JP2005126303A - オゾン発生器 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠心ファンからの送風に乗せて、放電部で発生したオゾン及びマイナスイオンを、効率良くケーシング外に吹き出させることができるコンパクトなオゾン発生器を提供すること。
【解決手段】前側面に吹出し口を形成し、後側面に吸気口を形成したケーシング内に、前記吹出し口に対峙させてオゾン及びマイナスイオンを発生させる放電部を配設するとともに、前記吸気口に対峙させて遠心ファンを配設し、同遠心ファンと前記放電部との間を横切るように基板を配設する一方、同基板の端縁とケーシング周壁面との間隙を介して、前記吸気口から吹出し口に至る送風路を前記ケーシング周壁面に沿って形成した。
【選択図】 図3

Description

この発明は、オゾン発生器に関するものである。
従来、オゾンを用いた脱臭装置等に利用されるオゾン発生器としては、図14に示すように、ケーシング200内にオゾン発生手段230と送風器210とを設けると共に、送風路Rを形成し、同送風路Rの先端に形成した吹出し口220よりオゾンをケーシング200外に吹き出すようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。なお、250はオゾン発生室、260はオゾン誘導管である。
特開平6−304438号公報
しかしながら、上記従来のオゾン発生器ではオゾンを発生器外に吹き出させる送風路Rの途中に制御基板や内部電源などの機能部を設置することが一般的であり、この場合、前記基板などが送風の妨げになってしまうおそれがあった。
そこで請求項1記載の本発明では、前側面に吹出し口を形成し、後側面に吸気口を形成したケーシング内に、前記吹出し口に対峙させてオゾン及びマイナスイオンを発生させる放電部を配設するとともに、前記吸気口に対峙させて遠心ファンを配設し、同遠心ファンと前記放電部との間を横切るように基板を配設する一方、同基板の端縁とケーシング周壁面との間隙を介して、前記吸気口から吹出し口に至る送風路を前記ケーシング周壁面に沿って形成した。
また、請求項2記載の本発明では、前記送風路に面したケーシング周壁面を曲面とした。
また、請求項3記載の本発明では、前記ケーシングを球体形状とした。
また、請求項4記載の本発明では、前記吹出し口に対応するスリットを形成したカバー体をケーシングに取付け、同カバー体とケーシング周壁面との間に第2の送風路を形成した。
また、請求項5記載の本発明では、オゾンの発生とマイナスイオンの発生とを切替え自在とし、オゾン発生時には赤系色に、マイナスイオン発生時には青系色に発色する発光部を設けた。
また、請求項6記載の本発明では、前記カバー体は透光性を有し、発光部からの発色をカバー全体に透過可能とした。
また、請求項7記載の本発明では、前記ケーシングに載置安定手段を設けた。
また、請求項8記載の本発明では、車両用のシガライターから給電可能なプラグをケーシングに突設した。
(1)請求項1記載の本発明では、前側面に吹出し口を形成し、後側面に吸気口を形成したケーシング内に、前記吹出し口に対峙させてオゾン及びマイナスイオンを発生させる放電部を配設するとともに、前記吸気口に対峙させて遠心ファンを配設し、同遠心ファンと前記放電部との間を横切るように基板を配設する一方、同基板の端縁とケーシング周壁面との間隙を介して、前記吸気口から吹出し口に至る送風路を前記ケーシング周壁面に沿って形成した。したがって、基板や内部電源などの機能部構成要素を、吸気口から吹出し口にかけてケーシング内に直線的にレイアウトしても遠心ファンからの送風を妨げることがなく、放電部で発生したオゾン及びマイナスイオンをケーシング外に円滑に吹き出させることができる。したがって、コンパクトな構成、形状でありながら、十分量のマイナスイオンの効果で空間をリフレッシュできると共に、オゾンの効果で空間を除菌、消臭することができる。
(2)請求項2記載の本発明では、前記送風路に面したケーシング周壁面を曲面としたことにより、ファンからの風をケーシング内周面に沿って、より抵抗を少なくした状態で送ることができる。
(3)請求項3記載の本発明では、前記ケーシングを球体形状としたことにより、全体を極めてコンパクトな構成としながらファンからの風を円滑に送ることができ、なおかつ意匠的にもかわいらしいデザインとすることができる。
(4)請求項4記載の本発明では、前記吹出し口に対応するスリットを形成したカバー体をケーシングに取付け、同カバー体とケーシング周壁面との間に第2の送風路を形成したことにより、送風抵抗となるような障害物が全くない専用の送風路が形成でき、ケーシング周壁面の内側に形成される他の送風路と協働してより円滑な送風が可能となる。
(5)請求項5記載の本発明では、オゾンの発生とマイナスイオンの発生とを切替え自在とし、オゾン発生時には赤系色に、マイナスイオン発生時には青系色に発色する発光部を設けたことにより、マイナスイオン発生中(イオンモード)か、オゾン発生中(オゾンモード)かを、色によって容易に判別することができる。
(6)請求項6記載の本発明では、前記カバー体は透光性を有し、発光部からの発色をカバー全体に透過可能としたことにより、マイナスイオン発生中なのか、あるいはオゾン発生中なのかを外から容易に視認することができるとともに、照明演出の効果も生起する。
(7)請求項7記載の本発明では、前記ケーシングの底面部に載置安定手段を設けたことにより、例えば自動車内などのような揺れや振動がある場所においてもオゾン発生器をダッシュボードなどに安定して設置することができ、マイナスイオンによる運転中のリフレッシュが可能となると共に、車内の殺菌効果が生起される。
(8)請求項8記載の本発明では、車両用のシガライターから給電可能なプラグをケーシングに突設したことにより、シガライターに直接差し込んで利用でき、オゾン発生器の置き場所に苦慮することなく、車両内でもオゾン発生器を容易に使用することができる。
本発明に係るオゾン発生器は、所定の空間をマイナスイオンの効果でリフレッシュしたり、オゾンの効果で空間を除菌、消臭したりするために使用されるものである。すなわち、オゾン発生器としながらも、オゾンによる殺菌・消臭効果のみならず、マイナスイオンの効果でリフレッシュすることが可能となっている。
他方、マイナスイオンのみを強調してマイナスイオン発生器と呼ぶものも存在するが、これらにしてもマイナスイオンと同時にオゾンは必然的に発生するので、かかるマイナスイオン発生器と呼ばれるものについても本発明のオゾン発生器の範疇に含まれる。
本発明に係るオゾン発生器は、前側面に吹出し口を形成し、後側面に吸気口を形成したケーシング内に、前記吹出し口に対峙させてオゾン及びマイナスイオンを発生させる放電部を配設するとともに、前記吸気口に対峙させて遠心ファンを配設し、同遠心ファンと前記放電部との間を横切るように基板を配設する一方、同基板の端縁とケーシング周壁面との間隙を介して、前記吸気口から吹出し口に至る送風路を前記ケーシング周壁面に沿って形成したことに特徴がある。
すなわち、遠心ファンから放電部を結ぶ送風路を、ケーシング周壁面に沿って形成することで、前記基板や内部電源などの機能部構成要素を直線的にレイアウトしても遠心ファンからの送風を妨げることがなく、遠心ファンからの風をケーシング周壁面に沿って円滑に送ることができる。
ところで、基板が遠心ファンと前記放電部との間を横切るように配設というのは、遠心ファンと放電部との間を結ぶ仮想直線を横切るような基板配置であって、通常であれば送風の妨げとなるのであるが、本実施の形態のように、送風路をケーシング周壁面に沿って形成することで送風を妨げることなく、かつケーシング内の空間を無駄なく利用して著しい小型化が実現可能となる。したがって、例えば車内などの空間に配置するに好適となる。
また、上記構成において「ケーシングの前側面」としたのは、オゾン及びマイナスイオンの吹出し口を形成する面であり、一方、「後側面」としたのは、吹出し口と反対側の面を指している。したがって、本実施の形態に係るオゾン発生器は、吹出し口が最前面に位置するように載置して、後方に向かって順に放電部、基板、遠心ファンが配設されていることになる。
上記構成において、さらに前記送風路に面したケーシング周壁面を曲面とすることができる。すなわち、送風抵抗を可及的に減じ、送風のより円滑化を図ることができる。特に、前記ケーシングを球体形状とすることが望ましく、この場合、遠心ファンと放電部とを結ぶ仮想直線間に、基板などの機能部構成要素を収納配設することで、機能的に合理的なレイアウトが可能となるとともに、全体をコンパクトとし、かつ意匠的に優れた愛らしい形状とすることができる。
また、前記吹出し口に対応するスリットを形成したカバー体をケーシングに取付け、同カバー体とケーシング周壁面との間に第2の送風路を形成することができる。
すなわち、球状に湾曲したケーシング周壁面の内、外にそれぞれ区画された送風路が形成され、特にケーシング周壁面の外側はカバー体で被覆された狭幅の専用送風路となることから、送風抵抗となるような障害物が全くない。したがって、2つの送風路によってより円滑な送風が可能となる。
さらに、本実施の形態では、オゾンの発生とマイナスイオンの発生とを切替え自在とし、オゾン発生時には赤系色に、マイナスイオン発生時には青系色に発色する発光部を設けている。しかも、上記カバー体は透光性を有し、発光部からの発色をカバー全体に透過可能とすることができる。
したがって、発光部からの発色を、カバー全体に透過させて発光させることができる。したがって、オゾン発生器外からもマイナスイオン発生中又はオゾン発生中かを容易に視認することができ、なおかつ照明演出の効果も生起される。なお、前記カバー体はポリカーボネイト等の透明な樹脂により成形するとよい。
また、前記ケーシングに載置安定手段を設けることができ、さらには車両用のシガライターから給電可能なプラグをケーシングに突設することができる。
かかる構成とすれば、例えば自動車用として好適に用いることができ、自動車内のダッシュボードの上などに、前記載置安定手段を介して載置し、オゾンによる車内の殺菌・消臭を行えるとともに、運転中にはマイナスイオンによりリフレッシュして快適なドライブが楽しめ、さらに、居眠り運転などを未然に防止することも可能となる。
しかも、上述してきたように、本実施の形態に係るオゾン発生器はコンパクトで邪魔になることがなく、かつ前述した発色作用によって車内の照明演出にもなり得る。
ところで、自動車用として使用する場合、オゾン発生器にイグニッションキーと連動して始動するタイマー回路等を設けて、イグニッションキーをオフして自動車を停止して人間が車内から外に出ると、タイマー回路がカウントを開始して放電部からのオゾン発生を開始する一方、オゾン発生が設定時間だけ持続するとタイマー回路がタイムアップして、放電部からのオゾン発生を強制的に停止し、オゾンによる殺菌や脱臭動作を終了させるようにすることができる。かかる構成とすれば、人間が有害なオゾンに晒されることを未然に防止することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながらより具体的に説明する。図1は本実施形態に係るオゾン発生器の使用状態の一例を示す説明図、図2はオゾン発生器の全体を示す斜視図、図3は図2のI−I線における断面視による説明図、図4は同オゾン発生器のカバー体を取り外した状態を示す分解斜視図である。

図1に示すように、本実施形態に係るオゾン発生器16は、例えば自動車室内のような閉空間の殺菌・消臭を可能としており、ダッシュボード上に載置した状態で使用される。
図1〜図4に示すように、オゾン発生器16はその外観形状を略球状に形成したケーシング10の前側面に吹出し口10aを形成するとともに、後側面に吸気口10bを形成し、前記吹出し口10aに対峙させてオゾン及びマイナスイオンを発生させる放電部28を配設する一方、前記吸気口10bに対峙させて送風用のモータ74に連設した遠心ファン76を配設し、さらに、同遠心ファン76と前記放電部28との間を横切るように、後に詳述する制御部36やイオン発生時とオゾン発生時とを切り換えるスイッチング部30などを配設した基板4を配設している。46は前記放電部28に設けた電極部である。
すなわち、略球状に形成したケーシング10の略中央部に、ケーシング10を前後に二分するように略円形に形成した前記基板4を配設し、ケーシング10の前側空間10’に前記放電部28を、後側空間10’’に前記遠心ファン76を配設している。
ケーシング10の後側空間10’’に配設された遠心ファン76は、軸方向がケーシング10の略半径方向となるように配置されており、傘状の羽根部76aをケーシング10の周壁に形成した吸気口10bに対峙近接させ、前記吸気口10bから吸気してケーシング10の周壁に沿って風を送るようにしている。そして、かかる遠心ファン76の側部には、同遠心ファン76及び前記放電部28に電力供給する内部電源としてのバッテリー14を並設している。85,87は後述する第1及び第2の2つの表示器であり、前側空間10’に配設している。
また、本実施形態では、オゾン発生器16に載置安定手段としての台座120を設けており、同台座120を介してダッシュボード上に安定載置可能としている。したがって、自動車内などのような揺れや振動がある場所においても安定状態に保持することができる。なお、台座120などの裏面には両面テープなどを貼着しておくとよい。
また、本実施形態では車内に常備されるシガライターをその外部電源18(図1参照)として利用しており、機器内部への電力供給用として電源供給用のコードの先端にはシガライター用のプラグ26を設けている。すなわち、同給電用のプラグ26を自動車が常備するシガライター26aに挿入することにより、そのシガライター26aを通じて、例えば12Vあるいは24V程度の直流の外部電圧Voが電子回路に供給されるように構成している。
なお、必ずしもシガライター用のプラグ26を介して給電する必要はなく、その他、電子回路の駆動に必要な電力が供給できるなら、無線状態で電力を供給するものなど、供給される電力の形式あるいはその電力を供給するための具体的な構成は限定されるものではない。
上記構成において、本実施形態に係るオゾン発生器16の特徴となる構成は、前記基板4の端縁4aとケーシング周壁面との間隙Dを介して、前記吸気口10bから吹出し口10aに至る送風路Rをケーシング周壁面に沿って形成したことにある。
本実施形態における送風路Rは、ケーシング周壁面の内側でケーシング10内に形成される第1の送風路R1と、ケーシング周壁面の外側に形成される第2の送風路R2とからなり、同第2の送風路R2は、図2〜図4に示すように、前記吹出し口10aに対応するスリット80を形成した半球状のカバー体110をケーシング10の前半部に取付け、同カバー体110とケーシング周壁面との間に形成している。すなわち、本実施形態における送風路Rは曲面に面して形成されている。
このように、遠心ファン76から放電部28を結ぶ送風路Rに面したケーシング周壁面を曲面としたことにより、前記遠心ファン76からの送風は、同遠心ファン76から周方向に送られ、湾曲したケーシング周壁面に沿って形成された送風路Rを通って円滑に進むことができ、基板4の端縁4aとケーシング周壁面との間隙Dを介して、前記吸気口10bから吹出し口10aに至る2つの送風路R1,R2を通って吹出し口10aに至る。
すなわち、本実施形態においては、遠心ファン76からの送風は、遠心ファン76→ケーシング10の後側空間10’’における内側周壁面→間隙Dと進み、その後は、ケーシング10の前側空間10’における周壁面の内側に形成された第1の送風路R1と同周壁面の外側に形成された第2の送風路R2とに分岐して進み、第1の送風路R1を通った風は吹出し口10aを通り、第2の送風路R2を通った風は吹出し口10aの外側を通り、両送風路R1,R2からの風は外側カバー体110に形成された複数のスリット80で合流して吹き出すのである。特にケーシング10の周壁面の外側は前記カバー体110で被覆された狭幅の専用送風路となることから、送風抵抗となるような障害物が全くなく、第1、第2の2つの送風路R1,R2との協働によって、より円滑な送風が可能となる
したがって、前記基板4やその他内部電源などの機能部構成要素をケーシング10内に吸気口10bから吹出し口10aを結ぶ直線上にレイアウトしても、送風が妨げられことはなく、遠心ファン76からの風を吹出し口10aからスリット80を介して円滑に送風し、放電部28により生成されたマイナスイオン、あるいはオゾンを室内空間へ放出することができる。
しかも、上述したように、機能部構成要素を搭載した基板4を、吹出し口10aと吸気口10bとを結ぶ仮想直線を横切るように配置してケーシング10内のスペースを有効利用することが可能となり、ケーシング10をより小型化することができるので、コンパクト化されたオゾン発生器16として自動車内などに載置しやすくなる。
また、送風路Rがケーシング周壁面に沿って形成されているので、ケーシング10内には機能部構成要素を自由に配設することができ、ケーシング10の形状的なデザインの自由度が増してユーザニーズに合った様々な形状にすることも容易となる。特に、本実施形態のように球状とすれば、可及的に小型化を図ることができるとともに、コンパクトなイメージをもった可愛らしいデザインとなり、意匠的にも良好となる。
また、オゾン発生器16の送風路Rは本実施形態においては、第1、第2の2つの送風路R1,R2によって構成しているが、いずれか一方の送風路のみを形成させたものであっても良い。
なお、カバー体110は透光性を有する素材から形成されており、ケーシング10に形成した図示しない係合爪を介して、図4に示すように着脱自在としている。図4中、82’は後に詳述するイオン発生とオゾン発生とを切り換えるモード切換スイッチ82のノブであり、スライド自在に構成されている。
ここで、本実施形態に係るオゾン発生器16に収納配設された電子回路について、図5〜図10を参照して説明する。図5は本実施形態に係るオゾン発生器の回路構成を概略的に示すブロック図、図6は電源部とスイッチング部の構成を具体的に示す電気回路図、図7は放電部の構成を示す電気回路図、図8は制御部の構成を示す電気回路図、図9は放電電極に対する印加電圧とオゾン量との関係を示すグラフ、図10は放電部の動作状態を説明する波形図である。
ケーシング10の内部に設けられた電子回路は、図5に示すように、マイナスイオンとオゾンを発生する前記放電部28と、イオン発生時とオゾン発生時とを切り換えるスイッチング部30と、前記放電部28における表示状態に対応した表示を可能とする前記第1及び第2の2つの表示器85,87を備える発光部32と、前記放電部28に駆動電圧を供給する電源部34と、オゾン発生手段12の動作を規制する制御部36とから構成されている。
ここで電源部34は、本実施形態のような車載用に構成された場合にあっては、図6に示すように、シガライター26aを介して外部電源18から供給される外部電圧Voと、内部電源である前記バッテリー14から供給される内部電圧Viとから構成される。
前記バッテリー14は、ニカド電池の様な複数回の充放電が可能な二次電池や大容量のキャパシタであって、更に外部電源18からの出力電圧Voを利用して充電回路38により常時あるいは適宜時期に充電され、所定の充電容量を維持可能とする。また、バッテリー14からの出力電圧Viを2.5V程度の低圧に設定する一方、シガライターから供給される直流12Vあるいは24Vの外部電圧Voを、降圧回路40を使用して2.5Vに降圧することにより、外部電源18とバッテリー14とを略同一の出力電圧Vlとし、以下の回路において、両電源18,14を共通に切り換え使用できるようにしている。
放電部28は、図3及び図7に示すように、針状の放電電極42とリング状の対向電極44から構成される電極部46に対してマイナス極性の高電圧を印加することによって放電電極42の先端でコロナ放電をさせ、その放電によってマイナスイオンとオゾンとを同時に発生させる。そして、発生したマイナスイオンとオゾンとは、前述の送風路Rからの風に乗って強制的に放出される。
すなわち、マイナス極性の高電圧を印加してコロナ放電をさせた場合にあっては、図9に示すように、マイナスイオンが発生されると同時に、量はそれよりも少ないがオゾンも発生される。更に、両者の発生量は印加電圧Vhが高くなるほど多量になる。
ここで、例えば印加電圧が3.5kVの時に発生するオゾン量hはマイナスイオンの発生量eに比較して十分に小さく、殺菌効果等は発揮されない。その結果、オゾンによる影響は無視することが可能となり、実質的にマイナスイオンのみが発生されているものとみなすことができるので、この電圧印加時における放電状態を「イオンモード」とする。更に、放電電極42に対する印加電圧が例えば5kV程度に上昇すると、オゾンの発生量は除菌や脱臭に好適なレベルHにまで達するので、マイナスイオンが同時にEだけ発生されているにもかかわらず、「オゾンモード」とするのである。
放電部28は、選択される2つのモードに対応して、放電電極42に印加されるマイナス極性の電圧を上下2段階に変更させるものであって、低圧の直流電圧Vlを中圧の脈流電圧Vmに変換する第1昇圧回路48と、中圧の脈流電圧Vmから高圧の放電電圧Vhを形成する第2昇圧回路50とから構成される。
第1昇圧回路48は、インバータ回路52で2.5V程度の低圧の直流電圧Vlから100V程度の中圧の交流電圧を形成したあと、整流回路54で半波整流することにより、図10(a)のような電圧Vmを形成する。
第2昇圧回路50は、パルス電圧発生回路56と高圧発生回路58とから構成される。ここでパルス電圧発生回路56は、昇圧トランス60の一次コイル62と直列にコンデンサ64を接続するとともに、その直列接続されたものと並列にサイダック66を接続した構成をとる。
サイダック66は印加電圧が低い間はオフしているが、入力される脈流電圧Vmの値が例えば80V程度の閾値Vsを超えるとオンする規格のものであって、サイダック66のオフ期間中に脈流電圧Vmによりコンデンサ64を充電しておき、その充電電流がサイダック66のオン時にサイダック66および一次コイル62を介して急激に放電するとともにサイダック66をオフさせる。この動作を、脈流電圧Vmが閾値Vs以下に低下してサイダック66が常時にオフする時点まで周期的に繰り返すことにより、図10(b)のようなパルス電圧Vpが、間欠的に昇圧トランス60の一次コイル62に発生される。
このパルス電圧Vpは、昇圧トランス60の一次コイル62と二次コイル間の巻線比に対応して昇圧されたあと、二次コイル63と直列に接続されるダイオード68とコンデンサ70からなる高圧発生回路58に印加される。
高圧発生回路58では、昇圧トランス60の二次コイル63から間欠的に出力される高電圧のパルス電圧を積分することにより、図10(c)のようなマイナス極性の高電圧Vhが形成され、その電圧Vhが電極部46に印加されて放電電極42と対向電極44間でコロナ放電が行われる。
次に、発生される高電圧の値を変更する方法として、本実施形態にあってはパルス電圧発生回路56におけるサイダック66を切り換え使用することにより実施している。すなわち、その閾値がVs1である第1のサイダック66と並列に、その閾値Vs1より低い閾値Vs2を有する第2のサイダック66aを、動作モードの切り換え動作と連動してオンする電圧切り換え回路99のリレー71のスイッチ接点72を介して接続する。
すると、閾値の違いにより、発生される高電圧の値が変わり、たとえば閾値Vs1の場合に発生される高電圧の平均値が−5kV程度であったものが、閾値Vs2にあっては−3.5kVに下降する。よって、オゾンの発生量が図9に示すHからhにまで減少する。この時、マイナスイオンの量はEからeへの減少にとどまり、マイナスイオン発生に極めて好適となる。
なお、高電圧Vhを形成するための具体的な回路構成は上記に限定されるものではなく、従来から使用されている周知の昇圧回路を使用するなど、適宜変更して実施できることは勿論である。例えば、図7にあっては、一方のサイダック66aのみをリレー接点で接続状態を変更するように構成したが、2つのサイダック66・66aと直列にスイッチング用のトランジスタを1つずつ介装し、両サイダックを個別に接続することもできる。
また、オゾンの発生量を変更するのに、放電電極42に印加される高電圧の値を変更するのではなく、放電電極42と対向電極44間の距離を機械的に変化させることによって放電状態を変更することができる。更に、上記した様にオゾン発生とマイナスイオンを発生するための回路、放電電極42あるいは放電モードを共有するのではなく、各モードに最適な構成のものを個別に備え、動作する回路を択一的に切り換え使用することも可能である。
次にスイッチング部30は、スライド式のモード切換スイッチ82と、この切換スイッチ82の切り換え動作と連動してオンオフする、第1および第2のスイッチング回路84,86とから構成される。
ここで切換スイッチ82は、前述したように、ケーシング10の外周面に備えられて操作者によるノブ82’を介してのスライド動作によって切り換えられるものであって、中間位置にあってはケーシング10の内部の電子回路は動作をオフしているが、図6に示すように切換スイッチ82aのa,a’側への切り換えで「イオンモード」に、b,b’側への切り換えで「オゾンモード」へとその駆動モードを択一的に切り換え可能とする。
すなわち、モード切換スイッチ82を「イオンモード」に切り換えた際には、外部電源18からの出力電圧V2がダイオード88を介してスイッチング用トランジスタ90による第1のスイッチング回路84に印加されると同時に、放電部28に駆動電力を供給可能とする。また、出力電圧V2は電圧切り換え回路99にも印加される。この第1のスイッチング回路84は放電部28と直列に介装されており、切換スイッチ82をオフ状態からイオンモードに切り換えると、スイッチング用トランジスタ90がオンし、放電部28を外部電源18で駆動すると同時に、電圧切り換え回路がオンとなり、高電圧の値を−3.5KVに変更したうえで、マイナスイオンを発生させるとともに、送風回路78を駆動して、発生されたイオンを強制的にケーシング10の外部に排出する。
一方、切換スイッチ82を「オゾンモード」側に切り換えると、バッテリー14側から放電部28に向けて駆動電圧Vlが供給される結果、外部電源18に代えてバッテリー14から出力される電圧Viで放電部28が駆動可能な状態となる。
なお、この実施形態においては、手動のモード切換スイッチ82を備えた構成としているが、図11に示すように外部電源検出手段19からの信号により、スイッチング部30が自動的に切り替わるように構成することができる。
具体的に説明すると、外部電源18の接続されている状態では、マイナスイオン用スイッチング部30aがONとなり、外部電源18のオフが検出されると外部電源検出手段19からの信号により、マイナスイオン用スイッチング部30aがオフとなるとともに、オゾン用スイッチング部30bがオンとなるようにしている。
ここで、放電部28に直列に介装された第1のスイッチング回路84は、制御部36から送られる出力信号S1でオンする第2のスイッチング回路86とダイオード92を介して制御信号S2が印加されるように構成されている。そこで、切換スイッチ82がオゾンモード側に切り換えられ、且つ、制御部36からの出力信号S1が出力されている期間に限定して第1スイッチング回路84がオンし、放電部28が動作可能とする。
制御部36は、図8に示すように、タイマー回路20と外部電源検知回路94とからなり、外部電源検知回路94が外部電源18から出力される外部電圧Voの停止を検出すると、タイマー回路20がカウント値を初期値にリセットするとともに、カウントアップ動作を開始して第2スイッチング回路86に信号S1を出力する。更に、タイマー回路20が所定時間のカウントを終了すると、信号S1の出力をオフして放電部28の動作を強制的に停止可能とする。
外部電源検知回路94は、コンデンサ96と並列にスイッチング用のトランジスタ98を接続するとともに、そのトランジスタ98の制御端子に外部電源18からの出力電圧Voを印加し、更にコンデンサ96の両端をタイマー回路20のリセット端子に接続している。
かかる構成により、外部電圧Voが入力されている期間はトランジスタ98がオンし、コンデンサ96を放電してタイマー回路20のリセット端子をアースしている。ここで外部電源18からの出力が停止するとトランジスタ98がオフし、コンデンサ96が充電される際にタイマー回路20にリセット信号Srが印加され、カウント値はゼロにリセットされる。
タイマー回路20は、バッテリー14から駆動電圧Viが印加されている状態でリセット信号Srが入力されるとカウントを開始するとともに、出力端子から信号S1の出力を開始する。更に、カウント値が例えば8分程度の設定数に達すると、信号S1の出力を停止するものである。
なお、外部電圧Voが停止されると直ちにタイマー回路20を始動してオゾンを発生させることも可能であるが、例えばタイマー回路20が始動するまでに数分程度の待ち時間を設け、本実施形態のように、オゾン発生器16を車載用とした場合、操作者が車外に出るまでに所定の時間的余裕を設けることもできる。
次に、第1及び第2の2つの表示器85,87を備える発光部32は、前記切換スイッチ82によるオゾンモードとマイナスイオンモードとの切換状態および放電部28の動作中を区別して表示可能とするものであり、図2〜図4に示すように、発光ダイオードからなる第1および第2の2つの表示器85,87を放電部28の左右に位置するように配設し、ケーシング10に形成した透光用孔10c,10cに臨ませている(図4参照)。
ここで動作モードの切換状態は、図6に示すように、切換スイッチ82における前記ノブ82’の移行方向両側に対応して、表示器85,87を個別に点灯することによって選択したモードが区別して表示されるようにしている。
本実施形態にあっては、体に良いマイナスイオンの発生を選択した場合には、安全をイメージする例えば青系色の発光ダイオードを点灯する。逆にオゾンの発生を選択した場合には、危険をイメージする赤系色の発光ダイオードを使用することにより、操作者にモードの選択状態をイメージで表示できるようにしている。
しかも、本実施形態では、ケーシング10の略前側半球を覆うように、ポリカーボネイト等の透明な樹脂により成形するカバー体110を配設することにより、前記表示器85,87の点灯で、カバー体110全体に透過して発光することになり、オゾン発生器16自体が前述したように青色や赤色に発光しているように見え、室内照明のような効果を生起しながらイメージ的にイオンあるいはオゾンの放出状態を識別することが可能となる。また、同時に放電部28が作動中であることも認識することができる。なお、ケーシング10とカバー体110は一体化して形成してもよい。
ここで第1の表示器85は、マイナスイオンモードの選択時期を表示するためのものであるから、図6に示すように、切換スイッチ82のマイナスイオンモードへの切り換え時期に出力される降圧回路40からの電圧で電流が供給されて発光する。
また、第2表示器87はオゾンモードの選択時に点灯するものであるから、図8に示す制御部36タイマー回路20の駆動電圧を印加することにより、発光ダイオードで構成された表示器87を点灯する。
上記した構成により、プラグ26を介して外部電圧Voを供給しない場合には、切換スイッチ82をスライド操作しても第1および第2の表示器85,87は点灯せず、放電部28の動作は勿論、モード選択さえもできないことが分かる。
次に、プラグ26に差し込んだ状態で、イグニッションキーを操作して自動車のエンジンを始動すると、プラグ26を介して外部電圧Voがケーシング10の内部に供給される。すると、切換スイッチ82のスライド位置の変更に対応して、第1表示器85または第2表示器87が点灯し、その点灯色から「イオンモード」あるいは「オゾンモード」の選択が発光表示され、例えば「マイナスイオンモード」を選択した場合にあっては、第1表示器85が点灯してカバー体110が青色に発光し、そのモードが選択されたことが表示される。
一方、「オゾンモード」を選択した場合にあっては、第2表示器87が点灯してカバー体110が赤色に発光し、そのモードが選択されたことを表示する。そして、かかる状態でイグニッションキーをオフして自動車を停止して人間が車内から外に出ると、タイマー回路20がカウントを開始して放電部28を始動し、オゾン発生が開始されることになる。
更にオゾン発生が設定時間だけ持続するとタイマー回路20がタイムアップし、放電部28によるオゾン発生を強制的に停止することにより、オゾンによる殺菌や脱臭動作も終了することにより、人間がオゾンに晒されるのが未然に防止されるのである。
なお、上記した構成に加え、人の存在を検知するセンサーを備えて、人が検知されると、例え外部電圧Voの供給が断たれてもオゾン発生動作は開始せず、人が車内から完全に出たことを検知したのちにオゾン発生をさせることにより、更に安全性を増すことができる。
また、本発明にかかるオゾン発生器の適用箇所も、自動車の車内に限らず、便所など、人が出入りする閉空間でオゾン発生させる場合にあっても適用できるものである。この場合、外部電源との切断は自動車の場合と異なり、商用電源との切断になるので、必要に応じて切断用スイッチを設けることになる。切換用スイッチは手動での切り換え以外に、使い勝手を考慮して人体センサ等と連動させてもよい。又便所等で適用する場合、便所内の照明用スイッチと連動させる構成も考えられる。具体的には、本オゾン発生器を照明装置内に組み込み、外部電源が、ランプ入力部側とオゾン発生器の入力部側にそれぞれ並列に接続される構成が望ましい。
(実施形態2)
図12にオゾン発生器16の他の実施形態を示す。なお、図中、図2〜図4に示した構成要素に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
本実施形態において、上述した先の実施形態と異なる点は、オゾン発生器16のケーシング10と、車両用のシガライターなどから給電部110に給電するためのプラグ26とを一体化して成形した点にある。このように構成することで、オゾン発生器16を直接的にシガライターに差込むことができ、自動車内においてコンパクトな形で使用することができる。なお、その他の構成は先の実施形態と同様である。
(実施形態3)
図13にオゾン発生器16のさらなる他の実施形態を示す。なお、ここでも図2〜図4に示した構成要素に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
本実施形態では、オゾン発生器16のケーシング10の底面部に設けた座面120’から給電部111に給電するためのコンセント112をコード113を介して取付けている。このように構成することで、家庭用のコンセントからも電源を取ることができるため、オゾン発生器16を家屋内でも容易に使用することができる。なお、他の構成は先の実施形態と同様である。
以上、本発明を各実施形態を通して説明してきたが、前側空間10’にオゾン及びマイナスイオンを発生させる放電部28を設けたケーシング10の後側半部10’’に遠心ファン76を取付け、同遠心ファン76とケーシング10の周壁面との間に、前記放電部28に至る送風路Rを形成したことにより、同送風路Rはケーシング10の周壁面に沿った滑らかな湾曲した流路となり、基板4やバッテリー14などの機能部構成要素を直線的にレイアウトしても、遠心ファン76からの送風が妨げられることがなく、遠心ファン76からの風を、ひいては発生したマイナスイオンやオゾンをケーシング10の内周面に沿って円滑に必要空間(室内や車内)に送ることができる。
このように、本発明に係るオゾン発生器は、マイナスイオンやオゾンの吹出し効率を低下させることなく、形状をコンパクト化することができ、特に、狭い自動車内などに設置するのにはきわめて有効な構成となっている。
本実施形態に係るオゾン発生器の使用状態の一例を示す説明図である。 オゾン発生器の全体を示す斜視図である。 図2のI−I線における断面視による説明図である。 同オゾン発生器のカバー体を取り外した状態を示す分解斜視図である。 実施形態に係るオゾン発生器の回路構成を概略的に示すブロック図である。 電源部とスイッチング部の構成を具体的に示す電気回路図である。 放電部の構成を示す電気回路図である。 制御部の構成を示す電気回路図である。 放電電極に対する印加電圧とオゾン量との関係を示すグラフである。 放電部の動作状態を説明する波形図である。 変形例に係るイオン発生器の全体的構成を概略的に示すブロック図である。 他の実施形態に係るイオン発生器の一部断面側面図である。 同他の実施形態に係るイオン発生器の一部断面側面図である。 従来のオゾン発生器の構成を示す概略図である。
符号の説明
R 送風路
R1 第1の送風路
R2 第2の送風路
4 基板
10 ケーシング
16 オゾン発生器
26 プラグ
28 放電部
32 発光部
46 電極部
76 遠心ファン
80 スリット
110 カバー体
120 台座

Claims (8)

  1. 前側面に吹出し口を形成し、後側面に吸気口を形成したケーシング内に、前記吹出し口に対峙させてオゾン及びマイナスイオンを発生させる放電部を配設するとともに、前記吸気口に対峙させて遠心ファンを配設し、同遠心ファンと前記放電部との間を横切るように基板を配設する一方、同基板の端縁とケーシング周壁面との間隙を介して、前記吸気口から吹出し口に至る送風路を前記ケーシング周壁面に沿って形成したことを特徴とするオゾン発生器。
  2. 送風路に面したケーシング周壁面を曲面としたことを特徴とする請求項1記載のオゾン発生器。
  3. ケーシングを球体形状としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のオゾン発生器。
  4. 吹出し口に対応するスリットを形成したカバー体をケーシングに取付け、同カバー体とケーシング周壁面との間に第2の送風路を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のオゾン発生器。
  5. オゾンの発生とマイナスイオンの発生とを切替え自在とし、オゾン発生時には赤系色に、マイナスイオン発生時には青系色に発色する発光部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のオゾン発生器。
  6. カバー体は透光性を有し、発光部からの発色をカバー全体に透過可能としたことを特徴とする請求項5記載のオゾン発生器。
  7. ケーシングに載置安定手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のオゾン発生器。
  8. 車両用のシガライターから給電可能なプラグをケーシングに突設したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のオゾン発生器。
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