JP6911917B2 - モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、放熱部材を備えるモジュールに関する。
携帯端末装置などに搭載されるモジュールには、配線基板にICを含む複数の部品が実装され、該部品が樹脂で封止されたものがある。この種のモジュールでは、実装部品などからの発熱により使用時に高温となる場合があり、実装部品の特性が変化したり、誤動作が生じたりするなどの不具合が生じる場合がある。そこで、従来、放熱機構を備えたモジュールが提案されている。例えば、図11に示すように、特許文献1に記載のモジュール100では、配線基板101に、発熱部品である半導体素子102と、チップコンデンサなどの複数のチップ部品103とが実装され、これらの実装部品(半導体素子102、複数のチップ部品103)が封止樹脂層104に封止される。また、封止樹脂層104の上面104aは、放熱用の導体層105で被覆され、半導体素子102の上面102aと導体層105とが複数の導電性ポスト106で接続されている。
特許第5195903号公報(段落0053〜0055、図11等参照)
しかしながら、従来のモジュール100のように、半導体素子102がフェイスダウンで実装された場合は、発熱領域は回路が形成された下面102bであるため、発熱領域から離れた上面102aに導電性ポスト106を接続させて放熱する構成では、放熱が十分に行われないおそれがある。
本発明は、上記した課題に鑑みてなされたものであり、実装部品から発熱した熱を効率よく放熱することができるモジュールを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のモジュールは、配線基板と、前記配線基板の主面に実装された部品と、前記部品と接触する部分を有する放熱部材と、前記配線基板の前記主面に当接する当接面と、該当接面に対向する対向面と、前記当接面と前記対向面の端縁同士を繋ぐ側面とを有し、前記部品および前記放熱部材を封止する封止樹脂層とを備え、前記部品は、前記配線基板の前記主面に対向して配置される第1面と、該第1面に対向する第2面と、前記第1面と前記第2面の端縁同士を繋ぐ側面とを有し、前記放熱部材は、少なくとも前記部品の前記側面に接触し、前記封止樹脂層の前記対向面および前記側面を被覆するシールド膜をさらに備え、前記放熱部材の一部が、前記封止樹脂層の前記側面から露出して、前記シールド膜に接続されていることを特徴としている。
この構成によれば、放熱部材が、部品の発熱領域に近接した箇所に接しているため、部品から発生した熱を効率よく放熱することができる。また、部品から発生する熱をシールド膜から放熱することができるため、モジュールの放熱特性を向上させることができる。
また、前記放熱部材は、前記封止樹脂層の前記対向面から露出している部分があってもよい。この構成によれば、部品からの熱を封止樹脂層の対向面側から放熱することができる。
前記放熱部材および前記シールド膜が、いずれも導電性材料で構成されていてもよい。この構成によれば、モジュールの放熱特性をさらに向上させることができる。
また、前記放熱部材は、前記封止樹脂層の前記当接面から露出している部分があってもよい。
この構成によれば、放熱部材と配線基板が接触するため、部品から発生した熱を放熱部材を介して配線基板側に放熱することができる。
また、前記放熱部材は、前記配線基板の前記主面に形成された電極に接触し、前記電極が、前記配線基板に形成されたグランド電極に接続されていてもよい。
この構成によれば、放熱部材が、比較的大面積で形成されるグランド電極に接続されるため、放熱部材による放熱特性が向上する。また、通常、グランド電極は、モジュールが実装されるマザー基板に接続される。そのため、部品から発生した熱をグランド電極を介してマザー基板に放出できる。これにより、部品から発生した熱のより効率的な放熱が可能となる。また、シールド膜とグランド電極とが放熱部材により接続される場合は、放熱部材をシールド膜を接地するための導体として利用できる。
また、前記放熱部材は、前記部品の前記第2面に接触する部分があってもよい。この構成によれば、放熱部材と部品との接触面積が増えるため、放熱部材による放熱特性を向上させることができる。
また、前記放熱部材は、前記部品の前記第2面に当接する板状の部分と、前記板状の部分の前記部品の前記第2面に当接する面から、前記配線基板の前記主面の方向に延在する複数の脚部とを有し、前記複数の脚部は、前記部品の前記側面に接触していてもよい。
この構成によれば、放熱部材により、配線基板側への放熱経路を形成することができる。また、部品が放熱部材で密封されないため、封止樹脂層による部品の封止性が向上する。
本発明によれば、放熱部材が、部品の発熱領域に近接した箇所に接しているため、部品から発生した熱を効率よく放熱することができる。
本発明の第1実施形態にかかるモジュールの断面図である。 図1のモジュールのシールド膜を除いた状態の平面図である。 図1のモジュールの製造方法を説明するための図である。 図1の放熱部材の変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかるモジュールの断面図である。 本発明の第3実施形態にかかるモジュールの断面図である。 本発明の第4実施形態にかかるモジュールの断面図である。 本発明の第5実施形態にかかるモジュールの断面図である。 図8の放熱部材の斜視図である。 本発明の第6実施形態にかかるモジュールの断面図である。 従来のモジュールの断面図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態にかかるモジュール1aについて、図1〜図3を参照して説明する。なお、図1はモジュール1aの断面図、図2はシールド膜6を除いた状態のモジュール1aの平面図、図3はモジュール1aの製造方法を説明するための図であって、(a)〜(f)はその各工程を示す。
この実施形態にかかるモジュール1aは、図1に示すように、配線基板2と、該配線基板2の上面2a(本発明の「配線基板の主面」に相当)に実装された複数の部品3a、3bと、配線基板2の上面2aに積層された封止樹脂層4と、封止樹脂層4の上面4aおよび側面4cと、配線基板2の側面2cとを被覆するシールド膜6と、封止樹脂層4内に設けられた放熱部材5aとを備え、例えば、高周波信号が用いられる電子機器のマザー基板等に搭載される。
配線基板2は、例えば、低温同時焼成セラミックやガラスエポキシ樹脂などで形成された複数の絶縁層が積層されて成る。配線基板2の上面2aには、各部品3a,3bの実装用の実装電極7aや、放熱部材5aに接続される表層電極7b(本発明の「電極」に相当)が形成される。表層電極7bは、配線基板2の上面2aに対して垂直な方向から見たときに、放熱部材5aと重なる位置であって、放熱部材5aと略同形状の、輪郭が矩形で部品3aを囲む形状に形成される。配線基板2の下面2bには、外部接続用の複数の外部電極(図示省略)が形成される。また、隣接する絶縁層間それぞれに、各種の内部配線電極8が形成されるとともに、配線基板2の内部には、異なる絶縁層に形成された内部配線電極8同士を接続するための複数のビア導体(図示省略)が形成される。
なお、実装電極7a、表層電極7b、外部電極および内部配線電極8は、いずれもCuやAg、Al等の配線電極として一般的に採用される金属で形成されている。また、各ビア導体は、AgやCu等の金属で形成されている。なお、各実装電極7a、表層電極7b、外部電極には、Ni/Auめっきがそれぞれ施されていてもよい。
部品3a,3bは、SiやGaAs等の半導体で形成された半導体素子や、チップインダクタ、チップコンデンサ、チップ抵抗等のチップ部品で構成され、半田接合などの一般的な表面実装技術により配線基板2に実装される。この実施形態では、放熱部材5aで囲まれた部品3a(本発明の「部品」に相当)は、発熱部品である半導体素子で構成され、部品3bがチップコンデンサで形成されている。なお、部品3aは、下面3a2(本発明の「部品の第1面」に相当)に回路が形成されており、フェイスダウンでフリップチップ実装されている。
封止樹脂層4は、各部品3a,3bおよび放熱部材5aを被覆して配線基板2に積層される。封止樹脂層4は、エポキシ樹脂等の封止樹脂として一般的に採用される樹脂で形成することができる。なお、封止樹脂層4の上面4aが、本発明の「封止樹脂層の対向面」に相当し、下面4bが、本発明の「封止樹脂層の当接面」に相当する。
放熱部材5aは、例えば、AgやCuを主成分とする導電性ペーストで形成されており、配線基板2の上面2aに対して垂直な方向から見たときに、半導体素子で構成された部品3aを囲むように封止樹脂層4内に配設される。具体的には、放熱部材5aは、角筒状に形成されており、内側面5a1が部品3aの4つの側面3a3全てに当接している。また、放熱部材5aにおける封止樹脂層4の厚み方向の上端が、封止樹脂層4の上面4aから露出し、シールド膜6に接続される。一方、放熱部材5aにおける封止樹脂層4の厚み方向の下端が、封止樹脂層4の下面4bから露出して、表層電極7bに接続される。なお、表層電極7bは、配線基板2に形成された内部配線電極8(グランド電極(図示省略))に接続されており、放熱部材5aが表層電極7bに接続されることにより、シールド膜6の接地が可能となっている。
シールド膜6は、例えば、密着膜と、密着膜に積層された導電膜と、導電膜に積層された保護膜とを有する多層構造で形成することができる。密着膜は、導電膜と封止樹脂層4との密着強度を高めるために設けられたものであり、例えば、SUSなどの金属で形成することができる。導電膜は、シールド膜6の実質的なシールド機能を担う層であり、例えば、Cu、Ag、Alのうちのいずれかの金属で形成することができる。保護膜は、導電膜が腐食したり、傷が付いたりするのを防止するために設けられたものであり、例えば、SUSで形成することができる。
(モジュール1aの製造方法)
次に、図3を参照して、モジュール1aの製造方法の一例について説明する。
まず、図3(a)に示すように、各種内部配線電極8や実装電極7a、表層電極7b、外部電極等が形成された配線基板2を準備し、実装電極7aに半田ペーストを塗布する。半田ペーストの塗布方法としては、例えば、メタルマスクを用いた印刷方式、ディスペンサ方式などがある。
次に、図3(b)に示すように、マウンターなどの部品搭載装置により、配線基板2の上面2aの所定位置に各部品3a,3bを搭載した後、リフロー炉にて半田接合を行う。半田接合後は、フラックス洗浄を行うのが好ましい。
次に、図3(c)に示すように、配線基板2の上面2aに封止樹脂層4を形成する。封止樹脂層4の形成方法としては、ディスペンス方式、印刷方式、コンプレッションモールド方式などがある。
次に、図3(d)に示すように、封止樹脂層4に放熱部材5aを配設するための溝9を形成する。このとき、封止樹脂層4から部品3aの側面3a3が露出するような溝9を形成する。溝の形成方法としては、例えば、レーザ加工、ルータ加工、ダイシングなどがある。
次に、図3(e)に示すように、溝9にAgやCuを主成分とする導電性ペーストを充填し、これを硬化させることにより放熱部材5aを形成する。これにより、放熱部材5aの内側面5a1が部品3aの側面3a3に当接した状態となる。
次に、図3(f)に示すように、封止樹脂層4の上面4aおよび側面4c、および、配線基板2の側面2cを被覆するシールド膜6を形成して、モジュール1aが完成する。シールド膜6は、例えば、それぞれスパッタ法や真空蒸着法により、密着膜、導電膜、保護膜の順に成膜することで得ることができる。
したがって、上記した実施形態によれば、放熱部材5aが、部品3aの発熱領域である下面3a2に近い側面3a3に接しているため、部品3aの上面3a1(本発明の「部品の第2面」に相当)に放熱部材を接触させる構成と比較して、部品3aから発生した熱を効率よく放熱することができる。また、部品3aの側面3a3の全面が放熱部材5aに接するため、より効率よく放熱することができる。
また、放熱部材5aはシールド膜6に接続されているため、部品3aから発生した熱がシールド膜6に伝わることにより、シールド膜6を介して外気に放熱することができる。また、放熱部材5aは、配線基板2に形成された表層電極7bにも接続されるため、内部配線電極8等の導体が多い配線基板2側からも、部品3aから発生した熱を放熱することができる。また、モジュール1aが実装されるマザー基板側に放熱する場合は、その放熱経路が短くなるため、効率的な放熱が可能になる。
また、配線基板2の内部配線電極8(グランド電極)とシールド膜6とは、放熱部材5aを介して接続される。この場合、内部配線電極8(グランド電極)を配線基板2の側面2cから露出させてシールド膜6と接続させる構成と比較して、シールド膜6と内部配線電極8との接続抵抗を低くできる。
また、部品3aが放熱部材5aで囲まれるため、放熱部材5aを部品3aのシールドとして利用することができ、部品3aに対するシールド特性が向上する。
(放熱部材の変形例)
上記した実施形態では、放熱部材5aを角筒状に形成して、部品3aの4つの側面3a3の全面が放熱部材5aに接する場合について説明したが、部品3aの側面3a3の一部が放熱部材に接触する構成であってもよい。例えば、図4(a)に示すように、部品3aの4つの側面3a3のうち、対向する2つの側面3a3のみに接するように、2つの板状の放熱部材5bを形成してもよい。また、図4(b)に示すように、複数の柱状の放熱部材5cを、部品3aを囲むように配線基板2に立設し、各放熱部材5cそれぞれの周側面の一部が、部品3aの側面3a3に接するようにしてもよい。なお、図4(a)および(b)は、それぞれ放熱部材の変形例を示す図であって、図2に対応する図である。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態にかかるモジュール1bについて、図5を参照して説明する。なお、図5はモジュール1bの断面図である。
この実施形態にかかるモジュール1bが、図1〜図3を参照して説明した第1実施形態のモジュール1aと異なるところは、図5に示すように、放熱部材の構成が異なることである。その他の構成は、第1実施形態のモジュール1aと同じであるため、同一符号を付すことにより説明を省略する。
この実施形態の放熱部材5dは、第1実施形態の放熱部材5aの構成に加えて、部品3aの上面3a1に当接する部分5d1(以下、上面当接部5d1という場合もある。)を有する。この場合、例えば、各部品3a,3bを実装した後に、部品3aの上面3a1に導電性ペーストを塗布して上面当接部5d1を形成し、この状態で封止樹脂層4を形成した後、第1実施形態の放熱部材5aの形成方法と同じ方法で、放熱部材5dの残りの部分を形成する。
この構成によれば、部品3aは、4つの側面3a3のみならず、上面3a1も放熱部材5dに接することになるため、部品3aから発生した熱の放熱特性がさらに向上する。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態にかかるモジュール1cについて、図6を参照して説明する。なお、図6はモジュール1cの断面図である。
この実施形態にかかるモジュール1cが、図1〜図3を参照して説明した第1実施形態のモジュール1aと異なるところは、図6に示すように、放熱部材の構成が異なることである。その他の構成は、第1実施形態のモジュール1aと同じであるため、同一符号を付すことにより説明を省略する。
この実施形態の放熱部材5eは、上端が部品3aの上面3a1と略同じ高さとなるように形成され、放熱部材5eが封止樹脂層4の上面4aから露出しない。このような放熱部材5eは、例えば、封止樹脂層4を2段階で形成することにより形成することができる。具体的には、各部品3a,3bの実装後にエポキシ樹脂で部品3a,3bを封止した後(1段階目の封止樹脂層)、この封止樹脂層の上面を研磨または研削して部品3aの上面3a1を露出させる。次に、第1実施形態の放熱部材5aの形成方法と同じ要領で、部品3aの4つの側面3a3が露出するように溝を形成し、該溝に導電性ペーストを充填して放熱部材5eを形成する。次に、1段階目の封止樹脂層に2段階目の封止樹脂層を積層して封止樹脂層4が完成する。
この構成によれば、部品3aから発生した熱を、配線基板2側に効率よく放熱することができる。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態にかかるモジュール1dについて、図7を参照して説明する。なお、図7はモジュール1dの断面図である。
この実施形態にかかるモジュール1dが、図1〜図3を参照して説明した第1実施形態のモジュール1aと異なるところは、図7に示すように、放熱部材の構成が異なることである。その他の構成は、第1実施形態のモジュール1aと同じであるため、同一符号を付すことにより説明を省略する。
この実施形態の放熱部材5fは、下端が封止樹脂層4の下面4bから露出していないところが第1実施形態の放熱部材5aと異なる。この放熱部材5fは、第1実施形態の放熱部材5aと略同じ要領で形成するが、導電性ペーストを充填する溝9(図3参照)を、部品3aの下面3a2に到達するが、表層電極7bは露出しない深さで形成する。
この構成によれば、部品3aから発生した熱を、シールド膜6を介して外気に効率よく放熱することができる。
<第5実施形態>
本発明の第5実施形態にかかるモジュール1eについて、図8および図9を参照して説明する。なお、図8はモジュール1eの断面図、図9は放熱部材5gの斜視図である。
この実施形態にかかるモジュール1eが、図1〜図3を参照して説明した第1実施形態のモジュール1aと異なるところは、図8に示すように、放熱部材の構成が異なることである。その他の構成は、第1実施形態のモジュール1aと同じであるため、同一符号を付すことにより説明を省略する。
この実施形態の放熱部材5gは、図8および図9に示すように、部品3aの上面3a1に当接する板状の部分5g1(以下、板状部5g1という)と、該板状部5g1の部品3aの上面3a1との当接面から配線基板2の上面2aの方向に延在する複数(この実施形態では4つ)の脚部5g2とを有する。板状部5g1は矩形状に形成されており、板状部5g1の四隅それぞれに脚部5g2が配置され、脚部5g2それぞれの先端部が配線基板2の表層電極7bに半田で接続される。そして、板状部5g1が部品3aの上面3a1に当接し、4つの脚部5g2それぞれが部品3aの側面3a3に接することで、放熱部材5gが部品3aを覆うように配設される。なお、放熱部材5gは、例えば、板状の金属板に折り曲げ加工を施すなどして形成することができる。
この構成によると、放熱部材5gにより、部品3aから発生した熱を配線基板2側に放熱する放熱経路を形成することができる。また、放熱部材5gは、部品3aを覆う形状でありながら、脚部5g2間には隙間があるため、配線基板2に放熱部材5gを搭載した後で封止樹脂層4を形成しても、部品3aの下面3a2と配線基板2の上面2aとの間に封止樹脂層4の樹脂を容易に充填することができるため、部品3aの封止性が向上する。
<第6実施形態>
本発明の第6実施形態にかかるモジュール1fについて、図10を参照して説明する。なお、図10はモジュール1fの断面図である。
この実施形態にかかるモジュール1fが、図1〜図3を参照して説明した第1実施形態のモジュール1aと異なるところは、図10に示すように、部品3aおよび放熱部材5aの配置が異なることである。その他の構成は、第1実施形態のモジュール1aと同じであるため、同一符号を付すことにより説明を省略する。
この実施形態では、部品3aが配線基板2の上面2aの周縁近傍に配置され、放熱部材5aの外側面5a2の一部が、封止樹脂層4の側面4cから露出してシールド膜6に接触している。
この構成によれば、放熱部材5aとシールド膜6との接触面積が増えるため、部品3aから発生した熱の放熱特性が向上する。また、シールド膜6と内部配線電極8(グランド電極)との接続抵抗も低くなるため、シールド膜6のシールド特性が向上する。
なお、本発明は上記した各実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、上記したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。例えば、上記した各実施形態や変形例の構成を組合わせてもよい。
また、配線基板2を構成する絶縁層や配線層の層数は、適宜変更することができる。
また、本発明は、配線基板に実装された部品を被覆する封止樹脂層と、部品から発生した熱を放熱する放熱部材とを備える種々のモジュールに本発明を適用することができる。
1a〜1e モジュール
2 配線基板
2a 配線基板の上面(配線基板の主面)
2c 配線基板の側面
3a 部品
3a1 部品の上面(第2面)
3a2 部品の下面(第1面)
3a3 部品の側面
4 封止樹脂層
4a 封止樹脂層の上面(対向面)
4b 封止樹脂層の下面(当接面)
4c 封止樹脂層の側面
5a〜5g 放熱部材
6 シールド膜
7b 表層電極(電極)
8 内部配線電極(グランド電極)

Claims (7)

  1. 配線基板と、
    前記配線基板の主面に実装された部品と、
    前記部品と接触する部分を有する放熱部材と、
    前記配線基板の前記主面に当接する当接面と、該当接面に対向する対向面と、前記当接面と前記対向面の端縁同士を繋ぐ側面とを有し、前記部品および前記放熱部材を封止する封止樹脂層とを備え、
    前記部品は、前記配線基板の前記主面に対向して配置される第1面と、該第1面に対向する第2面と、前記第1面と前記第2面の端縁同士を繋ぐ側面とを有し、
    前記放熱部材は、少なくとも前記部品の前記側面に接触し、
    前記封止樹脂層の前記対向面および前記側面を被覆するシールド膜をさらに備え、
    前記放熱部材の一部が、前記封止樹脂層の前記側面から露出して、前記シールド膜に接続されていることを特徴とするモジュール。
  2. 前記放熱部材は、前記封止樹脂層の前記対向面から露出している部分があることを特徴とする請求項1に記載のモジュール。
  3. 前記放熱部材および前記シールド膜が、いずれも導電性材料で構成されていることを特徴とする請求項に記載のモジュール。
  4. 前記放熱部材は、前記封止樹脂層の前記当接面から露出している部分があることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のモジュール。
  5. 前記放熱部材は、前記配線基板の前記主面に形成された電極に接触し、
    前記電極が、前記配線基板に形成されたグランド電極に接続されていることを特徴とする請求項に記載のモジュール。
  6. 前記放熱部材は、前記部品の前記第2面に接触する部分があることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のモジュール。
  7. 前記放熱部材は、前記部品の前記第2面に当接する板状の部分と、前記板状の部分の前記部品の前記第2面に当接する面から、前記配線基板の前記主面の方向に延在する複数の脚部とを有し、
    前記複数の脚部は、前記部品の前記側面に接触していることを特徴とする請求項1に記載のモジュール。
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