JP6364217B2 - 医療用コンソールユニット - Google Patents
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Description
このような前面カバーは昇降機構を介して取り付けられており、前面カバーを上昇させて前面を開放し、上昇させた前面カバーを下降させて前面を閉鎖するように開放閉塞自在とされる。
医療用壁掛式吸引器は、前記フックの上方より下方に向かってスライドさせることによって、フックに医療用壁掛式吸引器を引っ掛けるが、医療用壁掛式吸引器の種類によっては、医療用壁掛式吸引器をフックの上方より下方に向かってスライドさせる時に、フックの上方に上昇した状態の前面カバーがあると、前面カバーと医療用壁掛式吸引器が干渉してフックに取り付けることができないといった問題がある。
また、横長形態の医療用コンソールの場合、医療用コンソールユニットの平面視における面積が大きくなるため、医療用コンソールユニットの面積分の病室の床面積が減少するといった問題がある。
又、開放途中で、扉体が本体に対しスライドするのを阻止する開放規制案内装置を、本体と扉体間に有するものであるから、医療用コンソールユニットを併設した状態でもあっても、扉体の開放途中で、回動中心側端部が、他方の医療用コンソールユニットに衝突して、使用中の医療看護用機器を破損させたりすることが無く、安全に開放することができる。
図1において、符号100は、ベッド200の頭部側壁面201に設置された本発明の医療用コンソールユニットを示し、医療用コンソールユニット100は、本体1と、本体1の前面側に回転摺動レール4、4(図4に示す。)を介して設置される扉体2と、扉体2上方側に設けられたパネル体3より構成されている。
尚、図1におけるベッド200の頭部側壁面201側を後面、その対向側を前面とし、前面、後面方向を前後方向とし、左右方向は、前面側から後面側を見た状態での左右方向と便宜的に設定する。
本体1の内部は、左右区画板13によって、ガス配管スペース、強電スペース、弱電スペースに別けられる。
尚、これらのアウトレット開口部151、電気設備開口部161の数量・位置は、医療用コンソールユニットが設置される病室の仕様に応じて適宜設定されるものである。
尚、アウトレット取り付け部付近の本体1の内部には、左右区画板13が設けられないが、区画カバー体(図示せず。)によってガス配管スペース、強電スペース、弱電スペースに別けられる。
隙間調整部材12は、基枠11の上端と天井下面との隙間を埋めるものであって、後面側が開口する平面視略コ字形を成し、上下高さ調節可能に基枠11に取り付けられている。
尚、これらの側面電気設備開口部111の数量・位置は、医療用コンソールユニットが設置される病室の仕様に応じて適宜設定されるものである。
よって、鍵を管理する者の許可を得ない限り、閉鎖中の扉体2を開放することができないので、扉体2は誤って開放されることが無く、本願発明の医療用コンソールユニット100は安全に使用される。
又、扉体2は、開錠された状態で、鍵201をつまんで開閉されるので、扉体2を開閉するための取手を設ける必要もない。
ヒンジ42は、基枠11の左端部正面側切り欠き部112に固定される基枠側ヒンジ421と、内側レール411に固着されるレール側ヒンジ422と、基枠側ヒンジ421とレール側ヒンジ422とを回動自在に連結する回転軸420より構成されている。
案内規制杆52は、全体が丸棒状で、扉体2の回動側端部が先細りとなり、その端部が本体1の前端部に近接し、扉体2の閉鎖中および開放途中は、本体1の前端部に当接することで、扉体2のスライドを阻止し、他方の端部側は、扉体2の裏面に設けられた連結座取付部202に連結された規制杆連結座53にネジ止め連結されている。
尚、案内規制杆52の規制杆連結座53とのネジ止め部分は、本体1側の端面を平坦状に加工し、この箇所を規制杆連結座53に対するネジ止め部分とすると共に、扉体2の閉鎖時に本体1内に設けたプッシュマグネットキャッチ50に対するキャッチ受け部としている。このようにすることで、部品点数を削減できるので、組み立て工数も削減でき、コストダウンを図ることが出来る。
そして、扉体2が回動開放した状態から本体1の奥行き方向にスライドしたとき、案内規制杆保持部533が本体1の前端面に当接して、扉体2のスライドが停止する構成となっている。
すなわち、本体案内孔51は、本体1の左側前端面に形成された嵌入案内孔511と、左側壁114の奥行き方向の中央部内面に設けられた縦補強材115の前面に形成され、嵌入案内孔511より所定寸法奥行き方向に位置する揺れ止め嵌入孔512より構成されている。符号513・・・は案内規制杆52の挿通用逃がし孔を示している。
そして、嵌入案内孔511と揺れ止め嵌入孔512には、案内規制杆52の円滑な嵌入と摩擦音の発生を防止するためにグロメット510、510が取り付けられている。
このとき、扉体2が本体1に対して巾方向にスライドしそうになると、案内規制杆52の扉体2の回動側端部が、本体1の前端部内面に設けた緩衝部材(ゴム片)113(図14に示す。)に当接してスライドを阻止し、さらに、扉体2の回動に伴って、案内規制杆52の扉体2の回動側端部も、本体1の前端面周りを移動するが、扉体2が本体1に対してスライドしそうになると、本体1の前端面周りのいずれかの箇所に、案内規制杆52の扉体2の回動側端部が当接するので、扉体2が本体1に対してスライドすることはない。そして、扉体2が約90度開いた状態(図12の状態)で、扉体2を奥行き方向側に押し込むと、扉体2は、スライドレール41の摺動作用によって奥行き方向にスライド移動する。
又、案内規制杆52は本体案内孔51に嵌入しているので、本体1の左側面外側に収容された状態で、扉体2の奥行き側端部が本体1から離れる方向で揺動することもなく、並設された他方の医療用コンソールユニットに、開放された扉体2が衝突するなどして、悪影響を及ぼすこともない。
したがって、嵌入案内孔511と揺れ止め嵌入孔512間を連結し、パイプ状の案内孔にしてもよい。しかしながら、本実施例のように前後に2箇所の案内孔にしたほうが、案内規制杆と案内孔で発生する摺動抵抗が少なくなるので操作性が良い。
パネル体3は、ヒンジなどを用いて回動開閉できるようにしてもよい。この場合、悪戯防止のため、鍵で施錠するなど容易に開閉出来ないようにしたほうが良い。
又、扉体2を上方まで延伸させ、扉体2で隠れる部分にパネル体3を設置しても良い。この場合、パネル体3の表面はガス取出用化粧カバー15の表面と面一となるようにした方が見栄えがよい。
この場合、ナースコール子機器具25と照明器具用スイッチ26は、本体の側面側のアウトレット下方部に設置されることになるため、ナースコール子機器具25と照明器具用スイッチ26が常時露呈するように、扉体2をアウトレットが隠蔽する大きさ(高さ)とし、アウトレットのみを隠蔽するほうが使い勝手に優れる。
この場合、パネル体3は、アウトレット組み付け部の上方側の本体1の側面側に設けてもよいが、アウトレット組み付け部の上方側の本体1の正面側に設けたほうがメンテナンス性に優れる。
100 医療用コンソールユニット
2 扉体
21 アウトレット
22 医療用壁掛式吸引器の取り付けフック
25 ナースコール子機器具
26 スイッチ
27 コンセント
3 パネル体
4 回転摺動レール
5 開放規制案内装置
51 本体案内孔
52 案内規制杆
53 規制杆連結座
533 案内規制杆保持部
Claims (2)
- 医療用ガスのアウトレットや医療用壁掛式吸引器の取り付けフック、ナースコール子機器具、コンセント、スイッチ等が組み付けられる医療用コンソールユニットにおいて、医療用コンソールユニットは、上下方向に長い縦型形態の本体と、開閉自在の扉体を備え、前記アウトレットの前面側が閉止状態の前記扉体で覆われることによって、少なくともアウトレットが隠蔽されるとともに、閉止した扉体を開放することによって、アウトレットが露呈するように施されたものであって、扉体は、略矩形を成す板状であって、扉体の左右縦辺のいずれか一辺側を回転軸とし、本体に対し回動開閉自在で、回動開放した状態から本体の奥行き方向にスライド可能とされると共に、扉体の閉鎖中および開放途中で、扉体が本体に対しスライドするのを阻止する開放規制案内装置を、本体と扉体間に有し、開放規制案内装置は、扉体の裏面側で、扉体の巾方向に渡って配設され、扉体の閉鎖中および開放途中は、扉体の回動側端部が本体前端部に当接することで、扉体のスライドを阻止し、回動開放姿勢で、本体に設けられた本体案内孔に嵌入可能な位置に達する案内規制杆を有することを特徴とする医療用コンソールユニット。
- 本体案内孔は、本体前端面と本体の奥行き方向に所定間隔を有する位置に、少なくとも2箇所設けられていることを特徴とする請求項1に記載の医療用コンソールユニット。
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JP2014080624A JP6364217B2 (ja) | 2014-04-10 | 2014-04-10 | 医療用コンソールユニット |
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