JP6364217B2 - 医療用コンソールユニット - Google Patents

医療用コンソールユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6364217B2
JP6364217B2 JP2014080624A JP2014080624A JP6364217B2 JP 6364217 B2 JP6364217 B2 JP 6364217B2 JP 2014080624 A JP2014080624 A JP 2014080624A JP 2014080624 A JP2014080624 A JP 2014080624A JP 6364217 B2 JP6364217 B2 JP 6364217B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door body
main body
medical
outlet
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014080624A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015198853A (ja
Inventor
菊田 甲
甲 菊田
Original Assignee
株式会社くろがね工作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社くろがね工作所 filed Critical 株式会社くろがね工作所
Priority to JP2014080624A priority Critical patent/JP6364217B2/ja
Publication of JP2015198853A publication Critical patent/JP2015198853A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6364217B2 publication Critical patent/JP6364217B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

本発明は、主に病室内に設置され、患者に医療看護行為を行う為のコンセント、スイッチ、ナースコールなどの電気設備や、医療用ガスのアウトレットなどが組み付けられる医療用コンソールユニットに関するものである。
ベッドの頭部側壁面に固定された医療用コンソールユニットにおいて、医療用ガス等のアウトレット等の医療看護設備が露呈すると、患者が息苦しさと不安感を感じ、病室の雰囲気としても好ましくないため、医療用ガス等のアウトレット等を摺動開閉自在な前面カバーによって覆うものがある。
このような前面カバーは昇降機構を介して取り付けられており、前面カバーを上昇させて前面を開放し、上昇させた前面カバーを下降させて前面を閉鎖するように開放閉塞自在とされる。
そして、前面カバーから開放された部分に、アウトレットが並設されると共に医療用壁掛式吸引器を引っ掛けるためのフックが取り付けられている。
医療用壁掛式吸引器は、前記フックの上方より下方に向かってスライドさせることによって、フックに医療用壁掛式吸引器を引っ掛けるが、医療用壁掛式吸引器の種類によっては、医療用壁掛式吸引器をフックの上方より下方に向かってスライドさせる時に、フックの上方に上昇した状態の前面カバーがあると、前面カバーと医療用壁掛式吸引器が干渉してフックに取り付けることができないといった問題がある。
また、アウトレットの上方部に、ガス配管や電気配線のメンテナンス作業用にメンテナンス用開口部を設け、該開口部を着脱自在なパネルで閉塞し、メンテナンス時に前記パネルを取り外しメンテナンス作業が行えるようにしたものがあるが、昇降式の前面カバーの場合、上昇した扉がメンテナンスの邪魔になるので、メンテナンスの度にカバー体を取り外す必要があった。
さらに、昇降式の前面カバーにすると、前面カバーを上昇させる時に、前面カバーの重量分を持ち上げることになるため、大きな前面カバーにした場合には上昇操作が非常に重たくなる。操作が重たくなるのを軽減させるためにバランサーなどを設ける方法もあるが、構造が複雑になるばかりでなく、扉の大きさが変化するたびにバランサーの調整が必要となり手間がかかるといった問題がある。
また、横長形態の医療用コンソールの場合、医療用コンソールユニットの平面視における面積が大きくなるため、医療用コンソールユニットの面積分の病室の床面積が減少するといった問題がある。
特開2010−042072公報
本発明は、従来の問題点に鑑みて、簡単な構造で、機能性・意匠性に優れた使い勝手のよい医療用コンソールユニットを提供することを課題とする。
上記課題を解決する為、本発明が第1の手段として構成したところは、医療用ガスのアウトレットや医療用壁掛式吸引器の取り付けフック、ナースコール子機器具、コンセント、スイッチ等が組み付けられる医療用コンソールユニットにおいて、医療用コンソールユニットは、上下方向に長い縦型形態の本体と、開閉自在の扉体を備え、前記アウトレットの前面側が閉止状態の前記扉体で覆われることによって、少なくともアウトレットが隠蔽されるとともに、閉止した扉体を開放することによって、アウトレットが露呈するように施されたものであって、扉体は、略矩形を成す板状であって、扉体の左右縦辺のいずれか一辺側を回転軸とし、本体に対し回動開閉自在で、回動開放した状態から本体の奥行き方向にスライド可能とされると共に、扉体の閉鎖中および開放途中で、扉体が本体に対しスライドするのを阻止する開放規制案内装置を、本体と扉体間に有し、開放規制案内装置は、扉体の裏面側で、扉体の巾方向に渡って配設され、扉体の閉鎖中および開放途中は、扉体の回動側端部が本体前端部に当接することで、扉体のスライドを阻止し、回動開放姿勢で、本体に設けられた本体案内孔に嵌入可能な位置に達する案内規制杆を有するものである。
次に、上記課題を解決する為、本発明が第2の手段として構成したところは、上記第1の手段に加え、本体案内孔は、本体前端面と本体の奥行き方向に所定間隔を有する位置に、少なくとも2箇所設けられているものである。
本発明が第1の手段として構成したところによると、医療用ガス等のアウトレットが扉体で覆われるので、アウトレットが露呈することがなく患者が息苦しさと不安感が生じにくい。また、アウトレットへの悪戯を防止することができる。扉体は、一辺側に設けられた回転軸を軸として回動開放するので、フックの上方に開放した扉体がくることはない。そのため、医療用壁掛式吸引器をフックの上方より下方に向かってスライドさせる場合にも、医療用壁掛式吸引器が扉体に干渉することがなく、吸引ビンを容易にフックに引っ掛けることができる。さらに、アウトレットの上部にメンテナンス用開口部があっても、メンテナンス時に扉体が邪魔にならないのでメンテナンスが容易に行える。そして通常は、メンテナンス用開口部を扉体と同じ厚みのパネル体で塞くこともできるため、扉体を閉止した状態では医療用コンソールユニットの前面に無用な凹凸がなく見栄えが良い。
そして、医療用コンソールユニットは、縦型形態とされているため、床面から天井面まで延伸させることが容易で、天井内に配設される医療用のガス配管や電気配線などを、天井から直接医療用コンソールユニットの上面から医療用コンソールユニット内に引き込むができるので、ガス配管、電気工事が容易になるだけではなく、医療用コンソールユニットの平面視における面積が、横長形態の医療用コンソールに比べ小さくできるので、病室の床面積の減少を抑制することができる。
さらに、扉体は、一辺側に設けられた回転軸を軸として回動開放するだけでなく、開放された扉体は、本体の奥行き方向にスライド移動可能であるから、扉体が必要以上に突出せず、医療看護行為の邪魔にならない。
又、開放途中で、扉体が本体に対しスライドするのを阻止する開放規制案内装置を、本体と扉体間に有するものであるから、医療用コンソールユニットを併設した状態でもあっても、扉体の開放途中で、回動中心側端部が、他方の医療用コンソールユニットに衝突して、使用中の医療看護用機器を破損させたりすることが無く、安全に開放することができる。
また、扉体の閉鎖中および開放途中は、扉体の回動側端部が本体前端部に当接することで、扉体のスライドを阻止し、回動開放姿勢で、本体に設けられた本体案内孔に嵌入可能な位置に達する案内規制杆を、扉体の裏面側に配設しているので、扉体の閉鎖状態で、開放規制案内装置(本体案内請孔と案内規制杆)は、扉体で隠蔽されるので、医療用コンソールユニットとしての体裁を損なうことがない。
本発明が第の手段として構成したところによると、本体案内孔は、本体前端面と本体の奥行き方向に所定間隔を有する位置に、少なくとも2箇所設けられているので、扉体が本体の側面側にスライドした状態で、扉体の先端側(回動側端部)を中心に、奥行き側端部が、本体から離間する方向に揺動することがない。すなわち、本体の側面側にスライドした扉体を確実に引き出さない限り、扉体を回動閉鎖することができないので、操作性に優れている。
医療用コンソールユニットの使用状態を示す斜視図 医療用コンソールユニットの正面図 医療用コンソールユニットの扉体を回動開放して、奥行き方向にスライ ドさせた状態の正面図状態の正面図 医療用コンソールユニットの扉体を回動開放した状態の斜視図 医療用コンソールユニットの扉体を回動開放して、奥行き方向にスライ ドさせた状態の斜視図 図5のA部拡大図 図5のB部拡大図 図6のC−C線要部断面図 図2のD−D線要部断面図 図3のE−E線要部断面図 図2のF−F線要部断面図 図4のG−G線要部断面図 図3のH−H線要部断面図 図11のJ部拡大図
医療用ガスのアウトレットや医療用壁掛式吸引器の取り付けフック、ナースコール子機器具、コンセント、スイッチ等が組み付けられる医療用コンソールユニットにおいて、医療用コンソールユニットは、上下方向に長い縦型形態の本体と、開閉自在の扉体を備え、前記アウトレットの前面側が閉止状態の前記扉体で覆われることによって、少なくともアウトレットが隠蔽されるとともに、閉止した扉体を開放することによって、アウトレットが露呈するように施されたものであって、扉体は、略矩形を成す板状であって、扉体の左右縦辺のいずれか一辺側を回転軸とし、本体に対し回動開閉自在で、回動開放した状態から本体の奥行き方向にスライド可能とされると共に、扉体の閉鎖中および開放途中で、扉体が本体に対しスライドするのを阻止する開放規制案内装置を、本体と扉体間に有し、開放規制案内装置は、扉体の裏面側で、扉体の巾方向に渡って配設され、扉体の閉鎖中および開放途中は、扉体の回動側端部が本体前端部に当接することで、扉体のスライドを阻止し、回動開放姿勢で、本体に設けられた本体案内孔に嵌入可能な位置に達する案内規制杆を有し、本体案内孔は、本体前端面と本体の奥行き方向に所定間隔を有する位置に、少なくとも2箇所設けられているものである。
以下、第1実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1において、符号100は、ベッド200の頭部側壁面201に設置された本発明の医療用コンソールユニットを示し、医療用コンソールユニット100は、本体1と、本体1の前面側に回転摺動レール4、4(図4に示す。)を介して設置される扉体2と、扉体2上方側に設けられたパネル体3より構成されている。
尚、図1におけるベッド200の頭部側壁面201側を後面、その対向側を前面とし、前面、後面方向を前後方向とし、左右方向は、前面側から後面側を見た状態での左右方向と便宜的に設定する。
本体1は、前面側が開口する平面視略コ字形の基枠11と、基枠11の上端部に取り付けられた隙間調整材12と、基枠11の左右間の所定位置に取り付けられた左右区画板13と、基枠11の下端部の前面側開口部を閉塞する巾木板14とで縦長箱状に形成されると共に、図4に示すように、基枠11の上下方向中間付近の前面側に、医療用ガスのアウトレット(取出金具)用のアウトレット開口部151が設けられたガス取出用化粧カバー15が着脱自在に取り付けられ、該ガス取出用化粧カバー15の下方部に、電気設備の種類に応じた電気設備開口部161が設けられた電気設備用化粧カバー16が着脱自在に取り付けられたものである。
本体1の内部は、左右区画板13によって、ガス配管スペース、強電スペース、弱電スペースに別けられる。
尚、これらのアウトレット開口部151、電気設備開口部161の数量・位置は、医療用コンソールユニットが設置される病室の仕様に応じて適宜設定されるものである。
そして、図5に示すように、アウトレット21、医療用壁掛式吸引器の取り付けフック22が、アウトレット開口部151から露呈するように、基枠11に設けられた取り付け座に取り付けられ、医用コンセント23の接続部が電気設備開口部161から露呈するように、電気設備用化粧カバー16に取り付けられている。
尚、アウトレット取り付け部付近の本体1の内部には、左右区画板13が設けられないが、区画カバー体(図示せず。)によってガス配管スペース、強電スペース、弱電スペースに別けられる。
また、アウトレット取り付け部の下方部の本体1の内部には、隔壁板(図示せず。)が設けられ、隔壁板の下方部を電気配線スペースに、隔壁板の上方部をガス配管スペースに別けている。そして、隔壁板には前記区画カバー体によって形成された強電スペース、弱電スペース部に対応して連通孔が設けられており、電気配線を本体1の上端から下端部まで通すことができるようになっている。
これらのガス取出用化粧カバー15、電気設備用化粧カバー16の前面側は、閉鎖時の扉体2によって露呈しないように覆われる。
隙間調整部材12は、基枠11の上端と天井下面との隙間を埋めるものであって、後面側が開口する平面視略コ字形を成し、上下高さ調節可能に基枠11に取り付けられている。
基枠11の右側面には、図4に示すように、電気設備の種類に応じた側面電気設備開口部111が形成され、該側面電気設備開口部111に、患者による操作によって医療従事者を呼び出すためのナースコール子機器具25と照明器具用スイッチ26、一般用コンセント27が取り付けられている。(図5に示す。)
尚、これらの側面電気設備開口部111の数量・位置は、医療用コンソールユニットが設置される病室の仕様に応じて適宜設定されるものである。
扉体2は縦長矩形の板状であって、ガス取出用化粧カバー15、電気設備用化粧カバー16の前面を覆い、アウトレット21、医療用壁掛式吸引器の取り付けフック22や医用コンセント23等が隠蔽できる大きさに設定され、左側端部側を回転軸として回転摺動レール4、4を介して開閉自在に基枠11に取り付けられていると共に、開放規制案内装置5によって、閉鎖中あるいは開放途中で、基枠11に対してスライドするのを阻止されている。
尚、符号200は、扉体2の正面側の右側端部付近に設けられた扉体2の施錠用の錠前を示している。すなわち、本願発明の医療用コンソールユニット100は、扉体2の閉鎖姿勢で、施錠されている時に、錠前200の鍵201(図9、図10に示す。)は錠前20から、抜き差し可能で、開錠された状態の時には抜き出すことができない仕様となっている。
よって、鍵を管理する者の許可を得ない限り、閉鎖中の扉体2を開放することができないので、扉体2は誤って開放されることが無く、本願発明の医療用コンソールユニット100は安全に使用される。
又、扉体2は、開錠された状態で、鍵201をつまんで開閉されるので、扉体2を開閉するための取手を設ける必要もない。
回転摺動レール4は、外側レール411と内側レール412と、外側レール411と内側レール412間で複数の摺動用ボール413を保持するボールリテーナー414とで構成されるスライドレール41と、内側レール411に取り付けられたヒンジ42とで構成され、外側レール411が扉体2の裏面のレール取り付け部20に固定される。
ヒンジ42は、基枠11の左端部正面側切り欠き部112に固定される基枠側ヒンジ421と、内側レール411に固着されるレール側ヒンジ422と、基枠側ヒンジ421とレール側ヒンジ422とを回動自在に連結する回転軸420より構成されている。
開放規制案内装置5は、扉体2の裏面側で、扉体2の巾方向に渡って配設された案内規制杆52と、扉体2の回動開放姿勢で、案内規制杆52が嵌入する本体1に設けられた本体案内孔51より構成されている。
案内規制杆52は、全体が丸棒状で、扉体2の回動側端部が先細りとなり、その端部が本体1の前端部に近接し、扉体2の閉鎖中および開放途中は、本体1の前端部に当接することで、扉体2のスライドを阻止し、他方の端部側は、扉体2の裏面に設けられた連結座取付部202に連結された規制杆連結座53にネジ止め連結されている。
尚、案内規制杆52の規制杆連結座53とのネジ止め部分は、本体1側の端面を平坦状に加工し、この箇所を規制杆連結座53に対するネジ止め部分とすると共に、扉体2の閉鎖時に本体1内に設けたプッシュマグネットキャッチ50に対するキャッチ受け部としている。このようにすることで、部品点数を削減できるので、組み立て工数も削減でき、コストダウンを図ることが出来る。
規制杆連結座53は、連結座取付部202にネジ止め連結される連結用基板部531と、連結用基板531の扉体2の回動側端部側から、扉体2の閉鎖状態で、扉体2から離れながら扉体2の回動側に斜めに突出し、端部が扉体2から直行する方向に突出し、案内規制杆52の保持用切り欠き部532(図7に示す。)が形成された案内規制杆保持部533と、案内規制杆52の他方側がネジ止め連結される規制杆連結部534より形成されている。
そして、扉体2が回動開放した状態から本体1の奥行き方向にスライドしたとき、案内規制杆保持部533が本体1の前端面に当接して、扉体2のスライドが停止する構成となっている。
本体案内孔51は、本体1の前端面と本体の奥行き方向に所定間隔を有する位置に、少なくとも2箇所設けられている。
すなわち、本体案内孔51は、本体1の左側前端面に形成された嵌入案内孔511と、左側壁114の奥行き方向の中央部内面に設けられた縦補強材115の前面に形成され、嵌入案内孔511より所定寸法奥行き方向に位置する揺れ止め嵌入孔512より構成されている。符号513・・・は案内規制杆52の挿通用逃がし孔を示している。
そして、嵌入案内孔511と揺れ止め嵌入孔512には、案内規制杆52の円滑な嵌入と摩擦音の発生を防止するためにグロメット510、510が取り付けられている。
上記のごとく構成された扉体2、開放規制案内装置5は次のように作用する。扉体2の閉鎖状態(施錠状態、図9に示す状態)から、錠前200を開錠し、扉体2を手前に引くと、ヒンジ42の回転軸420を回動中心として回動開放する。
このとき、扉体2が本体1に対して巾方向にスライドしそうになると、案内規制杆52の扉体2の回動側端部が、本体1の前端部内面に設けた緩衝部材(ゴム片)113(図14に示す。)に当接してスライドを阻止し、さらに、扉体2の回動に伴って、案内規制杆52の扉体2の回動側端部も、本体1の前端面周りを移動するが、扉体2が本体1に対してスライドしそうになると、本体1の前端面周りのいずれかの箇所に、案内規制杆52の扉体2の回動側端部が当接するので、扉体2が本体1に対してスライドすることはない。そして、扉体2が約90度開いた状態(図12の状態)で、扉体2を奥行き方向側に押し込むと、扉体2は、スライドレール41の摺動作用によって奥行き方向にスライド移動する。
同時に、案内規制杆52の扉体2の回動側端部が、本体1の嵌入案内孔511(グロメット510)から、揺れ止め嵌入孔512(グロメット510)に嵌入し、案内規制杆保持部533が本体1の前端面に当接して、扉体2のスライドが停止し、扉体2は本体1の左側面外側に収容される。(図13に示す状態。)
このように扉体2は本体1の左側面外側に収容されるので、袋状の扉収容部のように埃溜りになるといったことや、清掃性が悪いといったことがなく、病院での使用に適している。
又、案内規制杆52は本体案内孔51に嵌入しているので、本体1の左側面外側に収容された状態で、扉体2の奥行き側端部が本体1から離れる方向で揺動することもなく、並設された他方の医療用コンソールユニットに、開放された扉体2が衝突するなどして、悪影響を及ぼすこともない。
したがって、嵌入案内孔511と揺れ止め嵌入孔512間を連結し、パイプ状の案内孔にしてもよい。しかしながら、本実施例のように前後に2箇所の案内孔にしたほうが、案内規制杆と案内孔で発生する摺動抵抗が少なくなるので操作性が良い。
パネル体3は、扉体2とほぼ同じ厚みの縦長矩形の板状に形成され、扉体2の上方の基枠11の前面のメンテナンス用開口部を閉塞するように、キャッチなどで着脱自在に基枠11に取り付けられている。パネル体3は、意匠上の役割に加え、本体1の内に配設されるガス配管や電気配線などをメンテナンスするときに、本体1から一時的に外されるメンテナンスカバーの役割も兼ねているものである。
パネル体3は、ヒンジなどを用いて回動開閉できるようにしてもよい。この場合、悪戯防止のため、鍵で施錠するなど容易に開閉出来ないようにしたほうが良い。
又、扉体2を上方まで延伸させ、扉体2で隠れる部分にパネル体3を設置しても良い。この場合、パネル体3の表面はガス取出用化粧カバー15の表面と面一となるようにした方が見栄えがよい。
アウトレット21、医療用壁掛式吸引器の取り付けフック22や医用コンセント23、扉体2は、本体の正面側ではなく、本体の側面側に設置しても良い。
この場合、ナースコール子機器具25と照明器具用スイッチ26は、本体の側面側のアウトレット下方部に設置されることになるため、ナースコール子機器具25と照明器具用スイッチ26が常時露呈するように、扉体2をアウトレットが隠蔽する大きさ(高さ)とし、アウトレットのみを隠蔽するほうが使い勝手に優れる。
この場合、パネル体3は、アウトレット組み付け部の上方側の本体1の側面側に設けてもよいが、アウトレット組み付け部の上方側の本体1の正面側に設けたほうがメンテナンス性に優れる。
1 本体
100 医療用コンソールユニット
2 扉体
21 アウトレット
22 医療用壁掛式吸引器の取り付けフック
25 ナースコール子機器具
26 スイッチ
27 コンセント
3 パネル体
4 回転摺動レール
5 開放規制案内装置
51 本体案内孔
52 案内規制杆
53 規制杆連結座
533 案内規制杆保持部

Claims (2)

  1. 医療用ガスのアウトレットや医療用壁掛式吸引器の取り付けフック、ナースコール子機器具、コンセント、スイッチ等が組み付けられる医療用コンソールユニットにおいて、医療用コンソールユニットは、上下方向に長い縦型形態の本体と、開閉自在の扉体を備え、前記アウトレットの前面側が閉止状態の前記扉体で覆われることによって、少なくともアウトレットが隠蔽されるとともに、閉止した扉体を開放することによって、アウトレットが露呈するように施されたものであって、扉体は、略矩形を成す板状であって、扉体の左右縦辺のいずれか一辺側を回転軸とし、本体に対し回動開閉自在で、回動開放した状態から本体の奥行き方向にスライド可能とされると共に、扉体の閉鎖中および開放途中で、扉体が本体に対しスライドするのを阻止する開放規制案内装置を、本体と扉体間に有し、開放規制案内装置は、扉体の裏面側で、扉体の巾方向に渡って配設され、扉体の閉鎖中および開放途中は、扉体の回動側端部が本体前端部に当接することで、扉体のスライドを阻止し、回動開放姿勢で、本体に設けられた本体案内孔に嵌入可能な位置に達する案内規制杆を有することを特徴とする医療用コンソールユニット。
  2. 本体案内孔は、本体前端面と本体の奥行き方向に所定間隔を有する位置に、少なくとも2箇所設けられていることを特徴とする請求項1に記載の医療用コンソールユニット。
JP2014080624A 2014-04-10 2014-04-10 医療用コンソールユニット Expired - Fee Related JP6364217B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014080624A JP6364217B2 (ja) 2014-04-10 2014-04-10 医療用コンソールユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014080624A JP6364217B2 (ja) 2014-04-10 2014-04-10 医療用コンソールユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015198853A JP2015198853A (ja) 2015-11-12
JP6364217B2 true JP6364217B2 (ja) 2018-07-25

Family

ID=54550743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014080624A Expired - Fee Related JP6364217B2 (ja) 2014-04-10 2014-04-10 医療用コンソールユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6364217B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102525441B1 (ko) * 2021-07-16 2023-04-25 의료법인 명지의료재단 응급재난용 의료콘솔 시스템

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1028642A (ja) * 1996-07-18 1998-02-03 Noritsuki Shoten:Kk 仏壇用扉装置
JP2001129036A (ja) * 1999-11-05 2001-05-15 Kurogane Kosakusho Ltd 病室の施設ユニット
WO2005120192A2 (en) * 2004-06-03 2005-12-22 Hill-Rom Services, Inc. Foldout bed headwall structure

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015198853A (ja) 2015-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6364217B2 (ja) 医療用コンソールユニット
JP2015051229A (ja) 医療用コンソールユニット
KR102163486B1 (ko) 침대용 사이드레일
KR20160003112U (ko) 전자교탁
KR20220005375A (ko) 모니터의 수납이 가능한 책상
JP2018192223A (ja) 高気圧酸素カプセル
JP2018123515A (ja) ブラインド
KR101262796B1 (ko) 감전사고를 방지하는 공동주택용 절연 콘센트
JP2015211710A (ja) 医療用コンソールユニット
JP2018033789A (ja) 病室等の設備ユニット
KR101488344B1 (ko) 창문 리프트 시스템 및 이를 구비한 철도차량
JP6832569B2 (ja) 病室等の収納設備ユニット
JP2007204944A (ja) 開口部の構造
KR20100138340A (ko) 문 닫힘 방지 스토퍼
JP2006174955A (ja) 収納家具及び大部屋の準個室化設備
JP3508511B2 (ja) キッチンカウンター
JP4087255B2 (ja) エレベーターのかご室装置
JP5536629B2 (ja) 昇降収納装置
JP5524025B2 (ja) 間仕切家具
JP2011037617A (ja) エレベータのかご室
US20160101789A1 (en) Entrance system for short nose of locomotive
KR101151751B1 (ko) 리프트용 후면 케이지 도어 개방장치
JP6901917B2 (ja) 消火栓装置
JP6521145B2 (ja) 吊支式スライド扉装置およびその施錠装置
JP2010121362A (ja) 折戸の支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180702

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6364217

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees