JP6910493B2 - 吊具装置 - Google Patents

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本発明は吊具装置、特に、重量物であるスイッチギヤなどの開閉装置の吊構造に関する。
例えば金属閉鎖形スイッチギヤなどの重量物にはクレーン等で吊り上げて移動するための吊具が取り付けできるようになっている。吊具としては、ボルトの頭部がリング形状となっているアイボルトが使用されていることが主であり、重量物の天面部にはアイボルト取付用の穴が設けられている。
アイボルトの取付手段は様々であり、被吊上物にアイボルトを直接溶接している場合、被吊上物の天面内側にナットを溶接している場合、単にナットでアイボルトを固定している場合などが挙げられる。
特開平09−037419号公報 実開昭58−172309号公報
従来の構造を上記に記載したが、それぞれの手段において下記の問題がある。被吊上物にアイボルトを直接溶接する場合は、溶接費用がかかり、コストが高くなる。またアイボルトを溶接する際はクレーンのワイヤがかかる方向に合わせてアイボルトの向きを調整しながらの溶接作業となるため、作業性が悪い。このアイボルトの向きが最適な方向に取り付けられない場合はアイボルトに余計な負荷がかかる。
被吊上物の天面内側にナットを溶接する場合は上記の溶接費のコストアップに加えて下記問題がある。スイッチギヤの場合、外周部は電着塗装を施すのが一般的である。したがって、作業手順としてはナットを溶接後に電着塗装を実施することとなる。このとき、ナットのねじ部にも塗装が付着してしまうため、被吊上物の塗装後にねじ部の塗料の除去作業を行う必要があり、作業時間がかかる。
単にナットで被吊上物の天面と固定する場合には溶接費用はかからないが下記問題がある。一般的にはアイボルト取付は吊時にアイボルトの向きが自由に回動できるようにするため、トルクをかけずに使用することが一般的である。この場合は現地に輸送する際にアイボルトが緩み、ナットが被吊上物の内部に落下してしまう可能性がある。被吊上物の内部構造によっては天面内側に手が届かない場合があるため、一度外れたナットを再度取り付けることが困難な場合がある。
この発明は、上記のような問題点を解決し、溶接作業をなくし、また、ねじ部塗装の除去作業やアイボルトの取付向き調整といった作業も発生することがなく製作コストを抑えることができる吊具装置を得ることを目的としている。
この発明に係る吊具装置は、被吊上物を吊上げるための吊上用環状部にねじ部を突設したアイボルトからなる吊具本体と、前記ねじ部と係合し前記吊上用環状部を前記被吊上物に結合するナットと、くぼみ部を形成した板材からなり前記被吊上物に締結される規制部片とを備え、前記くぼみ部の対辺の少なくとも一方の内側寸法は前記ナットに適合して前記ナットの回動を規制する寸法とし、前記くぼみ部の深さは前記ナットの厚さに適合した寸法として、前記くぼみ部の内側に前記ナットが嵌入できるよう構成し、前記規制部片は、前記板材の前記くぼみ部から離れた平面部の前記くぼみ部を挟んだ位置に前記被吊上物と前記規制部片とを固定する複数の締結部を有し、前記規制部片の前記板材を、一辺ともう一辺の長さがそれぞれ異なる十字形状の部材とし、その一端と前記一端と向かい合う一端にフランジを有する箱形状に曲げ加工されて前記くぼみ部を形成し、前記くぼみ部の深さを、前記アイボルトからなる前記吊具本体に突設した前記ねじ部の突出部を収容する深さとしたことを特徴とするものである。
また、この発明に係る吊具装置は、被吊上物を吊上げるための吊上用環状部にナット部を付設したアイナットからなる吊具本体と、前記ナット部と係合し前記吊上用環状部を前記被吊上物に結合するボルトと、くぼみ部を形成した板材からなり前記被吊上物に締結される規制部片とを備え、前記くぼみ部の対辺の少なくとも一方の内側寸法は前記ボルトの頭部に適合して前記ボルトの回動を規制する寸法とし、前記くぼみ部の深さは前記ボルトの頭部の厚さに適合した寸法として、前記くぼみ部の内側に前記ボルトの頭部が嵌入できるよう構成し、前記規制部片は、前記板材の前記くぼみ部から離れた平面部の前記くぼみ部を挟んだ位置に前記被吊上物と前記規制部片とを固定する複数の締結部を有し、前記規制部片の前記板材を、一辺ともう一辺の長さがそれぞれ異なる十字形状の部材とし、その一端と前記一端と向かい合う一端にフランジを有する箱形状に曲げ加工されて前記くぼみ部を形成し、前記くぼみ部の底部は前記アイナットの軸線と交差する部位を有し、前記くぼみ部の深さを、前記ボルトの頭部を収容する深さとしたことを特徴とするものである。
また、この発明に係る吊具装置は、被吊上物を吊上げるための吊上用環状部にねじ部を突設したアイボルトからなる吊具本体と、前記ねじ部と係合し前記吊上用環状部を前記被吊上物に結合するナットと、くぼみ部を形成した板材からなり前記被吊上物に締結される規制部片とを備え、前記くぼみ部の対辺の少なくとも一方の内側寸法は前記ナットに適合して前記ナットの回動を規制する寸法とし、前記くぼみ部の深さは前記ナットの厚さに適合した寸法として、前記くぼみ部の内側に前記ナットが嵌入できるよう構成し、前記規制部片の一部を半抜き加工して前記くぼみ部と反対方向に前記被吊上物の凹部と係合するよう突出させるとともに、前記規制部片に前記被吊上物と前記規制部片とを固定する締結部を形成したことを特徴とするものである。
また、この発明に係る吊具装置は、被吊上物を吊上げるための吊上用環状部にナット部を付設したアイナットからなる吊具本体と、前記ナット部と係合し前記吊上用環状部を前記被吊上物に結合するボルトと、くぼみ部を形成した板材からなり前記被吊上物に締結される規制部片とを備え、前記くぼみ部の対辺の少なくとも一方の内側寸法は前記ボルトの頭部に適合して前記ボルトの回動を規制する寸法とし、前記くぼみ部の深さは前記ボルトの頭部の厚さに適合した寸法として、前記くぼみ部の内側に前記ボルトの頭部が嵌入できるよう構成し、前記規制部片の一部を半抜き加工して前記くぼみ部と反対方向に前記被吊上物の凹部と係合するよう突出させるとともに、前記規制部片に前記被吊上物と前記規制部片とを固定する締結部を形成したことを特徴とするものである。
この発明によれば、溶接作業をなくすことができ、また、ねじ部塗装の除去作業やアイボルトの取付向き調整といった作業も発生することがなく製作コストを抑えることができる。なお、規制部片の加工は専用金型を製作し、量産することでコストを抑えることができるため大きなコストアップにはならない。
本発明に係る実施の形態1における吊具装置を示す側面図である。 本発明に係る実施の形態1における規制部片単体の構成を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明に係る実施の形態2における吊具装置を示す側面図である。 本発明に係る実施の形態3における規制部片単体の構成を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明に係る実施の形態4における規制部片単体の構成を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明に係る実施の形態4における加工前の板金展開図である。
実施の形態1.
本発明に係る実施の形態1を図1および図2について説明する。図1は実施の形態1における被吊上物の吊部位の構成を示す側面図である。また、図2には吊部位に取り付ける吊具部片単体の構成を示す。
まず、被吊上物10の吊部位に締結により取り付ける規制部片単体の構成について説明する。規制部片としての吊金具1は例えば鉄板のような薄い板状の金属板に対して絞り加工を施したくぼみ部2と、金属板にくぼみ部2を挟んで2箇所に設けた締結部としての締結用穴3と、金属板の中央に設けたねじ部逃がし用の穴4を有するものである。
この吊金具1からなる規制部片は、被吊上物を吊上げるためのリング形状をなす吊上用環状部5aを頭部に有し足部にねじ部5bを突設したアイボルト5と組み合わされて使用される。ねじ部5bは被吊上物10の吊上荷重負担部分である板状天面部10aを貫通して取付けられ天面部10aの下方からナット6を締付けることにより吊上用環状部5aが被吊上物に結合されるものである。天面部10aの上面には外周カバー8が設けられる。
絞り加工によるくぼみ部2の絞り形状は平面形状を四角形とし、ある一辺の内側の長さL1は使用するアイボルト5に設けられたねじ部5bの呼び径と同じサイズのナット6の二面幅と同一、あるいは少しだけ大きい寸法としておく。また、もう一辺の内側の寸法L2は上記ナット6の対角距離と同一寸法、あるいは少しだけ大きい寸法とする。
すなわち、平面形状が四角形のくぼみ部2における、ある一辺の内側寸法L1をナット6の二面幅と同一、あるいは少しだけ大きい寸法としておき、くぼみ部2の対辺の少なくとも一方の内側寸法L1をナット6に適合してナット6の回動を規制する寸法とすることによって、くぼみ部2の内側にナット6が嵌入した状態で吊金具1からなる規制部片が被吊上物の下側に締結されると、アイボルト5に設けられたねじ部5bの回転によりナット6と螺合してアイボルト5の被吊上物への取付けが行なえる状態となるものである。
絞り加工のためくぼみ部2における四角形の角部はアールが付いた形状となる。アールが大きい場合は、競技場のトラックに類似の形状、レーストラック形状となる。
絞り加工で形成するくぼみ部2の深さL3は内側寸法が前記ナット6の厚さと同じ寸法かあるいは少しだけ大きい寸法とし前記ナット6の厚さに適合する寸法としておく。上記構造を有することで、くぼみ部2の内側にアイボルト5のねじ部5aと同じ呼び径のナット6が挿入できるようにしておく。
また、くぼみ部2から離れた平面部7に被吊上物10とリベット等の固定具で固定するための締結用穴3を2箇所に設けておく。さらにくぼみ部2の先端部にはアイボルト5の呼び径よりも大きい寸法のねじ部逃がし穴4を設けることで、アイボルト5のねじ部5aと吊金具1が干渉しないようにする。
前記吊金具1の絞り加工で形成したくぼみ部2の内側にナット6を挿入した状態で、被吊上物10の吊上荷重負担部分である天面部10aの内側に吊金具1をリベット等による締結で固定する。この構造を有することで、溶接作業をすることなく、アイボルト5とナット6で吊部位を構成することができる。
また、被吊上物10が電着塗装仕様の製品においても、ナット6のねじ部に塗料が付着することがないため塗料の除去作業も不要である。この吊金具1は専用金型を用いて加工をし、量産可能で、吊金具1の製作、吊金具1の取付けを含め低コストで吊構造を製作することが可能となる。
なお、ナット6が被吊上物10における吊上荷重負担部分である天面部10aの内面に直接接することで被吊上物10に損傷の可能性がある場合は、被吊上物10とナット6の間に板材を挿入して被吊上物10に加わる面圧を下げることで対応できる。
実施の形態2.
本発明に係る実施の形態2を図3について説明する。図3は実施の形態2における吊構造を示す側面図である。
図1に示す実施の形態1では、吊金具1の中央にアイボルト5のねじ部5bと吊金具1が干渉しないようにするための穴4を設けているが、この実施の形態2では、吊金具1の中央に穴は設けない。また、絞り加工で形成したくぼみ部2の深さはアイボルト5のねじ部5bと吊金具1が干渉しないよう寸法を調整する。この実施の形態2の吊構造を図3に示す。
図3に示すように、くぼみ部2の底部は穴が形成されず、平らに形成されている。また、くぼみ部2の深さ寸法L3は図1に示す実施の形態1のものよりも深く形成されて、アイボルト5の先端のねじ部5bと干渉しない深さになっており、ねじ部5bの突出部全体がくぼみ部2の内部に収容されている。
この実施の形態2は、屋外に設置する製品の吊部位に適用する時に有効となる。本実施の形態2では実施の形態1に記載した穴4がないため、仮にねじ部に水が浸入してきたとしても被吊上物10の内部に水が浸入することを避けることができる。なお、スイッチギヤの場合は被吊上物10の上面に外周カバー8を取り付けることが一般的であり、リベット取付部からも水が浸入することはない。
実施の形態3.
本発明に係る実施の形態3を図4について説明する。図4は実施の形態3における規制部片単体の構成を示す正面図および側面図である。
図1に示す実施の形態1では、吊金具1と被吊上物10を締結するためのリベット用の穴を2箇所設けているが、実施の形態3では、図4に示すように実施の形態1に記載した吊金具1と被吊上物10を締結するための穴3の一方を、穴の代わりに半抜き加工9を形成している。加工方向は絞り加工側からの実施とする。半抜き加工9の直径の寸法は被吊上物10に設けた穴と同じ寸法、あるいは少しだけ小さい寸法とし、半抜き加工9が被吊上物10の穴にぴったり納まるようにしておく。
本実施の形態を採用することで、吊金具1を被吊上物10に取り付ける際に実施の形態1に示すものでは、固定点数が2点だったものを、1点に削減できる。1点での固定となるが、半抜き加工9と被吊上物10の穴が嵌合しているため、固定点を中心に回動することは無い。このように実施の形態3のものでは、固定点数を削減することで組立コストの削減が期待できる。
なお、上記実施の形態1〜3では、絞り加工で形成したくぼみ部2の形状は四角形としたが、最低限ナット6の2面と係合する2面を有する多角形状あるいはレーストラック形状であれば、同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態1〜3では、アイボルト5とナット6、及び吊金具1によって吊構造を形成しているが、アイボルト5の代わりにアイナットを、ナット6の代わりにボルトを使用するようにしても同様の効果を得ることができる。
アイボルト5の代わりにアイナットを使用する場合には、吊上用環状部5aにナット部を付設したアイナットのナット部と係合するボルトが用いられる。このボルトはその頭部を下にして被吊上物10の吊上荷重負担部である板状天面部10aを貫通して取付けられ天面部10aの下方からボルトの頭部を回転してナット部との螺合によって締付けることにより吊上用環状部5aが被吊上物10に結合されるものである。
被吊上物10の天面部10aにリベット等で締結される規制部片としての吊金具1に設けられる、くぼみ部2の対辺の少なくとも一方の内側寸法は前記ボルトの頭部に適合して前記ボルトの回転を阻止する寸法とされ、前記くぼみ部の深さは前記ボルト頭部の厚さより大きい寸法とされて、前記くぼみ部の内側に前記ナット頭部が嵌入できるよう構成される。
実施の形態4
本発明に係わる実施の形態4を図5に示す。本実施の形態における規制部片としての板状部材からなる吊金具1は図6に記載した十字形の一枚の板状のものを曲げ加工することで製作される。加工する前の板材の形状としては、十字を形成する2つの直線部の長さが異なるものとする。破線部11にて曲げ加工部を実施し、箱形状となるようにする。また、箱状の一端とそれと対角に該当する一端にはフランジ12を有するように曲げ加工を実施する。2つのフランジ12には穴3をそれぞれ設ける。図5に記載している寸法L1,L2は図2に記載の寸法L1,L2と同一寸法とし、ナットが嵌入できるようにしておく。穴3によって吊上対象と固定をする。後は他の実施の形態と同じである。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態の一部または全部を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1:吊金具(規制部片)、2:絞り加工で形成したくぼみ部、3:締結用穴(締結部)、4:ねじ部逃がし穴、5:アイボルト、5a:吊上用環状部、5b:ねじ部、6:ナット、7:平面部、8:外周カバー、9:半抜き加工、10:被吊上物、10a:天面部、11 破線部、12 フランジ。

Claims (4)

  1. 被吊上物を吊上げるための吊上用環状部にねじ部を突設したアイボルトからなる吊具本体と、前記ねじ部と係合し前記吊上用環状部を前記被吊上物に結合するナットと、くぼみ部を形成した板材からなり前記被吊上物に締結される規制部片とを備え、前記くぼみ部の対辺の少なくとも一方の内側寸法は前記ナットに適合して前記ナットの回動を規制する寸法とし、前記くぼみ部の深さは前記ナットの厚さに適合した寸法として、前記くぼみ部の内側に前記ナットが嵌入できるよう構成し、前記規制部片は、前記板材の前記くぼみ部から離れた平面部の前記くぼみ部を挟んだ位置に前記被吊上物と前記規制部片とを固定する複数の締結部を有し、前記規制部片の前記板材を、一辺ともう一辺の長さがそれぞれ異なる十字形状の部材とし、その一端と前記一端と向かい合う一端にフランジを有する箱形状に曲げ加工されて前記くぼみ部を形成し、前記くぼみ部の深さを、前記アイボルトからなる前記吊具本体に突設した前記ねじ部の突出部を収容する深さとしたことを特徴とする吊具装置。
  2. 被吊上物を吊上げるための吊上用環状部にナット部を付設したアイナットからなる吊具本体と、前記ナット部と係合し前記吊上用環状部を前記被吊上物に結合するボルトと、くぼみ部を形成した板材からなり前記被吊上物に締結される規制部片とを備え、前記くぼみ部の対辺の少なくとも一方の内側寸法は前記ボルトの頭部に適合して前記ボルトの回動を規制する寸法とし、前記くぼみ部の深さは前記ボルトの頭部の厚さに適合した寸法として、前記くぼみ部の内側に前記ボルトの頭部が嵌入できるよう構成し、前記規制部片は、前記板材の前記くぼみ部から離れた平面部の前記くぼみ部を挟んだ位置に前記被吊上物と前記規制部片とを固定する複数の締結部を有し、前記規制部片の前記板材を、一辺ともう一辺の長さがそれぞれ異なる十字形状の部材とし、その一端と前記一端と向かい合う一端にフランジを有する箱形状に曲げ加工されて前記くぼみ部を形成し、前記くぼみ部の底部は前記アイナットの軸線と交差する部位を有し、前記くぼみ部の深さを、前記ボルトの頭部を収容する深さとしたことを特徴とする吊具装置。
  3. 被吊上物を吊上げるための吊上用環状部にねじ部を突設したアイボルトからなる吊具本体と、前記ねじ部と係合し前記吊上用環状部を前記被吊上物に結合するナットと、くぼみ部を形成した板材からなり前記被吊上物に締結される規制部片とを備え、前記くぼみ部の対辺の少なくとも一方の内側寸法は前記ナットに適合して前記ナットの回動を規制する寸法とし、前記くぼみ部の深さは前記ナットの厚さに適合した寸法として、前記くぼみ部の内側に前記ナットが嵌入できるよう構成し、
    前記規制部片の一部を半抜き加工して前記くぼみ部と反対方向に前記被吊上物の凹部と係合するよう突出させるとともに、前記規制部片に前記被吊上物と前記規制部片とを固定する締結部を形成したことを特徴とする吊具装置。
  4. 被吊上物を吊上げるための吊上用環状部にナット部を付設したアイナットからなる吊具本体と、前記ナット部と係合し前記吊上用環状部を前記被吊上物に結合するボルトと、くぼみ部を形成した板材からなり前記被吊上物に締結される規制部片とを備え、前記くぼみ部の対辺の少なくとも一方の内側寸法は前記ボルトの頭部に適合して前記ボルトの回動を規制する寸法とし、前記くぼみ部の深さは前記ボルトの頭部の厚さに適合した寸法として、前記くぼみ部の内側に前記ボルトの頭部が嵌入できるよう構成し、
    前記規制部片の一部を半抜き加工して前記くぼみ部と反対方向に前記被吊上物の凹部と係合するよう突出させるとともに、前記規制部片に前記被吊上物と前記規制部片とを固定する締結部を形成したことを特徴とする吊具装置。
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