複数の店舗を運営する形態が想定される。なお、図2中では、店舗2のシステム構成としては、説明の便宜上、代表的な1店舗のみを記載しているが、他の店舗にも同様なシステムが採用されているものとする。
[カメラ]
店舗2には、適所に設置されたカメラ21により店舗内外の状況が撮像される。カメラ21は、例えば弁当店やファミリーレストラン等の飲食店であれば、厨房、レジ、客席や待合スペース、及び店舗出入口等の所定の適所、コンビニエンスストア等の小売店であればレジ、各売場、バックヤード、及び店舗出入口等の所定の適所をそれぞれ撮像できるように複数台が設置されている。カメラ21は、アナログカメラ、ネットワークカメラ等、特にその種類を問わずに設置することができる。
図3は、店舗2として弁当店の一般的なレイアウトを示す図である。店舗2内には、出入口23、弁当を注文した来店客の待合スペースであるホール24、レジカウンター25、厨房26、及び券売機27が設けられており、店舗2内には、これら各スペースの状況が把握できるように少なくとも4台のカメラ21が設置されている。
ここで、必ずしも、カメラ21は複数台が設置される必要はない。従業員の作業監視上、必要な適所に、必要な台数のカメラを設置すればよく、特定の作業工程を監視したい場合には、店舗2内に1台のカメラ21のみを設置してもよい。
[動画像データ一時記憶部]
動画像データ一時記憶部22は、前記した複数のカメラ21により撮像されたリアルタイムの動画像データを一時的に録画保存するための記憶装置である。動画像データ一時記憶部22には、例えばカメラ21により撮像された2日分の動画像データが記憶されている。当該動画像データ一時記憶部22に一時的に録画保存された動画像データは、店舗2、または管理サーバー3が設置されるFC本部等に設けられた利用者端末4を介して、管理者がリアルタイムで閲覧したり、或いは過去の動画像データを閲覧したりすることができるとともに、後述する管理サーバー3に設置された第1の動画像データ記憶部31に転送されるようになっている。
ここで、必ずしも、動画像データ一時記憶部22を有している必要はない。例えば、各店舗2のカメラ21で撮像された動画像データは、後述する管理サーバー3に設置された第1の動画像データ記憶部31に直接転送されるように構成されていてもよく、また、動画像データ一時記憶部22に代えて、店舗2内に第1の動画像データ記憶部31を設置してもよい。但し、動画像データ一時記憶部22を介して動画像データを第1の動画像データ記憶部31に転送することにより、動画像データ一時記憶部22が動画像データのバックアップとしての機能を有するとともに、動画像データ一時記憶部22を介して管理サーバー3に動画像データを転送することができるため、管理サーバー3の負荷を低減することができる。
[管理サーバー]
管理サーバー3は、例えばFC本部や、1人のオーナーが多店舗を運営する場合には、そのうちの1つの代表的な店舗内に設置されるものである。この管理サーバー3は、主に、第1の動画像データ記憶部31、フレーム特定部32、動画像データ切出指示部33、動画像データ受信部34、第2の動画像データ記憶部35、評価情報受付部36、動画像解析部37から構成されている。以下、それぞれの構成について詳細に説明する。
[第1の動画像データ記憶部]
第1の動画像データ記憶部31は、前記した動画像データ一時記憶部22から転送される動画像データを記憶するための記憶装置である。動画像データ一時記憶部22から第1の動画像データ記憶部31には、約10分間隔で動画像データが転送され、各店舗2における約1週間分の動画像データが記憶されるようになっている。
[フレーム特定部]
フレーム特定部32は、第1の動画像データ記憶部31に記憶されている動画像データから所定の動画像データの画像フレームを特定する機能を有する。具体的には、管理者が確認したい動画像データについて店舗情報、時刻情報、及びカメラ情報等を指定することで、第1の動画像データ記憶部31に記憶されている動画像データから、指定された店舗内の指定されたカメラで撮像された動画像データであって、指定された時刻情報に基づくフレームを特定することができる。そして、後述する通り、特定されたフレームを開始フレームとする所定時間の動画像データは、切出動画像データとして動画像データ切出指示部33に送信される。
[動画像データ切出指示部]
動画像データ切出指示部33は、フレーム特定部32で特定されたフレーム情報(店舗情報、カメラ情報、時刻情報)に基づいて、第1の動画像データ記憶部31に記憶されている動画像データから、特定の動画像データのフレームを開始フレームとして特定し、該開始フレームから所定の時間内(例えば略1時間程度)の動画像データを切出動画像データとして、データの切り出しを指示する機能を有する。
ここで、必ずしも、フレーム特定部32と動画像データ切出指示部33は別体で構成されている必要はない。例えば、動画像データ切出指示部33内にフレーム特定部32が組み込まれるように、フレーム特定部32と動画像データ切出指示部33は一体的に構成されていてもよい。
また、必ずしも、フレーム特定部32で特定されるフレーム情報として、店舗情報、カメラ情報、及び時刻情報に基づき特定される必要はない。少なくとも時刻情報のみを有していればよく、その他の情報は適宜設定することができる。
また、必ずしも、動画像データ切出指示部33で切り出しが指示される切出動画像データは、フレーム特定部32で特定された開始フレームを起点として略1時間程度の動画像データである必要はない。動画像データ切出指示部33で指示される切出動画像データのデータ時間は管理者において任意に設定することが可能である。
[動画像データ受信部]
動画像データ受信部34は、第1の動画像データ記憶部31に記憶されている動画像データのうち、動画像データ切出指示部33で指示された開始フレームから所定時間分の切出動画像データを受信する機能を有する。このように、管理者が監視のために必要な動画像データのみを切り出してFC本部に設置される管理サーバー3で受信することができるため、管理サーバー3の演算負荷を低減することができるとともに、監視対象となる必要な動画像データのみを受信することで、監視作業の効率化を図ることができる。
[評価情報受付部]
評価情報受付部36は、管理者が動画像データに基づいた評価を行う際に必要となる情報が記憶、演算されるシステムであり、主に評価シート記憶部361、評価シート決定部362、及びコメント作成部363から構成されている。
[評価シート記憶部]
評価シート記憶部361は、従業員が勤務時間内に行うべき業務(以下、「タスク」という。)について、FC本部等が作成した業務マニュアルに沿って適切に行われているかを評価するための評価シートSが記憶されているデータベースである。この評価シートSとしては、例えば図4に示すように、サービスの品質や接客態度の指標となるチェック項目がリスト化されたものである。そして、各チェック項目に対する評価記入欄が設けられており、管理者は動画像データ受信部34で受信した動画像データを確認しながら、評価シートSのチェック項目に従い、各従業員のタスクに対する作業状況の評価(以下、「定期サービスチェック」という。)を行う。
具体的には、従業員の作業が、チェック項目に記載されている各項目の達成基準を満たしている場合には「○」、改善が必要な場合には「×」を、利用者端末4を介して入力できるようになっている。また、評価シートSには、今回の評価に加え、「前々回」、「前回」の評価結果も確認できるようになっており、過去の評価と対比が可能となっている。
ここで、必ずしも、評価シートSとして、図4に例示するチェック項目がリスト化されたものである必要はない。図4の評価シートは例示であって、評価項目の内容は適宜変更することが可能である。
また、必ずしも、評価指標として「○」、「×」の2段階評価である必要はない。例えば3段階以上の評価としてもよく、また、評価指標として数字等の他の評価指標を採用してもよい。
定期サービスチェックを行う時間帯は、例えば、開店直後(10時)、混雑時間帯である昼食時(12時)や夕食時(19時)、閉店直前(22時)のように、FC本部等において予め決められている。そして、各時間帯に応じた評価シートSが準備されており、各評価シートSは、評価が行われるべき開始時刻に対応する時刻情報や店舗情報、さらには対象となるカメラ情報とともに評価シート記憶部361に記憶される。
ここで、必ずしも、定期サービスチェックを行う時間帯としては、前記した時間帯に限定されるものではなく、FC本部等が適宜変更することができる。
また、必ずしも、評価シートSは、評価が行われるべき開始時刻に対応する時刻情報等とともに評価シート記憶部361に記憶されている必要はない。例えば管理者が、時刻情報等を利用者端末4から直接入力するようにしてもよい。但し、時刻情報等とともに各評価シートSが評価シート記憶部361に記憶されていることにより、管理者が所定の評価シートSを特定することで、必要となる動画像データのフレームの頭出しを自動的に行うことができる。そのため、管理者が早送りや巻き戻しを繰り返しながら必要となるフレームを探し出すという煩わしい操作をすることなく、また、時刻情報等を手入力することなく必要な動画像データの中から必要なフレームの頭出しを自動的に行うことができる。
[評価シート決定部]
評価シート決定部362は、評価シート記憶部361に記憶されている評価シートSから、管理者が任意に選択した評価シートSを決定し、前述のフレーム特定部32にその情報を送信する機能を有している。評価シート決定部362からの情報を受信したフレーム特定部32は、選択された評価シートSの対象店舗、開始時刻、及び対象カメラを特定し、当該情報を動画像データ切出指示部33に送信する。情報を受信した動画像データ切出指示部33は、対象の店舗2の第1の動画像データ記憶部31に記憶されている動画像データから、特定の動画像データの頭出しの指示を行う。
ここで、必ずしも、評価シート記憶部361と評価シート決定部362は別体で構成されている必要はない。例えば、評価シート記憶部361内に評価シート決定部362が組み込まれるように、評価シート記憶部361と評価シート決定部362は一体的に構成されていてもよい。
[コメント作成部]
コメント作成部363は、管理者が動画像データ受信部34で受信した動画像データを確認しながら、評価シートSに従ってタスクに対する従業員の作業状況を評価する際に、特に懸念される場面に対して具体的なコメントを作成して、指導メモMとして残す機能を有している。そして、作成された指導メモMは、第2の動画像データ記憶部35に関連する動画像データとともに保存される。
図5は、コメント作成部363で作成される指導メモMの一例を示す。コメント作成部363の作成が指示されると、まず、対象となる動画像データのうちの1フレームが画像データとして管理者により特定される。特定された画像データは、複数のカメラ21から選択することが可能である。例えば、図5においては、ホール24のカメラ21と、厨房26のカメラ21の画像データが並べられ、その際の問題点をコメントとして入力される。そして、作成された指導メモは、店舗情報、日時等の時刻情報とともに、第2の動画像データ記憶部35に記憶される。
ここで、必ずしも、コメント作成部363を有している必要はない。但し、コメント作成部363を有していることにより、管理者が評価シートSに従って従業員が行うべきタスクに対する作業状況を評価する際に、評価シートSに従った「○」「×」による評価だけでなく、より具体的な評価内容をコメントとして記載することができる。従って、従業員に対するフィードバックをより具体的、かつ的確に行うことができる。
[動画像解析部]
動画像解析部37は、店舗2内における作業工程上の異常を、例えば来店客や従業員の行動形態から推定し、異常が発生した前後のフレームを特定し、該フレームを開始フレームとする所定期間内の動画像データの切り出しを第1の動画像データ記憶部31に指示するものであって、主に認証部371、滞在時間計時部372、及び異常検知部373から構成されている。
ここで、「異常」とは、例えば来店客が店舗2に来店して注文を受け付けてから商品の受け取りまでに、所定の基準時間を超えて商品の受け取りを完了したような場合に、店舗2内において従業員の作業工程に何らかの異常が発生しているものと推定する。
[認証部]
認証部371は、カメラ21で撮像された動画像データに写っている来店客を、顔認証に基づき判別する機能を有している。ここでカメラ21は、例えば図6(a)に示すように、商品の注文を行う券売機27、及びレジカウンター25越しに来店客の顔を判別し易い位置に設けることで、顔認証がより確実に行える。そして、認証部371は、来店客が来店時に券売機27で商品を選択する購入時、注文した弁当の受け取りと代金を支払う受取時のそれぞれについカメラ21にて顔認証を行う。
ここで、必ずしも、カメラ21は券売機27、及びカウンター25越しにそれぞれ設置する必要はない。例えば、券売機27を有しない店舗2においては、カウンター25越しのカメラ21のみで顔認証を行うようにしてもよい。
[滞在時間計時部]
滞在時間計時部372は、認証部371で認証した特定の来店客の店舗2内での滞在時間を計時する。具体的には、図6(b)に示すように、特定の来店客が来店し、券売機27で商品の注文を行う注文時に認証部371で認証された時間を開始時刻として記憶する。次に、注文した弁当の受取時に、再度来店客の顔認証を認証部371により行い、先に顔認証した人物と同一人物であると判断された場合には、その時刻を終了時刻として記憶する。そして、来店客ごとに終了時刻と開始時刻の差分から、店舗2内で滞在時間を推定する。
[異常検知部]
異常検知部373は、滞在時間計時部372で計時された来店客ごとの店舗2内の推定滞在時間から、予め設定した閾値となる滞在時間(例えば5分間)を超えているか否かの判定を行う。この時、商品の注文から受け取りまでに、5分間以上を要した来店客がいたことを異常検知部373が検知した場合には、滞在時間計時部372に記憶されている当該来店客の開始時刻情報が前記したフレーム特定部32を介して動画像データ切出指示部33に送信される。そして、動画像データ切出指示部33から第1の動画像データ記憶部31に対して、特定の来店客の認証部371により認証を開始した開始時刻を開始フレームとして、所定の時間分の動画像データが切り出され、FC本部に送信される。
ここで、必ずしも、滞在時間計時部372で計時される滞在時間は、来店客がレジカウンターで商品を注文した後、受け取りまでに要する時間とする必要はない。滞在時間の定義は適宜設定することができる。
また、必ずしも、異常検知部373で検知する滞在時間として5分間である必要はない。異常検知のための閾値については、適宜変更することができる。
[第2の動画像データ記憶部]
第2の動画像データ記憶部35は、前述した第1の動画像データ記憶部31に記憶されている動画像データのうち、動画像データ受信部34で受信した切出動画像データ、管理者が作成した評価シートS、及び指導メモMをそれぞれ対応付けて記憶するための記憶装置である。これら各データは、評価の日時、対象店舗、評価の実施者、及び評価項目に応じたフォルダ毎に整理されて記憶されている。
そして、管理者は利用者端末4を介して第2の動画像データ記憶部35にアクセスすると、例えば図7に示すような一覧表画面が表示されるようになっている。この一覧表画面には、評価を実施した日時、対象店舗、実施者、及びチェック対象項目が一覧表となって表示されており、管理者は、担当する店舗の評価の実施状況等を一目で確認できるようになっている。さらに、各項目の「確認」ボタンを押すと、関連する動画像データと評価シートが各フォルダから呼び出され、評価内容の詳細(動画像データと評価情報)を確認することができるものとなっている。
次に、本発明の実施形態に係る店舗管理システムを使用した店舗管理方法について図8のフロー図を用いて説明する。
[カメラによる監視エリア内の撮像:ステップ1]
まず、各店舗2内に設置されたカメラ21により、所定の監視エリア内の撮像が行われる。この時、前記した通り、カメラ21は、監視すべきエリアに対応してそれぞれ設置されるようになっている。
[第1の動画像データ記憶部への記憶:ステップ2]
カメラ21で撮像された動画像データは、動画像データ一時記憶部22を介して第1の動画像データ記憶部31に記憶される。なお、動画像データ一時記憶部22、及び第1の動画像データ記憶部31への動画像データの保存期間は、管理者において任意に設定することもできる。このとき、任意に設定した保存期間を過ぎると、撮像された動画像データは自動的に削除されるため、第1の動画像データ記憶部31の記憶容量の制限を超えるとがなく、常に新しい動画像データを記憶することができる。
[所定のフレームの特定:ステップ3]
評価シート記憶部361に記憶されている所定のタスクに対応する評価シートSの時刻情報、動画像解析部37の異常検知部373で異常が検知された際の特定の来店客の認証部371による認証開示時刻に基づく時刻情報、或いは管理者が利用者端末4から直接入力された時刻情報等に基づいて、フレーム特定部32を介して第1の動画像データ記憶部31に記憶されている所定の動画像データから所定のフレームが特定される。
[動画像データの切り出し:ステップ4]
ステップ3で特定されたフレームを開始フレームとして、所定の撮像時間の動画像データが切出動画像データとして第1の動画像データ記憶部31から切り出される。
[切出動画像データの受信:ステップ5]
ステップ4で、第1の動画像データ記憶部31から切り出された切出動画像データをFC本部の管理サーバー3(動画像データ受信部34)において受信する。
[切出動画像データに基づくタスクの評価:ステップ6]
動画像データ受信部34で受信した切出動画像データに基づいて、管理者は、従業員が行うべきタスクに対する作業状況の評価を行う。このとき、前記した評価シートSに従った評価に加え、特に気になる点については、コメント作成部363により指導メモMを作成することができる。
[切出動画像データと評価情報の第2の動画像データ記憶部への記憶:ステップ7]
ステップ6で作成された評価シートS、または指導メモMは、対応する切出動画像データとともに、第2の動画像データ記憶部35に記憶される。
以上、本発明に係る店舗管理システム、管理サーバー、及び店舗管理方法は、動画像データの中から着目すべき監視対象を迅速かつ正確に特定し、適切な経営指導を行い得るものとなっている。
1 店舗管理システム
2 店舗
21 カメラ
22 第1の動画像データ記憶部
23 出入口
24 ホール
25 レジカウンター
26 厨房
27 券売機
3 管理サーバー
31 第1の動画像データ記憶部
32 フレーム特定部
33 動画像データ切出指示部
34 動画像データ受信部
35 第2の動画像データ記憶部
36 評価情報受付部
361 評価シート記憶部
362 評価シート決定部
363 コメント作成部
37 動画像解析部
371 認証部
372 滞在時間計時部
373 異常検知部
4 利用者端末
5 インターネット回線
S 評価シート
M 指導メモ
L チェック一覧表

Claims (8)

  1. 所定の監視エリア内を撮像する撮像部と、
    該撮像部で撮像された動画像データを記憶する第1の動画像データ記憶部と、
    該第1の動画像データ記憶部に記憶されている動画像データから、所定の時刻情報に基づいて所定のフレームを特定するフレーム特定部と、
    前記第1の動画像データ記憶部に対して、前記フレーム特定部で特定されたフレームを開始フレームとする所定の撮像時間内の動画像データの切り出しを指示する動画像データ切出指示部と、
    該動画像データ切出指示部で指示された切出動画像データを受信する動画像データ受信部と、
    外部の端末により入力され、前記監視エリア内で行われる所定のタスクに対する評価情報を受け付ける評価情報受付部と、
    前記動画像データ受信部で受信された切出動画像データと前記評価情報を対応付けて記憶する第2の動画像データ記憶部と、を備える店舗管理システムにおいて、
    該店舗管理システムは、前記監視エリア内において、前記撮像部が撮像した人の顔画像により特定の人物の認証を行う認証部、該認証部で認証した特定の人物の前記監視エリア内における滞在開始から滞在終了までの滞在時間を計時する滞在時間計時部、該滞在時間計時部で計時した特定の人物の滞在時間が予め設定された設定時間以上であると判断された場合に異常を検知する異常検知部、を有する動画像解析部を有し、
    前記フレーム特定部は、前記異常検知部で異常を検知した際に前記滞在時間計時部に記憶されている滞在開始の時刻情報に基づいて所定のフレームを特定する
    店舗管理システム。
  2. 前記評価情報受付部は、監視対象となる所定のタスクの開始時刻情報及び前記タスクに対応する所定の評価項目情報を含む評価シートが記憶される評価シート記憶部、及び該評価シート記憶部に記憶されている複数の評価シートの中から特定の評価シートを決定する評価シート決定部を有し、
    前記フレーム特定部は、前記評価シート決定部で決定された評価シートに含まれる前記開始時刻情報に基づいて所定のフレームが特定される
    請求項1に記載の店舗管理システム。
  3. 前記評価情報受付部は、外部端末により入力された所定の時刻情報を受け付ける時刻情報受付部を有し、
    前記フレーム特定部は、前記時刻情報受付部で受け付けられた所定の時刻情報に基づいて所定のフレームが特定される
    請求項1または請求項2に記載の店舗管理システム。
  4. 前記第2の動画像データ記憶部には、前記動画像データ受信部で受信された前記切出動画像データと前記評価シート決定部で決定された評価シートが対応付けて記憶される
    請求項2または請求項2を引用する請求項3に記載の店舗管理システム。
  5. 前記撮像部は複数の監視エリアに対応する複数の撮像部から構成され、
    前記動画像データ切出指示部は、前記複数の撮像部で撮像された動画像データの中から前記評価情報受付部で受け付けられた前記評価情報と対応付けられた少なくとも1つの前記撮像部に対応する動画像データの切り出しを指示する
    請求項1から請求項4の何れか一項に記載の店舗管理システム。
  6. 前記評価情報受付部は、外部端末から入力されるとともに、前記切出動画像データに対応するコメントを作成するコメント作成部を有し、
    前記第2の動画像データ記憶部には、前記動画像データ切出指示部で切り出された動画像データ、及び前記コメント作成部で作成されたコメントが対応付けて記憶される
    請求項1から請求項5の何れか一項に記載の店舗管理システム。
  7. 前記コメント作成部は、前記動画像データから所定の2以上の動画像データが選択されてコメントが作成される
    請求項6に記載の店舗管理システム。
  8. 所定の監視エリア内を撮像する撮像部により撮像された動画像データから、所定の時刻情報に基づいて所定のフレームを特定するフレーム特定部と、
    該フレーム特定部で特定されたフレームを開始フレームとする所定の撮像時間内の動画像データの切り出しを指示する動画像データ切出指示部と、
    該動画像データ切出指示部で指示された切出動画像データを受信する動画像データ受信部と、
    前記監視エリア内で行われる所定のタスクに対する評価情報を受け付ける評価情報受付部と、
    前記切出動画像データと前記評価情報を対応付けて記憶する動画像データ記憶部と、を備える管理サーバーにおいて、
    該管理サーバーは、前記監視エリア内において、前記撮像部が撮像した人の顔画像により特定の人物の認証を行う認証部、該認証部で認証した特定の人物の前記監視エリア内における滞在開始から滞在終了までの滞在時間を計時する滞在時間計時部、該滞在時間計時部で計時した特定の人物の滞在時間が予め設定された設定時間以上であると判断された場合に異常を検知する異常検知部、を有する動画像解析部を有し、
    前記フレーム特定部は、前記異常検知部で異常を検知した際に前記滞在時間計時部に記憶されている滞在開始の時刻情報に基づいて所定のフレームを特定する
    管理サーバー。
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