JP6902439B2 - 磁気センサ - Google Patents

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Description

本発明は、磁気センサに関し、特に磁気抵抗効果(MR: Magneto Resistive)素子を利用した磁気センサに適用して有効な技術に関する。
下記特許文献1には、磁気センサが開示されている。この磁気センサでは、基板上の下地絶縁膜の表面に磁気抵抗膜が形成され、磁気抵抗膜上には保護膜が形成されている。磁気抵抗膜を用いてMR素子が構成されている。保護膜には、耐酸化性、不純物に対するバリア性等が高い、シリコン酸化膜又はシリコン窒化膜が使用されている。
磁気センサでは、磁気抵抗膜の周囲において、保護膜を厚さ方向に貫通する応力緩和用開口が形成されている。応力緩和用開口は、保護膜から磁気抵抗膜に与える応力を緩和し、磁気センサの性能低下を防いでいる。
特開2009−25074号公報
上記磁気センサでは、高温や多湿の厳しい環境下においても、高精度のセンサ性能が求められている。このため、応力緩和用開口から磁気抵抗膜への水分の浸入を未然に防いで、磁気センサの特性の耐久変動を小さくする要求があった。
本発明は、上記事実を考慮し、保護膜の開口部から磁気抵抗効果体への水分の浸入を効果的に抑制又は防止して、特性の耐久変動を小さくすることができる磁気センサを提供する。
本発明の第1実施態様に係る磁気センサは、絶縁体の表面上に配設された磁気抵抗効果体と、磁気抵抗効果体上を含む絶縁体の表面上に設けられた保護膜と、磁気抵抗効果体の周囲の少なくとも一部に沿って保護膜を厚さ方向に貫通する開口部と、を備え、磁気抵抗効果体に対して最短距離となる、開口部の内側壁と磁気抵抗効果体との離間距離が、磁気抵抗効果体に対する開口部のアライメント余裕寸法よりも長く構成されている。
第1実施態様に係る磁気センサでは、磁気抵抗効果体が絶縁体の表面上に配設され、この磁気抵抗効果体上を含む絶縁体の表面上には保護膜が設けられる。保護膜には磁気抵抗効果体の周囲の少なくとも一部に沿って開口部が設けられ、開口部は保護膜を厚さ方向に貫通する。
ここで、磁気抵抗効果体に対して最短距離となる、開口部の内側壁と磁気抵抗効果体との離間距離が、磁気抵抗効果体に対する開口部のアライメント余裕寸法よりも長く構成される。つまり、開口部から絶縁体と保護膜との界面を伝わって磁気抵抗効果体へ至る水分の浸入経路が長くなる。このため、水分の浸入を効果的に抑制又は防止することができ、磁気抵抗効果体において特性の耐久変動を小さくすることができる。
本発明の第2実施態様に係る磁気センサでは、第1実施態様に係る磁気センサにおいて、内側壁と磁気抵抗効果体との離間距離が、7μm以上とされている。
第2実施態様に係る磁気センサによれば、開口部の内側壁と磁気抵抗効果体との離間距離が7μm以上とされるので、開口部から磁気抵抗効果体へ至る水分の浸入を効果的に抑制することができる。
本発明の第3実施態様に係る磁気センサは、絶縁体の表面上に配設された磁気抵抗効果体と、磁気抵抗効果体上を含む絶縁体の表面上に設けられた保護膜と、磁気抵抗効果体の周囲の少なくとも一部に沿って保護膜を厚さ方向に貫通する開口部と、絶縁体と保護膜との間において、磁気抵抗効果体と開口部との中間位置に配設され、開口部から絶縁体と保護膜との界面を通じて磁気抵抗効果体へ浸入する水分を堰き止めるダム部と、を備えている。
第3実施態様に係る磁気センサでは、磁気抵抗効果体が絶縁体の表面上に配設され、この磁気抵抗効果体上を含む絶縁体の表面上には保護膜が設けられる。保護膜には磁気抵抗効果体の周囲の少なくとも一部に沿って開口部が設けられ、開口部は保護膜を厚さ方向に貫通する。
ここで、絶縁体と保護膜との間において、磁気抵抗効果体と開口部との中間位置にダム部が配設される。ダム部は、開口部から絶縁体と保護膜との界面を通じて磁気抵抗効果体へ浸入する水分を堰き止める。このため、水分の浸入を効果的に抑制又は防止することができ、磁気抵抗効果体において特性の耐久変動を小さくすることができる。
本発明の第4実施態様に係る磁気センサでは、第3実施態様に係る磁気センサにおいて、ダム部は、磁気抵抗効果体と同一層に、かつ、同一材料により形成されている。
第4実施態様に係る磁気センサによれば、ダム部が、磁気抵抗効果体と同一層に形成され、かつ、同一材料により形成されるので、磁気抵抗効果体以外の新たな構成を必要としない。このため、簡易な構造とすることができる。
また、磁気センサの製造プロセスでは、ダム部が磁気抵抗効果体と同一製造工程により形成することができるので、製造工程数を削減することができる。
本発明に係る磁気センサは、保護膜の開口部から磁気抵抗効果体への水分の浸入を効果的に抑制又は防止して、特性の耐久変動を小さくすることができる、という優れた効果を有する。
本発明の第1実施の形態に係る磁気センサの全体のレイアウトを示す平面図である。 図1に示される磁気センサの一部を拡大して示す要部拡大平面図である。 図2に符号Aを付けて指し示される一点鎖線により囲まれた領域を更に拡大して示す要部拡大平面図である。 図3に示されるB−B線における磁気センサの要部拡大断面図である。 第1実施の形態に係る磁気センサにおいて、磁気抵抗効果体と開口部との離間距離と、オフセット電圧の変化量との関係を示すグラフである。 本発明の第2実施の形態に係る磁気センサの全体のレイアウトを示す平面図である。 図6に示される磁気センサの一部を拡大して示す、図3に対応する要部拡大平面図である。 図7に示される磁気センサの図4に対応する要部拡大断面図である。 (A)は第2実施の形態に係る磁気センサの試験時間とオフセット電圧の変化量との関係を示すグラフ、(B)は比較例に係る磁気センサの試験時間とオフセット電圧の変化量との関係を示すグラフである。
[第1実施の形態]
以下、図1〜図5を用いて、本発明の第1実施の形態に係る磁気センサを説明する。
(磁気センサのレイアウト構成)
図1に示されるように、本実施の形態に係る磁気センサ1は、基板2の主面上の中央部分に配設された第1ブリッジ回路及び第2ブリッジ回路を備えている。第1ブリッジ回路は4つのMR素子M1〜M4を含んで構成されている。同様に、第2ブリッジ回路は4つのMR素子M5〜M8を含んで構成されている。
基板2の主面上において、周辺角部分には複数個の端子9Pが配設されている。基板2の1つの角部分には図示省略のボンディングワイヤが接続される3個の端子9Pが配設され、基板2の4つの角部分には合計12個の端子9Pが配設されている。ここで、ボンディングワイヤは、一点鎖線を用いて輪郭形状が示されているボンディング開口を通して端子9Pにボンディングされる構成とされている。ボンディング開口は図4に示される保護膜10を厚さ方向に貫通して形成されている。
第1ブリッジ回路を構築するMR素子M1は図1において上側に配設されている。MR素子M3は、基板2の中心位置Oに対して、MR素子M1と点対称位置とされる下側に配設されている。MR素子M1の全体の平面形状は、中心位置Oから上側周囲へ放射状に拡がる、平面視において略二等辺三角形状に形成されている。MR素子M3は、中心位置Oから下側周囲へ放射状に拡がる略二等辺三角形の平面形状に形成されている。
MR素子M2は右側に配設され、MR素子M4は中心位置Oに対してMR素子M2と点対称位置とされる左側に配設されている。MR素子M2は、中心位置Oから右側周囲へ放射状に拡がる略二等辺三角形の平面形状に形成されている。MR素子M4は、中心位置Oから左側周囲へ放射状に拡がる略二等辺三角形の平面形状に形成されている。
中心位置OからMR素子M1の左右方向の中心を通過する仮想の基準線Lbを基準として、中心位置Oを中心とする時計回り方向へ、MR素子M1は0度の角度を持って配置されている。MR素子M2は90度、MR素子M3は180度、そしてMR素子M4は270度のそれぞれの角度を持って配置されている。
第2ブリッジ回路を構築するMR素子M5はMR素子M1とMR素子M4との間に配設され、MR素子M7は中心位置Oに対してMR素子M5と点対称位置とされるMR素子M2とMR素子M3との間に配設されている。MR素子M6はMR素子M1とMR素子M2との間に配設され、MR素子M8は中心位置Oに対してMR素子M6と点対称位置とされるMR素子M3とMR素子M4との間に配設されている。MR素子M5〜M8は、MR素子M1〜M4と同様に、略二等辺三角形の平面形状に形成されている。
基準線Lbを基準として、時計回り方向へ、MR素子M5は315度、MR素子M6は45度、MR素子M7は135度、MR素子M8は225度のそれぞれの角度を持って配置されている。
ここで、MR素子M5〜M8は、MR素子M1〜M4に対して、中心位置Oを中心とする時計回り方向へ45度ずれた位置に配置されている。そして、平面視において、MR素子M1〜M8がなす平面形状は略正八角形に形成されている。
図1に示されるMR素子M1は、平面視において、中心位置Oから周囲へ向かって左右に蛇行するミアンダ形状(meander shape)に形成された磁気抵抗効果体41により構成されている。磁気抵抗効果体41では、中心位置Oから周囲へ向かって、左右の引き回し長さが徐々に長くされている。磁気抵抗効果体41の周辺側の一端は接続孔8(図2参照)を通して磁気抵抗効果体41の上層に配設されて周辺側に引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の左上角部分に配置された端子9Pに接続されている。
磁気抵抗効果体41の中心位置O側の他端は接続孔8(図2及び図3参照)を通してMR素子M1とMR素子M6との間から周辺側へ引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の右上角部分に配置された端子9Pに接続されている。
MR素子M2は磁気抵抗効果体41と同一平面形状を有する磁気抵抗効果体42により構成されている。磁気抵抗効果体42の周辺側の一端は接続孔8を通して周辺側に引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の右上角部分に配置された端子9Pに接続されている。この端子9Pは磁気抵抗効果体41の他端に接続された端子9Pと共用されている。
磁気抵抗効果体42の中心位置O側の他端は接続孔8を通してMR素子M2とMR素子M7との間から周辺側へ引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の右下角部分に配置された端子9Pに接続されている。
MR素子M3は磁気抵抗効果体41と同一平面形状を有する磁気抵抗効果体43により構成されている。磁気抵抗効果体43の周辺側の一端は接続孔8を通して周辺側に引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の右下角部分に配置された端子9Pに接続されている。この端子9Pは磁気抵抗効果体42の他端に接続された端子9Pと共用されている。
磁気抵抗効果体43の中心位置O側の他端は接続孔8を通してMR素子M3とMR素子M8との間から周辺側へ引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の左下角部分に配置された端子9Pに接続されている。
MR素子M4は磁気抵抗効果体41と同一平面形状を有する磁気抵抗効果体44により構成されている。磁気抵抗効果体44の周辺側の一端は接続孔8を通して周辺側に引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の左下角部分に配置された端子9Pに接続されている。この端子9Pは磁気抵抗効果体43の他端に接続された端子9Pと共用されている。
磁気抵抗効果体44の中心位置O側の他端は接続孔8を通してMR素子M4とMR素子M5との間から周辺側へ引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の左上角部分に配置された端子9Pに接続されている。この端子9Pは磁気抵抗効果体41の一端に接続された端子9Pと共用されている。
一方、MR素子M5は磁気抵抗効果体41と同一平面形状を有する磁気抵抗効果体45により構成されている。磁気抵抗効果体45の周辺側の一端は接続孔8を通して周辺側に引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の左上角部分に配置された端子9Pに接続されている。
磁気抵抗効果体45の中心位置O側の他端は接続孔8を通してMR素子M8とMR素子M4との間から周辺側へ引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の左下角部分に配置された端子9Pに接続されている。
MR素子M6は磁気抵抗効果体41と同一平面形状を有する磁気抵抗効果体46により構成されている。磁気抵抗効果体46の周辺側の一端は接続孔8を通して周辺側に引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の右上角部分に配置された端子9Pに接続されている。
磁気抵抗効果体46の中心位置O側の他端は接続孔8を通してMR素子M5とMR素子M1との間から周辺側へ引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の左上角部分に配置された端子9Pに接続されている。この端子9Pは磁気抵抗効果体45の一端に接続された端子9Pと共用されている。
MR素子M7は磁気抵抗効果体41と同一平面形状を有する磁気抵抗効果体47により構成されている。磁気抵抗効果体47の周辺側の一端は接続孔8を通して周辺側に引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の右上下角部分に配置された端子9Pに接続されている。
磁気抵抗効果体46の中心位置O側の他端は接続孔8を通してMR素子M6とMR素子M2との間から周辺側へ引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の右上角部分に配置された端子9Pに接続されている。この端子9Pは磁気抵抗効果体46の一端に接続された端子9Pと共用されている。
MR素子M8は磁気抵抗効果体41と同一平面形状を有する磁気抵抗効果体48により構成されている。磁気抵抗効果体48の周辺側の一端は接続孔8を通して周辺側に引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の左下角部分に配置された端子9Pに接続されている。この端子9Pは磁気抵抗効果体45の他端に接続された端子9Pと共用されている。
磁気抵抗効果体48の中心位置O側の他端は接続孔8を通してMR素子M7とMR素子M3との間から周辺側へ引き回された配線9の一端に接続され、この配線9の他端は基板2の左下角部分に配置された端子9Pに接続されている。この端子9Pは磁気抵抗効果体47の一端に接続された端子9Pと共用されている。
なお、磁気抵抗効果体41〜48は「磁気抵抗効果体4」と総称して説明する場合がある。
(磁気センサの縦断面構造)
図4に示されるように、基板2上の全面には絶縁体3が形成され、絶縁体3の表面上に磁気抵抗効果体4が形成されている。磁気抵抗効果体4上には保護膜5が形成され、保護膜5上には配線9及び端子9P(図1参照)が形成されている。そして、配線9上及び端子9P上には保護膜10が形成されている。
本実施の形態において、基板2にはシリコン単結晶基板が使用されている。絶縁体3はここではシリコン酸化膜により形成されている。
磁気抵抗効果体4には、例えばニッケル−コバルト(Ni-Co)膜又はニッケル−鉄(Ni-Fe)膜等の磁性膜が使用されている。また、磁気抵抗効果体4の膜厚は例えば25nm〜50nmに設定されている。磁気抵抗効果体4は、例えばスパッタリング法により成膜され、フォトリソグラフィ技術を用いてパターンニングされている。図4では、磁気抵抗効果体4として、MR素子M3の磁気抵抗効果体43が示されているが、磁気抵抗効果体41〜48はすべて同一導電層に形成され、かつ、同一材料により形成されている。
保護膜5は、本実施の形態において、第1保護膜51及び第2保護膜52を含んで形成されている。
第1保護膜51は、磁気抵抗効果体4上に平面視において磁気抵抗効果体4と同一平面形状に形成されている。第1保護膜51は、磁気抵抗効果体4と配線9とを電気的に絶縁すると共に、磁気センサ1の製造プロセスにおける磁気抵抗効果体4のパターンニングを行うハードマスクとしても使用されている。第1保護膜51としては、例えばプラズマ化学的気相析出(CVD: Chemical Vapor Deposition)法を用いて成膜したシリコン窒化膜(Si3N4)が使用されている。シリコン窒化膜の膜厚は例えば150nm〜250nmに設定されている。
第2保護膜52は、磁気抵抗効果体4及び第1保護膜51上を含んで基板2の全面に形成されている。第2保護膜52は、磁気抵抗効果体4と配線9とを主に電気的に絶縁すると共に、磁気抵抗効果体4を外部環境から保護する。第2保護膜52としては、第1保護膜51と同様に、例えばプラズマCVD法を用いて成膜されたシリコン窒化膜が使用されている。シリコン窒化膜の膜厚は例えば250nm〜350nmに設定されている。シリコン窒化膜は、シリコン酸化膜に比べて、機械的に硬く、吸湿性に優れている。
なお、保護膜5としては、シリコン酸化膜(SiO2)が使用されてもよく、又シリコン窒化膜とシリコン酸化膜とを積層した複合膜が使用されてもよい。
配線9及び端子9P(図1参照)は、同一導電層に、かつ、同一材料により形成されている。配線9及び端子9Pには、例えばアルミニウム合金膜が使用されている。アルミニウム合金膜として、アルミニウムに、例えばアロイスパイクを抑制するシリコン(Si)、マイグレーションを抑制する銅(Cu)等を添加したアルミニウム合金膜が使用されている。配線9の膜厚は例えば700nm〜900nmに設定されている。
そして、保護膜10には、例えばプラズマCVD法を用いて成膜されたシリコン窒化膜が使用されている。シリコン窒化膜の膜厚は例えば450nm〜550nmに設定されている。
(開口部の構成)
図2〜図4に示されるように、磁気抵抗効果体4の周囲の少なくとも一部に沿って、保護膜5及び保護膜10にはそれらを厚さ方向に貫通する開口部7が配設されている。開口部7は、磁気抵抗効果体4と配線9との接続部分を除いて、磁気抵抗効果体4の周囲に沿って延設された溝状に形成されている。
まず、図2及び図3に示されるMR素子M3に沿って配設された開口部7について、詳細に説明する。MR素子M3は、上記の通り、中心位置O(図1参照)から基板2の下側周囲に向かって放射状に拡がる略二等辺三角形の平面形状を有する。磁気抵抗効果体43は、中心位置Oから蛇行しながら周囲に向かって引き回されて、MR素子M3の平面形状を生成する。開口部7は、二等辺三角形の2つの等辺、1つの底辺のそれぞれに沿って、かつ、等辺、底辺のそれぞれに平行に延設されている。開口部7の溝幅は、屈曲部を除いて、延設部では一定とされている。
図2中、左側の等辺に沿って延設される開口部7は、中心位置O側の一端部を磁気抵抗効果体43と配線9との接続部まで右側へ屈曲させ、下側周囲の他端部を周囲側の磁気抵抗効果体43と配線9との接続部まで右側へ屈曲させて底辺に沿って延設させている。この開口部7は、平面視において、略L字形状に形成されている。また、左側の等辺に沿って延設される開口部7は、磁気抵抗効果体43とその左側に配設された磁気抵抗効果体48との間を延在する配線9と、磁気抵抗効果体43との間において、磁気抵抗効果体43寄りに配設されている。
図2中、右側の等辺に沿って延設される開口部7は、中心位置O側の一端部を磁気抵抗効果体43と配線9との接続部まで左側へ屈曲させ、下側周囲の他端部を周囲側の磁気抵抗効果体43と配線9との接続部まで左側へ屈曲させている。この開口部7は、平面視において、略I字形状に形成されている。また、右側の等辺に沿って延設される開口部7は、磁気抵抗効果体43とその右側に配設された磁気抵抗効果体47との間を延在する配線9と、磁気抵抗効果体43との間において、磁気抵抗効果体43寄りに配設されている。
このように、本実施の形態において、MR素子M3の周囲に沿って配設された開口部7は、磁気抵抗効果体43と配線9との接続部を中心として、左右に2分割されている。
図1に示されるように、MR素子M3の周囲に沿って配設された開口部7の構成は、他のMR素子M1、MR素子M2、MR素子M4〜MR素子M8のそれぞれの開口部7の構成と同一である。
図4に示されるように、開口部7は、第1開口部71とそれに連通する第2開口部72とを備えて構成されている。
第1開口部71は、保護膜5の第2保護膜52に形成され、第2保護膜52の厚さ方向に貫通して形成されている。磁気センサ1の製造プロセスにおいて、第1開口部71の形成には、例えば等方性ドライエッチングが使用されている。
第2開口部72は、平面視において、第1開口部71の配置位置と配置位置を一致させて保護膜10に形成され、保護膜10の厚さ方向に貫通して形成されている。第1開口部71と同様に、第2開口部72は等方性ドライエッチングを用いて形成されている。
ここで、開口部7の絶縁体3に接する側の最も小さい溝幅寸法は、例えば3μm〜5μmに設定されている。なお、磁気センサ1の製造プロセスにおいて、第2開口部72は前述のボンディング開口と同一製造工程により形成されている。
図3及び図4に示されるように、MR素子M3において、磁気抵抗効果体43に対して最短距離となる、開口部7の内側壁と磁気抵抗効果体43との離間距離L1は、磁気抵抗効果体43に対する開口部7のアライメント余裕寸法よりも長く構成されている。MR素子M3以外のMR素子M1、MR素子M2、MR素子M4〜MR素子M8においても、同様に、磁気抵抗効果体4と開口部7との離間距離L1はアライメント余裕寸法よりも長く構成されている。
ここで、離間距離L1とは、磁気抵抗効果体43と開口部7とが平行に延在する部位において、それらの延在方向と直交する方向における離間距離である。また、アライメント余裕寸法とは、磁気センサ1の製造プロセスにおいて、アライメントずれが生じても双方のパターンが重ならないための余裕寸法である。磁気抵抗効果体43に対する開口部7のアライメント余裕寸法は、ここでは3μm〜4μmとされている。
図5には、磁気抵抗効果体4と開口部7との離間距離L1と、磁気センサ1のオフセット電圧の変化量との関係が示されている。横軸は離間距離L1[μm]である。縦軸はオフセット電圧の変化量(耐久変動)[mV]である。
図5に示されるように、離間距離L1がアライメント余裕寸法の範疇では、オフセット電圧の変化量がかなり大きい。これに対して、離間距離L1が7μmよりも長くなると、オフセット電圧の変化量が著しく小さくなり、オフセット電圧の変化量に安定性が得られる。
(本実施の形態の作用及び効果)
本実施の形態に係る磁気センサ1は、図4に示されるように、磁気抵抗効果体4が絶縁体3の表面上に配設され、この磁気抵抗効果体4上を含む絶縁体3の表面上には保護膜5及び保護膜10が設けられる。保護膜5及び保護膜10には、図1〜図3に示されるように、磁気抵抗効果体4の周囲の少なくとも一部に沿って開口部7が設けられる。開口部7は、図4に示されるように、保護膜5及び保護膜10を厚さ方向に貫通する。
ここで、図3及び図4に示されるように、磁気抵抗効果体4に対して最短距離となる、開口部7の内側壁と磁気抵抗効果体4との離間距離L1が、磁気抵抗効果体4に対する開口部7のアライメント余裕寸法よりも長く構成される。つまり、開口部7から絶縁体3と特に保護膜5の第2保護膜52との界面を伝わって磁気抵抗効果体4へ至る水分の浸入経路が長くなる。
図5に示されるように、磁気抵抗効果体4と開口部7との離間距離L1が長くなると、オフセット電圧の変化量が小さくなる。このため、水分の浸入を効果的に抑制又は防止することができ、磁気センサ1において特性の耐久変動を小さくすることができる。
また、本実施の形態に係る磁気センサ1では、図5に示されるように、開口部7の内側壁と磁気抵抗効果体4との離間距離L1が7μm以上とされるので、開口部7から磁気抵抗効果体4へ至る水分の浸入を効果的に抑制することができる。
特に、離間距離L1が8μm〜12μmの範囲内とされる場合には、オフセット電圧の変化量が更に小さくなると共に、離間距離L1があまり大きくならないので、磁気センサ1の集積度を向上することができる。
[第2実施の形態]
以下、図6〜図9を用いて、本発明の第2実施の形態に係る磁気センサを説明する。なお、第2実施の形態の説明において、第1実施の形態において説明した構成要素と同一構成要素、又は実質的に同一構成には同一符号を付し、その説明は重複するので省略する。
(磁気センサのレイアウト構成)
図6に示されるように、本実施の形態に係る磁気センサ1は、基本的には図1に示される第1実施の形態に係る磁気センサ1の構成と同一構成とされている。すなわち、磁気センサ1は、第1ブリッジ回路を構成するMR素子M1〜M4と、第2ブリッジ回路を構成するMR素子M5〜M8とを備え、MR素子M1〜M8のそれぞれの周囲に沿って開口部7が配設されている。
図6〜図8に示されるように、本実施の形態に係る磁気センサ1では、MR素子M1〜M8のそれぞれの磁気抵抗効果体4と開口部7との中間位置にダム部4Dが配設されている。
詳細に説明すると、図8に示されるように、ダム部4Dは、絶縁体3と保護膜5との間、すなわち磁気センサ1の構造又は製造プロセスにおいて磁気抵抗効果体4と同一導電層に形成されている。同一導電層に形成されるので、ダム部4Dは磁気抵抗効果体4と同一材料により形成されている。ダム部4D上には、このダム部4Dをパターンニングする第1保護膜51が、磁気抵抗効果体4上の第1保護膜51と同様に構成されている。
図7及び図8に示されるように、ダム部4Dは、開口部7と略同様に、磁気抵抗効果体4の周囲の少なくとも一部に沿って延設され、同一幅寸法において配設されている。ここで、ダム部4Dが磁気抵抗効果体4の周囲の少なくとも一部に沿って延在されるとは、ダム部4Dが、磁気抵抗効果体4と配線9との接続部分を除いて磁気抵抗効果体4の周囲の大半に沿って延在されるという意味で使用されている。
本実施の形態では、ダム部4Dの幅寸法は例えば2μm〜5μmに設定され、ダム部4Dと磁気抵抗効果体4との離間寸法は、ダム部4Dと開口部7との離間寸法よりも小さい例えば2μmに設定されている。ダム部4Dと開口部7との離間寸法は、アライメント余裕寸法を含めて、例えば3μm〜4μmに設定されている。
図9(A)には本実施の形態に係る磁気センサ1の高速加速寿命試験の結果が示されている。また、図9(B)には比較例に係る磁気センサの高速加速寿命試験の結果が示されている。比較例に係る磁気センサでは、MR素子の磁気抵抗効果体と開口部との離間距離が、本実施の形態に係る磁気センサのダム部4Dと開口部7との離間距離に一致されている。高速加速寿命試験として、飽和条件下において実施されるプレッシャークッカー試験(PCT: Pressure Cooker Test)が使用された。試験条件は、温度121℃、湿度100%、圧力1.2気圧、試験時間600時間とされ、100時間当たり100回の温度サイクルが与えられる。温度範囲は−40℃〜105℃である。サンプル数は22個であった。横軸は試験時間[hr]、縦軸はオフセット電圧の変化量[mV]である。
図9(B)に示されるように、比較例に係る磁気センサでは、試験時間が100時間を超えると、オフセット電圧がマイナス側に変化するサンプルが多発した。試験時間が400時間を超えると、オフセット電圧がプラス側に変化するサンプルも見られたが、比較例に係る磁気センサは全体的としてオフセット電圧の耐久変動が大きい。
比較例に係る磁気センサに対して、本実施の形態に係る磁気センサ1では、図9(A)に示されるように、数百時間の試験時間が経過しても、オフセット電圧の変化が小さい結果が得られた。
(本実施の形態の作用及び効果)
本実施の形態に係る磁気センサ1は、図8に示されるように、磁気抵抗効果体4が絶縁体3の表面上に配設され、この磁気抵抗効果体4上を含む絶縁体3の表面上には保護膜5及び保護膜10が設けられる。保護膜5及び保護膜10には、図6〜図8に示されるように、磁気抵抗効果体4の周囲の少なくとも一部に沿って開口部7が設けられる。開口部7は、図8に示されるように、保護膜5及び保護膜10を厚さ方向に貫通する。
ここで、図7及び図8に示されるように、絶縁体3と保護膜5(第2保護膜52)との間において、磁気抵抗効果体4と開口部7との中間位置にダム部4Dが配設される。ダム部4Dは、開口部7から絶縁体3と第2保護膜52との界面を通じて磁気抵抗効果体4へ浸入する水分を堰き止める。
このため、ダム部4Dが配設されて水分の浸入を効果的に抑制又は防止することができ、図9(A)に示されるように、磁気センサ1において特性の耐久変動を小さくすることができる。
また、本実施の形態に係る磁気センサ1では、ダム部4Dが、磁気抵抗効果体4と同一層に形成され、かつ、同一材料により形成されるので、磁気抵抗効果体4以外の新たな構成を必要としない。このため、磁気センサ1の構造を簡易にすることができる。
さらに、本実施の形態に係る磁気センサ1の製造プロセスでは、特に全体の製造工程の説明はしていないが、ダム部4Dが磁気抵抗効果体4と同一製造工程により形成することができるので、製造工程数を削減することができる。
[上記実施の形態の補足説明]
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲において以下の通り変形可能である。
例えば、本発明では、基板として、炭化シリコン基板、ガラス基板、樹脂基板等の絶縁性基板が使用される場合には基板自体が絶縁体とされるので、基板上の絶縁体を省略することができる。
また、上記実施の形態では、基板にブリッジ回路を構成するMR素子だけが配設されているが、本発明は、1つの基板にMR素子と回路を構築する素子、例えばトランジスタ、抵抗、容量等とを配設してもよい。
さらに、本発明は、MR素子として、異方向性磁気抵抗効果(AMR)素子、巨大磁気抵抗効果(GMR)素子、トンネル磁気抵抗効果(TMR)素子等を使用してもよい。
1…磁気センサ、2…基板、3…絶縁体、4、41〜48…磁気抵抗効果体、4D…ダム部、5、10…保護膜、51…第1保護膜、52…第2保護膜、7…開口部、71…第1開口部、72…第2開口部、9…配線、9P…端子、M1〜M8…MR素子。

Claims (2)

  1. 絶縁体の表面上に配設された磁気抵抗効果体と、
    前記磁気抵抗効果体上を含む前記絶縁体の表面上に設けられた保護膜と、
    前記磁気抵抗効果体の周囲の少なくとも一部に沿って前記保護膜を厚さ方向に貫通する開口部と、
    前記絶縁体と前記保護膜との間において、前記磁気抵抗効果体と前記開口部との中間位置に配設され、前記開口部から前記絶縁体と前記保護膜との界面を通じて前記磁気抵抗効果体へ浸入する水分を堰き止めるダム部と、
    を備えた磁気センサ。
  2. 前記ダム部は、前記磁気抵抗効果体と同一層に、かつ、同一材料により形成されている請求項に記載の磁気センサ。
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