JP6910577B1 - 有毒ガス放出処理体、有毒ガス放出準備体、及び、有毒ガス処理システム - Google Patents

有毒ガス放出処理体、有毒ガス放出準備体、及び、有毒ガス処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP6910577B1
JP6910577B1 JP2021078233A JP2021078233A JP6910577B1 JP 6910577 B1 JP6910577 B1 JP 6910577B1 JP 2021078233 A JP2021078233 A JP 2021078233A JP 2021078233 A JP2021078233 A JP 2021078233A JP 6910577 B1 JP6910577 B1 JP 6910577B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balloon
toxic gas
gas release
release treatment
treatment body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021078233A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022172434A (ja
Inventor
孝 鳥羽
孝 鳥羽
Original Assignee
孝 鳥羽
孝 鳥羽
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 孝 鳥羽, 孝 鳥羽 filed Critical 孝 鳥羽
Priority to JP2021078233A priority Critical patent/JP6910577B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6910577B1 publication Critical patent/JP6910577B1/ja
Publication of JP2022172434A publication Critical patent/JP2022172434A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

【課題】有毒ガスを用いた処理を危険なく安全に行う。【解決手段】空気Aが注入された第1風船11と、オゾンOが注入された第2風船12と、空気Aが注入された第1風船11及びオゾンOが注入された第2風船12を収納した、持ち運び可能な可搬収納容器13と、可搬収納容器13に設けられ、第1風船11からの空気Aの漏れにより当該第1風船11が所定態様まで収縮したことに連動して第2風船12に穿孔する穿孔手段15と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、有毒ガスを放出する有毒ガス放出処理体、放出するための有毒ガスを注入可能な有毒ガス放出準備体、及び、上記有毒ガス放出処理体および有毒ガス供給装置を備えた有毒ガス処理システムに関する。
従来、気体を捕集して封入し、封入した気体を溜めておくことが可能、かつ、放出することが可能な気体捕集袋が知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術の気体捕集袋では、基材としてポリエステル系樹脂フィルムが用いられ、フィルムの端が熱融着されることでガゼット袋状に構成されている。頂部には、袋内部と連通可能な注出口が設けられ、気体は、注出口を介して出入りするようになっている。
特開2009−128223号公報(図5等)
ところで、消毒殺菌等で有用な気体においては、持ち運んで種々の場所にて使用するという需要がある。この需要に対し、上記従来技術の気体捕集袋を適用することも考えられる。しかしながら、この種の気体には有毒なものもあり、例えば、上述の気体捕集袋に封入された有毒ガスを用い消毒殺菌等の処理を行う場合、開封すると有毒ガスが直ちに放出される。この場合、ユーザが有毒ガスに曝露される可能性が高い。このため、危険ない安全な処理が望まれている。
本発明の目的は、有毒ガスを用いた処理を危険なく安全に行うことができる有毒ガス放出処理体、有毒ガス放出準備体、及び、有毒ガス処理システムを、提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明の有毒ガス放出処理体は、無毒ガスが注入された第1風船と、有毒ガスが注入された第2風船と、前記無毒ガスが注入された前記第1風船及び前記有毒ガスが注入された前記第2風船を収納した、持ち運び可能な可搬収納容器と、前記可搬収納容器に設けられ、前記第1風船からの前記無毒ガスの漏れにより当該第1風船が所定態様まで収縮したことに連動して前記第2風船に穿孔する穿孔手段と、を有することを特徴とする。
本願発明の有毒ガス放出処理体においては、穿孔手段は、第1風船がある程度収縮してから作動して第2風船を穿孔する。すなわち、第1風船から無毒ガスが漏れ出して、収縮するまでに要する時間が、タイマーとして機能する。これにより、本願発明の有毒ガス放出処理体においては、第1風船から無毒ガスが漏れ始めたところでユーザが有毒ガス放出処理体から退避し、ユーザが遠く距離が離れた状態になった後に、有毒ガスを放出することができる。したがって、有毒ガスを用いた消毒殺菌等の処理を、危険なく安全に行うことができる。また処理を行う現場までは、有毒ガスを風船の中に封止した状態で、可搬収納容器に入れて安全かつ手軽に持ち運ぶことができ、利便性が高い。
また、本願発明の有毒ガス放出準備体は、無毒ガスを注入可能な第1風船と、有毒ガスを注入可能な第2風船と、前記無毒ガスが注入された前記第1風船及び前記有毒ガスが注入された前記第2風船を収納して持ち運び可能な可搬収納容器と、前記可搬収納容器に設けられ、前記第1風船からの前記無毒ガスの漏れにより当該第1風船が所定態様まで収縮したことに連動して前記第2風船に穿孔可能な穿孔手段と、を有することを特徴とする。
本願発明の有毒ガス放出準備体においては、上述したのと同様に、有毒ガスを用いた消毒殺菌等の処理を、危険なく安全に行うことができる。また処理を行う現場までは、有毒ガスを風船の中に封止した状態で、可搬収納容器に入れて安全かつ手軽に持ち運ぶことができ、利便性が高い。さらに、有毒ガス及び無毒ガスが充填される前の状態で、有毒ガス放出準備体を保管・運搬でき、当該保管・運搬において省スペース化が可能となる。
また、本願発明の有毒ガス処理システムは、有毒ガスを供給する有毒ガス供給装置と、有毒ガス放出処理体と、を有する有毒ガス処理システムであって、前記有毒ガス放出処理体は、無毒ガスが注入された第1風船と、前記有毒ガス供給装置により有毒ガスが注入された第2風船と、前記無毒ガスが注入された前記第1風船及び前記有毒ガスが注入された前記第2風船を収納した、持ち運び可能な可搬収納容器と、前記可搬収納容器に設けられ、前記第1風船からの前記無毒ガスの漏れにより当該第1風船が所定態様まで収縮したことに連動して前記第2風船に穿孔する穿孔手段と、を有することを特徴とする。
本願発明の有毒ガス処理システムにおいては、上述したのと同様に、有毒ガスを用いた消毒殺菌等の処理を、危険なく安全に行うことができる。また処理を行う現場までは、有毒ガスを風船の中に封止した状態で、可搬収納容器に入れて安全かつ手軽に持ち運ぶことができ、利便性が高い。さらに、上記処理を行う現場とは別の場所であって、有毒ガスの供給に適した場所にて、有毒ガス供給装置を設置して、有毒ガス放出体を完成させることができる。
本発明によれば、有毒ガスを用いた処理を危険なく安全に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る有毒ガス処理システムの全体概略図である。 図1に示す有毒ガス処理システムにて用いられる有毒ガス放出準備体の斜視図である。 図1に示す有毒ガス放出処理体の斜視図である。 図1に示す有毒ガス放出処理体の作動を示す断面図である。 図1に示す有毒ガス放出処理体が作動する際の、オゾン及び空気の放出量の変化を示すタイムチャートである。 本発明の第2実施形態の有毒ガス放出処理体が備える穿孔手段近傍の拡大図である。
以下、本発明の各実施形態を図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
先ず、本発明の第1実施形態について説明する。図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る有毒ガス処理システム100は、有毒ガス放出処理体10、有毒ガス供給装置20、及び、無毒ガス供給装置30を備えている。有毒ガス放出処理体10は、有毒ガス放出準備体10aに、オゾンO(有毒ガスに相当)、及び、空気A(無毒ガスに相当)がそれぞれ供給されて、完成するようになっている。有毒ガス放出処理体10、及び、有毒ガス放出準備体10aの構成については、後に詳述する。
有毒ガス供給装置20は、放電部21、及び、配管22を備えている。放電部21は、ブロワ等で取り込んだ外気に対し高電圧印加することで、酸素をオゾンOに変換する。配管22は、放電部21で変換されたオゾンOを、下流の先端部まで誘導する。この先端部には、コネクタ22aが設けられており、有毒ガス放出準備体10aのオゾン注入口12aに対し、着脱可能となっている。
無毒ガス供給装置30は、圧縮部31、及び、配管32を備えている。圧縮部31は、コンプレッサ等で外気を圧縮し圧縮空気として貯蔵する。配管32は、圧縮部31で貯蔵されている圧縮空気をレギュレータ等にて減圧し、減圧された空気Aを、下流の先端部まで誘導する。この先端部には、コネクタ32aが設けられており、有毒ガス放出準備体10aの空気注入口11aに対し、着脱可能となっている。
有毒ガス処理システム100では、先ず、準備された有毒ガス放出準備体10aのオゾン注入口12a及び空気注入口11aに、コネクタ22a及びコネクタ32aをそれぞれ装着する。次いで、有毒ガス供給装置20、及び、無毒ガス供給装置30からの各ガスの供給を開始し、有毒ガス放出準備体10aに、オゾンO及び空気Aをそれぞれ充填していく。そして、満充填と判断されたとき、上記各ガスの供給を停止し、コネクタ22a,32aをそれぞれ脱離させる。この一連の操作により、オゾンO及び空気Aを封入した有毒ガス放出処理体10が、完成するようになっている。
<有毒ガス放出準備体の構成>
次に、有毒ガス放出準備体10aの構成を説明する。なお、以下の説明において、上下方向、前後方向、左右方向は、ユーザから見た上・下方向、手前・奥手方向、左・右方向に相当しており、各図中に適宜表示される矢印の方向に対応している。図2に示すように、有毒ガス放出準備体10aは、第1風船11および第2風船12を含む袋部材B、可搬収納容器13、錘14、及び、穿孔手段15を備えている。なお、これらを構成する材料としては、使い捨て可能で安価なものが好ましい。
袋部材Bは、略長方形状の同一サイズであるシートが2枚重ね合わされて、形成されている。シートの材料としては、酸化され難い材料であって、気体に対しバリア性を有し、気体による押圧で弾性変形可能なものを用いることが好ましい。例えば、ポリエチレン系樹脂、シリコン系樹脂などが、挙げられる。2枚のシートにおいては、四辺端部がそれぞれ融着されており、袋部材Bの内部空間及び外部が、区画されている。袋部材Bの面における上下方向中央よりも上側には、融着部B1が設けられている。融着部B1は、袋部材Bの左右両端に亘って、直線的に且つ略水平に伸長している。融着部B1に対応する部位も融着されており、袋部材Bの内部空間において、上側及び下側が区画されている。
第1風船11及び第2風船12は、袋部材Bにおいて、上記区画された上側及び下側の部位に対応している。即ち、第1風船11は、第2風船12の上部に配置されている。正面視において、第1風船11の投影面積は、第2風船12の投影面積よりも小さい。即ち、それぞれの風船に気体を注入した場合、第2風船12の満充填時の容積は、第1風船11の満充填時の容積よりも大きい。
第1風船11の右上側の隅には、空気注入口11aが設けられている。第1風船11は、空気注入口11aを介して、空気Aを注入可能となっている。第2風船12の右上側の隅には、オゾン注入口12aが設けられている。第2風船12は、オゾン注入口12aを介して、オゾンOを注入可能となっている。空気注入口11a及びオゾン注入口12aは、上述したコネクタ32a及びコネクタ22aをそれぞれ着脱可能となっている。また、空気注入口11a及びオゾン注入口12aは、それぞれの風船に気体を注入した場合、注入された気体と外気との差圧に基づき、注入された気体の外部流出を規制するよう、逆止弁構造となっている。
可搬収納容器13は、略直方体形状の筐体であり、その頂面部が開口13aをなしている。可搬収納容器13においては、開口13aを介して内部空間及び外部が連通する。開口13aの断面形状は長方形であり、開口13aにおいて、左右方向及び前後方向に沿って、長辺端13a1及び短辺端13a2が、それぞれ規定される。可搬収納容器13の材料としては、酸化され難い材料であって、外力の作用により塑性変形可能なものを用いることが好ましい。例えば、耐食性金属(ステンレス等)、シリコンゴム、樹脂、繊維材(麻、綿等)などが、挙げられる。変形容易性や軽量化の観点からは、これらのうち何れかの材料を用いて、網状に形成された素材を用いてもよい。また、形状保持の観点からは、底面のみ板状に形成された素材を用いてもよい。
可搬収納容器13は、袋部材Bを収納可能となっている。第1風船11及び第2風船12が、それぞれ満充填で膨張した状態であっても、収納可能である。可搬収納容器13に収納する場合、第2風船12の下端が開口13aに対向するよう、袋部材Bを可搬収納容器13の上方に位置させる。そして、袋部材B及び可搬収納容器13を、上下方向に相対移動させていく。これにより、開口13aを介して第2風船12が内部に収納されて、第1風船11は開口13aの上部に露出する。可搬収納容器13は、空気Aが注入された第1風船11、及び、オゾンOが注入された第2風船12が収納された状態において、持ち運び可能となっている。運搬の観点のみならず、可搬収納容器13は、袋部材Bを保護する点でも有効である。また、可搬収納容器13は、<有毒ガス放出処理体の作動>の記載欄にて後述するように、第2風船12の収縮に応じて押しつぶされ、変形するように構成されている。
錘14は、第1錘14a及び第2錘14bの2つで構成され、両方とも可搬収納容器13に設けられる。第1錘14a及び第2錘14bは、同一サイズの略四角柱状に形成されており、左右方向に沿って長辺14a1,14b1がそれぞれ規定される。第1錘14a及び第2錘14bの材料としては、酸化され難い材料であって、密度が大きいものを用いることが好ましい。
第1錘14aは、第1錘14aの長辺14a1が、開口13aの前側における長辺端13a1に沿うように、可搬収納容器13の前側にてヒンジ等を介して取り付けられている。第1錘14aは、長辺14a1を回転軸として、後方向へ略180度回動可能となっている。第2錘14bは、第2錘14bの長辺14b1が、開口13aの後側における長辺端13a1に沿うように、可搬収納容器13の後側にてヒンジ等を介して取り付けられている。第2錘14bは、長辺14b1を回転軸として、前方向へ略180度回動可能となっている。また、第1錘14a及び第2錘14bは、<有毒ガス放出処理体の作動>の記載欄にて後述するように、自重により第2風船12を押圧して収縮させ、その収縮に応じて下方に変位するようになっている。
穿孔手段15は、可搬収納容器13に取り付けられた錘14に、設けられている。穿孔手段15は、刃先を有しており、刃先により第1風船11と第2風船12との両方を穿孔可能に構成されている。穿孔手段15は、空気Aが注入された第1風船11からの空気Aの漏れにより、当該第1風船11が所定態様まで収縮したことに連動して、第2風船12に穿孔するようになっている。
穿孔手段15は、図2に示す状態において、第1錘14a及び第2錘14b錘14の上側の面であって、左右方向略中央部に1つずつ備えられている。この場合、2つの穿孔手段15は、刃先がそれぞれ上方を向いている状態にある。
第1錘14a及び第2錘14b錘14が、それぞれ後方向及び前方向に回動した場合、穿孔手段15は、刃先が第1風船11の上部に対向し接触する状態となる。穿孔手段15は、接触した状態で上方から力を加えられることで、第1風船11を穿孔可能となっている。穿孔手段15は、第1風船11に接触して穿孔後、その穿孔による第1風船11の収縮に応じて第2風船12に近接し、第1風船11が所定態様まで収縮した時に、第2風船12に接触して穿孔するようになっている。
<有毒ガス放出処理体の構成>
次に、有毒ガス放出処理体10の構成を説明する。有毒ガス放出処理体10において、有毒ガス放出準備体10aの構成要素と同じものに対しては、同一の符号を付している。同一の符号を付した構成要素であって、有毒ガス放出準備体10aからの特段の変化がないものについては説明を省略する。図3に示すように、有毒ガス放出処理体10は、第1風船11および第2風船12を含む袋部材B、可搬収納容器13、錘14、及び、穿孔手段15を備えている。
有毒ガス放出処理体10は、上述のように、有毒ガス放出準備体10aに空気A及びオゾンOがそれぞれ供給されることで完成される。第1風船11及び第2風船12には、それぞれ空気A及びオゾンOが注入されている。このため、内圧により袋部材Bのシートが弾性変形し、第1風船11及び第2風船12は、側面視において縦長の略楕円形状となるよう膨張する。注入された空気A及びオゾンOは、袋部材Bの融着された四辺及び融着部B1からは、流出しない。また、空気注入口11a及びオゾン注入口12aからも、逆止弁構造により流出しない。このため、第1風船11及び第2風船12においては、穿孔されない限り内圧が維持されて、膨張状態も維持される。即ち、注入されたオゾンOは、第2風船12にて長期間保存することもできる。
<有毒ガス放出処理体の作動>
次に、有毒ガス放出処理体10の作動を説明する。図4は、上述のように構成された有毒ガス放出処理体10の側視縦断面図である。図4(a)に示すように、先ず、錘14が全体として上側に位置するように、有毒ガス放出処理体10を設置面に静置する。このとき、穿孔手段15は、刃先が上方を向いている状態にある。次に、図4(b)に示すように、第1錘14a及び第2錘14bを、長辺14a1及び長辺14b1を軸として、穿孔手段15が第1風船11の上部に接触するよう回動させる。
次に、図4(c)に示すように、第1錘14a及び第2錘14bに対し、上方から下方に向けてユーザにより力を加え、第1風船11を押圧し穿孔する。このとき、第1風船11から、穿孔P1を介して空気Aが放出し始める。なお、この時点をt0とする。時点t0以降、第1風船11は下方向に収縮するとともに、これに応じて第1錘14a及び第2錘14bは自重により更に回動し、穿孔手段15は第2風船12の上部(融着部B1)に近接していく。
次に、図4(d)に示すように、第1風船11の上端部が第1風船11の下端部(融着部B1)と接触するまで収縮した時、空気Aの放出が完了し、穿孔手段15は第2風船12の上部に接触して穿孔する。このとき、第2風船12から、穿孔P2を介してオゾンOが放出し始める。なお、この時点をt1とする。時点t1以降、第2風船12は下方向に収縮するとともに、これに応じて、第1錘14a及び第2錘14bは自重により下方へ変位し、可搬収納容器13は押しつぶされて変形していく。
そして、図4(e)に示すように、第1錘14a及び第2錘14bは、可搬収納容器13の下端近傍まで到達するとともに、第2風船12は収縮し切る。このとき、第2風船12からのオゾンOの放出が完了する。なお、この時点をt2とする。
図5のタイムチャートに示すように、t0〜t2の期間において、空気Aの放出量及びオゾンOの放出量は、以下のように変化する。ここにおいて、「放出量」は、各気体が穿孔P1,P2を介して流出した量の時間積算値を示している。t0〜t1の期間においては、図5の破線が示すように、第1風船11のみから空気Aが放出され続け、時点t1まで空気Aの放出量は単調増加していく。この期間には、第2風船12が穿孔されておらず、図5の実線が示すように、オゾンOの放出量はゼロに維持される。一方、時点t1にて、空気Aの放出が完了する一方、オゾンOの放出が開始される。このため、時点t1からオゾンOの放出量が立ち上がり、t1〜t2の期間においては、第2風船12からオゾンOが放出され続け、時点t2までオゾンOの放出量は単調増加していく。
このように、有毒ガス放出処理体10を作動させた場合、t0〜t2の期間のうち、t0〜t1の期間においてはオゾンOの放出量はゼロに維持され、第2風船12からのオゾンOの放出が遅延する。
<第1実施形態の効果>
以上説明したように、本発明の上記第1実施形態によれば、穿孔手段15は、第1風船11がある程度収縮してから作動して第2風船12を穿孔する。すなわち、第1風船11から空気Aが漏れ出して収縮するまでに要する時間(図5のt0〜t1の期間)がタイマーとして機能する。これにより、上記第1実施形態においては、第1風船11から空気Aが漏れ始めたところで、ユーザが有毒ガス放出処理体10から退避し、ユーザが遠く距離が離れた状態になった後に、オゾンOを放出することができる。したがって、オゾンOを用いた消毒殺菌等の処理を危険なく安全に行うことができる。また、処理を行う現場まではオゾンOを第2風船12の中に封止した状態で、可搬収納容器13に入れて安全かつ手軽に持ち運ぶことができ、利便性が高い。
また、上記第1実施形態では特に、有毒ガス放出体10の第1風船11が、第2風船12の上部に配置されており、穿孔手段15が、第1風船11と第2風船12との両方を穿孔可能となっている。この穿孔手段15は、第1風船11に接触して穿孔後、その穿孔による第1風船11の収縮に応じて、第2風船12に近接し、第1風船11が所定態様に収縮した時に、第2風船12に接触して穿孔する。これによれば、穿孔手段15により第1風船11に穿孔することで、第1風船11から空気Aの漏れ出しを開始させ、上述したタイマー機能を発動させることができる。また、第1風船11と第2風船12とで穿孔手段15を共用することで、別々に設ける場合よりも、構造簡素化やコスト低減が可能となる。
また、上記第1実施形態では特に、穿孔手段15が、第1風船11の上部に接触した状態で、ユーザにより上方から下方に向けて力を加えられることで、第1風船11を押圧し穿孔するようになっている。これによれば、ユーザにより、第1風船11の穿孔のための操作を簡単に実行できる。
また、上記第1実施形態では特に、可搬収納容器13には、錘14が取り付けられている。この錘14は、自重により第2風船12を押圧して収縮させ、その収縮に応じて下方に変位するようになっている。これによれば、錘14による押圧・収縮に伴い、第2風船12内のオゾンOを確実に全部排出できる。
また、上記第1実施形態では特に、可搬収納容器13が、第2風船12の収縮に応じて押しつぶされ変形するようになっている。これによれば、第2風船12が可搬収納容器13ごとつぶれることで、上記第2風船12内のオゾンOを、さらに円滑に排出できる。
また、上記第1実施形態では特に、穿孔手段15が錘14に設けられ、錘14の自重により第2風船12に穿孔するようになっている。これによれば、錘14の自重を利用でき、簡易な構造で確実な穿孔を行うことができる。
また、上記第1実施形態では特に、錘14が、自重により第1風船11を押圧して収縮させ、その収縮に応じて下方に変位するようになっている。これによれば、錘14による押圧・収縮に伴い、第1風船11内の空気Aを確実に全部排出できる。
また、上記第1実施形態では特に、有毒ガス処理システム100が、有毒ガス供給装置20、及び、無毒ガス供給装置30を備え、有毒ガス放出準備体10aに、オゾンO及び空気Aがそれぞれ供給されて、有毒ガス放出体10が完成するようになっている。これによれば、上記処理を行う現場とは別の場所であって、オゾンOの供給に適した場所にて、有毒ガス供給装置20、及び、無毒ガス供給装置30を設置して、有毒ガス放出体10を完成させることができる。また、例えば、1つの有毒ガス供給装置20を設置した上で、有毒ガス放出体10を短期間で多数完成させることができる。このため、有毒ガス供給装置20を多数用意する必要なく、多数の有毒ガス放出体10を用い、必要とされる場所で効率的にオゾンOを放出させることができる。また、有毒ガス供給装置20として、高濃度のオゾンOを生成することで、有毒ガス放出体10に高濃度のオゾンOを充填できる。これにより、小容積の袋部材Bでも十分に処理が実行でき、有毒ガス放出体10を運搬しやすくなる。また、有毒ガス放出体10そのものは、作動に際し電源が不要であり、使用範囲を広げることができる。また、オゾンO及び空気Aが充填される前の状態で、有毒ガス放出準備体10aを保管・運搬でき、当該保管・運搬において省スペース化が可能となる。
例えば、オゾンOを用いた消毒殺菌等の処理を行う現場として、タクシー車内等が挙げられる。この場合、タクシー詰所にて、有毒ガス供給装置20及び無毒ガス供給装置30を設置し、有毒ガス放出準備体10aに供給して有毒ガス放出体10を完成する。完成した有毒ガス放出体10を詰所から車内へ持ち運び、車内にて上述したタイマー機能を発動させて、殺菌等の処理を実施してもよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態は、有毒ガス放出体10に設けられた穿孔手段15の態様が異なる点のみ、上記第1実施形態と異なる。以下、第2実施形態の第1実施形態と異なる点のみ説明する。
図6に示すように、穿孔手段15は、第1錘14aのみに設けられている。
図6(a)の有毒ガス放出体10の状態は、上述した図4(b)の状態に対応している。穿孔手段15は、キックバネ15a、バネ支柱15b、針部15c、ストッパ15d、ストッパ支柱15e、ストッパバネ15f、及び、ボタン15g(操作部に相当)を、備えている。第1錘14aは、更に、貫通孔14a2を備えている。
キックバネ15aは、第1錘14aの上斜面における右側に設けられている。キックバネ15aのコイル部は、その長軸方向が後斜上方向と平行となるよう配置されている。コイル部を貫通する軸は、第1錘14aの上斜面から立設するバネ支柱15bにより、その両端が固定されている。コイル部の後側端から、キックバネ15aの直線部が右方向に伸長している。この直線部は、第1錘14aの上斜面に固着されている。コイル部の前側端から、キックバネ15aのもう一方の直線部が右方向に伸長している。このもう一方の直線部の右側端から、先端が上方向に向かう針部15cが形成されている。図6(a)の状態のキックバネ15aにおいては、針部15cが、コイル部を軸として、弾性力により左下方向へ回動可能となっている。
ストッパ15dは、クランク状に2か所屈曲した棒部材であり、キックバネ15aの前斜下側に配置されている。ストッパ15dのクランク中心軸は、左右方向に伸長している。ストッパ15dは、クランク中心軸の左右方向略中央部にて、ストッパ支柱15eにて点支持されている。クランク中心軸の右側端から、先端が後斜上方向に向かう屈曲部が形成されている。この屈曲部は、キックバネ15aの針部15c側における直線部の上に、交差するよう位置している。クランク中心軸において、ストッパ支柱15eよりも左側の部位と、第1錘14aの前側縁部との間に、ストッパバネ15fが介装されている。ストッパバネ15fは、点支持されるストッパ15dが回動する際、ストッパ支柱15eよりも左側の部位を付勢する。クランク中心軸の左側端から、先端が前斜下方向に向かう、もう一方の屈曲部が形成されている。もう一方の屈曲部の前側先端部には、ボタン15gが設けられている。ボタン15gは、ユーザにより、後斜上方向に押圧可能となっている。
貫通孔14a2は、第1錘14aを貫通している。貫通孔14a2は、第1錘14aの上斜面において、キックバネ15aのコイル部よりも左側であって、回動した場合に針部15cが嵌入可能な部位に位置している。なお、針部15cは、貫通孔14a2の深さよりも十分に長くなっている。
図6(a)の状態において、ユーザによりボタン15gが押圧されると、図6(b)に示すように、ストッパバネ15fの弾性力に抗しつつ、ストッパ支柱15eを軸にして、ストッパ15dが回動する。これに伴い、ストッパ15dの右側において、キックバネ15aの直線部と交差していた屈曲部は、前斜下方向に移動する。これにより、上記交差が解除され、キックバネ15aの弾性力に付勢されて、コイル部を軸にして針部15cが左下方向に回動する。回動する針部15cは、貫通孔14a2の上側開口から下方向へ嵌入し、下側開口からその先端が露出する。そして、針部15cは、第1風船11の上部と接触して穿孔する。なお、図6(b)の有毒ガス放出体10の状態は、上述した図4(c)の状態に対応している。以降の作動は、図4(d),(e)と同様であり、第2風船12の穿孔も、針部15cにより実行される。
<第2実施形態の効果>
以上説明したように、本発明の上記第2実施形態によれば、穿孔手段15が、第1風船11に接触しない状態から、ボタン15g(操作部に相当)の操作により下降駆動されて、第1風船11の上部に接触して穿孔するようになっている。このため、ユーザの手で押して穿孔する構成の穿孔手段に比して、より確実に第1風船11を穿孔することができる。
なお、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
変形例としては、下記の態様を採用してもよい。上記第1実施形態においては、穿孔手段15として、第1風船11の上部に接触した状態で、ユーザにより上方から力を加えられることで、第1風船11を押圧し穿孔するようになっている。上記第2実施形態においては、穿孔手段15として、ユーザによるボタン15gの操作により下降駆動されて、第1風船11の上部に接触して穿孔するようになっている。これらの態様に代えて、例えば、錐等の孔開け工具を別途用意しておき、上述した図4(b)に示す状態において、この孔開け工具を用いてユーザにより第1風船11を穿孔するようにしてもよい。これによっても、第1風船11を確実に穿孔することができる。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態においては、第2風船12には、有毒ガスとしてオゾンOが注入されているが、これに代えて、他の有毒ガスが用いられてもよく、例えば、塩素系ガス、酸化エチレンガス等が用いられてもよい。他方、発明の範囲外ではあるが、仮に、第2風船12に有毒ガスではない他の気体を注入した場合であっても、上述したタイマー機能を実現できる。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
10 有毒ガス放出処理体
10a 有毒ガス放出準備体
11 第1風船
12 第2風船
13 可搬収納容器
14 錘
14a 第1錘
14b 第2錘
15 穿孔手段
15a キックバネ
15b バネ支柱
15c 針部
15d ストッパ
15e ストッパ支柱
15f ストッパバネ
15g ボタン
20 有毒ガス供給装置
21 放電部
22 配管
22a コネクタ
100 有毒ガス処理システム
A 空気
O オゾン

Claims (10)

  1. 無毒ガスが注入された第1風船と、
    有毒ガスが注入された第2風船と、
    前記無毒ガスが注入された前記第1風船及び前記有毒ガスが注入された前記第2風船を収納した、持ち運び可能な可搬収納容器と、
    前記可搬収納容器に設けられ、前記第1風船からの前記無毒ガスの漏れにより当該第1風船が所定態様まで収縮したことに連動して前記第2風船に穿孔する穿孔手段と、
    を有することを特徴とする有毒ガス放出処理体。
  2. 請求項1記載の有毒ガス放出処理体において、
    前記第1風船は、
    前記第2風船の上部に配置されており、
    前記穿孔手段は、
    前記第1風船と前記第2風船との両方を穿孔可能に設けられ、前記第1風船に接触して穿孔後、その穿孔による前記第1風船の収縮に応じて前記第2風船に近接し、前記第1風船が前記所定態様に収縮した時に前記第2風船に接触して穿孔する
    ことを特徴とする有毒ガス放出処理体。
  3. 請求項2記載の有毒ガス放出処理体において、
    前記穿孔手段は、
    前記第1風船の上部に接触した状態で上方から力を加えられることで、前記第1風船を押圧し穿孔する
    ことを特徴とする有毒ガス放出処理体。
  4. 請求項2記載の有毒ガス放出処理体において、
    前記穿孔手段は、
    前記第1風船に接触しない状態から、操作部の操作により下降駆動されて、前記第1風船の上部に接触して穿孔する
    ことを特徴とする有毒ガス放出処理体。
  5. 請求項3又は請求項4記載の有毒ガス放出処理体において、
    前記可搬収納容器には、錘が取り付けられており、
    前記錘は、
    自重により前記第2風船を押圧して収縮させ、その収縮に応じて下方に変位する
    ことを特徴とする有毒ガス放出処理体。
  6. 請求項5記載の有毒ガス放出処理体において、
    前記可搬収納容器は、
    前記第2風船の収縮に応じて押しつぶされ変形するように構成されている
    ことを特徴とする有毒ガス放出処理体。
  7. 請求項5又は請求項6記載の有毒ガス放出処理体において、
    前記穿孔手段は、
    前記錘に設けられ、当該錘の自重により前記第2風船に穿孔する
    ことを特徴とする有毒ガス放出処理体。
  8. 請求項7記載の有毒ガス放出処理体において、
    前記錘は、
    自重により前記第1風船を押圧して収縮させ、その収縮に応じて下方に変位する
    ことを特徴とする有毒ガス放出処理体。
  9. 無毒ガスを注入可能な第1風船と、
    有毒ガスを注入可能な第2風船と、
    前記無毒ガスが注入された前記第1風船及び前記有毒ガスが注入された前記第2風船を収納して持ち運び可能な可搬収納容器と、
    前記可搬収納容器に設けられ、前記第1風船からの前記無毒ガスの漏れにより当該第1風船が所定態様まで収縮したことに連動して前記第2風船に穿孔可能な穿孔手段と、
    を有することを特徴とする有毒ガス放出準備体。
  10. 有毒ガスを供給する有毒ガス供給装置と、有毒ガス放出処理体と、
    を有する有毒ガス処理システムであって、
    前記有毒ガス放出処理体は、
    無毒ガスが注入された第1風船と、
    前記有毒ガス供給装置により有毒ガスが注入された第2風船と、
    前記無毒ガスが注入された前記第1風船及び前記有毒ガスが注入された前記第2風船を収納した、持ち運び可能な可搬収納容器と、
    前記可搬収納容器に設けられ、前記第1風船からの前記無毒ガスの漏れにより当該第1風船が所定態様まで収縮したことに連動して前記第2風船に穿孔する穿孔手段と、
    を有することを特徴とする有毒ガス処理システム。
JP2021078233A 2021-05-04 2021-05-04 有毒ガス放出処理体、有毒ガス放出準備体、及び、有毒ガス処理システム Active JP6910577B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021078233A JP6910577B1 (ja) 2021-05-04 2021-05-04 有毒ガス放出処理体、有毒ガス放出準備体、及び、有毒ガス処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021078233A JP6910577B1 (ja) 2021-05-04 2021-05-04 有毒ガス放出処理体、有毒ガス放出準備体、及び、有毒ガス処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6910577B1 true JP6910577B1 (ja) 2021-07-28
JP2022172434A JP2022172434A (ja) 2022-11-16

Family

ID=76967707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021078233A Active JP6910577B1 (ja) 2021-05-04 2021-05-04 有毒ガス放出処理体、有毒ガス放出準備体、及び、有毒ガス処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6910577B1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003500182A (ja) * 1999-06-01 2003-01-07 ジョージ ガットマン 清浄化に使用するためのオゾン封入構造体
JP2004113463A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Ebara Jitsugyo Co Ltd オゾンガス透過性容器を用いた生鮮食品、青果物、住居、医療施設、器具等の殺菌、脱臭、鮮度保持方法及びそれに用いるオゾンガス透過性容器
JP2005126303A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Toyota Motor Kyushu Inc オゾン発生器
JP2006326230A (ja) * 2005-04-26 2006-12-07 Iceman Corp オゾン放出体
WO2007037336A1 (ja) * 2005-09-28 2007-04-05 Iceman Co., Ltd. オゾン放出体とその製造方法、及びその製造装置、及びその利用方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003500182A (ja) * 1999-06-01 2003-01-07 ジョージ ガットマン 清浄化に使用するためのオゾン封入構造体
JP2004113463A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Ebara Jitsugyo Co Ltd オゾンガス透過性容器を用いた生鮮食品、青果物、住居、医療施設、器具等の殺菌、脱臭、鮮度保持方法及びそれに用いるオゾンガス透過性容器
JP2005126303A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Toyota Motor Kyushu Inc オゾン発生器
JP2006326230A (ja) * 2005-04-26 2006-12-07 Iceman Corp オゾン放出体
WO2007037336A1 (ja) * 2005-09-28 2007-04-05 Iceman Co., Ltd. オゾン放出体とその製造方法、及びその製造装置、及びその利用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022172434A (ja) 2022-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101111281B (zh) 用于药物递送的设备、系统和方法
AU2007245139B2 (en) Devices, systems and methods for medicament delivery
EP2104525A2 (en) Hypodermic drug delivery reservoir and apparatus
US7465428B2 (en) Method and apparatus for controlled production of a gas
JP6910577B1 (ja) 有毒ガス放出処理体、有毒ガス放出準備体、及び、有毒ガス処理システム
CA2757509A1 (en) Device for discharging an extraction product out of a portion packaging; puncturing device and extraction apparatus
JP2008525108A5 (ja)
JP2010529884A (ja) 錠剤粉砕装置に使用する錠剤粉砕用小袋
JP2016526400A (ja) 食品又は飲料を調製するためのカプセル
AU2011218649A1 (en) Devices, systems and methods for medicament delivery
JP2005531901A (ja) 液体燃料電池用の燃料貯槽
JP2012055575A (ja) 選択弁の駆動装置及びそれを備えた消火システム、並びに選択弁の駆動方法
JP2005322441A (ja) 液体燃料電池用燃料カートリッジ
JP2015534009A (ja) ガス供給デバイス
JP2009540255A (ja) 液体燃料ガスカートリッジ
EP1761137A2 (en) Device employing gas generating cell for facilitating controlled release of fluid into ambient environment
KR20150122313A (ko) 부탄 가스통의 반자동식 잔류가스 제거장치
JP2008073650A (ja) ガス缶類の切断破砕装置
JP5092142B2 (ja) 破砕機及び被破砕物処理装置
US20120256024A1 (en) Easy sealing pill crusher pouch for use with a pill crusher
JP2003300536A (ja) 注射器等医療用器具の輸送用袋
JPWO2007055355A1 (ja) 複室容器
KR101532414B1 (ko) 부탄 가스통의 잔류가스 제거장치
KR100564698B1 (ko) 가스통 천공(穿孔)장치
EP2923687B1 (en) Syringe

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210506

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210506

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6910577

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150