JP2017110857A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが扉の開閉操作を行った際に、他の扉が不必要に開いてしまうことが抑止される冷蔵庫を提供する。【解決手段】本発明の冷蔵庫1では、ユーザが冷蔵室3の扉8を開動作したら、制御装置34は、遮蔽装置50を閉状態とする。このようにすることで、送風機カバー51と誘導ダクト59との開口が閉鎖されることで、冷蔵室供給風路14と冷凍室4Aとの連通が遮断される。従って、冷蔵室3、冷蔵室供給風路14を経由して流動する冷気の流れは、送風機カバー51および誘導ダクト59でストップする。また、冷却室13の送り口13aが送風機カバー51で閉鎖されることで、帰還風路20と冷凍室4Aとの連通を遮断している。このことから、冷蔵室3の扉8を開いた後に閉じても、この動作に伴い冷蔵室3の内部の冷気が冷凍室4Aに流入することが抑制されているので、冷凍室4Aを閉鎖する扉9等が不必要に開いてしまうことが防止されている。【選択図】図9

Description

本発明は冷蔵庫に関し、特に、風路を経由して互いに連絡する複数の貯蔵室を備えた冷蔵庫に関する。
一般の冷蔵庫では、食品等の被冷蔵物を冷却する複数の貯蔵室を備えており、蒸発器である冷却器で冷却室内の冷気を冷却し、送風路を経由して冷却室から冷気を各貯蔵室に送風することで、各貯蔵室を所定の庫内温度に保っている。また、各貯蔵室を冷却した冷気は、帰還風路を経由して、冷却室に帰還する。
特許文献1に、この種の冷蔵庫の一例が記載されている。図12は、この文献に記載された冷蔵庫100を示す正面図である。この冷蔵庫100は、上段の冷蔵室120および冷凍室130を有しており、図示しない冷却器で冷却された冷気は、各送風路を経由して冷蔵室120および冷凍室130に送風される。
冷蔵庫100では、冷却器で冷却された冷気を冷蔵室120へと送る冷気供給風路101、102、103、104に、夫々、入口ダンパ105、106、107、108を備えている。また、貯蔵室から冷却器部へと冷気を戻す冷気帰還風路109、110、111に、夫々、出口ダンパ113、114、115を備えている。また、冷凍室130からの図面に表れない冷気帰還風路に出口ダンパ116を備えている。そして、除霜運転中に、入口ダンパ105、106、107、108、及び出口ダンパ113、114、115、116の全部又は一部を閉じるようにしている。
特開2009−250476号公報
しかしながら、上記した構成の冷蔵庫100では、例えば、冷蔵庫100の使用状況下に於いて、各貯蔵室を閉鎖する扉が不必要に開状態となる恐れがあった。
具体的には、冷蔵室120および冷凍室130を冷却している間は、冷気を循環させるために、各ダンパは開いた状態となっている。従って、冷蔵室120と冷凍室130とは、冷気供給風路101、102、103、104および冷気帰還風路109、110、111を経由して連通している。このとき、例えば、冷蔵室120を閉鎖する図示しない扉を一旦開状態とした後に、勢いよく閉じようとすると、冷蔵室120の内部に存在する冷気は、冷気供給風路101、102、103、104や冷気帰還風路109、110、111を経由して冷凍室130に流れ込む。そして、冷凍室130の内部圧力が大きくなり、ユーザが操作していないにもかかわらず、冷凍室130を閉鎖する扉が開いてしまう恐れがある。そのようになると、ユーザは開いた扉を閉じる必要があるので煩雑であり、開いた扉から冷凍室内の冷気が外部に逃げてしまい、消費電力が大きくなることも考えられる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが扉の開閉操作を行った際に、他の扉が不必要に開いてしまうことが抑止される冷蔵庫を提供することにある。
本発明の冷蔵庫は、第1貯蔵室および第2貯蔵室が形成された冷蔵庫本体と、前記第1貯蔵室の開口を閉鎖する第1扉と、前記第2貯蔵室の開口を閉鎖する第2扉と、前記第1貯蔵室および前記第2貯蔵室に供給される冷気を冷却する冷却器と、前記冷却器が収納される冷却室と、前記冷却室から前記第1貯蔵室および前記第2貯蔵室に供給される前記冷気が通過する開口部と、前記開口部を塞ぐ遮蔽装置と、前記冷却室から前記第1貯蔵室に供給される前記冷気が通過する供給風路と、前記第1貯蔵室から前記冷却室に帰還する前記冷気が通過する帰還風路と、前記第1扉の開閉状況を検知する検知手段と、前記検知手段の出力に基づいて前記遮蔽装置を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記第1扉が開かれたことを示す前記検知手段の出力に基づいて、前記遮蔽装置で前記開口部を塞ぐことを特徴とする。
更に本発明の冷蔵庫は、前記供給風路を流れる前記冷気の量を調整する風路開閉器と、を更に備え、前記制御装置は、前記第1扉が開かれたことを示す前記検知手段の出力に基づいて、前記風路開閉器で前記供給風路を遮断することを特徴とする。
更に、本発明の冷蔵庫は、前記制御装置は、前記冷却器の除霜を行わない時間を積算し、前記積算された時間が、予め定められた第1時間よりも長い場合、前記遮蔽装置を開動作させることを特徴とする。
更に、本発明の冷蔵庫は、前記制御装置は、前記第1貯蔵室の庫内温度が第1温度以上となれば、前記冷気を前記第1貯蔵室に送風すると共に、前記第2貯蔵室の庫内温度が第2温度以上となれば、前記冷気を前記第2貯蔵室に送風し、更に、前記制御装置は、前記第1貯蔵室の庫内温度が前記第1温度未満であり、且つ、前記第2貯蔵室の庫内温度が前記第2温度以上である時間を積算し、前記積算された時間が予め定められた第2時間以上である場合、前記遮蔽装置を開動作させることを特徴とする。
更に、本発明の冷蔵庫は、前記遮蔽装置は、前記開口部に配置される送風機を塞ぐ送風機カバーと、前記送風機カバーと螺合する駆動軸と、前記駆動軸を回転させるモータと、を有し、前記制御装置は、開状態である前記遮蔽装置の前記モータに対して、前記送風機カバーを開く方向に動かすための電圧を印加することを特徴とする。
本発明の冷蔵庫は、第1貯蔵室および第2貯蔵室が形成された冷蔵庫本体と、前記第1貯蔵室の開口を閉鎖する第1扉と、前記第2貯蔵室の開口を閉鎖する第2扉と、前記第1貯蔵室および前記第2貯蔵室に供給される冷気を冷却する冷却器と、前記冷却器が収納される冷却室と、前記冷却室から前記第1貯蔵室および前記第2貯蔵室に供給される前記冷気が通過する開口部と、前記開口部を塞ぐ遮蔽装置と、前記冷却室から前記第1貯蔵室に供給される前記冷気が通過する供給風路と、前記第1貯蔵室から前記冷却室に帰還する前記冷気が通過する帰還風路と、前記第1扉の開閉状況を検知する検知手段と、前記検知手段の出力に基づいて前記遮蔽装置を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記第1扉が開かれたことを示す前記検知手段の出力に基づいて、前記遮蔽装置で前記開口部を塞ぐことを特徴とする。
従って、第1扉が開いた際に、冷却室の開口を遮蔽装置で遮蔽することで、帰還風路を経由して第1貯蔵室と第2貯蔵室とをつなぐ風路を塞ぐことが出来る。よって、その後にユーザが第1扉を閉めることで、第1貯蔵室に圧力が作用したとしても、第1貯蔵室から帰還風路を経由して第2貯蔵室に流入しようとする冷気の流れは、閉状態の遮蔽装置で阻まれる。従って、第1扉が閉まること伴い、第2貯蔵室に冷気が大量に流入することが抑止され、第2貯蔵室を閉鎖する第2扉が不必要に開いてしまうことが防止されている。
更に本発明の冷蔵庫は、前記供給風路を流れる前記冷気の量を調整する風路開閉器と、を更に備え、前記制御装置は、前記第1扉が開かれたことを示す前記検知手段の出力に基づいて、前記風路開閉器で前記供給風路を遮断することを特徴とする。従って、第1扉が開いた際に、送風路を経由して第1貯蔵室と第2貯蔵室とをつなぐ風路を風路開閉器で塞ぐことが出来る。よって、ユーザが第1扉を閉めることで、供給風路を経由して第1貯蔵室から第2貯蔵室に流入しようとする冷気の流れは、供給風路の途中に介装された遮断状態の風路開閉器で阻まれる。従って、第2貯蔵室に冷気が大量に流入することが抑止され、第2貯蔵室を閉鎖する第2扉が開いてしまうことが防止されている。
更に、本発明の冷蔵庫は、前記制御装置は、前記冷却器の除霜を行わない時間を積算し、前記積算された時間が、予め定められた第1時間よりも長い場合、前記遮蔽装置を開動作させることを特徴とする。ここで、除霜周期が長くなると、遮蔽装置が凍結してしまうことで、その開閉動作が困難になる恐れがある。本発明では、除霜を行わない時間が一定以上になった場合に遮蔽装置を開動作させて付着した氷を除去している。従って、付着した氷により遮蔽装置の動作が阻害されることが防止されている。
更に、本発明の冷蔵庫は、前記制御装置は、前記第1貯蔵室の庫内温度が第1温度以上となれば、前記冷気を前記第1貯蔵室に送風すると共に、前記第2貯蔵室の庫内温度が第2温度以上となれば、前記冷気を前記第2貯蔵室に送風し、更に、前記制御装置は、前記第1貯蔵室の庫内温度が前記第1温度未満であり、且つ、前記第2貯蔵室の庫内温度が前記第2温度以上である時間を積算し、前記積算された時間が予め定められた第2時間以上である場合、前記遮蔽装置を開動作させることを特徴とする。ここで、第1貯蔵室の庫内温度が前記第1温度未満であり、且つ、第2貯蔵室の庫内温度が前記第2温度以上である場合は、第2貯蔵室のみに冷気を供給することになるので、冷気に含まれる水分が遮蔽装置に付着しやすい状況である。このような状況が、予め設定された第2時間よりも長くなったときに、遮蔽装置を開動作させることで、遮蔽装置に付着した氷を除去し、この氷により遮蔽装置の開閉動作が阻害されることが防止されている。
更に、本発明の冷蔵庫は、前記遮蔽装置は、前記開口部に配置される送風機を塞ぐ送風機カバーと、前記送風機カバーと螺合する駆動軸と、前記駆動軸を回転させるモータと、を有し、前記制御装置は、開状態である前記遮蔽装置の前記モータに対して、前記送風機カバーを開く方向に動かすための電圧を印加することを特徴とする。従って、開状態である遮蔽装置のモータに対して電流を供給することで、前記モータが発熱するので、発せられる熱により遮蔽装置に付着した氷を溶かして除去することが出来る。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫の正面外観図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の概略構造を示す側面断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の供給風路を説明する正面略図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の冷却室付近の構造を示す側面断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫に備えられる遮蔽装置を示すであり、(A)は分解斜視図であり、(B)は斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の接続構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫を説明する図であり、冷蔵庫の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫を説明する図であり、冷蔵庫の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の冷却室付近における冷気の流れを示す側面断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫を説明する図であり、冷蔵庫の他の制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の冷却室付近における冷気の流れを示す側面断面図である。 背景技術に係る冷蔵庫を示す正面図である。
<冷蔵庫の概略的構成>
本発明の実施形態に係る冷蔵庫1を、図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の概略構造を示す正面外観図である。図1に示すように、本実施形態に係る冷蔵庫1は、冷蔵庫本体としての断熱箱体2を備え、この断熱箱体2の内部に食品等を貯蔵する貯蔵室を形成している。この貯蔵室としては、最上段が冷蔵室3、その下段左側が製氷室4で右側が上段冷凍室5、更にその下段が下段冷凍室6、そして最下段が野菜室7である。尚、製氷室4、上段冷凍室5及び下段冷凍室6は、何れも冷凍温度域の収納室であり、以下の説明ではこれらを冷凍室4Aと総称することもある。
断熱箱体2の前面は開口しており、冷蔵室3等に対応した前記開口には、各々扉等が開閉自在に設けられている。扉8a、8bは、冷蔵室3の前面を分割して塞ぐもので、扉8aの左上下部及び扉8bの右上下部が、断熱箱体2に回転自在に支持されている。また、扉9〜12は、各々収納容器と一体的に組み合わされ、冷蔵庫1の前方に引出自在に、断熱箱体2に支持されている。ここで、例えば、第1貯蔵室である冷蔵室3を塞ぐ扉8が第1扉に対応し、第2貯蔵室である冷凍室4Aを塞ぐ扉9等が第2扉に対応する。
また、断熱箱体2には、上記した扉8の開閉状況を検知する検知手段としての開閉センサ30が配置されている。ここでは、扉8a、8bに対応して二つの開閉センサ30が配設されている。この開閉センサ30としては、扉8a、8bが閉じられることで押圧される所謂スイッチ式のセンサが採用されても良いし、扉8a、8bに配置された磁性体から発せられる磁気の強さを感知する磁気センサが採用されても良い。また、冷蔵庫1に備えられる他の扉9、10、11、12に対しても、開閉センサ30が備えられてもいい。
図2は、冷蔵庫1の概略構造を示す側面断面図である。冷蔵庫1の本体である断熱箱体2は、前面が開口する鋼板製の外箱2aと、外箱2a内に間隙を持たせて配設され、前面が開口する合成樹脂製の内箱2bと、外箱2aと内箱2bとの間隙に充填発泡された発泡ポリウレタン製の断熱材2cと、から構成されている。尚、扉8〜12も、断熱箱体2と同様の断熱構造を採用している。
冷蔵室3と、その下段に位置する冷凍室4Aとの間は、断熱仕切壁28によって仕切られている。冷凍室4Aの内部の製氷室4と上段冷凍室5との間は、図面に表れない仕切壁によって仕切られている。また、製氷室4及び上段冷凍室5と、その下段に設けられた下段冷凍室6との間は、冷気が流通自在に連通している。そして、冷凍室4Aと野菜室7との間は、断熱仕切壁29によって区分けされている。
冷蔵室3の背面には、合成樹脂製の仕切体45で区画され、冷蔵室3へと冷気を供給する供給風路としての冷蔵室供給風路14が形成されている。冷蔵室供給風路14には、冷蔵室3に冷気を流す吹出口17が形成されている。また、冷蔵室供給風路14には、風路開閉器である冷蔵室ダンパ25が設けられている。冷蔵室ダンパ25は、モータ等によって駆動される開閉自在なダンパであり、冷蔵室3に供給する冷気の流量を制御して、冷蔵室3内部の温度を適切に維持するためのものである。
冷凍室4Aの奥側には、冷却器32で冷却された冷気を冷凍室4Aへと流す冷凍室供給風路15が形成されている。冷凍室供給風路15の更に奥側には、冷却室13が形成されており、その内部には、庫内を循環する冷気を冷却するための蒸発器である冷却器32が配置されている。
冷却器32は、圧縮機31、図示しない放熱器、図示しないキャピラリーチューブである膨張弁に冷媒配管を介して接続されており、蒸気圧縮式の冷凍サイクル回路を構成するものである。
また、冷蔵庫1は、冷蔵室3内部の温度を検出する冷蔵室温度センサ42、冷凍室4A内部の温度を検出する冷凍室温度センサ43、その他図示しない各種センサ類を備えている。
更に、冷蔵庫1は、ここでは図示しない制御装置34を備えており、この制御装置34は、センサ類からの入力値を基に所定の演算処理を実行し、圧縮機31、送風機35、遮蔽装置50、冷蔵室ダンパ25等の各構成機器を制御する。
図3は、冷蔵庫1の供給風路の概略構成を示す正面略図である。冷蔵室3へと冷気を供給する冷蔵室供給風路14は、冷蔵室3の中央部において冷気を最上部へと送り、その後に両脇から下降させるように構成されている。これにより、冷蔵室3の内部全体に効率的に冷気を供給することができる。
冷蔵庫1は、冷蔵室3から冷却室13へと空気を流す帰還風路20を備えている。冷蔵室3の下部には、帰還風路20につながる開口である戻り口22が形成されている。冷蔵室3内の空気は、戻り口22を介して帰還風路20へと流れ、冷却器32の下方へと流れる。
帰還風路20の前方には、冷却器32で冷却された空気を野菜室7へと流す野菜室供給風路16が形成されている。野菜室供給風路16は、冷凍室供給風路15から上方に分岐して、冷凍室4Aの上方の断熱仕切壁28の内部を経由して下方に向きを変え、冷凍室4Aの奥を通過している。そして、断熱仕切壁29を貫通して野菜室7へとつながっている。野菜室7には、野菜室供給風路16から冷気を吹き出す開口である吹出口19が形成されている。
野菜室供給風路16には、野菜室7に供給する冷気の流れを制御する野菜室ダンパ26が設けられている。これにより、冷蔵室3の冷却とは独立して野菜室7の冷却を行うことができ、野菜室7の温度を適切に制御することができる。
野菜室7には、戻り口24が形成されており、野菜室7内の空気は、戻り口24から野菜室帰還風路21及び戻り口13bを経由して冷却室13の下部へと流れる。
図4は、冷蔵庫1の冷却室13付近の構造を示す側面断面図である。冷却室13は、冷凍室供給風路15の奥側に設けられている。冷却室13と冷凍室4Aとの間は、合成樹脂製の仕切体46によって仕切られている。即ち、冷却室13は、内箱2bと仕切体46とによって挟まれて形成された空間である。
冷却室13の前方に形成される冷凍室供給風路15は、仕切体46とその前方に組み付けられる合成樹脂製の前面カバー47との間に形成された空間であり、冷却器32で冷却された冷気を流す風路となる。前面カバー47には、冷凍室4Aに冷気を吹き出す開口である吹出口18が形成されている。
下段冷凍室6の下部背面には、冷凍室4Aから冷却室13へと空気を戻す戻り口23が形成されている。そして、冷却室13の下方には、この戻り口23につながり、各貯蔵室からの帰還冷気を冷却室13の内部へと吸入する、戻り口13bが形成されている。
冷却器32の下方には、冷却器32に付着した霜を融かして除去する除霜手段として、除霜ヒータ33が設けられている。除霜ヒータ33は、電気抵抗加熱式のヒータである。
仕切体46の上部には、各貯蔵室につながる開口部である送り口13aが形成されている。即ち、送り口13aは、冷却器32で冷却された冷気を流す開口であり、冷却室13と、冷蔵室供給風路14、冷凍室供給風路15及び図3に示す野菜室供給風路16とを連通させる。送り口13aには、冷凍室4A等に冷気を送り出す送風機35が配設されている。
送風機35は、回転式のファン37と、略円筒形状の開口である風洞36aが形成されたケーシング36と、を備えた軸流送風機である。ケーシング36は、冷却室13の送り口13aに取り付けられている。ケーシング36には、風洞36aと同軸に、ファン37が配設されている。
冷却室13の送り口13aの外側には、送り口13aを塞ぐための送風機カバー51を備えた遮蔽装置50が設けられている。遮蔽装置50は、その支持基体53が、送風機35のケーシング36に密着するよう取り付けられる。
送風機カバー51は、冷却室13に対向する面が凹形状に成形されている。これにより、送風機カバー51は、ケーシング36よりも吐出側に突き出したファン37と接触することなく、風洞36aの外側で支持基体53に当接し、送り口13aを塞ぐことができる。また、送風機カバー51は、駆動軸61が回転することで、前後方向に移動する。遮蔽装置50と送風機カバー51との間には、送風機カバー51の前後方向への移動を許容する間隙が形成されている。
送風機カバー51の上方側面は開口されており、その開口を塞ぐ誘導ダクト59が配置されている。誘導ダクト59は、冷蔵室供給風路14aの一部を構成している。送風機カバー51が、開口部である送り口13aを塞がないときには、送風機カバー51の上部に形成される開口は、誘導ダクト59で塞がれない。一方、送風機カバー51が、開口部である送り口13aを塞ぐときには、送風機カバー51の上部に形成される開口は、誘導ダクト59でふさがれる。誘導ダクト59の詳細な構造および機能は、図5等を参照して後述する。
<遮蔽装置の構成>
図5を参照して、上記した冷蔵庫1に採用される遮蔽装置50の構成を説明する。図5(A)は遮蔽装置50を構成する各部材を前後方向に分解して示す斜視図であり、図5(B)は開状態となっている遮蔽装置50を示す斜視図である。
図5(A)を参照して、遮蔽装置50は、上記したファン37を覆う送風機カバー51と、送風機カバー51を冷蔵庫1本体に取り付ける支持基体53と、を有している。また、誘導ダクト59は、上記したように、送風機カバー51と冷蔵庫本体側の風路とを接続している。遮蔽装置50の主たる機能は、上記したファン37を適宜開状態または閉状態にすることで、ファン37が回転することにより発生した冷風を、所望の貯蔵室に供給することにある。また、遮蔽装置50を閉状態とすることで、冷却器32の除霜行程にて発生する暖気が、冷凍室4A等に流入することが抑止される。
送風機カバー51は、合成樹脂材を概略的に蓋形状に成形したものであり、略四角形状を呈する主面部69と、主面部69の周辺縁部から後方向に伸びる側面部70を有している。また、主面部69の中央付近を円形に貫通してネジ穴63が形成されており、ネジ穴63の内側側面を螺旋状に窪ませてネジ溝が形成されている。更に、送風機カバー51上側の側面部70を開口させて開口部64が形成されている。開口部64は、送風機カバー51が送風機35を塞いでいる状況下にて、上記した誘導ダクト59の開口部65と連結される。
送風機カバー51の左下隅部付近および右上隅部付近に、後述するガイドピン54が挿通するための支持孔62が形成されている。
送風機カバー51の役割は、後述するように、冷却室13の送り口13aに配置されたファン37を実質的に塞ぐことにある。また、送風機カバー51の上部には開口部64が形成されているので、送風機カバー51がファン37を塞いでいる状況下でも、ファン37で送風された冷気は、開口部64を経由して冷蔵室3側に供給される。
駆動軸61は、略円筒形状を呈しており、その側面の一部を螺旋状に連続して突起させたネジ山が設けられている。図面上ではネジ山は図示していない。ここで、駆動軸61の側面に形成されるネジ山と、送風機カバー51のネジ穴63の側面に形成されるネジ溝とは、使用状況下では螺合される。また、駆動軸61の内部には図示しないモータが内蔵されており、そのモータの駆動力で駆動軸61は所定角度回転する。駆動軸61が例えば時計回りに回転すると、送風機カバー51は支持基体53から離れ、送風機カバー51と支持基体53との間に間隙が形成されて開状態となる。よって、図示しないファン37で送風された冷気は、この間隙を経由して冷凍室4Aに供給される。一方、駆動軸61が例えば反時計回りに回転すると、送風機カバー51の側面部70は支持基体53に密着し、上記した間隙は形成されず閉状態となる。よって、図示しないファン37で送風された冷気は、冷凍室4Aには供給されず、上記した開口部64および誘導ダクト59を経由して、冷蔵室3に供給される。
支持基体53は、平面視で四角形の枠形状を呈する枠部71と、中央部分に配設された駆動軸61を支持する軸支持部72と、軸支持部72と枠部71の角部とを連結する支持フレーム60と、枠部71の左下角部および右上角部に立設されたガイドピン54と、を主要に有している。枠部71は支持基体53の全体を機械的に支持し、その四隅付近には複数の孔部73が設けられている。孔部73を貫通するネジ等の固定手段を介して、枠部71を含む遮蔽装置50は、図4に示すように、仕切体46に固定される。
ガイドピン54は、送風機カバー51の支持孔62に対応した箇所に立設されている円柱状の部材である。各々のガイドピン54が支持孔62に挿入されて摺動することで、送風機カバー51の動きが安定して案内される。
誘導ダクト59は、板状の合成樹脂から成り、その下端に形成された開口部65は、閉鎖状態の送風機カバー51の開口部64と一致する箇所に配置されている。よって、誘導ダクト59の開口部65と、送風機カバー51の開口部64とは、略同一の形状および大きさとなっている。また、誘導ダクト59の後方側の開口は、図4に示す冷蔵室供給風路14aと連続している。誘導ダクト59は、送風機カバー51の内部空間と、冷蔵室3へと繋がる風路とを連通させる経路として機能している。
図5(B)を参照して、遮蔽装置50の開状態では、駆動軸61の駆動力により送風機カバー51は前方に移動されている。よって、送風機カバー51の側面部70の後端は、支持基体53から離間しており、送風機カバー51と支持基体53との間には間隙が形成されている。また、この状態では、送風機カバー51の上部に形成された開口部64は、誘導ダクト59の下部に形成される開口部65とは連通していない。この状態で、図4に示すファン37を回転させて送風すると、送風された冷気は、上記した間隙を経由して図2に示す冷凍室4Aに供給される。
送風機カバー51を開状態から閉状態に移行する際には、駆動軸61を例えば反時計回りに回転させる。これにより、送風機カバー51は後方に移動して、送風機カバー51の側面部70の後方端部が、支持基体53の前面に当接するようになる。この状態で、図4に示すファン37を回転させて送風すると、送風された冷気は、図2に示す冷凍室4Aに供給されず、冷蔵室3のみに冷気が供給されることとなる。
ここで、送風機カバー51の上端に形成された開口部64の周囲を上方に突出させて重畳部66が形成されている。また、誘導ダクト59の下端に形成された開口部65の周囲を下方に突出させて重畳部67が形成されている。従って、送風機カバー51を閉状態とすると、送風機カバー51の重畳部66と、誘導ダクト59の重畳部67とはオーバーラップする。かかる構造により、送風機カバー51を閉状態とした場合に於いて、送風機カバー51と誘導ダクト59との接合部分は気密性が高くなるので、この接合部分から冷気が漏れることが抑止されている。
<冷蔵庫の接続構成>
図6を参照して、上記した冷蔵庫1は、例えばCPUからなる制御装置34を備えており、制御装置34の入力側端子には、開閉センサ30、冷蔵室温度センサ42、冷凍室温度センサ43および外気温度センサ48が接続されている。また、制御装置34の出力側端子には、冷蔵室ダンパ25、野菜室ダンパ26、遮蔽装置50、圧縮機31および除霜ヒータ33が接続されている。制御装置34は、入力側端子に接続された開閉センサ30等から入力される電気信号に基づいて、冷蔵室ダンパ25等を制御し、各貯蔵室の庫内温度を所定の温度帯域としている。また、制御装置34には、図示しないタイマーや、RAMやROMなどの記憶装置が備えられる。この記憶装置には、後述する時間や温度などのパラメータ、後述する制御方法を実行する為のプログラムなどが記憶されている。
<冷蔵庫の基本的な動作>
次に、上記した各図を再び参照して、上記構成を備えた冷蔵庫1の動作について説明する。
先ず、冷蔵室3のみを冷却する運転について説明する。図4を参照して、制御装置34の指示に基づいて、圧縮機31を運転し、冷蔵室ダンパ25を開き、送風機35を運転する。この場合、送風機カバー51は閉状態とされる。
冷却器32によって冷却された空気は、冷却室13の送り口13a、送風機35、送風機カバー51の内部空間、誘導ダクト59、冷蔵室ダンパ25、冷蔵室供給風路14及び吹出口17を順次通過し、冷蔵室3へと供給される。これにより、冷蔵室3の内部に貯蔵された食品等を適切な温度で冷却保存することができる。
そして、冷蔵室3の内部に供給された循環冷気は、図3に示すように、戻り口22から帰還風路20を経由して冷却室13の内部へと戻る。そこで、再び冷却器32によって冷却されることになる。
ここで、制御装置34は、冷蔵室3の庫内温度が所定の温度帯域となるように冷気を供給する。具体的には、制御装置34は、冷蔵室温度センサ42で計測される冷蔵室3の庫内温度が、上限温度である第1温度以上となった場合は、圧縮機31を運転し、冷却器32で冷却された冷気を、送風機35で冷蔵室3に送風する。送風された冷気は、遮蔽装置50を通過し、冷蔵室ダンパ25、冷蔵室供給風路14、吹出口17を経由して、冷蔵室3に供給される。その後、制御装置34は、冷蔵室温度センサ42が計測する冷蔵室3の庫内温度が下限温度に達した場合、冷蔵室3への送風を停止する。制御装置34が、冷蔵室3への送風を停止する際には、圧縮機31を停止させる、冷蔵室ダンパ25を閉じる、の何れかまたは両方を行う。ここで、上記した上限温度である第1温度はON点とも称され、例えば+5℃程度に設定される。また、上記した下限温度はOFF点とも称され、例えば、+2℃に設定される。
次に、冷凍室4Aのみを冷却する運転について説明する。図4を参照して、制御装置34の指示に基づいて、圧縮機31を運転し、冷蔵室ダンパ25を閉じ、送風機35を運転し、送風機カバー51を開くことにより、冷凍室4Aの冷却を行うことができる。詳しくは、送風機カバー51は、図6(A)の如く支持基体53から離れた状態となる。これにより、冷却器32によって冷却された空気は、冷却室13の送り口13aに配設された送風機35によって送り出され、冷凍室供給風路15及び吹出口18を順次通過し、冷凍室4Aのみへと供給される。
その結果、冷凍室4Aの内部に貯蔵された食品等を適切な温度で冷却保存することができる。そして、冷凍室4A内部の空気は、下段冷凍室6の奥に形成された戻り口23を通り、冷却室13の戻り口13bを介して、冷却室13の内部へと流れる。
ここで、制御装置34は、冷凍室4Aの庫内温度が所定の温度帯域となるように冷気を供給する。具体的には、制御装置34は、冷凍室温度センサ43で計測される冷蔵室3の庫内温度が、上限温度である第2温度以上となった場合は、冷気を冷凍室4Aに送風する。具体的には、制御装置34は、圧縮機31を運転し、冷却器32で冷却された冷気を送風機35で送風する。送風された冷気は、遮蔽装置50を通過し、冷凍室供給風路15、吹出口18を経由して、冷凍室4Aに供給される。その後、制御装置34は、冷凍室温度センサ43が計測する冷凍室4Aの庫内温度が下限温度に達した場合、冷凍室4Aへの送風を停止する。制御装置34が、冷凍室4Aへの送風を停止する際には、圧縮機31を停止させる、遮蔽装置50を閉状態とする、の何れかまたは両方を行う。ここで、上記した上限温度である第2温度はON点とも称され、例えば−18℃程度に設定される。また、上記した下限温度はOFF点とも称され、例えば−22℃に設定される。
次に、野菜室7への冷気の供給について説明する。制御装置34の指示に基づき、送風機35によって冷凍室供給風路15に送り出された空気の一部は、図3に示す野菜室ダンパ26を開くことにより野菜室供給風路16へと流れ、吹出口19から野菜室7へと吐出される。これにより、野菜室7内を冷却することができる。そして、野菜室7を循環した冷気は、図3に示す戻り口24から野菜室帰還風路21及び戻り口13bを順次経て、冷却室13へと戻される。野菜室7の庫内温度も、上記と同様に、所定範囲内となるように制御されている。
次に、図4を参照して、冷蔵室3および冷凍室4Aの両方を冷却する動作を説明する。この場合は、制御装置34は、送風機カバー51と支持基体53とが離間する長さを、冷凍室4Aのみを冷却する場合よりも短くする。例えば、制御装置34は、送風機カバー51と支持基体53とが離間する長さを、冷凍室4Aのみを冷却する場合と比較して、半分程度とする。また、制御装置34は、冷蔵室ダンパ25を開状態とする。この状態で、制御装置34の指示に基づき、冷却器32で冷却された冷気をファン37で送風すると、送風された冷気の一部は送風機カバー51と支持基体53との間隙から冷凍室4Aに供給され、冷気の他の一部は、誘導ダクト59、冷蔵室ダンパ25、冷蔵室供給風路14を経由して冷蔵室3に供給される。
次に、除霜運転時の動作について説明する。冷却運転を継続すると、冷却器32の空気側伝熱面に霜が付着し、伝熱を妨げ、空気流路を塞ぐことになる。そこで、冷却器32に付着した霜を取るための除霜運転を開始する。
この除霜運転では、制御装置34の指示に基づいて、圧縮機31を停止し、除霜ヒータ33に通電し、冷却器32に付着した霜を融かす。この際、制御装置34は、送風機カバー51を閉状態とし、送り口13aを塞ぎ、冷蔵室ダンパ25を閉じる。これにより、除霜ヒータ33によって暖められた冷却室13内の空気が冷蔵室供給風路14及び冷凍室供給風路15へと流れ出ることを防止できる。その結果、冷蔵庫1の冷却効率を向上させることができる。
また、冷却器32の霜取りが完了すると、制御装置34の指示に基づいて、除霜ヒータ33の通電を止め、圧縮機31を起動し、冷凍回路による冷却を開始する。
以上が、本形態にかかる冷蔵庫1の基本的な動作に関する説明である。
<冷蔵庫の扉開閉制御および遮蔽装置の凍結防止制御>
次に、図7から図11に基づいて、上記した各図も参照しつつ、上記した冷蔵庫1が備える各扉が不必要に開いてしまうことを防止する制御を説明する。具体的には、以下に詳述する制御では、図1を参照して、ユーザが冷蔵室3の扉8の開閉動作を行った際に、冷凍室4Aを閉鎖する扉9等が開いてしまうことを防止している。更に、ここでは、除霜周期が長くなることで遮蔽装置50が凍結してしまうことを防止する制御も行っている。
図7は扉の開動作を防止する制御を示すフローチャートであり、図8は遮蔽装置50の凍結を防止するための制御が必要か否かを判断する制御のフローチャートであり、図9は上記制御を行う際の冷気の流れを示す側面断面図である。図10は、扉の開動作を制御する他の制御方法を示すフローチャートであり、図11はこの他の制御方法を行う際の冷気の流れを示す側面断面図である。
図7のフローチャートを参照して、先ず、ステップS10では、各パラメータを初期化する。即ち、制御装置34は、凍結防止制御FLAGをOFFにし、カウントタイマAをリセットし、カウントタイマBをリセットする。
次に、ステップS11では、制御装置34は、遮蔽装置50の凍結防止判定を行う。ここで、遮蔽装置50の凍結防止に関して説明する。図4を参照して、遮蔽装置50は、冷却器32で冷却した冷気の風路を制御する機器であり、制御装置34の指示に基づいて、駆動軸61を回転させることで、送風機カバー51の開閉動作を行っている。駆動軸61と送風機カバー51とは螺合している。また、送風機カバー51は、上記した除霜行程の際には閉状態であるが、各貯蔵室の冷却動作を行っている際には、開状態となっている場合が多い。従って、外気温が低く、除霜行程の周期が長くなってしまうと、開状態のままの遮蔽装置50が凍結してしまい、制御装置34の指示に基づいて遮蔽装置50を開閉動作することが難しくなる恐れがある。本形態では、外気温や除霜周期などから、遮蔽装置50の凍結を防止するための制御が必要とされるか否かを判断している。そして、必要に応じて遮蔽装置50を動作させることで、遮蔽装置50の凍結を防止している。ステップS11の詳細は、図8を参照して後述する。
ステップS12では、制御装置34は、冷却器32の除霜を行っているか否かを判断する。除霜を行っている場合は、ステップS12のYESであるので、制御装置34は、遮蔽装置50が開状態であるか否かをステップS14で判断する。ステップS14がNOの場合は、遮蔽装置50が既に閉状態であり、閉めるための動作は不要なので、上記したステップS11に戻る。一方、ステップS14のYESの場合は、遮蔽装置50が開状態であるので、制御装置34の指示に基づいて、ステップS15で遮蔽装置50を閉状態とする。このようにすることで、図4を参照して、遮蔽装置50の送風機カバー51が送り口13aを塞ぐので、除霜ヒータ33が発熱することで加熱された冷却室13の内部の暖気が、冷凍室4A等に流入してしまうことが抑止される。
ステップS12がNOの場合は、上記した除霜行程を行っていないので、制御装置34は、ステップS13で、冷蔵室3に備えられた扉8が開状態であるか否かを判断する。扉8が開状態であるか否かの判断は、上記した開閉センサ30から制御装置34に入力される入力情報に基づいて、制御装置34が行う。ステップS13でYESの場合は、扉8が開かれた状態であるので、上記したステップS14およびステップS15に移行し、制御装置34は、遮蔽装置50を閉状態とする。このようにすることで、その後にユーザが扉8を閉じた際に、冷凍室4Aを閉鎖する扉9等が不必要に開いてしまうことが防止される。
図3および図9を参照して、かかる事項を詳述する。図3を参照して、上記した冷蔵室3と冷凍室4Aとは、冷蔵室供給風路14を経由して連通している。更に、冷蔵室3と冷凍室4Aとは、帰還風路20、冷却室13および送り口13aを経由して連通している。従って、冷蔵室3を塞ぐ不図示の扉8を開いた後に再び閉じると、冷蔵室3の庫内圧力が高まり、冷蔵室3の内部の冷気が、冷蔵室供給風路14を経由して、冷凍室4Aに流入しようとする。同様に、冷蔵室3の内部の冷気が、帰還風路20、冷却室13および送り口13aを経由して、冷凍室4Aに流入しようとする。よって、冷蔵室3と冷凍室4Aとが連通したままの状態であれば、冷凍室4Aに冷気が流入して庫内圧力が高まり、冷凍室4Aを塞ぐ扉9等が不必要に開いてしまう恐れがある。
本形態では、図9を参照して、制御装置34は、開かれたら扉8が再び閉じられる前に、遮蔽装置50を閉状態としている。このようにすることで、送風機カバー51と誘導ダクト59との開口が閉鎖されることで、冷蔵室供給風路14と冷凍室4Aとの連通が遮断される。従って、冷蔵室3、冷蔵室供給風路14を経由して流動する冷気の流れは、送風機カバー51および誘導ダクト59でストップする。ここでは、冷蔵室供給風路14を経由して流動する冷気の流れを点線で示している。また、冷却室13の送り口13aが送風機カバー51で閉鎖されることで、帰還風路20と冷凍室4Aとの連通を遮断している。従って、冷蔵室3、帰還風路20、冷却室13および送り口13aを経由して流動する冷気は、閉状態の送風機カバー51でストップする。ここでは、帰還風路20を経由して流れる冷気の流れを一点鎖線で示している。このことから、ユーザが、冷蔵室3の扉8を開いた後に勢いよく閉じても、この動作に伴い冷蔵室3の内部の冷気が冷凍室4Aに流入することが抑制されているので、冷凍室4Aを閉鎖する扉9等が不必要に開いてしまうことが防止されている。
ステップS13でNOの場合は、扉8が開かれていないため、ステップS16で遮蔽装置50が閉状態であるか否かを判断する。ステップS16がYESの場合は、遮蔽装置50が閉状態であるので、冷蔵室3、冷凍室4Aを冷却するために、遮蔽装置50を開状態とする。一方、ステップS16がNOの場合は、遮蔽装置50が開状態であるため、長時間にわたり遮蔽装置50が開状態のままである可能性があるため、ステップS17で凍結防止制御フラグがONであるか否かを判断する。凍結防止制御フラグは、上記したステップS11で凍結防止のための制御が必要とされる場合はONとされており、その制御が必要とされない場合はOFFとされている。凍結防止制御FLAGがONの場合は、ステップS19に移行する。一方、凍結防止制御FLAGがONでない場合、即ちOFFの場合は、上記したステップS11に移行する。
ステップS19では、遮蔽装置50に付着した氷を除去する。具体的には、図4を参照して、制御装置34は、開状態である遮蔽装置50に内蔵される図示しないモータに対して、送風機カバー51を更に開く方向に移動させるための電圧を印加する。そのようにすると、モータにより駆動される駆動軸61はそれ以上回転しないため、モータも回転せず、発熱するようになる。本形態では、モータの発熱で、遮蔽装置50に付着した氷を融解している。例えば、図5(A)を参照して、駆動軸61の図示しないネジ山と、送風機カバー51のネジ穴63に形成された図示しないネジ溝との間に付着した氷を融解する。このようにすることで、長時間にわたり除霜行程が行われないことにより、遮蔽装置50が開状態のままであっても、遮蔽装置50が凍結することでその開閉動作が阻害されることが防止されている。
また、本ステップでは、モータに電圧が印加される時間の長さは、遮蔽装置50を閉状態から開状態とする際にモータに電圧が印加される長さよりも長い。一例として、遮蔽装置50を閉状態から開状態とする際にはモータに電圧が印加される時間は7秒であり、本ステップでモータに電圧が印加される時間の長さは、15秒である。このように、比較的長時間にわたりモータに電圧を印加することで、モータの発熱量を大きくして氷を溶かす効果を大きくすることができる。
ステップS19が終了した後は、ステップS10に戻り、通常の冷却動作を行う。
図8を参照して、次に、凍結防止FLAGをONまたはOFFとする上記したステップS11を詳細に説明する。
ステップS101では、制御装置34が、外気温が所定の温度以下であり、且つ、除霜中で無いかを判断する。具体的には、図6を参照して、外気温度センサ48で計測される外気温が所定以下であり、且つ、除霜ヒータ33で加熱を行ってしないかを判断する。ここで、所定温度とは例えば20℃であり、その温度以下となれば、除霜周期が長くなり、上記した遮蔽装置50が凍結しやすい条件となる。
ステップS101がNOの場合は、冷蔵庫1の外気温が20度よりも高いか、除霜行程を行っている途中であるか、又はその両方である。従って、遮蔽装置50に多量の氷が付着してその開閉動作が阻害される恐れが小さいので、凍結防止判定を終了し、図7に示したステップS12に移行する。この場合は、凍結防止制御FLAGはOFFのままであるので、制御装置34は、遮蔽装置50に付着した氷を除去するためのステップS19の動作を行わない。
一方、ステップS101がYESの場合は、外気温度センサ48で計測された冷蔵庫1の外気温が20度以下であり、且つ、除霜行程を行っていない。従って、遮蔽装置50に多量の氷が付着している恐れがあることから、制御装置34は以下のステップを行う。具体的には、制御装置34は、ステップS102でカウントタイマAをカウントアップする。即ち、外気温度センサ48で計測された冷蔵庫1の外気温が20度以下であり、且つ、除霜行程を行っていない時間の積算を、制御装置34が開始する。そして、カウントタイマAで積算された時間が予め決められた第1時間、例えば24時間経過したら、ステップS103でYESなので、長期間に渡り遮蔽装置50に冷気が接触することで、遮蔽装置50に氷が付着して凍結している恐れがあるので、ステップS107で、制御装置34は凍結防止制御FLAGをONとする。このようにすることで、図7に示したステップS19にて遮蔽装置50に付着した氷を除去する動作を行うようになる。
一方、ステップS103でNOの場合は、低外気温の状況下にて除霜が行われない時間が24時間以上経過していないので、制御装置34の指示により、ステップS104に移行する。
ステップS104では、制御装置34は、冷蔵室3の庫内温度がON点未満であり、且つ、冷凍室4Aの庫内温度がON点以上であるか否かを確認する。ここで、上記したように、冷蔵室3のON点は第1温度であり、冷凍室4AのON点は第2温度である。
ステップS104でYESの場合、図2を参照して、制御装置34は、冷蔵室ダンパ25を閉じて冷蔵室3には冷気を供給せず、遮蔽装置50を開状態とすることで冷凍室4Aに冷気を供給する。即ち、冷却室13で冷却された冷気は、遮蔽装置50の開口部を経由して、冷凍室4Aのみに供給される。このような状態は、冷凍室4Aと冷却室13のみで冷気が循環され、冷気を冷蔵室3および冷凍室4Aの両方に供給する場合と比較すると、遮蔽装置50が凍結しやすい状況である。一方、ステップS104でNOであれば終了する。
ステップS105では、カウントタイマBをカウントアップし、ステップS104の状態が連続している時間を積算する。
ステップS106では、カウントタイマBが積算した時間が、第2時間である1時間が経過しているか否かを判断する。ステップS106がYESの場合、カウントタイマBの積算時間が1時間を経過しており、遮蔽装置50が凍結している恐れがあるので、制御装置34の指示に基づいて、ステップS107に移行して、凍結防止制御FLAGをONにする。このようにすることで、後述するステップS31で、制御装置34の指示に基づいて、遮蔽装置50に付着した氷を除去するための加熱動作が行われる。一方、ステップS106がNOの場合、制御装置34は、カウントタイマBの積算時間が1時間を経過していないので、凍結防止制御FLAGを判断する一連のステップを終了し、凍結防止制御FLAGはOFFのままとなる。
図10および図11を参照して次に、各扉が不必要に開いてしまうことを防止する他の制御方法を説明する。ここで説明する制御方法は、基本的には図7および図8を参照して説明した制御方法と同一であり、相違点は、ドアの不要な開動作を防止するために、ダンパを閉動作することにある。よって、以下ではこの相違点を中心に説明し、図7に示した制御方法と同一の部分に関してはその説明を割愛する。
図10を参照して、各変数を初期化するステップS20、凍結防止制御を判定するステップS21、除霜中か否かを判断するステップS22、および冷蔵室3の扉8の開閉を判定するステップS23における制御は、図7を参照して説明した、ステップS10、ステップS11、ステップS12、およびステップS13における制御と、同様である。
ステップS24では、図11に示す冷蔵室ダンパ25が開状態か否かを制御装置34が判断する。ステップS24がNOの場合、即ち冷蔵室ダンパ25が閉状態の場合は、制御装置34の指示に基づいて、ステップS26およびステップS27に移行する。ステップS26およびステップS27の制御は、上記したステップS14およびステップS15に於ける制御と同様である。
ステップS24がNOの場合は、冷蔵室ダンパ25が開状態であるので、ステップS25で、制御装置34が図11に示す冷蔵室ダンパ25を遮断状態とする。このことで、冷蔵室供給風路14と冷凍室4Aとを連通させる経路が遮断される。これにより、ユーザが冷蔵室3の開いている扉8を閉めることで、冷蔵室3の庫内圧力が上昇したとしても、冷蔵室ダンパ25が遮断状態であるため、冷蔵室供給風路14を経由して、冷蔵室3から冷凍室4Aに冷気が流入することは無い。また、上記したように、ステップS26およびステップS27で、遮蔽装置50を閉状態としているので、帰還風路20および冷却室13を経由して冷凍室4Aに流れ込もうとする冷気の流れは、遮蔽装置50でストップする。ここでは、遮蔽装置50に加えて冷蔵室ダンパ25で、冷蔵室3の扉8を閉じた際に、冷蔵室3から冷凍室4Aに流入する冷気の流れを阻止している。従って、扉8の開閉動作に伴い冷凍室4Aの扉9等が不要に開いてしまうことを防止する効果が顕著となる。
ここで、遮蔽装置50の開閉状況を判断するステップS28および遮蔽装置50を開動作するステップS30は、上記したステップS16およびステップS18と同様である。また、凍結防止制御FLAGがONであるか否かを判断するステップS29および遮蔽装置50を開動作させるステップS31は、上記したステップS17およびステップS19と同様である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
例えば、図1を参照して、上記では冷蔵室3の扉8の開閉動作を行ったときに、冷凍室4Aの扉9等の不要な開動作を防止する制御方法を説明したが、他の扉に対して上記した制御方法を適用しても良い。例えば、制御装置34が、冷凍室4Aの扉9等の開動作を検知して、遮蔽装置50や冷蔵室ダンパ25を閉状態とすることで、扉9の閉動作に伴い、扉8が不要に開いてしまうことが防止するようにしても良い。
また、図3を参照して、図10に示したステップS24およびステップS25の行程と同時に、野菜室供給風路16に介装された野菜室ダンパ26を閉めるようにしても良い。このようにすることで、扉8の開閉動作に伴い、野菜室7を塞ぐ扉12が不要に開いてしまうことが防止される。
1 冷蔵庫
2 断熱箱体
2a 外箱
2b 内箱
2c 断熱材
3 冷蔵室
4 製氷室
4A 冷凍室
5 上段冷凍室
6 下段冷凍室
7 野菜室
8、8a、8b 扉
9 扉
10 扉
11 扉
12 扉
13 冷却室
13a 送り口
13b 戻り口
14 冷蔵室供給風路
14a 冷蔵室供給風路
15 冷凍室供給風路
16 野菜室供給風路
17 吹出口
18 吹出口
19 吹出口
20 帰還風路
21 野菜室帰還風路
22 戻り口
23 戻り口
24 戻り口
25 冷蔵室ダンパ
26 野菜室ダンパ
28 断熱仕切壁
29 断熱仕切壁
30 開閉センサ
31 圧縮機
32 冷却器
33 除霜ヒータ
34 制御装置
35 送風機
36 ケーシング
36a 風洞
37 ファン
42 冷蔵室温度センサ
43 冷凍室温度センサ
45 仕切体
46 仕切体
47 前面カバー
48 外気温度センサ
50 遮蔽装置
51 送風機カバー
53 支持基体
54 ガイドピン
59 誘導ダクト
60 支持フレーム
61 駆動軸
62 支持孔
63 ネジ穴
64 開口部
65 開口部
66 重畳部
67 重畳部
69 主面部
70 側面部
71 枠部
72 軸支持部
73 孔部
100 冷蔵庫
101、102、103、104 冷気供給風路
105、106、107、108 入口ダンパ
109、110、111 冷気帰還風路
113、114、115、116 出口ダンパ
120 冷蔵室
130 冷凍室

Claims (5)

  1. 第1貯蔵室および第2貯蔵室が形成された冷蔵庫本体と、
    前記第1貯蔵室の開口を閉鎖する第1扉と、
    前記第2貯蔵室の開口を閉鎖する第2扉と、
    前記第1貯蔵室および前記第2貯蔵室に供給される冷気を冷却する冷却器と、
    前記冷却器が収納される冷却室と、
    前記冷却室から前記第1貯蔵室および前記第2貯蔵室に供給される前記冷気が通過する開口部と、
    前記開口部を塞ぐ遮蔽装置と、
    前記冷却室から前記第1貯蔵室に供給される前記冷気が通過する供給風路と、
    前記第1貯蔵室から前記冷却室に帰還する前記冷気が通過する帰還風路と、
    前記第1扉の開閉状況を検知する検知手段と、
    前記検知手段の出力に基づいて前記遮蔽装置を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記第1扉が開かれたことを示す前記検知手段の出力に基づいて、前記遮蔽装置で前記開口部を塞ぐことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記供給風路を流れる前記冷気の量を調整する風路開閉器と、を更に備え、
    前記制御装置は、前記第1扉が開かれたことを示す前記検知手段の出力に基づいて、前記風路開閉器で前記供給風路を遮断することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記制御装置は、前記冷却器の除霜を行わない時間を積算し、前記積算された時間が、予め定められた第1時間よりも長い場合、前記遮蔽装置を開動作させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記制御装置は、前記第1貯蔵室の庫内温度が第1温度以上となれば、前記冷気を前記第1貯蔵室に送風すると共に、前記第2貯蔵室の庫内温度が第2温度以上となれば、前記冷気を前記第2貯蔵室に送風し、
    更に、前記制御装置は、前記第1貯蔵室の庫内温度が前記第1温度未満であり、且つ、前記第2貯蔵室の庫内温度が前記第2温度以上である時間を積算し、前記積算された時間が予め定められた第2時間以上である場合、前記遮蔽装置を開動作させることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記遮蔽装置は、前記開口部に配置される送風機を塞ぐ送風機カバーと、前記送風機カバーと螺合する駆動軸と、前記駆動軸を回転させるモータと、を有し、
    前記制御装置は、開状態である前記遮蔽装置の前記モータに対して、前記送風機カバーを開く方向に動かすための電圧を印加することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の冷蔵庫。
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