JP6905230B2 - 塞栓術装置 - Google Patents
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1.実施の形態(先端側の焼灼用電極と基端側のバルーンとを有するシャフトを備えた動脈瘤治療装置の例)
2.変形例
[概略構成]
図1は、本発明の一実施の形態に係る塞栓術装置としての動脈瘤治療装置1の概略構成例を、模式的に側面図(Y−Z側面図)で表したものである。具体的には、図1(A)は、後述する所定の操作を行っていない場合(通常時)における動脈瘤治療装置1の概略構成例を、図1(B)は、そのような所定の操作を行った場合(操作時)における動脈瘤治療装置1の概略構成例を、それぞれ示している。また、図2は、図1(B)に示した概略構成例の一部分(後述する焼灼用の電極およびバルーン112等)の詳細構成例を、模式的に斜視図で表したものである。
シャフト11は、可撓性を有する部材であり、自身の軸方向(長手方向)であるZ軸方向に沿って延在する形状となっている。このシャフト11は、図1(A),図1(B),図2に示したように、基体としてのチューブ状部材110と、このチューブ状部材110の先端側(後述するハンドル12とは反対側)に設けられた先端電極111a、リング状電極111bおよびバルーン112と、収納用スリーブ113とを有している。
チューブ状部材110は、可撓性を有する絶縁性の管状構造(管状部材)からなり、上記した軸方向(Z軸方向)に沿って延在している。具体的には、図1(A)に示したように、後述する所定の操作を行っていない場合(通常時)には、チューブ状部材110はこの軸方向に沿って直線状に延在する形状となっている。一方、詳細は後述するが、図1(B),図2に示したように、そのような所定の操作を行った場合(操作時)には、チューブ状部材110における後述する先端領域A1が、上記した軸方向に沿って螺旋状に変形するようになっている。すなわち、チューブ状部材110におけるこの先端領域A1は、そのような螺旋状に変形可能に構成されている。
バルーン112は、図1(A),図1(B),図2に示したように、チューブ状部材110の軸方向(Z軸方向)に沿って、前述した複数の焼灼用電極(先端電極111aおよびリング状電極111b)よりも基端側の領域(バルーン配置領域A2)に設けられている。このバルーン112は、例えば図1(B),図2に示したように、前述した液体Lがチューブ状部材110の液体排出孔H2を介してバルーン112の内部に注入されることで、チューブ状部材110の周囲に拡張可能に構成されている。
ハンドル12は、図1(A),図1(B)に示したように、シャフト11の基端側に装着されており、その軸方向(Z軸方向)に沿って延在する形状となっている。このハンドル12は、把持部121および操作部122を有している。
ガイドワイヤ挿入ポート13aは、図1(A),図1(B)に示したように、ハンドル12の基端から突出するように装着されている。このガイドワイヤ挿入ポート13a内には、後述する動脈瘤の治療の際に、前述したガイドワイヤ80が挿入されるようになっている。そして、ハンドル12内から、チューブ状部材110におけるルーメンL0内、および、先端電極111aにおけるガイドワイヤ挿入孔H1を介して、ガイドワイヤ80が動脈瘤治療装置1全体を挿通するようになっている。
(A.治療方法について)
この動脈瘤治療装置1は、前述したように、患者体内の血管に生じた動脈瘤の治療の際に用いられる。
このようにして、本実施の形態の動脈瘤治療装置1では、大動脈91を経由して末梢動脈92の血管内に挿入されて、その末梢動脈92の血管に生じた動脈瘤90を治療する際に、以下のようになる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されず、種々の変形が可能である。
Claims (2)
- 大血管を経由して末梢血管内に挿入されて、前記末梢血管において塞栓術を行うための装置であって、
軸方向に沿って延在するシャフトと、
前記シャフトの基端側に設けられたハンドルと
を備え、
前記シャフトは、
前記軸方向に沿って延在していると共に、形状記憶合金からなるコアワイヤが内在することによって螺旋状に形成された先端領域を有するチューブ状部材と、
前記チューブ状部材の前記先端領域に設けられ、前記末梢血管を焼灼するための少なくとも1つの焼灼用電極と、
前記軸方向に沿って前記少なくとも1つの焼灼用電極よりも基端側に設けられ、前記チューブ状部材の周囲に拡張可能に構成されたバルーンと、
前記チューブ状部材の周囲を覆うように配置されており、前記ハンドルに対する所定の操作に応じて、前記チューブ状部材上を前記軸方向に沿って摺動可能に構成された収納用スリーブと
を有しており、
前記ハンドルに対する前記所定の操作が行われていない場合には、
前記チューブ状部材における前記先端領域と前記バルーンとがそれぞれ、前記収納用スリーブ内に収容されることにより、前記先端領域が前記軸方向に沿って引き延ばされて、直線状に延在する形状となると共に、前記バルーンが非拡張状態に設定されるようになっており、
前記ハンドルに対する前記所定の操作が行われた場合には、
前記収納用スリーブが前記軸方向に沿った基端側にスライドして、前記チューブ状部材における前記先端領域と前記バルーンとがそれぞれ、前記収納用スリーブの外部に露出することにより、前記先端領域が前記螺旋状に変形すると共に、前記バルーンが拡張状態に設定されるようになっている
塞栓術装置。 - 前記バルーンが前記拡張状態に設定されることにより、前記末梢血管内における血流が、前記大血管側に対応する上流側において遮断されると共に、
前記バルーンが前記拡張状態に設定された状態において、前記螺旋状に変形した前記先端領域における前記少なくとも1つの焼灼用電極を用いて、前記末梢血管が焼灼されることにより、前記軸方向に沿って前記バルーンよりも先端側に位置する前記末梢血管が、閉塞するようになっている
請求項1に記載の塞栓術装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018014353A JP6905230B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 塞栓術装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018014353A JP6905230B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 塞栓術装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019129995A JP2019129995A (ja) | 2019-08-08 |
JP6905230B2 true JP6905230B2 (ja) | 2021-07-21 |
Family
ID=67544571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018014353A Active JP6905230B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 塞栓術装置 |
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