JP6901917B2 - 消火栓装置 - Google Patents

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Description

本発明は、消火栓装置に関し、より詳細には、消火栓装置の作業扉構造に関する。
消火栓装置は、消火用ホースや、消火器、消火栓弁を開弁するための操作レバーといった消火作業をする際に必要な機具と共にメンテナンス弁等の消火栓装置の保守・点検をする際に使用する機具が同じ筐体内に収容されている。そのため、筐体には、外部よりこれら機具の使用や取出しが可能となる様に開口部を形成する必要がある。
従来の消火栓装置においては、筐体に消火器を筐体外に取り出すための開口部と、消火器以外の消火作業に必要な機具を取り出し及び操作をするための開口部と消火栓装置の保守・点検のための開口部を兼ねる開口部が形成されており、それらは、消火器扉及び消火栓扉によって、常時は閉鎖されている(例えば、特許文献1を参照)。
消火栓扉は、消火作業時に開扉された際に、消火作業や通行の邪魔とはならない様に、その下方に消火栓扉と少なくとも略同じ面積の消火栓扉を保持するためのスペースが確保される様な位置に設けられるが望ましい。このため、消火栓扉が閉鎖する開口部もまたその様な位置に形成されている。
特開2014−217646号公報
一方、消火栓装置は、筐体のより省スペース化(薄型化)が求められており、そのため、消火栓弁が筐体外に設けられる様になってきている。この様な消火栓装置においては、消火栓装置側から消火栓弁を遠隔で操作可能とする必要がある。例えば、消火栓装置側と消火栓弁側の各々にプーリーを設け、両プーリーをワイヤ等によって連動する様になっている。又、消火水が消火用ホースへと供給可能とするために消火栓装置と消火栓弁とを可撓管等で接続する必要もある。
この様な消火栓装置を設置する際に、前記ワイヤ等の引き回しや張り具合の調整、前記可撓管の筐体内への引込みは、筐体に形成された前記開口部を利用して行われる。特許文献1に記載の消火栓装置においても、この様な作業は十分簡便に行うことは可能であるが、この様な消火栓弁は、通常、消火栓装置よりも低い位置に設けられるため開口部が筐体の底部側まで形成されていれば、より簡便に当該作業を行うことができることは確かである。そのためには、消火栓装置の保守・点検のための開口部を他の開口部とは独立に設け、この開口部を筐体の底部側まで延在させることが考えられる。
他方、消火栓装置は、消防士等の消火活動に熟練した者ではなく、消火活動に熟練していない一般人が使用することが想定されているものである。そのため、消火栓装置の保守・点検のための開口部を他の開口部とは独立に設けてしまうと、消火作業をする際に、使用者が保守・点検のための開口部を閉鎖する作業扉を誤って開扉してしまった場合、消火用ホースや消火器等の消火作業に必要な機具が見当たらないため、消火活動が必要な危機的な精神状態においては、パニックを起こしてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、消火作業時に使用者が誤って作業扉を開扉することを防止可能な消火栓装置を提供することを目的とする。
本発明は、消火用ホースが収納される筐体と、該筐体内に設けられ、該消火用ホースと消火水供給源とを接続する接続部が収容される接続部収容部と、該筐体の該接続部収容部と対向する位置に形成された作業用開口部と、該作業用開口部を開閉するための作業扉と該作業扉を開扉する際に、該作業扉の支点となる支持体と、を備えており、該作業扉の前面は、略平滑に形成され、該作業扉の上端部には、掛合部が設けられ、該掛合部は、天板部と該天板部から下方に延在する掛合部延在部を有しており、該作業扉の下端部には、差込部が設けられ、該差込部は、該作業扉を前方方向に移動することを規制する差込部延在部を有しており、該筐体には、該掛合部を介して該作業扉を掛止可能に形成された掛止部が設けられる消火栓装置であって、該差込部延在部は、高さ方向の長さが該掛合部延在部の高さ方向の長さよりも長くなる様に形成され、それによって、該作業扉を上方方向に持ち上げただけでは、該作業扉を前方方向に引くことができない様になっており、該作業扉を上方方向に持ち上げ、該作業扉の下端部側を該筐体の内方方向に向かって移動させ、該支持体を支点として該作業扉を前方方向へと前傾させることで、該作業扉を開扉することが可能となっていることを特徴とする消火栓装置ことを特徴とする消火栓装置である。
更に、本発明は、前記作業扉の周端部と前記筐体との間に引掛部を設けることが可能である。又、本発明は、前記消火栓弁を開弁するための操作レバーと、該消火栓弁及び該操作レバーを連動させるためのワイヤと、を更に備えるものとし、該ワイヤを、該操作レバーから前記接続部収容部を通って、該消火栓弁まで延在させることも可能である。又、本発明は、前記作業扉を、該作業扉を開扉する際に、ハンドル部が取付可能することも可能である。又、本発明は、前記筐体外又は該筐体内に設けられた消火栓弁を更に備えるものとし、前記接続部を、該消火栓弁を介して前記消火水供給源に接続されているものとすることが可能である。
尚、本発明において、「略平滑」とは、開扉の際に使用者の指を掛けることが可能な程度の凹凸がないことを意味し、装飾的な凹凸等の開扉の際に使用者の指を掛けるのには適さない凹凸があるものを含むものと定義する。又、本発明において、上下方向は、消火栓装置が設置された状態で定めるものとする。
本発明は、作業扉の前面を略平滑に形成したので、消火作業を行う使用者に、作業扉の存在を認識されにくくなっているため、消火作業時に使用者が誤って作業扉を開扉することを防止することが可能である。
本発明の実施形態を示す図であり、作業扉を閉扉した状態の正面図である。 本発明の実施形態を示す図であり、作業扉を開扉した状態の正面図である。 本発明の実施形態における作業扉を示す図であり、(A)が拡大正面図、(B)が拡大左側面図、(C)が図1の要部拡大III−III断面図である。
本発明の実施形態を図1乃至図3に基づき説明する。先ず、消火栓装置1の構成について説明する。消火栓装置1は、筐体2及び筐体2外に設置された消火栓弁3を備えている。筐体2内には、消火器4が収容される消火器収容部5、消火用ホース6が収容されるホース収容部7及び接続部8が収容される接続部収容部9が設けられている。消火用ホース6の先端側には、ノズル6aが取付けられている。
接続部8は、消火用ホース6と消火水供給源、例えば、本管(図示せず)とを接続するために設けられている。本実施形態において、接続部8は、消火栓弁3を介して該消火水供給源と接続されており、接続部8及び消火栓弁3間は、可撓管10によって接続されている。又、接続部8には、メンテナンス弁8aが設けられている。本実施形態において、消火栓弁3は、筐体2の下方に設置されているため、可撓管10も接続部8から筐体2の底部2a に向かって下方に延在する様に設けられている。尚、可撓管10は、フレキシブル管、ホース等の可撓性があるものであればよい。
筐体2は、筐体2の前面を構成する前面パネル11が設けられている。前面パネル11には、消火器収容部5と対向する位置に消火器用開口部12が、ホース収容部7と対向する位置にホース用開口部13が、接続部収容部9と対向する位置に作業用開口部14が形成されている。又、前面パネル11には、表示灯15及び発信機16が取付けられている。
消火器用開口部12は消火器扉17によって、ホース用開口部13は消火栓扉18によって、作業用開口部14は作業扉19によって、各々開閉可能に常時は閉鎖されている。消火器扉17及び消火栓扉18には、それらを開扉する際に、使用者が把持可能に設けられたハンドル部17a,18aが前面側に設けられている。
ホース用開口部13は、消火作業をする際に、消火用ホース6を筐体2外に引き出すための開口であり、その下方に消火栓扉18を開扉した際に、消火栓扉18が収まる保持スペース20が確保できる程度の位置・大きさに設けられる。本実施形態においては、ホース用開口部13の下方には保持スペース20として消火栓扉18と同等の面積が確保されている。
消火栓扉18は、ダンパヒンジ21によって略180°前傾方向に回動可能となっている扉であり、その裏面にノズル6aが取付可能に設けられたノズルホルダ22、操作レバー23及びラッチ機構24が設けられている。ラッチ機構24は、消火栓扉18の閉扉状態を保持するために設けられておりハンドル部18aを操作することでラッチが外れ、消火栓扉18を開扉可能となる様になっている。尚、消火栓扉18は、略90°前傾方向に回動可能なものとしてもよい。
操作レバー23は、消火栓弁3を筐体2側から遠隔で操作するために設けられている。操作レバー23にはプーリー23aが設けられており、プーリー23aは、消火栓弁3に設けられたプーリー(図示せず)とワイヤ25によって連動する様になっており、これによって、操作レバー23により消火栓弁3を遠隔で開閉できる様になっている。
本実施形態において、上述の通り、消火栓弁3が筐体2の下方に設置されているため、ワイヤ25は、操作レバー23から筐体2の底部2aに向かって下方に延在する様に設けられることとなるが、消火栓装置1を設置する際の操作レバー23と消火栓弁3とをワイヤ25で接続する作業やワイヤ25の保守・点検作業の利便性からワイヤ25を操作レバー23から接続部収容部9を通って消火栓弁3まで延在させることが望ましい。
作業用開口部14は、消火栓装置1の組立・施工・保守・点検のために設けられた開口であり、保守・点検の際には、作業用開口部14を利用して、メンテナンス弁8aに点検用のホース(図示せず)が接続される。又、作業用開口部14は、消火栓装置1を設置する際に、消火栓弁3から延在する可撓管10の接続部8への接続や、ワイヤ25の施工、電線(図示せず)の筐体2内への引込み作業時にも利用される。
作業用開口部14は、筐体2の天部2b側から底部2a側にかけて縦長に形成されており、作業扉19もまた作業用開口部14に合せて縦長に形成されている。作業用開口部14の上縁部14aには、掛止部14bが設けられている。掛止部14bは、略J状に形成された受部14cを有している。
又、作業用開口部14の下縁部14d側、望ましくは、下縁部14d近傍に位置する側縁部14e,14eには、左右1対の支持体14f,14fが設けられている。支持体14fは、後述する作業扉19の開扉作業において、作業扉19の支点となると共に作業扉19が、接続部収容部9内に落下しない様にするための戸当たりとしての役割を担っている。本実施形態において、支持体14f,14fは、略板状に形成されている。
作業扉19の前面19aは、使用者が作業扉19を開扉する際に指を掛けることが可能な凹凸は形成されておらず略平滑となっている。又、作業扉19の前面19aには、使用者が把持可能なハンドル部もまた常設されていない。
作業扉19の上端部19bには、掛合部19cが設けられている。掛合部19cは、掛止部14bの受部14cに掛止可能に設けられており、作業扉19の閉扉状態を保持するために設けられている。掛合部19cは、断面略「状(略J状)に形成されており、作業扉19の天板に相当する天板部19d及び天板部19dから下方に延在する延在部19e(以下、掛合部延在部19eという)を有しており、水平方向へと延在する様に略円柱形状の支持部19fが更に取付けられている。
支持部19fは、前面19a側に間隙ができる様に掛合部19cに取付けられており、該間隙に掛止部14bの受部14cが嵌合又は遊嵌合されることで、作業扉19の閉扉状態を保持している。本実施形態においては、この様な掛合部19cと掛止部14bによって、常時は、作業扉19を掛止することで不意に作業扉19が開扉されることを防止している。
又、作業扉19の下端部19gには、作業扉19の前方方向A1への移動を規制可能に設けられた規制部が設けられている。本実施形態において、該規制部は、差込部19hとなっている。差込部19hは、断面略「状(略L状)に形成されており、作業扉19の底板に相当する底板部19iと底板部19iより下方に延在する延在部19k(以下、掛合部延在部19eとの区別を明確とするため差込部延在部19kという)を有している。
差込部延在部19kは、作業扉19を閉扉する際に作業用開口部14の下縁部14dに掛合される様になっており、それによって、作業扉19の前方方向A1への移動を規制している。又、差込部延在部19kは、その高さ方向の長さLが、掛合部延在部19eの高さ方向の長さLよりも長くなる様に形成されており、後述する間隙26(引掛部26)に指を掛けて、作業扉19を上方方向A2に向かって持ち上げただけでは、作業扉19を前方方向A1に引くことができない様になっている。
作業扉19の底部、即ち、底板部19iには、1又は複数の脚部19mが設けられており、作業扉19を閉扉した際に、作業扉19の下端部19g側、具体的には、底板部19iと作業用開口部14の下縁部14dとの間、に間隙26が形成される様になっている。間隙26は、作業扉19を開扉する際に使用者の指を掛けるための引掛部であり、使用者の指を挿し入れ可能な大きさに設けられている(以下、間隙26を、引掛部26とも表記する)。脚部19mとしては、例えば、丸子螺子を採用することが可能である。
次に、消火栓装置1を設置や点検・保守をする作業員が作業扉19を開扉及び閉扉する際の操作について説明する。
[開扉作業]
(1)作業扉19を開扉する際には、先ず、作業扉19の引掛部26に作業員の指を掛け、作業扉19を上方方向A2に向かって持ち上げる。これによって、掛合部19cの掛止部14bによる掛止が解除される。
(2)作業扉19の下端部19g側を筐体2の内方方向A3に向かって移動させ、支持体14fを支点として、作業扉19を前方方向A1へ前傾させ、掛合部19cを筐体2の外部へと移動させる。
(3)その状態で、差込部19hが、作業扉19を取り外す際に妨げとはならない様に、斜め上方向へと作業扉19を移動させることで作業扉19の開扉が完了する。
[閉扉作業]
(4)作業扉19を閉扉する際には、先ず、作業員の指を引掛部26に掛けた状態で作業扉19を前傾させ、差込部19hを筐体2内の作業用開口部14の下縁部14dの裏側に差し込む。
(5)作業扉19の掛合部19cを筐体2の掛止部14bに引掛けて、作業扉19を掛止させることで作業扉19の閉扉は完了する。
本実施形態の消火栓装置1は、作業扉19の前面19aが略平滑に形成されており、前面19aに作業扉19を開扉する際に、消火活動をする使用者が把持するハンドル部や使用者の指を引っ掛けるための凹凸が設けられていないため、使用者に扉として認識されにくくなっており、それにより、消火作業をする際に、使用者の意識は、ハンドル部17a,18aが設けられている消火器扉17や消火栓扉18に自然と向く様になっているため使用者が誤って作業扉19を開扉してしまうことを防止することができる。
又、消火栓装置1は、作業扉19に差込部19hが設けられているため、作業扉19を開扉するには、上記(2)の工程が必要となる。即ち、消火栓装置1は、引掛部26に指を掛けて作業扉19を持ち上げた後、作業扉19を手前側に引いてしまっては、差込部19hが邪魔をして開扉をすることができない様になっていることとなる。
一方、扉の下端部に指を掛けて開扉をする様な扉の場合においては、扉を持ち上げた後に手前に引くことで開扉がなされると考えるのが通例である。そのため、作業扉19の開扉方法を知らない者は、引掛部26の存在に気付き、作業扉19の開扉を試みたとしても、作業扉19を手前側へと引いてしまうため、差込部19hが邪魔をして作業扉19を開扉することができず、作業扉19を、消火活動の際に開扉する扉ではないと認識するものと考えられる。
他方、消火栓装置1の設置や保守・点検等をする作業員は、作業扉19の位置や開扉方法を把握しているため、上記の工程に沿って、作業扉19を開扉することが可能である。この点からも、消火栓装置1においては、消火活動の際に使用者が誤って作業扉19を開扉してしまうことを防止することができる。
以上、本発明を上記実施形態に基づき説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
(i)上記実施形態においては、引掛部26を用いて、作業扉19を開扉するものとしたが、例えば、磁石や吸盤等の着脱自在な手段によって、作業扉19にハンドル部(図示せず)を取付け可能とし、消火栓装置1の設置や保守・点検の際に、該ハンドル部を作業扉19に取付けて、該ハンドル部によって作業扉19を開扉する様にしてもよい。この場合において、引掛部26(脚部19m)を設けない様にしてもよい。
(ii)上記実施形態においては、引掛部26を作業扉19の下端部19g側に設けたが、作業扉19の下端部19g以外の周端部(つまり、上端部19b及び側端部19n)と筐体2との間、例えば、側端部19nと作業用開口部14の側縁部14eとの間、に間隙を設け、該間隙を引掛部26とすることも可能である。
(iii)上記実施形態において、脚部19mを作業扉19側に設けたが、筐体2側、例えば、作業用開口部14の下縁部14dに設けることも可能である。
(iv)上記実施形態において、支持体14fを略板状に設けたが、略棒状等他の形状を適宜採用することも可能である。
(v)上記実施形態においては、引掛部26に指を掛けて、作業扉19を持ち上げたが、引掛部26に器具を差し込み、梃の原理等を利用し作業扉19を持ち上げる様にしてもよい。
(vi)上記実施形態においては、差込部19hを下端部19gに、掛合部19cを上端部19bに設けたが、差込部19hを一方の側端部19nに、掛合部19cを他方の側端部19nに設けることも可能である。
(vii)上記実施形態においては、作業用開口部14をホース用開口部13及び消火器用開口部12とは独立して設けたが、作業扉19が消火器扉17と消火栓扉18とが独立して開扉可能となっていれば、作業用開口部14をホース用開口部13及び/又は消火器用開口部12と連続する様に設けることも可能である。
(viii)上記実施形態においては、支持部19fを略円柱状としたが、略三角柱状等の略多角柱状としてもよく、又、傾斜面として設けることも可能である。更に、支持部19fは中空(筒状)であってもよい。
(ix)上記実施形態において、作業用開口部14を筐体2の前面(前面パネル11)に設けたが、筐体2の接続部収容部9と対向する位置であれば、該前面以外の部分、例えば、筐体2の側面に設けることも可能である。
(x)上記実施形態において、消火栓弁3を筐体2外に設けたが、消火栓弁3を筐体2内に設けることも可能である。その際、消火栓弁3は、例えば、接続部収容部9内に設けることが可能である。又、消火栓弁3の一部を筐体2内に、別の一部が筐体2外に位置する様に設けることも可能である。
1 消火栓装置 2 筐体 2a 底部
2b 天部 3 消火栓弁 4 消火器
5 消火器収容部 6 消火用ホース 6a ノズル
7 ホース収容部 8 接続部 8a メンテナンス弁
9 接続部収容部 10 可撓管 11 前面パネル
12 消火器用開口部 13 ホース用開口部 14 作業用開口部
14a 上縁部 14b 掛止部 14c 受部
14d 下縁部 14e 側縁部 14f 支持体
15 表示灯 16 発信機 17 消火器扉
17a ハンドル部 18 消火栓扉 18a ハンドル部
19 作業扉 19a 前面 19b 上端部
19c 掛合部 19d 天板部 19e 掛合部延在部
19f 支持部 19g 下端部 19h 差込部(規制部)
19i 底板部 19k 差込部延在部 19m 脚部
19n 側端部 20 保持スペース 21 ダンパヒンジ
22 ノズルホルダ 23 操作レバー 23a プーリー
24 ラッチ機構 25 ワイヤ 26 引掛部(間隙)
A1 前方方向 A2 上方方向 A3 内方方向
L 長さ

Claims (5)

  1. 消火用ホースが収納される筐体と、
    該筐体内に設けられ、該消火用ホースと消火水供給源とを接続する接続部が収容される接続部収容部と、
    該筐体の該接続部収容部と対向する位置に形成された作業用開口部と、
    該作業用開口部を開閉するための作業扉と
    該作業扉を開扉する際に、該作業扉の支点となる支持体と、を備えており、
    該作業扉の前面は、略平滑に形成され
    該作業扉の上端部には、掛合部が設けられ、該掛合部は、天板部と該天板部から下方に延在する掛合部延在部を有しており、
    該作業扉の下端部には、差込部が設けられ、該差込部は、該作業扉を前方方向に移動することを規制する差込部延在部を有しており、
    該筐体には、該掛合部を介して該作業扉を掛止可能に形成された掛止部が設けられる消火栓装置であって、
    該差込部延在部は、高さ方向の長さが該掛合部延在部の高さ方向の長さよりも長くなる様に形成され、それによって、該作業扉を上方方向に持ち上げただけでは、該作業扉を前方方向に引くことができない様になっており、
    該作業扉を上方方向に持ち上げ、該作業扉の下端部側を該筐体の内方方向に向かって移動させ、該支持体を支点として該作業扉を前方方向へと前傾させることで、該作業扉を開扉することが可能となっていることを特徴とする消火栓装置。
  2. 前記作業扉の周端部と前記筐体との間に引掛部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の消火栓装置。
  3. 前記作業扉は、該作業扉を開扉する際に、ハンドル部が取付可能となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の消火栓装置。
  4. 火栓弁を開弁するための操作レバーと、
    該消火栓弁及び該操作レバーを連動させるためのワイヤと、を更に備えており、
    該ワイヤは、該操作レバーから前記接続部収容部を通って、該消火栓弁まで延在していることを特徴とする請求項1乃至の何れかに記載の消火栓装置。
  5. 前記筐体外若しくは該筐体内に設けられた消火栓弁を更に備える請求項1乃至3の何れかに記載の消火栓装置、又は、前記筐体外若しくは該筐体内に設けられた前記消火栓弁を備える請求項4に記載の消火栓装置であって
    前記接続部は、該消火栓弁を介して前記消火水供給源に接続されていることを特徴とする消火栓装置。
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