JP6910018B2 - エア工具 - Google Patents

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Description

本発明は、エア工具に関する。
従来より、圧縮エアを駆動源として作動する釘打機やエアタッカー、エアドライバー、切削機、研磨機等のエア(空圧)工具が知られている。このようなエア工具には、圧縮エア源に接続され、圧縮エアを供給するホース(管路)が接続される接続部が設けられている。
例えば、下記特許文献1には、エア工具にエアホースのソケットを接続し、エアホースの途中部に、作業者に対して着脱可能に固定する固定部を設けた構成の開示がある。
特開2009−45733号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたものでは、エア工具の握り部の基端(グリップエンド)側にエアホースが接続される。そのため、例えば、作業者の上方側からエアホースが垂れ下がるように配される場合などには、握り部の基端側から引き上げられるように配されたエアホースによって作業性が阻害される懸念がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、エア供給管路が上方側から垂れ下がるように配される場合における作業性を向上し得るエア工具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係るエア工具は、一方向に軸方向を沿わせた略柱状の握り部の軸方向先側にエア駆動されステープルを打ち出す作動部を内蔵する本体部を有し、前記握り部の軸方向基端側にエア導入口となる接続部が設けられ、かつ、多数のステープルを収容し、前記作動部に向けてステープルを供給するマガジンが前記握り部の軸方向に概ね軸方向を沿わせて前記握り部に略平行状に設けられた工具本体と、長手方向第1端部に前記接続部に接続される被接続部が設けられ、長手方向第2端部にエア供給管路が接続される管路接続部が設けられ、かつ、該管路接続部が前記握り部よりも軸方向先側となる前記本体部の側方に配置されるように、長手方向途中部位を前記工具本体の前記マガジンに沿わせて固定する固定部を有した補助パイプ部材と、を備えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係るエア工具は、一方向に軸方向を沿わせた略柱状の握り部の軸方向先側にエア駆動されステープルを打ち出す作動部を内蔵する本体部を有し、前記握り部の軸方向基端側にエア導入口となる接続部が設けられ、かつ、多数のステープルを収容し、前記作動部に向けてステープルを供給するマガジンが前記握り部の軸方向に概ね軸方向を沿わせて前記握り部に略平行状に設けられた工具本体と、長手方向第1端部に前記接続部に接続される被接続部が設けられ、長手方向第2端部にエア供給管路が接続される管路接続部が設けられ、かつ、該管路接続部が前記握り部よりも軸方向先側となる前記本体部の反打出側に配置されるように、長手方向途中部位を前記工具本体の前記握り部に沿わせて固定する固定部を有した補助パイプ部材と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係るエア工具は、上述のような構成としたことで、エア供給管路が上方側から垂れ下がるように配される場合における作業性を向上させることができる。
(a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る補助パイプ部材の一例及びこれを備えたエア工具の一例を模式的に示し、(a)は、概略斜視図、(b)は、概略側面図である。 概略分解斜視図である。 (a)、(b)は、本発明の他の実施形態に係る補助パイプ部材の一例及びこれを備えたエア工具の一例を模式的に示し、(a)は、概略斜視図、(b)は、概略側面図である。 (a)、(b)は、本発明の更に他の実施形態に係る補助パイプ部材の一例及びこれを備えたエア工具の一例を模式的に示し、(a)は、概略斜視図、(b)は、概略側面図である。 概略分解斜視図である。 (a)、(b)は、本発明の更に他の実施形態に係る補助パイプ部材の一例及びこれを備えたエア工具の一例を模式的に示し、(a)は、概略斜視図、(b)は、概略側面図である。 概略分解斜視図である。 (a)、(b)は、本発明の更に他の実施形態に係るエア工具の一例を模式的に示し、(a)は、概略斜視図、(b)は、概略側面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している符号の一部を省略している。
図1及び図2は、第1実施形態に係る補助パイプ部材及びこれを備えたエア工具の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る補助パイプ部材20は、図1及び図2に示すように、握り部11の先側にエア駆動される作動部18を有し、握り部11の基端側にエア導入口となる接続部13を設けた工具本体10の接続部13に接続される構成とされている。本実施形態に係るエア工具1は、本実施形態に係る補助パイプ部材20と、この補助パイプ部材20が接続される工具本体10と、を備えている。工具本体10は、接続部13にエア供給管路2(図1(b)参照)を接続すれば、エア工具(空圧工具)として使用可能な構成とされている。エア供給管路2は、エアコンプレッサーや高圧エアタンク等の圧縮エア源に接続される。
このようなエア工具を構成する工具本体10としては、圧縮エア(高圧エア)を駆動源として作動する釘打機やエアタッカー、エアドライバー、切削機、研磨機等が挙げられる。本実施形態では、工具本体10の作動部18を、針(ステープル)及び釘のうちの一方としてのステープルを打ち出す構成としている。つまり、工具本体10は、いわゆるエアタッカーとされている。
この工具本体10は、図2に示すように、一方向に軸方向を沿わせた略柱状の握り部(グリップ)11の軸方向基端部(小指側端部、グリップエンド)に、軸方向に沿って突出させるように接続部13を設けた構成とされている。この接続部13としては、クイック継手(ワンタッチ継手)の雄側を構成するものでもよい。
また、工具本体10は、握り部11の軸方向先端部(親指側端部)に、作動部18を内蔵する本体部17を設けた構成とされている。この本体部17は、ブロック状とされ、握り部11の軸方向に対して略直交する方向の一方向に向けて突出するように設けられている。この本体部17の突出方向先端部に、作動部18の作動によってステープルを打ち出す射出口18aが設けられている。作動部18としては、適宜、公知の構成とされたものの採用が可能であり、詳細な説明は省略するが、圧縮エアによって作動されるピストンやシリンダ、作動部18に供給されるステープルを打ち出す打撃部などを備えた構成とされたものでもよい。また、本体部17には、ステープルを打ち出す際に操作されるトリガー16が設けられている。このトリガー16は、本体部17と握り部11の先端部との入隅部に位置するように設けられている。また、本体部17には、トリガー16の操作を不能とするロックレバーが設けられている。
また、工具本体10には、多数のステープルを収容し、作動部18に向けてステープルを供給するマガジン19が設けられている。マガジン19は、握り部11の軸方向に概ね軸方向を沿わせた長尺状とされ、握り部11と略平行状に設けられている。このマガジン19の一端部は、本体部17の先端部に連結されている。また、マガジン19の他端部は、握り部11の基端部から本体部17と略同方向に向けて突出するように設けられた保持部(ステー)14に保持されている。保持部14には、マガジン19内にステープルを装填する際に操作されるレバー15が設けられている。
補助パイプ部材20は、図1及び図2に示すように、長手方向第1端部に、工具本体10の接続部13に接続される被接続部22を設け、長手方向第2端部に、エア供給管路2が接続される管路接続部23を設けた構成とされている。また、補助パイプ部材20は、管路接続部23が握り部11よりも先側に配された状態で、途中部位を工具本体10に固定する固定部24を備えている。この補助パイプ部材20は、筒状のパイプ本体部21の長手方向途中部位を工具本体10に固定し、管路接続部23を握り部11よりも先側となる本体部17側に位置するように配置する構成とされている。つまりは、補助パイプ部材20は、エア供給管路2が接続される部位を、工具本体10の握り部11の基端側から本体部17側に移設する機能を有している。
パイプ本体部21は、長手方向第1端部側が工具本体10の接続部13に被接続部22を介して接続されている。また、パイプ本体部21は、長手方向第2端部側部位が工具本体10のマガジン19の側方(打出方向に見てマガジン19の軸方向に直交する方向の一側方)に沿うように固定部24によって固定されている。このパイプ本体部21は、可撓性を有したホース(チューブ)でもよく、把持した際にもエアの流通が可能な適度な剛性を有したものでもよい。図例では、パイプ本体部21を、被接続部22に連結された長手方向第1端部から握り部11の軸方向に沿って突出させ、マガジン19側に向けて湾曲状に屈曲させた例を示している。このパイプ本体部21は、作業性の観点等から工具本体10の周囲に大きく突出したり、垂れ下がったりしないように、適宜の長さとされている。
また、このパイプ本体部21の長手方向第1端部に連結された被接続部22としては、工具本体10の接続部13に応じて適宜の構成とされたものでもよく、クイック継手(ワンタッチ継手)の雌側を構成するものでもよい。図例では、被接続部22を、パイプ本体部21の長手方向に軸方向を沿わせた略柱状とされたものとした例を示しているが、エルボ状(略L字状)に屈曲されたものでもよい。なお、接続部13及び被接続部22としては、クイック継手の雄部及び雌部を構成するものに限られず、雄ねじ部及び雌ねじ部を構成するものや、その他、種々の構成とされたものでもよい。
また、パイプ本体部21の長手方向第2端部には、管路接続部23が連結されている。
本実施形態では、この管路接続部23を、工具本体10の本体部17の射出口18a側部位の側方に位置するように設けた構成としている。また、この管路接続部23を、射出口18aからの打出方向に沿う方向で打出方向逆側(反打出側)に向けて開口させた構成としている。このような構成とすれば、図1(b)に示すように、エア供給管路2が上方側から垂れ下がるように配されている場合には、管路接続部23に接続されたエア供給管路2が本体部17の側方において打出方向逆側に向けて延びるように配されることとなる。
この管路接続部23としては、工具本体10の接続部13と概ね同様、クイック継手(ワンタッチ継手)の雄側を構成するものでもよく、上記同様、種々の構成とされたものでもよい。また、図例では、エルボ状(略L字状)に屈曲されたものとした例を示しているが、パイプ本体部21の長手方向に軸方向を沿わせた略柱状とされたものでもよい。
なお、管路接続部23は、後記する第2実施形態のように、握り部11の軸方向に沿う方向で先側に向けて開口するように設けられていてもよい。また、図例では、パイプ本体部21を、第1端部から第2端部まで単一の筒状部材からなるものとした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、パイプ本体部21を、屈曲部を構成するエルボ状(略L字状)の継手を介して複数の筒状部材を接続して構成されたものとしてもよい。この場合は、工具本体10の適所に、屈曲部の移動を規制する規制部や屈曲部を保持する保持部等を設けた構成としてもよい。
固定部24は、本実施形態では、パイプ本体部21の途中部位に取り付けられるパイプ側取付部25と、工具本体10に取り付けられる工具側取付部26と、を備えている。また、本実施形態では、固定部24は、パイプ本体部21の途中部位を、工具本体10のマガジン19に固定する構成とされている。この固定部24のパイプ側取付部25は、パイプ本体部21が挿通される挿通孔を設けた構成とされている。なお、パイプ側取付部25としては、パイプ本体部21に対して着脱可能とされたものでもよく、また、パイプ本体部21が挿通される挿通孔を設けた環状(閉環状)とされたものに限られず、略C字状(開環状)とされたものでもよい。また、パイプ側取付部25としては、紐(バンド)状部の一端に、紐状部をロックするロック部を設けた結束紐(結束バンド)や、表裏の一方面にフック部を設け、他方面にループ部を設けた面ファスナーバンドでもよく、その他、種々の構成とされたものでもよい。
工具側取付部26は、パイプ側取付部25に連結部を介して連結されており、パイプ側取付部25と概ね同様、工具本体10のマガジン19が挿通される挿通孔を設けた構成とされている。この工具側取付部26としては、パイプ側取付部25と同様、種々の構成とされたものの採用が可能であるがマガジン19に対して着脱可能とされたものが好ましい。
また、本実施形態では、パイプ本体部21及びマガジン19の長手方向に間隔を空けて複数(図例では、2つ)の固定部24,24を設けた構成としている。なお、パイプ本体部21を工具本体10のマガジン19に固定する態様に代えて、または加えて、パイプ本体部21を保持部14や本体部17に固定するように固定部24を設けた態様等としてもよい。
本実施形態に係る補助パイプ部材20及びこれを備えたエア工具1は、上述のような構成としたことで、エア供給管路2が上方側から垂れ下がるように配される場合における作業性を向上させることができる。
つまり、管路接続部23が握り部11よりも先側に配された状態で、当該補助パイプ部材20の途中部位を工具本体10に固定する固定部24を設けた構成としている。従って、工具本体10の握り部11の基端側の接続部13に、補助パイプ部材20の被接続部22を接続し、途中部位を工具本体10に固定することで、管路接続部23を握り部11よりも先側に位置するように設けることができる。これにより、握り部11よりも先側、つまり、作動部18が設けられた側に位置する管路接続部23にエア供給管路2を接続することができる。この結果、エア供給管路2が上方側から垂れ下がるように配される場合にも、エア供給管路2が握り部11の基端側において上方側に引き上げられてエア供給管路2が邪魔になるようなことがなく、作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、補助パイプ部材20を工具本体10のマガジン19に沿わせるように設けた構成としている。従って、後記する第3実施形態のように補助パイプ部材20を工具本体10の握り部11に沿わせるように設けたものと比べて、握り部11の把持性が低下するようなことを抑制することができる。
次に、本発明に係る他の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下の各実施形態では、先に説明した実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
図3は、第2実施形態に係るエア工具の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係るエア工具1Aは、管路接続部23を、工具本体10の本体部17の握り部11側部位に位置するように設けた構成とされている。また、パイプ本体部21を、本体部17の射出口18a側部位の側方から更に本体部17の握り部11側部位の側方に向けて延びるように設け、その第2端部に管路接続部23を設けた態様としている。また、管路接続部23を、握り部11の軸方向に沿う方向で先側に向けて開口するように設けた構成としている。
このような構成とされた本実施形態に係るエア工具1Aにおいても上記第1実施形態と概ね同様の効果を奏する。なお、パイプ本体部21の本体部17の側方に沿うように設けられた部位や管路接続部23近傍部位を本体部17に固定する固定部を設けた構成としてもよい。また、上記第1実施形態と同様、反打出側に向けて開口するように管路接続部23を設けた構成としてもよい。また、後記する第3実施形態のように、補助パイプ部材20のパイプ本体部21を工具本体10の握り部11等に沿わせるように設けた構成としてもよい。
図4及び図5は、第3実施形態に係るエア工具の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係るエア工具1Bは、工具本体10に対する補助パイプ部材20の固定位置が異なる。本実施形態では、補助パイプ部材20のパイプ本体部21の長手方向途中部位を、工具本体10の握り部11に沿わせるように設けた構成としている。また、パイプ本体部21の長手方向途中部位を、握り部11の上面側(反マガジン19側)に沿わせるように設けた構成としている。また、固定部24,24の工具側取付部26,26を、握り部11に取り付けた構成としている。また、管路接続部23が工具本体10の本体部17の上面側(反打出側)に位置するように補助パイプ部材20を設けた構成としている。また、上記第1実施形態と同様、反打出側に向けて開口するように管路接続部23を設けた構成としている。
上記構成とされた本実施形態に係るエア工具1Bにおいても上記第1実施形態と概ね同様の効果を奏する。
なお、本実施形態においては、握り部11に沿わせられたパイプ本体部21が握り部11とともに把持されるので、パイプ本体部21の少なくとも握り部11に沿わせられた部位を、適度な剛性を有したものとしたり、補強カバー等の補強部材を設けたりしてもよい。また、上記のような態様に代えて、パイプ本体部21の長手方向途中部位を握り部11の側方に沿わせるように設けた構成としてもよい。この場合、握り部11とパイプ本体部21との間に手指の差込スペースが形成されるように、パイプ本体部21の途中部位を握り部11に固定部24によって固定したような態様等としてもよい。
図6及び図7は、第4実施形態に係るエア工具の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係るエア工具1Cは、固定部24Aの態様が上記各実施形態とは主に異なる。本実施形態では、固定部24Aは、補助パイプ部材20A及び工具本体10Aのうちの一方に設けられた磁石26Aと、他方に設けられた吸着部12と、を備えている。本実施形態では、補助パイプ部材20A及び工具本体10Aのうちの一方としての補助パイプ部材20Aに磁石26Aを設け、他方としての工具本体10Aに、磁石26Aに吸着される吸着部12を設けた構成としている。
また、上記第3実施形態と同様、補助パイプ部材20Aのパイプ本体部21の途中部位を握り部11Aの上面側に沿わせるように設けた構成としている。つまり、固定部24Aを構成する吸着部12を握り部11Aの上面側に設けた構成としている。この吸着部12としては、工具本体10Aの握り部11Aが鉄等の強磁性体である場合には、握り部11Aの上面部自体としてもよく、または、握り部11Aの上面に貼着されたシート状の強磁性体でもよく、さらには、シート状磁石でもよい。図例では、シート状の吸着部12を、突湾曲面状とされた握り部11Aの上面に沿わせるように貼着した例を示している。また、握り部11Aの軸方向に沿って延びるように長尺状とされた吸着部12を設けた構成としている。
固定部24Aの磁石26Aは、吸着部12に応じた構成とされ、パイプ本体部21の長手方向に沿って延びるように長尺状とされている。また、磁石26Aは、突湾曲面状とされた吸着部12に対応させて吸着部12に向く側が凹湾曲面状とされている。この磁石26Aは、取付部25Aを介してパイプ本体部21に取り付けられている。このような取付部25Aとしては、粘着テープ等でもよい。
上記構成とされた本実施形態に係る補助パイプ部材20A及びこれを備えたエア工具1Cにおいても上記第1実施形態と概ね同様の効果を奏する。また、本実施形態では、固定部24Aを上記のような構成としたことで、補助パイプ部材20Aの途中部位を工具本体10Aに対して容易に固定することができ、また、工具本体10Aから容易に取り外すことができる。
なお、本実施形態では、固定部24Aの磁石26A及び吸着部12を長尺状とした例を示しているが、パイプ本体部21の長手方向に沿って間隔を空けて複数箇所に設けられる短尺状とされたものでもよい。また、パイプ本体部21を握り部11Aの上面側に沿わせるように固定部24Aの磁石26A及び吸着部12を設けた例を示しているが、このような態様に限られない。握り部11Aの側方やマガジン19の側方にパイプ本体部21を沿わせるように固定部24Aの磁石26A及び吸着部12を設けた構成等としてもよく、その他、種々の変形が可能である。
また、パイプ本体部21の途中部位を工具本体10,10Aに固定する固定部24,24Aとしては、上記各実施形態において説明したような構成とされたものに限られず、種々の構成とされたものでもよい。
図8は、第5実施形態に係るエア工具の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係るエア工具1Dは、握り部11Bと、この握り部11Bの先側に設けられエア駆動される作動部18を有した本体部17Aと、を備えている。また、このエア工具1Dは、本体部17Aに、エア供給管路2が接続される接続部13Aを握り部11Bよりも先側に位置するように設けた構成とされている。つまり、本実施形態では、補助パイプ部材を設けた態様に代えて、接続部13A自体を本体部17Aに設けた構成としている。つまりは、握り部11Bの基端側に接続部を設けた態様に代えて、握り部11Bの先側となる本体部17Aに接続部13Aを設けた構成としている。
また、本実施形態では、接続部13Aは、作動部18の打出方向逆側に位置するように設けられている。つまり、本体部17Aの上面17a側に接続部13Aを設けた構成としている。図例では、本体部17Aの上面17aから突出させるように接続部13Aを設けた構成としている。また、接続部13Aを、反打出側に向けて開口させるように設けた構成としている。なお、このような態様に代えて、接続部13Aを、本体部17Aの上面17a側において側方や握り部11Bの軸方向先側に向けて開口するように設けた構成としてもよい。
上記構成とされた本実施形態に係るエア工具1Dにおいても上記第1実施形態と概ね同様の効果を奏する。また、本体部17Aに接続部13Aを設けた構成としているので、補助パイプ部材が邪魔になるようなことがなく、より作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、作動部18の打出方向逆側に位置するように接続部13Aを設けた構成としている。従って、本体部17Aの側面等に接続部13Aを設けたものと比べて、作動部18の射出口18aから打ち出される針または釘の視認性がエア供給管路2によって阻害されるようなことを抑制することができる。なお、このような態様に代えて、本体部17Aの側面や本体部17Aにおける握り部11Bの軸方向先側面等に接続部13Aを設けた態様等としてもよい。
また、上記各実施形態において説明した互いに異なる構成の一部を組み替えたり、組み合わせたりして適用するようにしてもよい。
また、上記した工具本体10,10A及び補助パイプ部材20,20A並びにエア工具1Dの各部の具体的構成は、一例に過ぎず、種々の変形が可能である。
また、上記した各実施形態では、工具本体10,10A及びエア工具1Dを、針または釘を打ち出す打出機(打込機)とした例を示しているが、このような態様に限られない。工具本体10,10A及びエア工具1Dを、エアドライバーや切削機、研磨機等を構成するものとしてもよく、その他、種々の工具を構成するものとしてもよい。
1,1A〜1D エア工具
10,10A 工具本体
11,11A,11B 握り部
12 吸着部
13 接続部(握り部の基端側に設けられた接続部)
13A 接続部(握り部よりも先側に位置する接続部)
17A 本体部
18 作動部
20,20A 補助パイプ部材
22 被接続部
23 管路接続部
24,24A 固定部
26A 磁石
2 エア供給管路

Claims (5)

  1. 一方向に軸方向を沿わせた略柱状の握り部の軸方向先側にエア駆動されステープルを打ち出す作動部を内蔵する本体部を有し、前記握り部の軸方向基端側にエア導入口となる接続部が設けられ、かつ、多数のステープルを収容し、前記作動部に向けてステープルを供給するマガジンが前記握り部の軸方向に概ね軸方向を沿わせて前記握り部に略平行状に設けられた工具本体と、
    長手方向第1端部に前記接続部に接続される被接続部が設けられ、長手方向第2端部にエア供給管路が接続される管路接続部が設けられ、かつ、該管路接続部が前記握り部よりも軸方向先側となる前記本体部の側方に配置されるように、長手方向途中部位を前記工具本体の前記マガジンに沿わせて固定する固定部を有した補助パイプ部材と、
    備えていることを特徴とするエア工具
  2. 一方向に軸方向を沿わせた略柱状の握り部の軸方向先側にエア駆動されステープルを打ち出す作動部を内蔵する本体部を有し、前記握り部の軸方向基端側にエア導入口となる接続部が設けられ、かつ、多数のステープルを収容し、前記作動部に向けてステープルを供給するマガジンが前記握り部の軸方向に概ね軸方向を沿わせて前記握り部に略平行状に設けられた工具本体と、
    長手方向第1端部に前記接続部に接続される被接続部が設けられ、長手方向第2端部にエア供給管路が接続される管路接続部が設けられ、かつ、該管路接続部が前記握り部よりも軸方向先側となる前記本体部の反打出側に配置されるように、長手方向途中部位を前記工具本体の前記握り部に沿わせて固定する固定部を有した補助パイプ部材と、
    備えていることを特徴とするエア工具
  3. 請求項1または2において、
    前記固定部は、前記工具本体に対して着脱可能とされていることを特徴とするエア工具
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記管路接続部は、エルボ状に屈曲されていることを特徴とするエア工具
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前記固定部は、前記補助パイプ部材及び前記工具本体のうちの一方に設けられた磁石と、他方に設けられた吸着部と、を備えていることを特徴とするエア工具
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