JP6904086B2 - 断熱装置 - Google Patents

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本発明は、高温側と低温側との間における熱の移動を抑制する断熱装置に関する。
従来、減圧された断熱室を有し高温側と低温側との間における熱の移動を抑制する断熱装置が知られている。減圧可能な断熱室を有する場合、減圧された断熱室に作用する大気の圧力によって高温側パネルまたは低温側パネルが変形するおそれがある。このため、減圧による高温側パネルまたは低温側パネルの変形を防止可能な構成が必要となる。例えば、特許文献1には、高温熱源側に設けられる高温側パネル、高温側パネルからみて高温熱源とは反対側に設けられる低温側パネル、及び、低温側パネルの高温側パネル側に形成される複数の収容空間のそれぞれに収容され減圧可能な断熱室を有する真空断熱材を備える断熱装置が記載されている。
特開2014−219063号公報
特許文献1に記載の断熱装置が有する真空断熱材は、高温側パネル及び低温側パネルのそれぞれに当接している。このため、真空断熱材を介して高温側パネルの熱が低温側パネルに伝わることによって断熱装置の断熱性能が低下するおそれがある。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は、断熱性能を向上しつつ断熱室の減圧による破損を防止する断熱装置を提供することにある。
本発明は、高温側と低温側との間における熱の移動を抑制する断熱装置であって、高温側部材(10,60)、低温側部材(20,70)、シール部材(30)、中間部材(35,80,85)、及び、規制部(40,50)を備える。
高温側部材は、高温側に設けられる。
低温側部材は、高温側部材とは別体に形成され、高温側部材と離間した状態で低温側に設けられる。
シール部材は、高温側部材と低温側部材との間に設けられ、高温側部材と低温側部材との相対移動に対応して変形可能である。シール部材は、高温側部材と低温側部材との間に形成され減圧可能な断熱室(100)の気密を維持可能である。
中間部材は、断熱室に収容され、高温側部材の低温側部材に対向する高温側対向面(102)及び低温側部材の高温側部材に対向する低温側対向面(211)と点接触または線接触可能なよう形成されている。中間部材は、高温側部材と低温側部材とが離間した状態を維持可能である。
規制部は、断熱室に収容され、中間部材を収容可能な収容空間を有し、中間部材の移動を規制する。
部は、弾性変形可能な複数の板状部材(41、51)が格子状に配置されて構成されており、複数の板状部材により区画された空間である複数の網目(400,500)を収容空間とする。
本発明の断熱装置では、高温側部材と低温側部材とは離間した状態で設けられているため、高温側部材と低温側部材との間の熱の伝達による熱の移動を0にすることができる。これにより、本発明の断熱装置は、高温側部材と低温側部材との間の伝熱量を低減することができるため、断熱性能を向上することができる。
また、本発明の断熱装置では、高温側部材、低温側部材、及び、シール部材によって気密が維持されている断熱室を減圧するとき、断熱室と外部との圧力差による高温側部材または低温側部材の変形を中間部材によって防止している。中間部材は、高温側対向面及び低温側対向面と点接触または線接触可能なよう形成されており、高温側部材と低温側部材とが離間した状態を維持する。これにより、中間部材は、高温側部材または低温側部材との接触面積が比較的小さいため、中間部材を介した伝熱は比較的小さくなる。したがって、断熱性能を向上することができる。
このように、本発明の断熱装置は、高温側部材及び低温側部材に点接触または線接触可能な中間部材が高温側部材と低温側部材とが離間した状態を維持することによって、高温側部材と低温側部材との間における伝熱量を低減するとともに断熱室と外部との圧力差による変形を防止することができる。したがって、本発明の断熱装置は、断熱性能を向上しつつ断熱室の減圧による破損を防止することができる。
第一実施形態による断熱装置の断面図である。 図1のII−II線断面図である。 第二実施形態による断熱装置の断面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 第三実施形態による断熱装置の断面図である。 第四実施形態による断熱装置の断面図である。 図6のVII−VII線断面図である。 第五実施形態による断熱装置の断面図である。 図8のIX−IX線断面図である。 第六実施形態による断熱装置の断面図である。 第七実施形態による断熱装置の断面図である。 第七実施形態による断熱装置が備える中間部材の模式図である。 第八実施形態による断熱装置の断面図である。 図13のXIV−XIV線断面図である。 第九実施形態による断熱装置の断面図である。 第十実施形態による断熱装置の断面図である。 その他の実施形態による断熱装置の断面図である。
以下、本発明の複数の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。第一三、七、八実施形態、及び、そのいずれかに第四実施形態を組み合わせた形態が請求項に係る発明を実施するための形態に相当する。第二、五、六、九、十実施形態は参考形態である。
(第一実施形態)
第一実施形態による断熱装置を図1,2に基づいて説明する。第一実施形態による断熱装置1は、例えば、モータの巻線を封止する樹脂を焼き固めるための焼成や部材の乾燥などを行う加熱炉8に用いられる。断熱装置1は、「高温側部材」としての高温側パネル10、「低温側部材」としての低温側パネル20、シール部材30、複数の「中間部材」としての球体35、及び、「規制部」としての網目状部材40を備える。断熱装置1は、加熱炉8の外壁9に設けられる。なお、図1において、加熱炉8の外壁9に略垂直な方向を「軸方向」といい、軸方向に対して垂直な方向を「径方向」という。また、図1,2は、断熱装置1の構成を分かりやすくするため、シール部材30、球体35及び網目状部材40が比較的大きくなるよう記載してある。
高温側パネル10は、加熱炉8の外壁9を覆うよう設けられる。高温側パネル10は、耐熱性が高い金属から平板状に形成されている部材である。第一実施形態では、高温側パネル10は、略正方形状に形成され、一方の平面101が外壁9の外壁面91に当接するよう設けられる。
低温側パネル20は、高温側パネル10からみて外壁9とは反対側である低温側に高温側パネル10と離間した状態で設けられている。低温側パネル20は、高温側パネル10とは別体に形成されている。低温側パネル20は、平面部21、及び、通路形成部22を有する。
平面部21は、高温側パネル10に対向するよう設けられる平板状の部位である。第一実施形態では、平面部21は、高温側パネル10と略同じ大きさの略正方形状に形成されている。平面部21は、「低温側対向面」としての一方の平面211が高温側パネル10の「高温側対向面」としての他方の平面102に対向するよう設けられる。平面部21は、平面部21の一方の平面211側と、平面部21の他方の平面212側とを連通する連通孔210を有する。連通孔210は、後述する断熱室100と連通している。
通路形成部22は、平面部21の他方の平面212に設けられる筒状の部位である。通路形成部22は、他方の平面212から外壁9とは反対の方向に伸びるよう形成されている。通路形成部22が有する通路220は、連通孔210と連通している。これにより、断熱装置1を加熱炉8の外壁9に取り付ける前にポンプなどで減圧することによって断熱装置1の断熱性能を確認することが可能である。また、断熱装置1の使用中に複数の断熱室100の一つの圧力が上昇し断熱性能が維持できなくなる場合、当該断熱室100をポンプなどで減圧することによって断熱装置1の断熱性能を回復することが可能である。
シール部材30は、高温側パネル10と低温側パネル20との間に設けられる。第一実施形態では、図2に示すように、シール部材30は、高温側パネル10及び低温側パネル20の外周に沿って設けることが可能なよう正方形の環状に形成されている。これにより、断熱室100の体積を比較的大きくすることが可能である。シール部材30は、高温側当接部31及び低温側当接部32を有する。
高温側当接部31は、高温側パネル10の他方の平面102に当接している。高温側当接部31は、他方の平面102に当接する二つの当接面311を有している。二つの当接面311には、他方の平面102上を滑ることが可能なよう表面処理、または、処理剤の塗布が施される。
二つの当接面311の間には、溝310が形成されている。溝310は、シール部材30に対して高温側パネル10が移動するとき変形可能である。これにより、二つの当接面311と他方の平面102との当接状態を維持することが可能である。また、溝310を有することによって、シール部材30の高温側パネル10との接触面積を低減するとともに、シール部材30と高温側パネル10及び低温側パネル20との間における気密を確保するためのシール部材30を変形させる力を低減することが可能となる。また、2重に接触することによってシール部材30と高温側パネル10との気密の信頼性を向上することが可能となる。
低温側当接部32は、低温側パネル20の一方の平面211に当接している。低温側当接部32は、外壁9から離れるにしたがって断面積が小さくなるよう形成されている。
シール部材30は、高温側パネル10と低温側パネル20との相対移動に対応して変形可能な材料、例えば、シリコーンゴムから形成されている。シール部材30は、高温側パネル10及び低温側パネル20とともに、減圧可能な断熱室100を形成する。このとき、シール部材30は、高温側パネル10の他方の平面102との間、及び、低温側パネル20の一方の平面211との間における気密を維持可能である。
球体35は、断熱室100に複数設けられる。第一実施形態では、球体35は、図2に示すように、断熱室100に九個設けられる。球体35は、断熱室100が減圧されるとき高温側パネル10と低温側パネル20とに作用する大気圧に耐えることが可能な強度を有し、かつ、熱伝導率が比較的小さい、例えば、ジルコニアから形成されている。球状に形成されている球体35は、高温側パネル10の他方の平面102及び低温側パネル20の一方の平面211に点接触するよう形成されている。ここで、点接触とは、例えば、平面と球面とが接触するときの平面と球面との接触状態を指す。球体35は、高温側パネル10と低温側パネル20とが離間した状態を維持する。
網目状部材40は、断熱室100のほぼ全域にわたって敷き詰められるよう設けられる。網目状部材40は、シール部材30の断熱室100側の内壁301に当接可能に形成されている。網目状部材40がシール部材30に当接すると、網目状部材40は、断熱室100における移動が規制される。
網目状部材40は、図2に示すように、弾性変形可能な複数の板状部材41から網目状に形成されている。網目状部材40が有する複数の網目400のいくつかには、それぞれ一つの球体35が収容されている。これにより、網目状部材40は、断熱室100における球体35の移動を規制する。また、網目状部材40の網目400は、大きさが球体35の大きさに比べ大きくなるよう形成されている。
網目状部材40の高温側パネル10と低温側パネル20との間における長さH1は、高温側パネル10と低温側パネル20との間の距離H0に比べ短い。すなわち、網目状部材40は、断熱室100の減圧や熱によって高温側パネル10または低温側パネル20が変形しても、高温側パネル10と低温側パネル20との両方に接触しない。板状部材41の高温側パネル10側には、図1に示すように、切り欠き411が形成されている。これにより、板状部材41と高温側パネル10との間の接触面積を小さくする。
(a)第一実施形態の断熱装置1では、高温側パネル10と低温側パネル20とは離間した状態で設けられているため、高温側パネル10から低温側パネル20への熱の伝達による熱の移動を0にすることができる。これにより、断熱装置1は、高温側パネル10から低温側パネル20への伝熱量を低減することができるため、断熱性能を向上することができる。
また、断熱装置1では、高温側パネル10、低温側パネル20、及び、シール部材30によって気密が維持されている断熱室100を減圧するとき、高温側パネル10及び低温側パネル20に作用する断熱室100と外部との圧力差による変形を球体35によって防止している。球体35は、高温側パネル10の他方の平面101及び低温側パネル20の一方の平面211と球面によって点接触している。これにより、断熱装置1では、球体35と高温側パネル10または球体35と低温側パネル20との接触面積が比較的小さいため、球体35を介した伝熱は比較的小さくなる。したがって、断熱性能を向上することができる。
このように、第一実施形態による断熱装置1は、高温側パネル10及び低温側パネル20に点接触可能な球体35によって高温側パネル10と低温側パネル20とが離間した状態を維持する。これにより、断熱装置1は、高温側パネル10から低温側パネル20への伝熱量を低減するとともに断熱室100と外部との圧力差による変形を防止することができる。したがって、断熱装置1は、断熱性能を向上しつつ断熱室100の減圧による高温側パネル10や低温側パネル20の破損を防止することができる。
(b)断熱装置1は、高温側パネル10と低温側パネル20とが離間した状態を維持する部材が球状に形成されている。これにより、高温側パネル10と低温側パネル20とが相対移動しても、球体35のそれぞれは、網目400のそれぞれにおいて回転することによって高温側パネル10と低温側パネル20とが離間した状態を維持することができる。また、高温側パネル10と低温側パネル20とを離間した状態を維持する部材を汎用品として比較的安価に用いることができるため、断熱装置1の製造コストを低減することができる。
(c)断熱装置1が備える網目状部材40は、複数の球体35のそれぞれを収容可能な網目400を有する。これにより、網目状部材40は、断熱室100における球体35の移動を規制する。したがって、球体35は、所定の位置において高温側パネル10と低温側パネル20との距離H0を維持することができる。
(d)また、網目状部材40は、高温側パネル10と低温側パネル20との間における長さH1が高温側パネル10と低温側パネル20との間の距離H0に比べ短くなるよう形成されている。これにより、通路形成部22を利用した一箇所からの気体の吸引によって網目状部材40が有する複数の網目400の全てを減圧することができるため、断熱性能を向上することができる。
(e)断熱装置1では、高温側パネル10と低温側パネル20とが別体に形成され、離間した状態で設けられている。これにより、熱膨張差に起因する変形によって断熱室100の気密を維持できなくなる場合、高温側パネル10または低温側パネル20を容易に交換することができる。
(第二実施形態)
第二実施形態による断熱装置を図3,4に基づき説明する。第二実施形態では、規制部の形状が第一実施形態と異なる。
第二実施形態による断熱装置2は、高温側パネル10、低温側パネル20、シール部材30、複数の球体35、及び、「規制部」としての複数の筒状部材45を備える。なお、図3,4は、断熱装置2の構成を分かりやすくするため、シール部材30、球体35及び網目状部材40が比較的大きくなるよう記載してある。
筒状部材45は、高温側パネル10の他方の平面102上に等間隔で設けられている。第二実施形態では、筒状部材45は、図4に示すように、九個設けられている。筒状部材45は、他方の平面102から低温側パネル20に向かって伸びるよう形成されている。一つの筒状部材45は、一つの球体35を収容可能な収容空間450を有する。
筒状部材45の高温側パネル10と低温側パネル20との間における長さH2は、高温側パネル10と低温側パネル20との間の距離H0に比べ短い。
第二実施形態による断熱装置2では、複数の球体35のそれぞれが複数の筒状部材45のそれぞれに収容されている。これにより、第二実施形態による断熱装置2は、第一実施形態の効果(a)〜(e)と同じ効果を奏する。
(第三実施形態)
第三実施形態による断熱装置を図5に基づき説明する。第三実施形態では、規制部の形状が第一実施形態と異なる。
第三実施形態による断熱装置3は、高温側パネル10、低温側パネル20、シール部材30、複数の球体35、及び、「規制部」としての網目状部材50を備える。なお、図5は、断熱装置3の構成を分かりやすくするため、シール部材30、球体35及び網目状部材50が比較的大きくなるよう記載してある。
網目状部材50は、断熱室100のほぼ全域にわたって敷き詰められるよう設けられる。網目状部材50は、シール部材30の断熱室100側の内壁301に当接可能に形成されている。網目状部材50がシール部材30に当接すると、網目状部材50は、断熱室100における移動が規制される。
網目状部材50は、弾性変形可能な複数の板状部材51から網目状に形成されている。網目状部材50が有する複数の網目500のいくつかには、それぞれ一つの球体35が収容されている。これにより、網目状部材50は、断熱室100における球体35の移動を規制する。また、網目状部材50の網目500は、大きさが球体35の大きさに比べ大きくなるよう形成されている。
板状部材51の高温側パネル10と低温側パネル20との間における長さH3は、高温側パネル10と低温側パネル20との間の距離H0と同じ長さとなっている。板状部材51の低温側パネル20側には、隣り合う網目500を連通する連通路510を形成されている。
第三実施形態による断熱装置3では、複数の球体35のそれぞれが網目状部材50の複数の網目500のそれぞれに収容されている。これにより、第三実施形態による断熱装置3は、第一実施形態の効果(a)〜(c),(e)と同じ効果を奏する。
板状部材51は、高温側パネル10と低温側パネル20との間における長さH3が高温側パネル10と低温側パネル20との間の距離H0と同じ長さとなるよう形成されている。これにより、板状部材51によっても高温側パネル10と低温側パネル20とが離間した状態を維持することができる。
また、板状部材51は、隣り合う網目500を連通する連通路510を有する。これにより、通路形成部22を利用した一箇所からの気体の吸引によって複数の網目500の全てを減圧することができるため、断熱性能を向上することができる。
(第四実施形態)
第四実施形態による断熱装置を図6,7に基づき説明する。第四実施形態では、高温側パネル及び低温側パネルのそれぞれに窪みを有する点が第一実施形態と異なる。
第四実施形態による断熱装置4は、高温側パネル60、低温側パネル70、シール部材30、及び、複数の球体35を備える。なお、図6、7は、断熱装置4の構成を分かりやすくするため、シール部材30及び球体35が比較的大きくなるよう記載してある。
高温側パネル60は、加熱炉8の外壁9を覆うよう設けられる。高温側パネル60は、耐熱性が高い金属から平板状に形成されている部材である。第四実施形態では、高温側パネル60は、略正方形状に形成され、一方の平面601が外壁面91に当接するよう設けられる。
高温側パネル60の「高温側対向面」としての他方の平面602には、複数の窪み603が形成されている。窪み603には、球体35の高温側パネル60側の一部が位置する。
低温側パネル70は、高温側パネル60からみて外壁9とは反対側である低温側に高温側パネル60と離間した状態で設けられている。低温側パネル70は、高温側パネル60とは別体に形成されている。低温側パネル70は、平面部71、及び、通路形成部22を有する。
平面部71は、高温側パネル60に対向するよう設けられる平板状の部位である。第五実施形態では、平面部71は、高温側パネル60と略同じ大きさの略正方形状に形成されている。平面部71は、「低温側対向面」としての一方の平面711が高温側パネル60の他方の平面602に対向するよう設けられる。平面部71は、平面部71の一方の平面711側と、平面部71の他方の平面712側とを連通する連通孔710を有する。連通孔710は、断熱室100と連通している。
平面部71の一方の平面711には、複数の窪み713が形成されている。複数の窪み713のそれぞれは、高温側パネル60の複数の窪み603のそれぞれに対向する位置に形成されている。窪み713には、球体35の低温側パネル70側の一部が位置する。
第四実施形態による断熱装置4では、複数の球体35のそれぞれが高温側パネル60の窪み603及び低温側パネル70の窪み713のそれぞれに一部が収容されている。これにより、複数の球体35は、断熱室100における移動が規制される。したがって、第四実施形態による断熱装置4は、第一実施形態の効果(a),(b),(e)と同じ効果を奏する。
また、断熱装置4は、第一実施形態の網目状部材のような球体35の移動を規制する部材を断熱室100に備えていない。これにより、断熱室100の減圧される空間の体積を第一実施形態に比べ大きくすることができるため、断熱性能をさらに向上することができる。
(第五実施形態)
第五実施形態による断熱装置を図8,9に基づき説明する。第五実施形態では、規制部の形状が第一実施形態と異なる。
第五実施形態による断熱装置5は、高温側パネル10、低温側パネル20、シール部材30、複数の球体35、及び、「規制部」としての規制板65を備える。なお、図8,9は、断熱装置5の構成を分かりやすくするため、シール部材30、球体35及び規制板65が比較的大きくなるよう記載してある。
規制板65は、断熱室100に収容されている板状の部材である。規制板65は、シール部材30の断熱室100側の内壁301に当接可能に形成されている。規制板65がシール部材30に当接すると、規制板65は、断熱室100における移動が規制される。規制板65は、図9に示すように、一つの球体35を収容可能な収容穴650を複数有する。
第五実施形態による断熱装置5では、複数の球体35のそれぞれが規制板65の複数の収容穴650のそれぞれに収容されている。これにより、第五実施形態による断熱装置5は、第一実施形態の効果(a)〜(e)と同じ効果を奏する。
(第六実施形態)
第六実施形態による断熱装置を図10に基づき説明する。第六実施形態では、規制部の構成が第一実施形態と異なる。
第六実施形態による断熱装置6は、高温側パネル10、低温側パネル20、シール部材30、複数の球体35、及び、多層断熱部材75を備える。なお、図10は、断熱装置6の構成を分かりやすくするため、シール部材30、球体35及び多層断熱部材75が比較的大きくなるよう記載してある。
多層断熱部材75は、断熱室100に収容されている部材である。多層断熱部材75は、シール部材30の内壁301に当接可能に形成されている。これにより、多層断熱部材75は、断熱室100における移動が規制される。多層断熱部材75は、平板状の複数の「金属層」としての金属膜76と、平板状の複数の「断熱材層」としての紙77とを交互に積層することによって形成されている。多層断熱部材75は、一つの球体35を収容可能な収容穴750を複数有する。
第六実施形態による断熱装置6では、複数の球体35のそれぞれが多層断熱部材75の複数の収容穴750のそれぞれに収容されている。これにより、第六実施形態による断熱装置6は、第一実施形態の効果(a)〜(c)、(e)と同じ効果を奏する。
(第七実施形態)
第七実施形態による断熱装置を図11,12に基づき説明する。第七実施形態では、中間部材の形状が第一実施形態と異なる。
第七実施形態による断熱装置7は、高温側パネル10、低温側パネル20、シール部材30、複数の中間部材80、及び、網目状部材40を備える。なお、図11は、断熱装置7の構成を分かりやすくするため、シール部材30、中間部材80及び網目状部材40が比較的大きくなるよう記載してある。
中間部材80は、断熱室100に複数設けられる。中間部材80は、高温側パネル10の他方の平面102及び低温側パネル20の一方の平面211に点接触するよう形成されている。中間部材80は、高温側パネル10と低温側パネル20とが離間した状態を維持する。中間部材80は、環状部材81、及び、二つの半円弧状部材82を組み合わせることによって中空状に形成されている。
環状部材81は、環状に形成されている。環状部材81の表面は曲面から形成されている。
二つの半円弧状部材82は、環状部材81を挟むよう設けられる。半円弧状部材82の表面は曲面から形成されている。半円弧状部材82の一端は、図12に示すように、環状部材81の所定の部位811に接続している。半円弧状部材82の他端は、環状部材81において所定の部位811とは反対側の部位812に接続している。二つの半円弧状部材82と環状部材81とがなす角度αは、図12に示すように、90度となっている。
中間部材80は、網目状部材40の網目400に収容されている。網目400は、大きさが中間部材80の大きさに比べ大きくなるよう形成されている。これにより、高温側パネル10と低温側パネル20とが相対移動しても、中間部材80は、回転することによって高温側パネル10と低温側パネル20とが離間した状態を維持することが可能である。
第七実施形態による断熱装置7では、複数の中間部材80のそれぞれが網目状部材40の複数の網目400のそれぞれに収容されている。これにより、第七実施形態による断熱装置7は、第一実施形態の効果(a)〜(e)を奏する。
(第八実施形態)
第八実施形態による断熱装置を図13,14に基づき説明する。第八実施形態では、中間部材の形状が第一実施形態と異なる。
第八実施形態による断熱装置11は、高温側パネル10、低温側パネル20、シール部材30、複数の「中間部材」としてのパイプ85、及び、網目状部材40を備える。なお、図13,14は、断熱装置11の構成を分かりやすくするため、シール部材30、パイプ85及び網目状部材40が比較的大きくなるよう記載してある。
パイプ85は、中空状に形成されている筒状の部材であって、断熱室100に複数設けられる。パイプ85のそれぞれは、網目状部材40の複数の網目400のそれぞれに回転可能に収容されている。パイプ85は、径方向外側の壁面851が高温側パネル10の他方の平面102及び低温側パネル20の一方の平面211に当接可能なよう設けられている。これにより、パイプ85は、高温側パネル10及び低温側パネル20に線接触する。ここで、線接触とは、例えば、平面と円柱形状の部材の径方向外側の壁面とが接触するときの平面と円柱形状の部材との接触状態を指す。パイプ85は、高温側パネル10と低温側パネル20とが離間した状態を維持する。
第八実施形態による断熱装置11では、複数のパイプ85のそれぞれが網目状部材40の複数の網目400のそれぞれに回転可能に収容されている。これにより、断熱装置11では、パイプ85と高温側パネル10またはパイプ85と低温側パネル20との接触面積が比較的小さいため、パイプ85を介した伝熱は比較的小さくなる。したがって、第八実施形態による断熱装置11は、第一実施形態の効果(a)〜(e)を奏する。
また、断熱装置11では、パイプ85は、筒状に形成されている。これにより、パイプ85の断熱装置11の径方向における断面積が比較的小さくなるため、パイプ85における伝導伝熱量が中実の中間部材に比べ小さくなる。したがって、断熱装置11は、断熱性能をさらに向上することができる。
(第九実施形態)
第九実施形態による断熱装置を図15に基づき説明する。第九実施形態では、中間部材の形状及び網目状部材の形状が第一実施形態と異なる。
第九実施形態による断熱装置12は、高温側パネル10、低温側パネル20、シール部材30、複数の「中間部材」としてのパイプ90、及び、「規制部」としての位置決め部材92を備える。なお、図15は、断熱装置12の構成を分かりやすくするため、シール部材30、パイプ90及び位置決め部材92が比較的大きくなるよう記載してある。
パイプ90は、自身の軸方向の長さが第八実施形態のパイプ85に比べ長い中空筒状の部材であって、断熱室100に複数設けられる。パイプ90は、径方向外側の壁面901が高温側パネル10の他方の平面102及び低温側パネル20の一方の平面211に当接可能なよう設けられている。これにより、パイプ90は、高温側パネル10及び低温側パネル20に線接触する。パイプ90は、高温側パネル10と低温側パネル20とが離間した状態を維持する。
位置決め部材92は、断熱室100のほぼ全域にわたって敷き詰められるよう設けられる。位置決め部材92は、シール部材30の断熱室100側の内壁301に当接可能に形成されている。位置決め部材92は、図15に示すように、弾性変形可能な複数の板状部材921からパイプ90を収容可能な空間920を複数形成している。位置決め部材92が有する複数の空間920のいくつかには、それぞれ一つのパイプ90が回転可能に収容されている。これにより、位置決め部材92は、断熱室100におけるパイプ90の移動を規制する。
第九実施形態による断熱装置12では、複数のパイプ90のそれぞれが位置決め部材92の複数の空間920のそれぞれに回転可能に収容されている。これにより、断熱装置12では、パイプ90と高温側パネル10またはパイプ90と低温側パネル20との接触面積が比較的小さいため、パイプ90を介した伝熱は比較的小さくなる。したがって、第九実施形態による断熱装置12は、第八実施形態と同じ効果を奏する。
また、断熱装置12では、第八実施形態に比べ少ない数のパイプ90によって高温側パネル10と低温側パネル20とが離間した状態を維持する。これにより、断熱装置12の組み立てを比較的容易に行うことができる。
(第十実施形態)
第十実施形態による断熱装置を図16に基づき説明する。第十実施形態では、中間部材の形状が第九実施形態と異なる。
第十実施形態による断熱装置13は、高温側パネル10、低温側パネル20、シール部材30、複数の「中間部材」としてのパイプ95、及び、位置決め部材92を備える。なお、図16は、断熱装置13の構成を分かりやすくするため、シール部材30、パイプ95及び位置決め部材92が比較的大きくなるよう記載してある。
パイプ95は、第八実施形態のパイプ85に比べ長い中空筒状の部材であって、断熱室100に複数設けられる。パイプ95のそれぞれは、位置決め部材92の複数の空間920のそれぞれに回転可能に収容されている。パイプ95は、外径が比較的大きい大径部961と外径が大径部961に比べ小さい小径部962とが交互に組み合わされるよう形成されている。パイプ95は、大径部961の径方向外側の壁面963が高温側パネル10の他方の平面102及び低温側パネル20の一方の平面211に当接可能なよう設けられている。これにより、パイプ95は、高温側パネル10及び低温側パネル20に点接触する。パイプ95は、高温側パネル10と低温側パネル20とが離間した状態を維持する。
第十実施形態による断熱装置13では、複数のパイプ95のそれぞれが位置決め部材92の複数の空間920のそれぞれに回転可能に収容されている。これにより、断熱装置13では、パイプ95と高温側パネル10またはパイプ95と低温側パネル20との接触面積が比較的小さいため、パイプ95を介した伝熱は比較的小さくなる。また、断熱装置13では、パイプ95は、筒状に形成されている。したがって、第十実施形態による断熱装置13は、第八実施形態と同じ効果を奏する。
また、断熱装置13では、第一実施形態の球体35に比べ少ない数のパイプ95が高温側パネル10及び低温側パネル20と点接触しつつ、高温側パネル10と低温側パネル20とが離間した状態を維持する。これにより、断熱装置13の組み立てを比較的容易に行うことができる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、断熱装置は、比較的高温となる加熱炉で発生する熱が高温側パネルから低温側パネルに移動することを防止するとした。しかしながら、断熱装置を適用する分野はこれに限定されない。比較的低温となる冷熱発生源で発生する冷熱が低温側パネルから高温側パネルに移動することを防止するよう用いられてもよい。
上述の実施形態では、高温側パネルは、加熱炉の外壁を覆うよう設けられるとした。しかしながら、高温側パネルが設けられる位置はこれに限定されない。例えば、図17に示すように、高温側パネル10は、外壁9が有する開口910を塞ぐよう形成されてもよい。この場合でも、断熱装置1は、第一実施形態と同じ効果を奏する。
上述の実施形態では、高温側パネル及び低温側パネルは、平板状に形成されるとした。しかしながら、高温側パネル及び低温側パネルは、平板状でなくてもよい。曲面状に形成されてもよい。
第一実施形態の網目状部材を構成する板状部材が有する切り欠きを第二、三、八〜十実施形態に適用してもよい。
第一〜六実施形態では、「中間部材」の形状は、球状であるとした。第七実施形態では、「中間部材」の形状は、環状部材と二つの半円弧状部材とを組み合わせた形状とした。しかしながら、中間部材の形状はこれに限定されない。高温側パネル及び低温側パネルと点接触可能なよう形成されていればよい。
第三実施形態では、隣り合う網目を連通する連通路は、板状部材の低温側パネル側に形成されるとした。しかしながら、連通路が形成される位置はこれに限定されない。
第四実施形態では、窪みは、高温側パネル及び低温側パネルのいずれにも形成されるとした。しかしながら、いずれか一方に形成されていればよい。
第六実施形態では、多層断熱部材は、金属膜と紙とを積層することによって形成されるとした。しかしながら、多層断熱部材を形成する部材は、これに限定されない。金属膜と比較的熱伝導率が低い部材とを積層することによって形成されてもよい。
第七実施形態では、環状部材と半円弧状部材とは、90度の角度で接続されるとした。しかしながら、環状部材と半円弧状部材とが接続される角度はこれに限定されない。
第七実施形態に第二〜六実施形態の構成を適用してもよい。
第八〜十実施形態に第二〜六実施形態の構成を適用してもよい。
上述の実施形態では、シール部材は、高温側当接部に溝を有し、低温側当接部は、外壁から離れるにしたがって断面積が小さくなるよう形成されているとした。しかしながら、シール部材の形状はこれに限定されない。高温側パネルと低温側パネルとの相対移動に対応して変形可能であって、断熱室の気密を維持可能であればよい。
上述の実施形態では、低温側パネルは、断熱室と断熱装置の外部とを連通可能な通路形成部を有するとした。通路形成部はなくてもよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1,2,3,4,5,6,7,11,12,13・・・断熱装置
8・・・加熱炉(熱源)
10,60・・・高温側パネル(高温側部材)
20,70・・・低温側パネル(低温側部材)
30・・・シール部材
35・・・球体(中間部材)
80・・・中間部材
85,90,95・・・パイプ(中間部材)
100・・・断熱室
102,602・・・他方の平面(高温側対向面)
211,711・・・一方の平面(低温側対向面)

Claims (6)

  1. 高温側と低温側との間における熱の移動を抑制する断熱装置であって、
    高温側に設けられる高温側部材(10,60)と、
    前記高温側部材とは別体に形成され、前記高温側部材と離間した状態で低温側に設けられる低温側部材(20,70)と、
    前記高温側部材と前記低温側部材との間に設けられ、前記高温側部材と前記低温側部材との相対移動に対応して変形可能であって、前記高温側部材と前記低温側部材との間に形成され減圧可能な断熱室(100)の気密を維持可能なシール部材(30)と、
    前記断熱室に収容され、前記高温側部材の前記低温側部材に対向する高温側対向面(102,602)及び前記低温側部材の前記高温側部材に対向する低温側対向面(211,711)と点接触または線接触可能なよう形成され、前記高温側部材と前記低温側部材とが離間した状態を維持可能な中間部材(35,80,85)と、
    前記断熱室に収容され、前記中間部材を収容可能な収容空間を有し、前記中間部材の移動を規制する規制部(40,50)と、
    を備え、
    前記規制部は、弾性変形可能な複数の板状部材(41,51)が格子状に配置されて構成されており、複数の前記板状部材により区画された空間である複数の網目(400,500)を前記収容空間とする断熱装置。
  2. 前記規制部(40)の前記高温側部材と前記低温側部材との間における長さ(H1,H2)は、前記高温側部材と前記低温側部材との間の距離(H0)に比べ短い請求項1に記載の断熱装置。
  3. 前記規制部(50)は、隣り合う前記網目(500)を連通する連通路(510)を有する請求項に記載の断熱装置。
  4. 前記中間部材(35)は、球状に形成されている請求項1〜のいずれか一項に記載の断熱装置。
  5. 前記中間部材(80,85)は、中空状に形成されている請求項1〜のいずれか一項に記載の断熱装置。
  6. 前記高温側部材(60)または前記低温側部材(70)の少なくとも一つは、前記高温側対向面(602)及び前記低温側対向面(711)の少なくとも一方に形成され、前記中間部材の一部が位置する窪み(603,713)を有する請求項1〜のいずれか一項に記載の断熱装置。
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