JP6906938B2 - 振り出し竿用の遊動ガイド及び振り出し竿 - Google Patents
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Description
穂先竿1は、図4にも示しているように、その前端部にトップガイド20を備えている。該トップガイド20は、固定ガイドの一種であって、竿本体11の前端部に移動不能に固着されている。また、穂先竿1は、トップガイド20よりも後側に一又は複数の遊動ガイド21,22,23を備えている。本実施形態では、穂先竿1は、三つの遊動ガイド21,22,23を備えている。この穂先竿1の遊動ガイド21,22,23は、巻糸が使用されていない非糸巻き型の遊動ガイドである。非糸巻き型の遊動ガイドとは、ガイドフレームと装着筒が巻糸を使用しない固定方法によって固定された構成や、ガイドフレームと装着筒が合成樹脂から射出成形により一体的に形成された構成である。巻糸を使用しない固定方法としては、例えば、ガイドフレームの環状部の内側に装着筒を圧入、内嵌めしたり、ガイドフレームと装着筒とを接着固定したりする方法がある。
二番竿2は、一つの固定ガイド30と一つの遊動ガイド31とを備えている。固定ガイド30は、二番竿2の前端部に備えられていて、遊動ガイド31は固定ガイド30の後側に位置している。固定ガイド30は、詳細な図示は省略するが、金属製のガイドフレームとガイドリングを備えている。ガイドフレームは、リング保持部と支持脚部と取り付け脚部とを備えている。取り付け脚部は支持脚部の基端部から後側に向けて延びる一本脚の構成であって、その取り付け脚部が竿本体12の前端部外周面に巻糸により糸巻き固定されている。
元竿4は、図示しないリールを取り付けるためのリールシート40を備えている。本実施形態における振り出し竿は、スピニングリールを取り付けて使用するタイプの竿であり、従って、リールシート40はスピニングリールを取り付けるための仕様となっている。但し、両軸リールを取り付ける構成のリールシート40であってもよい。元竿4の前端部には固定ガイドが存在せず、元竿4は釣糸ガイドを備えていない。また、元竿4の後部にはリアグリップ41が備えられており、元竿4の後端部には図示しない尻栓が装着される。
次に二番竿2に装着されている糸巻き型の遊動ガイド31の詳細について説明する。図5に糸巻き型の遊動ガイド31を単体の状態で示している。該遊動ガイド31は、ガイドリング50とガイドフレーム51と装着筒52を備えている。ガイドフレーム51は、金属製であって、リング保持部51aと支持脚部51bと取り付け脚部51cとを備えている。該ガイドフレーム51は、二番竿2の固定ガイド30と同様の構成である。即ち、リング保持部51aは環状であってその内側にガイドリング50が接着固定されている。取り付け脚部51cは、支持脚部51bの基端部から後側に向けて延びる一本脚の構成であって、装着筒52の外周面に巻糸53により糸巻き固定されている。支持脚部51bは、一本脚の構成であってもよいし、基端部から先端部に向けてV字状に開いた左右一対の二本脚の構成であってもよい。支持脚部51bは、基端部から先端部に向けて徐々に前側に傾斜していることが糸絡みの発生を防止できるため好ましく、特に、基端部から先端部に向けて後側に突出するように湾曲しつつ傾斜していることが好ましい。ガイドリング50の中心線は装着筒52の中心線と平行であってもよいが、本実施形態では、ガイドリング50の中心線は装着筒52の中心線に対して平行ではなく前傾状態に傾斜している。このように支持脚部51bが前側に傾倒していることから、ガイドフレーム51のリング保持部51a及びガイドリング50は、装着筒52の前端部よりも前側に位置している。
装着筒52は、合成樹脂製であって、射出成形により形成された射出成形品である。装着筒52のみを図6に示している。装着筒52は、その内径に対して軸線方向(中心線の方向)の長さが長い筒状である。装着筒52の外周面には、前側から順に、第一の大径部60と、取付面61と、第二の大径部62と、第三の大径部63と、テーパ外周面64とを備えている。
装着筒52の取付面61にガイドフレーム51の取り付け脚部51cを載せる。ガイドフレーム51の取り付け脚部51cが装着筒52の中心線に沿うようにする。ガイドフレーム51の取り付け脚部51cは、第一の段差部66に接触するか、あるいは、第一の段差部66から若干後側に離れて位置する。図5では、ガイドフレーム51の取り付け脚部51cが第一の段差部66に接触した状態を示している。ガイドフレーム51の取り付け脚部51cの後端部は第二の段差部67から所定距離前側に離れて位置する。そして、巻糸53をガイドフレーム51の取り付け脚部51cの上から巻回して、ガイドフレーム51の取り付け脚部51cを装着筒52の取付面61に固定する。巻糸53は、取り付け脚部51cの後端部を後側に越えて、取り付け脚部51cと第二の段差部67との間に残った取付面61の余裕部分にも数回巻回するようにして、取付面61の後端部まで巻糸53を巻回するようにする。
2 二番竿
3 三番竿
4 元竿
5 ジョイント部
11 竿本体
11a 重ね合わせ領域
12 竿本体
12a 重ね合わせ領域
13 竿本体
13a 重ね合わせ領域
14 竿本体
14a 重ね合わせ領域
20 トップガイド
21 非糸巻き型の遊動ガイド
22 非糸巻き型の遊動ガイド
23 非糸巻き型の遊動ガイド
24 ガイドリング
25 ガイドフレーム
25a リング保持部
25b 支持脚部
25c 環状部
26 装着筒
30 固定ガイド
31 糸巻き型の遊動ガイド
40 リールシート
41 リアグリップ
50 ガイドリング
51 ガイドフレーム
51a リング保持部
51b 支持脚部
51c 取り付け脚部
52 装着筒
53 巻糸
60 第一の大径部
61 取付面
62 第二の大径部
63 第三の大径部
64 テーパ外周面
65 前端面
66 第一の段差部
67 第二の段差部
68 第三の段差部
69 後端面
70 テーパ内周面
71 接着剤
80 逆テーパ内周面
PL パーティングライン
Claims (6)
- 竿本体の外周面に対して遊動可能な装着筒と、取り付け脚部を有するガイドフレームと、を備えた振り出し竿用の遊動ガイドであって、
装着筒は、
装着筒の外周面に設けられ、取り付け脚部が巻糸により固定された取付面と、
取付面の後側に段差部を介して設けられ、取付面よりも大径の大径部と、
大径部よりも後側であって装着筒の外周面の最後部に設けられ、後側に向けて縮径するテーパ外周面と、
装着筒の中心線に対して直交する垂直面を有し、外周縁部がテーパ外周面に接続された後端面と、
を備え、
装着筒の外周面には、取付面の後側に、一段目の段差部を介して、取付面よりも大径である一つ目の大径部が設けられ、一つ目の大径部の後側に、二段目の段差部を介して、一つ目の大径部よりも大径である二つ目の大径部が設けられている、遊動ガイド。 - 竿本体の外周面に対して遊動可能な装着筒と、取り付け脚部を有するガイドフレームと、を備えた振り出し竿用の遊動ガイドであって、
装着筒は、
装着筒の外周面に設けられ、取り付け脚部が巻糸により固定された取付面と、
取付面の後側に段差部を介して設けられ、取付面よりも大径の大径部と、
大径部よりも後側であって装着筒の外周面の最後部に設けられ、後側に向けて縮径するテーパ外周面と、
装着筒の中心線に対して直交する垂直面を有し、外周縁部がテーパ外周面に接続された後端面と、
を備え、
取付面の前後方向の長さは、取り付け脚部の前後方向の長さよりも長い、遊動ガイド。 - 取り付け脚部よりも後側に延びる取付面の部分に、巻糸が巻回されている、請求項2記載の遊動ガイド。
- 取り付け脚部よりも前側に延びる取付面の部分に、巻糸が巻回されている、請求項2又は3記載の遊動ガイド。
- 巻糸の上に接着剤がコーティングされている、請求項1乃至4の何れかに記載の遊動ガイド。
- 請求項1乃至5の何れかに記載の遊動ガイドを備えた振り出し竿。
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