JP4661959B2 - イオン発生器 - Google Patents

イオン発生器 Download PDF

Info

Publication number
JP4661959B2
JP4661959B2 JP2008520652A JP2008520652A JP4661959B2 JP 4661959 B2 JP4661959 B2 JP 4661959B2 JP 2008520652 A JP2008520652 A JP 2008520652A JP 2008520652 A JP2008520652 A JP 2008520652A JP 4661959 B2 JP4661959 B2 JP 4661959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
ground electrode
insulating substrate
ion generator
linear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008520652A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2008093475A1 (ja
Inventor
慎滋 加藤
利之 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Publication of JPWO2008093475A1 publication Critical patent/JPWO2008093475A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4661959B2 publication Critical patent/JP4661959B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T23/00Apparatus for generating ions to be introduced into non-enclosed gases, e.g. into the atmosphere

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)

Description

本発明は、イオン発生器、特に、空気清浄器やエアコンなどに搭載されるイオン発生器に関する。
近年、環境改善のために、イオン発生器が種々提供されており、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。このイオン発生器では、図8に示すように、基板141上に絶縁膜144で覆われたグランド電極142が形成されるとともに、該グランド電極142の二つの脚部142a,142bに挟まれるように線状電極145が配置されている。線状電極145は基板141上に形成された高圧電極143に接続され、高圧電流が供給されることで、線状電極145からグランド電極142に漏れ電流が流れ、イオンが発生する。
しかし、このイオン発生器では、グランド電極142と高圧電極143とが基板141の同一面に形成されているために両者の距離が近くなり、高圧電極143からグランド電極142に不要な漏れ電流が発生し、イオンの発生量が減少するという問題点を有していた。
特開2005−63827号公報
そこで、本発明の目的は、高圧電極からグランド電極への不要な漏れ電流の発生を抑制し、イオン発生量を安定化できるイオン発生器を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係るイオン発生器は、
絶縁基板と、
前記絶縁基板上に形成された、コンタクト部を有するグランド電極と、
前記絶縁基板上に形成された、前記グランド電極を覆う絶縁膜と、
前記絶縁基板上に形成された、コンタクト部を有する高圧電極と、
前記高圧電極に、前記グランド電極と対向するように取り付けられた線状電極と、を備え、
前記絶縁基板の一辺に凹部を設け、該凹部に前記線状電極の先端側を突出させるとともに、該凹部の両側に位置する絶縁基板上に前記グランド電極の脚部が線状電極を挟んで該線状電極と平行に延在し、
前記高圧電極と前記グランド電極とが前記絶縁基板の異なる面にそれぞれ形成され
前記グランド電極の先端部分であって前記線状電極の先端部に対向する部分は前記絶縁膜にて覆われていないこと、
を特徴とする。
本発明に係るイオン発生器において、高圧電極とグランド電極とは絶縁基板の異なる面にそれぞれ形成されているため、両者の距離が長くなり、高圧電極からグランド電極への不要な漏れ電流が抑制される。これにて、イオン発生量は減少することなく安定化する。
本発明に係るイオン発生器においては、絶縁基板にスルーホールが形成され、高圧電極又はグランド電極のコンタクト部が該スルーホールを介して同一面上に引き出されていることが好ましい。異なる面に形成された高圧電極とグランド電極のそれぞれのコンタクト部を同一面上に配置することができので、各コンタクト部とリード線との接続構造が容易になり、イオン発生器の小型化を図ることができる。
また、線状電極が複数設けられていてもよい。複数の線状電極を設けることで、イオンを複数の方向に発生させることができ、広範囲にイオンを発生させることができる。また、線状電極を複数設けても、高圧電極とグランド電極を異なる面に形成しているので、高圧電極及びグランド電極それぞれのコンタクト部を一つにまとめることができ、リード線の数も減少する。
複数の線状電極は絶縁基板の両端部にそれぞれ設けられていてもよく、この場合、グランド電極のパターンをほぼX字形状とすることが好ましい。ほぼX字形状とすることで、グランド電極のパターンを絶縁基板の中央部にまとめることができ、コンタクト部を一つにすることができるとともに、異なる面に形成された高圧電極との距離がより長くなり、不要な漏れ電流をさらに抑制できる。
本発明に係るイオン発生器において、グランド電極の先端部分であって線状電極の先端部に対向する部分は絶縁膜にて覆われていないので、線状電極からグランド電極への漏れ電流が増加し、イオンの発生とともに微量のオゾンが発生する。オゾンによって消臭効果や除菌効果が大きくなる。この場合、グランド電極は抵抗体であることが好ましい。グランド電極が抵抗体から形成されると、該抵抗体の抵抗値を変化させることでオゾンの発生量を容易に調整できる。
また、絶縁基板の一辺に凹部を設け、該凹部に線状電極の先端側を突出させるとともに、該凹部の両側に位置する絶縁基板上にグランド電極の脚部が線状電極を挟んで該線状電極と平行に延在しているので、線状電極やグランド電極を平面状に形成でき、イオン発生器の薄型化を図ることができる。
また、高圧電極のコンタクト部に接触接続された、リード線との係止部を有する第1端子と、グランド電極のコンタクト部に接触接続された、リード線との係止部を有する第2端子と、絶縁基板、グランド電極、線状電極、高圧電極、第1端子及び第2端子を収容するためのケースとを備えていてもよい。小型で低コストなイオン発生器が得られる。そして、線状電極の先端部が対向するケースの開口部にはリブを設けることが好ましい。リブを設けることで指などが線状電極に接触することを防止でき、安全性が向上する。
本発明に係るイオン発生器によれば、高圧電極とグランド電極との間の距離が長くなり、高圧電極からグランド電極への不要な漏れ電流が抑制され、イオン発生量が減少することなく安定化する。
第1実施例であるイオン発生器を示す分解斜視図。 図1に示したイオン発生器の外観斜視図。 図1に示したイオン発生器に用いられる絶縁基板を示し、(A)は表面図、(B)は裏面図。 第2実施例であるイオン発生器に用いられる絶縁基板を示し、(A)は表面図、(B)は裏面図。 第3実施例であるイオン発生器に用いられる絶縁基板を示し、(A)は表面図、(B)は裏面図。 第4実施例であるイオン発生器に用いられる絶縁基板を示し、(A)は表面図、(B)は裏面図。 第5実施例であるイオン発生器のケースを示す分解斜視図。 従来のイオン発生器に用いられる絶縁基板を示す表面図。
以下、本発明に係るイオン発生器の実施例について添付図面を参照して説明する。
(第1実施例、図1〜図3参照)
図1は第1実施例であるイオン発生器1の分解斜視図、図2はその外観斜視図である。図1に示すように、イオン発生器1は、下側樹脂ケース2と、上側樹脂ケース3と、イオン発生部品4と、第1端子5Aと、第2端子5Bと、リード線7,8と、図示しない高圧電源とを備えている。
下側樹脂ケース2は、一方の端部の側壁2aに空気の取入れ口21が形成され、他方の端部の側壁2bに空気の吐出し口22が形成されている。さらに、手前側の側壁2cには、係止腕部23が形成されている。
上側樹脂ケース3は、一方の端部の側壁3aに空気の取入れ口(図示せず)が形成され、他方の端部の側壁3bに空気の吐出し口32が形成されている。手前側の側壁3cには、爪部31が2個形成されている。これらの爪部31を下側樹脂ケース2の係止腕部23に嵌め込むことにより、上側樹脂ケース3と下側樹脂ケース2は堅固に接合し、通気性のある樹脂ケースとされる。上側樹脂ケース3と下側樹脂ケース2が内部に形成する収容部には、イオン発生部品4と端子5A,5Bが配設されている。
イオン発生部品4は、図3に示すように、絶縁基板41の表面(第1主面41a)上には、コンタクト部43aを有する高圧電極43と以下に説明するグランド電極42のコンタクト部42cが導電性ペーストによって形成されている。また、絶縁基板41の一辺には大きく切り欠かれた凹部41cが形成され、該凹部41cに線状電極45が配置されている。線状電極45は、その根本部が高圧電極43にはんだ付けされており、線径が100μm以下の極細線であり、ピアノ線、タングステン線、ステンレス線、チタン線などが用いられる。
絶縁基板41の裏面(第2主面41b)には、グランド電極42が導電性ペーストによって形成され、絶縁膜44にて覆われている。グランド電極42は、凹部41cの両側に位置する第2主面41b上に、線状電極45を間にして該線状電極45と平行な一対の脚部42a,42bを有している。また、絶縁基板41の隅部にはスルーホール46が形成されており、該スルーホール46を介して第2主面41b上のグランド電極42が第1主面41a上のコンタクト部42cに電気的に接続されている。
絶縁膜44の材料としては、シリコーン、ガラスグレーズなどが用いられる。グランド電極42は50MΩ程度の抵抗値を持っている。グランド電極42の材料としては、例えば、酸化ルテニウムペーストやカーボンペーストなどの抵抗体が用いられる。特に、酸化ルテニウムは高電界がかかってもマイグレーションを起こさないので、最適な材料である。
第1端子5A及び第2端子5Bは、金属材からなり、それぞれ係止部51と足部52にて構成されている。係止部51は、上側樹脂ケース3の上面3dに形成された保持部33,34に嵌め込まれる。端子5Aの足部52は高圧電極43のコンタクト部43aに接触接続し、端子5Bの足部52はグランド電極42のコンタクト部42cに接触接続している。
高圧用リード線7の端部7aは上側樹脂ケース3の保持部33の正面に形成された開口部(図示せず)に嵌入され、芯線71が端子5Aの係止部51に係合して電気的に接続される。同様に、グランド用リード線8の端部8aは保持部34の正面に形成された開口部(図示せず)に嵌入され、芯線81が端子5Bの係止部51に係合して電気的に接続される。
高圧用リード線7は高圧電源の高圧出力端子に接続され、グランド用リード線8は高圧電源のグランド端子に接続される。高圧電源はマイナスの直流電圧を供給するが、マイナスの直流バイアスを重畳した交流電圧を供給してもよい。そして、このイオン発生器1は空気清浄機や空調機などに組み込まれる。つまり、高圧電源が空気清浄機の電源回路部にセットされ、イオン発生器1が送風経路にセットされることにより、空気清浄器などはマイナスイオンを含んだ風を送風する。
以上の構成からなるイオン発生器1は、−1.3KV〜−3.0kVの電圧(代表値)でマイナスイオンを発生させることができる。即ち、線状電極45にマイナス電圧を印加すると、線状電極45とグランド電極42との間で強電界が形成される。また、線状電極45の先端部は絶縁破壊してコロナ放電状態になる。このとき、線状電極45の先端部周辺では、空気中の分子がプラズマ化されて、分子が+イオンと−イオンとに分かれ、空気中の+イオンは線状電極45に吸収され、マイナスイオンが残ることになる。
先端が細い(曲率半径が小さい)線状電極45の方が、先端が太い電極よりも電子が集中しやすく、強電界が生じやすい。従って、線径が100μm以下の線状電極45を用いることで、低い印加電圧でもマイナスイオンを発生させることができる。また、従来よりも印加電圧を低くできるため、安全性の向上を図ることができる。さらに、高圧電極43とグランド電極42が絶縁基板41の異なる面(第1主面41a、第2主面41b)にそれぞれ形成されているため、両者の距離が長くなり、高圧電極43からグランド電極42への不要な漏れ電流が抑制される。これにて、イオン発生量は減少することなく安定化する。
また、絶縁基板41にスルーホール46が形成され、グランド電極42のコンタクト部42cが該スルーホール46を介して高圧電極43のコンタクト部43aとともに第1主面41a上に引き出されているため、各コンタクト部43a,42cとリード線7,8との接続構造が容易になり、イオン発生器1が小型化される。
また、絶縁基板41の一辺に凹部41cを設け、該凹部41cに線状電極45の先端側を突出させるとともに、該凹部41cの両側に位置する絶縁基板41上にグランド電極42の脚部42a,42bが線状電極45を挟んで該線状電極45と平行に延在しているため、線状電極45やグランド電極42を平面状に形成でき、イオン発生器1が薄型化する。
(第2実施例、図4参照)
図4は、第2実施例であるイオン発生器に使用される絶縁基板41の表面(第1主面41a)及び裏面(第2主面41b)を示している。グランド電極42のコンタクト部42cは第2主面41b上に形成され、前記第1実施例で示したスルーホール46を有することなく、端子5Bの延長された足部52が接触接続する。
また、グランド電極42の先端部分であって線状電極45の先端部に対向する部分は絶縁膜44にて覆われていない。グランド電極42の先端部を露出させることで、グランド電極42と線状電極45との間に漏れ電流が流れる。この漏れ電流により、空気中の酸素分子O2が酸素原子Oに分解され、さらにこの酸素原子Oが空気中の酸素分子O2と反応してオゾンO3となり(O2+O→O3)、微量のオゾンが発生する。オゾンの発生量はこの露出部分42dの面積や位置を変えることによって制御できる。また、オゾンの発生量は、グランド電極42である抵抗体の抵抗値を変化させることでも制御できる。
また、本第2実施例では、高圧電極43とグランド電極42が絶縁基板41の異なる面にそれぞれ形成されているため、両者の距離が長くなり、高圧電極43からグランド電極42への不要な漏れ電流が抑制される。これにて、イオン発生量及びオゾン発生量が減少することなく安定化する。
なお、本第2実施例の他の構成は前記第1実施例と同様であり、その作用効果も基本的に第1実施例と同様である。
(第3実施例、図5参照)
図5は、第3実施例であるイオン発生器に使用される絶縁基板41の表面(第1主面41a)及び裏面(第2主面41b)を示している。本第3実施例は、絶縁基板41の両端部にそれぞれ線状電極45を設けたものである。
詳しくは、絶縁基板41の第1主面41aに形成した高圧電極43は2本の線状電極45の根本部をそれぞれはんだ付けするための接続部43bを備え、該接続部43bとコンタクト部43aを残して絶縁膜44'にて覆われている。第2主面41bには、グランド電極42がほぼX字形状のパターンに形成され、中央部分にコンタクト部42cが形成されている。また、グランド電極42は線状電極45の先端部に対向する先端部(露出部分42d)及びコンタクト部42cを除いて絶縁膜44にて覆われている。
高圧電極43のコンタクト部43aには第1端子5Aの足部52が接触接続し、グランド電極42のコンタクト部42cには第2端子5Bの延長された足部52が接触接続する。
本第3実施例の他の構成は前記第1実施例と同様であり、その作用効果も基本的に第1実施例と同様である。特に、2本の線状電極45を設けることで、イオン及びオゾンを両方向に発生させることができ、広範囲にイオン及びオゾンを発生させることができる。また、高圧電極43とグランド電極42を同じ面に形成すると、グランド電極42の存在によって高圧電極43を自由な形状に形成できず、高圧電極43のコンタクト部が二つ形成されるので、リード線7が2本必要になる。しかし、高圧電極43とグランド電極42を異なる面に形成しているので、高圧電極43を第1主面41a上に比較的自由な形状に形成でき、コンタクト部43aを一つにまとめることができ、リード線7は1本で済む。同様に、グランド電極42のコンタクト部42cも一つにまとめることができ、リード線8は1本で済む。
さらに、グランド電極42のパターンをほぼX字形状としているため、グランド電極42のパターンを第2主面41bの中央部にまとめることができ、コンタクト部42cを一つにすることができるとともに、高圧電極43との距離がより長くなり、不要な漏れ電流をさらに抑制できる。これにて、イオン発生量及びオゾン発生量は減少することなく安定化する。また、グランド電極42の先端部を露出させることで、オゾンの発生量が増加することは第2実施例で説明したとおりである。
(第4実施例、図6参照)
図6は、第4実施例であるイオン発生器に使用される絶縁基板41の表面(第1主面41a)及び裏面(第2主面41b)を示している。本第4実施例は、前記第3実施例と同様に絶縁基板41の両端部にそれぞれ線状電極45を設けたものであり、さらに、第2主面41bに形成したグランド電極42は絶縁基板41に形成したスルーホール47を介して第1主面41aに形成したコンタクト部42cと電気的に接続されている。
本第4実施例では、高圧電極43が形成されている第1主面41aと同一の面に、グランド電極42のコンタクト部42cが形成されるため、高圧電極43を、グランド電極42のコンタクト部42cと離れた基板41の端側に形成している。これにより、高圧電極43とグランド電極42のコンタクト部42cの距離を長くし、不要な漏れ電流を抑制することができる。なお、高圧電極43とグランド電極42との距離をより長くするため、グランド電極42を、高圧電極43が形成された基板41の端側とは反対の端側に形成すると、より不要な漏れ電流を抑制することができる。
なお、本第4実施例の他の構成は前記第1実施例及び第3実施例と同様であり、その作用効果も基本的に第1実施例及び第3実施例と同様である。
(第5実施例、図7参照)
図7は、第5実施例であるイオン発生器のケース2,3を示している。第5実施例は前記第1実施例と基本的には同様の構成からなり、ケース2,3の開口部(線状電極45の先端部が対向する空気吐出し口22,32、図1参照)にリブ25,35を設けたものである。リブ25,35を設けることで指などが線状電極45に接触することを防止でき、安全性が向上する。
(他の実施例)
なお、本発明に係るイオン発生器は、前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
例えば、グランド電極42の露出部分42dの形状は任意であり、露出部分42dが複数箇所に分散しているものであってもよい。
また、本発明は、マイナスイオンの発生のみならず、プラスイオンの発生にも適用することができる。この場合、プラス電圧を発生する高圧電源を用い、高圧電極にプラス電圧を印加することになる。
以上のように、本発明は、イオン発生器に有用であり、特に、イオン発生量を安定化できる点で優れている。

Claims (8)

  1. 絶縁基板と、
    前記絶縁基板上に形成された、コンタクト部を有するグランド電極と、
    前記絶縁基板上に形成された、前記グランド電極を覆う絶縁膜と、
    前記絶縁基板上に形成された、コンタクト部を有する高圧電極と、
    前記高圧電極に、前記グランド電極と対向するように取り付けられた線状電極と、を備え、
    前記絶縁基板の一辺に凹部を設け、該凹部に前記線状電極の先端側を突出させるとともに、該凹部の両側に位置する絶縁基板上に前記グランド電極の脚部が線状電極を挟んで該線状電極と平行に延在し、
    前記高圧電極と前記グランド電極とが前記絶縁基板の異なる面にそれぞれ形成され
    前記グランド電極の先端部分であって前記線状電極の先端部に対向する部分は前記絶縁膜にて覆われていないこと、
    を特徴とするイオン発生器。
  2. 前記絶縁基板にスルーホールが形成され、前記高圧電極又は前記グランド電極のコンタクト部が該スルーホールを介して同一面上に引き出されていること、を特徴とする請求項1に記載のイオン発生器。
  3. 前記線状電極が複数設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のイオン発生器。
  4. 前記線状電極が前記絶縁基板の両端部にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項3に記載のイオン発生器。
  5. 前記グランド電極のパターンがほぼX字形状であることを特徴とする請求項4に記載のイオン発生器。
  6. 前記グランド電極が抵抗体からなることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のイオン発生器。
  7. 高圧電極のコンタクト部に接触接続された、リード線との係止部を有する第1端子と、
    グランド電極のコンタクト部に接触接続された、リード線との係止部を有する第2端子と、
    絶縁基板、グランド電極、線状電極、高圧電極、第1端子及び第2端子を収容するためのケースと、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のイオン発生器。
  8. 前記線状電極の先端部が対向する前記ケースの開口部にリブを設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のイオン発生器。
JP2008520652A 2007-01-31 2007-12-18 イオン発生器 Active JP4661959B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007021846 2007-01-31
JP2007021846 2007-01-31
PCT/JP2007/074272 WO2008093475A1 (ja) 2007-01-31 2007-12-18 イオン発生器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008093475A1 JPWO2008093475A1 (ja) 2010-05-20
JP4661959B2 true JP4661959B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=39673791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008520652A Active JP4661959B2 (ja) 2007-01-31 2007-12-18 イオン発生器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7706121B2 (ja)
JP (1) JP4661959B2 (ja)
CN (1) CN101379667B (ja)
WO (1) WO2008093475A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5471464B2 (ja) * 2010-01-12 2014-04-16 パナソニック株式会社 コロナ放電発生装置とそれを用いた除菌装置
WO2012032973A1 (ja) * 2010-09-09 2012-03-15 株式会社村田製作所 イオン発生装置
JP5578196B2 (ja) * 2012-05-18 2014-08-27 株式会社村田製作所 イオン発生器
JP2016051609A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 オムロン株式会社 イオン発生部品およびイオン発生部品を備えたイオン発生装置
US9660425B1 (en) 2015-12-30 2017-05-23 Plasma Air International, Inc Ion generator device support
US11389808B2 (en) 2016-01-19 2022-07-19 Plasma Air International, Inc. Ion generator device supports

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003017217A (ja) * 2001-07-02 2003-01-17 Tokyo Metropolis 沿面放電電極及び放電装置
JP2005063827A (ja) * 2003-08-13 2005-03-10 Murata Mfg Co Ltd イオン発生部品、イオン発生ユニットおよびイオン発生装置
JP2005116512A (ja) * 2003-08-21 2005-04-28 Ngk Spark Plug Co Ltd 放電素子並びに放電素子ユニット並びに電気製品並びに車両及び放電素子の製造方法
JP2005126303A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Toyota Motor Kyushu Inc オゾン発生器

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0633933U (ja) 1992-04-23 1994-05-06 日本セラミック株式会社 セラミックオゾン発生用放電体
JP3080116B2 (ja) 1992-08-25 2000-08-21 高砂熱学工業株式会社 帯電物品の中和装置
CN1119727A (zh) * 1994-09-26 1996-04-03 株式会社环境 空气清洁器
JPH08171256A (ja) 1994-12-19 1996-07-02 Sharp Corp コロナ放電装置
JPH08217412A (ja) 1995-02-16 1996-08-27 Toto Ltd コロナ放電器
JPH11310404A (ja) 1998-04-30 1999-11-09 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd オゾン発生器
KR100826453B1 (ko) * 2004-12-28 2008-04-29 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 이온 발생유닛 및 이온 발생장치
WO2007091366A1 (ja) * 2006-02-09 2007-08-16 Murata Manufacturing Co., Ltd. イオン発生器
EP1848076B1 (en) * 2006-02-09 2013-09-18 Murata Manufacturing Co. Ltd. Ion generator and method for controlling ozone amount

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003017217A (ja) * 2001-07-02 2003-01-17 Tokyo Metropolis 沿面放電電極及び放電装置
JP2005063827A (ja) * 2003-08-13 2005-03-10 Murata Mfg Co Ltd イオン発生部品、イオン発生ユニットおよびイオン発生装置
JP2005116512A (ja) * 2003-08-21 2005-04-28 Ngk Spark Plug Co Ltd 放電素子並びに放電素子ユニット並びに電気製品並びに車両及び放電素子の製造方法
JP2005126303A (ja) * 2003-10-27 2005-05-19 Toyota Motor Kyushu Inc オゾン発生器

Also Published As

Publication number Publication date
US20080278881A1 (en) 2008-11-13
WO2008093475A1 (ja) 2008-08-07
CN101379667B (zh) 2012-05-23
CN101379667A (zh) 2009-03-04
US7706121B2 (en) 2010-04-27
JPWO2008093475A1 (ja) 2010-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4462348B2 (ja) イオン発生器及びそのオゾン量調整方法
JP4114573B2 (ja) イオン発生部品、イオン発生ユニットおよびイオン発生装置
JP4661959B2 (ja) イオン発生器
US7639472B2 (en) Ion generating element, ion generating apparatus, and electric appliance
JP4371142B2 (ja) イオン発生ユニットおよびイオン発生装置
WO2016121153A1 (ja) イオン発生装置および電気機器
JP4760183B2 (ja) イオン発生部品、イオン発生ユニットおよびイオン発生装置
JP2006302573A (ja) イオン発生素子及びこれを用いたイオン発生装置
JP6550167B2 (ja) イオン発生装置および電気機器
JP4640413B2 (ja) イオン発生部品、イオン発生ユニット及びイオン発生装置
JP6334152B2 (ja) イオン発生装置
JP5578196B2 (ja) イオン発生器
JP5151599B2 (ja) イオン発生器
WO2007091625A1 (ja) イオン発生器及びそのオゾン量調整方法
WO2015198648A1 (ja) イオン発生器
JP5067076B2 (ja) イオン発生器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4661959

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3