JP6912038B2 - モータ駆動装置、送風機、モータ駆動方法、および記録媒体 - Google Patents

モータ駆動装置、送風機、モータ駆動方法、および記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6912038B2
JP6912038B2 JP2017133528A JP2017133528A JP6912038B2 JP 6912038 B2 JP6912038 B2 JP 6912038B2 JP 2017133528 A JP2017133528 A JP 2017133528A JP 2017133528 A JP2017133528 A JP 2017133528A JP 6912038 B2 JP6912038 B2 JP 6912038B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
voltage
value
power supply
peak
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017133528A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019017195A (ja
Inventor
理朋 石川
理朋 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Servo Corp
Original Assignee
Nidec Servo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Servo Corp filed Critical Nidec Servo Corp
Priority to JP2017133528A priority Critical patent/JP6912038B2/ja
Priority to US16/021,054 priority patent/US10447194B2/en
Priority to CN201810728847.XA priority patent/CN109217253B/zh
Publication of JP2019017195A publication Critical patent/JP2019017195A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6912038B2 publication Critical patent/JP6912038B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P29/00Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
    • H02P29/02Providing protection against overload without automatic interruption of supply
    • H02P29/024Detecting a fault condition, e.g. short circuit, locked rotor, open circuit or loss of load
    • H02P29/0241Detecting a fault condition, e.g. short circuit, locked rotor, open circuit or loss of load the fault being an overvoltage
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H7/00Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
    • H02H7/08Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors
    • H02H7/09Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for dynamo-electric motors against over-voltage; against reduction of voltage; against phase interruption
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P3/00Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters
    • H02P3/06Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter
    • H02P3/08Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter for stopping or slowing a dc motor

Description

本発明は、モータ駆動装置、送風機、モータ駆動方法および、記録媒体に関する。
ブラシレスDCモータを駆動する従来のモータ駆動装置は、交流電源の交流電圧を整流および平滑して、平滑後の電圧の平均値をもとに異常電圧の発生の有無を監視し、異常電圧を検知した場合にモータの駆動を停止する。
しかしながら、平滑後の電圧の振幅は、モータ負荷の大きさによって異なりうる。また、モータ負荷に対して平滑後の電圧のピーク値は一定となる。したがって、モータ負荷が軽く振幅が小さい場合、モータ負荷が重い場合よりも平滑後の電圧の平均値が高くなり、モータの駆動量が過剰に制限されうる。モータ負荷が重く振幅が大きい場合、モータ負荷が軽い場合よりも平滑後の電圧の平均値が低くなり、モータを停止するタイミングが遅れて、モータ駆動装置に含まれる素子が故障しうる。異常電圧の検知に用いうる技術として、周期的に変化する電流値の波形の山の高さをセンサの異常の判断に用いる電流センサ異常診断装置が特許文献1に開示されている。
特開2017−22909号公報
しかしながら、特許文献1の電流センサ異常診断装置は、電流値の波形の山のうち、最大の高さを異常の判断に用いており、その他の低い山の高さは考慮していない。したがって、例えば、電流の変化が大きい場合に異常診断を適切にできない虞がある。
本発明は、例えば、電圧の変動の影響を受けにくい、より安全性の高いモータ駆動装置を提供することを目的とする。
本願の例示的な第1発明は、モータを駆動するモータ駆動装置であって、交流電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換する整流器と、整流器により変換された直流電圧を平滑するコンデンサと、コンデンサにより平滑された直流電圧を交流電圧に変換してモータに供給するインバータ回路と、モータを駆動させる駆動信号を出力する制御部と、平滑された直流電圧を検出して、アナログの検出結果を制御部に出力する検出部と、を有し、制御部は、モータを駆動させる駆動信号を出力した後、交流電源の電源周期よりも長い期間、所定の周期で検出結果を所定のビット数で量子化し、n番目(nは1以上の整数)に量子化した検出結果が示す電圧値をVとして、Vn+1>Vn+2、かつ、Vn+1>Vを満たすVn+1をピーク値として決定し、ピーク値が所定の範囲内にあるか否かを判断し、ピーク値が所定の範囲内に無い場合、モータを停止させる駆動信号を出力する、ことを特徴とする。
本願の例示的な第1発明によれば、電圧の変動の影響を受けにくい、より安全性の高いモータ駆動装置を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る送風機1の概略図である。 図2は、ファンシステムの構成を示す概略図である。 図3は、モータを駆動するモータ駆動装置の構成を示すブロック図である。 図4は、制御部の各機能を示すブロック図である。 図5は、検出部が制御部へ出力する電圧の時間変化を示す。 図6は、A/D変換部によって量子化された電圧値の時間変化を示す。 図7は、図6の円で囲った箇所の拡大図である。 図8は、正常範囲、異常範囲およびヒステリシスの関係を示す図である。 図9は、モータ駆動装置による駆動量の決定工程を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
[実施形態]
<送風機>
図1は、本実施形態に係る送風機1の概略図である。送風機1は、ファンシステム20およびダクト30を有する。送風機1は、換気、空調などに用いられる。例えば、室内の換気に用いる場合、ダクト30の一端はファンシステム20に取り付けられ、他端は外部へ開放される。ファンシステム20は、室内の空気をダクト30に送り、ファンシステム20により送られた空気は、ダクト30を通って外部へ排気される。
(ファンシステム)
図2は、ファンシステム20の構成を示す概略図である。ファンシステム20は、ファン21と、モータ22と、シュラウド23と、モータ駆動装置100と、を有する。ファン21、モータ駆動装置100およびモータ22は、シュラウド23に固定される。ファン21は、モータ駆動装置100が制御するモータ22によって回転される。本実施形態では、モータ22として、交流電源を直接入力して駆動する三相同期ブラシレスDCモータを用いるが、これ以外のモータを用いてもよい。
<モータ駆動装置>
図3は、モータ22を駆動するモータ駆動装置100の構成を示すブロック図である。図3に示すように、モータ駆動装置100は、整流器110と、コンデンサ120と、検出部130と、インバータ回路140と、制御部150と、を有する。
モータ駆動装置100は、モータ22と共通の筐体に内蔵される。モータ22のロータ等の出力軸は、筐体から突出しており、ファン21に取り付けられる。モータ22とモータ駆動装置100とをいわゆる機電一体型とすることで、例えば、ファンシステム20を小型化することができる。
(整流および平滑)
整流器110は、ダイオードD1〜D4を有する全波整流回路である。整流器110は、交流電源40から供給される交流電圧を直流電圧に変換する。コンデンサ120は、整流器110により変換された直流電圧を平滑する。
(検出部)
検出部130は、コンデンサ120によって平滑された直流電圧であるVBUSを検出し、アナログの検出結果を制御部150へ出力する。以下、アナログの検出結果をアナログ信号ともいう。検出部130は、本実施形態のように抵抗R1および抵抗R2を含む分圧回路とすることが望ましい。アナログの検出結果は、分圧回路で分圧されたVBUSの電圧値である。
(インバータ回路)
インバータ回路140は、コンデンサ120によって平滑されたVBUSを交流電圧に変換してモータ22に供給する。インバータ回路140は、モータ22の相ごとに直列に接続された一対のスイッチング素子141を有する。スイッチング素子141としては、例えば、電界効果トランジスタなどのトランジスタが用いられ、本実施形態では、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)を用いる。
一対のスイッチング素子141からなる各直列回路の接続中点は、それぞれモータ22のU相、V相、W相の巻き線に接続される。また、インバータ回路140は、各スイッチング素子141のベース(ゲート)を図示しない駆動回路によりスイッチングする。これにより、インバータ回路140は、スイッチング素子141の出力電圧によりモータ22を駆動する。なお、各スイッチング素子141には、それぞれ保護用のダイオードが設けられている。
制御部150から出力された駆動信号に基づいた、スイッチング素子141のスイッチング動作によって、モータ22を駆動するための電力が得られる。制御部150が出力する駆動信号は、例えば、パルス幅変調方式(PWM方式)のPWM駆動信号である。
(制御部)
制御部150は、モータ22を駆動させる駆動信号を出力する。制御部150は、例えば、マイクロコンピュータ(マイコン)である。制御部150には、図示しない電源回路により、交流電源40から定電圧の直流電源に変換された直流電源が入力される。
制御部150は、アナログデジタル変換回路(以下、A/D変換部という)を有する。A/D変換部によって、検出部130で分圧されたアナログのVBUSを所定のビット数で量子化し、量子化したデータを用いてモータ22の駆動量を決定する。
また、モータ駆動装置100は、電流検出回路160を有する。電流検出回路160は、電流検出用抵抗RIを含み、アースラインに設けられる。電流検出回路160が検出した電流値は、制御部150へ出力される。
<制御方法>
制御部150によるモータ22の制御方法を詳細に説明する。図4は、制御部150の各機能を示すブロック図である。制御部150は、A/D変換部151と、ピーク決定部152と、判定部153と、設定部154と、を有する。
A/D変換部151は、交流電源40の電源周期よりも長い期間、所定の周期で検出部130から出力されたアナログのVBUSを所定のビット数で量子化する。例えば、所定のビット数を4とする場合は、アナログのVBUSは16段階に量子化される。
図5は、検出部130が制御部150へ出力するVBUSの時間変化を示す。横軸を時間、縦軸を電圧(V)とする。原点は、モータ22を駆動させる駆動信号を設定部154からインバータ回路140へ出力した時点を示す。図5に示すように、VBUSは山と谷を有する曲線状に時間変化する。ピークの間隔は、交流電源40の電源周期に基づいて決定される。電源周波数の精度によっては、ピークの間隔は一定にならない。後述のように、本実施形態のモータ駆動装置100は、所定の期間において連続してピーク電圧を検出しているため、電源周波数の精度によらないモータ22の駆動が可能である。
図6は、A/D変換部151によって量子化された電圧値の時間変化を示す。横軸を時間、縦軸を電圧(V)とする。図6に示すように、図5のようなVBUSの曲線は、図6のように階段状のグラフに表現される。
交流電源40の電源周期は、例えば、120Hzの電源周波数の場合、およそ8msecとなる。電源周期がおよそ8msecの場合、A/D変換部151は、量子化する所定の周期ts(図7で図示する。)を8msecよりも短く、例えば、1msecとする。所定の周期を電源周期よりも短くすることでピーク電圧の検出精度を向上させることができる。
図7は、図6の円で囲った箇所の拡大図である。ピーク決定部152は、A/D変換部151によってn番目(nは1以上の整数)に量子化された電圧値をVとして、図7で示すような、Vn+1>Vn+2、かつ、Vn+1>Vを満たすVn+1をピーク値として決定する。
判定部153は、ピーク決定部152により決定されたピーク値が所定の範囲内にあるか否かを判断する。判断結果は設定部154へ出力される。所定の範囲は、モータ駆動装置100に短絡が起きていない場合または交流電源40が正常に動作している場合に、モータ駆動時に検出部130で検出されうる電圧値の範囲である。この範囲を以下において、正常範囲という。モータ駆動装置100に短絡が起きている場合または交流電源40に異常が生じた場合に検出される電圧値の範囲を異常範囲とすると、正常範囲の下限および上限と異常範囲との間に所謂ヒステリシスが設けられる。ヒステリシスを設けることでピーク電圧が正常範囲の近傍で変動することによるハンチングが起こることを防止できる。ヒステリシスは、例えば、5Vとしうる。
図8は、正常範囲、異常範囲およびヒステリシスの関係を示す図である。正常範囲の下限の電圧をVL1、VL1からヒステリシスを引いた電圧をVL2とする。また、正常範囲の上限の電圧をVH1、VH1からヒステリシスを足した電圧をVH2とする。
設定部154は、Vn+1>VH2または、Vn+1<VL2の場合、モータ22を停止させる駆動信号を設定し、インバータ回路140へ出力する。
以上のように、本実施形態のモータ駆動装置100によれば、ピーク電圧を基準値としてモータ22の駆動量を決定することができる。したがって、モータ駆動装置100は、直流電圧の変動の影響を受けにくくなり、モータ駆動装置100に含まれる素子の故障を防止することができる。
(再駆動)
設定部154は、VL1≦Vn+1≦VH1の場合、モータ22を駆動させる駆動信号を設定し、インバータ回路140へ出力する。また、設定部154は、モータ22を停止させる駆動信号をインバータ回路140へ出力した後、Vn+1が、VL1≦Vn+1≦VH1を充足した場合、モータ22を駆動させる駆動信号を設定し、インバータ回路140へ出力する。なお、再駆動条件として、VL1≦Vn+1≦VH1以外の条件、例えば、モータ駆動装置100内部の温度などを設定してもよい。以上のように、本実施形態のモータ駆動装置100は、停止したモータを、基準値が所定の範囲内に入ったときに自動で再駆動することができる。
(ピーク電圧の更新)
ピーク決定部152は、モータ22を駆動させる駆動信号を出力した後、交流電源40の電源周期よりも長い期間において得た複数のピーク電圧を保持し、複数のピーク電圧に基づいて、判定部153が用いる基準値を決定する。複数のピーク電圧の変動を考慮して判定部153が用いる基準値を決定することで、モータ駆動装置100に含まれる素子の故障を防止することができる。
ピーク決定部152は、複数のピーク電圧のうち、最大のピーク値を基準値として決定しうる。複数のピーク電圧のうち、最大のピーク電圧を基準値としてモータ22の駆動量を決定することで、ピーク電圧が変動する場合であっても、モータ駆動装置100に含まれる素子の故障を防止することができる。
ピーク決定部152は、複数のピーク値の平均値を基準値として決定しうる。複数のピーク電圧の平均値を基準値としてモータ22の駆動量を決定することで、ピーク電圧が変動する場合であっても、モータ駆動装置100に含まれる素子の故障を防止することができる。
ピーク決定部152は、複数のピーク電圧のそれぞれを決定するたびに、基準値を求めうる。基準値を、ピーク電圧を求めるたびに更新することで、ピーク電圧が変動する場合であっても、また、モータ駆動装置100に含まれる素子の故障を防止することができる。
ピーク決定部152は、交流電源40の電源周期で基準値を求めうる。基準値を、ピーク電圧となるタイミング、あるいはその近傍である電源周期で更新することで、ピーク電圧が変動する場合であっても、モータ駆動装置に含まれる素子の故障を防止することができる。
(ボトム電圧を用いる場合)
上記説明では、モータ駆動装置100は、ピーク電圧に基づいてモータ22の制御を行っていたが、図5に示すような谷の電圧値、すなわち、ボトム電圧を用いて制御をおこなってもよい。
ボトム値は、ピーク決定部152により決定される。ピーク決定部152は、Vn+1<Vn+2、かつ、Vn+1<Vを満たすVn+1をボトム値として決定する。判定部153は、ピーク決定部152により決定されたボトム値が正常範囲内にあるか否かを判断する。判断結果は設定部154へ出力される。設定部154は、Vn+1>VH2または、Vn+1<VL2の場合、モータ22を停止させる駆動信号を設定し、インバータ回路140へ出力する。
ボトム値を基準値としてモータ22の駆動量を決定することができるため、直流電圧の変動の影響を受けにくくなり、モータ22の駆動量を過剰に制限することを防止することができる。
上記実施形態のモータ駆動装置100によって、ファン21を駆動するモータ22を制御すれば、ファン21を有する送風機1を安定して駆動することができる。
(制御フロー)
図9は、モータ駆動装置100による駆動量の決定工程を示すフローチャートである。工程S90で設定部154は、モータ22の駆動量を設定してインバータ回路140へ出力し、モータ22の駆動が開始される。工程S91で、A/D変換部151は、交流電源40の電源周期よりも長い期間、所定の周期で検出部130から出力されたアナログのVBUSを所定のビット数で量子化する。
工程S92で、ピーク決定部152は、A/D変換部151によって量子化された電圧値をVとして、図7で示すような、Vn+1>Vn+2、かつ、Vn+1>Vを満たすVn+1をピーク値として決定する。
工程S93で、判定部153は、ピーク決定部152により決定されたピーク値が所定の範囲内にあるか否かを判断する。工程S93で、所定の範囲に無いと判断された場合、すなわち、Vn+1>VH2または、Vn+1<VL2の場合、工程S94で設定部154は、モータ22を停止させる駆動信号を設定し、インバータ回路140へ出力する。
工程S94の後は、工程S91に戻り、ピーク電圧の監視が継続される。工程S93で所定の範囲に入ると判断された場合、工程S95でモータ22が再駆動される。
工程S93で、所定の範囲に入ると判断された場合、すなわち、VL1≦Vn+1≦VH1の場合、工程S95で設定部154は、モータ22を駆動させる駆動信号を設定し、インバータ回路140へ出力する。工程S95の後は、工程S91に戻り、ピーク電圧の監視が継続される。
上記制御フローのように、ピーク電圧を基準値としてモータ22の駆動量を決定することができるため、直流電圧の変動の影響を受けにくくなり、モータ22の駆動量を過剰に制限すること、また、モータ駆動装置100に含まれる素子の故障を防止することができる。
なお、上記説明した駆動方法をコンピュータに実行させるプログラムを、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶させ、この記録媒体をコンピュータによりアクセスし上記プログラムを実行してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 モータ駆動装置
110 整流器
120 コンデンサ
130 検出部
140 インバータ回路
150 制御部

Claims (12)

  1. モータを駆動するモータ駆動装置であって、
    交流電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換する整流器と、
    前記整流器により変換された前記直流電圧を平滑するコンデンサと、
    前記コンデンサにより平滑された前記直流電圧を交流電圧に変換して前記モータに供給するインバータ回路と、
    前記モータを駆動させる駆動信号を出力する制御部と、
    前記平滑された直流電圧を検出して、アナログの検出結果を前記制御部に出力する検出部と、を有し、
    前記制御部は、前記モータを駆動させる前記駆動信号を出力した後、前記交流電源の電源周期よりも長い期間、所定の周期で前記検出結果を所定のビット数で量子化し、n番目(nは1以上の整数)に量子化した前記検出結果が示す電圧値をVとして、Vn+1>Vn+2、かつ、Vn+1>Vを満たすVn+1をピーク値として決定し、前記ピーク値が所定の範囲内にあるか否かを判断し、前記ピーク値が前記所定の範囲内に無い場合、前記モータを停止させる前記駆動信号を出力する、
    ことを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記制御部は、前記モータを停止させる前記駆動信号を出力した後、前記ピーク値が前記所定の範囲内にあると判断した場合、前記モータを駆動させる前記駆動信号を出力する、ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 前記所定の周期は、前記電源周期よりも短いことを特徴とする請求項1または2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記制御部は、前記期間において得た複数のピーク値を保持し、前記複数のピーク値に基づいて、前記所定の範囲内にあるか否かを判断するための基準値を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモータ駆動装置。
  5. 前記制御部は、前記複数のピーク値のうち、最大のピーク値を前記基準値とすることを特徴とする請求項4に記載のモータ駆動装置。
  6. 前記制御部は、前記複数のピーク値の平均値を前記基準値とすることを特徴とする請求項4に記載のモータ駆動装置。
  7. 前記制御部は、前記ピーク値のそれぞれを決定するたびに、前記基準値を求めることを特徴とする請求項5または6に記載のモータ駆動装置。
  8. 前記制御部は、前記電源周期で、前記基準値を求めることを特徴とする請求項5または6に記載のモータ駆動装置。
  9. 前記制御部は、前記モータを駆動させる前記駆動信号を出力した後、Vn+1<Vn+2、かつ、Vn+1<Vを満たすVn+1をボトム値として決定し、前記ボトム値が前記所定の範囲内にあるか否かを判断し、前記ボトム値が前記所定の範囲内に無い場合、前記モータを停止させる前記駆動信号を出力する、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のモータ駆動装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載のモータ駆動装置により制御されるモータにより駆動されるファンを備えることを特徴とする送風機。
  11. 交流電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換し、前記変換された直流電圧を平滑した直流電圧を用いてモータを駆動するモータ駆動方法であって、
    前記モータを駆動させ、
    前記駆動の後、前記交流電源の電源周期よりも長い期間、所定の周期で前記平滑した電圧を示すアナログ信号を所定のビット数で量子化し、
    n番目(nは1以上の整数)に量子化した前記アナログ信号が示す電圧値をVとして、Vn+1>Vn+2、かつ、Vn+1>Vを満たすVn+1をピーク値として決定し、
    前記ピーク値が所定の範囲内にあるか否かを判断し、
    前記ピーク値が前記所定の範囲内に無い場合、前記モータを停止させる、
    ことを特徴とするモータ駆動方法。
  12. 交流電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換し、前記変換された直流電圧を平滑した直流電圧を用いてモータを駆動するモータ駆動方法をコンピュータに実行させるプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記モータ駆動方法は、
    前記モータを駆動させる工程と、
    前記駆動の後、前記交流電源の電源周期よりも長い期間、所定の周期で前記平滑した電圧を示すアナログ信号を所定のビット数で量子化する工程と、
    n番目(nは1以上の整数)に量子化された前記アナログ信号が示す電圧値をVとして、Vn+1>Vn+2、かつ、Vn+1>Vを満たすVn+1をピーク値として決定する工程と、
    前記ピーク値が所定の範囲内にあるか否かを判断する工程と、
    前記判断する工程において、前記ピーク値が前記所定の範囲内に無いと判断された場合、前記モータを停止させる工程と、を含む、
    ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2017133528A 2017-07-07 2017-07-07 モータ駆動装置、送風機、モータ駆動方法、および記録媒体 Active JP6912038B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017133528A JP6912038B2 (ja) 2017-07-07 2017-07-07 モータ駆動装置、送風機、モータ駆動方法、および記録媒体
US16/021,054 US10447194B2 (en) 2017-07-07 2018-06-28 Motor drive apparatus, blower, motor driving method, and storage medium
CN201810728847.XA CN109217253B (zh) 2017-07-07 2018-07-05 马达驱动装置、送风机、马达驱动方法和记录介质

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017133528A JP6912038B2 (ja) 2017-07-07 2017-07-07 モータ駆動装置、送風機、モータ駆動方法、および記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019017195A JP2019017195A (ja) 2019-01-31
JP6912038B2 true JP6912038B2 (ja) 2021-07-28

Family

ID=64903472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017133528A Active JP6912038B2 (ja) 2017-07-07 2017-07-07 モータ駆動装置、送風機、モータ駆動方法、および記録媒体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10447194B2 (ja)
JP (1) JP6912038B2 (ja)
CN (1) CN109217253B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10482141B2 (en) * 2016-08-30 2019-11-19 Salesforce.Com, Inc. Extensible moderation framework
US10942903B2 (en) 2016-08-30 2021-03-09 Salesforce.Com, Inc. Rate limiting in a moderation framework of a database system
JP7194033B2 (ja) * 2019-02-04 2022-12-21 株式会社日立産機システム 電力変換装置、及びその脱調判定方法
WO2020234943A1 (ja) * 2019-05-17 2020-11-26 三菱電機株式会社 電源装置およびモータ駆動装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0543800U (ja) * 1991-11-18 1993-06-11 株式会社東芝 インバータ装置
JP3748560B2 (ja) * 2003-07-14 2006-02-22 松下電器産業株式会社 インバータ装置の制御装置
AU2007358398B2 (en) * 2007-08-29 2011-03-17 Mitsubishi Electric Corporation AC/DC converter, and compressor driving unit and air conditioner utilizing the same
JP5194815B2 (ja) * 2008-01-16 2013-05-08 株式会社富士通ゼネラル 平滑コンデンサの異常検出回路及びこれを備えた電子機器
CN204349431U (zh) 2014-02-27 2015-05-20 长沙三赫兹电气科技有限公司 一种用于永磁直流电机的过压吸收电路
JP2017022909A (ja) 2015-07-13 2017-01-26 株式会社デンソー 電流センサ異常診断装置
JP5964488B1 (ja) 2015-07-31 2016-08-03 ファナック株式会社 保護動作制御部を有するモータ制御装置、ならびに機械学習装置およびその方法
JP6633367B2 (ja) * 2015-11-30 2020-01-22 サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 インバータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
US10447194B2 (en) 2019-10-15
JP2019017195A (ja) 2019-01-31
CN109217253A (zh) 2019-01-15
CN109217253B (zh) 2020-04-10
US20190013764A1 (en) 2019-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6912038B2 (ja) モータ駆動装置、送風機、モータ駆動方法、および記録媒体
JP4736875B2 (ja) ファンモータ駆動装置及びファンモータ駆動方法
US6967459B2 (en) Method for controlling or regulating the current in a direct current machine for a fan
JP5931148B2 (ja) 静電容量計算部を有するpwm整流器
JP6277288B2 (ja) 監視装置と監視方法およびそれらを備える制御装置と制御方法
JP2012135119A (ja) インバータ装置
WO2006114843A1 (ja) サーボモータの制御装置
JP2001314084A (ja) 電源装置と、電動機駆動装置および空気調和機
JP6197690B2 (ja) モータ制御システム
JP6051415B2 (ja) ブラシレスモータ制御装置およびその診断処理方法
JP7291873B2 (ja) 電源装置およびこの電源装置を備えたモータ制御装置
KR20180106436A (ko) 인버터의 냉각 운영장치
KR100947609B1 (ko) 공기조화기의 전동기 제어장치 및 그 제어 방법
WO2017212585A1 (ja) モータ制御装置
JP2009189202A (ja) 電力変換装置、ブラシレスdcモータおよび換気送風装置
JPWO2020008924A1 (ja) モータ装置、コントローラ、モータシステム、ファンユニット、及び通信方法
JP5166112B2 (ja) モータ駆動用インバータ制御装置
JP6632936B2 (ja) エレベータの制御装置
JP6482796B2 (ja) モータ制御装置及びその方法
WO2022149214A1 (ja) 電力変換装置、空気調和機、及び冷凍サイクル適用機器
JP6873313B2 (ja) 空気調和機のインバータ制御装置及び空気調和機のインバータ制御システム
CN114499336A (zh) 马达控制装置和马达装置
JP6535756B2 (ja) 電力変換装置
WO2020110259A1 (ja) 回転電機の駆動装置
JP2007014075A (ja) 電動機駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180130

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180210

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180424

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200630

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6912038

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150