JP6911227B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する。
下記特許文献1等に記載されるような、いわゆる先読み演出を実行することが可能な遊技機が公知である。
特開2016−123774号公報
本発明が解決しようとする課題は、演出の趣向性を向上させることが可能な遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、当否判定情報に基づき当否判定を実行する当否判定手段と、当否判定結果を報知する報知演出が開始されていない前記当否判定情報を記憶する記憶手段と、ある当否判定情報に対応する当否判定結果を報知する対象報知演出が、当該ある当否判定情報よりも前に取得された先の当否判定情報に対応する当否判定結果を報知する先の報知演出から継続的に実行される継続的演出を実行することが可能な演出実行手段と、を備えることを特徴とする。
上記本発明によれば、対象報知演出が先の報知演出から継続的に実行されるという面白みのある演出を実行することが可能である。
前記継続的演出は、少なくとも前記先の報知演出の結末部分を含む第一の部分と、
少なくとも前記対象報知演出の開始部分を含む第二の部分と、を有するとよい。
このように、先の報知演出の結末部分から開始部分が一連の演出であるかのようにするとよい。
前記第一の部分に相当する前記先の報知演出の結末部分は、前記継続的演出が発生しない場合であっても発生しうるものであるとよい。
このような構成とすることで、先の報知演出(はずれ報知)の終了時に、継続的演出が発生することを遊技者が願う遊技性となる。
前記第一の部分は、遊技者に不利な状況となったことを示す演出態様であり、前記第二の部分は、前記第一の部分にて示された不利な状況が覆されるかどうかを示す演出態様であるとよい。
このような構成とすることで、継続的演出というものが、先の報知演出と対象報知演出に跨って実行されるものである(厳密には「区切」が存在するものである)にも拘わらず、あたかも一連の演出であるかのようにみせることが可能である。
前記先の報知演出が開始された後、前記記憶手段に記憶されている当否判定情報を参照して、前記継続的演出を実行するか否かを決定するようにするとよい。
このように、先の報知演出が開始された後、当否判定情報を参照して継続的演出を実行するか否かを決定する態様とすることで、継続的演出の発生頻度が低下してしまうことが抑制される。
本発明にかかる遊技機によれば、複数の報知演出に跨って実行される演出の趣向性を向上させることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 表示装置の表示領域に表示される識別図柄と保留図柄を簡単に示した図である。 先の報知演出の一例を示した図である。 対象報知演出の一例を示した図である。 継続的演出の流れを示した図である。 第二具体例を説明するための図である。 第四具体例を説明するための図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の実施形態(第一実施形態)について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。各種演出を実行する表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、表示領域911の形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口904は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(以下、当否判定情報と称することもある)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、公知の遊技機と同様に、大当たりとなる場合には、識別図柄80(図2参照)が所定の組み合わせ(例えば同じ図柄の三つ揃い)となることによって報知され、それ以外の組み合わせが表示された場合にははずれとなる。
本実施形態にかかる遊技機1は、ある当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(以下、(大当たり)信頼度と称することもある)が高まったことを示唆する演出として、先読み演出を実行することが可能である。先読み演出それ自体は公知であるため詳細な説明を省略するが、先読み演出は、ある当否判定結果を報知するための演出を、それより前に実行される当否判定結果(先の当否判定結果)を報知するための演出を利用したものとする演出である。本実施形態にかかる遊技機1は、当該先読み演出の一種として、詳細を後述する継続的演出10を実行することが可能である。
本実施形態では、上記当否判定のための数値(当否判定情報)が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(識別図柄80の変動が開始される)こととなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果の報知が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定結果の報知が開始されていない数値(当該数値のそれぞれに対応するものが「保留(情報)」である。保留(情報)は当否判定情報の下位概念であるといえる)の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大保留数は、一種の始動入賞口904につき四つである。なお、本実施形態では、当否判定結果の報知が開始される時点で、取得された数値が大当たりとなる数値か否かが判断されることとなるが、数値が取得されたときに当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶させておく構成としてもよい。また、取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用される。
本実施形態にかかる遊技機1では、記憶手段に記憶されている当否判定結果の報知が開始されていない取得された数値(保留情報)のそれぞれに対応するマークである保留図柄70が、表示装置91の表示領域911に表示される(図2参照)。具体的には、当否判定を実行するための数値が取得された順に並ぶよう、保留図柄70が表示装置91の表示領域911に表示される。本実施形態では、数値が取得されたタイミングが早いものから(いわゆる保留消化が早いものから)順に左から並ぶよう表示される。メインの表示装置91とは異なる表示装置に保留図柄70が表示される構成であってもよい。保留図柄70の態様は常に同じであってもよいし、大当たり信頼度が高まったことを示唆する通常の保留図柄とは異なる態様の一または複数種の特殊図柄が設定されていてもよい。かかる保留図柄の変化も先読み演出の一種であると捉えることもできる。
以下、図3〜図5を参照して、本実施形態にかかる遊技機1が実行可能な継続的演出10について詳細に説明する。継続的演出10は、ある当否判定情報に対応する当否判定結果を報知する報知演出が、対象当否判定情報よりも前に取得された当否判定情報に対応する当否判定結果を報知する報知演出から継続的に実行されるというものである。以下、上記ある当否判定情報に関連する各要素を「対象」という文言を付して称する(対象当否判定情報、対象当否判定結果、対象報知演出と称する)こともある。また、対象当否判定情報よりも前に取得された当否判定情報に関連する各要素を「先の」という文言を付して称する(先の当否判定情報、先の当否判定結果、先の報知演出と称する)こともある。対象当否判定情報に対応する当否判定結果が、先の当否判定情報に対応する当否判定結果を報知する先の報知演出を用いて示唆されるという側面においては、継続的演出10はいわゆる先読み演出の一種であるということができる。
図5に示すように、継続的演出10は、演出を構成する要素として第一の部分11と第二の部分12とを含む。第一の部分11は、先の報知演出の少なくとも一部分でもある。本実施形態では、先の報知演出として実行される演出の結末部分を含む一部分である。より具体的には、報知演出の少なくとも一部として実行されうるいわゆるスーパーリーチ演出の少なくとも一種(以下、当該演出を特定演出と称することもある)が、継続的演出10の第一の部分11として設定されうる。特定演出は、発生することによって当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(いわゆる大当たり信頼度)が高まったことを示す演出の一つであるといえる。
なお、詳細を後述するように、当該特定演出の発生は、必ず継続的演出10の発生を伴うという設定ではない(第二の部分12の発生が約束されるものではない)ため、継続的演出10が非発生のケースについては、原則的には「対象」という概念に対する「先の」という概念は生じ得ないものであるが、説明を分かりやすくするため、このような継続的演出10が非発生のケースであっても「先の」を付して称することもある。例えば、継続的演出10が非発生のケースにおける「先の報知演出」というものは、厳密には「先の報知演出に相当するもの」ということになる。
上記特定演出は、その結末により当否判定結果を報知するというものであれば、その具体的な態様はどのようなものであってもよい。本実施形態における特定演出は、味方側キャラクタと敵側キャラクタが戦うバトル演出である(図3(b)参照)。当否判定結果が大当たりとなる場合には味方側キャラクタが勝利する結末(以下、勝利結末と称することもある)となる(図3(c)(e)参照)。当否判定結果がはずれとなる場合には味方側キャラクタが敗北する結末(以下、敗北結末と称することもある)となる(図3(d)(f)参照)。つまり、上記特定演出は、基本的には(継続的演出10が発生しないときには)、一つの当否判定結果を報知する演出として実行され、当該一つの当否判定結果に応じた結末が実行されるというものである。本実施形態では、継続的演出10が発生する場合、敗北結末となる特定演出が第一の部分11となる。
第二の部分12は、第一の部分11の「続き」として、両者の間に演出上の明確な区切りが生じないように(シームレスに)実行されるものである(図5参照)。第一の部分11の「続き」であるのであるから、少なくとも、対象報知演出の開始部分を構成するものであるといえる。このように、第一の部分11の続きとして違和感のないものであれば、第二の部分12の演出態様はどのようなものであってもよい。本実施形態では、敗北結末となる特定演出が第一の部分11として設定されるのであるから、その「続き」として、味方側キャラクタが復活するかどうかという態様の演出(以下、事後演出ということもある)が第二の部分12として設定されている(図4(a)(b)参照)。つまり、第一の部分11にて示された遊技者側にとっての不利な状況が覆されるかどうかが第二の部分12(事後演出)の演出態様とされている。具体的には、本実施形態では、敗北した味方側キャラクタが復活する(復活して敵側キャラクタに勝利する)結末が成功結末(図4(c)参照)として、敗北した味方側キャラクタが復活せずに終了する結末が失敗結末(図4(d)参照)として設定されている。本実施形態では、成功結末となる場合には対象当否判定結果が大当たりであることが報知され(図4(e)参照)、失敗結末となる場合には対象当否判定結果がはずれであることが報知される(図4(f)参照)。なお、本実施形態における事後演出(大の部分12)は、遊技者に押しボタン等の操作手段の操作を促す演出としているが、これはあくまで一例である。
本実施形態では、上記特定演出が発生したとき、継続的演出10が発生する可能性がある。ただし、上記特定演出が発生した場合、必ず継続的演出10が発生するというわけではない。一部上記説明と重複するが、本実施形態において発生しうる演出態様について、以下場合を分けて説明する。以下で説明する第一態様、第二態様は、継続的演出10が発生しないケースである。つまり、先の当否判定結果が特定演出を経て報知されるというものである。第三態様、第四態様は、継続的演出10が発生するケースである。
1−1)第一態様(継続的演出非発生)
先の当否判定結果が大当たりであり、それが特定演出を経て報知される態様(図3(a)→図3(b)→図3(c)→図3(e)の順で演出が進行する態様)である。つまり、先の報知演出の一部として実行される特定演出が勝利結末となることにより、先の当否判定結果が大当たりであることが報知される。この場合には、継続的演出10が発生することはない。
1−2)第二態様(継続的演出非発生)
先の当否判定結果がはずれであり、それが特定演出を経て報知される態様(図3(a)→図3(b)→図3(d)→図3(f)の順で演出が進行する態様)である。つまり、先の報知演出の一部として実行される特定演出が敗北結末となることにより、先の当否判定結果がはずれであることが報知される。なお、当該敗北結末が実行された時点(図3(d)に示す時点)においては、継続的演出10が発生する(第二の部分12が発生する)可能性はあるが、本態様のように特定演出が敗北結末となって先の当否判定結果がはずれであることが示されて終了することもある。
2−1)第三態様(継続的演出発生)
先の当否判定結果がはずれであり、かつ、対象当否判定結果が大当たりとなるケースにおいて、対象当否判定結果が継続的演出10により報知されるときの態様(図3(a)→図3(b)→図3(d)→図4(a)→図4(b)→図4(c)→図4(e)の順で演出が進行する態様)である。まず、先の当否判定結果が特定演出を経て報知される。つまり、先の報知演出の一部として実行される特定演出が敗北結末となることにより、先の当否判定結果がはずれであることが報知される。これが、継続的演出10の第一の部分11となる。その後、対象報知演出の開始(対象当否判定結果を報知する識別図柄80の変動開始)とともに、継続的演出10の第二の部分12としての事後演出が発生する。当該事後演出の結末が成功結末となることにより、対象当否判定結果が大当たりであることが報知される。
2−2)第四態様(継続的演出発生)
先の当否判定結果がはずれであり、かつ、対象当否判定結果がはずれとなるケースにおいて、対象当否判定結果が継続的演出10により報知されるときの態様(図3(a)→図3(b)→図3(d)→図4(a)→図4(b)→図4(d)→図4(f)の順で演出が進行する態様)である。まず、先の当否判定結果が特定演出を経て報知される。つまり、先の報知演出の一部として実行される特定演出が敗北結末となることにより、先の当否判定結果がはずれであることが報知される。これが、継続的演出10の第一の部分11となる。その後、対象報知演出の開始(対象当否判定結果を報知する識別図柄80の変動開始)とともに、継続的演出10の第二の部分12としての事後演出が発生する。当該事後演出の結末が失敗結末となることにより、対象当否判定結果が大当たりであることが報知される。
このような第一態様〜第四態様が発生しうるように設定されていることで、本実施形態にかかる遊技機1は、遊技者の視点でいえば次のような遊技性となる。特定演出が発生した場合、遊技者は当該特定演出により先の当否判定結果が大当たりとなることに期待することになる。つまり、特定演出が発生することによる大当たりの期待を抱くことになる。
特定演出が敗北結末となってはずれが報知された場合には、本来(従来)であればそれで終了であり、次回以降の報知演出に期待感が繋がるというものではない。しかし、本実施形態では、その後事後演出(第二の部分12)が発生することにより、次の当否判定結果(対象当否判定結果)が大当たりとなる期待がもてる演出が発生しうるという遊技性である。つまり、先の当否判定結果が大当たりとなるのではないかという期待を、対象当否判定結果について継続させることが可能であるという点で優れるものである。換言すれば、先の当否判定結果における「はずれ報知(大当たりに期待をもたせるはずれ報知)」を単なる一回の当否判定結果の報知に過ぎないものとするのではなく、次の報知に繋げているという点で優れるものである。
また、特定演出(第一の部分11)が発生した場合、必ず事後演出(第二の部分12)が発生するという構成、すなわち特定演出の発生が継続的演出10の発生を確約させるというものではない。したがって、遊技者は、特定演出が自身にとって残念な結末(敗北結末)に終わったとしても、その後事後演出が発生することに期待するという遊技性を実現することが可能である。
特定演出(第一の部分11)中や、事後演出(第二の部分12)中においては、識別図柄80は表示領域911の隅に小さく表示されるようにするとよい(図3、図4参照)。つまり、特定演出や事後演出中は、味方側キャラクタと敵側キャラクタが戦う映像が大きく表示され、識別図柄80は通常時(例えば、図柄変動開始時)よりも小さく表示されるようにする。このようにすることで、継続的演出10が発生したときに第一の部分11と第二の部分12が継続的に実行される一連の演出である印象を高めること(先の報知演出と対象報知演出との間に区切りがあるという印象を与えないようにすること)が可能である。
より具体的には、少なくとも継続的演出10が発生する(上記第三態様または第四態様が発生する)ときには、特定演出(第一の部分11)の最後に、先の当否判定結果を示す識別図柄80の組み合わせが拡大表示されることがないようにすることが好ましい。つまり、識別図柄80が通常時よりも小さく表示された状態のまま、先の当否判定結果(はずれ)を示す組み合わせで停止し(図3(d)参照)、事後演出(第二の部分12)の開始、すなわち対象報知演出の開始と同時に、小さく表示された状態のまま変動が開始されるようにする(図4(a)参照)ことが好ましい。このような構成とすれば、先の当否判定結果の報知の完了(はずれの組み合わせでの識別図柄80の停止)が目立たなくなるため、継続的演出10が一連の演出であるという印象をより高めることが可能である。
継続的演出10が発生しない場合(上記第一態様または第二態様が発生する)ときには、先の当否判定結果を示す識別図柄80の組み合わせが拡大表示されるようにしてもよい(図3(e)、(f)参照)。つまり、継続的演出10が発生しない場合は、先の報知演出と対象報知演出との間に区切りがあるという印象を与えないようにする必要はないのであるから、先の当否判定結果を示す識別図柄80の組み合わせを大きく表示して、当該当否判定結果が明確に遊技者に報知されるようにすればよい。ただし、継続的演出10が発生する場合であっても、先の当否判定結果を示す識別図柄80の組み合わせが拡大表示されるようにすること(拡大表示された上で第二の部分12に移行するようにすること)を否定するわけではない。
以下、上記実施形態にかかる遊技機1を変形、改良、具体化等した具体例について説明する。なお、以下の具体例を用いて説明する事項を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。
○第一具体例
継続的演出10を実行するか否かを判断するタイミングとしては、種々のタイミングが考えられる。
第一に、先の報知演出の具体的内容を決定するタイミングにて判断することが考えられる。つまり、先の報知演出の少なくとも一部として特定演出(第一の部分11)を実行することが決定されたとき、その時点で対象当否判定情報となりうる保留情報(先の当否判定情報の次に取得された保留情報)が記憶手段に記憶されている場合には、継続的演出10が発生する可能性があるものとする。通常、先の報知演出の具体的内容は、先の報知演出の開始時点(厳密には開始時点の直前)(図5においてT1で示す時点)に決定されることになるため、当該時点において継続的演出10を実行するか否かを決定する。
第二に、先の報知演出が開始された後の所定のタイミングにて判断することが考えられる。このような構成とすれば、例えば先の報知演出が開始された時点では、記憶手段に保留情報が全く記憶されていない状態であっても、その後新たに保留情報(当否判定情報)が取得されたときには、それを利用した継続的演出10が発生しうることになるため、(先の段落にて説明した第一のタイミングで実行するか否かを決定する構成とする場合に比して)継続的演出10を実行することが可能な状況が増加することになる。つまり、継続的演出10の発生頻度が低下してしまうことが抑制される。この場合、先の報知演出が開始された後であって、特定演出(第一の部分11)が開始されるよりも前の所定時点(図5においてT2で示す時点)で継続的演出10の実行が決定されるようにすることが好ましい。このような構成とすれば、事後演出(第二の部分12)の発生の有無等に合わせて特定演出(第一の部分11)の内容を変更させる等することが可能となるからである(例えば、後述する第四具体例のような制御が可能となる)。
○第二具体例
上記実施形態における継続的演出10は、事後演出(第二の部分12)の結末により、対象当否判定結果が報知されるものである。言い換えれば、第二の部分12は、対象報知演出の全体に相当するものである。ただし、第二の部分12は、対象報知演出の全体ではなく、対象報知演出の開始部分を構成する一部であってもよい。つまり、事後演出は、その結末により対象当否判定結果を報知するというものではなく、対象報知演出のその後の展開を示唆するものに留める構成としてもよい。
上記実施形態にて説明したような事後演出(第二の部分12)の態様とするのであれば、成功結末となった場合には、失敗結末となった場合に比して、対象当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が高まるということに留まる構成(成功結末となった場合であっても、対象当否判定結果がはずれとなる可能性がある構成)としてもよい。例えば、図6に示すように、成功結末となった場合(図6(b)参照)には、別の演出(スーパーリーチ演出)が実行され(図6(d)参照)、当該別の演出の結末にて当否判定結果が報知される一方、失敗結末となった場合(図6(c)参照)には、当該別の演出が実行されずにはずれが報知される(図6(e)参照)ような態様とすることが考えられる。
○第三具体例
上記実施形態における継続的演出10は、先の報知演出とその次の報知演出である対象報知演出に跨って実行される演出であること、すなわち二つの報知演出に跨って実行される演出であることを説明したが、連続する三つ以上の報知演出に跨って実行される可能性がある演出としてもよい。
例えば、上記実施形態と同様に第一の部分11として味方側キャラクタと敵側キャラクタのバトル演出(特定演出)が実行され、その演出の結末が敗北結末となった場合に第二の部分12として味方側キャラクタが復活するか否かの演出(第一事後演出)が実行される可能性があり、そしてその演出の結末が失敗結末となった場合に第三の部分(図示せず)として復活できなかった味方側キャラクタを別のキャラクタが助けに来るか否かの演出(第二事後演出)が実行される可能性がある構成とする。この場合、継続的演出10を構成する第一の部分11、第二の部分12、第三の部分は、それぞれ別の当否判定情報に対応する報知演出の少なくとも一部として実行される。
○第四具体例
特定演出中に、事後演出が発生する蓋然性(すなわち、継続的演出10が発生する蓋然性)が示唆されるような構成とする。当該「示唆」の態様はどのようなものであってもよい。例えば、図7に示すように、特定演出中における所定のタイミングで所定の画像が表示される等、いわゆるチャンスアップとなる要素が出力された場合(図7(b)参照)には、出力されない場合(図7(c)参照)に比して事後演出が発生する蓋然性が高くなるように設定する。このようにすることで、演出の趣向性をさらに高めることが可能となる。なお、チャンスアップとなる要素は、複数種設定されていてもよい。この場合には、チャンスアップの態様が異なれば、事後演出が発生する蓋然性が異なるようにするとよい。
上記チャンスアップとなる要素は、事後演出が発生する蓋然性だけでなく、先の当否判定結果が大当たりとなる蓋然性を示唆するものとしてもよい。つまり、所定のチャンスアップとなる要素が出力された場合には、事後演出が発生する蓋然性が高まるだけでなく、先の当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が高まるものとする。このような構成とすれば、チャンスアップとなる要素の出力は、遊技者に二重の利益を付与するようなものとなるから、演出の趣向性をさらに高めることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
1 遊技機
10 継続的演出
11 第一の部分
12 第二の部分
91 表示装置
911 表示領域

Claims (1)

  1. 当否判定情報に基づき当否判定を実行する当否判定手段と、
    当否判定結果を報知する報知演出が開始されていない前記当否判定情報を記憶する記憶手段と、
    ある当否判定情報に対応する当否判定結果を報知する対象報知演出が、当該ある当否判定情報よりも前に取得された先の当否判定情報に対応する当否判定結果を報知する先の報知演出から継続的に実行される継続的演出を実行することが可能な継続的演出実行手段と、
    特定報知演出中に実行される味方側キャラクタと敵側キャラクタが戦う演出であって、当該特定報知演出に対応する当否判定結果が当たりである場合には前記味方側キャラクタが勝利する勝利結末となる一方、はずれである場合には前記味方側キャラクタが敗北する敗北結末に至るバトル演出を実行することが可能なバトル演出実行手段と
    前記バトル演出が前記敗北結末に至った場合に、前記特定報知演出の次の報知演出にて発生しうる演出であって、当該次の報知演出に対応する当否判定結果が当たりである場合には前記バトル演出にて示された前記味方側キャラクタが敗北したことが覆される成功結末となる一方、はずれである場合には前記バトル演出にて示された前記味方側キャラクタが敗北したことが覆されない失敗結末に至る事後演出を実行することが可能な事後演出実行手段と、
    を備え、
    前記継続的演出として、前記敗北結末となる前記バトル演出を含む前記特定報知演出が前記先の報知演出とされ、前記事後演出を含む前記次の報知演出が前記対象報知演出とされる演出が発生しうるものであり、
    前記特定報知演出が前記敗北結末となる前記バトル演出を含むものであっても、前記次の報知演出が前記事後演出を含むものとならずに前記継続的演出が発生しない場合もあることを特徴とする遊技機。
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