JP6825383B2 - エアダスタ付き空気圧工具 - Google Patents

エアダスタ付き空気圧工具 Download PDF

Info

Publication number
JP6825383B2
JP6825383B2 JP2017009246A JP2017009246A JP6825383B2 JP 6825383 B2 JP6825383 B2 JP 6825383B2 JP 2017009246 A JP2017009246 A JP 2017009246A JP 2017009246 A JP2017009246 A JP 2017009246A JP 6825383 B2 JP6825383 B2 JP 6825383B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duster
air
pipe
tool body
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017009246A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018118322A (ja
Inventor
一哉 望月
一哉 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2017009246A priority Critical patent/JP6825383B2/ja
Publication of JP2018118322A publication Critical patent/JP2018118322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6825383B2 publication Critical patent/JP6825383B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Portable Power Tools In General (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

この発明は、外部から供給された圧縮空気を使用して噴出し口からエアを噴き出すエアダスタを備えた空気圧工具に関する。
従来、釘打ち作業の際にエアダスタで下地材の表面を清掃することが行われている。このとき、エアダスタ付きの釘打機を使用すれば、釘打機とエアダスタとを持ち替える必要がないので作業性が良い。
この種のエアダスタ付き空気圧工具として、例えば特許文献1には、工具本体を握った作業者の親指又は人指し指が届く範囲内にエアダスタの操作ボタンを配置し、釘の打ち出し方向に沿ってエアを噴き出すようにした構成が開示されている。このような構成によれば、エアダスタを使用するときにグリップを握りなおす必要がなく、釘の打ち出し位置を狙うのと同様にエアの吹き出し位置を狙えるので、さらに操作性が向上する。
特許第5119688号公報
しかし、従来のエアダスタ付き空気圧工具では、エアダスタのエア管路が、マガジンを介して配管されたり、ハウジングの内部に配管されたりしていたので、形状の複雑化や製造コストの増加、組み付け性悪化の原因となっていた。
そこで、本発明は、エアダスタの操作性を向上させるとともに、製造コストの抑制や組み付け性の向上を実現可能なエアダスタ付き空気圧工具を提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
請求項1記載の発明は、エアダスタ構造を備えた空気圧工具であって、打撃機構を内蔵した工具本体と、前記工具本体から直交方向に突出するように設けられたグリップと、前記エアダスタ構造を作動させるために操作可能に設けられた操作部と、前記操作部の操作に連動して摺動する弁体と、前記弁体が移動したときに前記工具本体の外部へエアが放出されるエア取り出し口と、を備え、前記操作部は、作業者が前記グリップを把持したときに、前記グリップを把持した手で操作可能な位置に配置され、記エア取り出し口は、前記工具本体の側部で前記弁体の摺動方向の延長線上に開口しており、前記エア取り出し口に前記工具本体の先端方向へ延びるダスタ配管が接続され、前記ダスタ配管は、前記工具本体の外部に前記工具本体の側部に沿って配置され、前記ダスタ配管の一端が、前記エア取り出し口に設けられた継手部品に接続されて前記工具本体に固定されており、前記ダスタ配管の他端が、前記工具本体の先端を覆う先端カバー部材によって前記工具本体に固定されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、前記ダスタ配管は、弾性変形可能なフレキシブルチューブで形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2に記載の発明の特徴点に加え、前記エア取り出し口と前記ダスタ配管との間に回転可能な継手部品が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、記先端カバー部材は、前記ダスタ配管の先端部を保持する配管保持部を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、前記先端カバー部材に前記ダスタ配管と連通するエアの噴出し口を設けたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、上記した請求項1〜5のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記工具本体の側部で前記ダスタ配管を覆う側部カバー部材を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、上記した請求項1〜6のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記操作部とは反対側の前記工具本体の側部に配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、操作部は、作業者がグリップを把持したときに、グリップを把持した手で操作可能な位置に配置され、弁体及びエア取り出し口は、弁体の摺動方向に沿って配置され、エア取り出し口に工具本体の先端方向へ延びるダスタ配管が接続されている。このような構成によれば、グリップを握ったままでエアダスタを使用できるので、エアダスタを使用するときにグリップを握りなおす必要がなく、また、工具本体の先端方向からエアを噴き出させることが可能となるので、ファスナーの打ち出し位置を狙うのと同様にエアの吹き出し位置を狙うことができ、操作性が向上する。しかも、弁体の摺動方向に沿って配置されたエア取り出し口にダスタ配管を接続しているので、ハウジングの内部に配管を設ける必要がない。よって、ハウジングの加工を削減できるので製造コストを抑制できる。また、ハウジングの構造をシンプルにして小型化することができる。更には、ハウジング外部にダスタ配管を取り付ければよいので、組み付け性を向上させることができる。
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、ダスタ配管は、弾性変形可能である。このような構成によれば、ダスタ配管を取り付ける際に弾性変形させることができるので、組み付け性を向上させることができる。また、ダスタ配管を弾性変形させることで、エアの噴き出し方向を容易に設定、変更することができる。
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、エア取り出し口とダスタ配管との間に回転可能な継手部品が設けられている。このような構成によれば、ダスタ配管を取り付ける際に継手部品を回転させることができるので、組み付け性を向上させることができる。また、継手部品に差し込むだけで容易にダスタ配管を固定することができる。更には、継手部品を回転させてエアの噴き出し方向を変更可能とすることもできる。
また、請求項4に記載の発明は上記の通りであり、端カバー部材は、ダスタ配管の先端部を保持する配管保持部を備える。このような構成によれば、ダスタ配管の先端を先端カバー部材で固定することができる。すなわち、既存の部材を使用してダスタ配管を固定することができる。また、ダスタ配管を固定することで、柔軟な配管を用いた場合であっても、エア吹き出し時の管路(吹き出し口)のバタつきを抑制することができる。
また、請求項5に記載の発明は上記の通りであり、先端カバー部材にダスタ配管と連通するエアの噴出し口を設けた。このような構成によれば、先端カバー部材の形状を変えるだけでエアの噴出し方向を容易に設定、変更することができる。
また、請求項6に記載の発明は上記の通りであり、前記工具本体の側部で前記ダスタ配管を覆う側部カバー部材を備える。このような構成によれば、側部カバー部材によってダスタ配管の位置を固定し、かつ、ダスタ配管のバタつきを抑制することができる。
エアダスタ構造を備えた打ち込み工具の右側面図である。 エアダスタ構造を備えた打ち込み工具の左側面図である。 打ち込み工具のA−A断面図である。 先端カバー部材及び側部カバー部材を取り外した打ち込み工具の左側面図である。 先端カバー部材を(a)裏側から見た斜視図、(b)表側から見た斜視図である。 打ち込み工具を下から見た斜視図である。 エアダスタ構造に係る開閉弁構造の断面図であって、(a)操作部が操作されていない状態の図、(b)操作部が奥まで押し込み操作された状態の図である。 先端カバー部材を取り外した状態の打ち込み工具の外観図である。 側部カバー部材を取り外した状態の打ち込み工具の外観図である。 側部カバー部材を取り外した状態の打ち込み工具の外観図であって、継手部品を回転させた状態の図である。 変形例に係る打ち込み工具の外観図である。
以下、本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態に係る打ち込み工具10は、外部から供給された圧縮空気を使用してファスナーを打ち出すものであり、この外部から供給された圧縮空気を使用して噴出し口17bからエアを噴き出すエアダスタ構造を備えている。このように打ち込み工具10がエアダスタ構造を備えることで、工具を持ち替えなくても、ファスナーによる打ち込みと、エアダスタによる清掃とを行うことができる。
この打ち込み工具10は、図1に示すように、内部に打撃機構を備えた工具本体11と、工具本体11から直交方向に突出するように設けられたグリップ12と、グリップ12に操作可能に設けられたトリガ13と、工具本体11の先端に突出するように設けられたノーズ部14と、ノーズ部14の後方に接続されたマガジン15と、エアダスタ構造を作動させるために押下操作可能に設けられた操作部30と、を備える。
工具本体11に内蔵された打撃機構は、圧縮空気の力を利用してドライバを作動させる。ドライバは、ファスナーを打ち出すためにノーズ部14の方向へと移動可能となっており、打撃機構が衝撃的な力を発生させたときにファスナーの打ち込み方向に移動する。打ち込み方向に移動したドライバは、ノーズ部14内にセットされたファスナーを打ち出す。ドライバによって打ち出されたファスナーは、ノーズ部14の先端に開口する射出口14aから射出される。
この打ち込み工具10を使用するときには、グリップ12を握り込んで把持し、トリガ13を引き操作する。この操作により上記した打撃機構が作動してファスナーが打ち出される。
なお、マガジン15内には、連結ファスナーが収容されており、この連結ファスナーの先頭のファスナーがノーズ部14の方向(打ち込み動作前のドライバの真下)へと順次供給されるようになっている。
また、本実施形態に係るノーズ部14は、工具本体11に対して上下動可能に配置されており、被打ち込み材に押し付けられたときに摺動するように構成されている。このノーズ部14は、打ち込み工具10の安全装置を構成するコンタクトアーム50(図8参照)に連結されており、ノーズ部14が被打ち込み材に押し付けられて摺動すると、一体的にコンタクトアーム50が上動するようになっている。このようにコンタクトアーム50が上動しないと、ファスナーが射出されないようになっている。言い換えると、ノーズ部14を被打ち込み材に押し付けた状態でトリガ13を操作したときに(またはトリガ13を操作した状態でノーズ部14を被打ち込み材に押し付けたときに)、ファスナーが射出されるようになっている。
上記した打撃機構及びエアダスタ構造を作動させるための圧縮空気は、エアコンプレッサ等のエア供給源から供給される。具体的には、コンプレッサ等に接続されたエア供給用のエアホースが、グリップ12の後端に設けられたエンドキャップ部16に接続され、このエアホースを介して圧縮空気が供給される。エンドキャップ部16から供給された圧縮空気は、グリップ12の内部に形成された給気経路を通過して、打撃機構またはエアダスタ構造に供給される。
打撃機構においては、トリガ13が操作されたときに、圧縮空気が打撃シリンダ内へ供給され、この圧縮空気が打撃ピストンに作用して打撃ピストンが駆動し、打撃ピストンに結合されたドライバが釘を打撃する。
エアダスタ構造においては、操作部30が操作されたときに、ノーズ部14付近で開口する噴出し口17bから圧縮空気が噴き出すようになっている。なお、本実施形態に係る操作部30は、図1に示すように、作業者がグリップ12を把持したときに、グリップ12を把持した手で操作可能な位置に配置されている。具体的には、グリップ12を右手で握ったときに、右手の親指で操作可能な位置に配置されている。
上記したエアダスタ構造は、図3及び図4に示すように、工具本体11のハウジングの内部に設けられた開閉弁構造を備える。この開閉弁構造の下流側には、ハウジングの外部にエアを取り出すためのエア取り出し口40が設けられている。このエア取り出し口40には、工具本体11の先端方向(すなわちノーズ部14の方向)へと延びるダスタ配管42が接続されている。より詳しくは、ダスタ配管42は、エア取り出し口40との間に回転可能に設けられた継手部品41を介して接続されている。
なお、エア取り出し口40は、操作部30とは反対側の工具本体11の側面に配置されている。このエア取り出し口40に接続されたダスタ配管42及び継手部品41は、工具本体11のハウジングの外に配置されているが、図2に示すように、工具本体11の先端を覆う先端カバー部材17、及び、エア取り出し口40を覆う位置に配置された側部カバー部材18によって覆われている。
すなわち、本実施形態においては、図8及び図9に示すように、先端カバー部材17と側部カバー部材18との2つのカバー部材によって、継手部品41及びダスタ配管42が露出しないように覆われている。側部カバー部材18は、エア取り出し口40(継手部品41)及びダスタ配管42の上流側を覆っており、先端カバー部材17は、ダスタ配管42の下流側を覆っている。
先端カバー部材17の裏面側には、図5及び図6に示すように、ダスタ配管42の先端部42aを保持する配管保持部17aが設けられており、これにより、ダスタ配管42の先端部42aが先端カバー部材17によって固定されている。なお、ダスタ配管42は樹脂等で形成されたフレキシブルチューブであり弾性変形可能であるため、配管保持部17aへの組み付けも容易となっている。
また、先端カバー部材17の表面側には、図5及び図6に示すように、エアの噴出し口17bが開口している。このエアの噴出し口17bは、上記した配管保持部17aと連通している。このように先端カバー部材17にダスタ配管42と連通するエアの噴出し口17bが設けられることで、操作部30が操作されたときにこの噴出し口17bからエアが噴き出すように構成されている。
なお、先端カバー部材17は、トリガ13の操作を有効にするためのコンタクトアーム50が外部に露出しないように覆う役割も果たしている。
側部カバー部材18の裏面側には、特に図示しないが、ダスタ配管42を保持するための溝が形成されている。ダスタ配管42がこの溝に保持されることで、ダスタ配管42のバタつきが抑制されるようになっている。
開閉弁構造は、噴出し口17bからのエアの噴き出しをオンオフするためのものであり、図7に示すように、エアを流通させるための管路23を形成する管路形成部20と、管路23内に配置されて移動可能な弁体31と、弁体31の先端に操作可能に配置された操作部30と、弁体31を突出方向に付勢する弁体付勢部材36と、を備える。この開閉弁構造は、上流側から圧縮空気を導入可能となっており、エアコンプレッサ等のエア供給源が接続されたときに、上流側に圧縮空気が常時供給されるようになっている。また、この開閉弁構造の下流側には、ダスタ配管42(継手部品41)を接続可能なエア取り出し口40が開口している。
管路形成部20は、管路23を形成する中空部を有しており、本実施形態においては、工具本体11のハウジングの一部を管路形成部20としている。すなわち、工具本体11のハウジングに、ファスナーの打ち込み方向に対して直交する方向に貫通する貫通孔を形成し、この貫通孔によって管路23を形成している。この管路形成部20は、図7(b)に示すように、上流側に開口する上流開口部21から管路23内に圧縮空気を取り込むように構成されている。
弁体31は、操作部30の押下操作に連動して摺動するように構成されている。自然状態においては、弁体31は弁体付勢部材36によって突出方向に付勢されているが、この弁体付勢部材36の付勢力に抗して操作部30が押し込み操作されたときに、弁体31が管路23を開放する方向に移動するようになっている。
この弁体31は、内部が中空に形成されており、エアが通過可能な内部管路34を備えている。内部管路34の上流側には、圧縮空気を取り込むための取入口33が設けられており、内部管路34の下流側には、圧縮空気をエア取り出し口40の方向へ排出するための開口部35が設けられている。エア供給源から供給された圧縮空気は、取入口33から内部管路34へと流れ込み、開口部35を通過してエア取り出し口40の方向へ流れるようになっている。
本実施形態においては、工具本体11のハウジング側にOリング等で形成されたシール部材37が固定されている。自然状態においては、図7(a)に示すように、このシール部材37が弁体31の外周面(シール面38)に当接し、取入口33へエアが流れないようにシールしている。弁体31が管路23を開放する方向に移動すると、図7(b)に示すように、シール部材37とシール面38とのシール状態が解除され、取入口33から内部管路34へとエアが供給されるようになっている。内部管路34へ供給されたエアは、エア取り出し口40から放出され、噴出し口17bから噴き出す。なお、本実施形態においては、弁体31及びエア取り出し口40が操作部30の押し込み方向に沿って配置されているため、ハウジングの内部にダスタ配管42を配置しなくてもよい構成となっている。特に、本実施形態においては、弁体31の軸と、エア取り出し口40の中心軸と、操作部30の軸とが、同軸に設定されており、直線的に設けられた管路23によって開閉弁構造が実現されている。このため、管路23を最短距離の貫通孔で形成することができ、構造を単純化することができる。
なお、本実施形態に係る継手部品41は、図10に示すように、弁体31の軸を中心に回転可能となっている。このため、例えば側部カバー部材18や排気カバー部材19を着脱したり、異なる形状の側部カバー部材18や排気カバー部材19を使用したりすることで、エアの噴き出し方向を容易に変更可能となっている。
なお、図8に示す側部カバー部材18は、ダスタ配管42に沿って配置されているが、この側部カバー部材18を排気カバー部材19と一体に形成してもよい。排気カバー部材19は、工具本体11の側部に形成された排気口(図示せず)を覆うカバーであり、打撃機構で使用した圧縮空気を外部に排気するためのスリット19aを備えている。この排気カバー部材19と側部カバー部材18とを、図11に示すように、1つの部品で形成してもよい。
上記したように、本実施形態によれば、操作部30は、作業者がグリップ12を把持したときに、グリップ12を把持した手で操作可能な位置に配置され、弁体31及びエア取り出し口40は、弁体31の摺動方向(操作部30の押し込み方向)に沿って配置され、エア取り出し口40に工具本体11の先端方向へ延びるダスタ配管42が接続されている。このような構成によれば、グリップ12を握ったままでエアダスタを使用できるので、エアダスタを使用するときにグリップ12を握りなおす必要がなく、また、工具本体11の先端方向からエアを噴き出させることが可能となるので、ファスナーの打ち出し位置を狙うのと同様にエアの吹き出し位置を狙うことができ、操作性が向上する。しかも、弁体31の摺動方向(操作部30の押し込み方向)に沿って配置されたエア取り出し口40にダスタ配管42を接続しているので、ハウジングの内部に配管を設ける必要がない。よって、ハウジングの加工を削減できるので製造コストを抑制できる。また、ハウジングの構造をシンプルにして小型化することができる。更には、ハウジング外部にダスタ配管42を取り付ければよいので、組み付け性を向上させることができる。
また、ダスタ配管42は、弾性変形可能である。このような構成によれば、ダスタ配管42を取り付ける際に弾性変形させることができるので、組み付け性を向上させることができる。また、ダスタ配管42を弾性変形させることで、エアの噴き出し方向を容易に設定、変更することができる。
また、エア取り出し口40とダスタ配管42との間に回転可能な継手部品41が設けられている。このような構成によれば、ダスタ配管42を取り付ける際に継手部品41を回転させることができるので、組み付け性を向上させることができる。また、継手部品41に差し込むだけで容易にダスタ配管42を固定することができる。更には、継手部品41を回転させてエアの噴き出し方向を変更可能とすることもできる。
また、工具本体11の先端を覆う先端カバー部材17を備え、先端カバー部材17は、ダスタ配管42の先端部42aを保持する配管保持部17aを備える。このような構成によれば、ダスタ配管42の先端部42aを先端カバー部材17で固定することができる。すなわち、既存の部材を使用してダスタ配管42を固定することができる。
また、先端カバー部材17にダスタ配管42と連通するエアの噴出し口17bを設けた。このような構成によれば、先端カバー部材17の形状を変えるだけでエアの噴出し方向を容易に設定、変更することができる。
また、エア取り出し口40及びダスタ配管42を覆う側部カバー部材18を備える。このような構成によれば、側部カバー部材18によってダスタ配管42の位置を固定し、かつ、ダスタ配管42のバタつきを抑制することができる。
なお、ダスタ配管42のバタつきを抑制するために、先端カバー部材17以外の部位にダスタ配管42を固定する管路保持部を設けてもよい。また、複数の管路保持部を設けるとともに、エアの噴出し方向を変更可能に構成し、噴出し方向に応じて、使用する管路保持部(すなわちダスタ配管42の固定位置)を選択できるようにしてもよい。
10 打ち込み工具
11 工具本体
12 グリップ
13 トリガ
14 ノーズ部
14a 射出口
15 マガジン
16 エンドキャップ部
17 先端カバー部材
17a 配管保持部
17b 噴出し口
18 側部カバー部材
19 排気カバー部材
19a スリット
20 管路形成部
21 上流開口部
23 管路
30 操作部
31 弁体
33 取入口
34 内部管路
35 開口部
36 弁体付勢部材
37 シール部材
38 シール面
40 エア取り出し口
41 継手部品
42 ダスタ配管
42a 先端部
50 コンタクトアーム

Claims (7)

  1. エアダスタ構造を備えた空気圧工具であって、
    打撃機構を内蔵した工具本体と、
    前記工具本体から直交方向に突出するように設けられたグリップと、
    前記エアダスタ構造を作動させるために操作可能に設けられた操作部と、
    前記操作部の操作に連動して摺動する弁体と、
    前記弁体が移動したときに前記工具本体の外部へエアが放出されるエア取り出し口と、
    を備え、
    前記操作部は、作業者が前記グリップを把持したときに、前記グリップを把持した手で操作可能な位置に配置され、
    記エア取り出し口は、前記工具本体の側部で前記弁体の摺動方向の延長線上に開口しており、前記エア取り出し口に前記工具本体の先端方向へ延びるダスタ配管が接続され
    前記ダスタ配管は、前記工具本体の外部に前記工具本体の側部に沿って配置され、
    前記ダスタ配管の一端が、前記エア取り出し口に設けられた継手部品に接続されて前記工具本体に固定されており、
    前記ダスタ配管の他端が、前記工具本体の先端を覆う先端カバー部材によって前記工具本体に固定されていることを特徴とする、エアダスタ付き空気圧工具。
  2. 前記ダスタ配管は、弾性変形可能なフレキシブルチューブで形成されていることを特徴とする、請求項1記載のエアダスタ付き空気圧工具。
  3. 前記エア取り出し口と前記ダスタ配管との間に回転可能な継手部品が設けられていることを特徴とする、請求項1又は2記載のエアダスタ付き空気圧工具。
  4. 記先端カバー部材は、前記ダスタ配管の先端部を保持する配管保持部を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のエアダスタ付き空気圧工具。
  5. 前記先端カバー部材に前記ダスタ配管と連通するエアの噴出し口を設けたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のエアダスタ付き空気圧工具。
  6. 前記工具本体の側部で前記ダスタ配管を覆う側部カバー部材を備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のエアダスタ付き空気圧工具。
  7. 前記ダスタ配管は、前記操作部とは反対側の前記工具本体の側部に配置されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のエアダスタ付き空気圧工具。
JP2017009246A 2017-01-23 2017-01-23 エアダスタ付き空気圧工具 Active JP6825383B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017009246A JP6825383B2 (ja) 2017-01-23 2017-01-23 エアダスタ付き空気圧工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017009246A JP6825383B2 (ja) 2017-01-23 2017-01-23 エアダスタ付き空気圧工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018118322A JP2018118322A (ja) 2018-08-02
JP6825383B2 true JP6825383B2 (ja) 2021-02-03

Family

ID=63043358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017009246A Active JP6825383B2 (ja) 2017-01-23 2017-01-23 エアダスタ付き空気圧工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6825383B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2725157B2 (ja) * 1994-10-22 1998-03-09 ホーコス株式会社 工作機械の切粉処理装置
JP5003133B2 (ja) * 2006-12-07 2012-08-15 マックス株式会社 エアダスタ付き空気圧工具
JP5994566B2 (ja) * 2012-10-25 2016-09-21 マックス株式会社 空気圧工具
JP5858095B2 (ja) * 2014-07-07 2016-02-10 マックス株式会社 空気圧工具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018118322A (ja) 2018-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2402121B1 (en) Fastener driving device with dust blower
US6783050B2 (en) Nail gun provided with duster function
TWI457212B (zh) Nailing machine
JP5256650B2 (ja) 空気圧工具
JP5119688B2 (ja) 空気圧工具
JP6825383B2 (ja) エアダスタ付き空気圧工具
TWI469854B (zh) Pneumatic tools
JPH11179677A (ja) 打込機
JP6972550B2 (ja) エアダスタ構造
JP5994566B2 (ja) 空気圧工具
US9205545B2 (en) Auxiliary handle of pneumatic tool
JP6870498B2 (ja) エアダスタ付き空気圧工具
JP2014028410A (ja) 空気工具
US10639776B2 (en) Driving tool
JP6870496B2 (ja) エアダスタ付き空気圧工具
JP6776894B2 (ja) 開閉弁構造
JP6604936B2 (ja) 打ち込み工具
JP6780499B2 (ja) エアダスタ構造及び打ち込み工具
JP5578251B2 (ja) 空気圧工具
JP7036162B2 (ja) 打ち込み工具
JP7060074B2 (ja) エアダスタ付き空気圧工具
JP6338997B2 (ja) 打ち込み工具
JP5858095B2 (ja) 空気圧工具
JP6870495B2 (ja) エアダスタ付き空気圧工具
JP6794828B2 (ja) エアダスタ構造及び打ち込み工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6825383

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150