JP6897369B2 - 画像形成装置及び画像形成プログラム - Google Patents
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Description
また、パネル部を備え、前記印刷情報管理部は、前記パネル部を介して指定されたファイル形式に基づき、前記印刷データを前記文書ファイルに変換し、前記システム制御部は、前記パネル部を介して指定された通知先に前記暗号化キーを送信することを特徴とする。
また、前記印刷情報管理部は、前記パネル部を介しての指定に基づき、前記印刷データの全て、又は前記プリンター部による印刷が済んでいない残りの印刷データに対する前記文書ファイルへの変換を実行することを特徴とする。
また、前記システム制御部は、暗号化された前記文書ファイルの印刷処理が完了すると、前記暗号化キーの削除を要求することを特徴とする。
また、前記システム制御部は、前記暗号化に用いた暗号化キーと前記待避先とを指定された通知先に送信することを特徴とする。
本発明の画像形成プログラムは、画像形成装置を制御するコンピューターに実行させる画像形成プログラムであって、画像処理部により、印刷データを生成する工程と、プリンター制御部により、前記印刷データに基づきプリンター部の印刷動作を制御する工程と、印刷情報管理部により、前記印刷動作中において障害が発生すると、前記印刷データを指定されたファイル形式の文書ファイルに変換し、さらに変換した前記文書ファイルを暗号化キーを用いて暗号化する工程と、パネル操作制御部により、前記文書ファイルの待避先を受け付ける工程と、システム制御部により、暗号化された前記文書ファイルを前記待避先に待避させる工程と、前記暗号化に用いた暗号化キーを指定された通知先に送信する工程と、前記システム制御部により、前記待避先から暗号化された前記文書ファイルを読み出す工程と、前記システム制御部により、暗号化された前記文書ファイルの暗号化キーと、入力された暗号化キーとを比較し、一致している場合は暗号化された前記文書ファイルの印刷処理を実行させる工程とを有し、前記待避させる工程は、前記待避先が前記障害が発生した画像形成装置の記憶デバイスの場合、前記文書ファイルを前記記憶デバイスに待避させ、前記待避先が外部ファイルサーバーの場合、前記文書ファイルを前記外部ファイルサーバーに待避させ、前記待避先がUSBメモリーの場合、前記文書ファイルを前記USBメモリーに待避させる工程を含み、前記通知先は、ユーザー端末又は携帯端末であることを特徴とする。
本発明の画像形成装置及び画像形成プログラムでは、画像処理部により、印刷データを生成し、プリンター制御部により、印刷データに基づきプリンター部の印刷動作を制御し、印刷情報管理部により、印刷動作中において障害が発生すると、印刷データを指定されたファイル形式の文書ファイルに変換し、さらに変換した文書ファイルを暗号化キーを用いて暗号化し、システム制御部により、暗号化された文書ファイルを指定先に待避させ、暗号化に用いた暗号化キーを指定された通知先に送信する。
これにより、待避させた文書ファイルは暗号化されているので、暗号化に用いている暗号化キーを受け取ったユーザーのみが待避させた文書ファイルを印刷継続等に利用できる。
システム制御部121は、認証が成功したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、MFP100Aへのログイン処理における認証において、パネル部105を介して入力されたユーザーID及びパスワードと、既に登録されているユーザーID及びパスワードとを照合して認証を行い、ユーザーID及びパスワードが一致しなければ認証が成功しないと判断し(ステップS101:No)、ステップS102に移行する。
これに対し、システム制御部121は、MFP100Aへのログイン処理における認証において、パネル部105を介して入力されたユーザーID及びパスワードと、既に登録されているユーザーID及びパスワードとを照合して認証を行い、ユーザーID及びパスワードが一致すれば認証が成功したと判断し(ステップS101:Yes)、ステップS103に移行する。
システム制御部121は、認証に失敗したことを表示させる。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119を介し、パネル部105に認証に失敗したことを表示させる。
システム制御部121は、印刷開始かどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からパネル部105を介して印刷開始の指示を受け付けたことを示す通知が無ければ印刷開始ではないと判断する(ステップS103:No)。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からパネル部105を介して印刷開始の指示を受け付けたことを示す通知が有れば印刷開始であると判断し(ステップS103:Yes)、ステップS104に移行する。
システム制御部121は、印刷処理を指示する。
この場合、システム制御部121は、HDD制御部120に対し、パネル部105を介して入力されたたとえばファイル番号に該当する印刷ジョブの文書データのHDD106からの読み出しを指示する。また、システム制御部121は、画像処理部117に対して文書データに対する画像処理(ラスタライズ)を指示し、プリンター制御部112に対し、画像処理部117が処理した印刷データに基づく印刷を指示する。
ここで、画像処理部117は、文書データに対する画像処理(ラスタライズ)を、1ページ毎に実行してもよいし、全ページに対して1度に実行してもよい。
システム制御部121は、印刷が完了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、プリンター制御部112からの印刷が完了したことを示す通知が無ければ印刷が完了していないと判断し(ステップS105:No)、ステップS106に移行する。
これに対し、システム制御部121は、プリンター制御部112からの印刷が完了したことを示す通知が有れば印刷が完了したと判断し(ステップS105:Yes)、処理を終了する。
システム制御部121は、障害が発生したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、たとえばプリンター制御部112からの用紙ジャムや、用紙切れ又はトナー切れ等に基づく障害発生の通知が無ければ障害が発生していないと判断し(ステップS106:No)、ステップS105に戻る。
これに対し、システム制御部121は、たとえばプリンター制御部112からの用紙ジャムや、用紙切れ又はトナー切れ等に基づく障害発生の通知が有れば障害が発生したと判断し(ステップS106:Yes)、ステップS107に移行する。
システム制御部121は、印刷データの待避準備処理を指示する。
この場合、システム制御部121は、印刷情報管理部118に対して印刷データの待避準備処理を指示する。
このとき、印刷情報管理部118は、システム制御部121の指示に従い、画像処理部117が画像処理(ラスタライズ)した印刷データを指定されたファイル形式の文書ファイルに変換し、さらに変換した文書ファイルを暗号化する。ここで、印刷情報管理部118は、指定されたファイル形式がPDFである場合、印刷データをPDFファイルに変換する。また、印刷情報管理部118は、PDFファイルを暗号化する場合、暗号化キーとして、たとえば任意に選択した又はシステム制御部121により自動的に発生させた数桁の数字又は文字列を用いることができる。また、印刷情報管理部118は、印刷データをPDFファイルに変換する際、印刷データの残り(印刷処理が済んでいないデータ)に対してとする指定がある場合、残りの印刷データをPDFファイルに変換する。また、印刷情報管理部118は、印刷データをPDFファイルに変換する際、印刷データの全てに対してとする指定がある場合、全ての印刷データをPDFファイルに変換する。
ここで、印刷データの残り(印刷処理が済んでいないデータ)をPDFファイルに変換した場合、たとえば他のMFP100B〜100Cでの印刷設定において、印刷開始ページの指定が不要となる。一方、全ての印刷データをPDFファイルに変換した場合、たとえば他のMFP100B〜100Cでの印刷設定において、印刷開始ページを任意に指定できる。
システム制御部121は、印刷データの待避準備処理が完了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、印刷情報管理部118からの待避準備処理が完了したことを示す通知が無ければ印刷データの待避準備処理が完了していないと判断する(ステップS108:No)。
これに対し、システム制御部121は、印刷情報管理部118からの待避準備処理が完了したことを示す通知が有れば印刷データの待避準備処理が完了したと判断し(ステップS108:Yes)、ステップS109に移行する。
システム制御部121は、文書ファイルを待避させる。
この場合、システム制御部121は、文書ファイルの待避先がHDD106に指定されている場合、文書ファイルをHDD106に待避させる。また、システム制御部121は、文書ファイルの待避先がファイルサーバー200であれば、文書ファイルをファイルサーバー200に送信する。このとき、ファイルサーバー200側のシステム制御部215がファイル管理部214に対してMFP100Aから受け取った文書ファイルを管理させる。また、システム制御部121は、文書ファイルの待避先が図示しないUSBメモリー等の記憶デバイスである場合、MFP100Aの図示しない接続ポートに記憶デバイスが接続されたことを確認し、文書ファイルを記憶デバイスに待避させる。
なお、文書ファイルの待避先がファイルサーバー200又はUSBメモリー等の記憶デバイスである場合、文書ファイルの待避が完了した時点で、システム制御部121は、HDD制御部120に対してMFP100A側で記憶している文書ファイルを削除させる。また、文書ファイルの待避先がHDD106である場合、たとえば用紙ジャムや、用紙切れ又はトナー切れ等の不具合が解消されて印刷が続行され、印刷が完了したら、システム制御部121は、HDD制御部120に対してMFP100A側で記憶している文書ファイルを削除させる。また、文書ファイルの待避先がHDD106である場合、たとえば他のMFP100B又は100Cからの読み出しが完了したら、システム制御部121は、HDD制御部120に対してMFP100A側で記憶している文書ファイルを削除させる。また、システム制御部121は、RAM115内の印刷データを削除する。
システム制御部121は、暗号化キーを通知する。
この場合、システム制御部121は、暗号化キーの通知先がユーザー端末300に指定されている場合、印刷情報管理部118が管理しているメールアドレスを用いて電子メールにより暗号化キーを通知する。この場合、システム制御部121は、暗号化キーの通知に文書ファイルの待避先を含ませてもよい。また、システム制御部121は、暗号化キーの通知先がユーザー保有のスマートフォン等の携帯端末に指定されている場合、印刷情報管理部118が管理している携帯端末のアドレスを用いてSMS(ショートメッセージサービス)等により暗号化キーを通知先に送信することにより通知する。この場合、システム制御部121は、暗号化キーの通知に文書ファイルの待避先を含ませてもよい。システム制御部121は、暗号化キーの通知が完了すると、ステップS107で生成(選択又は発生)した暗号化キーを削除しても良い。
システム制御部121は、認証が成功したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、MFP100Bへのログイン処理における認証において、パネル部105を介して入力されたユーザーID及びパスワードと、既に登録されているユーザーID及びパスワードとを照合して認証を行い、ユーザーID及びパスワードが一致しなければ認証が成功しないと判断し(ステップS201:No)、ステップS202に移行する。
これに対し、システム制御部121は、MFP100Bへのログイン処理における認証において、パネル部105を介して入力されたユーザーID及びパスワードと、既に登録されているユーザーID及びパスワードとを照合して認証を行い、ユーザーID及びパスワードが一致すれば認証が成功したと判断し(ステップS201:Yes)、ステップS203に移行する。
システム制御部121は、認証に失敗したことを表示させる。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119を介し、パネル部105に認証に失敗したことを表示させる。
システム制御部121は、印刷開始かどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からパネル部105を介して印刷開始の指示を受け付けたことを示す通知が無ければ印刷開始ではないと判断する(ステップS203:No)。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からパネル部105を介して印刷開始の指示を受け付けたことを示す通知が有れば印刷開始であると判断し(ステップS203:Yes)、ステップS204に移行する。
なお、システム制御部121は、印刷開始と判断すると、パネル操作制御部119に対し、パネル部105を介しての印刷データの読み出し先(印刷データの待避先)と、文書ファイルのファイル番号との入力を受け付けさせる。
ここで、システム制御部121は、入力されたファイル番号に該当する文書ファイルの読み出し先がMFP100AのHDD106である場合、通信制御部114を介しMFP100AのHDD106からファイル番号に該当する文書ファイルを読み出す。また、システム制御部121は、入力されたファイル番号に該当する文書ファイルの読み出し先がファイルサーバー200である場合、通信制御部114を介しファイルサーバー200からファイル番号に該当する文書ファイルをダウンロードする(読み出す)。また、システム制御部121は、入力されたファイル番号に該当する文書ファイルの読み出し先が図示しないUSBメモリー等の記憶デバイスである場合、パネル操作制御部119に対してパネル部105に記憶デバイスの図示しない接続ポートへの接続を促す内容を表示させる。そして、システム制御部121は、記憶デバイスが接続ポートに接続されたことを確認し、入力されたファイル番号に該当する文書ファイルを読み出す。システム制御部121は、MFP100AのHDD106から文書ファイルを読み出した場合、読み出しが完了すると、MFP100A側で記憶している文書ファイルを削除させる。また、システム制御部121は、ファイルサーバー200から文書ファイルをダウンロードした場合、ダウンロードが完了すると、ファイルサーバー200に対してファイルサーバー200側で記憶している文書ファイルを削除させる。また、システム制御部121は、記憶デバイスから文書ファイルを読み出した場合、接続ポートに接続されている記憶デバイスから文書ファイルを削除する。
また、システム制御部121は、MFP100AのHDD106から読み出した文書ファイル、ファイルサーバー200からダウンロードした文書ファイル、又は記憶デバイスから読み出した文書ファイルが暗号化されているかどうかを確認し、暗号化されている場合は、パネル操作制御部119に対してパネル部105に暗号化キーの入力を促す内容を表示させるように指示する。
システム制御部121は、暗号化キーが一致したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、MFP100AのHDD106から読み出した文書ファイル、ファイルサーバー200からダウンロードした文書ファイル、又は記憶デバイスから読み出した文書ファイルの暗号化キーと、パネル部105を介して入力された暗号化キーとを比較し、一致していないと判断すると(ステップS204:No)、ステップS205に移行する。
これに対し、システム制御部121は、MFP100AのHDD106から読み出した文書ファイル、ファイルサーバー200からダウンロードした文書ファイル、又は記憶デバイスから読み出した文書ファイルの暗号化キーと、パネル部105を介して入力された暗号化キーとを比較し、一致していていると判断すると(ステップS204:Yes)、ステップS206に移行する。
システム制御部121は、暗号化キーが一致しないことを表示させる。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119を介し、パネル部105に暗号化キーが一致しないことを表示させる。
システム制御部121は、印刷処理を指示する。
この場合、システム制御部121は、MFP100AのHDD106から読み出した文書ファイル、ファイルサーバー200からダウンロードした文書ファイル、又は記憶デバイスから読み出した文書ファイルの暗号化を解いて画像処理部117に渡し、画像処理部117対して暗号化を解いた文書ファイルに対する画像処理(ラスタライズ)を指示し、プリンター制御部112に対し、画像処理部117が処理した印刷データに基づく印刷を指示する。
ここで、画像処理部117は、文書データに対する画像処理(ラスタライズ)を、1ページ毎に実行してもよいし、全ページに対して1度に実行してもよい。
システム制御部121は、印刷が完了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、プリンター制御部112からの印刷が完了したことを示す通知が無ければ印刷が完了していないと判断し(ステップS207:No)、ステップS208に移行する。
これに対し、システム制御部121は、プリンター制御部112からの印刷が完了したことを示す通知が有れば印刷が完了したと判断し(ステップS207:Yes)、処理を終了する。このとき、システム制御部121は、ステップS204で入力された暗号化キーを削除するとともに、MFP100Aが通知した暗号化キーの削除を要求する。たとえば、システム制御部121は、パネル操作制御部119を介し、パネル部105に暗号化キーの削除を促す表示を行わせる。
システム制御部121は、障害が発生したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、たとえばプリンター制御部112からの用紙ジャムや、用紙切れ又はトナー切れ等に基づく障害発生の通知が無ければ障害が発生していないと判断し(ステップS208:No)、ステップS207に戻る。
これに対し、システム制御部121は、たとえばプリンター制御部112からの用紙ジャムや、用紙切れ又はトナー切れ等に基づく障害発生の通知が有れば障害が発生したと判断し(ステップS208:Yes)、ステップS209に移行する。
システム制御部121は、印刷データの待避準備処理を指示する。
この場合、システム制御部121は、印刷情報管理部118に対して印刷データの待避準備処理を指示する。
このとき、印刷情報管理部118は、システム制御部121の指示に従い、画像処理部117が画像処理(ラスタライズ)した印刷データを指定された文書ファイルに変換し、さらに変換した文書ファイルを暗号化する。ここで、印刷情報管理部118は、指定された文書ファイルがPDFである場合、印刷データをPDFファイルに変換する。また、印刷情報管理部118は、PDFファイルを暗号化する場合、暗号化キーは、MFP100A側の印刷情報管理部118が用いた暗号化キーと同じものであってもよいし、たとえば任意に選択した又はシステム制御部121により自動的に発生させた数桁の数字又は文字列であってもよい。また、印刷情報管理部118は、印刷データをPDFファイルに変換する際、印刷データの残り(印刷処理が済んでいないデータ)に対してとする指定がある場合、残りの印刷データをPDFファイルに変換する。また、印刷情報管理部118は、印刷データをPDFファイルに変換する際、印刷データの全てに対してとする指定がある場合、全ての印刷データをPDFファイルに変換する。
システム制御部121は、印刷データの待避準備処理が完了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、印刷情報管理部118からの待避準備処理が完了したことを示す通知が無ければ印刷データの待避準備処理が完了していないと判断する(ステップS210:No)。
これに対し、システム制御部121は、印刷情報管理部118からの待避準備処理が完了したことを示す通知が有れば印刷データの待避準備処理が完了したと判断し(ステップS210:Yes)、ステップS211に移行する。
システム制御部121は、文書ファイルを待避させる。
この場合、システム制御部121は、文書ファイルの待避先がHDD106に指定されている場合、文書ファイルをHDD106に待避させる。また、システム制御部121は、文書ファイルの待避先がファイルサーバー200であれば、文書ファイルをファイルサーバー200に送信する。このとき、ファイルサーバー200側のシステム制御部215がファイル管理部214に対してMFP100Bから受け取った文書ファイルを管理させる。また、システム制御部121は、文書ファイルの待避先が図示しないUSBメモリー等の記憶デバイスである場合、MFP100Bの図示しない接続ポートに記憶デバイスが接続されたことを確認し、文書ファイルを記憶デバイスに待避させる。
なお、文書ファイルの待避先がファイルサーバー200又はUSBメモリー等の記憶デバイスである場合、文書ファイルの待避が完了した時点で、システム制御部121は、HDD制御部120に対してMFP100A側で記憶している文書ファイルを削除させる。また、文書ファイルの待避先がHDD106である場合、たとえば用紙ジャムや、用紙切れ又はトナー切れ等の不具合が解消されて印刷が続行され、印刷が完了したら、システム制御部121は、HDD制御部120に対してMFP100A側で記憶している文書ファイルを削除させる。また、文書ファイルの待避先がHDD106である場合、たとえば他の100Cからの読み出しが完了したら、システム制御部121は、HDD制御部120に対してMFP100A側で記憶している文書ファイルを削除させる。また、システム制御部121は、RAM115内の印刷データを削除する。このとき、システム制御部121は、ステップS204で入力された暗号化キーを削除するとともに、MFP100Aが通知した暗号化キーの削除を要求する。たとえば、システム制御部121は、パネル操作制御部119を介し、パネル部105に暗号化キーの削除を促す表示を行わせる。
システム制御部121は、暗号化キーを通知する。
この場合、システム制御部121は、暗号化キーの通知先がユーザー端末300に指定されている場合、印刷情報管理部118が管理しているメールアドレスを用いて電子メールにより暗号化キーを通知する。この場合、システム制御部121は、暗号化キーの通知に文書ファイルの待避先を含ませてもよい。また、システム制御部121は、暗号化キーの通知先がユーザー保有のスマートフォン等の携帯端末に指定されている場合、印刷情報管理部118が管理している携帯端末のアドレスを用いてSMS(ショートメッセージサービス)により暗号化キーを通知先に送信することにより通知する。この場合、システム制御部121は、暗号化キーの通知に文書ファイルの待避先を含ませてもよい。システム制御部121は、暗号化キーの通知が完了すると、ステップS209で生成(選択又は発生)した暗号化キーを削除しても良い。
101 スキャナー部
102 プリンター部
103 FAX部
104、201、301 I/F
105 パネル部
106、305 HDD
110、210、310 制御部
111 スキャナー制御部
112 プリンター制御部
113 FAX制御部
114、213、311 通信制御部
115、211、312 RAM
116、212、313 ROM
117 画像処理部
118 印刷情報管理部
119 パネル操作制御部
120、316 HDD制御部
121、215、317 システム制御部
122、216、318 データバス
200 ファイルサーバー
214 ファイル管理部
300 ユーザー端末
302 キーボード
303 マウス
304 表示部
314 入力デバイス制御部
315 表示制御部
400 ネットワーク
Claims (6)
- 画像形成装置であって、
印刷データを生成する画像処理部と、
前記印刷データに基づきプリンター部の印刷動作を制御するプリンター制御部と、
前記印刷動作中において障害が発生すると、前記印刷データを指定されたファイル形式の文書ファイルに変換し、さらに変換した前記文書ファイルを暗号化キーを用いて暗号化する印刷情報管理部と、
前記文書ファイルの待避先を受け付けるパネル操作制御部と、
暗号化された前記文書ファイルを前記待避先に待避させ、前記暗号化に用いた暗号化キーを指定された通知先に送信するシステム制御部と、
を備え、
前記システム制御部は、前記待避先が前記障害が発生した画像形成装置の記憶デバイスの場合、前記文書ファイルを前記記憶デバイスに待避させ、前記待避先が外部ファイルサーバーの場合、前記文書ファイルを前記外部ファイルサーバーに待避させ、前記待避先がUSBメモリーの場合、前記文書ファイルを前記USBメモリーに待避させ、
前記通知先は、ユーザー端末又は携帯端末であり、
前記システム制御部は、
前記待避先から暗号化された前記文書ファイルを読み出し、
暗号化された前記文書ファイルの暗号化キーと、入力された暗号化キーとを比較し、一致している場合は暗号化された前記文書ファイルの印刷処理を実行させる
ことを特徴とする画像形成装置。 - パネル部を備え、
前記印刷情報管理部は、前記パネル部を介して指定されたファイル形式に基づき、前記印刷データを前記文書ファイルに変換し、
前記システム制御部は、前記パネル部を介して指定された通知先に前記暗号化キーを送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記印刷情報管理部は、前記パネル部を介しての指定に基づき、前記印刷データの全て、又は前記プリンター部による印刷が済んでいない残りの印刷データに対する前記文書ファイルへの変換を実行することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記システム制御部は、暗号化された前記文書ファイルの印刷処理が完了すると、前記暗号化キーの削除を要求することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記システム制御部は、前記暗号化に用いた暗号化キーと前記待避先とを指定された通知先に送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 画像形成装置を制御するコンピューターに実行させる画像形成プログラムであって、
画像処理部により、印刷データを生成する工程と、
プリンター制御部により、前記印刷データに基づきプリンター部の印刷動作を制御する工程と、
印刷情報管理部により、前記印刷動作中において障害が発生すると、前記印刷データを指定されたファイル形式の文書ファイルに変換し、さらに変換した前記文書ファイルを暗号化キーを用いて暗号化する工程と、
パネル操作制御部により、前記文書ファイルの待避先を受け付ける工程と、
システム制御部により、暗号化された前記文書ファイルを前記待避先に待避させる工程と、
前記暗号化に用いた暗号化キーを指定された通知先に送信する工程と、
前記システム制御部により、前記待避先から暗号化された前記文書ファイルを読み出す工程と、
前記システム制御部により、暗号化された前記文書ファイルの暗号化キーと、入力された暗号化キーとを比較し、一致している場合は暗号化された前記文書ファイルの印刷処理を実行させる工程とを有し、
前記待避させる工程は、前記待避先が前記障害が発生した画像形成装置の記憶デバイスの場合、前記文書ファイルを前記記憶デバイスに待避させ、前記待避先が外部ファイルサーバーの場合、前記文書ファイルを前記外部ファイルサーバーに待避させ、前記待避先がUSBメモリーの場合、前記文書ファイルを前記USBメモリーに待避させる工程を含み、
前記通知先は、ユーザー端末又は携帯端末である
ことを特徴とする画像形成プログラム。
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