JP6905144B2 - エアロゾル生成装置並びにこれを動作させる方法及びプログラム - Google Patents

エアロゾル生成装置並びにこれを動作させる方法及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、ユーザが吸引するエアロゾルを生成するエアロゾル生成装置並びにこれを動作させる方法及びプログラムに関する。
一般的な電子たばこ、加熱式たばこ、ネブライザーなどの、ユーザが吸引するエアロゾルを生成するためのエアロゾル生成装置においては、霧化されることでエアロゾルとなるエアロゾル源が不足しているときにユーザが吸引を行うと、ユーザに対して十分なエアロゾルを供給できない。加えて、電子たばこや加熱式たばこの場合、意図した香喫味を有するエアロゾルを生成できないという問題が生じ得る。
この問題に対する解決策として、特許文献1には、エアロゾル生成フェーズ完了から所定時間経過後にヒータ温度を計測して、液体貯留部の液体レベルを決定する技術が開示されている。特許文献2には、ヒータが動作していない間にヒータの電気的パラメータを計測し、計測結果から得られるヒータに給電された電力量とそれにより生じる温度変化に基づき、液枯渇を検知する技術が開示されている。
しかしながら、従来の技術は、ヒータが動作していない間以外は液体レベル又は液枯渇を検出できないため、エアロゾル源が不足しているかを判定する機会が限られたものであった。
国際公開第2017/144191号 国際公開第2017/084818号
本開示は、上記の点に鑑みてなされたものである。
本開示が解決しようとする課題は、ユーザによるエアロゾルの吸引中において、エアロゾル源が不足しているかを判定可能なエアロゾル生成装置並びにそれを動作させる方法及びプログラムを提供することである。
上述した課題を解決するため、本開示の実施形態によれば、エアロゾル源を貯留する貯留部又は前記エアロゾル源を保持するエアロゾル基材と、電源からの給電による発熱で前記エアロゾル源を霧化し、且つ温度に応じて電気抵抗値が変化する負荷の電気抵抗値に関する値を出力する第1センサと、ユーザのエアロゾル生成に関する要求を受けて出力を発生する第2センサと、前記電源と前記負荷の間に直列接続され、第1開閉器を有する第1回路と、前記第1回路と並列に接続され、第2開閉器を有し、前記第1回路より電気抵抗値が大きい第2回路と、前記第1開閉器及び前記第2開閉器を制御する制御部と、を含み、前記制御部は、前記第2開閉器がオン状態である時の前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定し、前記第2センサによる前記出力が発生している期間が、前記第1開閉器がオン状態である時に前記第2開閉器がオン状態になる時点、又は、前記第1開閉器がオフ状態になるのと同時に前記第2開閉器がオン状態になる時点を含むように制御を行うよう構成される、エアロゾル生成装置が提供される。
一実施形態において、前記制御部は、前記第1開閉器のオン状態後に前記第2開閉器を オン状態にし、前記第1開閉器へのオフ信号と前記第2開閉器へのオン信号を同時に送信するよう構成される。
一実施形態において、前記制御部は、前記第2開閉器のオン状態後に前記第1開閉器をオン状態にし、前記第1開閉器へのオン信号と前記第2開閉器へのオフ信号を同時に送信するよう構成される。
一実施形態において、前記制御部は、前記第1開閉器と前記第2開閉器の一方がオン状態である時に、前記第1開閉器と前記第2開閉器の他方へオン信号を送信するよう構成される。
一実施形態において、前記制御部は、前記第1開閉器を既定時間だけオン状態にし、前記第1開閉器にオン信号を送信してから又は前記第1開閉器がオン状態になってから、前記既定時間から前記第2開閉器のターンオン時間を減算した時間の経過前に、前記第2開閉器へのオン信号を送信するよう構成される。
一実施形態において、前記制御部は、前記第1開閉器と前記第2開閉器の前記他方へのオン信号の送信後、前記第1開閉器と前記第2開閉器の前記一方へオフ信号を送信するよう構成される。
一実施形態において、前記制御部は、前記第1開閉器と前記第2開閉器の一方のターンオフ時 に、前記第1開閉器と前記第2開閉器の他方へオン信号を送信するよう構成される。
一実施形態において、前記制御部は、前記第1開閉器と前記第2開閉器の一方のターンオン時に、前記第1開閉器と前記第2開閉器の他方へオフ信号を送信するよう構成される。
一実施形態において、前記制御部は、前記第1開閉器へのオフ信号の送信後における前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定するよう構成される。
一実施形態において、前記制御部は、前記第1開閉器へのオフ信号の送信から前記第1開閉器のターンオフ時間経過後における前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定するよう構成される。
一実施形態において、前記制御部は、前記第2センサによる前記出力が発生している間は、前記第1開閉器を常にオン状態とし、且つ前記第2開閉器を間欠的にオン状態とするよう構成される。
一実施形態において、前記制御部は、前記第2センサによる前記出力が発生している間において、前記第1開閉器がオン状態である時間を前記第2開閉器がオンと状態である時間より長くするよう構成される。
一実施形態において、前記第1回路の高電圧側と前記第2回路の高電圧側が接続されるノードと、前記電源の間に接続される電圧変換器を含み、前記制御部は、前記第2開閉器がオン状態である間は、前記電圧変換器が定電圧を出力するように制御を行なうよう構成される。
一実施形態において、前記第1開閉器と前記第2開閉器は、同一の特性のスイッチ、同一の特性のトランジスタ、同一の特性のコンタクタのいずれかで構成される。
一実施形態において、前記第2センサは、前記エアロゾル生成装置に対するユーザの吸引により生じる流量又は流速を検知し、前記流量又は流速が第1閾値を越え且つ第2閾値を下回らない間だけ前記出力を生成する。
一実施形態において、前記第2センサは、前記エアロゾル生成装置に対するユーザの吸引により生じる圧力変化を検知し、前記圧力が第1閾値を下回り且つ第2閾値を越えない間だけ前記出力を生成する。
一実施形態において、開閉器がオン状態である期間は、当該開閉器に流れる電流が所定の値より大きくなってから前記所定の値に低下するまでの期間であり、開閉器がオフ状態である期間は、当該開閉器がオン状態でない期間である。
また、本開示の実施形態によれば、エアロゾル源を貯留する貯留部又は前記エアロゾル源を保持するエアロゾル基材と、電源からの給電による発熱で前記エアロゾル源を霧化し、且つ温度に応じて電気抵抗値が変化する負荷の電気抵抗値に関する値を出力する第1センサと、ユーザのエアロゾル生成に関する要求を受けて出力を生成する第2センサと、前記電源と前記負荷の間に直列接続され、第1開閉器を有する第1回路と、前記第1回路と並列に接続され、第2開閉器を有し、前記第1回路より電気抵抗値が大きい第2回路と、前記第1開閉器及び前記第2開閉器を制御する制御部と、を含むエアロゾル生成装置の動作方法であって、前記制御部が、前記第2開閉器がオン状態である時の前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定するステップと、前記第2センサによる前記出力が発生している期間が、前記第1開閉器がオン状態である時に前記第2開閉器がオン状態になる時点、又は、前記第1開閉器がオフ状態になるのと同時に前記第2開閉器がオン状態になる時点を含むように制御を行なうステップと、を含む方法が提供される。
また、本開示の実施形態によれば、エアロゾル源を貯留する貯留部又は前記エアロゾル源を保持するエアロゾル基材と、電源からの給電による発熱で前記エアロゾル源を霧化し、且つ温度に応じて電気抵抗値が変化する負荷の電気抵抗値に関する値を出力する第1センサと、ユーザのエアロゾル生成に関する要求を受けて出力を生成する第2センサと、前記電源と前記負荷の間に直列接続され、第1開閉器を有する第1回路と、前記第1回路と並列に接続され、第2開閉器を有し、前記第1回路より電気抵抗値が大きい第2回路と、前記第1開閉器及び前記第2開閉器を制御する制御部と、を含み、前記制御部は、前記第2開閉器がオン状態である時の前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定し、前記第2センサによる前記出力が生成されている間は前記電源による給電が継続するように、前記第1開閉器と前記第2開閉器を制御するよう構成される、エアロゾル生成装置が提供される。
また、本開示の実施形態によれば、エアロゾル源を貯留する貯留部又は前記エアロゾル源を保持するエアロゾル基材と、電源からの給電による発熱で前記エアロゾル源を霧化し、且つ温度に応じて電気抵抗値が変化する負荷の電気抵抗値に関する値を出力する第1センサと、ユーザのエアロゾル生成に関する要求を受けて出力を生成する第2センサと、前記電源と前記負荷の間に直列接続され、第1開閉器を有する第1回路と、前記第1回路と並列に接続され、第2開閉器を有し、前記第1回路より電気抵抗値が大きい第2回路と、前記第1開閉器及び前記第2開閉器を制御する制御部と、を含むエアロゾル生成装置の動作方法であって、前記制御部が、前記第2開閉器がオン状態である時の前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定するステップと、前記第2センサによる前記出力が生成されている間は前記電源による給電が継続するように、前記第1開閉器と前記第2開閉器を制御するステップとを含む方法が提供される。
また、本開示の実施形態によれば、エアロゾル源を貯留する貯留部又は前記エアロゾル源を保持するエアロゾル基材と、電源からの給電による発熱で前記エアロゾル源を霧化し、且つ温度に応じて電気抵抗値が変化する負荷の電気抵抗値に関する値を出力する第1センサと、ユーザのエアロゾル生成に関する要求を受けて出力を生成する第2センサと、前記電源と前記負荷の間に直列接続され、第1開閉器を有する第1回路と、前記第1回路と並列に接続され、第2開閉器を有し、前記第1回路より電気抵抗値が大きい第2回路と、前記第1開閉器及び前記第2開閉器を制御する制御部と、を含み、前記制御部は、前記第2開閉器がオン状態であり、前記第2センサにより前記出力が生成され、且つ前記負荷によりエアロゾルが生成されている時又は前記負荷によるエアロゾルの生成が停止した直後の前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定するよう構成される、エアロゾル生成装置が提供される。
また、本開示の実施形態によれば、エアロゾル源を貯留する貯留部又は前記エアロゾル源を保持するエアロゾル基材と、電源からの給電による発熱で前記エアロゾル源を霧化し、且つ温度に応じて電気抵抗値が変化する負荷の電気抵抗値に関する値を出力する第1センサと、ユーザのエアロゾル生成に関する要求を受けて出力を生成する第2センサと、前記電源と前記負荷の間に直列接続され、第1開閉器を有する第1回路と、前記第1回路と並列に接続され、第2開閉器を有し、前記第1回路より電気抵抗値が大きい第2回路と、前記第1開閉器及び前記第2開閉器を制御する制御部と、を含むエアロゾル生成装置の動作方法であって、前記制御部が、前記第2開閉器がオン状態であり、前記第2センサにより前記出力が生成され、且つ前記負荷によりエアロゾルが生成されている時又は前記負荷によるエアロゾルの生成が停止した直後の前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定するステップを含む方法が提供される。
また、本開示の実施形態によれば、エアロゾル源を貯留する貯留部又は前記エアロゾル源を保持するエアロゾル基材と、電源からの給電による発熱で前記エアロゾル源を霧化し、且つ温度に応じて電気抵抗値が変化する負荷の電気抵抗値に関する値を出力する第1センサと、ユーザのエアロゾル生成に関する要求を受けて出力を生成する第2センサと、前記電源と前記負荷の間に直列接続され、第1開閉器を有する第1回路と、前記第1回路と並列に接続され、第2開閉器を有し、前記第1回路より電気抵抗値が大きい第2回路と、前記第1開閉器及び前記第2開閉器を制御する制御部と、を含み、前記制御部は、前記第2開閉器がオン状態である時の前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定し、前記第2センサにより前記出力が生成されている間の、前記第1開閉器がオン状態である期間が含む期間であって、第1開閉器がオン状態である期間が終了する時点から、前記第2開閉器へオン信号を送信してから前記第2開閉器がオン状態になるまでの時間前に終了する期間において、前記第2開閉器へのオン信号を送信するよう構成される、エアロゾル生成装置が提供される。
また、本開示の実施形態によれば、エアロゾル源を貯留する貯留部又は前記エアロゾル源を保持するエアロゾル基材と、電源からの給電による発熱で前記エアロゾル源を霧化し、且つ温度に応じて電気抵抗値が変化する負荷の電気抵抗値に関する値を出力する第1センサと、ユーザのエアロゾル生成に関する要求を受けて出力を生成する第2センサと、前記電源と前記負荷の間に直列接続され、第1開閉器を有する第1回路と、前記第1回路と並列に接続され、第2開閉器を有し、前記第1回路より電気抵抗値が大きい第2回路と、前記第1開閉器及び前記第2開閉器を制御する制御部と、を含むエアロゾル生成装置の動作方法であって、前記制御部が、前記第2開閉器がオン状態である時の前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定するステップと、前記第2センサにより出力が生成されている間の、前記第1開閉器がオン状態である期間が含む期間であって、第1開閉器がオン状態である期間が終了する時点から、前記第2開閉器へオン信号を送信してから前記第2開閉器がオン状態になるまでの時間前に終了する期間において、前記第2開閉器へのオン信号を送信するステップとを含む方法が提供される。
また、本開示の実施形態によれば、エアロゾル源を貯留する貯留部又は前記エアロゾル源を保持するエアロゾル基材と、電源からの給電による発熱で前記エアロゾル源を霧化し、且つ温度に応じて電気抵抗値が変化する負荷の電気抵抗値に関する値を出力する第1センサと、ユーザのエアロゾル生成に関する要求を受けて出力を生成する第2センサと、前記電源と前記負荷の間に直列接続され、第1開閉器を有する第1回路と、前記第1回路と並列に接続され、第2開閉器を有し、前記第1回路より電気抵抗値が大きい第2回路と、前記第1開閉器及び前記第2開閉器を制御する制御部と、を含み、前記制御部は、前記第2開閉器がオン状態である時の前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定し、前記第2センサにより前記出力が生成されている間の、前記第1開閉器へのオフ信号の送信時において、前記第2開閉器へのオン信号を送信するよう構成され、前記第1開閉器のターンオフ時間は、前記第2開閉器にオン信号が送信されてから前記第2開閉器がオン状態になるまでの時間以上である、エアロゾル生成装置が提供される。
また、本開示の実施形態によれば、エアロゾル源を貯留する貯留部又は前記エアロゾル源を保持するエアロゾル基材と、電源からの給電による発熱で前記エアロゾル源を霧化し、且つ温度に応じて電気抵抗値が変化する負荷の電気抵抗値に関する値を出力する第1センサと、ユーザのエアロゾル生成に関する要求を受けて出力を生成する第2センサと、前記電源と前記負荷の間に直列接続され、第1開閉器を有する第1回路と、前記第1回路と並列に接続され、第2開閉器を有し、前記第1回路より電気抵抗値が大きい第2回路と、前記第1開閉器及び前記第2開閉器を制御する制御部と、を含むエアロゾル生成装置の動作方法であって、前記制御部が、前記第2開閉器がオン状態である時の前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定するステップと、前記第2センサにより出力が生成されている間の、前記第1開閉器へのオフ信号の送信時において、前記第2開閉器へのオン信号を送信するステップとを含み、前記第1開閉器のターンオフ時間は、前記第2開閉器にオン信号が送信されてから前記第2開閉器がオン状態になるまでの時間以上である、方法が提供される。
また、本開示の実施形態によれば、プロセッサにより実行されると、前記プロセッサに、上記方法を実行させるプログラムが提供される。
本開示の実施形態によれば、ユーザによるエアロゾルの吸引中において、エアロゾル源が不足しているかを判定可能なエアロゾル生成装置並びにそれを動作させる方法及びプログラムを提供することができる。
本開示の一実施形態による、エアロゾル生成装置の構成の概略的なブロック図である。 本開示の一実施形態による、エアロゾル生成装置の構成の概略的なブロック図である。 本開示の一実施形態による、エアロゾル生成装置の一部に関する例示的な回路構成を示す図である。 本開示の一実施形態による、エアロゾル源が不足しているか否かを判定する例示的な処理のフローチャートである。 本開示の一実施形態における、スイッチに係る用語を説明するための図である。 本開示の一実施形態による、エアロゾル源が不足しているか否かを判定する原理を説明するための図である。 エアロゾル源が不足しているか否かを判定する例示的な処理に従う、センサの出力値や信号の時間にわたる変化例を表す図である。 エアロゾル源が不足しているか否かを判定する例示的な処理に従う、センサの出力値や信号の時間にわたる変化例を表す図である。 エアロゾル源が不足しているか否かを判定する例示的な処理に従う、センサの出力値や信号の時間にわたる変化例を表す図である。 エアロゾル源が不足しているか否かを判定する例示的な処理に従う、センサの出力値や信号の時間にわたる変化例を表す図である。 エアロゾル源が不足しているか否かを判定する例示的な処理に含まれる、より具体的な例示的な処理のフローチャートである。 エアロゾル源が不足しているか否かを判定する例示的な処理に従う、より詳細な信号の時間にわたる変化例を表す図である。 エアロゾル源が不足しているか否かを判定する例示的な処理に含まれる、より具体的な例示的な処理のフローチャートである。 エアロゾル源が不足しているか否かを判定する例示的な処理に従う、より詳細な信号の時間にわたる変化例を表す図である。 エアロゾル源が不足しているか否かを判定する例示的な処理に含まれる、より具体的な例示的な処理のフローチャートである。 エアロゾル源が不足しているか否かを判定する例示的な処理に従うより詳細な、信号の時間にわたる変化例を表す図である。 本開示の一実施形態による、エアロゾル源が不足しているか否かを判定する例示的な処理のフローチャートである。 エアロゾル源が不足しているか否かを判定する例示的な処理に従う、センサの出力値や信号の時間にわたる変化例を表す図である。
以下、図面を参照しながら本開示の実施形態について詳しく説明する。なお、本開示の実施形態は、電子たばこ,加熱式たばこ及びネブライザーを含むが、これらに限定されない。本開示の実施形態は、ユーザが吸引するエアロゾルを生成するための様々なエアロゾル生成装置を含み得る。
図1Aは、本開示の一実施形態に係るエアロゾル生成装置100Aの構成の概略的なブロック図である。図1Aは、エアロゾル生成装置100Aが備える各コンポーネントを概略的且つ概念的に示すものであり、各コンポーネント及びエアロゾル生成装置100Aの厳密な配置、形状、寸法、位置関係等を示すものではないことに留意されたい。
図1Aに示されるように、エアロゾル生成装置100Aは、第1の部材102(以下、「本体102」と呼ぶ)及び第2の部材104A(以下、「カートリッジ104A」と呼ぶ)を備える。図示されるように、一例として、本体102は、制御部106、通知部108、電源110、センサ112及びメモリ114を含んでもよい。エアロゾル生成装置100Aは、流量センサ、圧力センサ、電圧センサなどのセンサを有してもよく、本開示においてはこれらをまとめて「センサ112」とも呼ぶ。本体102はまた、後述する回路134を含んでもよい。一例として、カートリッジ104Aは、貯留部116A、霧化部118A、空気取込流路120、エアロゾル流路121、吸口部122、保持部130及び負荷132を含んでもよい。本体102内に含まれるコンポーネントの一部がカートリッジ104A内に含まれてもよい。カートリッジ104A内に含まれるコンポーネントの一部が本体102内に含まれてもよい。カートリッジ104Aは、本体102に対して着脱可能に構成されてもよい。あるいは、本体102及びカートリッジ104A内に含まれるすべてのコンポーネントが、本体102及びカートリッジ104Aに代えて、同一の筐体内に含まれてもよい。
貯留部116Aは、エアロゾル源を収容するタンクとして構成されてもよい。この場合、エアロゾル源は、例えば、グリセリンやプロピレングリコールといった多価アルコール、水などの液体である。エアロゾル生成装置100Aが電子たばこである場合、貯留部116A内のエアロゾル源は、加熱することによって香喫味成分を放出するたばこ原料やたばこ原料由来の抽出物を含んでいてもよい。保持部130は、エアロゾル源を保持する。例えば、保持部130は、繊維状又は多孔質性の素材から構成され、繊維間の隙間や多孔質材料の細孔に液体としてのエアロゾル源を保持する。前述した繊維状又は多孔質性の素材には、例えばコットンやガラス繊維、またはたばこ原料などを用いることができる。エアロゾル生成装置100Aがネブライザー等の医療用吸入器である場合、エアロゾル源はまた、患者が吸入するための薬剤を含んでもよい。別の例として、貯留部116Aは、消費されたエアロゾル源を補充することができる構成を有してもよい。あるいは、貯留部116Aは、エアロゾル源が消費された際に貯留部116A自体を交換することができるように構成されてもよい。また、エアロゾル源は液体に限られるものではなく、固体でも良い。エアロゾル源が固体の場合の貯留部116Aは、空洞の容器であっても良い。
霧化部118Aは、エアロゾル源を霧化してエアロゾルを生成するように構成される。センサ112によって吸引動作が検知されると、霧化部118Aはエアロゾルを生成する。例えば、保持部130は、貯留部116Aと霧化部118Aとを連結するように設けられる。この場合、保持部130の一部は貯留部116Aの内部に通じ、エアロゾル源と接触する。保持部130の他の一部は霧化部118Aへ延びる。なお、霧化部118Aへ延びた保持部130の他の一部は、霧化部118Aに収められてもよく、あるいは、霧化部118Aを通って再び貯留部116Aの内部に通じてもよい。エアロゾル源は、保持部130の毛細管効果によって貯留部116Aから霧化部118Aへと運ばれる。一例として、霧化部118Aは、電源110に電気的に接続された負荷132を含むヒータを備える。ヒータは、保持部130と接触又は近接するように配置される。吸引動作が検知されると、制御部106は、霧化部118Aのヒータを制御し、保持部130を通じて運ばれたエアロゾル源を加熱することによって当該エアロゾル源を霧化する。霧化部118Aの別の例は、エアロゾル源を超音波振動によって霧化する超音波式霧化器であってもよい。霧化部118Aには空気取込流路120が接続され、空気取込流路120はエアロゾル生成装置100Aの外部へ通じている。霧化部118Aにおいて生成されたエアロゾルは、空気取込流路120を介して取り込まれた空気と混合される。エアロゾルと空気の混合流体は、矢印124で示されるように、エアロゾル流路121へと送り出される。エアロゾル流路121は、霧化部118Aにおいて生成されたエアロゾルと空気との混合流体を吸口部122まで輸送するための管状構造を有する。
吸口部122は、エアロゾル流路121の終端に位置し、エアロゾル流路121をエアロゾル生成装置100Aの外部に対して開放するように構成される。ユーザは、吸口部122を咥えて吸引することにより、エアロゾルを含んだ空気を口腔内へ取り込む。
通知部108は、LEDなどの発光素子、ディスプレイ、スピーカ、バイブレータなどを含んでもよい。通知部108は、必要に応じて、発光、表示、発声、振動などによって、ユーザに対して何らかの通知を行うように構成される。
電源110は、通知部108、センサ112、メモリ114、負荷132、回路134などのエアロゾル生成装置100Aの各コンポーネントに電力を供給する。電源110は、一次電池であるか、又は、エアロゾル生成装置100Aの所定のポート(図示せず)を介して外部電源に接続することにより充電することができる二次電池であってよい。電源110のみを本体102又はエアロゾル生成装置100Aから取り外すことができてもよく、新しい電源110と交換することができてもよい。また、本体102全体を新しい本体102と交換することによって電源110を新しい電源110と交換することができてもよい。
センサ112は、回路134の全体又は特定の部分に印加される電圧の値、負荷132の抵抗値に関する値又は温度に関する値などを取得するために用いられる1つ又は複数のセンサを含んでもよい。センサ112は回路134に組み込まれてもよい。センサ112の機能が制御部106に組み込まれてもよい。センサ112はまた、空気取込流路120及び/又はエアロゾル流路121内の圧力の変動を検知する圧力センサ又は流量を検知する流量センサを含んでもよい。センサ112はまた、貯留部116Aなどのコンポーネントの重量を検知する重量センサを含んでもよい。センサ112はまた、エアロゾル生成装置100Aを用いたユーザによるパフの回数を計数するように構成されてもよい。センサ112はまた、霧化部118Aへの通電時間を積算するように構成されてもよい。センサ112はまた、貯留部116A内の液面の高さを検知するように構成されてもよい。センサ112はまた、電源110のSOC(State of Charge,充電状態)、電流積算値、電圧などを求める又は検知するように構成されてもよい。SOCは、電流積算法(クーロン・カウンティング法)やSOC−OCV(Open Circuit Voltage,開回路電圧)法等によって求められてもよい。センサ112はまた、ユーザが操作可能な操作ボタンなどであってもよい。
制御部106は、マイクロプロセッサ又はマイクロコンピュータとして構成された電子回路モジュールであってもよい。制御部106は、メモリ114に格納されたコンピュータ実行可能命令に従ってエアロゾル生成装置100Aの動作を制御するように構成されてもよい。メモリ114は、ROM、RAM、フラッシュメモリなどの記憶媒体である。メモリ114には、上記のようなコンピュータ実行可能命令のほか、エアロゾル生成装置100Aの制御に必要な設定データ等が格納されてもよい。例えば、メモリ114は、通知部108の制御方法(発光、発声、振動等の態様等)、センサ112により取得及び/又は検知された値、霧化部118Aの加熱履歴等の様々なデータを格納してもよい。制御部106は、必要に応じてメモリ114からデータを読み出してエアロゾル生成装置100Aの制御に利用し、必要に応じてデータをメモリ114に格納する。
図1Bは、本開示の一実施形態に係るエアロゾル生成装置100Bの構成の概略的なブロック図である。
図示されるように、エアロゾル生成装置100Bは、図1Aのエアロゾル生成装置100Aと類似した構成を有する。但し、第2の部材104B(以下、「エアロゾル発生物品104B」又は「スティック104B」と呼ぶ)の構成は第1の部材104Aの構成とは異なっている。一例として、エアロゾル発生物品104Bは、エアロゾル基材116B、霧化部118B、空気取込流路120、エアロゾル流路121、吸口部122を含んでもよい。本体102内に含まれるコンポーネントの一部がエアロゾル発生物品104B内に含まれてもよい。エアロゾル発生物品104B内に含まれるコンポーネントの一部が本体102内に含まれてもよい。エアロゾル発生物品104Bは、本体102に対して挿抜可能に構成されてもよい。あるいは、本体102及びエアロゾル発生物品104B内に含まれるすべてのコンポーネントが、本体102及びエアロゾル発生物品104Bに代えて、同一の筐体内に含まれてもよい。
エアロゾル基材116Bは、エアロゾル源を担持する固体として構成されてもよい。図1Aの貯留部116Aの場合と同様に、エアロゾル源は、例えば、グリセリンやプロピレングリコールといった多価アルコール、水などの液体であってもよい。エアロゾル基材116B内のエアロゾル源は、加熱することによって香喫味成分を放出するたばこ原料やたばこ原料由来の抽出物を含んでいてもよい。エアロゾル生成装置100Aがネブライザー等の医療用吸入器である場合、エアロゾル源はまた、患者が吸入するための薬剤を含んでもよい。エアロゾル基材116Bは、エアロゾル源が消費された際にエアロゾル基材116B自体を交換することができるように構成されてもよい。エアロゾル源は液体に限られるものではなく、固体でも良い。
霧化部118Bは、エアロゾル源を霧化してエアロゾルを生成するように構成される。センサ112によって吸引動作が検知されると、霧化部118Bはエアロゾルを生成する。霧化部118Bは、電源110に電気的に接続された負荷を含むヒータ(図示せず)を備える。吸引動作が検知されると、制御部106は、霧化部118Bのヒータを制御し、エアロゾル基材116B内に担持されたエアロゾル源を加熱することによって当該エアロゾル源を霧化する。霧化部118Bの別の例は、エアロゾル源を超音波振動によって霧化する超音波式霧化器であってもよい。霧化部118Bには空気取込流路120が接続され、空気取込流路120はエアロゾル生成装置100Bの外部へ通じている。霧化部118Bにおいて生成されたエアロゾルは、空気取込流路120を介して取り込まれた空気と混合される。エアロゾルと空気の混合流体は、矢印124で示されるように、エアロゾル流路121へと送り出される。エアロゾル流路121は、霧化部118Bにおいて生成されたエアロゾルと空気との混合流体を吸口部122まで輸送するための管状構造を有する。
制御部106は、本開示の実施形態に係るエアロゾル生成装置100A及び100B(以下、まとめて「エアロゾル生成装置100」とも呼ぶ)を様々な方法で制御するように構成される。
エアロゾル生成装置においてエアロゾル源が不足しているときにユーザが吸引を行うと、ユーザに対して十分なエアロゾルを供給できない。加えて、電子たばこや加熱式たばこの場合、意図しない香喫味を有するエアロゾルが放出され得る(このような現象を「意図しない挙動」とも呼ぶ)。貯留部116A又はエアロゾル基材116B内のエアロゾル源が不足しているときに加えて、貯留部116Aにエアロゾル源が十分に残っているが保持部130内のエアロゾル源が一時的に不足しているときにも、意図しない挙動が生じ得る。本願発明者らは、エアロゾル源が不足するときに適切な制御を実行するエアロゾル生成装置並びにそれを動作させる方法及びプログラムを発明した。以下では、主として、エアロゾル生成装置が図1Aに示す構成を有する場合を想定して、本開示の各実施形態について詳しく説明する。但し、必要に応じて、エアロゾル生成装置が図1Bに示す構成を有する場合についても併せて説明する。エアロゾル生成装置が図1A及び図1Bの構成以外の様々な構成を有する場合にも本開示の実施形態を適用できることは当業者にとって明らかであろう。
図2は、本開示の第1の実施形態による、エアロゾル生成装置100Aの一部に関する例示的な回路構成を示す図である。
図2に示す回路200は、電源110、制御部106、センサ112A乃至D(以下、まとめて「センサ112」とも呼ぶ)、負荷132(以下、「ヒータ抵抗」とも呼ぶ)、第1回路202、第2回路204、第1電界効果トランジスタ(FET)206を含むスイッチQ1、変換部208、第2FET210を含むスイッチQ2、抵抗212(以下、「シャント抵抗」とも呼ぶ)を備える。負荷132の電気抵抗値は温度に応じて変化する。シャント抵抗212は、負荷132と直列に接続され、既知の電気抵抗値を有する。シャント抵抗212の電気抵抗値は温度に対して不変であってもよい。シャント抵抗212は負荷132より大きな電気抵抗値を有する。実施形態に応じて、センサ112C、112Dは省略されてもよい。FETだけでなく、IGBT、コンタクタなどの様々な素子をスイッチQ1及びQ2として用いることができることは当業者にとって明らかであろう。また、スイッチQ1及びQ2は、同一の特性を有していることが好ましい。従って、スイッチQ1及びQ2として用いるFET、IGBT、コンタクタ等は、同一の特性を有していることが好ましい。というのは、スイッチQ1及びQ2に同一の特性を持たせることにより、以下に説明する処理が実装しやすくなるためである。
変換部208は、例えばスイッチング・コンバータであり、FET214、ダイオード216、インダクタ218及びキャパシタ220を含み得る。変換部208が電源110の出力電圧を変換して、変換された出力電圧が回路全体に印加されるように、制御部106は変換部208を制御してもよい。ここで、変換部208は、制御部106による制御により、少なくともスイッチQ2がオン状態(後述する)である間は、一定の電圧を出力するよう構成されていることが好ましい。また、変換部208は、制御部106による制御により、スイッチQ1がオン状態である間にも又は常に、一定の電圧を出力するように構成されていてもよい。なお、スイッチQ1がオン状態である間に制御部106による制御により変換部208が出力する一定の電圧と、スイッチQ2がオン状態である間に制御部106による制御により変換部208が出力する一定の電圧は、同じでもよいし異なっていてもよい。これらが異なる場合、スイッチQ1がオン状態である間に制御部106による制御により変換部208が出力する一定の電圧は、スイッチQ2がオン状態である間に制御部106による制御により変換部208が出力する一定の電圧より、高くてもよいし低くてもよい。かかる構成によれば、電圧及び電圧の測定時(後述する)のパラメータが安定するため、エアロゾルの残量の推定精度が向上することになる。更に、変換部208は、制御部106による制御により、スイッチQ1のみがオン状態である間は、電源110の出力電圧が直接第1回路に印加されるように構成されていてもよい。なお、変換部208は必須のコンポーネントではなく、省略することも可能である。
図1Aに示される回路134は、電源110と負荷132とを電気的に接続し、第1回路202及び第2回路204を含み得る。第1回路202及び第2回路204は、電源110及び負荷132に対して並列接続される。第1回路202はスイッチQ1を含み得る。第2回路204はスイッチQ2及び抵抗212(及び、オプションとして、センサ112D)を含み得る。第1回路202は第2回路204よりも小さい抵抗値を有してもよい。この例において、センサ112B及び112Dは電圧センサであり、それぞれ、負荷132及び抵抗212の両端の電位差(以下、「電圧」又は「電圧値」と呼ぶこともある。)を検知するように構成される。しかし、センサ112の構成はこれに限定されない。例えば、センサ112は電流センサであってもよく、負荷132及び/又は抵抗212を流れる電流の値を検知してもよい。
図2において点線矢印で示すように、制御部106は、スイッチQ1、スイッチQ2等を制御することができ、センサ112により検知された値を取得することができる。制御部106は、スイッチQ1をオフ状態からオン状態に切り替えることにより第1回路202を機能させ、スイッチQ2をオフ状態からオン状態に切り替えることにより第2回路204を機能させるように構成されてもよい。制御部106は、スイッチQ1及びQ2を交互に切り替えることにより、第1回路202及び第2回路204を交互に機能させるように構成されてもよい。
第1回路202はエアロゾル源の霧化に用いられる。スイッチQ1がオン状態に切り替えられて第1回路202が機能するとき、ヒータ(すなわち、ヒータ内の負荷132)に電力が供給され、負荷132は加熱される。負荷132の加熱により、霧化部118A内の保持部130に保持されているエアロゾル源(図1Bのエアロゾル生成装置100Bの場合、エアロゾル基材116Bに担持されたエアロゾル源)が霧化されてエアロゾルが生成される。
第2回路204は、負荷132に印加される電圧の値、負荷132の抵抗値に関連する値、抵抗212に印加される電圧の値等を取得するために用いられる。一例として、図2に示すように、第2回路204に含まれるセンサ112B及び112Dが電圧センサである場合を考える。スイッチQ2がオンであり第2回路204が機能しているとき、電流はスイッチQ2、抵抗212及び負荷132を流れる。センサ112B及び112Dにより、それぞれ、負荷132に印加される電圧の値及び抵抗212に印加される電圧の値が得られる。また、センサ112Dにより取得された抵抗212に印加される電圧の値と、抵抗212の既知の抵抗値Rshuntとを用いて、負荷132を流れる電流の値を求めることができる。変換部208の出力電圧Voutと当該電流値とに基づいて、抵抗212及び負荷132の抵抗値の合計値を求めることができるので、当該合計値から既知の抵抗値Rshuntを差し引くことにより、負荷132の抵抗値RHTRを求めることができる。負荷132が温度に応じて抵抗値が変わる正又は負の温度係数特性を有している場合、予め知られている負荷132の抵抗値と温度との間の関係と、上述のようにして求められたと負荷132の抵抗値RHTRとに基づいて、負荷132の温度を推定することができる。抵抗212を流れる電流の値を用いて負荷132の抵抗値や温度を推定できることが当業者に理解されよう。この例における負荷132の抵抗値に関連する値は、負荷132の電圧値、電流値等を含み得る。センサ112B及び112Dの具体例は電圧センサに限定されず、電流センサ(例えば、ホール素子)などの他の素子を含み得る。
センサ112Aは、電源110の出力電圧を検知する。センサ112Cは、変換部208の出力電圧を検知する。あるいは、変換部208の出力電圧は、予め定められた目標電圧であってもよい。これらの電圧は、回路全体に印加される電圧である。
負荷132の温度がTHTRであるときの負荷132の抵抗値RHTRは、以下のように表すことができる。
HTR(THTR)=(VHTR×Rshunt)/(VBatt−VHTR) (1)
ここで、VBattは回路全体に印加される電圧である。変換部208を用いない場合、VBattは電源110の出力電圧である。変換部208を用いる場合、VBattは変換部208の出力電圧Vout又は目標電圧に該当する。VHTRはヒータに印加される電圧である。VHTRに代えて、シャント抵抗212に印加される電圧を用いてもよい。
図3は、本開示の一実施形態による、エアロゾル源が不足しているか否かを判定する例示的な処理300のフローチャートである。ここでは、制御部106がすべてのステップを実行するものとして説明を行う。しかし、一部のステップがエアロゾル生成装置100の別のコンポーネントによって実行されてもよいことに留意されたい。
処理はステップ302において開始する。ステップ302において、制御部106は、圧力センサ、流量センサ等から得られた情報に基づいて、ユーザによる吸引開始が検知されたか否かを判定する。例えば、制御部106は、圧力センサの出力値即ち圧力が所定の閾値を下回った場合に、ユーザによる吸引開始が検知されたと判定することができる。また、例えば、制御部106は、流量センサの出力値即ち流量又は流速が所定の閾値を越えた場合に、ユーザによる吸引開始が検知されたと判定することができる。かかる判定手法においては、ユーザの感覚に合ったエアロゾル生成が可能なため、流量センサは特に好適である。あるいは、制御部106は、これらのセンサの出力値が連続的に変化し始めた場合、ユーザによる吸引開始が検知されたと判定してもよい。あるいは、制御部106は、エアロゾルの生成を開始するためのボタンが押されたことなどに基づいて、ユーザによる吸引開始が検知されたと判定してもよい。
吸引開始が検知されない場合(ステップ302の「N」)、ステップ302の処理が繰り返される。
吸引開始が検知されたと判定されると(ステップ302の「Y」)、処理はステップ304に進む。ステップ304において、制御部106は、エアロゾル生成を試行するとともに、スイッチQ2をオン状態にして電圧又は電流を測定する。
ここで、スイッチが「オン状態」であることその他のスイッチに関する用語について、図2のスイッチQ1又はQ2を例に、図4を参照して説明する。
402は制御部106からスイッチQ1又はQ2に送信される時間tにわたる信号S(「L」又は「H」)の変化例を示している。404は、第1FET206又は第2FET210のゲート−ソース間電圧VGSの時間tにわたる変化例を示している。406は、第1FET206又は第2FETのドレイン−ソース間に流れる電流IDSの時間tにわたる変化例を示している。なお、図4に表された信号等の変化は例示にすぎず、縦方向の大小関係や各種時点のタイミング等は図示したものに限定されないことに留意されたい。
t1は信号SがL(ロー)からH(ハイ)に遷移した時点を示している。t2は電圧VGSが0以上の所定の閾値(以下、「第1閾値」と呼ぶ。)を上回った時点を示しており、t3は電流IDSが0以上の所定の閾値(以下、「第2閾値」と呼ぶ。)を上回った時点を示している。t4は、時点t2の後に初めて電圧VGSが所定の閾値(以下、「第3閾値」と呼ぶ。)を上回った時点を示しており、t5は、時点t3の後に初めて電流IDSが所定の閾値(以下、「第4閾値」と呼ぶ。)を上回った時点を示している。t6は電圧VGSのサージ又は瞬間的な電圧変動が落ち着いた時点を示しており、t7は電流IDSのサージ又は瞬間的な電流変動が落ち着いた時点を示している。t8は信号SがHからLに遷移した時点を示している。t9は、時点t6の後に電圧VGSが所定の閾値(以下、「第5閾値」と呼ぶ。)を下回った時点を示しており、t10は、時点t7の後に電流IDSが所定の閾値(以下、「第6閾値」と呼ぶ。)を下回った時点を示している。なお、第5閾値及び第6閾値は、それぞれ、第3閾値及び第4閾値と同一であっても異なっていてもよい。t11は電圧VGSが0以上の所定の閾値(以下、「第7閾値」と呼ぶ。)まで低下した時点を示しており、t12は電流IDSが0以上の所定の閾値(以下、「第8閾値」と呼ぶ。)まで低下した時点を示している。なお、第7閾値及び第8閾値は、それぞれ、第1閾値及び第2閾値と同一であっても異なっていてもよい。
本実施形態において、時点t1及び時点t8において、スイッチに「オン信号」及び「オフ信号」がそれぞれ送信されたものと定義される。
本実施形態において、スイッチの「ターンオン時」は、時点t1から開始し時点t5にて終了する期間p1として定義される。別実施形態において、「ターンオン時」は、時点t4、t6及びt7を含む別の時点において終了するものと定義されてもよい。なお、「ターンオン時」の長さを「ターンオン時間」という。また、本実施形態において、スイッチの「ターンオフ時」は、時点t8から開始し時点t12にて終了する期間p2として定義される。別実施形態において、「ターンオフ時」は、時点t11を含む別の時点に終了するものと定義されてもよい。なお、「ターンオフ時」の長さを「ターンオフ時間」という。
本実施形態において、スイッチが「オン状態」である期間は、時点t3から開始し時点t12にて終了する期間p3として定義される。別実施形態において、スイッチが「オン状態」である期間は、時点t2を含む別の時点から開始するものと定義されてもよい。また、別実施形態において、スイッチが「オン状態」である期間は、時点t11を含む別の時点にて終了するものと定義されてもよい。更に、スイッチが「オフ状態」である期間は、スイッチが「オン状態」でない期間として定義される。
図3に戻ると、ステップ304において測定される電圧又は電流は、本実施形態においては負荷132に印加される電圧VHTRである。別実施形態においては、負荷132を流れる電流IHTR又はシャント抵抗212に印加される電圧Vshunt若しくは流れる電流Ishuntであってよい。このステップは、負荷132及びシャント抵抗212のうちの一方の電圧又は電流を測定した場合に、他方の電圧又は電流を計算するステップを含んでいてよい。なお、ステップ304が含むより具体的な処理については、後述する。
処理はステップ306に進む。ステップ306において、制御部106は、ステップ304にて測定した電圧又は電流に基づき、エアロゾル源の残量を推定する。続いて、処理はステップ308に進む。ステップ308において、制御部106は、エアロゾル源が不足していると推定されるかを判定する。ここで、エアロゾル源が不足していることを推定する原理について、図5を参照して説明する。
ヒータが動作している場合に、貯留部116Aからエアロゾル源が十分供給されているときには、エアロゾル源の供給量とエアロゾルの生成量とがつりあい、保持部130においては一定量のエアロゾル源が保持されることになる。しかしながら、少なくとも、貯留部116Aにおけるエアロゾル源が不足すると、供給が不十分となり、保持部130において保持されるエアロゾル源の量が徐々に低下してゆくことになる。
図5は、ヒータが動作しているときの、各物理量の時間にわたる変化例を表している。502は、保持部130において保持されているエアロゾル源の量の時間tにわたる変化例を示している。504は貯留部116Aにおけるエアロゾル源が不足していないときに保持部130において保持されるエアロゾル源の量を示し、506はゼロを示している。512及び514は、それぞれ、負荷132の温度THTR及び抵抗値RHTRの時間tにわたる変化例を示している。前述したように、負荷132が正又は負の温度係数特性を有しているならば、負荷132の温度THTR及び抵抗値RHTRの時間tにわたる変化例は同様となる。
図5は、時点522において保持部130において保持されているエアロゾル源の量が減少し始めると、それとともに負荷132の温度THTRも上昇し始め、従って負荷132の抵抗値RHTRも増大し始めることを表している。言い換えると、時点522は、温度THTR又は抵抗値RHTRが増大し始める時点を示している。
ここで、保持部130において保持されているエアロゾル源の量がゼロとなる時点524における負荷132の温度THTR又は抵抗値RHTRを閾値TThre又はRThreとして事前に求めておけば、測定した電圧又は電流から負荷312の温度THTR又は抵抗値RHTRを計算し、閾値TThre又はRThreより大きい又は以上であるかを判定することにより、エアロゾル源が不足しているかを推定することが可能である。なお、閾値TThre又はRThreは、厳密に時点524における温度THTR又は抵抗値RHTRである必要はなく、時点522、即ち、温度THTRが上昇又は抵抗値RHTRが増大し始めた時点以降の所定の時点における温度THTR又は抵抗値RHTRであってもよい。なお、閾値TThreの一例は300℃〜400℃である。
図2に表した回路において、スイッチQ1がオフ状態、スイッチQ2がオン状態であるときに、負荷132の抵抗値RHTRと電圧VHTRとの関係は、前述の式(1)にて表される。式(1)は、抵抗値RHTRが負荷132の電圧VHTRの関数であり、電圧VHTRが増大するにつれ抵抗値RHTRが増大することを表している。従って、時点524を含む時点522以降の所定の時点における負荷132の電圧VHTRを閾値として事前に求めておけば、電圧VHTRが当該閾値より大きい又は以上であるかを判定することにより、エアロゾル源が不足しているかを推定することが可能である。
また、負荷132の抵抗値RHTRと負荷132に流れる電流IHTR(=シャント抵抗212に流れる電流)との関係は、以下のように表される。
HTR=VBATT/IHTR−Rshunt (2)
式(2)は、抵抗値RHTRが電流IHTRの関数であり、電流IHTRが減少するにつれ抵抗値RHTRが増大することを表している。従って、時点524を含む時点522以降の所定の時点における電流IHTRを閾値として事前に求めておけば、電流IHTRが当該閾値より小さい又は以下であるかを判定することにより、エアロゾル源が不足しているかを推定することが可能である。
更に、負荷132の抵抗値RHTRとシャント抵抗212に印加される電圧Vshuntとの関係は、以下のように表される。
HTR={(VBatt−Vshunt)/Vshunt}×Rshunt (3)
式(3)は、抵抗値RHTRが電圧Vshuntの関数であり、電圧Vshuntが減少するにつれ抵抗値RHTRが増大することを表している。従って、時点524を含む時点522以降の所定の時点における電圧Vshuntを閾値として事前に求めておけば、電圧Vshuntが閾値より小さい又は以下であるかを判定することにより、エアロゾル源が不足しているかを推定することが可能である。
なお、スイッチQ1とQ2との双方がオン状態であるときにも、負荷132を除く第1回路202の実質的な抵抗値を考慮すれば、上述したのと同様の原理によりエアロゾル源の残量が不足しているかを推定することが可能であることは明らかであろう。
従って、図3に戻ると、ステップ308は、ステップ304にて測定した電流又は電圧の値が所定の閾値より小さい若しくは大きい又は以下若しくは以上であるかを判定するステップを含んでいてよい。また、ステップ306は、負荷132の抵抗値RHTRを計算するステップを含み、ステップ308は、抵抗値RHTRが閾値RThreより大きい又は以上であるかを判定するステップを含んでいてよい。更に、ステップ306は、負荷132の温度THTRを計算するステップを含み、ステップ308は、温度THTRが閾値TThreより大きい又は以上であるかを判定するステップを含んでいてよい。
エアロゾル源が不足していると推定されると(ステップ308の[Y])、処理はステップ310に進む。ステップ310において、制御部106は、エアロゾル源が不足していることを検出し、所望の処理を実行する。
エアロゾル源の残量が不足していると推定されない場合(ステップ308の[N])、処理はステップ312に進む。ステップ312において、制御部106は、圧力センサ、流量センサ等から得られた情報に基づいて、ユーザによる吸引終了が検知されたか否かを判定する。例えば、制御部106は、圧力センサの出力値即ち圧力が所定の閾値を越えた場合に、ユーザによる吸引終了が検知されたと判定することができる。また、例えば、制御部106は、流量センサの出力値即ち流量又は流速が0でありうる所定の閾値を下回った場合に、ユーザによる吸引終了が検知されたと判定することができる。なお、この閾値は、ステップ302における閾値より大きくても、当該閾値と等しくても、当該閾値より小さくてもよい。あるいは、制御部106は、エアロゾルの生成を開始するためのボタンが離されたことなどに基づいて、ユーザによる吸引終了が検知されたと判定してもよい。
ユーザによる吸引終了が検知されない場合(ステップ312の[N])、処理はステップ304へと戻る。
ユーザにより吸引終了が検知されると(ステップ312の[Y])、処理は終了する。
図6A、6B、6C及び6Dは、図3の処理300に従う、センサの出力値や信号の時間にわたる変化例600、625、650及び675をそれぞれ表している。602は、流量センサ等の出力値の時間tにわたる変化例を示している。604及び606は、それぞれ、スイッチQ1及びスイッチQ2に送信される信号の時間tにわたる変化例を示している。612は、流量センサ等の出力値が閾値を越えた時点であって、ステップ302において吸引開始を検知した時点を示しており、614は、出力値が閾値を下回った時点を示している。なお、本実施形態において、時点612から開始し時点614にて終了する期間616が、上記センサによる出力値が発生している期間と定義される。また、上述したように、時点612及び614に係る上記閾値は、同一であってもどちらかが大きくてもよい。618は、ステップ308においてエアロゾル源が不足していると推定された時点を示している。620は、それぞれ、ステップ304の1回の実行による信号の変化に対応した期間、すなわちスイッチング周期である。
図6A〜6Dに表された信号の変化例に従って制御部106がスイッチQ1及びQ2を制御した場合、上記センサによる出力値が発生している期間616において、スイッチQ1がオン状態である時間は、スイッチQ2がオン状態である時間より長くなるであろう。より詳細には、図6A及び6Bに表された信号の変化例に従って制御部106がスイッチQ1及びQ2を制御した場合、1つの期間620において、スイッチQ1がオン状態である時間は、スイッチQ2がオン状態である時間より長くなるであろう。また、図6Cに表された信号の変化例に従って制御部106がスイッチQ1及びQ2を制御した場合、1つの期間620において、スイッチQ2がオン状態である期間が間隔をあけて複数生じ得ることになるが、その場合も、1つの期間620において、スイッチQ1がオン状態である時間は、スイッチQ2がオン状態である時間の積算時間よりも長くなるであろう。更に、図6Dに表された信号の変化例に従って制御部106がスイッチQ1及びQ2を制御した場合、1つの期間620において、スイッチQ1がオン状態である期間が間隔をあけて複数生じ得ることになるが、その場合も、1つの期間620において、スイッチQ1がオン状態である時間の積算時間は、スイッチQ2がオン状態である時間よりも長くなるであろう。このように、エアロゾルを生成するためのスイッチQ1がオン状態である時間をエアロゾル源の不足を検出するためのスイッチQ2がオン状態となる時間よりも長くすることにより、エアロゾル生成量が安定することになる。なお、図6Dでは、1つの期間620においてスイッチQ1がオン状態である期間が2回連続しているが、3回以上連続しても良い点に留意されたい。
図6A〜6Dに表された信号の変化は、あくまで例示であることに留意されたい。以下、図7〜12を参照して、ステップ304の1回の実行による信号の変化の幾つかの例について説明する。
図7は、ステップ304が含みうる、より具体的な第1の例示の処理700のフローチャートである。
702は、制御部106がスイッチQ1及びQ2がそれぞれオン状態及びオフ状態にするステップを示している。ステップ702においてスイッチQ1及びQ2がそれぞれオン状態及びオフ状態になるように、制御部106はスイッチQ1及びQ2にそれぞれオン信号及びオフ信号を送信する。ステップ702において、スイッチQ1がオン状態になるタイミングと、スイッチQ2がオフ状態になるタイミングは、同時であっても、どちらかが先であってもよい。また、スイッチQ1へのオン信号の送信と、スイッチQ2へのオフ信号の送信とは、同時であっても、どちらかが先であってもよい。なお、ステップ702においてスイッチQ1をオン状態にすることは、エアロゾル生成を主目的とするものである。
処理はステップ704に進む。ステップ704において、制御部106は、スイッチQ1がオフ状態になるのと同時にスイッチQ2がオン状態にする。ステップ702においてスイッチQ1がオフ状態になるのと同時にスイッチQ2がオン状態になるように、制御部106はスイッチQ1及びQ2にそれぞれオフ信号及びオン信号を送信する。
ここで、図8を参照して、第1の例示の処理700に係る、信号の時間にわたる変化例800について説明する。634及び636は、それぞれ、第1FET206及び第2FET210のIDSの変化例を示している。802及び804は、スイッチQ1がオン状態である期間806が開始及び終了する時点をそれぞれ示している。変化例800において、時点804は、スイッチQ2がオン状態である期間808が開始する時点でもある。810は、スイッチQ2へオン信号が送信される時点を示し、812は、時点810と時点804との間の期間を示している。図8は、時点814においてスイッチQ1にオフ信号を、時点810においてスイッチQ2にオン信号が送信されることによって、時点804において、スイッチQ1がオフ状態になるのと同時にスイッチQ2がオン状態になることを表している。ここで、スイッチQ1のターンオフ時間(期間816の長さ)、及び、スイッチQ2にオン信号を送信してからスイッチQ2がオン状態になるまでの時間(期間812の長さ)は、第1FET206及び第2FET210(及び、制御部106から第1FET206及び第2FET210までの経路を含む回路)の特性により定まる既定の長さを有している。従って、制御部106は、時点814に、スイッチQ1のターンオフ時間から期間812の長さを減算した時間を加算することにより、時点810を求めることが可能である。
なお、制御部106は、スイッチQ1のターンオフ時(期間816)、より好適には、時点814から時点810までの間に、スイッチQ2にオン信号を送信してもよい。更に、制御部106は、スイッチQ1がオン状態である期間806、より好適には、時点802から時点810までの間に、スイッチQ2にオン信号を送信してもよい。言い換えると、制御部106は、スイッチQ1がオン状態である期間806が含む期間であって、スイッチQ1がオン状態である期間が終了する時点804から、スイッチQ2にオン信号を送信してからスイッチQ2がオン状態になるまでの時間(期間812の長さ)前に終了する期間において、スイッチQ2にオン信号を送信してもよい。このようなタイミングでスイッチへオン信号を送信することにより、負荷132に通電されない時間又は電源110である電池が放電しない時間が減少し(換言すれば放電レートの急変が抑制され)、エアロゾル生成量の変動と電池の劣化を抑制できることになる。
図7に戻ると、処理はステップ706に進む。ステップ706において、制御部106は、電圧又は電流を測定する。ここで、図8を再度参照して、電圧又は電流の測定タイミングについて説明する。822は、第2FET210の電流IDSのサージ又は瞬間的な電流変動が落ち着いた時点(図4における時点t7)を示しており、824は、電流IDSが所定の所定値を下回った時点(図4における時点t10)を示しており、826はこれら時点の間の期間を示している。制御部106は、スイッチQ1にオフ信号を送信した時点814の後の期間808、より好適には期間826において、電圧又は電流を測定することが好ましい。
図9は、ステップ304が含みうる、より具体的な第2の例示の処理900のフローチャートである。902は、制御部106がスイッチQ1をオン状態にするステップを示し、904は、制御部106がスイッチQ2をオン状態にするステップを示し、906は、制御部106がスイッチQ1をオフ状態にするステップを示している。ステップ902、904及び906においてそれぞれスイッチQ1がオン状態に、スイッチQ2がオン状態に及びスイッチQ1がオフ状態になるように、制御部106はスイッチQ1にオン信号及びオフ信号を送信し、スイッチQ2にオン信号を送信する。
ここで、図10を参照して、第2の例示の処理900に係る、信号の時間にわたる変化例1000について説明する。1002は、スイッチQ1へオフ信号を送信する時点を示している。変化例1000において、時点1002はスイッチQ2へオフ信号を送信する時点でもある。1004は、スイッチQ2がオン状態である期間1006が開始する時点を示し、1008は、スイッチQ1がオン状態である期間1010が終了する時点を示している。変化例1000において、スイッチQ1のターンオフ時の期間1012の長さは、時点1002と時点1004との間の期間1014の長さより大きい。
図10は、時点1002において、スイッチQ1にオフ信号を送信するのと同時にスイッチQ2にオン信号を送信することによって、スイッチQ1がオフ状態になる時点1008の前即ちオン状態である時に、時点1004においてスイッチQ2がオン状態になることを表している。なお、期間1012の長さが期間1014の長さ以上であれば、即ち、スイッチQ1のターンオフ時間が、スイッチQ1にオフ信号を送信するのと同時にスイッチQ2にオン信号を送信することによって、スイッチQ2にオン信号が送信されてからスイッチQ2がオン状態になるまでの時間以上であれば、スイッチQ1がオン状態である時にスイッチQ2がオン状態になるか、又は、スイッチQ1がオフ状態になるのと同時にスイッチQ2がオン状態になることに留意されたい。このようにオフ信号とオン信号を同時に送信することにより、負荷132に通電されない時間又は電源110である電池が放電しない時間が減少し、エアロゾル生成量の変動と電池の劣化を同時に抑制できることになる。また、図10は、スイッチQ1がオン状態である時に、スイッチQ2へオン信号が送信されることも表している。なお、制御部106は、スイッチQ1がオン状態である時にスイッチQ2がオン状態になるように、スイッチQ1にオフ信号を送信する時点の前又は後に、スイッチQ2にオン信号を送信してもよい。このように一方のスイッチがオン状態である間に他方のスイッチへオン信号を送信することにより、負荷132に通電されない時間又は電源110である電池が放電しない時間が減少し、エアロゾル生成量の変動と電池の劣化を同時に抑制できることになる。
図9に戻ると、処理はステップ908に進む。ステップ908において、制御部106は、電圧又は電流を測定する。制御部106は、図8に関して上述したのと同様のタイミングで、電圧又は電流を測定することができる。
処理はステップ910に進む。ステップ910において、制御部106はスイッチQ2をオフ状態にする。ステップ910においてスイッチQ2がオフ状態になるように、制御部106はスイッチQ2にオフ信号を送信することができる。
図11は、ステップ304が含みうる、より具体的な第3の例示の処理1100のフローチャートである。
1102は、制御部106が、スイッチQ1をオン状態にするステップを示している。ステップ1102においてスイッチQ1がオン状態になるように、制御部106は、スイッチQ1へオン信号を送信する。
1104は、例示の処理1100において、スイッチQ1にオフ信号を送信するタイミング及びスイッチQ2にオン信号を送信するタイミングを制御するための変数tを、制御部106がゼロに初期化するステップを示している。
処理はステップ1106に進む。ステップ1106において、制御部106は、変数tが、スイッチQ1がオン状態である時間tonからスイッチQ2のターンオン時間tturn_on及びオフセット時間toffsetを減算した値以上であるかを判定する。オフセット時間toffsetは、0≦toffset<ton−tturn_offを満たす任意の値にすることができる。
変数tがton−tturn_on−toffset以上であると判定されない場合(ステップ1106の「N」)、処理はステップ1108に進み、ステップ1108において、制御部106は、変数tにΔtを加算して、ステップ1106に戻る。ステップ1108は、処理がステップ1110に進むまでに複数回実行されることがあることに留意されたい。ステップ1108におけるΔtの値は、最後にステップ1108を実行した時点(最初にステップ1108を実行した場合には、ステップ1104を実行した時点)からの経過時間を示す値である。
変数tがton−tturn_on−toffset以上であると判定されると(ステップ1106の「Y」)、処理はステップ1110に進む。ステップ1110において、制御部106は、スイッチQ2にオン信号を送信する。
処理はステップ1112に進む。ステップ1112において、制御部106は、変数tが、スイッチQ1がオン状態である時間tonからスイッチQ1についてのターンオフ時間tturn_offを減算した値以上であるかを判定する。
変数tがton−tturn_off以上であると判定されない場合(ステップ1112の「N」)、処理はステップ1114に進む。ステップ1114において、制御部106は、変数tにΔtを加算して、ステップ1112に戻る。ステップ1114は、処理がステップ1116に進むまでに複数回実行されることがあることに留意されたい。ステップ1114におけるΔtの値は、最後にステップ1114を実行した時点(最初にステップ1114を実行した場合には、最後にステップ1108を実行した時点(万が一ステップ1108が1回も実行されなかった場合には、ステップ1104を実行した時点))からの経過時間を示す値である。
変数tがton−tturn_off以上であると判定されると(ステップ1112の「Y」)、処理はステップ1116に進む。ステップ1116において、制御部106は、スイッチQ1にオフ信号を送信する。
ここで、図12を参照して、第3の例示の処理1100に係る、信号の時間にわたる変化例1200について説明する。1202及び1204は、スイッチQ1がオン状態である期間1206が開始及び終了する時点をそれぞれ示している。変化例1200において、時点1204は、スイッチQ2のターンオン時の期間1208が終了する時点でもある。1210は、スイッチQ2へオン信号が送信される時点であって、スイッチQ2のターンオン時の期間1208が開始する時点である。1212は、スイッチQ1へオフ信号が送信される時点を示しており、従って1214は、スイッチQ1のターンオフ時の期間を示している。更に、1216は、スイッチQ1のターンオン時の期間を示し、1218は、スイッチQ2がオン状態である期間を示している。
図12は、時点1210におけるスイッチQ2へのオン信号の送信後、時点1212においてスイッチQ1へオフ信号が送信されることを表している。このように他方のスイッチへオン信号を送信した後に一方のスイッチへオフ信号を送信することにより、オン状態になるスイッチに流れる電流が安定化できることになる。また、図12は、時点1210が、時点1202から、スイッチQ1がオン状態である時間ton(期間1206の長さ)からスイッチQ2のターンオン時間tturn_on(期間1208の長さ)を減算した時間が経過した時点であることも表している。ステップ1102の直後にステップ1104が実行され、ステップ1106におけるtoffsetをゼロとし、ステップ1108におけるΔtを十分に小さくし、ステップ1106における判定の直後にステップ1110が実行されるように構成すれば、制御部106は、第3の例示の処理1100により時点1210においてスイッチQ2へオン信号を送信できることは明らかであろう。更に、toffsetを適切な値に設定することにより、制御部106は、時点1202から時点1210までの間の任意の時点において、言い換えると、スイッチQ1がオン状態になってから、スイッチQ2がオン状態である時間かスイッチQ2のターンオン時間を減算した時間の経過前に、スイッチQ2へオン信号を送信できることは明らかであろう。従って、制御部106は、スイッチQ1のターンオン時である期間1216に、スイッチQ2へオン信号を送信することもできる。このように一方のスイッチがオン状態である期間の残りが他方のスイッチのターンオン時間より短くなる前に当該他方のスイッチにオン信号を送信することにより、負荷132に通電されない時間又は電源110である電池が放電しない時間が減少し、エアロゾル生成量の変動と電池の劣化を同時に抑制できることになる。なお、制御部106は、上記説明における時点1202を、スイッチQ1にオン信号が送信される時点1202’に置き換えて、スイッチQ2へのオン信号の送信タイミングを制御してもよい。
また、図12は、時点1212が、時点1202から、スイッチQ1がオン状態である時間ton(期間1206の長さ)からスイッチQ1のターンオフ時間tturn_off(期間1214の長さ)を減算した時間経過した時点であることを示している。ステップ1114におけるΔtを十分に小さくし、ステップ1112における判定の直後にステップ1116が実行されるように構成すれば、制御部106は、第3の例示の処理1100により時点1212においてスイッチQ1へオフ信号を送信できることは明らかであろう。
図11に戻ると、処理はステップ1118に進む。ステップ1118において、制御部106は、電圧又は電流を測定する。ここで、図12を再度参照して、電圧又は電流の測定タイミングについて説明する。
制御部106は、スイッチQ1へのオフ信号の送信時点1212において、電圧又は電流を測定することができる。また、制御部106は、スイッチQ1へのオフ信号の送信時点1212の後且つスイッチQ2がオン状態である期間1218に、電圧又は電流を測定することができる。このように一方のスイッチへオフ信号を送信した後に電圧又は電流を測定し、例えば抵抗値を計算することにより、他方のスイッチに流れる電流が安定しやすくなるため、エアロゾル源の残量の推定精度が向上することになる。より好適には、制御部106は、時点1112におけるスイッチQ1へのオフ信号の送信からスイッチQ1のターンオフ時間(期間1214の長さ)経過後である時点1204以降且つスイッチQ2がオン状態である期間1218において、電圧又は電流を測定することができる。このように一方のスイッチがオフ状態となった後に電圧又は電流を測定し、例えば抵抗値を計算することにより、他方のスイッチに流れる電流がより安定しやすくなるため、エアロゾル源の残量の推定精度がより向上することになる。
また、スイッチQ1へのオフ信号の送信時点1212において又はその直後に電圧又は電流を測定した場合には、測定時点においてはスイッチQ1は未だオン状態であり、原則的にはエアロゾル源が生成されていることになる。例外的に、エアロゾル源が不足していた場合であっても、電圧又は電流を測定するステップ1118(図3におけるステップ304に含まれる)の直前に実行された図3におけるステップ308においてはエアロゾル源が不足している推定されなかったわけであるから、測定時点はエアロゾル源の生成が停止した直後となる。測定時点は、スイッチQ2がオン状態である期間1218内であり、且つ、圧力センサ、流量センサ等の出力値が発生している期間616内である。従って、第3の例示の処理1100によれば、制御部106は、スイッチQ2がオン状態であり、上記センサにより出力が生成され、且つ、負荷132によりエアロゾルが生成されている時又は負荷132によるエアロゾルの生成が停止した直後に電圧又は電流を測定し、エアロゾル源の残量を推定するステップ308を実行することができる。
図11に再度戻ると、処理はステップ1120に進む。ステップ1120において、制御部106は、スイッチQ2がオフ状態になるようにする。ステップ1120においてスイッチQ2がオフ状態になるように、制御部106はスイッチQ2にオフ信号を送信する。
図8、10及び12は、スイッチQ1がオン状態である時にスイッチQ2がオン状態になるか、又は、スイッチQ1がオフ状態になるのと同時にスイッチQ2がオン状態になるようにするための、スイッチQ1及びQ2の信号変化例800、1000及び1200を表すものである。ここで、制御部106は、スイッチQ2がオン状態である時にスイッチQ1がオン状態になるか、又は、スイッチQ2がオフ状態になるのと同時にスイッチQ2がオン状態になるように、スイッチQ1及びQ2にオン信号及びオフ信号を送信してもよい。そのようにするためのスイッチQ1及びQ2の信号変化は、今までの説明においてスイッチQ1とQ2とを入れ替えた場合のものに相当する。
更に、スイッチQ1がオン状態である時にスイッチQ2がオン状態になるか又はスイッチQ1がオフ状態になるのと同時にスイッチQ2がオン状態になるようにし、且つ、スイッチQ2がオン状態である時にスイッチQ1がオン状態になるか又はスイッチQ2がオフ状態になるのと同時にスイッチQ1がオン状態になるようにした場合には、圧力センサ、流量センサ等のセンサによる出力が発生している期間616(図6A〜6Dを参照)は、エアロゾル源が不足していると推定された時点618の後を除き、スイッチQ1及びスイッチQ2の少なくとも何れかはオン状態である。従って電源110による給電、特に、負荷132への給電が継続することになる。言い換えると、原則的には、即ち例外的にエアロゾル源が不足した場合を除けば、制御部106は、センサによる出力が発生している間は、電源110による給電が継続するように、スイッチQ1及びスイッチQ2を制御するように構成することができる。かかる構成によれば、吸引中に、エアロゾルを生成するためのスイッチQ1と、エアロゾル源の不足を検出するためのスイッチQ2との少なくとも一方がオン状態となるため、吸引中にエアロゾル源の残量を推定する場合でも、エアロゾル生成量の変動と電源110である電池の劣化を同時に抑制できる。
図13は、本開示の一実施形態による、エアロゾル源が不足しているか否かを判定する例示的な処理1300のフローチャートである。ここでは、制御部106が全てのステップを実行するものとして説明を行う。しかし、一部のステップがエアロゾル生成装置100の別のコンポーネントによって実行されてもよいことに留意されたい。
処理はステップ1302において開始する。ステップ1302は、図3のステップ302と同様のステップである。
吸引開始が検知されたと判定されると(ステップ1302の「Y」)、処理はステップ1304に進む。ステップ1304において、制御部106はスイッチQ1をオン状態にする。ステップ1304においてスイッチQ1がオン状態になるように、制御部106はスイッチQ1にオン信号を送信する。
処理はステップ1306に進む。ステップ1306において、制御部106は、スイッチQ2をオン状態にする。ステップ1306においてスイッチQ2がオン状態になるように、制御部106はスイッチQ2にオン信号を送信する。
処理はステップ1308続いてステップ1310に進む。ステップ1308は、図7、9及び11におけるステップ706、ステップ908及びステップ1118と同様のステップであり、ステップ1310は、図3におけるステップ306と同様のステップである。
処理はステップ1312に進む。ステップ1312において、制御部106は、スイッチQ2をオフ状態にする。ステップ1312においてスイッチQ2がオフ状態になるように、制御部106はスイッチQ2にオフ信号を送信する。
処理はステップ1314続いて1316又は1318に進む。ステップ1314、1316及び1318は、それぞれ、図3におけるステップ308、310及び312と同様のステップである。
1320は、制御部106が、スイッチQ1がオフ状態になるようするステップを示している。ステップ1320においてスイッチQ1がオフ状態になるように、制御部106はスイッチQ1にオフ信号を送信する。
図14は、図13の処理1300に従う、センサの出力値や信号の時間にわたる変化例1400を表している。1402、1404、1406、1412、1414及び1416は、それぞれ、図6A〜6Dにおける602、604、606、612、614及び616と同様のものを示している。1418は、ステップ1316においてエアロゾル源が不足していると推定された時点を示している。1421は、少なくともステップ1304から1312までの実行1回による信号の変化に対応した期間であり、1422は、少なくともステップ1306から1312までの実行1回による信号の変化に対応した期間であり、1423は、少なくともステップ1306から1320までの実行1回による信号の変化に対応した期間である。
図14は、圧力センサ、流量センサ等のセンサによる出力が発生している期間1416は、エアロゾル源が不足していると推定された時点1418の後を除き、スイッチQ1が常にオン状態となり、スイッチQ2が間欠的にオン状態になること、即ち、電源110による給電が継続することを表している。言い換えると、例示的な処理1300によれば、原則的には、即ち例外的にエアロゾル源が不足した場合を除けば、制御部106は、センサによる出力が発生している間は、スイッチQ1を常にオン状態にし、スイッチQ2を間欠的にオン状態にするように構成される。かかる構成によれば、負荷132に通電されない時間又は電源110である電池が放電しない時間が減少し、エアロゾル生成量の変動と電池の劣化を抑制できることになる。特に、抵抗212の電気抵抗値が、負荷132の電気抵抗値に比べて十分大きい場合、スイッチQ2の間欠的なオンに伴う電源110の放電レートの変化が無視できるほどに小さくなる。従って、流量センサ等のセンサによる出力が発生している期間1416は、エアロゾル源が不足していると推定された時点1418の後を除き、電源110の放電レートはほぼ一定のため、電源110である電池の劣化を効果的に抑制できる。
上述の説明において、本開示の実施形態は、エアロゾル生成装置及びエアロゾル生成装置を動作させる方法として説明された。しかし、本開示が、プロセッサにより実行されると当該プロセッサに当該方法を実行させるプログラム、又は当該プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体として実施され得ることが理解されよう。
以上、本開示の実施形態が説明されたが、これらが例示にすぎず、本開示の範囲を限定するものではないことが理解されるべきである。本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、実施形態の変更、追加、改良などを適宜行うことができることが理解されるべきである。本開示の範囲は、上述した実施形態のいずれによっても限定されるべきではなく、特許請求の範囲及びその均等物によってのみ規定されるべきである。
100A、100B…エアロゾル生成装置、102…本体、104A…カートリッジ、104B…エアロゾル発生物品、106…制御部、108…通知部、110…電源、112A〜112D…センサ、114…メモリ、116A…貯留部、116B…エアロゾル基材、118A、118B…霧化部、120…空気取込流路、121…エアロゾル流路、122…吸口部、130…保持部、132…負荷、134…回路、202…第1回路、204…第2回路、206、210、214…FET、208…変換部、212…抵抗、216…ダイオード、218…インダクタ、220…キャパシタ、402…スイッチへの信号、404…スイッチが含むFETのゲート−ソース間電圧、406スイッチが含むFETのドレイン−ソース間に流れる電流、502…保持部130において保持されているエアロゾル源の量、512…負荷の温度、514…負荷の抵抗値、602、1402…センサの出力値、604、1404…スイッチQ1への信号、606、1406…スイッチQ2への信号、634…スイッチQ1が含むFETのドレイン−ソース間に流れる電流、636…スイッチQが含むFETのドレイン−ソース間に流れる電流

Claims (21)

  1. エアロゾル源を貯留する貯留部又は前記エアロゾル源を保持するエアロゾル基材と、
    電源からの給電による発熱で前記エアロゾル源を霧化し、且つ温度に応じて電気抵抗値が変化する負荷の電気抵抗値に関する値を出力する第1センサと、
    ユーザのエアロゾル生成に関する要求を受けて出力を発生する第2センサと、
    前記電源と前記負荷の間に直列接続され、第1開閉器を有する第1回路と、
    前記第1回路と並列に接続され、第2開閉器を有し、前記第1回路より電気抵抗値が大きい第2回路と、
    前記第1開閉器及び前記第2開閉器を制御する制御部と、を含み、
    前記制御部は、
    前記第2開閉器がオン状態である時の前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定し、
    前記第2センサによる前記出力が発生している期間が、前記第1開閉器がオン状態である時に前記第2開閉器がオン状態になる時点含むように制御を行うよう構成される、
    エアロゾル生成装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1開閉器のオン状態後に前記第2開閉器をオン状態にし、
    前記第1開閉器へのオフ信号と前記第2開閉器へのオン信号を同時に送信するよう構成される
    請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第2開閉器のオン状態後に前記第1開閉器をオン状態にし、
    前記第1開閉器へのオン信号と前記第2開閉器へのオフ信号を同時に送信するよう構成される
    請求項1又は2に記載のエアロゾル生成装置。
  4. 前記制御部は、前記第1開閉器と前記第2開閉器の一方がオン状態である時に、前記第1開閉器と前記第2開閉器の他方へオン信号を送信するよう構成される
    請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
  5. 前記制御部は、
    前記第1開閉器を既定時間だけオン状態にし、
    前記第1開閉器にオン信号を送信してから又は前記第1開閉器がオン状態になってから、前記既定時間から前記第2開閉器のターンオン時間を減算した時間の経過前に、前記第2開閉器へのオン信号を送信するよう構成される
    請求項に記載のエアロゾル生成装置。
  6. 前記制御部は、前記第1開閉器と前記第2開閉器の前記他方へのオン信号の送信後、前記第1開閉器と前記第2開閉器の前記一方へオフ信号を送信するよう構成される
    請求項又はに記載のエアロゾル生成装置。
  7. 前記制御部は、前記第1開閉器と前記第2開閉器の一方のターンオフ時に、前記第1開閉器と前記第2開閉器の他方へオン信号を送信するよう構成される、
    請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
  8. 前記制御部は、前記第1開閉器と前記第2開閉器の一方のターンオン時に、前記第1開閉器と前記第2開閉器の他方へオフ信号を送信するよう構成される、
    請求項1又はに記載のエアロゾル生成装置。
  9. 前記制御部は、前記第1開閉器へのオフ信号の送信後における前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定するよう構成される
    請求項1、2、又はに記載のエアロゾル生成装置。
  10. 前記制御部は、前記第1開閉器へのオフ信号の送信から前記第1開閉器のターンオフ時間経過後における前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定するよう構成される
    請求項1、2、又はに記載のエアロゾル生成装置。
  11. 前記制御部は、前記第2センサによる前記出力が発生している間は、前記第1開閉器を常にオン状態とし、且つ前記第2開閉器を間欠的にオン状態とするよう構成される
    請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
  12. 前記制御部は、前記第2センサによる前記出力が発生している間において、前記第1開閉器がオン状態である時間を前記第2開閉器がオンと状態である時間より長くするよう構成される
    請求項1から11のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置。
  13. 前記第1回路の高電圧側と前記第2回路の高電圧側が接続されるノードと、前記電源の間に接続される電圧変換器を含み、
    前記制御部は、前記第2開閉器がオン状態である間は、前記電圧変換器が定電圧を出力するように制御を行なうよう構成される
    請求項1から12のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置。
  14. 前記第1開閉器と前記第2開閉器は、同一の特性のスイッチ、同一の特性のトランジスタ、同一の特性のコンタクタのいずれかで構成される
    請求項1から13のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置。
  15. 前記第2センサは、前記エアロゾル生成装置に対するユーザの吸引により生じる流量又は流速を検知し、前記流量又は流速が第1閾値を越え且つ第2閾値を下回らない間だけ前記出力を生成する
    請求項1から14のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置。
  16. 前記第2センサは、前記エアロゾル生成装置に対するユーザの吸引により生じる圧力変化を検知し、前記圧力が第1閾値を下回り且つ第2閾値を越えない間だけ前記出力を生成する
    請求項1から14のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置。
  17. 開閉器がオン状態である期間は、当該開閉器に流れる電流が所定の値より大きくなってから前記所定の値に低下するまでの期間であり、開閉器がオフ状態である期間は、当該開閉器がオン状態でない期間である、
    請求項1から16のいずれか1項に記載のエアロゾル生成装置。
  18. エアロゾル源を貯留する貯留部又は前記エアロゾル源を保持するエアロゾル基材と、
    電源からの給電による発熱で前記エアロゾル源を霧化し、且つ温度に応じて電気抵抗値が変化する負荷の電気抵抗値に関する値を出力する第1センサと、
    ユーザのエアロゾル生成に関する要求を受けて出力を生成する第2センサと、
    前記電源と前記負荷の間に直列接続され、第1開閉器を有する第1回路と、
    前記第1回路と並列に接続され、第2開閉器を有し、前記第1回路より電気抵抗値が大きい第2回路と、
    前記第1開閉器及び前記第2開閉器を制御する制御部と、を含むエアロゾル生成装置の動作方法であって、
    前記制御部が、
    前記第2開閉器がオン状態である時の前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定するステップと、
    前記第2センサによる前記出力が発生している期間が、前記第1開閉器がオン状態である時に前記第2開閉器がオン状態になる時点含むように制御を行なうステップと、
    を含む方法。
  19. エアロゾル源を貯留する貯留部又は前記エアロゾル源を保持するエアロゾル基材と、
    電源からの給電による発熱で前記エアロゾル源を霧化し、且つ温度に応じて電気抵抗値が変化する負荷の電気抵抗値に関する値を出力する第1センサと、
    ユーザのエアロゾル生成に関する要求を受けて出力を生成する第2センサと、
    前記電源と前記負荷の間に直列接続され、第1開閉器を有する第1回路と、
    前記第1回路と並列に接続され、第2開閉器を有し、前記第1回路より電気抵抗値が大きい第2回路と、
    前記第1開閉器及び前記第2開閉器を制御する制御部と、を含み、
    前記制御部は、前記第2開閉器がオン状態であり、前記第2センサにより前記出力が生成され、且つ前記負荷によりエアロゾルが生成されている時前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定するよう構成される、
    エアロゾル生成装置。
  20. エアロゾル源を貯留する貯留部又は前記エアロゾル源を保持するエアロゾル基材と、
    電源からの給電による発熱で前記エアロゾル源を霧化し、且つ温度に応じて電気抵抗値が変化する負荷の電気抵抗値に関する値を出力する第1センサと、
    ユーザのエアロゾル生成に関する要求を受けて出力を生成する第2センサと、
    前記電源と前記負荷の間に直列接続され、第1開閉器を有する第1回路と、
    前記第1回路と並列に接続され、第2開閉器を有し、前記第1回路より電気抵抗値が大きい第2回路と、
    前記第1開閉器及び前記第2開閉器を制御する制御部と、を含むエアロゾル生成装置の動作方法であって、
    前記制御部が、前記第2開閉器がオン状態であり、前記第2センサにより前記出力が生成され、且つ前記負荷によりエアロゾルが生成されている時前記第1センサが出力する前記値に基づき、前記エアロゾル源の残量を推定するステップ
    を含む方法。
  21. プロセッサにより実行されると、前記プロセッサに、請求項18及び20のうちのいずれか1項に記載の方法を実行させるプログラム。
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