JP6901183B2 - 直流消弧回路および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直流消弧回路および装置に関し、特に、機械式スイッチなどの機械接点に対して急速にアークを消弧するのに適する直流消弧回路および装置に関し、他の遮断点(例えば、ヒューズの溶断、コンセントに対するプラグの抜き差し、導線の断線点)に対する消弧にも適用できる。
現在、新エネルギー車、軌道交通、艦船などの直流電気制御システムにおいて、一般に、接触器(リレー)などの機械式スイッチで負荷の投入および遮断を制御する。直流では、零点がないため、遮断時に強力なアークが発生し、機械式スイッチのコストが高く(高圧接触器)、電気的寿命が短いという欠点がある。機械式スイッチは、図1のあるブランドの高圧接触器の遮断電圧(すなわち、アーク遮断電圧)に対する電気的寿命のグラフに示すように、遮断電圧が大きくなるにつれて、機械式スイッチの電気的寿命が大幅に低下する。
本発明は、従来の直流電気制御システムにおいて機械式スイッチの電気的寿命が短いという問題を解決し、消弧効果が良く、機械式スイッチの遮断電圧(アーク遮断電圧)を低下させ、消弧速度が速い直流消弧回路および装置を提供することを目的とする。
本発明の目的は、以下の技術の手段により達成される。
消弧される機械式スイッチと負荷とが直列接続されている直流消弧回路であって、パワー半導体デバイスとコンデンサを含み、前記パワー半導体デバイスと前記コンデンサとが接続され、前記機械式スイッチでの遮断中、前記パワー半導体デバイスは、前記機械式スイッチの両端の電位差が5Vよりも大きい場合オンになり、電流が前記パワー半導体デバイス及び前記負荷を流れて、前記機械式スイッチの遮断時のアークを消弧し、前記電流は前記コンデンサの充電電流または放電電流である。
直流消弧回路であって、前記機械式スイッチでの遮断中、前記パワー半導体デバイスは、前記機械式スイッチの両端の電位差が5Vを超えかつ20V以下の区間においてオンになるか、または20Vを超えかつ前記機械式スイッチの動作電圧未満の区間においてオンになる。
直流消弧回路であって、前記パワー半導体デバイスは前記機械式スイッチの発弧後にオンになる。
直流消弧回路であって、前記機械式スイッチでの遮断中、前記パワー半導体デバイスは、前記機械式スイッチの接点間の開離距離に対する破壊電圧が前記機械式スイッチの動作電圧よりも大きい場合、オンになる。
上述した直流消弧回路を含む直流消弧装置であって、前記パワー半導体デバイスは、非自己消弧型デバイスであり、前記非自己消弧型デバイスのトリガ極が前記非自己消弧型デバイスのアノードまたは第2アノードに接続されて電圧検出スイッチを形成し、前記パワー半導体デバイスと前記コンデンサは第1直列接続回路を構成し、前記第1直列接続回路と前記機械式スイッチとが並列接続されている。
直流消弧装置であって、第1半導体デバイスをさらに含み、前記第1半導体デバイスのオン電圧が3Vよりも大きく、前記非自己消弧型デバイスのトリガ極は前記第1半導体デバイスを介して前記アノードまたは前記第2アノードに接続されている。
直流消弧装置であって、前記第1半導体デバイスはツェナーダイオード、TVSダイオード、トリガダイオード、または感圧抵抗である。
直流消弧装置であって、第2ダイオードをさらに含み、前記第2ダイオードと、前記第1半導体デバイスと、前記非自己消弧型デバイスのトリガ極とが直列接続されている。
直流消弧装置であって、前記電圧検出スイッチの検出端と前記電圧検出スイッチの出力端とが絶縁分離されない。
直流消弧装置であって、前記電圧検出スイッチは遅延半導体スイッチである。
直流消弧装置であって、前記電圧検出スイッチは2端子回路である。
直流消弧装置であって、前記コンデンサから放電される放電ユニットをさらに含み、前記放電ユニットと前記非自己消弧型デバイスとが並列接続されている。
直流消弧装置であって、前記放電ユニットは、第1ダイオードまたは第1電流制限素子で構成されるか、または第1ダイオードと第1電流制限素子とが直列接続されて構成される。
直流消弧装置であって、絶縁材料でデバイスとしてパッケージされる。
直流消弧装置であって、前記コンデンサから放電される放電ユニットとともに、絶縁材料でデバイスとしてパッケージされる。
上述した直流消弧回路を含む直流消弧装置であって、制御ユニットをさらに含み、前記制御ユニットは前記パワー半導体デバイスに接続されている。
直流消弧装置であって、前記制御ユニット及び前記パワー半導体デバイスで電圧検出スイッチを構成し、前記機械式スイッチと前記負荷との接続端の電圧信号が前記制御ユニットに伝達され、前記コンデンサと前記パワー半導体デバイスは第1直列接続回路を構成し、前記第1直列接続回路と前記機械式スイッチとが並列接続されている。
直流消弧装置であって、前記機械式スイッチでの遮断中、前記制御ユニットは、前記機械式スイッチの接点が開極されたことを検出した場合、遅延の時間が100μsを超えるように前記パワー半導体デバイスのオンを遅延制御する。
直流消弧装置であって、前記制御ユニットは前記電圧信号のA/D収集を行う。
直流消弧装置であって、前記コンデンサから放電される放電ユニットをさらに含み、前記放電ユニットと前記パワー半導体デバイスとが並列接続され、前記コンデンサから前記機械式スイッチ及び前記放電ユニットを介して放電し、前記電圧信号は前記負荷の電圧である。
直流消弧装置であって、前記電圧信号は、前記負荷の電圧、または前記パワー半導体デバイスに対する他端の電圧、または前記機械式スイッチに対する電源入力端の電圧である。
直流消弧装置であって、前記パワー半導体デバイスは非自己消弧型デバイスである。
直流消弧装置であって、前記機械式スイッチの制御信号が前記制御ユニットに伝達されるか、または前記制御ユニットの制御信号が前記機械式スイッチに伝達される。
直流消弧装置であって、前記制御ユニットは、適応制御プログラムを記憶し、前記電圧信号または前記パワー半導体デバイスの前記負荷との接続端に対する他端の電圧信号の変化に応じて、消弧制御パラメータを最適化する。
直流消弧装置であって、前記コンデンサから放電される放電ユニットをさらに含み、前記放電ユニットは少なくとも放電用スイッチを含み、前記制御ユニットの制御信号が前記放電用スイッチに伝達される。
直流消弧装置であって、前記放電用スイッチは第1半導体スイッチであり、前記第1半導体スイッチは非自己消弧型デバイスである。
直流消弧装置であって、第1電流制限素子をさらに含み、前記放電用スイッチと前記第1電流制限素子とが直列接続されている。
直流消弧装置であって、前記放電用スイッチと前記コンデンサとが並列接続され、前記機械式スイッチの閉動作中、前記制御ユニットは前記放電用スイッチ及び前記パワー半導体デバイスがオンになるように制御して前記負荷に給電し、その後、前記機械式スイッチが閉じられ、前記機械式スイッチでの遮断動作中、前記放電用スイッチがオフ状態にある。
直流消弧装置であって、第4半導体スイッチをさらに含み、前記第4半導体スイッチは非自己消弧型デバイスであり、前記第4半導体スイッチの制御端は前記制御ユニットに接続され、前記コンデンサと前記第4半導体スイッチは第2直列接続回路を構成し、前記機械式スイッチの入力電源端から前記第4半導体スイッチ、前記パワー半導体デバイス、及び前記負荷を介して前記コンデンサを充電する。
直流消弧装置であって、第3ダイオードをさらに含み、前記コンデンサから前記放電用スイッチ及び前記第3ダイオードを介して放電する。
直流消弧装置であって、前記放電用スイッチ及び前記パワー半導体デバイスは非自己消弧型スイッチであり、前記第2直列接続回路と、前記放電用スイッチと、前記パワー半導体デバイスとが接続された共通端の電圧信号は、前記制御ユニットに接続される。
直流消弧装置であって、前記パワー半導体デバイスの動作状態を検出する。
直流消弧装置であって、前記放電用スイッチの動作状態を検出する。
直流消弧装置であって、前記第4半導体スイッチの動作状態を検出する。
直流消弧装置であって、前記機械式スイッチの制御信号が前記制御ユニットに伝達されるか、または前記制御ユニットの制御信号が前記機械式スイッチに伝達される。
直流消弧装置であって、前記制御ユニットは、前記機械式スイッチでの遮断の状態において発弧を検出した場合、前記パワー半導体デバイスがオンになるように制御する。
直流消弧装置であって、前記機械式スイッチは、それぞれが第1機械式スイッチ及び第2機械式スイッチであるとの2つの機械式スイッチを少なくとも含み、前記負荷は、それぞれが第1負荷及び第2負荷であるとの2つの負荷を少なくとも含み、前記パワー半導体デバイスは、それぞれが第1パワー半導体デバイス及び第2パワー半導体デバイスであるとの2つのパワー半導体デバイスを少なくともを含む。
直流消弧装置であって、第4機械式スイッチをさらに含み、前記第4機械式スイッチと、前記放電用スイッチと前記第1直列接続回路とが直列接続され、前記制御ユニットの制御信号は前記第4機械式スイッチの制御端に接続されている。
直流消弧装置であって、前記機械式スイッチでの遮断中、前記制御ユニットは、前記機械式スイッチの接点が開極されたことを検出した場合、遅延の時間が100μsを超えるように前記パワー半導体デバイスのオンを遅延制御し、前記制御ユニットは、前記負荷の電流に関するパラメータを記憶するか、または前記負荷の電流に関するパラメータが入力され、前記機械式スイッチでの遮断動作中、前記負荷の電流が大きいほど前記遅延の時間を長くする。
直流消弧装置であって、前記制御ユニットは、適応制御プログラムを記憶し、前記電圧信号または前記パワー半導体デバイスの前記負荷との接続端に対する他端の電圧信号の変化に応じて、消弧制御パラメータを最適化する。
直流消弧回路であって、図2に示すように、消弧される機械式スイッチK1と負荷RL1とが直列接続され、パワー半導体デバイスTR1と、コンデンサC1を含み、パワー半導体デバイスTR1とコンデンサC1とが接続され、機械式スイッチK1での遮断中、パワー半導体デバイスTR1は、機械式スイッチK1の両端の電位差が5Vよりも大きい場合オンになり、電流がパワー半導体デバイスTR1及び負荷RL1を流れて、機械式スイッチK1の遮断時のアークを消弧し、電流はコンデンサC1の充電電流である(備考:P1端と負荷RL1端とを接続する場合、電流はコンデンサC1の放電電流である)。
動作原理:機械式スイッチK1での遮断中、パワー半導体デバイスTR1は、機械式スイッチK1の両端の電位差が5Vよりも大きい場合オンになり、機械式スイッチK1の電源入力端から出力した電流がパワー半導体デバイスTR1及び負荷RL1を介してコンデンサC1を充電し、当該電流はコンデンサC1の充電電流である。これによって、負荷RL1の電圧が急速に上昇し、機械式スイッチK1の接点間の電界強度が急速に低下し、機械式スイッチK1の遮断時のアークを消弧するという目的を達成する(すなわち、アークなしの遮断、またはアーク時間が極めて短い遮断という目的を達成する)。なお、図1に示すコンデンサC1の充電電源は、機械式スイッチK1の電源入力端から供給され、コストが低く、回路が簡単であるという利点があるが、実際の使用時、他の電源をコンデンサC1の充電電源として採用してもよい。
P1端が負荷RL1端に接続されるように変更すれば、動作原理は以下のとおりである。
機械式スイッチK1が閉じられると、パワー半導体デバイスTR1がオンになるように制御してコンデンサC1を充電する(予め他の電源を用いてコンデンサを満充電してもよい)。機械式スイッチK1での遮断中、パワー半導体デバイスTR1は、機械式スイッチK1の両端の電位差が5Vよりも大きい場合オンになり、電流がパワー半導体デバイスTR1及び負荷RL1を流れて、当該電流はコンデンサC1の放電電流である。これによって、負荷RL1の電圧が急速に上昇し、機械式スイッチK1の接点間の電界強度が急速に低下し、機械式スイッチK1の遮断時のアークを消弧するという目的を達成する(すなわち、アークなしの遮断、またはアーク時間が極めて短い遮断という目的を達成する)。
本発明の設計が合理的であり、パワー半導体デバイスTR1は、機械式スイッチK1の両端の電位差が5Vよりも大きい場合オンになり、このとき、機械式スイッチK1の接点の両端には一定の開離距離があるので、アークを急速に消弧しやすく、アーク消弧後またはアークなしの遮断後、再点弧がにくい。本発明は消弧効果が良く、機械式スイッチの遮断電圧を低下させ、消弧速度が速いという利点がある。
図1は、背景技術に係わるあるブランドの高圧接触器の遮断電圧に対する電気的寿命のグラフである。 図2は、本発明の直流消弧回路の回路原理図である。 図3は、本発明の直流消弧装置の実施例1の回路原理図である。 図4は、本発明の直流消弧装置の実施例2の回路原理図である。 図5は、本発明の直流消弧装置の電圧検出スイッチの遅延回路図である。 図6は、本発明の直流消弧装置のパッケージ模式図1である。 図7は、本発明の直流消弧装置のパッケージ模式図2である。 図8は、本発明の直流消弧装置の実施例3の回路原理図である。 図9は、本発明の直流消弧装置の実施例4の回路原理図である。
本発明の直流消弧装置の実施例1は、図3に示すとおりである。
消弧される機械式スイッチK1と負荷RL1とが直列接続されている直流消弧回路であって、パワー半導体デバイスTR1(非自己消弧型デバイス、双方向サイリスタ)とコンデンサC1を含み、機械式スイッチK1での遮断中、パワー半導体デバイスTR1は、機械式スイッチK1の両端の電位差が5Vよりも大きい場合オンになり、電流がパワー半導体デバイスTR1及び負荷RL1を流れて、機械式スイッチK1の遮断時のアークを消弧し、電流はコンデンサC1の充電電流である。
直流消弧装置であって、上述した直流消弧回路を含み、第1半導体デバイスZ1(ツェナーダイオード)をさらに含み、パワー半導体デバイスTR1のトリガ極が第1半導体デバイスZ1を介してパワー半導体デバイスTR1の第2アノードに接続されて電圧検出スイッチAを構成し、パワー半導体デバイスTR1とコンデンサC1とが直列接続されて第1直列接続回路を構成し、第1直列接続回路と機械式スイッチK1とが並列接続されている。
動作原理:機械式スイッチK1が閉じられると、コンデンサC1から機械式スイッチK1、パワー半導体デバイスTR1を介して放電する。機械式スイッチK1での遮断中、機械式スイッチK1の両端の電位差が電圧検出スイッチAのオン電圧よりも大きい(5Vよりも大きい)場合、それをトリガとして、パワー半導体デバイスTR1がオンになり、機械式スイッチK1の入力電源端からパワー半導体デバイスTR1、負荷RL1を介してコンデンサC1に急速に充電する。これによって、負荷RL1の両端の電圧が上昇し、機械式スイッチK1の接点間の電界強度が急速に低下し、機械式スイッチK1に対してアークを急速に消弧するという目的を達成する。
本実施例において、電圧検出スイッチAに双方向サイリスタが採用され、回路が簡単であるという利点がある。
本発明の消弧装置の実施例2は、図4に示すとおりである。
消弧される機械式スイッチK1と負荷RL1とが直列接続されている直流消弧回路であって、パワー半導体デバイスSCR1(非自己消弧型デバイス、単方向サイリスタ)とコンデンサC1を含み、機械式スイッチK1での遮断中、パワー半導体デバイスSCR1は、機械式スイッチK1の両端の電位差が5Vよりも大きい場合オンになり、電流がパワー半導体デバイスSCR1、負荷RL1を流れて、機械式スイッチK1の遮断時のアークを消弧し、電流はコンデンサC1の充電電流である。
直流消弧装置であって、上述した直流消弧回路を含み、第1半導体デバイスZ1(ツェナーダイオード)と、第2ダイオードD2と、放電ユニットBをさらに含み、パワー半導体デバイスSCR1のトリガ極が第2ダイオードD2(逆電圧による回路への影響を防ぐために使用される)、及び第1半導体デバイスZ1を介してパワー半導体デバイスSCR1のアノードに接続されて、機械式スイッチK1の両端の電位差を検出するための電圧検出スイッチAを構成し、パワー半導体デバイスSCR1とコンデンサC1とが直列接続されて第1直列接続回路を構成し、第1直列接続回路と機械式スイッチK1とが並列接続されている。
放電ユニットBは、パワー半導体デバイスSCR1と並列接続され、第1ダイオードD1と第1電流制限素子R1(抵抗)とが直列接続されて構成され、実際の状況に応じて、第1電流制限素子R1または第1ダイオードD1のみで構成されてもよい。
動作原理:機械式スイッチK1が閉じられると、コンデンサC1から機械式スイッチK1、放電ユニットBを介して放電する。機械式スイッチK1での遮断中、機械式スイッチK1の両端の電位差が電圧検出スイッチAのオン電圧よりも大きい場合、それをトリガとして、パワー半導体デバイスSCR1がオンになり、コンデンサC1はパワー半導体デバイスSCR1、負荷RL1を介して急速に充電される。これによって、負荷RL1の両端の電圧が上昇し、機械式スイッチK1の接点間の電界強度が急速に低下し、機械式スイッチK1に対してアークを急速に消弧するという目的を達成する。
本実施例において、電圧検出スイッチAに単方向サイリスタが採用され、電流上昇レートに対する耐性が高く、信頼性がよいという利点がある。また、放電ユニットBが採用され、第1電流制限素子R1が直列接続される場合に、電流による衝撃が低いという利点がある。
上記実施例において、電圧検出スイッチAは、2端子回路であり、かつ、半導体デバイスで構成される非自己消弧型スイッチであり、回路が簡単でコストが低いという利点がある。
上記実施例1、2において、第1半導体デバイスZ1について、オン電圧を3Vよりも大きくする必要があり(システムリップル電圧のピークピーク値よりも大きくする必要がある)、TVSダイオード(Transient Voltage Suppressor)、トリガダイオード、または感圧抵抗などの等価デバイスを採用してもよい。オン電圧が5Vよりも大きいサイリスタを採用する場合、第1半導体デバイスZ1は使用状況の必要に応じて選択されてもよい。
機械式スイッチK1での遮断中、電流を制限するためにパワー半導体デバイスのトリガ極に抵抗を直列接続する必要がない。これによって、パワー半導体デバイスのトリガ速度を上げ、パワー半導体デバイスがオンになる前にコンデンサが充電されることを解消し、コンデンサの容量の利用率を向上させることができる。上記実施例において、電圧検出スイッチAの検出端と電圧検出スイッチAの出力端とが絶縁分離されないことで、コストが低いという利点がある。
実際の使用時、電圧検出スイッチAの第1半導体デバイスZ1において図5のような遅延回路または類似の遅延回路が採用されてもよい。この場合、電圧検出スイッチは、オン遅延スイッチとなる。これによって、機械式スイッチK1に対して十分な開離距離でアークを消弧することを確保でき、アーク消弧後の再発弧を防止することができる。オン遅延スイッチのオン遅延時間は100μsよりも大きいように制御されることが好ましい。
普及と使用を促進し、標準化、バッチ化を図り、汎用デバイスになるために、上記実施例における直流消弧回路及び装置は、絶縁材料でデバイスとしてパッケージされてもよく、2ポートまたは3ポートとすることができる。放電ユニットは、必要に応じて外装(外装時、3ポートとなり、そのうちの1ポートはコンデンサとパワー半導体デバイスとが接続される端点である)も内蔵も可能であり、円形構造(図6に示す)または方形構造(図7に示す)を採用することができる。
本発明の直流消弧装置の実施例3は、図8に示すとおりである。
消弧される機械式スイッチK1と負荷RL1とが直列接続されている直流消弧回路であって、パワー半導体デバイスSCR1(非自己消弧型デバイス、単方向サイリスタ)とコンデンサC1を含み、機械式スイッチK1での遮断中、パワー半導体デバイスSCR1は、機械式スイッチK1の両端の電位差が5Vよりも大きい場合オンになり、電流がパワー半導体デバイスSCR1、負荷RL1を流れて、機械式スイッチK1の遮断時のアークを消弧し、電流はコンデンサC1の充電電流である。
直流消弧装置であって、上述した直流消弧回路を含み、制御ユニットC、放電ユニットBをさらに含み、前記制御ユニットCとパワー半導体デバイスSCR1とが接続されて電圧検出スイッチAを構成する。パワー半導体デバイスSCR1とコンデンサC1とが直列接続されて第1直列接続回路を構成し、第1直列接続回路と機械式スイッチK1とが並列接続されている。
電圧検出スイッチAは、制御ユニットC及びパワー半導体デバイスSCR1(非自己消弧型デバイス、単方向サイリスタ)で構成され、パワー半導体デバイスSCR1とコンデンサC1は第1直列接続回路を構成し、第1直列接続回路と機械式スイッチK1とが並列接続され、機械式スイッチK1と負荷RL1の接続端の電圧信号が制御ユニットCに伝達される。パワー半導体デバイスSCR1が制御ユニットCに接続される。機械式スイッチK1での遮断中、パワー半導体デバイスSCR1がオンになり、機械式スイッチK1の電源入力端からパワー半導体デバイスSCR1、及び負荷RL1を介してコンデンサC1を充電する。J1ポートは制御電源端であり、J2ポートは、制御命令およびデータを受信し、本装置および外部の状態情報(例えば、機械式スイッチ、負荷の状態など)を転送するための通信ポートであり、J1、J2は必要に応じて選択されてもよい。
制御ユニットCにおいて、プログラマブルデバイス(マイクロコントローラ)が内蔵され、負荷RL1の電圧のA/D収集を行う。機械式スイッチK1の制御信号は制御ユニットCに伝達される(必要に応じて選択される)。機械式スイッチK1の制御信号が制御ユニットCから与えられるという制御方法を採用してもよい(必要に応じて選択される)。制御ユニットCは、負荷RL1の電流に関するパラメータを記憶するか、または負荷RL1の電流に関するパラメータが入力される。機械式スイッチK1での遮断動作中、機械式スイッチK1の接点が開極されたことを検出した場合、負荷RL1の電流が大きいほど遅延の時間が長くなり、遅延の時間が負荷RL1の電流に正比例するように、パワー半導体SCR1のオンを遅延制御する。機械式スイッチK1での遮断動作中、負荷RL1の電流が大きいほど、コンデンサC1と負荷RL1との電圧差が大きい状態において、パワー半導体デバイスSCR1をオンにさせる。これによって、コンデンサC1を充電する電流を高め、消弧の効果を向上させる。
放電ユニットBはパワー半導体デバイスSCR1に並列接続され、コンデンサC1から機械式スイッチK1及び放電ユニットBを介して放電する。放電ユニットBは、第1ダイオードD1と第1電流制限素子R1とが直列接続されて構成されてもよく、第1ダイオードD1または第1電流制限素子R1のみで構成されてもよい。パワー半導体デバイスSCR1として、双方向サイリスタが採用される場合、放電ユニットBは必要に応じて選択されてもよい。
動作原理:機械式スイッチK1が閉じられると、コンデンサC1から機械式スイッチK1及び放電ユニットBを介して放電する(例えば、コンデンサC1にはそもそも電荷が蓄積されている)。機械式スイッチK1での遮断中、制御ユニットCは、機械式スイッチK1の接点が開極されたことを検出した場合、パワー半導体SCR1のオンを遅延させるように制御するか(遅延の時間に100μsを超えさせるか、または、これに加えて、制御ユニットCが設定する電圧値を満たさせる。遅延の時間の値は機械式スイッチK1の遮断速度によって決定されてよい)、または機械式スイッチK1と負荷RL1との接続端の電圧信号が設定された電圧値に達したことを検出した場合(または、これに加えて、制御ユニットCが設定する時間の値を満たし、当該時間の値は機械式スイッチK1の遮断速度によって決定されてよい)、パワー半導体デバイスSCR1がオンになるように制御することにより、コンデンサC1はパワー半導体デバイスSCR1及び負荷RL1を介して急速に充電される。これによって、負荷RL1の両端の電圧が上昇し、機械式スイッチK1の接点間の電界強度が急速に低下し、機械式スイッチK1に対してアークを急速に消弧するという目的を達成する。
本実施例において、機械式スイッチK1と負荷RL1との接続端の電圧信号は、負荷RL1の電圧であってもよいし、コンデンサC1と負荷RL1との電位差(すなわち、パワー半導体デバイスSCR1に対する他端の電圧)であってもよい。機械式スイッチK1の入力電源端に電源が投入されたとき、コンデンサC1に対して電源投入による衝撃電流がない。電圧検出スイッチAとして、単方向サイリスタが採用され、電流上昇レートに対する耐性が高く、信頼性がよいという利点がある。また、放電ユニットBが採用され、機械式スイッチK1が閉じられる時に電流による衝撃が低い(第1電流制限素子が直列接続されている場合)という利点がある。制御ユニットCは、適応制御プログラムを記憶する場合、機械式スイッチK1での遮断中、機械式スイッチK1と負荷RL1との接続端の電圧信号、またはパワー半導体デバイスSCR1と負荷RL1との接続端に対する他端(すなわち、コンデンサC1とパワー半導体デバイスSCR1との接続端)の電圧信号の変化に応じて、消弧制御パラメータを最適化する(すなわち、パワー半導体デバイスのオンと機械式スイッチの接点の開極との時間差を調整し、制御する)ことにより、最適な消弧効果を図る。制御ユニットCは、、制御プログラムのインテリジェントユニットが内蔵されたプログラマブルデバイスを含み、タイミング、A/D収集、電圧比較、ロジック処理などを行うことができる。ことによって、回路の簡素化に有利であり、負荷の異なる状況(電圧変化)に応じて制御方法を調整することができ、消弧効果を向上させ、機械式スイッチの電気的寿命を効果的に延ばすことができる。発弧状況および動作回数に基づいて機械式スイッチの電気的寿命を計算することができ、補助用接点を使用せずに、機械式スイッチK1の接点状態(閉極状態、開極状態、発弧状態)をリアルタイムに検出し、関連情報を転送することができる。
本発明の直流消弧装置の実施例4は、図9に示すとおりである。
消弧される機械式スイッチ(K1、K2、K3)と負荷(RL1、RL2、RL3)とが直列接続されている直流消弧回路であって、パワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3、非自己消弧型デバイス、単方向サイリスタ)とコンデンサC1を含み、機械式スイッチK1での遮断中、パワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)は、機械式スイッチ(K1、K2、K3)の両端の電位差が5Vよりも大きい場合オンになり、電流がパワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)、及び負荷(RL1、RL2、RL3)を流れて、機械式スイッチ(K1、K2、K3)の遮断時のアークを消弧し、電流はコンデンサC1の充電電流である。
マルチチャンネルの機械式スイッチを使用した電気制御システムに適用する直流消弧装置(すなわち、直流アーク管理システム)であって、上述した直流消弧回路を含み、パワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)とコンデンサC1とが直列接続されて第1直列接続回路を構成し、第1直列接続回路と機械式スイッチ(K1、K2、K3)とが並列接続されている。さらに、制御ユニットCと、放電ユニットBと、第3ダイオードD3と、第4半導体スイッチSCR4(非自己消弧型デバイスであり、単方向サイリスタである。PAとPBとの間は必要に応じて切断されてもよいが、推奨しない。PAとPBとの間が切断された場合、制御ユニットCによりPAとPBの端点電圧を収集する必要がある。)と、第4機械式スイッチK4をさらに含み、第4機械式スイッチK4の制御信号は制御ユニットCから与えられている。制御ユニットCとパワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)とが接続されて電圧検出スイッチAを構成し、第3ダイオードD3と第4半導体スイッチSCR4とが並列接続され、第4半導体スイッチSCR4の制御端が制御ユニットCに接続される。コンデンサC1と第4半導体スイッチSCR4で構成された第2直列接続回路と、放電ユニットBの第1半導体スイッチS1(非自己消弧型デバイス、単方向サイリスタ、放電用スイッチ)と、パワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3、非自己消弧型デバイス、単方向サイリスタ)とが接続された共通端PBの電圧信号は、制御ユニットCに接続される。機械式スイッチ(K1、K2、K3)の入力電源端がバッテリBTに接続され、バッテリBTの負極は第6機械式スイッチK6(メイン負極接触器)を介してグラウンドに接続される。J1ポートは制御電源端であり、J2ポートは、制御命令およびデータを受信し、本装置および外部の状態情報(例えば、機械式スイッチ、負荷の状態など)を転送するための通信ポートであり、J1、J2は必要に応じて選択される。
電圧検出スイッチAは、制御ユニットC、及びパワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)で構成される。パワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)、第4半導体スイッチSCR4(必要に応じて選択される)、及びコンデンサC1は第1直列接続回路を構成し、第1直列接続回路と機械式スイッチ(K1、K2、K3)とが並列接続され、機械式スイッチ(K1、K2、K3)と負荷(RL1、RL2、RL3)との接続端の電圧信号は制御ユニットCに伝達され、パワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)は制御ユニットCに接続されている。
制御ユニットCにおいて、、プログラマブルデバイス(マイクロコントローラ)が内蔵され、負荷(RL1、RL2、RL3)の電圧および共通端PBの電圧信号のA/D収集を行う。機械式スイッチK1の入力電源端の電圧信号は制御ユニットCに接続される(A/D収集)。機械式スイッチ(K1、K2、K3)での遮断動作中、機械式スイッチ(K1、K2、K3)の接点が開極されたことを検出した場合、パワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)のオンを遅延させるように制御する。制御ユニットCに接続される機械式スイッチ(K1、K2、K3)および負荷(RL1、RL2、RL3)の電気的特性は必ずしも同じではないので、最適な消弧効果を取得するために、制御ユニットCは、負荷(RL1、RL2、RL3)の電流に関するパラメータを記憶するか、または負荷(RL1、RL2、RL3)の電流に関するパラメータが入力される必要がある。機械式スイッチ(K1、K2、K3)での遮断動作中、負荷(RL1、RL2、RL3)の電流が大きいほど遅延の時間を長くし、遅延の時間を負荷(RL1、RL2、RL3)の電流に正比例させる。遅延制御における時間パラメータは、制御ユニットCに内蔵されたマイクロコントローラによって設定されることができる。機械式スイッチ(K1、K2、K3、K5、K6)の制御信号は制御ユニットCに伝達されてもよく(消弧の正確性、リアルタイム性の向上に有利であり、必要に応じて選択される)、機械式スイッチ(K1、K2、K3、K5、K6)の制御信号が制御ユニットCから与えられるという制御方法を採用してもよい(各機械式スイッチの動作ロジック、消弧制御ロジックの最適化制御に有利であり、必要に応じて選択される)。
放電ユニットBは、第1電流制限素子R1(抵抗である。第3ダイオードD3に電流制限素子が直列接続される場合、及び負荷が非容量性負荷である場合、省略されてもよい)と、第1半導体スイッチS1(非自己消弧型デバイス、単方向サイリスタ)を含み、第1半導体スイッチS1は放電用スイッチであり、制御ユニットCは制御信号で第1半導体スイッチS1がオンになるように制御し、コンデンサC1は第1電流制限素子R1、第1半導体スイッチS1、及び第3ダイオードD3(第4半導体スイッチSCR4として、双方向サイリスタが採用される場合、必要に応じて選択されてもよい)を介して放電する。
動作原理:機械式スイッチK6が閉じられて、機械式スイッチ(K1、K2、K3)の電源入力端に電源が投入された後(バッテリBTを投入した後)、制御ユニットCは、先ず第4機械式スイッチK4が閉じられるように制御する。制御ユニットCは、パルス信号をトリガとして与えて第1半導体スイッチS1をオンにさせて、コンデンサC1から放電させ、放電電流が第1半導体スイッチS1のオン保持可能な最小電流よりも小さくなると、第1半導体スイッチS1が自動的にオフになる。機械式スイッチ(K1、K2、K3)の閉動作中、制御ユニットCはパルス信号をトリガとして与えて第1半導体スイッチS1およびパワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3のいずれか1つ)をオンにさせて、負荷(RL1、RL2、RL3のいずれか1つ)に充電(給電)する(例えば、モータコントローラ、直流コンバータなどに充電(給電)する)。これによって、機械式スイッチ(K1、K2、K3)に対して容量性負荷による電流衝撃および閉じられる時のアークを効果的に消すことができる。制御ユニットCは、共通端PB点の電圧を検出することにより、第1半導体スイッチS1およびパワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)がオフになるか否かを把握でき、オフになると、機械式スイッチ(K1、K2、K3)の閉動作が完成したことを示す。
機械式スイッチ(K1、K2、K3)での遮断中、第1半導体スイッチS1がオフ状態にあり、制御ユニットCは、機械式スイッチ(K1、K2、K3)の接点が開極されたことを検出した場合、第4半導体スイッチSCR4及びパワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)のオンを遅延させるように制御するか(内蔵されたマイクロコントローラによって遅延の時間に100μsを超えさせるか、または、これに加えて、制御ユニットCが設定する電圧値を満たさせる。遅延の時間の値は対応する機械式スイッチの遮断速度によって決定されてよい)、または機械式スイッチ(K1、K2、K3)と負荷(RL1、RL2、RL3)との接続端の電圧信号が設定された電圧値に達したことを検出した場合(または、これに加えて、制御ユニットCが設定する時間の値を満たし、当該時間の値は対応する機械式スイッチの遮断速度によって決定されてよい)、第4半導体スイッチSCR4及びパワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)がオンになるように制御する。制御ユニットCは、共通端PB点の電圧を検出することで第4半導体スイッチSCR4及びパワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)がオン状態にあるか否かを把握できる。機械式スイッチ(K1、K2、K3)の入力電源端から第4半導体スイッチSCR4及びパワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)、負荷(RL1、RL2、RL3)を介してコンデンサC1を急速に充電し、負荷(RL1、RL2、RL3)の両端の電圧が上昇し、機械式スイッチ(K1、K2、K3)の接点間の電界強度が急速に低下し、機械式スイッチ(K1、K2、K3)に対してアークを急速に消弧するという目的を達成する。制御ユニットCは、共通端PB点の電圧を検出することにより第4半導体スイッチSCR4、パワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)がオフ状態にあるか否かを把握し、コンデンサC1への充電が完了したか否かを判断し、コンデンサC1の次回の放電のために準備をすることができる。
制御ユニットCにより共通端PBの電圧信号のA/D収集(または、ハイローレベル収集)を行うことは以下の利点がある。
1、単一の端点に対して高解像度せずにA/D収集を行うことにより、第4半導体スイッチSCR4、第1半導体スイッチS1、パワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)のオン状態、オフ状態(充電または放電が完了したか否か)、破壊状態を急速かつ正確に検出でき、システムの応答速度と安全性を確保することができる。
負荷(RL1、RL2、RL3)は、モータコントローラ、DC/DCコンバータ、モータ、抵抗などの負荷であってもよい。
上述した機械式スイッチ(K1、K2、K3)と負荷(RL1、RL2、RL3)との接続端の電圧信号は負荷(RL1、RL2、RL3)の電圧である(制御ユニットCにより電圧信号のA/D収集を行う場合、機械式スイッチK1の両端の絶縁耐圧に影響しなく、機械式スイッチK1のノーマルオープン状態において漏れ電流がないという利点がある)。電圧信号はパワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)に対する他端の電圧、または機械式スイッチ(K1、K2、K3)に対する電源入力端の電圧であってもよい。
機械式スイッチでの遮断中、電圧信号の変化速度が制御ユニットCが設定する変化速度よりも小さい場合、制御ユニットCは、かかるパワー半導体デバイスがオンになるような制御信号を与えない。これによって、コンデンサC1への充電が遅く過ぎ、パワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)が遅くオフになって、他の機械式スイッチに対する消弧の応答速度に影響を及ぼすことを防止する。制御ユニットCは、負荷の残留電圧の変化に関するパラメータを記憶する場合、機械式スイッチでの遮断に対する検出の正確性の向上に有利である。制御ユニットCは、適応制御プログラムを記憶する場合、機械式スイッチ(K1、K2、K3)での遮断中、機械式スイッチ(K1、K2、K3、K5)と負荷(RL1、RL2、RL3)との接続端の電圧信号、またはパワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)と負荷(RL1、RL2、RL3)との接続端に対する他端(PB)の電圧信号の変化に応じて、消弧制御のパラメータを最適化することにより(すなわち、パワー半導体デバイスのオンと機械式スイッチの接点の開極との時間差を調整し、制御する)、最適な消弧効果を取得する。
機械式スイッチK1、機械式スイッチK2、機械式スイッチK3をそれぞれ第1機械式スイッチ、第2機械式スイッチ、第3機械式スイッチと定義する。
負荷RL1、負荷RL2、負荷RL3をそれぞれ第1負荷、第2負荷、第3負荷と定義する。
パワー半導体デバイスSCR1、パワー半導体デバイスSCR2、パワー半導体デバイスSCR3をそれぞれ第1パワー半導体デバイス、第2パワー半導体デバイス、第3パワー半導体デバイスと定義する。
マルチチャンネルの機械式スイッチに対してアークを消弧する場合、消弧失敗の場合、第6機械式スイッチK6により遮断するように制御する。制御ユニットCは、異常(例えば、第1半導体スイッチの破壊または誤オン、パワー半導体デバイスの破壊または誤オン)を検出した場合、第4機械式スイッチK4により遮断するように制御する。第6機械式スイッチK6及び第4機械式スイッチK4以外、本発明の直流消弧装置の消弧対象となる機械式スイッチ(K1、K2、K3)として、一般的な(非密閉型高電圧)接触器を採用してもよい。これによって、コストを大幅に低減させることができ、安全性の向上(空気漏れのリスクなし)を図ることができる。特に、移動しかつ予期しない機械的衝撃(衝突、横転など)の発生可能性がある自動車などに適用する場合、機械式スイッチ(K1、K2、K3)はノーマルオープン状態において予期せずに閉じられたり遮断したりするか、または開離距離が小さくなるか、または機械式スイッチ(K1、K2、K3)の両端に衝撃電圧が発生する可能性があり、この場合、発弧が発生する可能性がある。制御ユニットCは、機械式スイッチ(K1、K2、K3)により遮断する状態において発弧を検出した場合、パワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)がオンになるように制御し、コンデンサはパワー半導体デバイス(SCR1、SCR2、SCR3)、負荷(RL1、RL2、RL3)を介して充電回路を形成して、アークを消弧する。制御ユニットCは、消弧失敗を検出した場合、機械式スイッチK6により遮断するように制御するための信号を出力する。
本実施例において、制御ユニットは、制御プログラムのインテリジェントユニットが内蔵されたプログラマブルデバイスを含み、負荷(RL1、RL2、RL3)、機械式スイッチ(K1、K2、K3)のそれぞれの異なる状況に応じて制御方法を調整することができ、消弧効果を向上させ、機械式スイッチの電気的寿命を効果的に延ばすことができる。そして、タイミング(パワー半導体デバイスの遅延制御)、A/D収集、電圧比較、ロジック処理などを行うことができ、回路の簡素化に有利である。共通しているコンデンサ、制御ユニット、及び放電用スイッチによりマルチチャンネルの機械式スイッチ(各機械式スイッチと各負荷で構成された各直列接続回路は並列接続の関係にある)に対する消弧制御、負荷に対するプリチャージ(または、機械式スイッチが閉じられる時にアークを消弧する)および検出(閉極状態、開極状態、発弧状態)を行い、発弧状況および動作回数に基づいて機械式スイッチの電気的寿命を計算し、関連情報(故障コードなど)を転送する。これによって、電気制御システムの全体的な安全性の向上に有利であり、より高いコストパフォーマンスを有し、アーク管理および消弧機能を有する直流消弧装置(直流アーク管理システム)として、新エネルギー車、軌道交通、艦船、航空、自動化制御などの分野で広く使用できる。
実際の状況に応じて、コンデンサC1と第4半導体スイッチを複数設置してもよく、これによって、応答速度を上げることができる。そして、マルチパルス消弧の方法を採用することができる(2つまたは2つ以上のコンデンサの場合、2つまたは2つ以上のパルスに分けて機械式スイッチに対してアークを消弧する)。放電ユニットBは、スイッチング電源を採用してもよい。
実施例3、4において、制御ユニットCは、トランスによりパワー半導体デバイスをトリガすることが推奨される。制御ユニットCは、適応制御プログラムを記憶し、機械式スイッチでの遮断中、機械式スイッチと負荷との接続端の電圧信号の電圧変化レートに応じてパワー半導体デバイスのオンと機械式スイッチの接点の開極との時間差を調整する。変化レートが小いとは、遮断電流が大きいことを意味する。この場合、時間差を大きくすることにより、機械式スイッチの接点間の開離距離を大きくして機械式スイッチのアーク消弧能力を強くする。さらに、コンデンサの充電による消弧と組み合わせることにより、アークを安定して確実に消弧するという目的を達成する。
上記実施例において、電圧検出スイッチの電気パラメータとして、以下の要件を参考にして選択できる。
1、機械式スイッチの動作電圧が200V以下の場合、またはコンデンサの容量が大きい場合、パワー半導体デバイスは、機械式スイッチの両端の電位差が5Vを超えかつ20V以下の区間においてオンになる(コンデンサ容量が十分に大きい場合、電圧値を適宜小さくしてもよい)ように設計されてもよい。
2、機械式スイッチの動作電圧が200Vを超える場合、またはコンデンサの容量が小さい場合、または充電回路の内部抵抗が大きい場合、パワー半導体デバイスは、機械式スイッチでの遮断中、機械式スイッチの両端の電圧が20Vを超えかつ機械式スイッチの動作電圧未満の区間においてオンになるように設計されてもよい。機械式スイッチでの遮断の期間において、機械式スイッチの両端の電圧が0〜20Vの区間において電圧上昇レートが高いからである。そして、機械式スイッチの動作電圧の1/2未満であるほうが好ましい。これによって、機械式スイッチの大きい開離距離および大きい充電電流を取得し、消弧の信頼性を高める。
3、パワー半導体デバイスは機械式スイッチの発弧後にオンになるようにする。理由は以下のとおりである。機械式スイッチでの遮断中、機械式スイッチの発弧前に、機械式スイッチの両端の電圧変化レートが大きく、機械式スイッチの接点間の開離距離が非常に小さいので、アークを安定して消弧し、すなわち、アークなしに遮断するために、大きい容量のコンデンサが必要となる。パワー半導体デバイスがオンになった後、100μs以内にアークを消弧するようにする。時間が長すぎると、非常に大きい容量のコンデンサが必要となり、消弧の安定性が低下する。
4、機械式スイッチでの遮断中、パワー半導体デバイスは、機械式スイッチの接点間の開離距離に対する破壊電圧が機械式スイッチの動作電圧よりも大きい場合、オンになるようにする。パワー半導体デバイスのオンを遅延させることによって目的を達成することができる。機械式スイッチの接点が開極されたことを検出した場合に遅延回路(例えば、制御ユニットのマイクロコントローラ、または抵抗コンデンサの遅延回路)によりパワー半導体デバイスに対する遅延制御を行うか、または電圧検出スイッチが機械式スイッチの両端に高い電圧があることを検出した場合にパワー半導体デバイスをオンにさせる(すなわち、高オン電圧の電圧検出スイッチを採用する)ことにより、遅延を実現することができ、消弧後の再発弧を効果的に防止し、必要なコンデンサの容量が非常に小さいという利点がある。パラメータについて、機械式スイッチの遮断速度、コンデンサの容量、機械式スイッチの動作電圧、負荷の特性に応じて調整可能である。
上記実施例において、パワー半導体デバイスの電流上昇レートの許容範囲内で、充電回路のインダクタンスをできるだけ低減させ、コンデンサの充電電流の上昇レートを上げることにより、必要なコンデンサの容量を減らすことができる。パワー半導体デバイスとして、180A/μsを超える単方向サイリスタ(複数を並列で使用可能)を採用することができる。放電回路の内部抵抗により、パワー半導体デバイスを安全的な範囲内で動作させ、消弧の速度および消弧の信頼性を向上させる。
上記実施例において、機械式スイッチは接触器(リレー)であり、本発明において、消弧対象となるいかなる機械的な遮断点、例えば、ヒューズ、コネクタなどを機械式スイッチと定義してもよい。
以上より、本発明は以下の利点がある。
1、機械式スイッチの両端に電位差が大きい場合、パワー半導体デバイスがオンになる。これによって、コンデンサの充電回路の内部抵抗の影響を解消し、コンデンサの瞬時充電電流を増加させ、必要なコンデンサ容量を減らすのに有利である。コンデンサの容量が小さいので、第1電流制限素子に必要なパワーが小さく、応答速度が速く(すなわち、充放電速度が速い。この点は、マルチチャンネルの機械式スイッチに対するアーク消弧の応答速度の向上にとって非常に重要である。コンデンサを30μFに設計し、第1電流制限素子を33Ωに設計して、数十Aから数百Aの負荷の機械式スイッチに対してアークを消弧する場合、10ms以内にコンデンサの充放電による消弧の全過程を完成させることができる。図9に示すような技術の手段によれば、1s以内に数十個乃至100個以上の機械式スイッチに対してアークを消弧することができる)、コストが低く、体積が小さく、信頼性が高いという利点がある。800V・500Aの負荷に対して、数十μFのコンデンサであれば、数μsから数十μsの期間内(100μs以内)にアークを急速に消弧できる。
2、非自己消弧型デバイス(スイッチ)は自己消弧型デバイスに比べて、過負荷耐量が大きく、オンの時間が短く、コストが低く、電流がゼロクロスでオフになり、遮断過電圧が発生しないという利点があり、数百A以上の負荷に対する消弧の問題を経済的に解決している(定格動作電流25Aの単方向サイリスタを用いて数百A以上の電流に対してアークを消弧することができる)。
3、機械式スイッチと並列接続されてアークを消弧する方法であり、機械式スイッチとともに全体的なものとして使用しやすい。コンデンサ充電の方法でアークを消弧するので、負荷の遮断による過電圧を効果的に解消できる。
4、動作電圧変動の場合、電圧検出スイッチがオンにならず、電圧検出スイッチの温度の上昇がなく、コンデンサの電気的寿命が長くなる。
5、制御コイルなしの手動制御スイッチ、ストロークスイッチなどの機械式スイッチに対してアークを消弧することができ、適用範囲が広い。
6、機械式スイッチの遮断電圧(アーク遮断電圧)を小さくし、機械式スイッチの電気的寿命を大幅に延ばすことができる(図1に示すように、機械式スイッチの両端の動作電圧を600Vとし、300Aの負荷電流を遮断する場合、電気的寿命は約150回である。一方では、機械式スイッチを本発明の直流消弧装置とともに使用することにより、機械式スイッチでの遮断動作中、機械式スイッチの両端の電圧が90Vになると、パワー半導体デバイスをオンにさせる場合(すなわち、電圧検出スイッチのオン値を90Vに設計する)、機械式スイッチで90V/300Aの直流を遮断することに相当し、この場合、機械式スイッチの電気的寿命は2万回以上に達することができる)。

Claims (28)

  1. 消弧される機械式スイッチと負荷とが直列接続されている直流消弧回路であって、
    パワー半導体デバイスとコンデンサを含み、前記パワー半導体デバイスと前記コンデンサとが接続され、前記機械式スイッチでの遮断中、前記パワー半導体デバイスはオンになり、前記コンデンサからの電流が前記パワー半導体デバイス及び前記負荷を流れて、前記機械式スイッチの遮断時のアークを消弧し、
    前記機械式スイッチの数は、第1機械式スイッチ及び第2機械式スイッチを含む少なくとも2つであり、
    前記負荷の数は、第1負荷及び第2負荷を含む少なくとも2つであり、
    前記パワー半導体デバイスの数は、第1パワー半導体デバイス及び第2パワー半導体デバイスを含む少なくとも2つであることを特徴とする直流消弧回路。
  2. 消弧される機械式スイッチと負荷とが直列接続されている直流消弧装置であって、
    パワー半導体デバイスとコンデンサを含み、前記パワー半導体デバイスと前記コンデンサとが接続され、前記機械式スイッチでの遮断中、前記機械式スイッチの両端の電位差が5Vよりも大きくなると前記パワー半導体デバイスはオンになり、
    電流が前記パワー半導体デバイス及び前記負荷を流れて、前記機械式スイッチの遮断時のアークを消弧し、前記電流は、前記コンデンサの充電電流であり、
    電圧検出スイッチとコンデンサを含み、前記電圧検出スイッチは、少なくともパワー半導体デバイスを含み、前記パワー半導体デバイスと前記コンデンサとは第1直列接続回路を構成し、前記第1直列接続回路と前記機械式スイッチとが並列接続され、
    前記電圧検出スイッチは、前記コンデンサによって前記機械式スイッチの両端から動作エネルギーと電圧信号が与えられる直流消弧装置。
  3. 前記パワー半導体デバイスは、非自己消弧型デバイスであり、前記非自己消弧型デバイスのトリガ極が前記非自己消弧型デバイスのアノードまたは第2アノードに接続されて前記電圧検出スイッチを形成することを特徴とする請求項に記載の直流消弧装置。
  4. 第1半導体デバイスをさらに含み、前記第1半導体デバイスのオン電圧が3Vよりも大きく、前記非自己消弧型デバイスのトリガ極は前記第1半導体デバイスを介して前記アノードまたは前記第2アノードに接続されていることを特徴とする請求項に記載の直流消弧装置。
  5. 前記第1半導体デバイスはツェナーダイオード、TVSダイオード、トリガダイオード、または感圧抵抗であることを特徴とする請求項に記載の直流消弧装置。
  6. 第2ダイオードをさらに含み、前記第2ダイオードと、前記第1半導体デバイスと、前記非自己消弧型デバイスのトリガ極とが直列接続されていることを特徴とする請求項に記載の直流消弧装置。
  7. 前記電圧検出スイッチの検出端と前記電圧検出スイッチの出力端とが絶縁分離されないことを特徴とする請求項に記載の直流消弧装置。
  8. 消弧される機械式スイッチと負荷とが直列接続されている直流消弧装置であって、
    パワー半導体デバイスとコンデンサを含み、前記パワー半導体デバイスと前記コンデンサとが接続され、前記機械式スイッチでの遮断中、前記パワー半導体デバイスはオンになり、
    電流が前記パワー半導体デバイス及び前記負荷を流れて、前記機械式スイッチの遮断時のアークを消弧し、前記電流は、前記コンデンサの充電電流であり、
    電圧検出スイッチとコンデンサを含み、前記電圧検出スイッチは、少なくともパワー半導体デバイスを含み、前記パワー半導体デバイスと前記コンデンサとは第1直列接続回路を構成し、前記第1直列接続回路と前記機械式スイッチとが並列接続され、
    前記電圧検出スイッチは、前記機械式スイッチの両端から動作エネルギーと電圧信号が与えられ、
    前記電圧検出スイッチは遅延半導体スイッチであることを特徴とする直流消弧装置。
  9. 前記電圧検出スイッチは2端子回路であることを特徴とする請求項に記載の直流消弧装置。
  10. 前記コンデンサから放電される放電ユニットをさらに含み、前記放電ユニットと前記パワー半導体デバイスとが並列接続されていることを特徴とする請求項に記載の直流消弧装置。
  11. 前記放電ユニットは、第1ダイオードまたは第1電流制限素子で構成されるか、または第1ダイオードと第1電流制限素子とが直列接続されて構成されることを特徴とする請求項10に記載の直流消弧装置。
  12. 絶縁材料でデバイスとしてパッケージされることを特徴とする請求項に記載の直流消弧装置。
  13. 前記コンデンサから放電される放電ユニットとともに、絶縁材料でデバイスとしてパッケージされることを特徴とする請求項に記載の直流消弧装置。
  14. 消弧される機械式スイッチと負荷とが直列接続されている直流消弧装置であって、
    パワー半導体デバイスとコンデンサを含み、前記パワー半導体デバイスと前記コンデンサとが接続され、前記機械式スイッチでの遮断中、前記パワー半導体デバイスはオンになり、電流が前記パワー半導体デバイス及び前記負荷を流れて、前記機械式スイッチの遮断時のアークを消弧し、前記電流は、前記コンデンサの充電電流であり、
    前記パワー半導体デバイスに接続された制御ユニットをさらに含み、
    前記制御ユニット及び前記パワー半導体デバイスで電圧検出スイッチを構成し、前記機械式スイッチと前記負荷との接続端の電圧信号が前記制御ユニットに伝達され、前記コンデンサと前記パワー半導体デバイスは第1直列接続回路を構成し、前記第1直列接続回路と前記機械式スイッチとが並列接続されていることを特徴とする直流消弧装置。
  15. 前記機械式スイッチでの遮断中、前記制御ユニットは、前記機械式スイッチの接点が開極されたことを検出した場合、遅延の時間が100μsを超えるように前記パワー半導体デバイスのオンを遅延制御することを特徴とする請求項14に記載の直流消弧装置。
  16. 前記制御ユニットは前記電圧信号のA/D収集を行うことを特徴とする請求項14に記載の直流消弧装置。
  17. 前記コンデンサから放電される放電ユニットをさらに含み、前記放電ユニットと前記パワー半導体デバイスとが並列接続され、前記コンデンサから前記機械式スイッチ及び前記放電ユニットを介して放電し、前記電圧信号は前記負荷の電圧であることを特徴とする請求項16に記載の直流消弧装置。
  18. 前記電圧信号は、前記負荷の電圧、または前記パワー半導体デバイスに対する他端の電圧、または前記機械式スイッチに対する電源入力端の電圧であることを特徴とする請求項14に記載の直流消弧装置。
  19. 前記機械式スイッチの制御信号が前記制御ユニットに伝達されるか、または前記制御ユニットの制御信号が前記機械式スイッチに伝達されることを特徴とする請求項14に記載の直流消弧装置。
  20. 前記制御ユニットは、適応制御プログラムを記憶し、前記電圧信号または前記パワー半導体デバイスの前記負荷との接続端に対する他端の電圧信号の変化に応じて、消弧制御パラメータを最適化することを特徴とする請求項14に記載の直流消弧装置。
  21. 前記コンデンサから放電される放電ユニットをさらに含み、前記放電ユニットは少なくとも放電用スイッチを含み、前記制御ユニットの制御信号が前記放電用スイッチに伝達されることを特徴とする請求項14に記載の直流消弧装置。
  22. 前記放電用スイッチと前記コンデンサとが並列接続され、前記機械式スイッチの閉動作中、前記制御ユニットは前記放電用スイッチ及び前記パワー半導体デバイスがオンになるように制御して前記負荷に給電し、その後、前記機械式スイッチが閉じられ、前記機械式スイッチでの遮断動作中、前記放電用スイッチがオフ状態にあることを特徴とする請求項21に記載の直流消弧装置。
  23. 第4半導体スイッチをさらに含み、前記第4半導体スイッチの制御端は前記制御ユニットに接続され、前記コンデンサと前記第4半導体スイッチは第2直列接続回路を構成し、前記機械式スイッチの入力電源端から前記第4半導体スイッチ、前記パワー半導体デバイス、及び前記負荷を介して前記コンデンサを充電することを特徴とする請求項21に記載の直流消弧装置。
  24. 第3ダイオードをさらに含み、前記コンデンサから前記放電用スイッチ及び前記第3ダイオードを介して放電することを特徴とする請求項23に記載の直流消弧装置。
  25. 前記第2直列接続回路と、前記放電用スイッチと、前記パワー半導体デバイスとが接続された共通端の電圧信号は、前記制御ユニットに接続されることを特徴とする請求項23に記載の直流消弧装置。
  26. 前記機械式スイッチの制御信号が前記制御ユニットに伝達されるか、または前記制御ユニットの制御信号が前記機械式スイッチに伝達されることを特徴とする請求項21に記載の直流消弧装置。
  27. 前記機械式スイッチの数は、第1機械式スイッチ及び第2機械式スイッチを含む少なくとも2つであり、
    前記負荷の数は、第1負荷及び第2負荷を含む少なくとも2つであり、
    前記パワー半導体デバイスの数は、第1パワー半導体デバイス及び第2パワー半導体デバイスを含む少なくとも2つであることを特徴とする請求項21に記載の直流消弧装置。
  28. 前記機械式スイッチでの遮断中、前記制御ユニットは、前記機械式スイッチの接点が開極されたことを検出した場合、遅延の時間が100μsを超えるように前記パワー半導体デバイスのオンを遅延制御し、前記制御ユニットは、前記負荷の電流に関するパラメータを記憶するか、または前記負荷の電流に関するパラメータが入力され、前記機械式スイッチでの遮断動作中、前記負荷の電流が大きいほど前記遅延の時間を長くすることを特徴とする請求項27に記載の直流消弧装置。
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