JP6897739B2 - 空気調和装置の室内ユニット、空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置の室内ユニット、空気調和装置 Download PDF

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Description

フラップを備えた空気調和装置の室内ユニットに関する。
空気調和装置の室内ユニットの空気の吹出し口に用いられるフラップは、空気の室内への吹出し方向を制御する。フラップとしては、吹出し空気を所定ゾーンに到達させるためにコアンダ効果を利用したフラップが検討されている。特許文献1(特開2013−96637号公報)においては、湾曲したフラップを用いることによって、風向きを上下に調整することを開示している。
従来のフラップにおいては、風上側において空気の流れが悪くなる死水域が発生する可能性があった。死水域が発生すると、フラップに結露が発生する課題があった。
第1観点の空気調和装置の室内ユニットは、室内ファンとフラップとを備えている。フラップは、室内ファンにより吹出される空気の風向を調整する。フラップは、メインフラップと、サブフラップとを有している。サブフラップは、第1風向調整部と、第2風向調整部と、支持部とを有する。第1風向調整部は、運転時に側面視において吹出し口とメインフラップとの間に配置される。第2風向調整部は、運転時に側面視において吹出し口とメインフラップとの間に、かつ、第1風向調整部の風下側に第1風向調整部と空隙を置いて配置される。支持部は、第1風向調整部と第2風向調整部とをメインフラップに固定する。
第1観点の空気調和装置の室内ユニットは、サブフラップを有しているので、メインフラップ近傍の死水域を低減し、結露の発生を低減する。
第2観点の空気調和装置の室内ユニットは、第1観点の空気調和装置の室内ユニットであって、空隙の風流れ方向の長さは、第1風向調整部の風流れ方向の長さの50%以上200%以下である。
第3観点の空気調和装置の室内ユニットは、第1観点または第2観点の空気調和装置の室内ユニットであって、サブフラップは、メインフラップの長手方向で複数の支持部を有する。
第4観点の空気調和装置の室内ユニットは、第1観点〜第3観点のいずれかの空気調和装置の室内ユニットであって、サブフラップには、導水路が配置されている。導水路は、第2風向調整部または第1風向調整部の結露水をメインフラップに導く。導水路は、支持部を含む。
第4観点の空気調和装置の室内ユニットにおいては、サブフラップが導水路を有しているので、サブフラップに結露が発生した場合でも、円滑にメインフラップに結露水を導水することができ、面積の大きなメインフラップ上で蒸発させることが可能になる。
第5観点の空気調和装置の室内ユニットは、第1観点〜第4観点のいずれかの空気調和装置の室内ユニットであって、第2風向調整部の風下側の縁部は、支持部に近づくにつれて風下側に配置されるように構成されている。
第5観点の空気調和装置の室内ユニットにおいては、第2風向調整部の風下側の縁部は、支持部に近づくにつれて風下側に配置されているので、サブフラップ上の結露水が導水路を経由して円滑に排水される。
第6観点の空気調和装置の室内ユニットは、第1観点〜第5観点のいずれかの空気調和装置の室内ユニットであって、支持部は板状であり、風方向に平行に配置されており、かつ、外向きに凸の曲面を有している。
第6観点の空気調和装置の室内ユニットにおいては、支持部は板状であり、風方向に平行に配置されているので、風の抵抗になりにくい。
第7観点の空気調和装置の室内ユニットは、第4観点の空気調和装置の室内ユニットであって、メインフラップの表面には保水溝が配置されている。導水路は保水溝に接続されている。
第7観点の空気調和装置の室内ユニットにおいては、導水路は、メインフラップの保水溝に接続されており、サブフラップ上の結露水は円滑にメインフラップに移動させやすい。
第8観点の空気調和装置は、第1観点〜第7観点のいずれかの室内ユニットを備える。
参考技術1(従来)のフラップ15x(サブフラップのないもの)の付近の風の流れを説明する断面図である。 参考技術1(従来)のフラップ15x(サブフラップのないもの)の付近の風の流れを説明する斜視図である。 第1実施形態の室内ユニット10の外観の斜視図である。 第1実施形態の室内ユニット10の運転状態における縦断面図である。 第1実施形態のフラップ15の斜視図である。大きな矢印は、空気調和装置1の運転時の風向を表している。 第1実施形態のフラップ15の第1端部領域A1の拡大図であり、斜視図である。大きな矢印は、空気調和装置1の運転時の風向を表している。 第1実施形態のフラップ15の第1端部領域A1の拡大図であり、サブフラップの上面から見た図である。大きな矢印は、空気調和装置1の運転時の風向を表している。 第1実施形態のフラップ15の付近の風の流れを説明する断面図である。 第1実施形態のフラップ15の付近の風の流れを説明する斜視図である。 参考技術2のフラップ15aの付近の風の流れを説明する断面図である。 変形例1Aのフラップ15bの第1端部領域A1の拡大図であり、斜視図である。 変形例1Bのフラップ15cの第1端部領域A1の拡大図であり、斜視図である。 変形例1Cのフラップ15dの斜視図である。
<第1実施形態>
(1)全体構成
本実施形態の空気調和装置1は、室内ユニット10と、室外ユニットと、室内ユニットと室外ユニットを接続する冷媒配管を有し、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを構成している。
空気調和装置1は、室内ユニットを配置した空間の冷房、暖房、除湿、送風、などの空気調和運転を行う。
室内ユニット10の外観の斜視図を図3に、縦断面図を図4に示す。
空気調和装置1の室内ユニット10は、後面を室内の壁にかけて用いる壁掛け型の空気調和装置である。なお、各図には、適宜、室内ユニット10を壁にかけたとき、室内ユニット10に向かってみたときの方向を、前、後、上、下、右、左の矢印で示している。
室内ユニット10は、筐体11、熱交換器12、ファン14、ドレンパン13、および、フラップ15を有している。熱交換器12、ファン14、および、ドレンパン13は、筐体11の内部に配置され、フラップ15は、筐体11の吹出し口B1に配置されている。
熱交換器12は、筐体11の内部に配置されている。熱交換器12の内部には、冷媒回路を流れる冷媒が流れる。冷媒は空気と熱交換を行う。空気は、ファン14が回転することによって、筐体11の上部の空気の吸込み口B2から、筐体11の内部にとりいれられ、熱交換器12、ファン14を通過し、筐体11下部の吹出し口B1から、筐体11の外部に吹出される。吹出される空気の向きは、フラップ15の位置によって制御される。
(2)詳細構成
(2−1)フラップ15
本実施形態のフラップ15の全体の斜視図を図5に、第1端部領域A1付近の拡大図を図6A、6Bに示す。
フラップ15は、図3に示すように、室内ユニット10の筐体11の吹出し口B1付近に取り付けられている。吹出し口B1には、フラップ15の風向制御を補助する補助フラップ151が取り付けられている。フラップ15は、図5に示す3箇所の取り付け部41a、41b、41cで、筐体11に固定されている。フラップ15は、取り付け部41a、41b、41cを軸にして回転して、吹出し口B1を開閉し、かつ、空気の吹出し方向を制御することができる。フラップ15は、壁にかけられた室内ユニット10を正面から見て左右方向(幅方向)に長くなっており、この方向を長手方向と呼ぶ。
フラップ15は、メインフラップ50と、第1サブフラップ51と、第2サブフラップ52とを有している。図4の断面図は、運転状態におけるフラップ15の姿勢を示している。空気調和運転の停止時には、フラップ15は回転して吹出し口B1を閉じる。
メインフラップ50は、運転停止状態において筐体11の内側となる第1面50aと、筐体11の外側となる第2面50bとを有している。第1サブフラップ51および第2サブフラップ52は、第1面50aに配置されている。
メインフラップ50は、図4の断面図から分かるように、風上側の端部において第2面が凸になるように湾曲している。メインフラップ50は、図5に示すように、長手方向に、第1端部領域A1と、第2端部領域A2と、中央領域A3に分けることができる。第1端部領域A1には、サブフラップ51が配置され、第2端部領域A2には、サブフラップ52が配置されている。サブフラップ51は、必ずしもメインフラップ50の端部に配置されていなくてもよい。言い換えると、サブフラップ51は、メインフラップ50の端部より長手方向に隙間をあけて配置されても良い。サブフラップ52も同様である。
第1端部領域A1(サブフラップ51の配置されている領域)の長手方向の長さは、メインフラップ全体の長手方向の長さの15%程度である。5%以上30%以下が好ましい。第2端部領域A2の長手方向の長さについても、同様である。
また、メインフラップ50の第1面50aには、多数の保水溝501が形成されている。保水溝501はフラップで生じた結露水を保持し、蒸発させるためのものである。
第1端部領域A1の風上側の縁E1は、中央領域A3の風上側の縁E3よりも、風下側である。言い換えると、第1端部領域A1の風流れ方向の長さL1は、中央領域A3の風流れ方向の長さL3よりも短い。第1端部領域A1の風流れ方向の長さL1は、中央領域A3の風流れ方向の長さL3の70%以上95%以下である。
同様に、第2端部領域A2の風上側の縁E2は、中央領域A3の風上側の縁E3よりも、風下側である。言い換えると、第2端部領域A2の風流れ方向の長さL2は、中央領域A3の風流れ方向の長さL3よりも短い。第2端部領域A2の風流れ方向の長さL2は、中央領域A3の風流れ方向の長さL3の70%以上95%以下である。
サブフラップ51、52は、風向調整部511と、支持部512とを有する。風向調整部511は、第1風向調整部511aと、第2風向調整部511bとを有する。
第1風向調整部511aと第2風向調整部511bとは、図4の断面図に示すように、空気調和装置1の空気調和運転時において、吹出し口B1とメインフラップ50の第1面50aとの間に配置される。言い換えると、第1風向調整部511aと第2風向調整部511bとは、メインフラップ50の第1端部領域A1または第2端部領域A2において、メインフラップ50の第1面50aから離れて配置されている。
第1風向調整部511aと第2風向調整部511bとの間には、図6A、6Bに示すように、空隙S1が配置されている。図6A、6Bでは、第1風向調整部511aと第2風向調整部511bとは、同一の面上にある、言い換えると同一の板の一部のように見えるが、必ずしもこのように限定されない。第1風向調整部511aと第2風向調整部511bとが別の部材から構成されていてもよい。第1風向調整部511aとメインフラップ50との距離、第2風向調整部511bとメインフラップ50との距離が異なっていてもよい。第1風向調整部511aと第2風向調整部511bとの傾斜角度が異なっていてもよい。
空隙S1の風流れ方向の長さLS1は、第1風向調整部511aの風流れ方向の長さL511aの50%以上200%以下である。より好ましくは、80%以上120%以下である。
第2風向調整部511bの風下側縁部E4は、図6A、6Bに示すように、内側の支持部512b、512cに近づくにつれて、風下側に近づくように、傾斜して配置されている。このように構成することによって、第1風向調整部511aまたは第2風向調整部511bに結露した結露水を支持部512を経由して、メインフラップ50に円滑に流すことができる。
支持部512は、第1風向調整部511aおよび第2風向調整部511bをメインフラップ50の第1面50a、かつ、第1端部領域A1または第2端部領域A2に固定する。支持部512は、板状であり、空気調和装置1の運転時の風向に略並行に配置されている。支持部512は、板状に限定されず、棒状や他の形状であっても、第1風向調整部511aおよび第2風向調整部511bをメインフラップ50に固定できればよい。支持部512a〜512dは、複数である。本実施形態においては、4枚の板から構成されている。たとえば、2枚以上20枚以下で構成されていてもよい。支持部512の第2風向調整部511bよりも風下側の部分は、外向きに凸の曲面となっている。この支持部512の曲面は、導水路R1の一部を構成する。そして、支持部512の風下側の縁部は、メインフラップ50の保水溝501に接続されている。言い換えると、第1風向調整部511aまたは第2風向調整部511bに発生した結露水は、導水路R1を経由して、メインフラップ50の保水溝501に導かれる。導水路R1は、第2風向調整部511bの縁部E4、支持部512の風下側の曲面などから構成されている。
(3)特徴
(3−1)
第1実施形態の空気調和装置1の室内ユニット10はフラップ15を備え、フラップ15は、メインフラップ50と、サブフラップ51、52とを有している。本実施形態のフラップ15の特徴を、図7、8を用いて、参考技術1(図1、2)、参考技術2(図9)と比較して説明する。図1、2、7〜9で太い線の矢印は、空調運転時の空気の流れを示す。ここでは、まず、サブフラップの効果について、図1の参考技術1のサブフラップの無い場合と、図9の参考技術2のサブフラップ51はあるが空隙S1の無い場合を用いて説明する。
図1には参考技術1(従来)の湾曲したフラップ15xを用いた場合の室内ユニット10xの空調運転時の風の流れを模式的に示す。参考技術1のフラップ15xは、第1実施形態のフラップ15と同等のメインフラップ50を有するが、サブフラップは有さない。図1に示すように、室内ファン14により吹出された空気は、フラップ15xの第1面50a側、第2面50b側に別れ、再び合流して、室内に吹出されていく。このときフラップ15xの第1面50a側では、湾曲したフラップを用いているため、図1に示すように、空気の流れが悪い死水域D1が生じることがある。死水域D1に、室内ユニット10xの側面や前面から暖かい空気が流れ込むと、冷房運転時の冷たい空気で冷却されたフラップ15xに結露することになる。
このような結露は、フラップ15xの長手方向端部でも中央部でも起こり得るが、フラップ15xの端部においては、図2の点線矢印に示すように側方から侵入する空気があるので、特に顕著である。
このような死水域D1における結露を改善するために、参考技術2のフラップ15aにおいては、サブフラップ51、52を設けている。サブフラップ51をメインフラップ50の第1面50a側に配置することにより、図9に示すように、メインフラップ50の第1面50a上の死水域を低減することができる。より具体的には、サブフラップ51、52を設けることにより、メインフラップ50の第1面50aにより近い側に空気の流れを生じさせて、空気の流れの悪い部分を減らすことができる。死水域を減らすことによって、結露を低減することができる。
本実施形態のフラップ15においては、サブフラップ51、52を有するだけでなく、第1風向調整部511aと第2風向調整部511bの間に空隙S1を有している。この空隙S1の効果について、次に説明する。
上述したように、参考技術2のサブフラップ51、52を有するフラップ15aは、死水域D1の低減効果を有する。しかし、参考技術2のフラップ15aにおいては、死水域D1は低減されるが、風向調整部511の表面には、図9に示すように、死水域D2が新たに形成される。死水域D2は、死水域D1よりは、断面積が小さい。したがって、参考技術2の結露は、参考技術1の結露よりは少ないが、死水域はさらに低減するのがより好ましい。そこで、死水域D2を低減するために、さらに、風向調整部511に空隙S1を配置する。
風向調整部511に空隙S1を配置した場合の空気の流れを模式的に図7に示す。室内ファン14によって吹出された空気の一部は、メインフラップ50の第1面50a上で空隙S1を通過して流れる。これによって、風向調整部511上の死水域D2は減少し、結露は減少する。
(3−2)
上記で説明したように、空隙S1に空気を通過させ風向調整部511上の死水域D2を減少させるためには、空隙S1に適当な大きさが必要である。具体的には、空隙(S1)の風流れ方向の長さLS1は、第1風向調整部511aの風流れ方向の長さL511aの50%以上200%以下である。
(3−3)
サブフラップ51の支持部512は、複数である。支持部512の個数はたとえば2以上20以下である。
また、支持部512は板状であり、風方向に平行に配置されている。そのため、支持部512は、風向調整部511を支持しながら、風の抵抗にならないように配置されている。
(3−4)
本実施形態のフラップ15は、サブフラップ51、52の特有の構成により、風向調整部511上には、結露しにくくなっている。しかし、結露した場合には、その結露水をメインフラップ50に導くための導水路R1が配置されている。導水路R1は、支持部512と、第2風向調整部511bとを含んでいる。支持部512は、風向に平行に配置されており、風下側に外向きに凸の曲面を有している。また、風向調整部511、521の第2風向調整部511b、521bの縁部は、内側の支持部512b、512cに近づくにつれて風下側に配置されるように構成されている。さらに、支持部512の風下側部分で導水路R1は、メインフラップ50の保水溝501に接続されている。
本実施形態のフラップは、導水路R1により、風向調整部511で生じた結露水を円滑に、メインフラップ50に導くことができる。
(4)変形例
(4−1)変形例1A
変形例1Aのフラップ15bの第1端部領域A1付近の拡大図を図10に示す。
第2風向調整部511bの風下側縁部E4が直線的であるところが、第1実施形態と異なる。その他の構成は、第1実施形態のフラップ15と同じである。
変形例1Aのフラップ15bにおいては、第1風向調整部511aまたは第2風向調整部511b上で生じた結露水の流れが、第1実施形態と多少異なる。その他の作用効果については、ほとんど第1実施形態と同様である。
(4−2)変形例1B
変形例1Bのフラップ15cの第1端部領域A1付近の拡大図を図11に示す。
第1実施形態のフラップ15においては、サブフラップ51は、第1風向調整部511aと、第2風向調整部511bと、第1風向調整部511aと第2風向調整部511bの間の空隙S1とを有している。変形例1Cのフラップ15cにおいては、サブフラップ51の第1風向調整部511は、さらに、第2風向調整部511bより風下側の第3風向調整部511cと、第2風向調整部511bと第3風向調整部511cの間の空隙S11とを有している。
このような構成により、変形例1Bのフラップ15cは、死水域D2がさらに低減され、結露水の発生をさらに低減できる。
(4−3)変形例1C
変形例1Cのフラップ15dの斜視図を図12に示す。第1実施形態のフラップ15においては、サブフラップ51、52の配置されているのは、フラップの長手方向の端部領域だけであった。変形例1Cのフラップ15dにおいては、サブフラップ51の配置されているのは、フラップの長手方向の端部領域だけでなく、中央領域も含めた全領域に配置されている。また、変形例1Cのフラップ15dにおいては、サブフラップ15dの風上側の縁の湾曲部分は、全体的にサブフラップが無いものに比べて短くなっている。サブフラップ51の構成や、フラップのその他の構成は、第1実施形態のものと同様である。
変形例1Cのサブフラップ15dは、フラップ15dの長手方向の中央領域にもサブフラップ51が配置されているために、中央領域においても、死水域を低減し、結露を低減することができる。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
1 空気調和装置
10 室内ユニット
11 筐体
12 熱交換器
13 ドレンパン
14 室内ファン
15 フラップ
151 補助フラップ
50 メインフラップ
51、52 サブフラップ
511 風向調整部
511a 第1風向調整部
511b 第2風向調整部
512 第2支持部
A1 第1端部領域
A2 第2端部領域
A3 中央領域
B1 空気の吹出し口
B2 空気の吸込み口
E1 第1端部領域の風上側の縁
E2 第2端部領域の風上側の縁
E3 中央領域の風上側の縁
L1 第1端部領域の風流れ方向の長さ
L2 第2端部領域の風流れ方向の長さ
L3 中央領域の風流れ方向の長さ
R1 導水路
S1 空隙
特開2013−96637号公報

Claims (8)

  1. 空気調和装置(1)の室内ユニット(10)であって、
    室内ファン(14)と、
    前記室内ファンにより吹出される空気の風向を調整するフラップ(15)を有し、
    前記フラップは、
    メインフラップ(50)と、
    前記メインフラップに固定されたサブフラップ(51、52)と、
    を有し、
    前記サブフラップは、
    運転時に側面視において吹き出し口(B1)と前記メインフラップとの間に配置される第1風向調整部(511a)と、
    運転時に側面視において前記吹き出し口と前記メインフラップとの間に、かつ、前記第1風向調整部の風下側に前記第1風向調整部と空隙(S1)を置いて配置される第2風向調整部(511b)と、
    前記第1風向調整部と前記第2風向調整部とを前記メインフラップに固定する支持部(512)と、
    を有し、
    前記第1風向調整部または前記第2風向調整部において、前記メインフラップに面する面を下面、前記メインフラップより遠い側の面を上面としたとき、
    前記第1風向調整部の下面を通過した空気の一部が前記空隙を通過し、前記空隙を通過した空気が前記第2風向調整部の上面を通過する、
    空気調和装置の室内ユニット。
  2. 前記空隙の風流れ方向の長さ(LS1)は、前記第1風向調整部の風流れ方向の長さ(L511a)の50%以上200%以下である、
    請求項1に記載の空気調和装置の室内ユニット。
  3. 前記サブフラップは、前記メインフラップの長手方向で複数の前記支持部を有する、
    請求項1または2に記載の空気調和装置の室内ユニット。
  4. 前記サブフラップには、前記第2風向調整部または前記第1風向調整部の結露水を前記メインフラップに導く導水路(R1)が配置されており、
    前記導水路は、前記支持部を含む、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和装置の室内ユニット。
  5. 前記第2風向調整部の風下側の縁部は、支持部に近づくにつれて風下側に配置されるように構成されている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和装置の室内ユニット。
  6. 前記支持部は板状であり、風方向に平行に配置されており、かつ、外向きに凸の曲面を有している、
    請求項1〜5のいずれかに記載の空気調和装置の室内ユニット。
  7. 前記メインフラップの表面には保水溝(50a)が配置されており、
    前記導水路は前記保水溝に接続されている、
    請求項4に記載の空気調和装置の室内ユニット。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の室内ユニットを備えた空気調和装置。
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