JP5175236B2 - 警備装置 - Google Patents

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本発明は、動画像を蓄積する警備装置に関する。
従来から、コンビニエンスストアなどの店舗においては、防犯のため店内に監視カメラを設置し、店内の様子を撮影し、動画像を録画装置に蓄積しており、強盗等の事件が発生した場合には、事件発生時の動画像を証拠として警察に提出することが求められる。
この場合、作業員は、事件現場となる店舗に出向き、録画装置からHDDやテープなどの記録媒体に録画データをコピーする作業を手動で行わなければならない。長時間に渡る録画データから事件発生前後の時間帯の録画データを抽出するため、この作業は作業員の労力を要するものであった。長時間の録画データから所望のデータを抽出する装置としては、特許文献1に、監視者が見たいものだけを抽出して記録する自動編集機能を備えた監視システムが開示されている。
特開平6−348981号公報
しかしながら、事件解決のためには、事件発生時だけでなくその前後における不審者の侵入、退去などの情報も有効な材料となる。また警備品質の向上という観点からも、必要十分な情報を考慮した分析を行うことが重要である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ある時点での動画像を要求された場合に、必要十分な情報を提供することのできる警備装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、サーバ装置とネットワークを介して接続される警備装置であって、所定のイベントと、当該イベントに関連する関連イベントとを対応付けて記憶する関連イベント記憶手段と、撮像手段によって撮像された監視領域の動画像を撮影時刻とともに取得する動画像取得手段と、前記動画像と前記撮影時刻とを対応付けて記憶する動画像記憶手段と、前記イベントの発生を示すイベント情報を、前記監視領域に設置されたセンサから取得し、当該イベントを識別するイベント識別情報と、当該イベントの発生時刻とを対応付けて前記動画像記憶手段に記憶するイベント情報取得手段と、前記イベント発生時の前記動画像の送信要求を前記サーバ装置から受信する受信手段と、前記送信要求に示される前記イベントの発生時刻を含む所定の第1時間間隔の前記動画像および前記関連イベント記憶手段において、前記送信要求に示される前記イベントに対応付けられている前記関連イベントの発生時刻を含む所定の第2時間間隔の前記動画像を抽出する動画像抽出手段と、前記動画像抽出手段により抽出された前記動画像を前記サーバ装置に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ある時点での動画像を要求された場合に、必要十分な情報を提供することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる警備システム10の全体構成を示すブロック図である。 図2は、警備装置100の機能構成を示すブロック図である。 図3は、動画像記憶部102のデータ構成を模式的に示す図である。 図4は、関連イベント記憶部107のデータ構成を模式的に示す図である。 図5は、警備システム10によるイベント情報蓄積処理を示すフローチャートである。 図6は、警備システム10による動画像送信処理を示すフローチャートである。 図7は、センサとレベルの関係を説明するための図である。 図8は、関連イベント記憶部107のデータ構成を模式的に示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる警備装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる警備システム10の全体構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態においては、オフィスを監視する場合を例に説明する。警備システム10は、監視対象となる監視先に設置された装置と、監視先の監視を行う監視センタに設置された装置とを備えている。警備システム10は、監視先に設置された装置として、警備装置100と、第1カメラ111と、第2カメラ112と、PC120と、複合機130と、扉開閉検知装置140と、第1侵入者検知センサ151と、第2侵入者検知センサ152と、火災検知センサ160と、非常釦170とを備えている。警備システム10はまた監視センタに設置された装置として監視サーバ200と、送受信装置210とを備えている。
監視サーバ200は、送受信装置210を介して監視先と各種情報の送受信を行うことにより、監視先に異常がないかどうか監視を行う。警備装置100は、監視先の第1カメラ111と、第2カメラ112と、PC120と、複合機130と、扉開閉検知装置140と、第1侵入者検知センサ151と、第2侵入者検知センサ152と、火災検知センサ160と、非常釦170と社内LANなどのネットワークを介して接続している。
監視先の第1カメラ111および第2カメラ112は、監視領域に設置され、監視領域を撮影する。なお、ここで、監視領域とはオフィス内だけでなくオフィスに通じる通路や、オフィスが入っているビルの周辺も含んでいる。第1カメラ111および第2カメラ112は、撮影した動画像を撮影時刻とともに警備装置100に送信する。
PC120および複合機130は、オフィス内で社員が利用する機器の代表例である。PC120は、PC120へのユーザのログインやログオフを警備装置100に通知する。複合機130は、印刷機能、FAX送受信機能、スキャナ機能など複数の機能を供えている。複合機130において印刷が行われた場合や、FAX送信が行われた場合など各種機能が実行されると、複合機130は実行された機能を警備装置100に通知する。オフィスにはさらに機密情報に関する書類等を保管するキャビネットがあり、扉開閉検知装置140は、このキャビネットの扉に設けられ、扉の施錠および解錠を検知し、施錠および解錠を示す開閉情報を警備装置100に送信する。
第1侵入者検知センサ151および第2侵入者検知センサ152はオフィスの出入口付近、オフィス内またはオフィス外に設置され、人物を検知し、検知した場合に検知信号を警備装置100に出力する。第1侵入者検知センサ151および第2侵入者検知センサ152は、監視領域への侵入者等の異常を検知する目的で設置される人感センサである。第1侵入者検知センサ151および第2侵入者検知センサ152は、赤外線の受光量の変化をもとに人の存在を検出する赤外線センサである。なお、他の例としては、第1侵入者検知センサ151および第2侵入者検知センサ152は、赤外線等の受信が遮断されることで人の存在を検出する遮断センサ、電磁波の乱れで人の存在を検知する電波センサ、およびマグネットにより扉の開閉を検出するマグネットセンサなどの各種センサであってもよい。
火災検知センサ160は、監視領域の天井等に設けられている。火災検知センサ160は、監視領域における火災の発生を検知すると、検知信号を警備装置100に出力する。火災検知センサ160は、例えば、電池式の煙感知式センサである。他の例としては、熱感知式のセンサであってもよい。また、他の例としては、AC電源方式のセンサであってもよい。非常釦170は、オフィス内に設けられており、利用者により押下されると監視サーバ200に異常発生の旨が通知される。
警備装置100は、第1カメラ111および第2カメラ112により撮影された動画像を蓄積する。さらに、警備装置100に接続された各種センサ等から受信した情報に基づいて、印刷の実行や、人物の入室、退室などのイベントを特定する。そして、特定したイベントを発生時刻とともに動画像に対応付けて記録する。
図2は、警備装置100の機能構成を示すブロック図である。警備装置100は、動画像取得部101と、動画像記憶部102と、液晶パネル103と、警備モード管理部104と、通話部105と、イベント情報取得部106と、関連イベント記憶部107と、送受信部108と、動画像抽出部109とを備えている。
動画像取得部101は、第1カメラ111および第2カメラ112から動画像を撮影時刻とともに取得し、動画像と撮影時刻とを対応付けて動画像記憶部102に記憶する。
液晶パネル103は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)であり、ユーザからの入力を受け付ける。警備モード管理部104は、液晶パネル103上に表示された操作ボタンの押下等によって警備モードを設定する。警備モードとしては、警備状態および警備解除状態がある。ここで、警備状態とは、各種センサが異常を検知した監視領域での異常を知らせる旨の警報情報をネットワークで接続されている監視サーバ200に送信する状態である。警備解除状態とは、各種センサが異常を検知した場合であっても警報情報を監視サーバ200に送信しない状態である。通話部105は、電話回線を通じて警備センタなど外部との通話を行うインターホンである。
イベント情報取得部106は、各種センサ等からイベントを示すイベント情報を取得する。イベントは、センサ等からの情報により特定される事象である。イベント情報としては、PC120によるログイン、ログオフの情報、複合機130による各種機能実行の情報、扉開閉検知装置140の扉の開閉情報、第1侵入者検知センサ151、第2侵入者検知センサ152および火災検知センサ160による検知信号、非常釦170の押下を示す情報などである。イベント情報取得部106は、取得したイベントとイベントの発生時刻とを関連イベント記憶部107に記憶する。なお関連イベント記憶部107は、イベント情報を取得した時刻を発生時刻として記憶してもよく、また他の例としては、イベント情報取得部106は、イベント情報として各種センサ等からイベントとともに発生時刻を取得してもよい。
図3は、動画像記憶部102のデータ構成を模式的に示す図である。このように、動画像記憶部102においては、第1カメラ111により撮影された第1動画像および第2動画像とともに、これらの撮影時刻に発生したイベントが記憶されている。
関連イベント記憶部107は、イベントと関連イベントとを対応付けて記憶している。ここで関連イベントとは、対応するイベントに関連するイベントである。例えば、ある人物によりキャビネットの扉が解錠され、機密情報が持ち出されたとする。この場合には、キャビネットが解錠された時点でオフィス内またはその近辺にいた人物が犯人である可能性が高い。このため、キャビネットの扉が解錠された時点での動画像だけでなく、その前後の動画像が事件解決に有用な情報となり得る。関連イベント記憶部107は、このように不正行為の一連の動作に関連するイベントを関連イベントとしてイベントに対応付けて記憶している。
図4は、関連イベント記憶部107のデータ構成を模式的に示す図である。例えば、キャビネットの扉の解錠というイベントに対する関連イベントとしてオフィスへの入室および退室が対応付けられている。なお、オフィスへの入室および退室は、第1侵入者検知センサ151および第2侵入者検知センサ152による人物の検知、液晶パネル103への入室者からの入力により検出される。
また、PC120への不正アクセスが行われた場合には、オフィスへの人の出入りが問題となることに対応し、PC操作のイベントに対する関連イベントとしてオフィスへの入室および退室が対応付けられている。さらに、不審者が警備モードを不正に操作し警備解除状態にしてオフィスへ入室した場合を想定し、入室のイベントに対して、警備モードの設定が対応付けられている。なお、関連イベント記憶部107において対応付けるイベントおよび関連イベントは任意であり、監視者の所望のイベントを記憶することができる。
送受信部108は、ネットワークを介して送受信装置210と各種情報を送受信する。例えば、所定のイベントの発生時の動画像の送信要求を監視サーバ200から受信する。また、この送信要求に対する返答として動画像記憶部102に蓄積されている動画像を監視サーバ200に送信する。
動画像抽出部109は、動画像記憶部102において送受信部108が受信した送信要求に示されるイベントを特定する。そして、このイベントの発生時刻に対応する撮影時刻を基準とし、予め定められた時間間隔の動画像を抽出する。本実施の形態においては、第1動画像および第2動画像をそれぞれ抽出する。例えば、発生時刻に対応する撮影時刻を基準とし前後それぞれ5分の計10分の動画像を抽出する。さらに、動画像抽出部109は、関連イベント記憶部107において送信要求に示されるイベントに対応付けられている関連イベントを特定する。そして、動画像記憶部102から関連イベントの発生時刻に対応する撮影時刻を基準とする時間間隔の動画像を抽出する。そして、抽出した動画像を送受信部108に送る。
なお、イベントの発生時刻を基準とする時間間隔と関連イベントの発生時刻を基準とする時間間隔とは同一の時間であってもよく、異なっていてもよい。例えば、イベント発生時刻を含む20分の動画を抽出し、関連イベント発生時刻を含む10分の動画を抽出してもよい。
送受信部108は、動画像抽出部109により抽出された、送信要求に示されるイベントの発生時刻を含む時間帯の動画像および関連イベントの発生時刻を含む時間帯の動画像を監視サーバ200に送信する。なお、送受信部108にかえて、警備装置100のほかに送受信装置を設けてもよい。
このように、送信要求に示されるイベントの発生時刻を含む時間帯の動画像だけでなく関連イベントの発生時刻を含む時間帯の動画像を合わせて送信するので、監視サーバ200においては、適切な解析を行うことができる。
図5は、警備システム10によるイベント情報蓄積処理を示すフローチャートである。イベント情報蓄積処理においては、第1カメラ111および第2カメラ112による動画像の撮影が開始すると、動画像取得部101は、動画像の取得を開始し(ステップS100)、動画像記憶部102に動画像を逐次記憶していく(ステップS102)。この間、イベント情報取得部106は、センサ等からイベント情報を取得すると(ステップS104,Yes)、このイベントと、イベント発生時刻とを動画像記憶部102に記憶する(ステップS106)。そして、第1カメラ111および第2カメラ112による撮影が終了し、動画像取得部101による動画像の取得が終了するまで、動画像の記憶とイベント情報の記憶を行い、動画像の取得が終了すると(ステップS108,Yes)、処理が完了する。
図6は、警備システム10による動画像送信処理を示すフローチャートである。動画像送信処理においては、送受信部108が監視サーバ200から送信要求を受信すると(ステップS200)、動画像抽出部109は、送信要求に示されるイベントを特定し、さらに関連イベント記憶部107において送信要求に示されるイベントに対応付けられている関連イベントを特定する(ステップS202)。次に、動画像抽出部109は、動画像記憶部102からイベントの発生時刻を含む時間帯の動画像を抽出し、さらに関連イベントの発生時刻を含む時間帯の動画像を抽出する(ステップS204)。次に、送受信部108は、動画像抽出部109により抽出された動画像を監視サーバ200に送信する(ステップS206)。以上で、動画像送信処理が完了する。
例えば、キャビネットが不正に解錠され機密情報が持ち出されていないか確認するために監視サーバ200からキャビネットが解錠された時点の動画像を要求する送信要求が送信されたとする。この場合、警備装置100において、動画像抽出部109は、キャビネットの解錠の発生時刻、例えば10時10分の前後5分の動画像、すなわち10時5分から10時15分までの動画像を抽出する。さらに、キャビネットの解錠に対応する関連イベントとして関連イベント記憶部107に記憶されている入室および退室を特定し、入室の発生時刻を基準とする前後5分の計10分の動画像および退室の発生時刻を基準とする10分の動画像を抽出する。そして、これらを監視サーバ200に送信する。
監視サーバ200は、このように、キャビネットの解錠が行われた時間帯だけでなく、入室操作が行われた時間帯および退室の時間帯の動画像を取得することができる。したがって、キャビネットの解錠を行った人物を特定するだけでなく、入室の際に不審な人物が撮影されていないかなど解錠に関連する事象を元に状況の確認を行い、より正確に状況を把握することができる。さらに、分析結果を警備システムの使用に反映させることにより、警備品質の向上に役立たせることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、警察等から動画像を要求された場合に、作業員が監視先に出向き、動画像のコピーを行う必要がなく、監視センタにおいて遠隔で必要な動画像を取り出すことができるので、これを警察等に提出すればよい。
第1の変更例としては、動画像抽出部109は、イベントの発生時刻に対応する撮影時刻から所定の時間間隔だけ前の時刻から、関連イベントの発生時刻に対応する撮影時刻から所定の時間間隔だけ後の時刻までの動画像を抽出してもよい。例えば、入室を検知してから退室を検知するまでの間の動画像を抽出し、監視サーバ200に送信する。これにより、オフィス内に重要な情報や薬品が保管されている場合には、抽出した動画像に基づいて、情報の漏洩や、薬品の盗難などの事故の有無を検証することができる。さらに、警備員が入室した場合には、異常事態に対応した適切な対処が行われているか、スケジュール通りの点検や巡回が行われているか、または警備契約先への対応は問題ないかなど業務の実施状況を確認することができる。
また、第2の変更例としては、イベント情報取得部106は、通話部105としてのインターホンのフックアップをさらにイベントとして取得してもよい。さらに、インターホンのフックアップをイベントとし、入室および退室を関連イベントとして関連イベント記憶部107に記憶しておく。インターホンを操作し、警備会社や警察等に電話をしようとしているということは、通常と異なる状況である可能性が高いので、一連の動画像を抽出することにより、後の状況確認に利用することが可能である。また、非常釦170の押下についても同様にイベントとして取得してもよい。さらに、非常釦170の押下をイベントとし、入室および退室を関連イベントとして関連イベント記憶部107に記憶してもよい。
また、第3の変更例としては、動画像記憶部102は、動画像とともに、撮影時刻、撮影場所、監視先が会社である場合にはその業種などの情報をさらに記憶してもよい。監視サーバ200は、これらの情報に基づいたキーワード検索により所望の動画像を抽出することができる。さらに、撮影時刻等の付加情報を抽出し、帳票を作成してもよい。これにより、過去の事件の記録や作業履歴のデータベースとしての使用も可能であり情報共有に役立てることができる。
また、第4の変更例としては、第1の実施の形態においては、警備先がオフィスである場合を例に説明したが、警備先がATMコーナーであってもよい。この場合、例えばATMのタッチパネルの操作というイベントと、現金の受け取りという関連イベントとを対応付けて関連イベント記憶部107に記憶しておく。これにより、ATMで現金を取り忘れたという利用者が現れた場合には、監視サーバ200は、タッチパネルの操作というイベントに対する動画像の送信要求を警備装置100に送信することにより、警備装置100からタッチパネルの操作というイベントの発生時刻を含む時間帯の動画像だけでなく、現金の受け取りという関連イベントの発生時刻を含む時間帯の動画像を受信することができる。これにより、監視サーバ200の管理者は、利用者が本当に現金を取り忘れたのか、またはもともと引き出した現金が利用者の記憶する金額に比べて少なかったのかを確認することができる。
また、第5の変更例としては、動画像の抽出にかかる処理は、監視サーバ200において行ってもよい。すなわち、監視サーバ200は動画像記憶部102に記憶されているすべての動画像を取得、記憶し、監視サーバ200が記憶している動画像から所定の動画像の抽出を行う。
また、第6の変更例としては、監視装置100は、監視サーバ200にリアルタイムに動画像を送信し、監視サーバ200において監視者が動画像を常時監視し、不審な場面を発見した場合に、チェック開始の指示を監視装置100に送信し、監視装置100は、このチェック開始についてもイベントとして動画像記憶部102に記憶してもよい。これにより、後の状況確認に役立てることができる。
また、第7の変更例としては、監視サーバ200が動画像記憶部、関連イベント記憶部、動画像抽出部を備え、監視サーバにおいて、動画像の抽出を行ってもよい。
また、第8の変更例としては、監視先に3台以上のカメラを設置し、動画像記憶部102は、それぞれの動画像を記憶してもよい。また、カメラは1台であってもよい。このように、カメラの台数、動画像記憶部102に記憶する動画像の数は本実施の形態に限定されるものではない。また、動画像記憶部102が複数の動画像を記憶している場合に、そのうち一部の動画像のみを監視サーバ200に送信することとしてもよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態にかかる警備システム10においては、関連イベント記憶部107は、イベントおよび関連イベントとともにこれらのレベルを記憶する。ここで、レベルとは、イベントの危険度を示す指標である。図7は、センサとレベルの関係を説明するための図である。例えば、第1監視領域に機密情報が保管されている場合には、この第1監視領域に設置されている第1侵入者検知センサ151により得られる入室のイベントの危険度は最も高いのでレベル3と設定する。さらに、第1監視領域の周辺の第2監視領域は第1監視領域に比べて危険度が低い。そこで、第2監視領域に設置されている第2侵入者検知センサ152により得られる入室のイベントの危険度は中程度を示すレベル2に設定する。さらに、第2監視領域の外側の危険度はより低い。そこで、第2監視領域の外側に設置されているセンサにより得られるイベントの危険度はレベル1と設定する。
図8は、関連イベント記憶部107のデータ構成を模式的に示す図である。関連イベント記憶部107においては、イベントおよび関連イベントのレベルをさらに記憶し、レベル3のイベントに対する関連イベントとしてレベル2およびレベル1のイベントを対応付けて記憶している。
これにより、不審者の侵入があった場合には、不審者の第1監視領域への侵入というレベル3のイベントに対応する動画像だけでなく、その周辺の領域に侵入したレベル2のイベントに対応する動画像さらにはレベル1のイベントに対応する動画像をあわせて抽出する。これにより、侵入等の犯行に及ぶ前にどのような行動を行う傾向があるかを分析することができる。さらに、事件発生の背景分析に役立てることもできる。また、レベル1から動画像を抽出することにより、監視領域に侵入した不審者が、犯行に及ぶ前に複数人でいた、犯行後に何人で逃げたなど事件発生前後の行動を確認することができる。これにより、警察等の捜査にあたる要員がまずどのような対処をすべきかの分析を行うこともできる。
第1の変更例としては、さらに警備モードが警備状態であるか警備解除状態であるかにより細かいレベル分けを行ってもよい。監視領域には人物が存在しない時間帯に警備状態に設定される。したがって、警備状態の時間帯に人物を検知した場合には、警備解除状態の時間帯において人物を検知した場合に比べて危険度は高い。そこで、警備状態の時間帯のレベルを警備解除状態の時間帯のレベルに比べて低く、すなわち危険度を高く設定する。
第2の変更例としては、センサの設置位置にかえて、警報の種類すなわちセンサの種類に基づいてレベル付けしてもよい。例えば、非常通報系のセンサにより検知されるイベントをレベル3と設定し、火災や機器故障など設備に関するセンサにより検知されるイベントをレベル1と設定してもよい。
10 警備システム
100 警備装置
101 動画像取得部
102 動画像記憶部
103 液晶パネル
104 警備モード管理部
105 通話部
106 イベント情報取得部
107 関連イベント記憶部
108 送受信部
109 動画像抽出部

Claims (5)

  1. サーバ装置とネットワークを介して接続される警備装置であって、
    所定のイベントと、当該イベントに関連する関連イベントとを対応付けて記憶する関連イベント記憶手段と、
    撮像手段によって撮像された監視領域の動画像を撮影時刻とともに取得する動画像取得手段と、
    前記動画像と前記撮影時刻とを対応付けて記憶する動画像記憶手段と、
    前記イベントの発生を示すイベント情報を、前記監視領域に設置されたセンサから取得し、当該イベントを識別するイベント識別情報と、当該イベントの発生時刻とを対応付けて前記動画像記憶手段に記憶するイベント情報取得手段と、
    前記イベント発生時の前記動画像の送信要求を前記サーバ装置から受信する受信手段と、
    前記送信要求に示される前記イベントの発生時刻を含む所定の第1時間間隔の前記動画像および前記関連イベント記憶手段において、前記送信要求に示される前記イベントに対応付けられている前記関連イベントの発生時刻を含む所定の第2時間間隔の前記動画像を抽出する動画像抽出手段と、
    前記動画像抽出手段により抽出された前記動画像を前記サーバ装置に送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする警備装置。
  2. 前記動画像抽出手段は、前記イベントの発生時刻および前記関連イベントの発生時刻を含む連続した動画像を抽出することを特徴とする請求項1に記載の警備装置。
  3. 前記関連イベント記憶手段は、前記イベントとして前記監視領域への人物の立ち入りを記憶し、当該イベントに対応する前記関連イベントとして前記監視領域からの人物の退去を記憶し、
    前記受信手段は、前記監視領域への人物の立ち入りの前記イベント発生時の前記動画像の送信要求を前記サーバ装置から受信し、
    前記動画像抽出手段は、前記送信要求に示される前記イベントである前記監視領域への人物の立ち入りの発生時刻を含む前記第1時間間隔の前記動画像および前記関連イベント記憶手段において前記監視領域への人物の立ち入りの前記イベントに対応付けられている前記関連イベントである前記監視領域からの人物の退去の発生時刻を含む前記第2時間間隔の前記動画像を抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の警備装置。
  4. 前記関連イベント記憶手段は、前記イベントとして前記監視領域への人物の立ち入りまたは退去を記憶し、当該イベントに対応する前記関連イベントとして前記監視領域内に設置された装置の操作を記憶し、
    前記受信手段は、前記監視領域への人物の立ち入りの前記イベント発生時の前記動画像の送信要求を前記サーバ装置から受信し、
    前記動画像抽出手段は、前記送信要求に示される前記イベントである前記監視領域への人物の立ち入りの発生時刻を含む前記第1時間間隔の前記動画像および前記関連イベント記憶手段において前記監視領域への人物の立ち入りの前記イベントに対応付けられている前記関連イベントである前記装置の操作の発生時刻を含む前記第2時間間隔の動画像を抽出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の警備装置。
  5. 前記関連イベント記憶手段は、前記関連イベントとして前記イベントに比べて危険度の低いイベントを記憶することを特徴とする請求項1または2に記載の警備装置。
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