JP6909422B2 - 搬送装置及び印刷装置 - Google Patents
搬送装置及び印刷装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6909422B2 JP6909422B2 JP2017001574A JP2017001574A JP6909422B2 JP 6909422 B2 JP6909422 B2 JP 6909422B2 JP 2017001574 A JP2017001574 A JP 2017001574A JP 2017001574 A JP2017001574 A JP 2017001574A JP 6909422 B2 JP6909422 B2 JP 6909422B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet material
- paper
- transport
- regulation
- drying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
図1は、本実施形態におけるインクジェット記録装置の概略構成を示す模式図である。
本実施形態のインクジェット記録装置1は、主に、給紙部100、画像形成部200、乾燥部300、排紙部400から構成されている。インクジェット記録装置1においては、給紙部100から給紙されるシート材としての記録材である用紙Pに対し、画像形成部200で画像形成用の液体であるインクにより画像を形成する。そして、用紙上に付着したインクを乾燥部300において乾燥させた後、用紙を排紙部400から排紙する。
給紙部100は、主に、複数の用紙Pが積載される給紙トレイ110と、給紙トレイ110から用紙を1枚ずつ分離して送り出す給送装置120と、用紙を画像形成部200へ送り込むレジストローラ対130とから構成されている。給送装置120には、ローラやコロを用いた装置や、エア吸引を利用した装置など、あらゆる給送装置を用いることが可能である。給送装置120により給紙トレイ110から送り出された用紙は、その先端がレジストローラ対130に到達した後、レジストローラ対130が所定のタイミングで駆動することにより、画像形成部200へ給紙される。なお、本実施形態において、給紙部100は、画像形成部200へ用紙Pを送り出すものであれば、その構成に制限はない。
画像形成部200は、主に、給紙された用紙Pを受け取って用紙担持ドラム210へ渡す渡し胴201と、渡し胴201によって搬送された用紙Pを外周面に担持して搬送する用紙担持ドラム210と、用紙担持ドラム210に担持された用紙Pに向けてインクを吐出するインク吐出部220と、用紙担持ドラム210によって搬送された用紙Pを乾燥部300へ受け渡す受け渡し胴202とから構成されている。
乾燥部300は、主に、画像形成部200で用紙P上に付着したインクを乾燥させるための乾燥機構301と、画像形成部200から搬送されてくる用紙Pを搬送する搬送機構302とから構成されている。画像形成部200から搬送されてきた用紙Pは、搬送機構302に受け取られた後、乾燥機構301を通過するように搬送され、排紙部400へ受け渡される。乾燥機構301を通過する際、用紙P上のインクには乾燥処理が施され、これによりインク中の水分等の液分が蒸発し、用紙P上にインクが固着するとともに、用紙Pのカールが抑制される。
排紙部400は、主に、複数の用紙Pが積載される排紙トレイ410から構成されている。乾燥部300から搬送されてくる用紙Pは、排紙トレイ410上に順次積み重ねられて保持される。なお、本実施形態において、排紙部400は、用紙Pを排紙するものであれば、その構成に制限はない。
本実施形態のインクジェット記録装置1は、給紙部100、画像形成部200、乾燥部300、排紙部400から構成されているが、他の機能部を適宜追加してもよい。例えば、給紙部100と画像形成部200との間に画像形成の前処理を行う前処理部を追加したり、乾燥部300と排紙部400との間に画像形成の後処理を行う後処理部を追加したりすることができる。
また、「液体」は、ヘッドから吐出可能な粘度や表面張力を有するものであればよく、特に限定されないが、常温、常圧下において、または加熱、冷却により粘度が30mPa・s以下となるものであることが好ましい。より具体的には、水や有機溶媒等の溶媒、染料や顔料等の着色剤、重合性化合物、樹脂、界面活性剤等の機能性付与材料、DNA、アミノ酸やたんぱく質、カルシウム等の生体適合材料、天然色素等の可食材料、などを含む溶液、懸濁液、エマルジョンなどであり、これらは例えば、インクジェット用インク、表面処理液等の用途で用いることができる。
また、「印刷装置」は、液体吐出ヘッドとシート材とが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。具体例としては、液体吐出ヘッドを移動させるシリアル型装置、液体吐出ヘッドを移動させないライン型装置などが含まれる。
次に、本実施形態における乾燥部300の詳細について説明する。
図2は、本実施形態における乾燥部300を示す正面図である。
図3は、本実施形態における乾燥部300を用紙搬送方向に対して直交する面で切断したときの断面図である。
本実施形態の用紙規制機構330は、発熱体312と対向する乾燥領域の用紙搬送方向にわたり(本実施形態では、乾燥チャンバー313内の用紙搬送方向にわたり)、搬送ベルト321における用紙を担持するベルト部分の表面に対して所定距離をあけて複数の規制ワイヤ341が用紙幅方向に並べて配置されている。各規制ワイヤ341は、5つのプーリ342,343,344,345,346に掛け渡されている。搬送ベルト321に担持された用紙Pの先端部や後端部等の一部分が浮き上がったとき、規制ワイヤ341の用紙対向部分(第一プーリ342から第二プーリ343に向けて移動するワイヤ部分)に、浮き上がった用紙部分が接触する。これにより、搬送ベルト321に担持された用紙Pの一部分が浮き上がったとしても、その用紙部分が乾燥機構301の発熱体312側へ進入することが規制される。
本実施形態において、搬送ベルト321の表面に担持された用紙Pは、乾燥機構301の乾燥チャンバー313の内部を通過する際、用紙Pの画像面(被送風面)の略法線方向から送風ファン311の送風を受ける。このとき、送風ファン311により送風される送風領域内に用紙Pが進入する前には、送風領域内に存在する搬送ベルト321の表面に送風ファン311からの風が当たる。このように搬送ベルト321の表面に当たった風は、搬送ベルト321の表面に沿って進み、図6に示すように、用紙搬送方向上流側から送風領域内へ進入する用紙Pの先端部に向かう気流F1を生じさせる。このような気流F1は、用紙Pが送風領域内へ進入する前の用紙先端部を浮き上がらせ、用紙先端部が乾燥チャンバー313の外壁などの周囲の部材に引っ掛かったり、搬送ベルト321から用紙Pが剥離したりするなどして、搬送不良を生じさせるおそれがある。
また、本実施形態においては、送風ファン311により送風される送風領域内を用紙Pが通過した後においても、送風領域内に存在する搬送ベルト321の表面に送風ファン311からの風が当たる。このように搬送ベルト321の表面に当たった風は、搬送ベルト321の表面に沿って進み、図7に示すように、送風領域内から用紙搬送方向下流側へ抜けた用紙Pの後端部に向かう気流F2を生じさせる。このような気流F2は、送風領域内を抜けた用紙Pの後端部を浮き上がらせ、搬送ベルト321から用紙Pが剥離したりするなどして、搬送不良を生じさせるおそれがある。
次に、本実施形態における乾燥部300の一変形例(以下、本変形例を「変形例1」という。)について説明する。
本変形例1は、基本構成については上述した実施形態と同様であるが、ベルト搬送機構320が搬送ベルト321の代わりに吸引ベルトからなる搬送ベルト325を採用している点で、上述した実施形態とは異なっている。以下、上述した実施形態とは異なる点を中心に説明する。
図9は、本変形例1における乾燥部300を用紙搬送方向に対して直交する面で切断したときの断面図である。
本変形例1におけるベルト搬送機構320も、2つの支持ローラ322,323に掛け渡された無端状の搬送ベルト325の表面上に用紙Pを担持して、搬送ベルト325の表面移動に伴って用紙Pを搬送する。本変形例1の搬送ベルト325は、その表面に複数の微小な貫通孔(吸引孔)が分散して開口した吸引ベルトであり、用紙を担持するベルト部分(第一支持ローラ322から第二支持ローラ323に向けて移動するベルト部分)の内周面側には、吸引機構326が設けられている。
次に、本実施形態における乾燥部300の他の変形例(以下、本変形例を「変形例2」という。)について説明する。
本変形例2は、基本構成については上述した実施形態と同様であるが、規制ワイヤ341の駆動手段が上述した実施形態とは異なっている。以下、上述した実施形態とは異なる点を中心に説明する。
本変形例2では、駆動モータ327の回転駆動すると、そのモータ軸上に取り付けられた第一プーリ329aが回転駆動し、その第一プーリ329aと第二プーリ329bとに掛け渡された駆動伝達ベルト329が走行する。第二プーリ329bは、搬送ベルト321が掛け渡された第二支持ローラ323の回転軸上に取り付けられており、駆動伝達ベルト329が走行して第二プーリ329bが回転駆動することにより、第二支持ローラが回転駆動し、搬送ベルト321が表面移動する。
次に、本実施形態における乾燥部300の更に他の変形例(以下、本変形例を「変形例3」という。)について説明する。
上述した実施形態(各変形例1、2を含む。)では、インクが吐出されて画像が形成された後の用紙を乾燥する乾燥部300の例であったが、本変形例3は、上述した前処理部において所定の処理液を用紙Pに塗布等により付与する処理を行い、画像形成部200でインクが吐出されて画像が形成される前に、処理液が付与された用紙を乾燥させる乾燥部に適用したものである。
本変形例3の前処理部は、給紙部100から給紙された用紙Pに処理液を塗布する塗布装置510を備えている。処理液としては、例えば、用紙の表面に塗布することで用紙の表面を改質する改質材が挙げられる。具体的には、予め用紙にムラなく塗布しておくことで、インクの水分を速やかに用紙に浸透させるとともに色成分を増粘させ、更には乾燥も早めることによって滲み(フェザリング、ブリーディング等)や裏抜けを防止し、生産性(単位時間当たりの画像出力枚数)を上げることを可能にする定着剤(セット剤)が挙げられる。
(態様A)
用紙搬送経路等のシート材搬送経路に沿って用紙P等のシート材を搬送する搬送機構302等の搬送装置において、前記シート材搬送経路に対し、該シート材搬送経路に沿って搬送されるシート材の面(被乾燥面等)に対して所定距離をあけて配置される規制ワイヤ341等のシート材浮き上がり規制部材を有し、前記シート材浮き上がり規制部材は、前記シート材搬送経路に対向するシート材対向部分が、シート材搬送方向下流側へ移動するように構成されていることを特徴とする。
本態様によれば、シート材浮き上がり規制部材のシート材対向部分がシート材搬送経路から浮き上がったシート材部分の面に接触することで、当該シート材部分がそれ以上シート材搬送経路から浮き上がることをシート材浮き上がり規制部材により規制する。このとき、シート材浮き上がり規制部材のシート材対向部分がシート材搬送方向下流側へ移動する構成であるため、そのシート材対向部分に接触するシート材と当該シート材対向部分との速度差を小さく又は無くすことができる。これにより、シート材に対するシート材浮き上がり規制部材の摺擦が抑制されるため、シート材浮き上がり規制部材との接触によりシート材の安定搬送が阻害されるような事態が抑制される。
前記態様Aにおいて、前記シート材搬送経路上に、前記シート材の被乾燥面上に付着したインクや処理液等の乾燥対象物を乾燥させる乾燥領域を有し、前記シート材浮き上がり規制部材は、前記乾燥領域のシート材搬送方向にわたって配置され、前記シート材搬送経路から前記所定距離だけ浮き上がったシート材部分の被乾燥面のうちの一部に接触することで、前記シート材の浮き上がりを規制することを特徴とする。
本態様によれば、シート材浮き上がり規制部材のシート材対向部分は、シート材搬送経路から浮き上がったシート材部分の被乾燥面のうちの一部のみに接触するため、当該シート材部分の被乾燥面上における未乾燥状態の乾燥対象物がシート材浮き上がり規制部材との接触により乱される箇所が少なく、乾燥対象物の乱れが抑制される。しかも、上述したように、シート材浮き上がり規制部材のシート材対向部分がシート材搬送方向下流側へ移動する構成であるため、そのシート材対向部分に接触する未乾燥状態の乾燥対象物と当該シート材対向部分との速度差を小さく又は無くすことができる。これにより、未乾燥状態の乾燥対象物に対するシート材浮き上がり規制部材の摺擦が抑制されるため、シート材浮き上がり規制部材と接触した未乾燥状態の乾燥対象物の乱れ(擦れ)が十分に抑制可能である。
前記態様Bにおいて、前記シート材浮き上がり規制部材は、前記シート材部分の被乾燥面に対して略点接触又は略線接触するように構成されていることを特徴とする。
これによれば、シート材搬送経路から浮き上がったシート材部分の被乾燥面にシート材浮き上がり規制部材のシート材対向部分が接触しても、その接触面積を小さくして、シート材浮き上がり規制部材と接触した未乾燥状態の乾燥対象物の乱れを抑制することができる。
前記態様A〜Cのいずれかの態様において、前記シート材浮き上がり規制部材は、前記シート材対向部分がシート材搬送方向に沿って長尺な1又は2以上の規制ワイヤ341等の線状部材によって構成されていることを特徴とする。
これによれば、シート材搬送経路から浮き上がったシート材部分の面にシート材浮き上がり規制部材のシート材対向部分が接触するときの接触面積を小さくできる構成が容易に実現できる。
前記態様A〜Dのいずれかの態様において、前記シート材搬送経路に沿って搬送されるシート材に送風を行う送風ファン311等の送風手段を有することを特徴とする。
この構成においては、送風手段の送風によってシート材の先端や後端が浮き上がりやすく、浮き上がったシート材部分がシート材浮き上がり規制部材と接触しやすい。本態様によれば、このような構成においてシート材の安定搬送を実現しやすく、また、シート材上の未乾燥状態の乾燥対象物の乱れが抑制される。
前記態様A〜Eのいずれかの態様において、前記シート材浮き上がり規制部材に対して前記シート材搬送経路の反対側に配置される発熱体312等の発熱手段を有することを特徴とする。
この構成においては、発熱手段に接触するようなシート材部分の浮き上がりを安定して規制することが重要である。本態様によれば、このような構成においてシート材浮き上がり規制部材による安定した規制が可能である。
前記態様A〜Fのいずれかの態様において、前記シート材浮き上がり規制部材は、前記シート材対向部分がシート材搬送速度と同じ速度で移動するように駆動されることを特徴とする。
これによれば、シート材浮き上がり規制部材のシート材対向部分の移動速度と、これに対向して搬送されるシート材の移動速度との速度差を実質的にゼロとすることができる。これにより、浮き上がったシート材部分とシート材浮き上がり規制部材とが接触しても摺擦が発生せず、シート材の安定搬送を実現しやすく、また、シート材上の未乾燥状態の乾燥対象物の乱れ(擦れ)が抑制される。
前記態様A〜Gのいずれかの態様において、前記シート材浮き上がり規制部材と対向するシート材の面の裏側を搬送ベルト321,325等の表面移動部材で支持しながら、該表面移動部材の表面移動に伴って該シート材を搬送するベルト搬送機構320等の搬送手段を有することを特徴とする。
これによれば、シート材を安定して搬送することができる。
前記態様Hにおいて、前記搬送手段は、前記表面移動部材の表面に形成された吸引孔に吸い込み気流を生じさせて該表面移動部材の表面に吸着させたシート材を該表面移動部材の表面移動に伴って搬送するものであることを特徴とする。
これによれば、シート材の浮き上がり自体を安定して抑制できる。
前記態様H又はIにおいて、前記シート材浮き上がり規制部材は、前記搬送手段における前記表面移動部材に対して従動することにより前記シート材対向部分が移動するように構成されていることを特徴とする。
これによれば、シート材浮き上がり規制部材を駆動する専用の駆動源が不要となるうえ、シート材浮き上がり規制部材のシート材対向部分とシート材搬送速度とを同じ速度で移動させることが容易になる。
前記態様A〜Jのいずれかの態様において、前記シート材浮き上がり規制部材は、シート材搬送方向に対して直交するシート材幅方向へ変位可能に構成されていることを特徴とする。
これによれば、シート材に対するシート材浮き上がり規制部材の相対的な対向位置やシート材に対して対向するシート材浮き上がり規制部材の数などを調整することができる。また、幅方向のサイズが異なるシート材に対して、適切な対向位置にシート材浮き上がり規制部材を位置させたり適切な数のシート材浮き上がり規制部材を位置させたりすることができる。
前記態様A〜Kのいずれかの態様において、壁部材で囲って形成され、少なくとも用紙受入口313aや用紙排出口313b等のシート材の出入口を備えた乾燥チャンバー313等の乾燥室を、前記シート材搬送経路上に有し、前記シート材浮き上がり規制部材は、前記乾燥室の外部を通るように配置される規制ワイヤ341等の無端状部材で構成されていることを特徴とする。
これによれば、シート材浮き上がり規制部材が乾燥室の内部で高温に曝される場合でも、乾燥室の外部を通るときに冷却されるため、シート材浮き上がり規制部材の最高到達温度を下げて寿命を長くすることが可能となる。
用紙P等のシート材にインク等の液体を吐出させる液体吐出ヘッド220C,220M,220Y,220K等の液体吐出手段と、シート材を搬送する搬送機構302等の搬送装置とを備えたインクジェット記録装置等の印刷装置において、前記搬送装置として、前記態様A〜Lのいずれかの態様に係る搬送装置を用いたことを特徴とする。
本態様によれば、シート材浮き上がり規制部材との接触によりシート材の安定搬送が阻害される事態が抑制された印刷装置を実現できる。
100 給紙部
200 画像形成部
201 渡し胴
202 受け渡し胴
210 用紙担持ドラム
211 吸引装置
220 インク吐出部
220C,220M,220Y,220K 液体吐出ヘッド
300 乾燥部
301 乾燥機構
302 搬送機構
311 送風ファン
312 発熱体
313 乾燥チャンバー
320 ベルト搬送機構
321,325 搬送ベルト
322,323 支持ローラ
324 バックアップコロ
326 吸引機構
326a 多孔質材
326b 吸引用チャンバー
326c 吸引装置
330 用紙規制機構
331 駆動ベルト
332〜336 支持ローラ
337 加重コロ
341 規制ワイヤ
342〜346 プーリ
400 排紙部
510 塗布装置
501 処理液
Claims (4)
- シート材搬送経路に沿ってシート材を搬送する搬送装置において、
前記シート材搬送経路に対し、該シート材搬送経路に沿って搬送されるシート材の面に対して前記シート材の面と対向する方向に所定距離をあけて配置されるシート材浮き上がり規制部材を有し、
前記シート材浮き上がり規制部材は、前記シート材搬送経路に対向するシート材対向部分が、シート材搬送方向下流側へ移動するように構成され、
前記シート材浮き上がり規制部材は、前記シート材対向部分がシート材搬送方向に沿って長尺な1又は2以上の線状部材によって構成されていることを特徴とする搬送装置。 - シート材搬送経路に沿ってシート材を搬送する搬送装置において、
前記シート材搬送経路に対し、該シート材搬送経路に沿って搬送されるシート材の面に対して前記シート材の面と対向する方向に所定距離をあけて配置されるシート材浮き上がり規制部材を有し、
前記シート材浮き上がり規制部材は、前記シート材搬送経路に対向するシート材対向部分が、シート材搬送方向下流側へ移動するように構成され、
壁部材で囲って形成され、少なくともシート材の出入口を備えた乾燥室を、前記シート材搬送経路上に有し、
前記シート材浮き上がり規制部材は、前記乾燥室の外部から内部を通るように配置される無端状部材で構成されていることを特徴とする搬送装置。 - 請求項1又は2に記載の搬送装置において、
前記シート材浮き上がり規制部材と対向するシート材の面の裏側を支持しながら、該シート材を搬送する搬送手段を有し、
前記シート材浮き上がり規制部材は、前記搬送手段における前記シート材を受ける面と対向する方向に所定距離をあけて配置されることを特徴とする搬送装置。 - 前記シート材の面に液体を吐出させる液体吐出手段と、
シート材を搬送する搬送装置とを備えた印刷装置において、
前記搬送装置として、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の搬送装置を用いたことを特徴とする印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15/460,613 US20170266989A1 (en) | 2016-03-18 | 2017-03-16 | Conveying device and printing apparatus |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016054871 | 2016-03-18 | ||
JP2016054871 | 2016-03-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017171502A JP2017171502A (ja) | 2017-09-28 |
JP6909422B2 true JP6909422B2 (ja) | 2021-07-28 |
Family
ID=59970340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017001574A Active JP6909422B2 (ja) | 2016-03-18 | 2017-01-10 | 搬送装置及び印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6909422B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3375619B1 (en) | 2017-03-17 | 2020-09-02 | Ricoh Company, Ltd. | Conveying device, printing apparatus, and drying device |
JP7011793B2 (ja) * | 2018-03-02 | 2022-01-27 | 株式会社リコー | 搬送装置、乾燥装置および画像形成装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3376094B2 (ja) * | 1994-05-26 | 2003-02-10 | 京セラミタ株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP3244942B2 (ja) * | 1994-05-26 | 2002-01-07 | 京セラミタ株式会社 | インクジェット記録装置 |
JPH10244664A (ja) * | 1997-03-03 | 1998-09-14 | Tec Corp | インクジェットプリンタの媒体搬送装置 |
JP2000203001A (ja) * | 1999-01-08 | 2000-07-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 乾燥装置 |
-
2017
- 2017-01-10 JP JP2017001574A patent/JP6909422B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017171502A (ja) | 2017-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10569570B2 (en) | Conveying device and printing apparatus | |
US20170266989A1 (en) | Conveying device and printing apparatus | |
US10399362B2 (en) | Conveying device and printing apparatus | |
US10562323B2 (en) | Conveying device, printing apparatus, and drying device | |
JP7064708B2 (ja) | 搬送装置、印刷装置及び乾燥装置 | |
US10150287B2 (en) | Conveying device and printing apparatus | |
US9969580B2 (en) | Conveyance apparatus and printing apparatus | |
US10549567B2 (en) | Drying device and printing apparatus | |
JP6317664B2 (ja) | インクジェット印刷装置、インクジェット印刷方法、及び、インクジェット印刷システム | |
JP5321026B2 (ja) | 画像形成装置、泡塗布装置 | |
JP6909422B2 (ja) | 搬送装置及び印刷装置 | |
JP7484488B2 (ja) | 加熱装置、乾燥装置、液体を吐出する装置 | |
JP7006113B2 (ja) | 搬送装置、印刷装置 | |
JP6846009B2 (ja) | 搬送装置及び印刷装置 | |
JP6846010B2 (ja) | 搬送装置及び印刷装置 | |
JP2008100458A (ja) | インクジェットプリンタ | |
JP6928889B2 (ja) | 搬送装置及び印刷装置 | |
JP7011793B2 (ja) | 搬送装置、乾燥装置および画像形成装置 | |
JP2010201818A (ja) | 液体吐出装置 | |
JP2013086457A (ja) | プリント装置及びシートの乾燥装置 | |
JP5925716B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7155620B2 (ja) | 搬送装置、液体を吐出する装置 | |
JP2018016069A (ja) | 搬送装置及び印刷装置 | |
JP5921138B2 (ja) | プリント装置及びシートの乾燥装置 | |
JP7183691B2 (ja) | 液体を吐出する装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200924 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201016 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210325 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210604 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210617 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6909422 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |