JP6906495B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明はパンツ型吸収性物品に関する。
腹側部及び背側部を備え、内面同士が互いに対面するように重ね合わされた腹側部の横方向端部及び背側部の横方向端部がシール部によって互いに接合されている、パンツ型使い捨てオムツが公知である(例えば、特許文献1参照)。このオムツのシール部は、縦方向に互いに離間するようにパターン化された複数の融着部を含む。
特開2004−330622号公報
ところで、パンツ型オムツを着用者の身体から取り外すために、着用者又は介護者がパンツ型オムツのシール部を手で破って、腹側部と背側部とを互いに分離することが考えられる。この場合、シール部が概ね縦方向に連続的に破れれば、すなわち破れ線が概ね縦方向に連続的に延びれば、腹側部と背側部との分離が速やかに完了する。逆に、破れ線が概ね横方向に延びると、腹側部と背側部との分離が中断されてしまう。
引用文献1にはこのような技術的課題が開示も示唆すらもされておらず、当然、その解決手段について何ら開示又は示唆されていない。
この点、破れ線がどの方向に延びるかは、シール部の破れやすさに依存すると考えられる。そこで、シール部の構造又は構成について、本願発明者が鋭意研究した結果、シール部の融着部には、相対的に厚さが小さい薄肉部と、相対的に厚さが大きい厚肉部とが含まれる場合があり、薄肉部はその輪郭に沿って破れやすい、ということが判明したのである。そうすると、薄肉部の位置を特徴付けることによって、破れ線が概ね縦方向に連続的に延びるのを促進することができ、したがってシール部をより容易に破ることができると考えられる。
本開示によれば以下の構成が提供される。
[構成1]
腹側部及び背側部と、
内面同士が互いに対面するように重ね合わされた前記腹側部の横方向端部及び前記背側部の横方向端部を互いに接合するシール部と、
を備えた、パンツ型吸収性物品であって、
前記シール部は、前記腹側部の横方向端部及び前記背側部の横方向端部を互いに融着する複数の融着部を含み、前記融着部は、縦方向に互いに離間しつつ整列されており、
前記融着部のうち少なくとも互いに隣接する2つの融着部がそれぞれ、相対的に厚さが小さい薄肉部及び相対的に厚さが大きい厚肉部を含むとともに、これら薄肉部がいずれも当該融着部の横方向内側に位置する、
パンツ型吸収性物品。
シール部を破るときに、シール部に横方向内側から力が作用するのが一般的である。構成1によれば、少なくとも互いに隣接する2つの融着部の薄肉部が、それぞれ対応する融着部の横方向内側において並べられるので、シール部がより容易に破られ、したがってパンツ型吸収性物品が着用者からより容易に取り外される。
[構成2]
前記シール部は、前記腹側部の一方の横方向端部及び前記背側部の一方の横方向端部を互いに接合するとともに、前記腹側部の他方の横方向端部及び前記背側部の他方の横方向端部を互いに接合し、
前記腹側部及び前記背側部の一方の横方向端部を互いに接合する前記シール部の前記融着部のうち少なくとも互いに隣接する2つの融着部がそれぞれ、相対的に厚さが小さい薄肉部及び相対的に厚さが大きい厚肉部を含むとともに、これら薄肉部がいずれも当該融着部の横方向内側に位置し、
前記腹側部及び前記背側部の他方の横方向端部を互いに接合する前記シール部の前記融着部のうち少なくとも互いに隣接する2つの融着部がそれぞれ、相対的に厚さが小さい薄肉部及び相対的に厚さが大きい厚肉部を含むとともに、これら薄肉部がいずれも当該融着部の横方向内側に位置する、
構成1に記載の吸収性物品。
構成2によれば、吸収性物品の横方向両端部に設けられるいずれのシール部においても、シール部がより容易に破られる。
[構成3]
前記融着部のすべてがそれぞれ、相対的に厚さが小さい薄肉部及び相対的に厚さが大きい厚肉部を含むとともに、これら薄肉部がいずれも当該融着部の横方向内側に位置する、構成1又は2に記載の吸収性物品。
構成3によれば、シール部がその縦方向全長にわたり、より容易に破られる。
[構成4]
前記シール部の縦方向上端部において互いに隣接する2つの融着部がそれぞれ、相対的に厚さが小さい薄肉部及び相対的に厚さが大きい厚肉部を含むとともに、これら薄肉部がいずれも当該融着部の横方向内側に位置する、構成1から3までのいずれか1つに記載の吸収性物品。
構成4によれば、シール部を縦方向上端部から破り始めるのが、より容易になる。
[構成5]
前記シール部の縦方向下端部において互いに隣接する2つの融着部がそれぞれ、相対的に厚さが小さい薄肉部及び相対的に厚さが大きい厚肉部を含むとともに、これら薄肉部がいずれも当該融着部の横方向内側に位置する、構成1から4までのいずれか1つに記載の吸収性物品。
構成5によれば、シール部を縦方向下端部から破り始めるのが、より容易になる。
[構成6]
前記腹側部の少なくとも前記横方向端部及び前記背側部の少なくとも前記横方向端部の一方又は両方が、あらかじめ定められたパターンで設けられた複数のエンボス部を含み、
前記融着部の縦方向のピッチが前記エンボス部の縦方向のピッチよりも小さい、
構成1から5までのいずれか1つに記載の吸収性物品。
破り線がエンボス部に到達すると、破り線が概ね横方向に延びるおそれがある。構成6によれば、融着部同士間の間隙にエンボス部が存在する頻度が制限され、破り線が横方向に延びるのが制限される。
[構成7]
前記融着部のピッチが1mmよりも小さい、構成1から6までのいずれか1つに記載の吸収性物品。
構成7によれば、シール部単位長さ当たりに設けられる融着部の数がより多くされ、シール部がより容易に破られる。
[構成8]
前記融着部同士間の間隔の縦方向寸法が前記融着部の縦方向寸法よりも小さい、構成1から7までのいずれか1つに記載の吸収性物品。
破れ線が融着部同士間の間隙を延びるときに、概ね横方向に延びるおそれがある。構成8によれば、間隙の縦方向寸法がより小さくされ、したがって間隙が概ね横方向に破れるのが制限される。
シール部を容易に破ることができ、したがってパンツ型吸収性物品を着用者から容易に取り外すことができる。
着用状態にある、本開示による実施形態の使い捨ておむつの斜視図である。 展開状態にある、図1の使い捨ておむつの平面図である。 横方向から見た、腹側部及び背側部の横方向端部の模式図である。 伸長状態にある、図1の使い捨ておむつの部分平面図である。 (A)シール部の部分拡大平面図、図5(A)の線VB−VBに沿ってみた融着部の模式的断面図である。 取り外し時における使い捨ておむつの模式的部分斜視図である。 (A)−(F)シール部における破れ線を示す模式的部分平面図である。 背側部のエンボスを示す模式的部分平面図である。
図1及び図2には、本開示による実施形態のパンツ型吸収性物品1が示される。本開示による実施形態のパンツ型吸収性物品1はパンツ型使い捨ておむつ(以下、単に「使い捨ておむつ」ともいう。)から構成される。なお、図2において、Lは展開状態にある使い捨ておむつ1の縦方向、Wは縦方向Lに垂直な使い捨ておむつ1の横方向、をそれぞれ示している。また、図2において、CLは縦方向Lに関する使い捨ておむつ1の中心を通り横方向Wに延びる縦方向中心線を、CWは横方向Wに関する使い捨ておむつ1の中心を通り縦方向Lに延びる横方向中心線を、それぞれ示している。この場合、縦方向Lに関し、縦方向中心線CLに向かう向き及び側が内向き及び内側であり、縦方向中心線CLから離れる向き及び側が外向き及び外側である。一方、横方向Wに関し、横方向中心線CWに向かう向き及び側が内向き及び内側であり、横方向中心線CWから離れる向き及び側が外向き及び外側である。一方、図1のLは着用状態にある使い捨ておむつ1の縦方向を示している。図1における縦方向L下向き又は下側は図2における縦方向L内向き又は内側に対応し、図1における縦方向L上向き又は上側は図2における縦方向L外向き又は外側に対応する。また、図1のDは使い捨ておむつ1の奥行方向を示している。
図1を参照すると、本開示による実施形態の使い捨ておむつ1は、腹側部2と、背側部3と、腹側部2と背側部3との間の中間部4と、を備える。また、腹側部2と背側部3とは、腹側部2及び背側部3の横方向W両端に位置する一対のシール部5R,5Lによって互いに接合されている。この場合、腹側部2の上縁2U及び背側部3の上縁3Uは、着用者の上肢が通る単一のウエスト開口WOを画定する。また、中間部4の横方向Wの両側縁4S,4Sは、着用者の脚が通る一対のレッグ開口LO,LOを画定する。なお、着用時において、腹側部2は着用者の腹部に対面して位置し、背側部3は着用者の背部又は尻部に対面して位置し、中間部4は着用者の股部に対面して位置する。
本開示による実施形態では、図2に示される展開状態において、腹側部2及び背側部3はそれぞれ、概ね横方向Wに拡がる長方形状をなし、縦方向Lに互いに離間して位置する。図2に示される実施形態では、腹側部2の上縁2U及び背側部3の上縁3Uは横方向Wに延びる。また、図2に示される実施形態では、腹側部2の横方向W外縁2LL,2RR及び背側部3の横方向W外縁3LL,3RRは縦方向Lに延びる。一方、中間部4は腹側部2と背側部3との間に位置する。中間部4の横方向W両側縁4S,4Sは、横方向W内向きに窪んでいる。なお、本開示による実施形態では、腹側部2、背側部3、及び中間部4は互いに一体的に形成される。別の実施形態(図示しない)では、腹側部2、背側部3、及び中間部4は互いに別個に形成される。
本開示による実施形態では、腹側部2の上縁又は外縁2Uに隣接する上側領域A2U、及び、背側部3の上縁又は外縁3Uに隣接する上側領域A3Uにそれぞれ、縦方向Lに互いに離間しつつ横方向Wに延びる複数のウエストギャザー(WG)弾性部材6WGが伸長状態で設けられる。本開示による実施形態のWG弾性部材6WGは腹側部2の横方向W一外縁2LLと横方向W他外縁2RRとの間、及び、背側部3の横方向W一外縁3LLと横方向W他外縁3RRとの間に設けられる。また、腹側部2の上側領域A2Uよりも縦方向L内側の下側領域A2L、及び、背側部3の上側領域A3Uよりも縦方向L内側の下側領域A3Lにそれぞれ、縦方向Lに互いに離間しつつ横方向Wに延びる複数のフィットギャザー(FG)弾性部材6FGが伸長状態で設けられる。本開示による実施形態のFG弾性部材6FGは腹側部2の横方向W一外縁2LLと横方向W他外縁2RRとの間、及び、背側部3の横方向W一外縁3LLと横方向W他外縁3RRとの間に設けられる。更に、複数のレッグギャザー(LG)弾性部材6LGが伸長状態で、伸長方向に垂直な方向に互いに離間しつつ、設けられる。LG弾性部材6LGは、腹側部2の下側領域A2Lに含まれる腹側部2の横方向W一外縁2LLから、中間部4の一側縁4Sに沿いつつ延び、次いで横方向W中央において横方向Wに延びた後に、中間部4の他側縁4Sに沿いつつ延び、腹側部2の下側領域A2Lに含まれる腹側部2の横方向W他外縁2RRに至るものと、背側部3の下側領域A3Lに含まれる背側部3の横方向W一外縁3LLから、中間部4の一側縁4Sに沿いつつ延び、次いで横方向W中央において横方向Wに延びた後に、中間部4の他側縁4Sに沿いつつ延び、背側部3の下側領域A3Lに含まれる背側部3の横方向W他外縁3RRに至るものと、を含む。
上側領域A2U,A3Uには、主としてWG弾性部材6WGにより横方向Wの引張応力が作用する。下側領域A2L,A3Lには、主としてFG弾性部材6FGにより横方向Wの引張応力が作用する。本開示による実施形態では、上側領域A2U,A3Uにおける横方向W引張応力が下側領域A2L,A3Lにおける横方向W引張応力よりも大きい。これを達成するために、例えば、WG弾性部材6WG、FG弾性部材6FG、及びLG弾性部材6LGの伸長率、本数、太さ、断面形状、などが調整される。
一例では、WG弾性部材6WGとして、620dtxの複数の糸ゴムが、伸長率2.8倍でもって、6mm間隔で設けられる。FG弾性部材6Gとして、470から940dtxの複数の糸ゴムが、伸長率2.1から2.7倍でもって、7から15mm間隔で設けられる。LG弾性部材6LGとして、620dtxの複数の糸ゴムが、伸長率2.0倍でもって、7.5mm間隔で設けられる。
本開示による実施形態では、腹側部2、背側部3、及び中間部4は、液不透過性のカバーシート7から形成される。本開示による実施形態のカバーシート7は、互いに重ねられて接着された肌側シート7S及び非肌側シート7NSを備える。着用状態において、肌側シート7Sは着用者に近い側又は内側に位置し、非肌側シート7NSは着用者から遠い側又は外側に位置する。また、本開示による実施形態では、縦方向Lの両外端において、非肌側シート7NSが肌側シート7S上に折り返される。その結果、カバーシート7の縦方向Lの両外側部分に、非肌側シート7NS、肌側シート7S、及び非肌側シート7NSが順次重なった三層部分7T,7Tが形成される。三層部分7T,7Tは腹側部2及び背側部3に含まれる。一方、カバーシート7の縦方向中央部分には、肌側シート7S及び非肌側シート7NSが重なった二層部分7Dが形成される。上述の弾性部材6WG,6FG,6LGは肌側シート7Sと非肌側シート7NSとの間に接着される。
カバーシート7は、例えばポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィン系材料から形成された、不透過性の不織布や合成樹脂フィルム、これらの複合シート、SB不織布、SMS不織布など、任意の液不透過性シートから形成される。また、カバーシート7の坪量は、例えば5から100g/m2であり、好ましくは10から50g/m2である。カバーシート7の厚さは、例えば0.2から5mmであり、好ましくは0.2から2mmである。別の実施形態(図示しない)では、カバーシート7は単一シートから構成される。また、別の実施形態(図示しない)では、三層部分が設けられず、カバーシート7の全体が二層部分から形成される。
本開示による実施形態の使い捨ておむつ1は更に、カバーシート7の内面上に設けられた吸収性本体8を備える。吸収性本体8は、液透過性の表面シート8Fと、液不透過性の裏面シート8Bと、表面シート8Fと裏面シート8Bとの間に位置する吸収体8Aと、を含む。本開示による実施形態の吸収体8Aは、本実施の形態では吸収体コアと吸収体コアを包摂するコアラップを含む。吸収体8Aと表面シート8F及び裏面シート8Bとはそれぞれ接着され、表面シート8Fと裏面シート8Bとはそれらの周縁部分において接着される。表面シート8Fは、例えば液透過性の不織布や織布、液透過孔が形成された合成樹脂フィルム、これらの複合シートなどから形成される。裏面シート8Bは、例えば液不透過性の不織布や合成樹脂フィルム、これらの複合シート、SMS不織布などから形成される。吸収体8Aは、パルプ繊維、合成繊維、吸収性ポリマなどから形成される。
本開示による実施形態の使い捨ておむつ1は更に、液不透過性の防漏壁9R,9Lを備える。これら防漏壁9R,9Lは、表面シート8Fの横方向Wの両側に、縦方向Lに沿って配置される。また、防漏壁9R,9Lの先端には、それぞれ縦方向Lに延びる弾性部材10R,10Lが配置される。
本開示による実施形態では、展開状態にある使い捨ておむつ1が、腹側部2の内面2iと背側部3の内面3iとが対面するように、例えば縦方向中心線CLに沿って折り曲げられる。この場合、腹側部2の横方向W一端2Lと背側部3の横方向W一端3Lとが互いに重ね合わされ、腹側部2の横方向W他端2Rと背側部3の横方向W他端3Rとが互いに重ね合わされる。図3には、互いに重ね合わされた腹側部2の横方向W一端2Lと背側部3の横方向W一端3Lとが模式的に示される。なお、図3においてTは使い捨ておむつ1の厚さ方向を示している。次いで、腹側部2の横方向一端2Lと背側部3の横方向W一端3Lとを互いに接合するシール部5Lが形成され、腹側部2の横方向W他端2Rと背側部3の横方向W他端3Rとを互いに接合するシール部5Rが形成される。また、本開示による実施形態では、腹側部2の横方向W端部2L,2Rと背側部3の横方向W端部3L,3Rとの間に接着剤が適用されている。接着剤の例にはホットメルト接着剤が含まれる。
次に、本開示による実施形態のシール部5L,5Rについて更に説明する。本開示による実施形態の使い捨ておむつ1は横方向中心線CWに関して概ね対称的に形成される。したがって、シール部5Lとシール部5Rとは概ね同様の構成を備える。そこで、以下では、シール部5Lについて説明する。
図4は、伸長状態にある、本開示による実施形態の使い捨ておむつ1の部分平面図を示している。図4に示されるように、シール部5Lは、複数の融着部11を含む。本開示による実施形態の融着部11は、縦方向Lに延びる(縦方向Lにわずかに傾斜する場合を含む)軸線A11に沿って、縦方向Lに互いに離間しつつ、整列される。また、本開示による実施形態の融着部11は、腹側部2の横方向W端部2L及び背側部3の横方向W端部2Rの縦方向Lの長さ全体にわたり設けられる。なお、腹側部2の横方向W外縁2LL及び背側部3の横方向W外縁3LLは横方向Wに関して互いに整列される。
本開示による実施形態の融着部11は、融着部形成装置(図示しない)によって形成される。融着部形成装置は例えば、外周面に凸部を有するアンビルロールと、アンビルロールの外周面に対面するよう配置されたエネルギー印加部材と、を含む。超音波エネルギーを用いて融着部が形成される場合には、エネルギー印加部材は超音波ホーンから形成される。ここで、本開示による実施形態における使い捨ておむつ1の製造方法を簡単に説明すると、まず、展開状態にある使い捨ておむつ1が横方向Wに複数連結された連続体が用意される。次いで、この連続体が縦方向中心線CLに沿って折り曲げられて、内面2i,3i同士が互いに対面するように腹側部2と背側部3とが互いに重ね合わされる。次いで、この連続体がアンビルロールの外周面に沿って搬送される。次いで、超音波ホーンがアンビルロールに向け移動され、連続体が超音波ホーン及びアンビルロールの凸部により圧縮されながら、超音波ホーンにより連続体に超音波エネルギーが印加され、それによって融着部11が形成される。次いで、連続体が個々の使い捨ておむつ1に切断される。別の実施形態(図示しない)では、融着部形成装置は連続体に熱エネルギーを印加することにより、融着部を形成する。
図5(A)は、本開示による実施形態の融着部11の平面図を模式的に示しており、図5(B)は、図5(A)の線VB−VBに沿ってみた、本開示による実施形態の融着部11の断面図を模式的に示している。図5(A),5(B)において、Wiは横方向W内側、Woは横方向W外側を表している。本開示による実施形態の融着部11は、横方向Wに長い長円状の輪郭を有し、凹溝11dと、筒状の周壁部11sと、板状の底壁部11bと、を含む。図5(A),5(B)に示される例では、凹溝11dは背側部3側に位置し、底壁部11bは腹側部2側に位置する。別の実施形態(図示しない)では、凹溝11dは背側部3腹側部2側に位置し、底壁部11bは側に位置する。
また、本開示による実施形態では、融着部11の縦方向LのピッチP11は1mmよりも小さい。更に、本開示による実施形態では、融着部11同士間の間隙又は非融着部12の長さL12は、融着部11の長さ(縦方向L寸法)L11よりも短い。
底壁部11bは、上述した融着部形成装置の超音波ホーンの先端とアンビルロールの凸部の先端との間に挟まれた腹側部2及び背側部3の少なくとも一方が溶融し次いで固化することにより形成される。一方、周壁部11sは、アンビルロールの凸部の側面に接した腹側部2及び背側部3の少なくとも一方が溶融し次いで固化することにより形成される。
本開示による実施形態では、底壁部11bは、相対的に厚さ(厚さT方向寸法)が小さい薄肉部11btと、相対的に厚さが大きい厚肉部11bTと、を含む。本開示による実施形態では、薄肉部11btの厚さは100μm以下であり、かつ、厚肉部11bTの厚さは60μm以上であり、かつ、厚肉部11bTの厚さと薄肉部11btの厚さとの差は20μm以上である。なお、薄肉部11btの厚さとして、例えば薄肉部11btの厚さを幅方向Wに関し平均したものが用いられる。また、厚肉部11bTの厚さとして、例えば厚肉部11bTの厚さを幅方向Wに関し平均したものが用いられる。また、本開示による実施形態では、薄肉部11btは、対応する融着部11の横方向W内側Wiに位置し、厚肉部11bTは、対応する融着部11の横方向W外側Woに位置する。言い換えると、本開示による実施形態では、底壁部11bの厚さは横方向Wに不均一である。一方、底壁部11bの厚さは長さ方向Lに均一である(実質的に均一を含む。)。
薄肉部11btは、厚肉部11bTに比べて、融着ないし圧縮の程度が大きい。したがって、一例では、融着部形成装置によって腹側部2及び背側部3に印加されるエネルギー量(単位時間当たりに印加されるエネルギー量とエネルギーが印加される時間との積)を相対的に多くすることにより薄肉部11btが形成され、融着部形成装置によって腹側部2及び背側部3に印加されるエネルギー量を相対的に少なくすることにより厚肉部11bTが形成される。別の例では、超音波ホーンとアンビルロールの凸部との間の間隙を相対的に小さくすることにより薄肉部11btが形成され、超音波ホーンとアンビルロールの凸部との間の間隙を相対的に大きくすることにより厚肉部11bTが形成される。超音波ホーンとアンビルロールの凸部との間の間隙の大きさは、例えばアンビルロールの凸部の形状を変更することにより、調整できる。
また、本開示による実施形態では、シール部5Lに含まれる融着部11のすべてが、横方向W内側に位置する薄肉部11bt及び横方向W外側に位置する厚肉部11bTを含む。
さて、本開示による実施形態では、使い捨ておむつ1を着用者の身体から取り外すために、着用者又は介護者は手でシール部5を破り、それにより腹側部2と背側部3とが互いに分離される。例えば、着用者又は介護者は、図6に示されるように、上縁2U周りの腹側部2と上縁3U周りの背側部3とをそれぞれ掴んで、矢印F2,F3の方向にそれぞれ引っ張って、シール部5Lを、概ね、縦方向L上部から縦方向L下部に向けて、破ろうとする。この場合、矢印F2は概ね、奥行方向Dの前向きを指向し、矢印F3は概ね奥行き方向Dの後向きを指向している。その結果、シール部5Lの融着部11の横方向W内側の部分に力が作用する。
融着部11の薄肉部11btは上述したように強く融着が行われた部分であり、薄肉部11bt自体は比較的硬い。このため、シール部5Lは、薄肉部11bt自体が破壊するよりも、薄肉部11btの輪郭に沿って破壊されやすい。したがって、着用者又は介護者がシール部5Lを破ろうとすると、例えば図7(A)に示されるように、シール部5Lの融着部11のうち、縦方向Lの最も上方に位置する融着部11aの輪郭に破れ線TLが形成される。より具体的には、融着部11aの輪郭のうち、横方向W内側でかつ縦方向L上側に位置する開始点SPに破れ線TLが形成される。
次いで、破れ線TLは、融着部11aの薄肉部11btの輪郭に沿って進行し、次いで図7(B)に示されるように薄肉部11btの全周を囲むよう概ね縦方向Lに更に進行し、融着部11aの縦方向L下側に位置する終了点EPに到達する。
次いで、破れ線TLは、図7(C)に示されるように、融着部11aの終了点EPから、融着部11aと次の融着部11bとの間の間隙12を概ね縦方向Lに進行し、融着部11bの横方向W内側でかつ縦方向L上側に位置する開始点SPに到達する。すなわち、間隙21が破れ線TLに沿って破れる。この場合、腹側部2が破れることなく背側部3が破れる場合もあれば、背側部3が破れることなく腹側部2が破れる場合もあり、又は、腹側部2及び背側部3が破れる場合もある。
次いで、破れ線TLは、図7(D)に示されるように、融着部11bの薄肉部11btの輪郭に沿って進行する。次いで、破れ線TLは、図7(E)に示されるように融着部11bの薄肉部11btの全周を囲むよう概ね縦方向Lに更に進行し、融着部11bの縦方向L下側に位置する終了点EPに到達する。
次いで、破れ線TLは、図7(F)に示されるように、融着部11bの終了点EPから、融着部11bと次の融着部11cとの間の間隙12を概ね縦方向Lに進行し、融着部11cの横方向W内側でかつ縦方向L上側に位置する開始点SPに到達する。次いで、破れ線TLは、融着部11cの薄肉部11btの輪郭に沿って進行する。
このようにして、破れ線TLは、薄肉部11btの輪郭又は周囲と間隙12とを交互に順次進行する。その結果、破れ線TLが概ね縦方向Lに進行するのが促進され、概ね横方向Wに進むのが制限される。したがって、シール部5Lが容易に破られ、使い捨ておむつ1が着用者から容易に取り外される。
このように破れ線TLが概ね縦方向Lに進行しやすいのは、融着部11の薄肉部11btが横方向W内側に並べられているからである。本開示による実施形態では、上述したように、シール部5Lに含まれる融着部11のすべてがそれぞれ、横方向W内側に位置する薄肉部11bt及び横方向W外側に位置する厚肉部11bTを含む。その結果、シール部5Lがその縦方向L全長にわたり、より容易に破られる。したがって、使い捨ておむつ1が着用者から、より容易に取り外される。
この点、別の観点によれば、本開示による実施形態では、シール部5Lの縦方向L上端部5LU(図4)において互いに隣接する2つの融着部11がそれぞれ、横方向W内側に位置する薄肉部11bt及び横方向W外側に位置する厚肉部11bTを含む。その結果、シール部5Lを縦方向L上端部5LUから破り始めるのが、より容易になる。
更に別の観点によれば、本開示による実施形態では、シール部5Lの縦方向L下端部5LB(図4)において互いに隣接する2つの融着部11がそれぞれ、横方向W内側に位置する薄肉部11bt及び横方向W外側に位置する厚肉部11bTを含む。その結果、シール部5Lを縦方向L下端部5LBから破り始めるのが、より容易になる。
更に別の観点によれば、本開示による実施形態では、シール部5Lの縦方向L上端部5LU(図4)において互いに隣接する2つの融着部11がそれぞれ、横方向W内側に位置する薄肉部11bt及び横方向W外側に位置する厚肉部11bTを含み、かつ、シール部5Lの縦方向L下端部5LB(図4)において互いに隣接する2つの融着部11がそれぞれ、横方向W内側に位置する薄肉部11bt及び横方向W外側に位置する厚肉部11bTを含む。その結果、縦方向L上端部5LUからシール部5Lを破り始めても、縦方向L下端部5LBからシール部5Lを破り始めても、シール部5Lが容易に破られる。
この点、シール部5Lがその縦方向L全長にわたり、より容易に破られるために、本開示による実施形態では、シール部5Lの融着部11の総数に対する、横方向W内側に位置する薄肉部11bt及び横方向W外側に位置する厚肉部11bTを含む融着部11の個数の割合が、あらかじめ定められた値よりも高い。あらかじめ定められた値は、50パーセント、60パーセント、70パーセント、80パーセント、又は、90パーセントである。
一方、本開示による実施形態では、上述したように、融着部11のピッチP11が1mmよりも小さい。その結果、シール部5Lの単位長さ当たりに設けられる融着部の数がより多くされる。したがって、シール部5Lがより容易に破られる。
ところで、破れ線TLが融着部11の薄肉部11btの周囲を進行しているときよりも、間隙又は非融着部12を進行しているときに、破れ線TLが概ね横方向Wに延びる危険性が高い。本開示による実施形態では、上述したように、間隙12の長さL12は、融着部11の長さL11よりも短い。その結果、間隙12において破れ線TLが概ね横方向Wに進むのが、より制限される。
一方、本開示による実施形態では、腹側部2の少なくとも横方向W端部2L及び背側部3の少なくとも横方向W端部3Lの一方又は両方にあらかじめ定められたパターンで設けられた複数のエンボス部が設けられる。本開示による実施形態のエンボス部13は、腹側部2の全体及び背側部3の全体に設けられる。図8には、背側部3に設けられたエンボス部13のパターンの一例が示される。ところが、破れ線TLがエンボス部13に到達すると、破れ線TLが進行方向を変更し、概ね横方向Wに進行するおそれがある。本開示による実施形態では、融着部11の縦方向LのピッチP11(図5)がエンボス部13の縦方向LのピッチP13よりも小さい。その結果、間隙12にエンボス部13が存在する頻度又は確率が制限される。したがって、破り線TLが概ね横方向Wに進むのが制限される。
これに対し、本開示による実施形態のシール部5Lは、厚肉部11bTの輪郭に沿って比較的破れにくい。したがって、使い捨ておむつ1の着用時に、シール部5Lが腹側部2及び背側部3を確実に接合し続ける。すなわち、本開示による実施形態のシール部5Lは、使い捨ておむつ1の着用時には比較的破れにくく、使い捨ておむつ11の取り外し時には比較的破れやすい、ということになる。
これまで述べてきたシール部5Lについての説明は、シール部5Rについても当てはまる。この点、別の観点によれば、本開示による実施形態では、シール部5Lにおいて互いに隣接する2つの融着部11がそれぞれ、横方向W内側に位置する薄肉部11bt及び横方向W外側に位置する厚肉部11bTを含み、かつ、シール部5Rにおいて互いに隣接する2つの融着部11がそれぞれ、横方向W内側に位置する薄肉部11bt及び横方向W外側に位置する厚肉部11bTを含む。その結果、シール部5Lを破っても、シール部5Rを破っても、使い捨ておむつ1が着用者から容易に取り外される。
また、これまで述べてきた本開示による種々の実施形態では、腹側部2及び背側部3の横方向W両端同士が一対のシール部5L,5Rにより互いに接合される。別の実施形態(図示しない)では、腹側部2及び背側部3の横方向W一端同士がシール部により互いに接合され、腹側部2及び背側部3の横方向W他端同士はシール部とは異なるやり方で互いに接合される。
1 使い捨ておむつ
2 腹側部
3 背側部
5L,5R シール部
11 融着部
11bt 薄肉部
11bT 厚肉部

Claims (8)

  1. 腹側部及び背側部と、
    内面同士が互いに対面するように重ね合わされた前記腹側部の横方向端部及び前記背側部の横方向端部を互いに接合するシール部と、
    を備えた、パンツ型吸収性物品であって、
    前記シール部は、前記腹側部の横方向端部及び前記背側部の横方向端部を互いに融着する複数の融着部を含み、前記融着部は、縦方向に互いに離間しつつ整列されており、
    前記融着部のうち少なくとも互いに隣接する2つの融着部がそれぞれ、相対的に厚さが小さい薄肉部及び相対的に厚さが大きい厚肉部を含むとともに、これら薄肉部がいずれも当該融着部の横方向内側に位置する、
    パンツ型吸収性物品。
  2. 前記シール部は、前記腹側部の一方の横方向端部及び前記背側部の一方の横方向端部を互いに接合するとともに、前記腹側部の他方の横方向端部及び前記背側部の他方の横方向端部を互いに接合し、
    前記腹側部及び前記背側部の一方の横方向端部を互いに接合する前記シール部の前記融着部のうち少なくとも互いに隣接する2つの融着部がそれぞれ、相対的に厚さが小さい薄肉部及び相対的に厚さが大きい厚肉部を含むとともに、これら薄肉部がいずれも当該融着部の横方向内側に位置し、
    前記腹側部及び前記背側部の他方の横方向端部を互いに接合する前記シール部の前記融着部のうち少なくとも互いに隣接する2つの融着部がそれぞれ、相対的に厚さが小さい薄肉部及び相対的に厚さが大きい厚肉部を含むとともに、これら薄肉部がいずれも当該融着部の横方向内側に位置する、
    請求項1に記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 前記融着部のすべてがそれぞれ、相対的に厚さが小さい薄肉部及び相対的に厚さが大きい厚肉部を含むとともに、これら薄肉部がいずれも当該融着部の横方向内側に位置する、請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 前記シール部の縦方向上端部において互いに隣接する2つの融着部がそれぞれ、相対的に厚さが小さい薄肉部及び相対的に厚さが大きい厚肉部を含むとともに、これら薄肉部がいずれも当該融着部の横方向内側に位置する、請求項1から3までのいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
  5. 前記シール部の縦方向下端部において互いに隣接する2つの融着部がそれぞれ、相対的に厚さが小さい薄肉部及び相対的に厚さが大きい厚肉部を含むとともに、これら薄肉部がいずれも当該融着部の横方向内側に位置する、請求項1から4までのいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
  6. 前記腹側部の少なくとも前記横方向端部及び前記背側部の少なくとも前記横方向端部の一方又は両方が、あらかじめ定められたパターンで設けられた複数のエンボス部を含み、
    前記融着部の縦方向のピッチが前記エンボス部の縦方向のピッチよりも小さい、
    請求項1から5までのいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
  7. 前記融着部のピッチが1mmよりも小さい、請求項1から6までのいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
  8. 前記融着部同士間の間隔の縦方向寸法が前記融着部の縦方向寸法よりも大きい、請求項1から7までのいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
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