JP6908011B2 - 作物収容体の重量測定装置、作物収容機および作物乾燥機 - Google Patents

作物収容体の重量測定装置、作物収容機および作物乾燥機 Download PDF

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Description

この発明は、作物収容体の重量測定装置並びにその重量測定装置を用いた作物収容機および作物乾燥機に関するものである。
作物を収容する作物収容体の重量(厳密には収容する作物の重量)を測定する技術としては、例えば特許文献1に記載された技術が知られている。
特許文献1(特開2017−215065号公報)には、穀物乾燥機において穀物を貯留する貯留室を有する箱体の底部の四隅で受けるようにロードセル等の重量計を設け、張り込んだ穀物の張込重量をその重量計で測定する技術が記載されている。
特開2017−215065号公報(段落0017、図2)
しかしながら、特許文献1には、貯留室を有する箱体の底部の四隅に重量計をどのような構成で設けているかについて明示されていない。
また、特許文献1には、地震等の要因により貯留室を有する箱体が揺れ動いたときに重量計が外れにくい構成を採用しているか否かについても明示されていない。
この発明は、作物を収容する作物収容体の重量を計測する重量計が、その作物収容体に取り付けやすく、また地震等の要因により作物収容体が揺れ動いたときでも作物収容体から外れにくいようにすることを技術的課題とする。
本発明の上記課題は、次の解決手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、作物を収容する作物収容体の重量を測定する装置であって、
前記作物収容体の底部と前記作物収容体が設置される設置面との間に存在して前記作物収容体の重量を計測する重量計と、
前記重量計を載置する載置面と前記載置面の前記設置面に対する高さを調整する調整機構を有する載置台と、
前記載置台を前記作物収容体の底部と互いに接近し得る方向に変位可能な状態で連結する連結部材と、
を備えていることを特徴とする作物収容体の重量測定装置である。
請求項2に記載の発明は、前記作物収容体の底部と前記重量計の間に介在するよう配置されるとともに前記連結部材により前記作物収容体の底部に連結される介在部材を備え、前記重量計が、前記作物収容体の荷重を受ける突出部を有し、前記介在部材が、前記重量計と向き合う部位に、前記突出部を位置決めして保持する保持部を有し、前記載置台に又は前記載置台および重量計に、前記重量計を前記載置台に位置決めして載置する位置決め手段を設けていることを特徴とする請求項1に記載の作物収容体の重量測定装置である。
請求項3に記載の発明は、前記載置台が、板状の部材であり、前記調整機構が、前記載置台から前記設置面にむけて突出する脚の長さを調整可能な複数の支持脚であることを特徴とする請求項1又は2に記載の作物収容体の重量測定装置である。
請求項4に記載の発明は、前記載置台が、前記重量計を載置する台座と、前記台座の下部を支える複数の分割支持面を有するとともに前記分割支持面どうしを接近および離間させて前記台座を重力方向に沿う方向に昇降させる複数の分割支持台とで構成されており、前記調整機構が、前記複数の分割支持台を前記分割支持面どうしが接近および離間するように移動させて調整する調整部材で構成されており、前記連結部材が、前記台座又は分割支持台を前記作物収容体の底部に前記変位可能な状態で連結していることを特徴とする請求項1又は2に記載の作物収容体の重量測定装置である。
請求項5に記載の発明は、前記作物収容体の底部が、四隅に存在する柱状部材と前記柱状部材の底部どうしを連結して支持するとともにフランジ部を有する支持部材とで構成されている場合、前記連結部材が、前記支持部材のフランジ部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の作物収容体の重量測定装置である。
請求項6に記載の発明は、前記作物収容体の底部が、四隅に存在する柱状部材と前記柱状部材の底部どうしを連結して支持するとともにフランジ部を有する支持部材とで構成されている場合、前記連結部材が、前記支持部材のフランジ部に取り付けられており、前記介在部材が、前記支持部材のフランジ部に当接して配置されていることを特徴とする請求項2に記載の作物収容体の重量測定装置である。
請求項7に記載の発明は、作物を収容する作物収容体と、前記作物収容体の重量を測定する重量測定装置とを備えた作物収容機であって、前記重量測定装置が、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の作物収容体の重量測定装置で構成されていることを特徴とする作物収容機である。
請求項8に記載の発明は、作物を収容するとともに乾燥させる作物収容体と、前記作物収容体の重量を測定する重量測定装置とを備えた作物乾燥機であって、前記重量測定装置が、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の作物収容体の重量測定装置で構成されていることを特徴とする作物乾燥機である。
請求項1に記載の発明によれば、作物を収容する作物収容体の重量を計測する重量計が、その作物収容体に取り付けやすく、また地震等の要因により作物収容体が揺れ動いたときでも作物収容体から外れにくいようにすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明による効果に加えて、重量計の突出部に作物収容体の荷重が加わって重量の測定が確実に行えるようになり、重量計の位置ずれや外れの発生も確実に防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1および2に記載の発明による効果に加えて、簡素な構造の重量測定装置になり、載置台における載置面の高さを容易に調整することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1および2に記載の発明による効果に加えて、載置台における載置面の高さを調整する作業数を少なくすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明による効果に加えて、作物収容体の重量を重量計に及ぼしやすくなり、また作物収容体の底部に対する載置台の連結がしやすくなる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明による効果に加えて、作物収容体の重量を重量計により確実に及ぼしやすくなり、また作物収容体の底部に対する載置台および介在部材の連結がしやすくなる。
請求項7に記載の発明によれば、重量計の作物収容体に対する取り付けが容易となり、またその重量計が地震等の要因により作物収容体が揺れ動いたときでも作物収容体から外れにくい重量測定装置を備えた作物収容機を提供することができる。
請求項8に記載の発明によれば、重量計の作物収容体に対する取り付けが容易となり、またその重量計が地震等の要因により作物収容体が揺れ動いたときでも作物収容体から外れにくい重量測定装置を備えた作物乾燥機を提供することができる。
(A)は実施の形態1に係る重量測定装置等を適用した作物乾燥機の正面側の斜め右上から見たときの外観を示す斜視図、(B)はその作物乾燥機の背面側の斜め左上から見たときの外観を示す斜視図である。 作物乾燥機の正面側から見たときの内部を示す概要図である。 作物乾燥機の右側面側から見たときの内部を示す概要図である。 重量測定装置の取り付け位置および仕組みを示す概略斜視図である。 図4の重量測定装置の取り付け状態を拡大して示す概要図である。 図4の重量測定装置の構成を示す分解斜視図である。 図6の重量測定装置の一部を組み立てた状態を示す概略斜視図である。 重量測定装置の構成および取り付けた状態の一部を示す概要図である。 重量測定装置の使用例を示す概要図である。 (A)は重量測定装置の取り付け作業時に使用する隙間検査部材の構成を示す概略斜視図、(B)はその隙間検査部材の使用例を示す概要図である。 (A)は重量測定装置の取り付け作業時に使用する他の隙間検査部材の構成を示す概略斜視図、(B)はその隙間検査部材のB−B線に沿う断面図、(C)はその隙間検査部材の使用例を示す概要図である。 実施の形態2に係る重量測定装置を示し、(A)はその重量測定装置における重量計および介在部材を示す概要図、(B)はその重量測定装置の取り付けた状態の一部を示す概要図である。 図12の重量測定装置の変形例を示し、(A)はその重量測定装置における重量計および介在部材を示す概要図、(B)はその重量測定装置の取り付けた状態の一部と下敷き用の板材を示す概要図である。 実施の形態3に係る重量測定装置を示し、(A)はその重量測定装置における載置台等の構成を示す概略斜視図、(B)はその載置台の構成を示す概要図である。 図14の重量測定装置を取り付けた状態の一部を示す概要図である。 実施の形態4に係る重量測定装置を示し、(A)はその重量測定装置における載置台等の構成を示す概略斜視図、(B)はその載置台の構成を示す概要図である。 図16の重量測定装置を取り付けた状態の一部を示す概要図である。 実施の形態4に係る重量測定装置の変形例を示し、(A)はその重量測定装置における載置台、調整機構等の構成を示す概要図、(B)はその載置台、調整機構等の構成を示す上面概要図である。 実施の形態3に係る重量測定装置の変形例を示す概要図である。 実施の形態4に係る重量測定装置の別の変形例を示す概要図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[実施の形態1]
図1から図5は、本発明の実施の形態1に係る重量測定装置1Aを適用した作物乾燥機100を示している。図1から図3はその作物乾燥機100の外観や内部を示している。また、図4および図5はその重量測定装置1Aの取り付け位置や概要を示している。
<作物乾燥機の構成>
作物乾燥機100は、上方側に配置されて穀物等の作物を収容する収容室101と、収容室101の下方側に連続して配置されて作物を乾燥する乾燥室102を備えている。
このうち収容室101は、直方体状の収容空間を有する箱型の部分である。また、乾燥室102は、正面側に配置された燃焼バーナ106による熱風を正面側から背面側に通過させる筒状の熱風室103と、熱風室103を左右から挟んで下方の中央位置で合流するよう設けられて熱風および作物を通過させる流下通路104と、流下通路104の左右外側に設けられて流下通路104を通過した熱風を背面側に配置された排気ファン107により吸引する排風室105とを有している。収容室101と乾燥室102は作物収容体を構成するが、作物収容体はその収容室101と乾燥室102に付属する他の機器も含まれる。
また、作物乾燥機100は、その正面側に作物を上方に運ぶバケット式の昇降機108を備えている。
昇降機108は、その下部側において作物を投入する張込ホッパ109と接続されており、その上部側において運ばれた作物を収容室101に移送する上部移送機110と接続されている。上部移送機110は、昇降機108から受けた作物を収容室101の天井部100aのほぼ中央の位置まで搬送する搬送路を有し、また、その搬送路の末端部において収容室101の内部に入り込んだ位置で回転する拡散羽根111を配置している。上部移送機110は、その搬送路にて搬送される作物を終端部から収容室101に落下させるとともに拡散羽根111により収容室101内に拡散させながら落下させる。
一方、作物乾燥機100は、乾燥室102の下部に、流下通路104を流下して合流した作物を所要の量ずつ繰り出すロータリバルブ等からなる排出装置112を設けている。また、排出装置112の下方には、繰り出された作物を作物乾燥機100の正面側に移送するとともに昇降機108に送り込む下部移送機113を設けている。
さらに、作物乾燥機100は、その正面側に、制御部を内蔵する操作盤114を備えている。
操作盤114には、動作状態、動作条件等に関する情報を画面に表示するとともに入力操作を行うことができる表示操作パネルや、以下に例示する各運転の実行や停止を指示するためのスイッチ等が配置されている。操作盤114では、張込運転、循環運転、乾燥運転、排出運転等の運転の実行および停止を選択して指示する操作を行うことができる。
ここで、張込運転は、張込ホッパ109から投入されて張り込まれた作物を昇降機108および上部移送機110により収容室101に移送して収容する(張り込む)運転である。循環運転は、収容室101に収容された作物を排気ファン107による通風を行いながら排出装置112、下部移送機113、昇降機108、上部移送機110等の駆動により循環移動させる運転である。
また、乾燥運転は、循環運動に加えて、燃焼バーナ106を駆動して収容室101に収容された作物を循環移動させるとともに乾燥させる運転である。排出運転は、乾燥運転の終了後に、収容室101に収容された作物を循環移動させるとともに、昇降機108の上端部と上部移送機110の間に配置された排出ホッパ115における図示しない排出シャッタを開いて張り込んだ作物を機外に排出する運転である。
図1等において符号116は収容室101の内部を照明する照明装置、符号117は収容室101の正面壁に上下方向に間隔をあけて設けられて作物の収容量を外部から目視で確認する透視窓、符号118は昇降機108にて運ばれる作物の一部を採取して水分量を自動で計測する水分計である。また、符号119は作物乾燥機100の点検等の作業を行う際に使用する作業用はしご、符号120は作物乾燥機100を設置する設置面9等において移動させるときに使用するストッパ付きのキャスタを示す。
実施の形態1では、重量測定装置1Aで得られる重量値の情報と水分計118で得られる水分値の情報は、操作盤114における表示操作パネルに表示され、また、上記張込運転、乾燥運転等の動作を制御するときに使用されるよう構成されている。
<重量測定装置の構成>
次に、重量測定装置1Aは、作物を収容して乾燥する作物乾燥機100の重量を測定する装置であり、図4から図8等に示されるように、重量計2と、調整機構4を有する載置台3と、連結部材5とを少なくとも備えている。
また、この重量測定装置1Aは、図2、図3、図4(A)等に示されるように、作物乾燥機100の底部100bの四隅に対して、同じ構成からなる重量測定装置1A1,1A2,1A3,1A4をそれぞれ取り付けるよう構成されている。
重量計2は、作物乾燥機100の底部100bと作物乾燥機100が設置される設置面9との間に存在して作物乾燥機100の重量を計測する機器である。
この重量計2は、作物乾燥機100の重量を計測するとともにその計測結果を出力することができる計測機器であればよく、例えばロードセルが適用される。
実施の形態1における重量計2はロードセルであり、詳しくは図6等に示されるように、内部に図示しない歪ゲージ等の計測部が設けられた円盤形状の本体部21と、本体部21の上面の中央位置に突出した状態で変位可能に配置され、作物乾燥機100の荷重を受けて本体部21の内部にある計測部に作用させる円柱形状の荷重受け部22とで構成されている。本体部21には、計測時の出力電圧を得るための図示しない接続配線が取り付けられている。
載置台3は、図8等に示されるように、重量計2を高さの調整が可能な状態に載置するための構成部分であり、具体的には、重量計2を載置する載置面3aと、載置面3aの設置面9に対する高さHを調整する調整機構4とを有する部材である。
実施の形態1における載置台3は、上面がほぼ平面の載置面3aである板状の本体部31と、本体部31の下面から設置面9にむけて突出する脚の長さLを調整可能な4本の支持脚41からなる調整機構4とで構成されている。
載置台3の本体部31は、平面形状がほぼ矩形状からなる板状の部材である。この本体部31としては、作物乾燥機100の荷重を重量計2を介して受けたときに変形しない剛性を有する板状の部材が適用され、例えば、厚手の鉄板が適用される。
また、載置台3の本体部31には、図6等に示されるように、その四隅付近に調整機構4の4本の支持脚41をそれぞれ取り付ける4つの取付け孔32と、その上面のほぼ中心の位置から四方に同じ距離だけ離れた位置に設けられて重量計2の本体部21を位置決めする位置決め突起33と、連結部材5を通す通し孔34とが設けられている。
このうち取付け孔32は、めねじが形成された貫通孔で構成されている。位置決め突起33は、円盤状の本体部21を4方向の外側から挟み込むように保持する円弧状の突起で構成されている。通し孔34は、本体部31が連結部材5に対して変位可能な関係に保たれるよう、孔径が連結部材5の断面形状よりも大きい寸法の孔で構成されている。また、通し孔34は、本体部31の対角線上で取付け孔32よりも内側の位置に2つ形成されている。
調整機構4としての4本の支持脚41はいずれも、図6等に示されるように、おねじが形成された円柱状の脚部41aと、脚部41aよりも径の大きく脚部41aを円柱の中心を回転軸にして回転させる円板状の土台部41bとで構成されている。
このうち脚部41aは、図7等に示されるように、載置台3の本体部31における取付け孔32にねじにより嵌め入れて取り付けられる。土台部41bは、設置面9等に対する設置の安定化や後述する回転作業を容易化をはかる観点等から、少なくとも下面(座面)の直径が可能な範囲で大きい円板状に構成されている。また、土台部41bは、その円板の外周面(側面)に、例えばスパナ、レンチ等のネジ回し工具を引っ掛けるよう係止させて回転作業を行う際に利用する多角面等の形状が形成されている。
この支持脚41は、土台部41bをネジ回し工具により所要の方向に回転させると、脚部41aのおねじが本体部31における取付け孔32のめねじと噛み合って回転し、この結果、図8に示されるように本体部31が土台部41bの回転方向に応じて所要の量だけ上下方向に昇降するよう変位し、最終的に載置面3aの設置面9に対する高さHが増減するよう調整される。
連結部材5は、図5から図8等に示されるように、載置台3を作物乾燥機100の底部100bと互いに接近し得る方向に変位可能な状態で連結する部材である。互いに接近し得る方向は、例えば、重力方向Gにほぼ沿う方向でもある。
実施の形態1における連結部材5は、一対のボルト51とナット52が適用されている。ボルト51は、図6等に示されるように、ボルト頭部51aと、ねじ部51cが形成される円柱状の胴部51bで構成されている。
特に胴部51bは、作物乾燥機100の底部100bにおいて連結部材5を実際に取り付ける部分と重量計2と載置台3との各厚み(高さ)を合計した厚み寸法Eに相当する部分にねじ部51cを形成せず、その部分よりも少し下方から始まる下端部にねじ部(おねじ)51cを形成している。
これにより、連結部材5は、胴部51bのねじ部51cにナット52を取り付けたときに、載置台3に載置された重量計2を作物乾燥機100の底部100bの取り付け部分に軽く触れさせる程度の状態(締め付けない状態)に保って、その載置台3を作物乾燥機100の底部100bと連結させることが可能になっている。
ここで、連結部材5の一端部を連結させる作物乾燥機100の底部100bは、図4や図5等に示されるように、収容室101と乾燥室102を四隅で支える4本の柱フレーム130の下端部と、4本の柱フレーム130の下端部を連結して保持する水平方向に延びる連結フレーム131とで構成されている。このうち連結フレーム131には、各外側にほぼ水平方向に突出するフランジ部131aが形成されている。
また、この底部100bは、隣り合う連結フレーム131どうしの間を斜めに連結して固定する、ほぼ三角形状の角部固定板132が設けられている。角部固定板132の下面には、上記ストッパ付きのキャスタ120が取り付けられている。
さらに、この底部100bは、連結フレーム131のフランジ部131aのうち柱フレーム130に近い位置に、連結部材5としてのボルト51を通す通し孔134が設けられている。
通し孔134は、柱フレーム130を挟んで1つの載置台3の本体部31における2つの通し孔34と向き合う位置関係になるよう連結フレーム131のフランジ部131aに形成される。また、通し孔134は、連結部材5が連結フレーム131のフランジ部131aに対して変位可能な関係に保たれるよう、孔径が連結部材5であるボルト51の胴部51bよりも大きい寸法の孔で構成されている。
また、重量測定装置1Aにおける重量計2は、その荷重受け部22が、作物乾燥機100の底部100bの四隅における連結フレーム131のフランジ部131aの一部に接触するよう構成されている。
連結部材5は、作物乾燥機100の底部100bに対しては、各柱フレーム130の下端部を挟んで隣り合う連結フレーム131のフランジ部131aにある各通し孔134にボルト51の胴部51bを通した後、その通し孔134の周囲のフランジ部131aに頭部51aを接触させた状態で取り付けられる。
この際、連結部材5のボルト51は、連結フレーム131のフランジ部131aにある各通し孔134に対して変位可能な状態になっている。
<重量測定装置の作物乾燥機への取り付け>
この重量測定装置1A(1A1,1A2,1A3,1A4)は、作物乾燥機100の底部100bの四隅に対して、例えば以下に説明する手順で作業することで取り付けられる。
まず、重量測定装置1Aにおける載置台3の本体部31について、図7に示されるように、その取付け孔32に調整機構4としての支持脚41を取り付ける一方で、その載置面3aに重量計2を載置する。
この際、支持脚41は、その脚部41aを本体部31の取付け孔32に適当な量だけねじを介して嵌め入れて仮止めの状態になるよう取り付けられる。またこの際、重量計2は、その本体部21が、載置台3の載置面3aにおいて位置決め突起33により外側から保持された状態になって位置決めされる。
続いて、重量測定装置1Aにおける調整機構4の支持脚41を取り付けた状態でかつ重量計2を載置した状態の載置台3の本体部31を、作物乾燥機100の底部100bの四隅と設置面9との間にそれぞれ1台ずつ介在させるように配置する。
この場合、重量測定装置1Aの設置は、作物乾燥機100の底部100bの四隅における連結フレーム131と設置面9との隙間空間に各重量測定装置1Aをそれぞれ侵入させた後、各重量測定装置1Aにおける支持脚41をネジ回し工具で回すことにより、重量計2が連結フレーム131のフランジ部131aに当接するまで載置台3を上昇移動させることで行われる。
また、このときの重量測定装置1Aの設置は、例えば、作物乾燥機100の底部100bを例えばジャッキ等の昇降装置により設置面9から所要の高さだけ持ち上げて浮かせた状態にした後、その底部100bの四隅における連結フレーム131と設置面9との隙間空間に各重量測定装置1Aをそれぞれ侵入させ、最後に昇降装置による作物乾燥機100の持ち上げ状態を解除して重量計2が連結フレーム131のフランジ部131aに当接する状態になるよう設置してもよい。
この重量測定装置1Aの設置に際しては、載置台3の本体部31は、その2つの通し孔34が底部100bの四隅における連結フレーム131にある通し孔134と対向して合致するように調整して配置する。
またこの際、連結部材5であるボルト51を、四隅の隣り合う各連結フレーム131における通し孔134を通した後に、載置台3の本体部31における各通し孔34に通して取り付ける。連結部材5であるナット52については、この段階でボルト51に仮の状態で取り付けるか、又は後述する最後の段階でボルト51に正式に取り付けるようにする。
上記したように設置された4つの重量測定装置1Aは、図5や図8に示されるように、各載置台3の本体部31の載置面3aに載置された各重量計2の荷重受け部22が、作物乾燥機100の底部100bの四隅にある柱フレーム130を挟んだ両隣の連結フレーム131におけるフランジ部131aの一部にそれぞれ接触した状態になる。
なお、この重量測定装置1Aは、その載置台3が、作物乾燥機100の底部100bの四隅にあるキャスタ120と接触して干渉することがない位置に設置され、例えばそのキャスタ120と隣接した状態で存在するようになる。
最後に、各重量測定装置1Aは、各載置台3における調整機構4としての4本の支持脚41をネジ回し工具により土台部41bを設置面9の上で所要の方向に回転させることにより、各載置台3の本体部31を上下のいずれかの方向に所要量だけ昇降させて変位させることで、載置面3aの設置面9に対する高さHが所望の状態に調整される。
このときの載置面3aの高さHは、少なくとも設置面3aが水平になるような高さ寸法である。また、この高さHは、各重量計2の荷重受け部22が、作物乾燥機100の底部100bの四隅における連結フレーム131の一部に確実に接触した状態に保たれるようにするために必要な高さになる。
また、このときの支持脚41の土台部41bをネジ回し工具により回転させる作業は、以下の要因により行いやすい。その要因とは、例えば、各重量測定装置1Aが作物乾燥機100の底部100bの四隅に設置されていることや、支持脚41の土台部41bが載置台3の本体部31の下方に露出した状態で存在していることや、設置面9における各重量測定装置1Aの周囲には特に障害物もないこと等の要因である。また、ことのきの支持脚41の土台部41bを回転させる作業は、ネジ回し工具を利用することが可能であることから、比較的少ない力でかつ容易に行うことができる。
また最後に、各重量測定装置1Aは、調整機構4の調整により載置台3の載置面3aの高さHが確定した後に、連結部材5であるボルト51のねじ部51cにナット52を正式に取り付ける。
この際、ナット52をボルト51のねじ部51cの最上部まで取り付けて閉め切るようにした場合でも、載置台3に載置された重量計2は、作物乾燥機100の底部100bの四隅における各連結フレーム131のフランジ部131aに軽く触れる程度になり、締め付けられることのない状態に保たれる。
またこの際、連結部材5であるボルト51は、図8に示されるように、ボルト51の胴部51bのうちねじ部51cがない部分(非ねじ部)が、載置台3における通し孔34と作物乾燥機100の底部100bのフランジ部131aにおける通し孔134との双方に隙間をもって対峙するので、載置台3と底部100bのフランジ部131aとがボルト51の胴部51bに沿って互いに接近する方向J1,J2にそれぞれ変位し得る状態にも保たれる。
これにより、各重量測定装置1Aは、図8に示されるように、連結部材5による連結を行うと、重量計2を載置した載置台3と作物乾燥機100の底部100bの四隅における各連結フレーム131とが、互いに接近する方向J1,J2にそれぞれ変位し得る状態で連結される。
以上の手順での作業を経ることにより、4つの重量測定装置1A(1A1,1A2,1A3,1A4)は、図2から図5等に示されるように作物乾燥機100の底部100bの四隅に取り付けられる。
したがって、この重量測定装置1Aは、重量計2を作物収容体である作物乾燥機100の底部100bに取り付ける際、調整機構4を有する載置台3に重量計2を載置した載置台3を、作物乾燥機100の底部100bと設置面9との間に設置した後、連結部材5により作物乾燥機100の底部100bと連結させるだけでよい。
このため、重量測定装置1Aによれば、特殊な作業を行うことや特殊な工具等の機器を用いることが要求されることなく、作物乾燥機100の底部100bに対して容易に取り付けることができる。
また、この重量測定装置1Aは、重量計2を載置した載置台3と作物乾燥機100の底部100bの四隅における各連結フレーム31とが連結部材5により連結された状態にある。
このため、重量測定装置1Aによれば、地震等の要因により作物収容体である作物乾燥機100が揺れ動いたときでも、載置台3と作物乾燥機100の底部100bとの水平方向における位置関係が連結部材5で保持されるので、その重量計2等が作物乾燥機100から外れにくくなる。この際、重量計2は、載置台3の載置面3aに位置決め突起33で保持されているので、これによっても作物乾燥機100から外れにくくなる。
そして、この重量測定装置1Aは、重量計2を載置した載置台3と作物乾燥機100の底部100bの四隅における各連結フレーム31とが、連結部材5により互いに接近する方向J1,J2にそれぞれ変位し得るフリーな状態で連結されている。
このため、作物乾燥機100の荷重は、設置面9に設置されている載置台3に載置されている重量計2(の荷重受け部22)に対して及ぶことになる。この結果、重量測定装置1Aは、作物乾燥機100の重量を重量計2を介して計測することができる。
ちなみに、実施の形態1では、作物乾燥機100の重量の測定について、図4等に示されるように4つの重量測定装置1A(1A1,1A2,1A3,1A4)を作物乾燥機100の底部100bの四隅に設置することにより行っている。
この場合、4つの重量測定装置1A(1A1,1A2,1A3,1A4)は、実際のところ、図9に示されるように、そのロードセルである各重量計2をその接続配線を介して変換器25に接続したうえで、その変換器25により、各重量計2のロードセルの計測部に動作電圧を印加するとともに計測部からの出力電圧を入手して重量の結果を算出するように構成されている。
このときの重量の結果は、例えば、4つの重量計2のロードセルから得られる4つの出力電圧(重量情報)を変換器25において合算することで又は平均値を出すことで得られる数値を、作物乾燥機100の重量として算出されるようになっている。
また、重量測定装置1Aで測定された作物乾燥機100の重量の情報は、例えば、図9に例示されるように、変換器25から操作盤114における制御部121に送信されて使用される。
<重量測定装置の取り付け作業時に使用の隙間検査器具>
上記重量測定装置1Aの取り付け作業においては、例えば、図10に示される隙間検査器具80を使用することができる。
隙間検査器具80は、図10(B)に示されるように、作物乾燥機100の底部100bに設置したときの重量測定装置1Aにおける重量計2の本体部21と、作物乾燥機100の底部100bにおける連結フレーム131のフランジ部131aとの間に十分な隙間が確保されているか否かを検査する器具である。
図10に例示する隙間検査器具80は、厚さが重量計2の突起部である荷重受け部22の高さよりも薄くかつ平面形状がY字状の形状からなる板状の部材として構成されている。具体的には、隙間検査器具80は、重量計2の本体部21の上面21aに荷重受け部22を挟んだ状態で載置する一対の検査部81a,81bと、一対の検査部81a,81bの間に荷重受け部22を侵入させて収容する収容凹部82と、作業員等が手で掴む把持部83とを有した板状の部材である。
この隙間検査器具80は、例えば、次のように使用される。
まず、隙間検査器具80は、重量測定装置1Aの取り付け作業において重量測定装置1Aの上に作物乾燥機100を設置するに先立って、図10に示されるように、載置台3に載置された重量計2の本体部21の上面21aに、一対の検査部81a,81bが存在するような状態で載せておく。
続いて、隙間検査器具80は、重量測定装置1Aの上に実際に作物乾燥機100の底部100b(連結フレーム131のフランジ部131a)を設置した後に、引き抜いて除去される。
この際、隙間検査器具80を引き抜くことができた場合は、重量計2の本体部21と連結フレーム131のフランジ部131aとの間に十分な隙間が確保されており、両者が傾いておらず非接触の状態にあることがわかる。
この場合は、重量測定装置1Aが正常な状態で取り付けられていることがわかる。また、この場合は、重量計2の荷重受け部22が作物乾燥機100の荷重を正常に受ける状態にあって、重量測定装置1Aが作物乾燥機100の重量を正常に測定できる状態にあることもわかる。
一方、隙間検査器具80を引き抜くことができない場合は、重量計2の本体部21と連結フレーム131のフランジ部131aとの間に十分な隙間が確保されておらず、その両者の少なくとも一方が傾いた状態にあるか又はその両者が一部で接触し得る状態にあることが推測される。
この場合は、重量測定装置1Aは、正常な状態で取り付けられていないことがわかる。また、この場合は、その重量計2の荷重受け部22が作物乾燥機100の荷重を正常に受けることができない状態にあって、重量測定装置1Aが作物乾燥機100の重量を正常に測定できない状態にあることもわかる。
そして、この場合は、例えば、重量測定装置1Aの載置台3における調整機構4による必要な調整を行えば、重量測定装置1Aの取り付けが正常に完了するよう対処することができる。
図11に示す隙間検査器具80Bは、図10(A)に示す隙間検査器具80に、重量計2の本体部21の上面21aと作物乾燥機100の底部100bにおける連結フレーム131のフランジ部131aとの隙間の高さhxを点検する点検治具85が付設されたものである。
点検治具85は、図11(B)に示されるように、一対の検査部81a,81bの片面(下面)からの高さhmが予め特定された寸法になるような点検面85aを有する形態に形成された部材である。点検治具85の点検面85aの高さhmは、例えば、重量計2の本体部21の上面21aから荷重受け部22の突出した高さhkとほぼ同じ寸法に設定されている。
この隙間検査器具80Bは、例えば、次のように使用される。
隙間検査器具80Bは、重量測定装置1Aの取り付け作業において重量測定装置1Aの上に作物乾燥機100を設置した後、図11(C)に示されるように、載置台3に載置された重量計2の本体部21の上面21aと作物乾燥機100の底部100bにおける連結フレーム131のフランジ部131aとの間に向けて、一対の検査部81a,81bが本体部21の上面21aに存在する状態になるよう挿し込む。
この際、隙間検査器具80Bを円滑に挿し込むことができた場合は、重量計2の本体部21と連結フレーム131のフランジ部131aとの間の隙間の高さhxが点検治具85の高さhmと(この例では重量計2の荷重受け部22の突出高さhkとも)ほぼ同じ高さであり、その両者間に十分な隙間が確保されていることがわかる。
また、この場合は、重量計2の本体部21と連結フレーム131のフランジ部131aとが、極度に傾いていることなくほぼ平行の状態にあることや、重量計2の荷重受け部22が連結フレーム131のフランジ部131aにほぼ正常に接触していることを推測することができる。
一方、隙間検査器具80Bを円滑に又は全く挿し込むことができなかった場合は、重量計2の本体部21と連結フレーム131のフランジ部131aとの間の隙間の高さhxが点検治具85の高さhmより少なくとも低い状態にあり、その両者間に十分な隙間が確保されていないことがわかる。
また、この場合は、重量計2の本体部21と連結フレーム131のフランジ部131aとの少なくとも一方が傾いた状態にあることや、重量計2の荷重受け部22が連結フレーム131のフランジ部131aに正常に接触していない可能性があることを推測することができる。
そして、この場合は、例えば、重量測定装置1Aの載置台3における調整機構4による必要な調整を行えば、重量測定装置1Aの取り付けが正常に完了するよう対処することができる。
[実施の形態2]
図12は、本発明の実施の形態2に係る重量測定装置1Bを示すものである。
この重量測定装置1Bは、作物乾燥機100の底部100bと重量計2の間に介在するよう配置する介在部材6が追加されて異なる以外は実施の形態1に係る重量測定装置1Aと同じ構成からなるものである。
介在部材6は、板状の本体部61と、その本体部61の重量計2と向き合う部位(下面)6bに設けられて重量計2の突出部である荷重受け部22を位置決めして保持する保持部62とを有する部材である。
また、介在部材6は、連結部材5により作物乾燥機100の底部100bに連結されるものである。このため、本体部61には、連結部材5としてのボルト51の胴部51bを変位可能に通す通し孔63が2つ設けられている。この2つの通し孔63は、載置台3における連結部材5を通す通し孔34と対応する位置および数だけ設けられている。
本体部31は、重量測定装置1Aを取り付ける作物乾燥機100の底部100bの四隅の形状に適合する形状からなる部材が適用される。実施の形態2では、本体部31として、平面形状からなる板材を適用している。
保持部62は、内側に重量計2の荷重受け部22の一部(上部)を収容して保持する凹部64を有する円筒状の部分であって、その凹部64の内壁面64aが上方に向かうにつれて互いに接近するように傾斜するテーパー面で形成されている部分である。
この凹部64は、その上端64bが、重量計2の荷重受け部22の上端面22aとほぼ同じ直径からなる円形の面(実際には本体部61の下面)として形成されている。また、凹部64の深さ(高さ)は、重量計2の荷重受け部22をその下部を収容して保持することができる寸法であればよいが、少なくとも荷重受け部22の突出高さhkよりも小さい寸法に設定されている。
<重量測定装置の作物乾燥機への取り付け>
この介在部材6を備えた重量測定装置1Bは、作物乾燥機100の底部100bの四隅における各連結フレーム131のフランジ部131aへの取り付けに際しては、以下の点で異なるのみで、それ以外は実施の形態1に係る重量測定装置1Aの場合とほぼ同様である。
すなわち、この重量測定装置1Bでは、図12(B)に示されるように、重量測定装置1Bにおける調整機構4の支持脚41を取り付けた状態でかつ重量計2を載置した状態の載置台3の本体部31を、作物乾燥機100の底部100bの四隅と設置面9との間に介在させるように配置する際、重量計2と作物乾燥機100の底部100bの四隅との間に介在部材6を更に介在させた状態でそれぞれ配置する。
具体的には、重量測定装置1Bは、載置台3の本体部31に載置された重量計2の荷重受け部22を保持部62の凹部64に保持させた状態になるよう介在部材6を加えた状態で、作物乾燥機100の底部100bと設置面9との間に介在させるよう設置する。
なお、この重量測定装置1Bの場合も、同じ構成からなる4つの重量測定装置1Bを取り付けることになる。
この際、介在部材6の本体部61は、その2つの通し孔63が底部100bの四隅における柱フレーム130を挟んだ両隣の連結フレーム131のフランジ部131aに接触させた状態にするとともに、そのフランジ部131aにある通し孔134と対向して合致するように調整して配置する。またこの際、連結部材5であるボルト51を、四隅の隣り合う各連結フレーム131における通し孔134を通した後に、介在部材6の本体部61における各通し孔63を通し、さらに載置台3の本体部31における各通し孔34に通して取り付ける。
最後に、この重量測定装置1Bにおいても、調整機構4としての4本の支持脚41を所要の方向に回転させることにより載置面3aの設置面9に対する高さHが所望の状態に調整された後に、連結部材5であるボルト51のねじ部51cにナット52が取り付けられる。この重量測定装置1Bにおける連結部材5のボルト51は、介在部材6が追加される分だけ胴部51bのねじ山が形成されない部分の長さ(厚み寸法E)が長くなる。
以上により、4つの重量測定装置1Bは、図2から図4、図8等に示されるように作物乾燥機100の底部100bの四隅に取り付けられる。
そして、この重量測定装置1Bの場合においても、特殊な作業を行うことや特殊な工具等の機器を用いることが要求されることなく、作物乾燥機100の底部100bに対して容易に取り付けることができる。
また、重量測定装置1Bの場合においては、地震等の要因により作物収容体である作物乾燥機100が揺れ動いたときでも、載置台3と介在部材6と作物乾燥機100の底部100bとの水平方向における位置関係が連結部材5で保持されるので、その重量計2等が作物乾燥機100から外れにくくなる。
さらに、重量測定装置1Bの場合においては、重量計2の荷重受け部22が介在部材6における保持部62のテーパー内壁面64aからなる凹部64に保持されるので、作物乾燥機100の荷重が重量計2の荷重受け部22に確実に加わって作物乾燥機100の重量の測定が確実に行えるようになり、重量計2の位置ずれや外れの発生もより確実に防止されるようになる。
このテーパー内壁面64aからなる凹部64が形成された保持部62を有する介在部材6を適用する場合は、重量計2の荷重受け部22を凹部64のテーパー内壁面64aに適合するように円錐台の周面のごとく傾斜したテーパー面からなる外形の突出部として構成してもよい。
このような形状に構成した荷重受け部22を有する重量計2を適用したときは、重量計2が介在部材6の保持部62からより一層外れにくくなる。
なお、上記重量測定装置1Bにおいては、重量計2と保持部62を有する介在部材6とに代えて、図13(A)に示される重量計2Bと保持部62Bを有する介在部材6Bを適用することも可能である。
重量計2Bは、荷重受け部22として、おねじ23を形成した荷重受け部22Bを採用した重量計である。
介在部材6Bは、保持部62Bとして、重量計2Bのおねじ23が形成された荷重受け部22Bの一部(上部)をねじにより保持するめねじ65を形成した凹部64Bを採用した介在部材である。
この重量計2Bと介在部材6Bを適用した重量測定装置1Bは、作物乾燥機100の底部100bの四隅における各連結フレーム131のフランジ部131aへの取り付けに際しては、上記重量計2と介在部材6を適用する重量測定装置1Bの場合と対比したとき、以下の保持状態が異なるのみである。
すなわち、この場合は、図13(B)に示されるように、載置台3の本体部31に載置された重量計2Bの荷重受け部22Bが、介在部材6Bの保持部62Bの凹部64Bに対しておねじ23とめねじ65とのねじの結合により保持された状態になる。
これにより、この重量測定装置1Bの場合には、重量計2Bの荷重受け部22Bが介在部材6Bにおける保持部62Bの凹部64Bにねじの結合により保持されるので、作物乾燥機100の荷重が重量計2Bの荷重受け部22Bにより的確に加わって作物乾燥機100の重量の測定が確実に行えるようになり、また重量計2Bの位置ずれや外れの発生もより一層確実に防止されるようになる。
また、上記重量測定装置1Bにおいては、作物乾燥機100の底部100bへの取り付けに際して、図13(B)に示されるように、設置面9に下敷き用の板材88を置いたうえで取り付けるようにしてもよい。
この下敷き用の板材88は、作物乾燥機100からの荷重を受けるに足る機械的強度を有するとともに、錆びにくい物性を有する板状の部材が適用される。このような下敷き用の板材88としては、例えば、ステンレス鋼板、ボンデ鋼板等が使用される。また、下敷き用の板材88は、例えば、載置台3の底面の面積よりも広い表面積からなる板や、重量計2(本体部21)の底面の面積の5倍以上の表面積からなる板を使用するとよい。
この下敷き用の板材88を用いて重量測定装置1Bの取り付けを行う場合は、図13(B)に示されるように載置台3における調整機構4の支持脚41の土台部41bが下敷き用の板材88に接触した状態になる。
これにより、支持脚41の土台部41bは、設置面9に比べてほぼ同質の表面と接触して安定して設置されるようになる。また、支持脚41の土台部41bは、調整機構4による調整で回転させる際に下敷き用の板材88から受ける摩擦抵抗が設置面9に比べて小さくなって回しやすくなる。
なお、この下敷き用の板材88は、実施の形態1,2に係る他の重量測定装置1A,1Bの取り付けの際や後述する他の種類の重量測定装置1の取り付けの際にも、同様に用いることができる。
また、この下敷き用の板材88を用いる場合、各重量測定装置における調整機構4により調整する載置面3aの設置面9に対する高さHについては、下敷き用の板材88の厚さを考慮して設定される。
[実施の形態3]
図14および図15は、本発明の実施の形態3に係る重量測定装置1Cを示すものである。図14は重量測定装置1Cにおける載置台の構成を示し、図15は重量測定装置1Cの取り付けた状態の一部を示している。
この重量測定装置1Cは、調整機構4を有する載置台3として、異なる構成からなる調整機構4Bを有する載置台7を適用して変更した以外は実施の形態1に係る重量測定装置1Aと同じ構成からなるものである。
重量測定装置1Cにおける載置台7は、図14に示されるように、重量計2を載置する台座71と、台座71の下部を支える2つの分割支持台72,73とで構成される分割形式の載置台である。
このうち台座71は、図14に示されるように、矩形状の上面部71aと、上面部71aの中央の下方で線状に交わる2つの傾斜底面部71b,71cと、上面部71aと傾斜底面部71b,71cをつなぐ前後の側面71dと左右の側面71f、71gとを有する構造物である。
上面部71aは、重量計2を載置する載置面を含む部分である。また、上面部71aには、重量計2の円盤状の本体部21の下部を嵌め入れて位置決めして保持する円盤状の位置決め凹部35が設けられている。このため、上面部71aにおける実際の載置面7aは、位置決め凹部35の底面35aになる。
2つの傾斜底面部71b,71cは、左右側面の側から見たときに下方に凸になる湾曲した面で形成されている。この傾斜底面部71b,71cにおける湾曲した面は、分割支持台72,73における後述する分割支持面(72a,73a)と対応する形状になっている。また、傾斜底面部71b,71cにおける湾曲した面は、上面部71aの中央の下方において、下方に凸になる湾曲線を形成するよう交わっている。
また、分割支持台72,73は、台座71の下部(傾斜底面部71b,71c)をそれぞれ分配して支える分割支持面72a,73aを有しているとともに、その分割支持面72a,73aどうしを両方向の実線矢印Mや破線矢印Nで示すように接近および離間させて台座71を重力方向Gに沿う方向Q1,Q2に昇降させる支持台である。
分割支持台72における分割支持面72aは、台座71の一方の傾斜底面部71bを支える傾斜支持面である。分割支持台73における分割支持面73aは、台座71の他方の傾斜底面部71cを支える傾斜支持面である。この分割支持面72a,73aはいずれも、台座71の2つの傾斜底面部71b,71cとそれぞれ対応する湾曲した傾斜面として形成されている。
この分割支持台72,73は、例えば、直方体状の部材の上面および一側面の一部にわたって、傾斜かつ湾曲した面形状からなる分割支持面72a,73aを形成したような部材である。
また、載置台7における調整機構4Bは、2つの分割支持台72,73を分割支持面72a,73aどうしが接近および離間するように移動させて調整する調整部材43,44により構成されている。
調整部材43,44はいずれも、頭部43a等を有するとともにおねじを形成した丸棒状のボルトである。この調整部材43,44は、分割支持台72,73に2つずつ設けられる図示しない各取り付けねじ孔をそれぞれ通過させるような状態で取り付けることにより、分割支持台72,73を間隔をあけて連結させた状態にしている。
分割支持台72における取り付けねじ孔と分割支持台73における取り付けねじ孔とは、お互いに図示しないめねじが形成されているが、その一方が逆ねじの関係になるめねじで形成されている。これにより、調整部材43,44を一方向に回転させたときに、分割支持台72,73が互いに接近する方向に移動するか又は互いに離間する方向に移動するようになる。
ここで、載置台7の台座71は、調整部材43,44を分割支持台72,73が互いに接近する方向Mに移動するように回転させたときに実線矢印Q1で示すように上昇し、また、調整部材43,44を分割支持台72,73が互いに離間する方向Nに移動するように回転させたときに破線矢印Q2で示すように下降するようになっている。これにより、載置台7の載置面7aの設置面9に対する高さHの調整が可能になる。
また、この載置台7を用いる場合、重量測定装置1Cにおける調整機構4Bにより調整する載置面7aの設置面9に対する高さHについては、図14(B)に示されるように、台座71の位置決め凹部35の底面35aと設置面9との距離になることを考慮して設定される。
さらに、載置台7は、図15に示されるように、連結部材5により分割支持台72,73を作物乾燥機100の底部100bと互いに接近し得る方向J1,J2に変位可能な状態で連結するようになっている。
このため、載置台7は、分割支持台72,73の外側の側面に、連結部材5としてのボルト51の胴部51bを通す通し孔74が形成された連結支持突起75がそれぞれ設けられている。連結支持突起75における通し孔74は、分割支持台72,73の接近および離間するときの移動量を考慮した長孔で形成されている。
また、この重量測定装置1Cにおける連結部材5のボルト51は、作物乾燥機100の底部100bにおいて連結部材5を実際に取り付ける部分と重量計2と載置台7の連結支持突起75との各厚み(高さ)を合計した厚み寸法Eに相当する部分にねじ部51cを形成せず、その部分よりも少し下方から始まる下端部にねじ部(おねじ)51cを形成したものが適用される。
<重量測定装置の作物乾燥機への取り付け>
この調整機構4Bを有する載置台7を備えた重量測定装置1Cは、作物乾燥機100の底部100bの四隅における各連結フレーム131のフランジ部131aへの取り付けに際しては、以下の点で異なるのみで、それ以外は実施の形態1に係る重量測定装置1Aの場合とほぼ同様である。
すなわち、この重量測定装置1Cでは、図14に示されるように、まず調整機構4Bの調整部材43,44により連結した分割支持台72,73における分割支持面72a,73a上に台座71を載せることにより、載置台7を組み立てる。しかる後、台座71の上面部71aにある位置決め凹部35に重量計2を嵌め入れて載置する。これにより、重量計2が載置台7の載置面7aに載置されたことになる。
ちなみに、この重量測定装置1Cの場合も、同じ構成からなる4つの重量測定装置1Cを取り付けることになる。
この際、調整部材43,44は、分割支持台72,73が所要の隙間をあけた状態で対峙するよう適当な量だけ回転させて仮止めの状態に取り付けられる。またこの際、重量計2は、その本体部21が、台座71の位置決め凹部35に嵌め入れられることで外側から保持された状態になって位置決めされる。
続いて、重量測定装置1Cにおける調整機構4Bの調整部材43,44で連結されるとともに重量計2が載置された状態の分割形式の載置台7を、持ち上げた状態の作物乾燥機100の底部100bの四隅と設置面9との間に介在させるように配置する。
この際、載置台7は、その2つ分割支持台72,73にある連結支持突起75の通し孔74が、底部100bの四隅における連結フレーム131にある通し孔134と対向して合致するように調整して配置する。またこの際、連結部材5であるボルト51を、四隅の隣り合う各連結フレーム131における通し孔134を通した後に、載置台7の分割支持台72,73の連結支持突起75における各通し孔74に通して取り付ける。
続いて、持ち上げた状態の作物乾燥機100を下降させる。
これにより、重量測定装置1Cは、図15に示されるように、載置台7の台座71の載置面7aに載置された重量計2の荷重受け部22が作物乾燥機100の底部100bの四隅にある連結フレーム131の一部に接触した状態になる。
最後に、重量測定装置1Cは、載置台7における調整機構4Bとしての2本の調整部材43,44をネジ回し工具により所要の方向に回転させることにより、分割支持台72,73を接近又は離間する方向に移動させて台座71を上下のいずれかの方向に所要量だけ昇降させて変位させる。
これにより、台座71における載置面7aの設置面9に対する高さHが所望の状態に調整される。
また最後に、重量測定装置1Cは、調整機構4Bの調整により載置台7の載置面7aの高さHが確定した後に、連結部材5であるボルト51のねじ部51cにナット52を正式に取り付ける。
この際、ナット52をボルト51のねじ部51cの最上部まで取り付けて締め切るようにした場合でも、載置台7に載置された重量計2は、作物乾燥機100の底部100bの四隅における各連結フレーム131のフランジ部131aに軽く触れる程度になり、締め付けられることのない状態に保たれる。
またこの際、連結部材5であるボルト51は、図15に示されるように、ボルト51の胴部51bのうちねじ部51cがない部分(非ねじ部)が、載置台7の連結支持突起75における通し孔74と作物乾燥機100の底部100bのフランジ部131aにおける通し孔134との双方に隙間をもって対峙するので、載置台7(台座71および分割支持台72,73)と底部100bのフランジ部131aとがボルト51の胴部51bに沿って互いに接近する方向J1,J2にそれぞれ変位し得る状態にも保たれる。
これにより、重量測定装置1Cは、図15に示されるように、連結部材5による連結を行うと、重量計2を載置した載置台7と作物乾燥機100の底部100bの四隅における各連結フレーム131とが、互いに接近する方向J1,J2にそれぞれ変位し得る状態で連結される。
以上により、4つの重量測定装置1Cは、図2、図3、図15等に示されるように作物乾燥機100の底部100bの四隅に取り付けられる。
そして、この重量測定装置1Cの場合においても、特殊な作業を行うことや特殊な工具等の機器を用いることが要求されることなく、作物乾燥機100の底部100bに対して容易に取り付けることができる。
また、重量測定装置1Cの場合においては、地震等の要因により作物収容体である作物乾燥機100が揺れ動いたときでも、載置台7(実際には分割支持台72,73)と作物乾燥機100の底部100bとの水平方向における位置関係が連結部材5で保持されるので、その重量計2等が作物乾燥機100から外れにくくなる。この際、重量計2は、載置台7における台座71の位置決め凹部35で嵌め入れられて保持されているので、これによっても作物乾燥機100から外れにくくなる。
さらに、重量測定装置1Cの場合においては、載置台7の台座71の傾斜底面部71b,71cと分割支持台72,73における傾斜した分割支持面72a,73aとが中央部において下方に凸となる湾曲面で構成されて接触しているので、台座71が分割支持台72,73における傾斜した分割支持面72a,73aに安定して支持されているとともに外力が加わっても微量に移動して外力を吸収するようなる。このことによっても、重量計2による重量の測定が安定して行われるようになり、また地震等の要因により作物乾燥機100が揺れ動いたときでも重量計2等が作物乾燥機100から外れにくくなる。
なお、上記重量測定装置1Cにおいては、台座71の2つの傾斜底面部71b,71cと分割支持台72,73における分割支持面72a,73aについて、互いに傾斜する平面で構成することもできる。この場合は、分割支持台72,73の分割支持面72a,73aにおける前後端部に台座71が分割支持面72a,73aに沿って位置ずれすることを防止する観点から、分割支持面72a,73aにおける前後端部に台座71の位置を規制する土手部や規制板等を設けるとよい。
また、上記重量測定装置1Cにおいては、台座71の2つの傾斜底面部71b,71cと分割支持台72,73における分割支持面72a,73aについて、中央部が窪むように傾斜する2つの傾斜平面を組み合わせた傾斜面で構成することもできる。この場合は、台座71が分割支持面72a,73aに対して中央部の窪みに沿って円滑に安定して移動するようになり、また台座71が分割支持面72a,73aの前後端部に対して位置ずれしにくくなる。
[実施の形態4]
図16および図17は、本発明の実施の形態4に係る重量測定装置1Dを示すものである。図16は重量測定装置1Dにおける載置台の構成を示し、図17は重量測定装置1Dの取り付けた状態の一部を示している。
この重量測定装置1Dは、調整機構4Bを有する載置台7に代えて、異なる構成からなる調整機構4Cを有する載置台7Bを適用して変更した以外は実施の形態3に係る重量測定装置1Cと同じ構成からなるものである。
重量測定装置1Dにおける載置台7Bは、図16に示されるように、重量計2を載置する台座76と、台座76の下部を支える2つの分割支持台77,78とで構成される分割形式の載置台である。
このうち台座76は、図16に示されるように、円形の上面部76aと、上面部76aの下方に凸となる半球面状の底面部76bとを有する構造物である。
上面部76aは、重量計2を載置する載置面を含む部分である。また、上面部76aには、実施の形態3における台座71と同様に位置決め凹部35が設けられている。このため、上面部76aにおける実際の載置面7aは、位置決め凹部35の底面35aになる。
底面部76bにおける半球面状の面は、分割支持台77,78における後述する分割支持面(77a,78a)と対応する形状になっている。
また、分割支持台77,78は、台座76の下部(底面部76b)をそれぞれ分配して支える分割支持面77a,78aを有しているとともに、その分割支持面77a,78aどうしを両方向の実線矢印Mや破線矢印Nで示すように接近および離間させて台座76を重力方向Gに沿う方向Q1,Q2に昇降させる支持台である。分割支持面77a,78aはいずれも、台座76の半球面状の底面部76bと対応するよう湾曲した傾斜面として形成されている。
このような分割支持台77,78は、例えば、円柱状の部材を縦方向に2分割した後、その分割した2つの半円柱状の部材の上面および一側面にわたって、傾斜かつ湾曲した面形状からなる分割支持面77a,78aを形成したような部材である。
また、載置台7Bにおける調整機構4Cは、2つの分割支持台77,78を分割支持面77a,78aどうしが接近および離間するように移動させて調整するリング状の締め付け調整部材46で構成されている。
締め付け調整部材46は、分割支持台77,78の半円柱状の外周面の長さを合算した長さよりも長い帯状部材を円環にして両端を外側に折り曲げて対向する結合端部47a,47bを有する本体部と、その結合端部47a,47bに設けたねじ孔47cに取り付けて結合端部47a,47bどうしを連結する締め付けボルト48とで構成されている。締め付けボルト48は、ねじ孔47cに適合するおねじが形成されている。
このリング状の締め付け調整部材46は、その帯状の本体部を分割支持台77,78の外周面に巻き付けた状態に取り付けた後、その本体部の結合端部47a,47bを締め付けボルト48で結合して間隔を調整することにより、分割支持台77,78を所要の間隔をあけて向き合わせた状態にしている。
また、締め付けボルト48を所要の方向に回転させたときに、締め付け調整部材46の結合端部47a,47bの間隔が調整され、これにより台座76を載せた状態にある分割支持台77,78が互いに接近する方向に移動するか又は互いに離間する方向に移動するようになる。
ここで、載置台7Bの台座76は、締め付け調整部材46の締め付けボルト48を分割支持台77,78が互いに接近する方向Mに移動するように回転させたときに実線矢印Q1で示すように上昇し、また、締め付けボルト48を分割支持台77,78が互いに離間する方向Nに移動するように回転させたときに破線矢印Q2で示すように下降するようになっている。これにより、載置台7Bの載置面7aの設置面9に対する高さHの調整が可能になる。
さらに、載置台7Bは、図17に示されるように、連結部材5により分割支持台77,78を作物乾燥機100の底部100bと互いに接近し得る方向J1,J2に変位可能な状態で連結するようになっている。
このため、載置台7Bは、分割支持台77,78の外側の側面に、実施の形態3における分割支持台72,73の場合と同様に、通し孔74が形成された連結支持突起75がそれぞれ設けられている。
<重量測定装置の作物乾燥機への取り付け>
この調整機構4Cを有する載置台7Bを備えた重量測定装置1Dは、作物乾燥機100の底部100bの四隅における各連結フレーム131のフランジ部131aへの取り付けに際しては、以下の点で異なるのみで、それ以外は実施の形態3に係る重量測定装置1Cの場合とほぼ同様である。
すなわち、この重量測定装置1Dでは、図17に示されるように、まず調整機構4Cの締め付け調整部材46および締め付けボルト48により対峙した状態に保たれた分割支持台77,78における分割支持面77a,78a上に台座76を載せることにより、載置台7Bを組み立てる。しかる後、台座76の上面部76aにある位置決め凹部35に重量計2を嵌め入れて載置する。これにより、重量計2が載置台7Bの載置面7aに載置されたことになる。
ちなみに、この重量測定装置1Dの場合も、同じ構成からなる4つの重量測定装置1Dを取り付けることになる。
この際、締め付け調整部材46は、分割支持台77,78が所要の隙間をあけた状態で対峙するよう適当な量だけ締め付けボルト48を回転させて仮止めの状態に取り付けられる。またこの際、重量計2は、その本体部21が、台座76の位置決め凹部35に嵌め入れられることで外側から保持された状態になって位置決めされる。
続いて、重量測定装置1Dにおける調整機構4Cの締め付け調整部材46および締め付けボルト48で対峙して配置されるとともに重量計2が載置された状態の分割形式の載置台7Bを、持ち上げた状態の作物乾燥機100の底部100bの四隅と設置面9との間に介在させるように配置する。
この際、載置台7Bは、その2つ分割支持台77,78にある連結支持突起75の通し孔74が、底部100bの四隅における連結フレーム131にある通し孔134と対向して合致するように調整して配置する。またこの際、連結部材5であるボルト51を、四隅の隣り合う各連結フレーム131における通し孔134を通した後に、載置台7Bの分割支持台77,78の連結支持突起75における各通し孔74に通して取り付ける。
続いて、持ち上げた状態の作物乾燥機100を下降させる。
これにより、重量測定装置1Dは、図17に示されるように、載置台7Bの台座76の載置面7aに載置された重量計2の荷重受け部22が作物乾燥機100の底部100bの四隅にある連結フレーム131の一部に接触した状態になる。
最後に、重量測定装置1Dは、載置台7Bにおける調整機構4Cとしての締め付けボルト48をネジ回し工具により所要の方向に回転させることにより、分割支持台77,78を接近又は離間する方向に移動させて台座76を上下のいずれかの方向に所要量だけ昇降させて変位させる。
これにより、台座76における載置面7aの設置面9に対する高さHが所望の状態に調整される。
以上により、4つの重量測定装置1Dは、図2、図3、図17等に示されるように作物乾燥機100の底部100bの四隅に取り付けられる。
そして、この重量測定装置1Dの場合においても、特殊な作業を行うことや特殊な工具等の機器を用いることが要求されることなく、作物乾燥機100の底部100bに対して容易に取り付けることができる。また、載置台7Bの調整機構4Cによる高さHの調整作業は、1つの締め付けボルト48を回転させるだけで済み、実施の形態3における載置台7の調整機構4Bのように2つの調整部材43,44をそれぞれ回転させて行う作業に比べて、作業性が向上する。
また、重量測定装置1Dの場合においては、地震等の要因により作物収容体である作物乾燥機100が揺れ動いたときでも、載置台7B(実際には分割支持台77,78)と作物乾燥機100の底部100bとの水平方向における位置関係が連結部材5で保持されるので、その重量計2等が作物乾燥機100から外れにくくなる。この際、重量計2は、載置台7Bにおける台座76の位置決め凹部35で嵌め入れられて保持されているので、これによっても作物乾燥機100から外れにくくなる。
さらに、重量測定装置1Dの場合においては、載置台7Bの台座76の底面部76bと分割支持台77,78における分割支持面77a,78aとが下方に凸になる半球面状の曲面で構成されて接触しているので、台座76が分割支持台77,78における分割支持面77a,78aに安定して支持されているとともに外力が加わっても微量に移動して外力を吸収するようなる。このことによっても、重量計2による重量の測定が安定して行われるようになり、また地震等の要因により作物乾燥機100が揺れ動いたときでも重量計2等が作物乾燥機100から外れにくくなる。
なお、上記重量測定装置1Dにおいては、調整機構4Cを有する載置台7Bに代えて、図18に示される調整機構4Cを有する載置台7Cを適用することもできる。
載置台7Cは、重量計2を載置する台座76Bと、台座76Bの下部を支える2つの分割支持台77B,78Bとで構成される分割形式の載置台である。
このうち台座76Bは、図18に示されるように、矩形の上面部76cと、上面部76cの左右端部から下方にそれぞれ傾斜して延びる2つの傾斜側面部76d,76eと、前後の側面部76f,76gと、上面部76cと平行する底面部とを有する構造物である。
上面部76cには、位置決め凹部35が設けられている。このため、上面部76cにおける実際の載置面7aは、位置決め凹部35の底面35aになる。
2つの傾斜側面部76d,76eの傾斜面は、平面状の面であるとともに、分割支持台77B,78Bにおける後述する分割支持面(79a,79b)と対応する形状になっている。
また、分割支持台77B,78Bは、台座76Bの下部(傾斜側面部76d,76e)をそれぞれ分配して支える分割支持面79a,79bを有しているとともに、その分割支持面79a,79bどうしを両方向の実線矢印Mや破線矢印Nで示すように接近および離間させて台座76Bを重力方向Gに沿う方向Q1,Q2に昇降させる支持台である。
分割支持台77Bにおける分割支持面79aは、台座76Bの一方の傾斜側面部76dを支える傾斜支持面である。分割支持台78Bにおける分割支持面79bは、台座76Bの他方の傾斜側面部76eを支える傾斜支持面である。この分割支持面79a,79bはいずれも、台座76Bの2つの傾斜側面部76d,76eとそれぞれ対応する角度で傾斜する平面として形成されている。また、分割支持面79a,79bは、台座76Bの前後方向の長さとほぼ同じ幅で形成されており、その前後端部には前後の側壁79c、79d、79e、79fが存在する構成になっている。
このような分割支持台77B,78Bは、例えば、直方体状の部材の上面および一側面の中央寄りの部分を平面で斜めに切り欠く(切削する)ことにより、側壁79c、79d、79e、79fを有する分割支持面79a,79bを形成したような部材である。
また、載置台7Cにおける調整機構4Cは、上記重量測定装置1Dにおける載置台7Bの調整機構4Cと同様に、2つの分割支持台77B,78Bをその分割支持面79a,79bどうしが接近および離間するように移動させて調整するリング状の締め付け調整部材46および締め付けボルト48で構成されている。
さらに、載置台7Cは、上記重量測定装置1Dにおける分割支持台77,78の場合と同様に、分割支持台77B,78Bの外側の側面に通し孔74が形成された連結支持突起75がそれぞれ設けられている。
この調整機構4Cを有する載置台7Cを適用した重量測定装置1Dは、作物乾燥機100の底部100bに取り付けて使用する場合、以下の作用効果が得られる。
例えば、載置台7Cにおける台座76Bが分割支持台77B,78Bに安定して支持されるようになり、その台座76Bに載置された重量計2による重量の測定も安定して行われるようになる。
また、作物乾燥機100が揺れ動いたときでも、載置台7C(実際には分割支持台77B,78B)と作物乾燥機100の底部100bとの水平方向における位置関係が連結部材5で保持されることに加えて、台座76Bが分割支持台77B,78Bにおける側壁79c、79d、79e、79fを有した傾斜平面からなる分割支持面79a,79bに対して安定してかつ逸脱しにくい状態で支持されるので、その重量計2等が作物乾燥機100から外れにくくなる。この際、重量計2は、載置台7Cにおける台座76Bの位置決め凹部35で嵌め入れられて保持されていることによっても作物乾燥機100から外れにくくなることは言うまでもない。
また、上記重量測定装置1Dにおいては、載置台7Cの台座76Bの側面に水平線目盛87を設けてもよい。
水平線目盛87は、載置台7Cの載置面7aと平行する複数本の直線からなるものである。この水平線目盛87は、台座76Bの側面の一部に設けることでも構わないが、どの方向からも視認して利用しやすくする観点等から、可能な範囲で台座76Bの側面に全域に設けるとよい。
この水平線目盛87を設けた場合には、重量測定装置1Dにおいて載置台7Cの調整機構4Cによる高さHの調整作業時に、高さの目安になり、作業性が向上する。
なお、この水平線目盛87は、上記重量測定装置1Dにおける載置台7Bの台座76の底面部76bに設けることができ、同様の作用効果が得られる。
[変形例]
本発明は、実施の形態1−4で例示した内容に何ら限定されるものではなく特許請求の範囲に記載の各発明の要旨を変更しない範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、以下に挙げるような変形例も含むものである。
実施の形態1,2では、載置台3の本体部31に重量計2の位置決め突起33を設けることを例示し、実施の形態3,4では載置台7等の台座71,76,76Bに重量計2の位置決め凹部35を設けることを例示した。しかし、重量計2の位置決めする位置決め手段としては、重量計2の本体部21の底面に複数の突起を設ける一方で、載置台3の本体部31や載置台7の台座71,76,76Bに上記突起を嵌め入れる位置決め孔を設ける構成を採用してもよい。
また、実施の形態3,4では、連結部材5を、載置台7等の分割支持台72,73,77,78等に設けた連結支持突起75の通し孔74に通して取り付ける場合の構成を例示した。しかし、連結部材5については、載置台7等の台座71,76等に連結支持突起75を設けて取り付けるように構成することも可能である。
また、実施の形態3に係る重量測定装置1Cについては、図19に例示するように、分割形式の載置台7を調整機構4を備えた板状の載置台3に載せている点と、連結部材5を載置台7における分割支持台72,73でなく載置台3に取り付けて連結している点で変更した重量測定装置1C´として構成することも可能である。
また、実施の形態4に係る重量測定装置1Dについても、図20に例示するように、分割形式の載置台7Bを調整機構4を備えた板状の載置台3に載せている点と、連結部材5を載置台7Bにおける分割支持台77,78でなく載置台3に取り付けて連結している点で変更した重量測定装置1D´として構成することも可能である。
さらに、実施の形態1−4では、重量測定装置1A−1Dを作物乾燥機100に取り付けて重量の測定を行う場合を示した。しかし、重量測定装置1A−1Dに代表される本発明の重量測定装置は、作物を収容する他の作物収容体の重量を測定する場合に適用することが可能であり、例えば、作物乾燥機100の乾燥機能を備えず、作物を一時的に収容する作物収容体を備えた作物収容機などの重量の測定に適用することができる。この他、作物の種類についても特に限定されない。
1 重量測定装置
2 重量計
3,7 載置台
3a,7a 載置面
4 調整機構
5 連結部材
6 介在部材
9 設置面
22 荷重受け部(突出部)
31 本体部(板状の部材)
33 位置決め突起
35 位置決め凹部
41 支持脚
43,44 調整部材
46 締め付け調整部材
62 保持部
71 台座
72,73 分割支持台
72a,73a 分割支持面
76 台座
77,78 分割支持台
77a,78a 分割支持面
100 作物乾燥機(作物収容体)
130 柱フレーム
131 連結フレーム
131a フランジ部
H 高さ
J1,J2 互いに接近し得る方向
M 接近する方向
N 離間する方向

Claims (8)

  1. 作物を収容する作物収容体の重量を測定する装置であって、
    前記作物収容体の底部と前記作物収容体が設置される設置面との間に存在して前記作物収容体の重量を計測する重量計と、
    前記重量計を載置する載置面と前記載置面の前記設置面に対する高さを調整する調整機構を有する載置台と、
    前記載置台を前記作物収容体の底部と互いに接近し得る方向に変位可能な状態で連結する連結部材と、
    を備えていることを特徴とする作物収容体の重量測定装置。
  2. 前記作物収容体の底部と前記重量計の間に介在するよう配置されるとともに前記連結部材により前記作物収容体の底部に連結される介在部材を備え、
    前記重量計が、前記作物収容体の荷重を受ける突出部を有し、
    前記介在部材が、前記重量計と向き合う部位に、前記突出部を位置決めして保持する保持部を有し、
    前記載置台に又は前記載置台および重量計に、前記重量計を前記載置台に位置決めして載置する位置決め手段を設けていることを特徴とする請求項1に記載の作物収容体の重量測定装置。
  3. 前記載置台が、板状の部材であり、
    前記調整機構が、前記載置台から前記設置面にむけて突出する脚の長さを調整可能な複数の支持脚であることを特徴とする請求項1又は2に記載の作物収容体の重量測定装置。
  4. 前記載置台が、前記重量計を載置する台座と、前記台座の下部を支える複数の分割支持面を有するとともに前記分割支持面どうしを接近および離間させて前記台座を重力方向に沿う方向に昇降させる複数の分割支持台とで構成されており、
    前記調整機構が、前記複数の分割支持台を前記分割支持面どうしが接近および離間するように移動させて調整する調整部材で構成されており、
    前記連結部材が、前記台座又は分割支持台を前記作物収容体の底部に前記変位可能な状態で連結していることを特徴とする請求項1又は2に記載の作物収容体の重量測定装置。
  5. 前記作物収容体の底部が、四隅に存在する柱状部材と前記柱状部材の底部どうしを連結して支持するとともにフランジ部を有する支持部材とで構成されている場合、
    前記連結部材が、前記支持部材のフランジ部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の作物収容体の重量測定装置。
  6. 前記作物収容体の底部が、四隅に存在する柱状部材と前記柱状部材の底部どうしを連結して支持するとともにフランジ部を有する支持部材とで構成されている場合、
    前記連結部材が、前記支持部材のフランジ部に取り付けられており、
    前記介在部材が、前記支持部材のフランジ部に当接して配置されていることを特徴とする請求項2に記載の作物収容体の重量測定装置。
  7. 作物を収容する作物収容体と、前記作物収容体の重量を測定する重量測定装置とを備えた作物収容機であって、
    前記重量測定装置が、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の作物収容体の重量測定装置で構成されていることを特徴とする作物収容機。
  8. 作物を収容するとともに乾燥させる作物収容体と、前記作物収容体の重量を測定する重量測定装置とを備えた作物乾燥機であって、
    前記重量測定装置が、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の作物収容体の重量測定装置で構成されていることを特徴とする作物乾燥機。
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