JP6901435B2 - 湿度調整空気発生装置及び環境試験装置 - Google Patents

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本発明は、環境試験を行うための試験室などに供給する空気の湿度を調整することが可能な湿度調整空気発生装置及び、当該湿度調整空気発生装置を備えた環境試験装置に関する。
特許文献1には、氷槽に貯留された氷に気体を接触させるように供給し、気体を低温で飽和させ、定湿度の気体を氷槽内で発生させる技術について記載されている。
特開平7−190917号公報
しかしながら、上記特許文献1には、氷槽に貯留された氷を補充する機構などの構成について記載がない。このため、氷槽の氷がなくなると、低温での定湿度の気体の発生を一旦停止し、氷槽内に氷を補充または形成する必要が生じる。つまり、低温の定湿度の気体の発生を行う連続運転ができなくなる。
本発明の目的は、空調室から一旦排出した氷を冷却して再度搬送することで連続運転を行うことが可能な湿度調整空気発生装置及び環境試験装置を提供することである。
本発明の湿度調整空気発生装置は、氷に空気を接触させることで低温の飽和空気を生成することが可能な空調室と、前記空調室へ氷を搬送し、前記空調室に開口する排出口から氷を前記空調室内に排出する第1搬送装置と、前記空調室内の氷を前記空調室から一旦排出し、再度、前記空調室に向けて氷を搬送する第2搬送装置と、前記第2搬送装置によって前記空調室から排出された氷を冷却するための冷却装置とを備えている。なお、ここでいう低温とは、0℃以下をいう。
これによると、冷却装置で所定温度まで冷却され空調室に再度搬送された氷に、空気を当てることで、低温の飽和空気を連続的に生成することが可能となり、連続運転が可能となる。
本発明において、前記第2搬送装置は、内部に氷の搬送路が形成された中空管を有しており、前記冷却装置は、前記中空管の外部から前記中空管を介して前記搬送路にある氷を冷却することが好ましい。これにより、第2搬送装置の中空管を冷却するだけで、氷を冷却することが可能となる。
また、本発明において、前記第2搬送装置は、前記中空管の内面に付着する霜を掻き取ることが可能な掻き取り装置を有していることが好ましい。これにより、中空管の内面に霜が付着しても掻き取り装置で掻き取ることが可能となる。このため、第2搬送装置内の霜を取るための除霜処理を行う必要がなくなる。
また、本発明において、前記中空管は、円筒形状を有しており、前記掻き取り装置は、前記中空管内において回転することで氷を搬送するためのスクリューであることが好ましい。これにより、1つのスクリューで、氷の搬送と霜の掻き取りの両方を行うことが可能となる。
また、本発明において、前記空調室には、空気を加熱するための加熱装置が設けられていることが好ましい。これにより、空調室内の空気を所望の湿度に調整することが可能となる。
また、本発明において、前記冷却装置は、氷を湿度調整対象空間の設定温湿度の露点に調整することが好ましい。
また、本発明の環境試験装置は、試験室と、上記の湿度調整空気発生装置とを備えている。これによると、冷却装置で所定温度まで冷却され空調室に再度搬送された氷に、空気を当てることで、低温の飽和空気を連続的に生成することが可能となる。つまり、連続運転が可能となる。
本発明の湿度調整空気発生装置及び環境試験装置によると、冷却装置で所定温度まで冷却され空調室に再度搬送された氷に、空気を当てることで、低温の飽和空気を連続的に生成することが可能となり、連続運転が可能となる。
本発明の一実施形態に係る湿度調整空気発生装置が採用された環境試験装置の概略構成図である。
以下、本発明の一実施形態に係る湿度調整空気発生装置10が採用された環境試験装置100について、図1を参照しつつ以下に説明する。
環境試験装置100は、図1に示すように、内部に空間1aを有する筐体1と、筐体1の一部(空調室5)を含む湿度調整空気発生装置10とを含む。筐体1には、空間1aを仕切る仕切り壁2が設けられており、仕切り壁2によって分離され且つ仕切り壁2に形成された上部孔2a及び下部孔2bを介して互いに連通した試験室4及び空調室5が形成されている。本実施形態における環境試験装置100は、図1に示すように、試験室4に試料(各種材料、電子部品等)Aが配置され、試験室4の環境を予め設定された設定条件にして試料Aの環境試験を行うことが可能に構成されている。本実施形態の環境試験装置100は、低温(0℃以下)時における一定の湿度環境で、環境試験を行うものである。
湿度調整空気発生装置10は、図1に示すように、筐体1に形成された空調室5と、温度センサ4aと、湿度センサ4bと、空調室5内に配置された送風機6と、加熱装置7と、製氷装置20と、第1搬送装置30と、第2搬送装置40と、冷却装置50と、制御装置11とを含む。温度センサ4aは、試験室4の上部に設けられており、試験室4内の温度を検出し、検出した温度を制御装置11に出力する。湿度センサ4bも、試験室4の上部に設けられており、試験室4内の湿度を検出し、検出した湿度を制御装置11に出力する。制御装置11は、温度センサ4a及び湿度センサ4bからの出力値と試験室4の設定条件とに基づいて、試験室4の環境が設定条件になるように、送風機6、加熱装置7、製氷装置20、第1搬送装置30、第2搬送装置40、及び、冷却装置50のそれぞれを制御する。
送風機6は、空調室5の上部であって上部孔2aと対向する位置に配置され、空調室5で生成された空気(所定温度及び所定湿度の空気)を上部孔2aから試験室4に供給する。送風機6によって、試験室4に空気が供給されると、試験室4内の空気が下部孔2bから空調室5内に流れる。つまり、試験室4内の空気が空調室5で生成された空気と置換され、試験室4の環境が設定条件に近づいていく。加熱装置7や冷却装置50は、試験室4の温度及び湿度が所定の設定条件となるように、その出力が制御装置11によって制御される。つまり、制御装置11は、温度センサ4a及び湿度センサ4bからの出力値と試験室4の設定条件に基づいて、加熱装置7や冷却装置50の出力を制御し、試験室4から空調室5に流入してきた空気が再度、試験室4に流入することで、試験室4の環境を設定条件に近づける。こうして、試験室4の温度及び湿度が設定条件になるように調整され、所望の環境となる。また、空気は、図1の太矢印で示すように、試験室4内において上部孔2aから下部孔2bに向かうように上から下へと流れ、空調室5内において下部孔2bから上部孔2aに向かうように下から上へと流れる。
加熱装置7は、例えばシーズヒータ等の電熱ヒータからなる空気ヒータであり、送風機6の下方であって第1搬送装置30(すなわち、氷の供給箇所)よりも上方に配置されている。氷に接触することで飽和した空気を加熱装置7で加熱することによって、低温(0℃以下の所定温度)の定湿度空気の生成が可能となる。
製氷装置20は、図示しない給水源からの水(例えば純水)を冷却して製氷する公知の製氷装置である。本実施形態においては、薄片状に加工されたフレーク状の氷を製氷する製氷装置であるが、空気との十分な接触面積を確保するため、製氷される氷の形状は飲料用などに使用される1cm前後の形状やペレット状のものが望ましい。製氷装置20は、制御装置11の制御により、製氷し、所定量の氷を供給する。
第1搬送装置30は、製氷装置20と接続され、上下方向に垂直に立設された中空管31と、中空管31と空調室5とを接続し、水平に設置された円筒状の中空管32と、スクリュー33と、スクリュー33を回転させるモータ34とを有する。スクリュー33は、中空管32内において、中空管32の延在方向に平行な回転軸周りに回転可能に配置されている。つまり、中空管32、スクリュー33、及び、モータ34は、公知のスクリューコンベアに相当する。製氷装置20と接続された中空管31の下端は、中空管32の一端(図1中右端)側に接続されている。中空管32は、その他端(図1中左端)側が空調室5内に配置されるように、筐体1に取り付けられている。また、中空管32の他端側であって、空調室5内に配置された部分の下端には、搬送されてきた氷を空調室5に排出することが可能な複数の排出口32aが形成されている。中空管32の内部には、氷を搬送するための搬送路32bが形成されている。第1搬送装置30は、制御装置11によってモータ34が駆動されることで、スクリュー33が回転し、製氷装置20から中空管31を介して中空管32に供給されてきた氷が搬送路32bを通って空調室5内に搬送される。空調室5に供給される氷は、図1に示すように、空調室5の下方に落下する。
第2搬送装置40は、水平に設置された円筒状の中空管41と、上下方向に垂直に立設された円筒状の中空管42と、接続管43と、2つのスクリュー44,45と、2つのモータ46,47とを有する。筐体1の空調室5の下端を画定する部分には、下方に突出した筒状の排出部1bが形成されている。図1に示すように、排出部1b付近及びその上方には、第1搬送装置30によって搬送されてきた氷が蓄積する。つまり、排出部1bは、空調室5に落下した氷を排出可能に構成されている。
中空管41の一端(図1中左端)側には、図1に示すように、排出部1bが取り付けられており、中空管41と空調室5とが連通可能に接続されている。中空管41の他端(図1中右端)には、中空管42の下端が接続されている。中空管41の内部には、氷を搬送するための搬送路41aが形成されている。中空管42の内部にも、氷を搬送するための搬送路42aが形成されている。これら搬送路41a,42aは互いに連通している。スクリュー44は、中空管41内において、中空管41の延在方向(図1中左右方向)に平行な回転軸周りに回転可能に配置されている。モータ46は、スクリュー44を回転させる。つまり、中空管41、スクリュー44、及び、モータ46も、公知のスクリューコンベアに相当する。また、スクリュー44は、その羽根の外周端が、中空管41の内周面に近接して配置されている。このため、冷却装置50によって中空管41が冷却されたときに、中空管41の内周面に霜などが付着しても、スクリュー44の羽根により、内周面から霜を掻き取ることが可能となる。このように、本実施形態のスクリュー44によって、霜を掻き取るための掻き取り装置が構成されている。
スクリュー45は、中空管42内において、中空管42の延在方向(図1中上下方向)に平行な回転軸周りに回転可能に配置されている。モータ47は、スクリュー45を回転させる。つまり、中空管42、スクリュー45、及び、モータ47も、公知のスクリューコンベアに相当する。接続管43は、中空管42の上端側と中空管31の途中部位とを接続する。また、接続管43は、中空管42の上端側から中空管31の下端側に向けて下方に傾いて配置されている。このため、中空管42の上端に搬送されてきた氷は、接続管43を介して自動的に中空管31に滑り落ちていく。
このような第2搬送装置40は、制御装置11によってモータ46,47が駆動されると、スクリュー44,45が回転する。スクリュー44が回転すると、中空管41の排出部1bが接続された部分に存在する氷が搬送路41aに沿って搬送路42aに向かって搬送される。スクリュー45が回転すると、中空管42の下端側に存在する氷が上端側に向かって搬送される。このため、空調室5に貯留された氷が排出部1bを介して中空管41に排出され、搬送路41a,42aを通って接続管43へと搬送される。つまり、空調室5に供給された氷が一旦排出され、再度、空調室5に向かうように搬送される。接続管43へと搬送された氷は、第1搬送装置30を介して空調室5に搬送される。
冷却装置50は、図1に示すように、中空管41の一部を覆う筒状の冷却槽51と、冷凍機52とを有している。冷却槽51の内部には、冷媒が満たされている。冷凍機52は、冷却槽51と接続されており、制御装置11の制御により、冷媒を冷却しつつ循環させることが可能に構成されている。
次に、環境試験装置100で環境試験を行う際の一動作について、以下に説明する。環境試験装置100は、ユーザによって、試験室4での環境試験条件(例えば0℃以下での空気の温湿度条件)が設定される。
制御装置11は、温度センサ4a及び湿度センサ4bの出力値及び設定条件に基づいて、試験室4が設定条件となるように、冷凍機52、加熱装置7の駆動条件を設定する。ここで、冷凍機52は、空調室5に搬送される氷が所定温度T0になるように、冷却槽51との間で冷媒を循環させつつ冷却する。ここでいう所定温度T0とは、試験室4から空調室5に流入した空気が氷に接触することで生成される飽和空気の露点温度であって、加熱装置7を介して試験室4に供給されることで、試験室4の環境が設定条件に近づくことが可能な温度となるように、設定される。
次に、制御装置11は、モータ34,46,47を駆動し、空調室5に供給された氷を一旦排出し、冷却装置50で冷却した後、再度、空調室5に搬送する。つまり、空調室5に搬送された氷は、スクリュー44によって空調室5から一旦排出され、搬送路41aに沿って搬送される。このとき、中空管41は冷却装置50によって冷却されており、空調室5からの氷は、スクリュー44によって搬送路41a内において攪拌されながら搬送される。このため、氷が中空管41の冷却された部分と接触し、空調室5に供給される氷が所定温度T0になるよう効果的に冷却される。また、スクリュー44によって氷が攪拌されているため、例えば、中空管41の内周面に冷却装置50による冷却によって霜が付着しても、一部の霜が氷に付着して氷とともに搬送される。また、スクリュー44の羽根の外周端が、中空管41の内周面に近接して配置されているため、仮に中空管41の内周面に霜が付着して成長しだしても、スクリュー44によって当該霜を掻き取ることが可能となる。これらのため、中空管41内に霜が成長することで氷の搬送不良が生じるのを抑制することが可能となる。
スクリュー44によって中空管42に搬送された氷は、スクリュー45によって搬送路42aに沿って接続管43へと搬送される。接続管43に搬送された氷は、接続管43を滑り落ちて中空管31を通って中空管32へと搬送される。そして、スクリュー33によって空調室5へと氷が搬送される。この後、氷は、中空管32の複数の排出口32aから空調室5内へと排出される。そして、制御装置11の制御によって送風機6が駆動されることで、所定温度T0に冷却された氷に、試験室4からの氷温度の飽和水蒸気以下の水蒸気を含む空気が接触することで、氷表面より水蒸気が空気に移動して低温(所定温度T0)の飽和空気が生成される。また、所定温度T0に冷却された氷に、試験室4からの氷温度の飽和蒸気圧以上の水蒸気を含む空気が接触すると、飽和以上の水蒸気は氷表面に霜となり付着するため、空調空気の循環に支障が出ない。
制御装置11は、氷に接触することで生成された飽和空気を、所定温度T0よりも高い所定温度T1に上昇させるように、加熱装置7を制御する。このときの所定温度T1は、設定条件の温度とほぼ同じであり、且つ当該温度における湿度が設定条件の湿度となるように設定される。このような加熱装置7を介すことで、設定条件の温湿度の空気が生成され、当該空気が送風機6で試験室4に供給される。このように試験室4と空調室5の空気が循環し、試験室4の環境が設定条件の温湿度となる。こうして、試料Aの環境試験を開始することが可能となる。
環境試験中、制御装置11が製氷装置20を制御して所定量の氷を製氷し供給する。これにより、氷がなくなることでの連続運転の停止を防ぐことが可能となる。このときも、第1搬送装置30、第2搬送装置40及び冷却装置50は制御装置11によって継続的に駆動され、空調室5に供給される氷が所定温度T0に保たれる。また、加熱装置7も、制御装置11によって同じ条件で継続的に制御される。
以上に述べたように、本実施形態の環境試験装置100及びこれに採用された湿度調整空気発生装置10によると、冷却装置50で冷却され空調室5に搬送された所定温度T0の氷に、空気を当てることで、低温(所定温度T0)の飽和空気を連続的に生成することが可能となり、連続運転が可能となる。また、冷却装置50は、空調室5内を直接冷却しないため、空調室5内に霜などが付着しにくくなる。この結果、空調室5内に付着した霜などを除去するための除霜処理を、空調室5で行うのを抑制できる。
また、冷却装置50が、第2搬送装置40の中空管41を冷却することで、搬送路41aにある氷を冷却する。これにより、中空管41を冷却するだけで、氷を所定温度T0に冷却することが可能となる。
また、第2搬送装置40が、搬送路41aが形成された中空管41と、スクリュー44と、モータ46とを有し、冷却装置50の冷却により中空管41の内周面に霜が付着してもスクリュー44で掻き取ることが可能に構成されている。これにより、第2搬送装置40内の霜を取るための除霜処理などを行う必要がなくなる。本実施形態においては、スクリュー44によって掻き取り装置が構成されているが、特に限定するものではない。要するに、中空管41の内周面に霜が付着した場合、当該霜を掻き取ることが可能に構成された掻き取り装置であれば、どのようなものであってもよい。
また、掻き取り装置が1つのスクリュー44で構成されていることで、氷の搬送と霜の掻き取りの両方を行うことが可能となる。
また、空調室5には、加熱装置7が設けられているため、空調室5内の空気を所望の湿度に調整することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述の実施形態においては、第2搬送装置40が空調室5から一旦排出した氷を第1搬送装置30に搬送することで、空調室5への再搬送を行っているが、第2搬送装置は、空調室5から一旦排出した氷を、冷却装置50で冷却した後、直接空調室5に再搬送してもよい。
また、0℃以下の温度における飽和空気だけの環境試験を行う場合は、湿度調整空気発生装置10が、加熱装置7を有していなくてもよい。また、湿度調整空気発生装置10は、送風機6を有していなくてもよい。この場合、試験室4に空調室5の空気を吸引する吸引装置、または、試験室4の空気を空調室5に排出する送風機などが設けられていることが望ましい。
また、第2搬送装置40が、第1搬送装置30も含んで構成されていてもよい。この場合、冷却装置50が第1搬送装置30の中空管32部分を冷却することで、空調室5から排出された氷を所定温度T0に冷却してもよい。さらにこの場合、製氷装置20から供給される氷も冷却することが可能となる。
また、氷を空調室5の下部に貯留し、貯留した氷を湿度調整に用いてもよい。この場合、空調室5の下部孔2bと対向する位置まで氷が貯留されるのが望ましい。下部孔2bを介して試験室4から空調室5に流れてきた空気は、空調室5に貯留された氷に接触し、低温の飽和空気となる。なお、空調室5には予め所定温度且つ所定量の氷が貯留されていてもよい。
氷を空調室5の下部に貯留する場合において、空調室5内には、氷の貯留高さを検出することで氷の量を検出する氷センサ(不図示)を設けても良い。この場合、この氷センサからの検出信号により、制御装置11によって製氷装置20を制御し氷の供給量を制御してもよい。
また、湿度調整空気発生装置10に製氷装置20を設けず、装置外から氷を供給するものとしてもよい。
5 空調室
7 加熱装置
10 湿度調整空気発生装置
20 製氷装置
30 第1搬送装置
40 第2搬送装置
41 中空管
41a 搬送路
44 スクリュー
50 冷却装置
100 環境試験装置

Claims (7)

  1. 氷に空気を接触させることで低温の飽和空気を生成することが可能な空調室と、
    前記空調室へ氷を搬送し、前記空調室に開口する排出口から氷を前記空調室内に排出する第1搬送装置と、
    前記空調室内の氷を前記空調室から一旦排出し、再度、前記空調室に向けて氷を搬送する第2搬送装置と、
    前記第2搬送装置によって前記空調室から排出された氷を冷却するための冷却装置とを備えていることを特徴とする湿度調整空気発生装置。
  2. 前記第2搬送装置は、内部に氷の搬送路が形成された中空管を有しており、
    前記冷却装置は、前記中空管の外部から前記中空管を介して前記搬送路にある氷を冷却することを特徴とする請求項1に記載の湿度調整空気発生装置。
  3. 前記第2搬送装置は、前記中空管の内面に付着する霜を掻き取ることが可能な掻き取り装置を有していることを特徴とする請求項2に記載の湿度調整空気発生装置。
  4. 前記中空管は、円筒形状を有しており、
    前記掻き取り装置は、前記中空管内において回転することで氷を搬送するためのスクリューであることを特徴とする請求項3に記載の湿度調整空気発生装置。
  5. 前記空調室には、空気を加熱するための加熱装置が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の湿度調整空気発生装置。
  6. 前記冷却装置は、氷を湿度調整対象空間の設定温湿度の露点に調整することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の湿度調整空気発生装置。
  7. 試験室と、請求項1〜6のいずれか1項に記載の湿度調整空気発生装置とを備えていることを特徴とする環境試験装置。
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