JP2006198209A - バルーン付きアブレーションカテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】バルーン付きアブレーションカテーテルを用いたアブレーション治療において、特に高周波通電用電極の表面積を規定することによって、バルーン内部の液体が沸騰することなく、安全に焼灼する。
【解決手段】本発明のアブレーションカテーテルは、バルーン内の高周波通電用電極5の表面積を規定したことで、バルーン内の液体の過熱を抑えることが可能となる。さらに、高周波通電用電極5を複数個に分割することで、バルーン部の良好な可撓性を得ることが可能となった。
【選択図】 図2

Description

本発明は、カテーテルの先端側に配置されているバルーンを患者体内の標的病変部位へ密着させた状態で高周波誘電加熱およびジュール熱で加熱をおこなって標的病変部位を加温することにより標的病変部位を焼灼(アブレーション)するバルーン付きアブレーションカテーテルに係り、特に高周波通電用電極の表面積を規定することによって、バルーン内部の液体が過熱することなく、安全に焼灼することができる技術に関する。
近年、心臓不整脈治療を行う為のアブレーションカテーテルが開発されている。例えば、特開2002−78809号公報(特許文献1)には、心臓不整脈治療を行う為の肺静脈電気的隔離用バルーン付きアブレーションカテーテルが記載されている。このようなバルーン付きアブレーションカテーテルを使って肺静脈の電気的隔離を行う場合、図6に示すように、カテーテル51の先端側に配置されている膨張・収縮可能なバルーン52を経皮的に下大静脈QAへ導入し、カテーテル51で後押ししながら心臓HAの右心房Haから心房中隔Hwを刺貫して左心房Hbへとバルーン52を到達せしめる。そして、バルーン内への造影剤を含む液体の送給により膨張したバルーン52を肺静脈口Qaに当てがって密着させておいて、直径0.5mm程の断面真円形の丸電線を螺旋状に巻き回してコイル体に整形しバルーン52内に設置した高周波通電用コイル電極53に高周波電源55より高周波電力を与え、高周波通電用コイル電極53と患者体外に配置した高周波通電用外電極(以下、対極板と記す)54の間で高周波通電を行わせる。
高周波通電用コイル電極53と対極板54との間の高周波通電に伴って起こる高周波誘電加熱およびジュール熱による加温により肺静脈口Qaの環状周縁部が全体的に焼灼される。肺静脈口Qaに対する焼灼に引き続き、左心房Hbの内壁に開いている残りの3個の肺静脈口Qb〜Qdに対する焼灼を順次同様にして実施する。各肺静脈口Qa〜Qdの環状周縁部が焼灼されることで4個の各肺静脈が全て電気的隔離状態となる。各肺静脈口Qa〜Qdの環状周縁部が焼灼されて、4個の各肺静脈がそれぞれ電気的隔離のかたちになると、不整脈を引き起こす電気信号が遮断され、心臓不整脈がほほ解消される。
このように、特開2002−78809号公報(特許文献1)に記載のバルーン付きアブレーションカテーテルによれば、各肺静脈口Qa〜Qdの環状周縁部が全体的に焼灼されるので、何度も焼灼を繰り返さずに済むと共に、焼灼されるのが各肺静脈口Qa〜Qdの環状周縁部だけであるので、余分な処(例えば健常部分)まで焼灼せずに済む。
しかしながら、上記バルーン付きアブレーションカテーテルの場合、バルーン内の高周波通電用電極の形状によっては、温度のコントロールが難しく、バルーン内部の液体が予想以上の高温になってしまうという問題があった。さらに、手技においては、バルーン部分も可撓性を有することが好ましいにもかかわらず、剛性の高い金属製の高周波通電用電極が、バルーン部分の可撓性を低下させているという問題があった。
特開2002−78809号公報(詳細な説明の全頁、図1−図6)
本発明は上述したバルーン内部での液体の沸騰を防止し、さらにバルーン部分の良好な可撓性を有するバルーン付きアブレーションカテーテルを提供することを課題とする。
本発明は上記課題を達成するため、以下の構成を有する。
(1)カテーテルシャフト、該カテーテルシャフトに取り付けられたバルーン、該バルーンの内部に位置する電極、該電極に高周波電力を供給する高周波電力供給用リード線、および前記バルーン内に液体を供給する液体供給路からなるアブレーションカテーテルにおいて、前記高周波通電用電極の電極は単極であって、前記高周波通電用電極の表面積が20mm以上であることを特徴とするバルーン付きアブレーションカテーテル。
(2)(1)に記載のバルーン付きアブレーションカテーテルにおいて、前記高周波通電用電極が複数個に分割されており、分割された高周波通電用電極の表面積の合計が20mm以上であることを特徴とするバルーン付きアブレーションカテーテル。
(3)(1)または(2)に記載のバルーン付きアブレーションカテーテルにおいて、カテーテルが外筒シャフトと内筒シャフトとが軸方向に移動可能なかたちで同心的に通し合わされている二重筒式カテーテルであって、バルーンの先端部が内筒シャフトの先端に固定されていて、バルーンの後端部が外筒シャフトの先端に固定されており、外筒シャフトと内筒シャフトとの相互間摺動によりバルーンを変形できることを特徴とするバルーン付きアブレーションカテーテル。
(4)(1)〜(3)のいずれかに記載のバルーン付きアブレーションカテーテルが前記バルーンの後端に液体導入口を有し、さらに前記バルーンの内へカテーテルを経由して液体を送給する液体送給手段と、前記バルーン内部又は表面に備えた温度センサの測温結果に応じた供給量で高周波電力を供給する電力供給手段を備えていることを特徴とするバルーン付きアブレーションカテーテル。
(5)(4)に記載のバルーン付きアブレーションカテーテルにおいて、液体送給手段により送給される液体が外筒シャフトと内筒シャフトの間のクリアランスを通ることを特徴とするバルーン付きアブレーションカテーテル。
(6)(1)〜(5)のいずれかに記載のバルーン付きアブレーションカテーテルにおいて、アブレーション機構がバルーン内に満たした液体を100KHz〜2.45GHzの範囲の高周波通電により50℃〜80℃で加熱することを特徴とするバルーン付きアブレーションカテーテル。
(7)(5)または(6)に記載のバルーン付きアブレーションカテーテルにおいて、液体送給手段によって液体導入口から送り込まれた液体により膨張状態にあるバルーン内の液体をカテーテルとバルーンの間で出入りさせてバルーン内の液体を攪拌する液体攪拌手段を備えていることを特徴とするバルーン付きアブレーションカテーテル。
請求項1に係る発明によれば、バルーン2の内部で液体が沸騰することなく、バルーン2内部の温度を上げることができるアブレーション用カテーテルが得られる。
請求項2に係る発明によれば、金属製の高周波通電用電極を分割することでバルーン部分の良好な可撓性が得られ、手技中の操作性が向上したアブレーション用カテーテルが得られる。
請求項3に係る発明によれば、外筒シャフトあるいは内筒シャフトを軸方向に移動させることにより、バルーンの形状を多様に変化させることができるのに加え、高周波通電用内電極が内筒シャフトに同心的に外挿されることで、高周波通電用内電極が実質的に内筒シャフトに一体化したかたちとなるので、バルーンの導入がよりスムーズとなる。
請求項4に係る発明によれば、液体送給手段によりカテーテル経由でバルーンの内に液体を送給させることによってバルーンをしっかり膨張させられる。また、電力供給手段によってバルーン内部又は表面に備えた温度センサの測温結果に応じた供給量で高周波電力を供給させることで、バルーン内部又は表面の温度を正確に測定でき、高周波誘電加熱およびジュール熱の加温温度を的確にコントロールすることができる。
請求項5に係る発明によれば、外筒シャフトと内筒シャフトの間のクリアランスを液体送給手段による液体送給用の流路として使用することができる。
請求項6に係る発明によれば、万一電流が人体に流れたとしても感電することがない。また、バルーン表面温度を心筋組織が凝固壊死する温度に保つことを可能とする。
請求項7に係る発明によれば、高周波誘電加熱およびジュール熱による加温実行中、液体の導入で膨張状態にあるバルーンの内の液体を液体攪拌手段によってカテーテルとバルーンの間で出入りさせてバルーンの内の液体を攪拌すると、温度の違う液体が交じり合ってバルーンの内の液温が均一となり、高周波誘電加熱およびジュール熱による加温ムラを抑えることができる。
本発明の好ましい実施の形態を図によって説明する。
図1は本実施形態に係るアブレーションカテーテルの全体の構成を示す平面図、図2は本実施形態のアブレーションカテーテルのバルーンの内部を示す断面図、図3は本実施形態のアブレーションカテーテルのバルーン膨張時の外形を示す正面図である。本実施形態のアブレーションカテーテルは、心臓不整脈治療としての肺静脈電気的隔離をおこなうのに好適なものである。
本実施形態のアブレーションカテーテルでは、カテーテル1の先端側に膨張・収縮可能なバルーン2が配置されている。カテーテル1は、外筒シャフト3と内筒シャフト4を軸方向の移動が可能に同心的に通し合わせた二重筒式カテーテルであって、バルーン2の先端部が内筒シャフト4の先端に固定されていて、バルーン2の後端部が外筒シャフト3の先端に固定されており、バルーン後端には液体導入口2Aが設けられている。二重筒式のカテーテル1の場合、外筒シャフト3あるいは内筒シャフト4を軸方向に移動させることにより、バルーン2の形状を多様に変化させることができる。したがって、本発明では、カテーテル1が二重筒式カテーテルであることが好ましいが、カテーテル1は必ずしも二重筒式カテーテルに限られるものではなく、治療の種類によっては単一管式カテーテルが好ましいこともある。
外筒シャフト3と内筒シャフト4の長さは、1m前後〜1m数十cm程度である。外筒シャフト3の外径は3mm〜5mm程度であり、内径は2mm〜4mm程度である。内筒シャフト4の外径は1mm〜3mm程度であり、内径は0.5mm〜2mm程度である。
外筒シャフト3や内筒シャフト4の材料は、抗血栓性に優れる可撓性のある材料が用いられる。具体的には、例えばフッ素樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂等が挙げられる。
バルーン2は、図3に示すように、膨張状態において先端側で直径が小さくなる円錐状(先すぼみ円錐状)の外形を有している。バルーン2は、長さ(バルーン先端とバルーン後端を仮想的に結ぶバルーン中心軸2aに沿う長さd)が、20mm〜40mm程度であって、後端側の最大外直径が10mm〜40mm程度であり、膜厚みが100μm〜300μmである。バルーン2の外径が先すぼみの円錐状の外形である場合、バルーンが肺静脈内部に入り込むのを防止できるうえ、バルーン2の先端を肺静脈口に少し挿し込むことによりバルーンを肺静脈口にきっちり密着させられるので、肺静脈口の環状周縁部の全体を確実に焼灼することができる。
バルーン2の材料は、抗血栓性に優れた伸縮性のある材料が用いられる。すなわち、特にポリウレタン系の高分子材料が好ましく、具体的には、熱可塑性ポリエーテルウレタン、ポリエーテルポリウレタンウレア、フッ素ポリエーテルウレタンウレア、ポリエーテルポリウレタンウレア樹脂、ポリエーテルポリウレタンウレアアミド等が挙げられる。
さらに、本実施形態のアブレーションカテーテルの場合、バルーン2の内に高周波通電用電極5が設置されていると共に、バルーン2の内に液体導入口2Aから液体をカテーテル1経由で送給する液体送給装置(液体送給手段)6がカテーテル1の末端側に四方コネクタ7を介して接続配設されている。
高周波通電用電極5としては図1に示す高周波通電用電極5Aおよび5Bのように、複数個に分割しても良い。これにより、バルーン部分の良好な可撓性を得ることができる。
図には高周波通電用電極5としては、電線を巻き回してコイル状に整形した高周波通電用電極が例示されているが、コイル状に限られるものではなく、どのような形状であってもよい。しかし、なかでもコイル状、円筒状などの筒状の高周波通電用電極が好ましい。また、高周波通電用電極5の表面積が20mm以上であることが重要である。30mm以上であることが望ましく、40mm以上であることがさらに望ましい。また、表面積の上限は400mmが望ましい。なお、ここで表面積とは、筒状物の場合は外側、内側および厚み部分を含めた全表面積をいい、コイル状の場合は電極部分に相当する電線の表面積に近似できる。また、高周波通電用電極5を分割している場合は、それぞれの表面積の和である。以上のような電極の表面積にすることで、良好な加熱効率を得ることが出来る。
コイル状とする場合の電線の直径は特に限定されないが、0.1mm〜1mm程度が実用的であり好ましい。
高周波通電用電極の材料としては、銀(線)や金(線)、プラチナ(線)、銅(線)などの高導電率金属(線)が用いられる。
また、高周波通電用電極5は内筒シャフト4を拘束しない状態で内筒シャフト4に同心的に外挿されている。高周波通電用電極5の内径が内筒シャフト4の外径より僅かに大きくて、高周波通電用電極5の内面と内筒シャフト4の外面の間に少し隙間が空いている。このように高周波通電用電極5が内筒シャフトに同心的に外挿されていると、高周波通電用電極5の中心軸5aがカテーテル1の中心軸1aに自動的に合うことになるのに加え、高周波通電用電極5が実質的に内筒シャフト4に一体化した形となる。また高周波通電用電極5は内筒シャフト4を拘束しないので、内筒シャフト4をスムーズに移動させられる。
なお、本実施形態のアブレーションカテーテルの場合、高周波通電用電極5の対電極として対極板54を備えており、この対極板54は患者体表の適当な位置に、例えば両面テープ(図示省略)で貼り付けられてセットされる。この高周波通電用電極5と対極板54の間で高周波電流が通電し、対極板54と比較して表面積の小さい高周波通電用電極5の周辺で主に高周波誘電加熱及びジュール熱による加熱が起こり、バルーン内部の液体が加熱される。また、高周波誘電加熱およびジュール熱の加温による際の組織焼灼の適温は、通常、50℃〜70℃の範囲にある。対極板54の材料には、例えば、銅やアルミニウム等の高電気導電性金属からなる板またはシートが用いられる。
一方、液体送給装置6は、送液用ローラポンプ(図示省略)を備えていて、送液用ローラポンプにより送給される液体が外筒シャフト3と内筒シャフト4の間のクリアランスを通って液体導入口2Aからバルーン2内に送り込まれる。液体送給装置6からの液体がバルーン2内に送り込まれるのに伴ってバルーン2は膨張する。つまり、外筒シャフト3と内筒シャフト4の間のクリアランスが液体送給装置6による液体送給用の流路として利用されているのである。
また、本実施形態のアブレーションカテーテルの場合、液体送給により膨張状態にあるバルーン2内の液体をカテーテル1経由でバルーン2を出入りさせることによりバルーン内の液体を攪拌するダイヤフラム式液体攪拌機構(液体攪拌手段)8が配設されている。この攪拌機構8による攪拌で、温度の違う液体が交じり合ってバルーン内の液温が均一となり、高周波誘電加熱およびジュール熱による加温ムラを抑えることができる。
さらに、本実施形態のアブレーションカテーテルでは、バルーン2内に設置されている温度センサ9と、温度センサ9の測温結果に応じた供給量で高周波電力を供給する高周波電源(電力供給手段)10とを備えている。高周波電力の周波数は、100KHz〜2.45GHzの範囲である。高周波誘電加熱およびジュール熱による加温実行中、加温温度がバルーン2内の温度センサ9によって検出されて高周波電源10へフィードバックされると共に、高周波電源10により温度センサ9の測温結果に応じた供給量で高周波電力が供給されることによって、高周波誘電加熱およびジュール熱による加温温度がコントロールされる。これにより、バルーン内の温度を設定温度もしくはその近傍に保つことができる。
加えて、高周波通電用電極5はバルーン2の後端部が取り付けられている外筒シャフト3に固定されていると共に、温度センサ9が高周波通電用電極5Aに固定されている。その結果、バルーン2の内での高周波通電用電極5Aと温度センサ9の設置位置が安定する。なお、温度センサ9としては、熱電対が例示されるが、熱電対に限られるものではなく、例えば半導体タイプの測温素子なども使用可能である。なお、図には、温度センサ9は高周波通電用電極5Aに固定されているが、高周波通電用電極5Bに固定しても良い。
また、図4にも示すように、温度センサ9から温度信号を取り出すセンサ用リード線11と高周波通電用電極5に高周波電力を送給する電力送給用リード線12は共に電気絶縁性保護被覆13、14付きでカテーテル1の外筒シャフト3と内筒シャフト4の間のクリアランスに引き通されている。つまり、外筒シャフト3と内筒シャフト4の間のクリアランスをセンサ用リード線11や電力送給用リード線12の配管として利用されているのである。それにセンサ用リード線11と電力送給用リード線12は共に電気絶縁性保護被覆13、14付きであるので、リード線同士のショート(短絡)が起こる心配がなくなると同時に、高周波電力の漏れ・侵入が抑えられ、高周波電力の漏れ・侵入による外筒シャフト3や内筒シャフト4の発熱が抑えられる結果、実施形態のアブレーションカテーテルの場合、カテーテル1の強制冷却機構が省かれている。しかし、必要に応じてカテーテル1の強制冷却機構をカテーテル1に内設してもよい。
センサ用リード線11や電力送給用リード線12の材料としては、銅、銀、白金、タングステン、合金などの高導電率金属(線)が挙げられる。また、温度センサ9が熱電対である場合は、熱電対そのものの素材を用いるのが望ましい。例えばT型熱電対の場合は、銅とコンスタンタンが用いられる。
また、電気絶縁性保護被覆13、14の材料の具体的なものには、ポリ4フッ化エチレン(PTFE)や4フッ化エチレン−6フッ化プロピレン共重合体(FEP)などのフッ素系高分子化合物の他、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂などが挙げられる。
なお、本実施形態の場合、電力供給用リード線12も高周波通電用電極5と同一の導線を用いているが、高周波通電用電極5に別途製作の電力供給用リード線12を接続してもよい。
さらに、本実施形態の場合、複数個に分割された高周波通電用電極5Aおよび5Bはバルーン内部で電力供給用リード線12と同一の高導電率金属(線)を用いて電気的に接続されているが、分割された高周波通電用電極5Aおよび5Bそれぞれから電力供給用リード線を引き出して、カテーテル1の外筒シャフト3と内筒シャフト4の間のクリアランスに引き通してから後、カテーテル1の外部で接続してもよい。複数個に分割された高周波通電用電極5Aおよび5Bが単極として電気的に接続されていることが重要である。
また、外筒シャフト3と内筒シャフト4の先端には、放射線遮蔽性金属パイプ3A、4Aが取り付けられており、バルーン2の先端部と後端部は各金属パイプ3A、4Aにそれぞれ取り付けられて外筒シャフト3と内筒シャフト4に固定されている。放射線遮蔽性金属パイプ3A、4Aを具備することにより、X線透視を行った場合、X線透視画像上に放射線遮蔽性金属パイプ3A、4Aが出現するので、患者体内におけるバルーン2の位置を正確に把握することが可能となる。放射線遮蔽性金属パイプ3A、4Aの材料としては、金、プラチナ、ステンレス等が挙げられる。
以上に述べた構成を有する本実施形態のアブレーションカテーテルの使い方を、心臓の肺静脈口の周縁を焼灼する場合を例にとって説明する。図5に示すように、先に経皮的に患者体内に導入したガイドワイヤGWに沿って収縮状態のバルーン2をカテーテル1で押し進めながら下大静脈QAから左心房Ha、さらに心房中隔を経て右心房Hbへ到達させた後、肺静脈口Qaの周縁にバルーン2を当てがって密着させる。そして、バルーン内部の高周波通電用電極5と患者体表に貼り付けられた対極板54の間で高周波電流を通電して肺静脈口Qaの周縁を加温し焼灼する。残りの3個の肺静脈口の周縁も同様に焼灼する。
続いて、本発明のアブレーションカテーテルのさらに具体的な実施形態について、以下の実施例で説明する。
〔実施例〕
先ず、バルーン先端からバルーン後端までの長さが30mm、後端側の最大外直径が30mm、膜厚みが160μmの先すぼみの円錐形状を有するバルーン2を次のようにして作成した。即ち、所望のバルーン形状に対応する型面を有するガラス製バルーン成形型を濃度13%のポリウレタン溶液に浸漬し、熱をかけて溶媒を蒸発させて、成形型表面にウレタンポリマー被膜を形成するディッピング法によりバルーン2を製作した。
一方、カテーテル1の外筒シャフト3として12Fr、内径2.7mm、全長800mmの硫酸バリウム30%含有のポリ塩化ビニル製チューブを用い、直径2.8mm、長さ7mmでサンドブラスト仕上げの外表面を有するステンレスパイプを金属パイプ3Aとしてチューブの先端に内挿嵌着した後、四方コネクタ7をチューブの先後端に内挿嵌合した後0.1mmのナイロン製糸で縛り固定した。
他方、内筒シャフト4として4Fr、内径1.1mm、全長900mmのナイロン11製チューブを用い、直径1.2mm、長さ6mmでサンドブラスト仕上げの外表面を有するステンレスパイプを金属パイプ4Aとしてチューブの先端に内挿嵌着後、0.1mmのナイロン製糸で縛り固定した。さらに、外径2.0mm、内径1.1mm、長さ約10mmの合成樹脂製パイプ15を金属パイプ4Aに外挿接着して継ぎ足した後、内筒シャフト4を四方コネクタ7を介して挿入してから四方コネクタ7のキャップを締め付けて二重筒式のカテーテル1を製作した。
また、高周波通電用電極5Aとして、銀メッキを0.1μm施した直径0.5mmの電気用軟銅線の先端を内径1.6mm、長さ5mmのコイル状に整形して半田で補強するとともに、4フッ化エチレン−6フッ化プロピレン共重合体(FEP)を用いて他の部分に電気絶縁性保護被覆14を施し電力送給用リード線12とした。さらに他方の高周波通電用電極5Bとして、銀メッキを0.1μm施した直径0.5mmの電気用軟銅線の先端を内径1.6mm、長さ5mmのコイル状に整形して半田で補強するとともに、2本の高周波通電用電極5Aおよび5Bを銀メッキを0.1μm施した直径0.5mm、長さ2mmの電気用軟銅線にて半田で接続した。すなわち、それぞれの高周波通電用電極5Aおよび5Bは、2mmの間隔を開けて電気的に接続されていることになる。また、それぞれの高周波通電用電極5Aおよび5Aの表面積の合計は、およそ200mmとなる。
さらに、温度センサ9として、ポリ4フッ化エチレンを用いて電気絶縁性保護被覆13を施した極細熱電対ダブル(銅−コンスタンタン)線をセンサ用リード線11付きのものとして製作した。
温度センサ9を高周波通電用電極5Aに固定した後、高周波通電用電極5Aおよび5Bを内筒シャフト4の先端に嵌挿してから、センサ用リード線11と電力送給用リード線12を外筒シャフト3と内筒シャフト4の間のクリアランスを引き通してセンサ用リード線11と電力送給用リード線12の後端を四方コネクタ7より引っ張り出し、さらにセンサ用リード線11と電力送給用リード線12の先端のところをアラミド繊維製の固定具でもって、高周波通電用電極5Aを金属パイプ3Aに固定した。
最後に、バルーン2の前端部を金属パイプ4Aに0.1mmのナイロン製糸で縛り固定すると共に、バルーン2の後端部を金属パイプ3Aに0.1mmのナイロン製糸で縛り固定し、アブレーションカテーテルを完成した(以下、実施例のアブレーションカテーテルと略す)。
〔高周波通電用電極の表面積の検討〕
比較のために分割された高周波通電用電極5Aおよび5Bの表面積の合計を10mmにしたアブレーションカテーテル(以下、比較例1のアブレーションカテーテルと略す。)、および分割された高周波通電用電極5Aおよび5Bの表面積の合計を20mmにしたアブレーションカテーテル(以下、比較例2のアブレーションカテーテルと略す。)を製作し、実施例のアブレーションカテーテル(分割された高周波通電用電極5Aの表面積の合計はおよそ200mmである)と比較した。37℃の生理食塩水で満たした水槽に、それぞれのアブレーションカテーテルを浸漬させ、電力供給用リード線12を高周波電源10に接続した。いずれのバルーンも、造影剤(イオキサグル酸注射液:商品名ヘキサブリックス320)を生理食塩水にて50%に希釈した液を注入し、後端側の最大外径を30mmに膨張させた。
高周波電源10の周波数を13.56MHz、バルーン2内の設定温度を75℃に設定し、5分間高周波を通電した。その結果、比較例1のアブレーションカテーテルでは、高周波通電用電極の表面積が小さいために高周波電流が集中し、高周波通電用電極5Aおよび5Bの周囲のみ100℃に達するため、バルーン内の電極周辺の液体が沸騰し気泡が発生する様子が認められた。患者の体内で沸騰が起きるほど高温となるのは患者にとって好ましくないことは明らかである。また、沸騰が起こることにより電極間のインピーダンスが激しく変化し、高周波発生装置とインピーダンス整合をとるのが難しくなった。比較例2のアブレーションカテーテルでは、液体が沸騰する様子は認められなかった。また、実施例のアブレーションカテーテルにおいても、液体が沸騰する様子は認められなかった。高周波通電用電極5の表面積の合計は、沸騰が認められない20mm以上であることが望ましい。
さらに、比較例2のアブレーションカテーテルでは、バルーン1の表面温度は50℃程度までしか昇温しなかったのに対して、実施例のアブレーションカテーテルではバルーン2の表面温度は60℃程度まで昇温した。これは、比較例2のアブレーションカテーテルでは、実施例のアブレーションカテーテルと比較して、高周波通電用電極の表面積が小さいために高周波電流が集中し、高周波通電用電極5Aおよび5Bの周囲のみ75℃に達するためである。すなわち、比較例2のアブレーションカテーテルにおいて、バルーン2の表面温度を60℃にするためには、バルーン2内の設定温度を90℃に設定する必要があることを確認した。患者体内では安全性の点から、最高到達温度は低い方が望ましいのは明らかであり、比較例2のアブレーションカテーテルよりも、実施例のアブレーションカテーテルの方が安全性の点から優れていると言える。
〔バルーン部の可撓性の評価〕
比較のために高周波通電用電極5を分割しないで、高周波通電用電極5の軸方向長さを10mmにしたアブレーションカテーテル(高周波通電用電極はバルーンのほぼ中央に設置した。以下、比較例3のアブレーションカテーテルと略す。)を製作し、実施例のアブレーションカテーテル(分割された高周波通電用電極5Aおよび5Bの軸方向長さは5mm、それぞれの高周波通電用電極間の距離は2mmである。)と電極部の可撓性を比較した。
その結果、図9に示すように、比較例3のアブレーションカテーテルでは、剛性が高い金属製の高周波通電用電極5の部分は全く可撓性が無いが、実施例のアブレーションカテーテルのように、分割した金属製の高周波通電用電極5Aと5Bの間に、金属に比較して良好な可撓性を有するナイロン11製の内筒シャフト4がある場合は、高周波通電用電極全体として、曲げることが可能となった。すなわちバルーン部全体としても、比較例3のアブレーションカテーテルに比べ、良好な可撓性を得ることが可能となった。
なお、本発明は、上記の実施例に限られるものではなく、以下のような形態で実施することも可能である。
例えば、実施例のアブレーションカテーテルは、液体送給装置6や高周波電源10を全て備えた構成であったが、液体送給装置6や高周波電源10は実際に使用する際に別途調達することが可能であるので、本発明のアブレーションカテーテルは、液体送給装置6や高周波電源10は備えていないカテーテル1であってもよい。
本発明の一実施形態のアブレーションカテーテルの全体の構成を示す平面図である。 本発明の一実施形態のバルーンの内部を示す断面図である。 本発明の一実施形態のバルーンの膨張時の外形を示す正面図である。 本発明の一実施形態のカテーテルシャフトの横断面図である。 本発明の一実施形態のアブレーションカテーテルによる肺静脈口の焼灼時の状況を示す模式図である。 患者体外に配置した対極板を使用する従来のアブレーションカテーテルによる肺静脈口の焼灼状況を示す模式図である。 高周波通電用電極部の可撓性を、比較例3のアブレーションカテーテルと実施例のアブレーションカテーテルで比較した図である。
符号の説明
1 : カテーテル
2 : バルーン
3 : 外筒シャフト
4 : 内筒シャフト
5 : 高周波通電用電極
5A : 分割された高周波通電用電極
5B : 分割された高周波通電用電極
54 : 対極板
6 : 液体送給装置(液体送給手段)
7 : 四方コネクタ
8 : ダイヤフラム式攪拌機構(液体攪拌手段)
9 : 温度センサ
10 : 高周波電源(電力供給手段)
11 : センサ用リード線
12 : 電力送給用リード線
13、14 : 電気絶縁性保護被覆
15 : 合成樹脂パイプ

Claims (7)

  1. カテーテルシャフト、該カテーテルシャフトに取り付けられたバルーン、該バルーンの内部に位置する電極、該電極に高周波電力を供給する高周波電力供給用リード線、および前記バルーン内に液体を供給する液体供給路からなるアブレーションカテーテルにおいて、前記高周波通電用電極の電極は単極であって、前記高周波通電用電極の表面積が20mm以上であることを特徴とするバルーン付きアブレーションカテーテル。
  2. 請求項1に記載のバルーン付きアブレーションカテーテルにおいて、前記高周波通電用電極が複数個に分割されており、分割された高周波通電用電極の表面積の合計が20mm以上であることを特徴とするバルーン付きアブレーションカテーテル。
  3. 請求項1または2に記載のバルーン付きアブレーションカテーテルにおいて、カテーテルが外筒シャフトと内筒シャフトとが軸方向に移動可能なかたちで同心的に通し合わされている二重筒式カテーテルであって、バルーンの先端部が内筒シャフトの先端に固定されていて、バルーンの後端部が外筒シャフトの先端に固定されており、外筒シャフトと内筒シャフトとの相互間摺動によりバルーンを変形できることを特徴とするバルーン付きアブレーションカテーテル。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のバルーン付きアブレーションカテーテルが前記バルーンの後端に液体導入口を有し、さらに前記バルーンの内へカテーテルを経由して液体を送給する液体送給手段と、前記バルーン内部又は表面に備えた温度センサの測温結果に応じた供給量で高周波電力を供給する電力供給手段を備えていることを特徴とするバルーン付きアブレーションカテーテル。
  5. 請求項4に記載のバルーン付きアブレーションカテーテルにおいて、液体送給手段により送給される液体が外筒シャフトと内筒シャフトの間のクリアランスを通ることを特徴とするバルーン付きアブレーションカテーテル。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のバルーン付きアブレーションカテーテルにおいて、アブレーション機構がバルーン内に満たした液体を100KHz〜2.45GHzの範囲の高周波通電により50℃〜80℃で加熱することを特徴とするバルーン付きアブレーションカテーテル。
  7. 請求項5または6に記載のバルーン付きアブレーションカテーテルにおいて、液体送給手段によって液体導入口から送り込まれた液体により膨張状態にあるバルーン内の液体をカテーテルとバルーンの間で出入りさせてバルーン内の液体を攪拌する液体攪拌手段を備えていることを特徴とするバルーン付きアブレーションカテーテル。
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