JP6898656B2 - 健康器具 - Google Patents

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Description

本発明は、イオン化傾向の異なる2種類の金属を用いて身体の痛みを緩和する健康器具に関する。
従来から、イオン化傾向の異なる2種類の金属を用いて発生させた微弱電流により、肩こりや腰痛などの身体の痛みを緩和する取り組みがなされている。例えば、1990年代には、銅を含む金属でできた硬貨である10円玉とアルミニウムを含む金属でできた硬貨である1円玉とをテープ等でツボ等に貼り付け、体の痛みを取る「11円療法」がマスメディア等によって取り上げられ、多くの人が知ることとなった。
また、特許文献1には、人体のツボに貼るための健康器具であって、イオン化傾向が違う2種類の金属を通電可能な状態で固着し、小さい方の金属を医療用テープ等のシールに固定するものが開示されている。
特開2013−085971号公報
イオン化傾向の異なる2種類の金属を用いて発生させた微弱電流により身体の痛みの緩和がなされる重要な要因として、当該微弱電流により患部の血流が促進されることが挙げられる。すなわち、当該微弱電流により患部の血流が促進されることで、患部の筋肉の緊張がほぐれ、痛みが和らぐと考えられる。
しかしながら、本発明者らによる鋭意研究により、特許文献1に開示された健康器具では、患部において痛みを緩和するために十分な血流の促進が図られない場合があることが分かった。こういったことから、患部における血流の促進をより効果的に行うことができる健康器具が望まれていた。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、患部における血流の促進をより効果的に行うことができる健康器具を提供することを目的とする。
本発明は、健康器具であって、人の皮膚における所定部位に接触させるための部材で、第1金属及び前記第1金属とはイオン化傾向の異なる第2金属により形成され、人の皮膚に接触させた状態で、皮膚側に前記第1金属、前記皮膚側とは反対側に前記第2金属が位置するように構成された第1接触部材と、人の皮膚における前記所定部位とは異なる部位に接触させるための部材で、前記第1金属及び前記第2金属により形成され、人の皮膚に接触させた状態で、皮膚側に前記第2金属、前記皮膚側とは反対側に前記第1金属が位置するように構成された第2接触部材と、を備えるものである。
また、前記第1接触部材及び前記第2接触部材は、鐘形に形成され、人の皮膚に接触させた状態で、皮膚側に前記鐘形の頂部が位置するようにしてもよい。
また、前記第1接触部材において、前記第1金属と前記第2金属の境界は平面であり、前記第2接触部材において、前記第3金属と前記第4金属の境界は平面としてもよい。
また、前記第1接触部材及び前記第2接触部材は、針形に形成され、人の皮膚に接触させた状態で、皮膚側に前記針形の先鋭部が位置するようにしてもよい。
また、前記第1金属及び前記第4金属はアルミニウムを含み、前記第2金属及び前記第3金属は銅を含むようにしてもよい。
本発明によれば、患部における血流の促進をより効果的に行うことができる。
実施の形態1に係る健康器具の構成の一例を示す側面図である。 実施の形態1に係る健康器具の構成の一例を示す平面図である。 健康器具における第1接触部材及び第2接触部材を医療用粘着テープに取り付けした状態を示す側面図である。 健康器具における第1接触部材及び第2接触部材を医療用粘着テープに取り付けした状態を示す上面図である。 2種類の金属のイオン化傾向の差により発生するガルバニー電流について説明する模式図である。 実施の形態1にかかる健康器具により血流をより促進させるメカニズムについて説明する模式図である。 実施の形態1にかかる健康器具により血流をより促進させるメカニズムについて説明する模式図である。 本評価において、健康器具の第1接触部材及び第2接触部材を貼付けした部位について説明する模式図である。 本評価における、血流量の変化の測定結果を示すグラフである。 実施の形態2に係る健康器具の構成の一例を示す側面図である。 実施の形態2にかかる健康器具により血流をより促進させるメカニズムについて説明する模式図である。 実施の形態2にかかる健康器具により血流をより促進させるメカニズムについて説明する模式図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
[実施の形態1]
まず、図1及び図2を参照して実施の形態1にかかる健康器具の構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る健康器具1の構成の一例を示す側面図である。図2は、実施の形態1に係る健康器具1の構成の一例を示す平面図である。図1及び図2に示すように、健康器具1は、第1接触部材2と、第2接触部材3と、を備えている。
第1接触部材2は、人の皮膚における所定部位に接触させるための部材である。第1接触部材2は、第1金属、及び、第1金属とはイオン化傾向の異なる第2金属により形成されている。ここで、イオン化傾向とは、溶液中において電子を放出して陽イオンになろうとする性質のことである。第1接触部材2は、人の皮膚に接触させた状態で、皮膚側の皮膚側部21に第1金属、皮膚側とは反対側の空気側部22に第2金属が位置するように構成されている。
第2接触部材3は、人の皮膚における所定部位とは異なる部位に接触させるための部材である。第2接触部材3は、第3金属及び第4金属により形成されている。第3金属は、第1金属とはイオン化傾向が異なる。第4金属は、第3金属とはイオン化傾向が異なる。第2接触部材3は、人の皮膚に接触させた状態で、皮膚側の皮膚側部31に第3金属、皮膚側とは反対側の空気側部32に第4金属が位置するように構成されている。
健康器具1を人の皮膚に接触させる箇所は、例えば、第1接触部材2は痛みを感じる箇所の側の手に、第2接触部材3は痛みを感じる箇所の側とは左右反対の側の足に貼り付けする。
第1金属と第2金属とのイオン化傾向の差は大きい方が好ましい。第1金属と第3金属とのイオン化傾向の差は大きい方が好ましい。第3金属と第4金属とのイオン化傾向の差は大きい方が好ましい。なお、第1金属、第2金属、第3金属及び第4金属には、人の肌に比較的優しい金属を選択する。
人の肌に比較的優しい金属としては、例えば、イオン化傾向の小さい順に、金、白金、銀、銅、スズ、ニッケル、コバルト、鉄、クロム、亜鉛、アルミニウム、またはこれらの金属を主成分とする合金などがある。金属のイオン化傾向の指標として、標準単極電位がある。すなわち、標準単極電位の値が高ければ高い程、イオン化傾向が大きいといえる。上述した金属の標準単極電位は、金が+1.498、白金が+1.118、銀が+0.800、銅が+0.342、スズが−0.138、ニッケルが−0.257、コバルトが−0.28、鉄が−0.447、クロムが−0.744、亜鉛が−0.762、アルミニウムが−1.662となっている。
第1金属と第4金属とは、同じ種類の金属としても異なる種類の金属としてもよい。また、第2金属と第3金属とは、同じ種類の金属としても異なる種類の金属としてもよい。健康器具1の製造コストを考慮した場合、第1金属と第4金属を同じ種類の金属とし、第2金属と第3金属を同じ種類の金属とするのが好ましい。また、第1金属、第2金属、第3金属及び第4金属として、比較的安価に入手することが可能な金属を選択するのが好ましい。
例えば、第1金属及び第4金属を、アルミニウムを主成分とする金属にし、第2金属及び第3金属を、銅を主成分とする金属にするのが好ましい。すなわち、第1接触部材2における皮膚側部21の第1金属、及び、第2接触部材3における空気側部32の第4金属を、アルミニウムを主成分とする金属にし、第1接触部材2における空気側部22の第2金属、及び、第2接触部材3における皮膚側部31の第3金属を、銅を主成分とする金属とする。このようにすると、第2金属は第1金属よりもイオン化傾向が小さくなり、第3金属は第1金属よりもイオン化傾向が小さくなり、第4金属は第3金属よりもイオン化傾向が大きくなる。
第1金属及び第4金属におけるアルミニウムの成分比率、第2金属及び第3金属における銅の成分比率は高ければ高い程、好ましい。例えば、第1金属及び第4金属におけるアルミニウムの含有率を99.5%以上、第2金属及び第3金属における銅の含有率を99.9%以上とするのが好ましい。
第1接触部材2及び第2接触部材3は、鐘形に形成されている。図1及び図2に示す構成例では、第1接触部材2及び第2接触部材3は半円球に近い鐘形である。第1接触部材2及び第2接触部材3は、人の皮膚に接触させた状態で、皮膚側に鐘形の頂部が位置する。すなわち、第1接触部材2における皮膚側部21が鐘形の頂部、第1接触部材2における空気側部22が鐘形の裾野部である。また、第2接触部材3における皮膚側部31が鐘形の頂部、第2接触部材3における空気側部32が鐘形の裾野部である。
第1接触部材2において、第1金属と第2金属の境界は平面である。つまり、第1接触部材2における皮膚側部21と空気側部22の境界は平面である。このようにすることで、第1接触部材2の製造において、第1金属と第2金属との貼り合わせが容易になる。同様に、第2接触部材3において、第3金属と第4金属の境界は平面である。つまり、第2接触部材3における皮膚側部31と空気側部32の境界は平面である。このようにすることで、第2接触部材3の製造において、第3金属と第4金属との貼り合わせが容易になる。
第1接触部材2における皮膚側部21、第2接触部材3における皮膚側部31の高さh1は、例えば0.5055mmである。第1接触部材2における空気側部22、第2接触部材3における空気側部32の高さh2は、例えば0.5mmである。第1接触部材2及び第2接触部材3における境界の平面部分の円の直径D1は、例えば1.62mmである。第1接触部材2及び第2接触部材3における端部の円の直径D2は、例えば1.8mmである。
図1及び図2に示した健康器具1は、医療用粘着テープを用いて人の皮膚に貼り付けする。図3は、健康器具1における第1接触部材2及び第2接触部材3を医療用粘着テープ4に取り付けした状態を示す側面図である(図1に対応)。図4は、健康器具1における第1接触部材2及び第2接触部材3を医療用粘着テープ4に取り付けした状態を示す上面図である(図2に対応)。図3及び図4に示すように、医療用粘着テープ4は、直径D3が10mmの円形状に形成する。
図4に示すように、粘着面4aが皮膚側に来るようにするため、第1接触部材2の空気側部22における端部の円形部分が医療用粘着テープ4の粘着面4aの中心に来るように、第1接触部材2を医療用粘着テープ4に取り付けている。同様に、第2接触部材3の空気側部32における端部の円形部分が医療用粘着テープ4の粘着面4aの中心に来るように、第2接触部材3を医療用粘着テープ4に取り付けている。医療用粘着テープ4として、例えば、3M社製の皮膚貼付用ポリエチレンフィルム基材粘着テープ#9865A(テープ厚0.11mm、接着力2.1N/cm)を用いることができる。
次に、本実施の形態にかかる健康器具1により、身体における接触部位付近の血流を促進させるメカニズムについて説明する。なお、以下の説明において、健康器具1の構成については図1及び図2を適宜参照する。
近年、イオン化傾向の異なる2種類の金属を用いて身体に微弱電流を与えることにより、身体の痛みを緩和させる取り組みがなされている。図5は、2種類の金属のイオン化傾向の差により発生するガルバニー電流について説明する模式図である。図5に示すように、食塩水などの電気を通す溶液に、イオン化傾向の相対的に大きい金属M1と、イオン化傾向の相対的に小さい金属M2と、を浸す。そして、イオン化傾向の相対的に大きい金属M1とイオン化傾向の相対的に小さい金属M2とをリード線等の導電体でつなぐと、イオン化傾向の相対的に大きい金属M1が陽イオンとなって溶液中に溶け出し、電子を放出する。
イオン化傾向の相対的に大きい金属M1から放出された電子は導電体を伝ってイオン化傾向の相対的に小さい金属M2へと移動する。このときの電子の流れによって導電体(抵抗R)を流れる電流I(ガルバニー電流)が発生する。金属M1と金属M2とのイオン化傾向の差が大きい程、移動する電子の数が多くなるので、金属M1と金属M2との電位差が大きくなる。すなわち、抵抗Rを流れる電流Iが大きくなる。
イオン化傾向の異なる2種類の金属を用いて発生させた微弱電流により身体の痛みの緩和がなされる重要な要因として、当該微弱電流により、身体の痛みが生じている患部の血流が促進されることが挙げられる。すなわち、当該微弱電流によって患部の血流が促進されることで、患部の筋肉の緊張がほぐれ、痛みが和らぐと考えられる。
図6及び図7は、本実施の形態にかかる健康器具1により血流をより促進させるメカニズムについて説明する模式図である。上述したように、第1接触部材2における、皮膚側部21が第1金属、空気側部22が第2金属であり、第2接触部材3における、皮膚側部31が第3金属、空気側部32が第4金属である。ここでは、第1金属の方が第2金属及び第3金属よりイオン化傾向が大きいとし、第4金属の方が第3金属よりもイオン化傾向が大きいとする。
図6に示すように、人の皮膚S1における所定部位P1には第1接触部材2の皮膚側部21が接触し、人の皮膚S1における所定部位P1とは異なる部位P2には第2接触部材3の皮膚側部31が接触している。すなわち、所定部位P1には皮膚側部21の第1金属が接触し、所定部位P1とは異なる部位P2には皮膚側部31の第3金属が接触している。
人の皮膚S1は導電体である。また、所定部位P1と皮膚側部21の第1金属との接触面、及び、所定部位P1とは異なる部位P2と皮膚側部31の第3金属との接触面には、溶液としての汗が存在する。上述したように、第1金属の方が第3金属よりもイオン化傾向が大きいので、皮膚側部21の第1金属が電子を放出し、これにより皮膚側部31から皮膚側部21に向かって微弱電流C1(破線矢印で表示)が流れる。
また、図7に示すように、第1接触部材2において、皮膚側部21の第1金属の方が、空気側部22の第2金属よりもイオン化傾向が大きいので、皮膚側部21の第1金属が電子を放出し、これにより空気側部22から皮膚側部21に向かって微弱電流C2(破線矢印で表示)が流れる。同様に、第2接触部材3において、空気側部32の第4金属の方が、皮膚側部31の第3金属よりもイオン化傾向が大きいので、空気側部32の第4金属が電子を放出し、これにより皮膚側部31から空気側部32に向かって微弱電流C3(破線矢印で表示)が流れる。
本発明者は、鋭意研究により、上述した健康器具1により異なる3方向の微弱電流C1、C2、C3を発生させた場合では、いずれか1方向の微弱電流のみを発生させた場合に対し、身体において、血流量を大幅に増加させることができることを見いだした。これは、異なる3方向の微弱電流による相乗効果によって、身体における血流をより効果的に促進することができるためと推測される。
次に、本実施の形態にかかる健康器具1における、身体の血流を促進させる効果の評価について説明する。なお、以下の説明において、健康器具1の構成については図1及び図2を適宜参照する。
本評価では、第1接触部材2における、皮膚側部21の第1金属を高純度のアルミニウム(アルミニウムの含有率が99.5%以上)、空気側部22の第2金属を高純度の銅(銅の含有率が99.9%以上)とした。また、第2接触部材3における、皮膚側部31の第3金属を高純度の銅(銅の含有率が99.9%以上)、空気側部32の第4金属を高純度のアルミニウム(アルミニウムの含有率が99.5%以上)とした。第1接触部材2及び第2接触部材3の諸寸法は、図1及び図2を参照して上述したとおりである。
図8は、本評価において、健康器具1の第1接触部材2及び第2接触部材3を貼付けした部位について説明する模式図である。図8に示すように、本評価では、被験者に対し、健康器具1の第1接触部材2を頚部経穴部の“風地”と呼ばれるツボT1に貼り付けし、健康器具1の第2接触部材3を頚部経穴部の“天柱”と呼ばれるツボT2に貼り付けした。“風地”及び“天柱”は、いわゆる「肩こりに利くツボ」として知られている。
また、身体における血流量の測定部位は、身体において肩こりの症状が発生する僧帽筋における、ツボT1とツボT2の間にある部位T3とした。肩こり症状の発症には、僧帽筋の血流の循環障害が関与する可能性が指摘されており、僧帽筋の血流を促進することで肩こりが改善されていると考えられている。
本評価において、部位T3の血流量の測定には、株式会社ダイナセンス社製の携帯型近赤外線組織酸素モニタ装置「PocketNIRS(ポケットニルス)」にて測定を行った。上記装置は、近赤外分光法(NIRS)の原理を用いて血流量の測定を行うものである。測定は、上記装置における3つの異なる光源を用いて行った。また、上記装置において、測定レートを20Hzに設定してデータの取得を行った。
本評価の手順については、まず、被験者は、上述したように、健康器具1の第1接触部材2をツボT1に、健康器具1の第2接触部材3をツボT2に貼り付けする。そして、携帯型近赤外線組織酸素モニタ装置により部位T3の血流量の測定を開始する。血流量を測定する期間は、安定期間、運動負荷期間、経過観察期間の順に構成されている。安静期間及び経過観察期間では、被験者は椅子に座って両眼を開け、両手を膝の上においた状態で安静にする。運動負荷期間では、被験者が、椅子に座った状態で、左右の手にそれぞれ1kgのダンベルを持ち、両腕を床面と水平になるように持ち上げ、その状態で60秒間維持する。安静期間は540秒、運動負荷期間は60秒、経過観察期間は540秒とした。
本評価では、健康器具1を装着した場合(実施例)と、装着しない場合(比較例)と、の部位T3の血流量の変化を比較した。図9は、本評価における、血流量の変化の測定結果を示すグラフである。本グラフは、携帯型近赤外線組織酸素モニタ装置により取得したデータに対して5秒ごとの平均値を算出し、それらをプロットしたものである。
図9のグラフにおいて、横軸は計測時間Time(単位:sec)、縦軸は血流量Blood Flow(単位:a.u.)を表している。また、横軸の計測時間において、数字の先頭に“pre”が付いているものは安定期間における経過時間、数字の先頭に“stim”が付いているものは運動負荷期間における経過時間、数字の先頭に“post”が付いているものは経過観察期間における経過時間を意味する。
図9のグラフにおいて、太い破線(STIM CH1_oxy)は、健康器具1を装着した場合のオキシヘモグロビンの血流量、太い一点鎖線(STIM CH1_deoxy)は、健康器具1を装着した場合のデオキシヘモグロビンの血流量を示す。また、太い実線(STIM CH1_total)は、健康器具1を装着した場合の合計の血流量(オキシヘモグロビンの血流量とデオキシヘモグロビンの血流量の合計)を示す。
一方、細い破線(Control CH1_oxy)は、健康器具1を装着しない場合のオキシヘモグロビンの血流量、細い一点鎖線(Control CH1_deoxy)は、健康器具1を装着しない場合のデオキシヘモグロビンの血流量を示す。また、細い実線(Control CH1_total)は、健康器具1を装着しない場合の合計の血流量(オキシヘモグロビンの血流量とデオキシヘモグロビンの血流量の合計)を示す。
図9に示すように、運動負荷期間の直後、健康器具1を装着した場合の合計の血流量は、健康器具1を装着しない場合の合計の血流量に対して増加していることが分かる。つまり、健康器具1を装着して運動負荷を与えた場合では、運動負荷を与えただけの場合に対して、血流がより促進されたといえる。
また、健康器具1を装着しない場合の合計の血流量は、経過観察期間において、安定期間における値にほぼ戻っているが、健康器具1を装着した場合の合計の血流量は、経過観察期間が経過しても、安定期間における値よりも高い値に維持されている。つまり、健康器具1を装着して運動負荷を与えた場合では、運動負荷を与えただけの場合に対して、血流が促進されている期間がより長く持続したといえる。
なお、健康器具1を装着した場合に血流が促進されている期間は、24時間から48時間であった。この結果から、健康器具1の装着期間は、金属表面の劣化等を考慮すると、1日(24時間)程度とするのが望ましいと考えられる。すなわち、健康器具1は、1日装着したら新しいものと交換する、といった使い方が望ましいと考えられる。
以上より、本実施の形態による健康器具1では、第1接触部材2を、人の皮膚における所定部位に接触させ、第2接触部材3を人の皮膚における所定部位とは異なる部位に接触させて異なる3方向の微弱電流を発生させる。それらの微弱電流の相乗効果により血流の促進をより効果的に行うことができる。つまり、上記所定部位を、身体の痛みが生じている患部とすれば、患部の血流の促進をより効果的に行うことができる。これにより、患部の痛みをより効果的に緩和することができる。
[実施の形態2]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態2について説明する。
図10は、実施の形態2に係る健康器具101の構成の一例を示す側面図である。図10に示すように、健康器具101は、第1接触部材102と、第2接触部材103と、を備えている。第1接触部材102及び第2接触部材103は、針形に形成され、人の皮膚に接触させた状態で、皮膚側に針形の先鋭部が位置する。すなわち、第1接触部材102及び第2接触部材103は、針治療において施術者(鍼灸師)が使用する針と同様の形状をしている。
第1接触部材102は、人の皮膚における所定部位に接触させるための部材である。第1接触部材102は、第1金属、及び、第1金属とはイオン化傾向の異なる第2金属により形成されている。第1接触部材102は、人の皮膚に接触させた状態で、皮膚側の皮膚側部121に第1金属、皮膚側とは反対側の空気側部122に第2金属が位置するように構成されている。空気側部122は施術者の一方の手によって保持される。
第2接触部材103は、人の皮膚における所定部位とは異なる部位に接触させるための部材である。第2接触部材103は、第3金属及び第4金属により形成されている。第3金属は、第1金属とはイオン化傾向が異なる。第4金属は、第3金属とはイオン化傾向が異なる。第2接触部材103は、人の皮膚に接触させた状態で、皮膚側の皮膚側部131に第3金属、皮膚側とは反対側の空気側部132に第4金属が位置するように構成されている。空気側部132は施術者の他方の手によって保持される。
次に、本実施の形態にかかる健康器具101により血流をより促進させるメカニズムについて説明する
図11及び図12は、本実施の形態にかかる健康器具101により血流をより促進させるメカニズムについて説明する模式図である。上述したように、第1接触部材102における、皮膚側部121が第1金属、空気側部122が第2金属であり、第2接触部材103における、皮膚側部131が第3金属、空気側部132が第4金属である。ここでは、第1金属の方が第2金属及び第3金属よりイオン化傾向が大きいとし、第4金属の方が第3金属よりもイオン化傾向が大きいとする。
図11に示すように、人の皮膚S2における所定部位P3には第1接触部材102の皮膚側部121が接触し、人の皮膚S2における所定部位P3とは異なる部位P4には第2接触部材103の皮膚側部131が接触している。すなわち、所定部位P3には皮膚側部121の第1金属が接触し、所定部位P3とは異なる部位P4には皮膚側部131の第3金属が接触している。
また、第1接触部材102の空気側部122は、施術者の一方の手S3によって保持され、第2接触部材103の空気側部132は、施術者の他方の手S4によって保持される。すなわち、施術者の一方の手S3には空気側部122の第2金属が接触し、施術者の他方の手S4には空気側部132の第4金属が接触している。
人の皮膚S2は導電体である。所定部位P3と皮膚側部121の第1金属との接触面、及び、所定部位P3とは異なる部位P4と皮膚側部131の第3金属との接触面には、溶液としての汗が存在する。上述したように、第1金属の方が第3金属よりもイオン化傾向が大きいので、皮膚側部121の第1金属が電子を放出し、これにより皮膚側部131から皮膚側部121に向かって微弱電流C4(破線矢印で表示)が流れる。
また、施術者の一方の手S3と空気側部122の第2金属との接触面、及び、施術者の他方の手S4と空気側部132の第4金属との接触面には、溶液としての汗が存在する。図12に示すように、第1接触部材102において、皮膚側部121の第1金属の方が、空気側部122の第2金属よりもイオン化傾向が大きいので、皮膚側部121の第1金属が電子を放出し、これにより空気側部122から皮膚側部121に向かって微弱電流C5(破線矢印で表示)が流れる。同様に、第2接触部材103において、空気側部132の第4金属の方が、皮膚側部131の第3金属よりもイオン化傾向が大きいので、空気側部132の第4金属が電子を放出し、これにより皮膚側部131から空気側部132に向かって微弱電流C6(破線矢印で表示)が流れる。
以上より、本実施の形態による健康器具101では、実施の形態1にかかる健康器具1と同様に、第1接触部材102を、人の皮膚における所定部位に接触させ、第2接触部材103を人の皮膚における所定部位とは異なる部位に接触させて異なる3方向の微弱電流を発生させる。それらの微弱電流の相乗効果により血流の促進をより効果的に行うことができる。つまり、上記所定部位を、身体の痛みが生じている患部とすれば、患部の血流の促進をより効果的に行うことができる。これにより、患部の痛みをより効果的に緩和することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 健康器具
2 第1接触部材
3 第2接触部材
4 医療用粘着テープ
4a 粘着面
21 皮膚側部
22 空気側部
31 皮膚側部
32 空気側部
101 健康器具
102 第1接触部材
103 第2接触部材
121 皮膚側部
122 空気側部
131 皮膚側部
132 空気側部

Claims (2)

  1. 人の皮膚における所定部位に接触させるための部材で、第1金属及び前記第1金属とはイオン化傾向の異なる第2金属により形成され、人の皮膚に接触させた状態で、皮膚側に前記第1金属、前記皮膚側とは反対側に前記第2金属が位置するように構成された第1接触部材と、
    人の皮膚における前記所定部位とは異なる部位に接触させるための部材で、前記第1金属とはイオン化傾向の異なる第3金属及び前記第3金属とはイオン化傾向の異なる第4金属により形成され、人の皮膚に接触させた状態で、皮膚側に前記第3金属、前記皮膚側とは反対側に前記第4金属が位置するように構成された第2接触部材と、を備え、
    前記第1接触部材及び前記第2接触部材は、鐘形に形成され、人の皮膚に接触させた状態で、皮膚側に前記鐘形の頂部が位置し、
    前記第1接触部材において、前記第1金属と前記第2金属の境界は全て単一の平面であり、前記第2接触部材において、前記第3金属と前記第4金属の境界は全て単一の平面である、健康器具。
  2. 前記第1金属及び前記第4金属はアルミニウムを含み、前記第2金属及び前記第3金属は銅を含む、請求項1に記載の健康器具。
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