JP6897280B2 - バックストップ装置 - Google Patents

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本発明は、クレーンに設けられ、一端が起伏部材に連結されて、起伏部材の仰動を制限するバックストップ装置に関する。
例えば、特許文献1,2には、クレーンにおいてブームやジブの仰動を制限するバックストップ装置が開示されている。特許文献1は、外筒の上端部がブームに連結され、外筒内を摺動する内筒の下端部が上部旋回体に連結された構成であって、ブームの角度が所定値に達すると、外筒に設けたストライカがロッドを所定量押し下げることで、内筒に設けたリミットスイッチがオンになり、ブームの仰動が自動停止される。
また、特許文献2は、内筒の上端部がブームに連結され、ブームを起立させると、外筒の自由端である下端部が上部旋回体に設けたブラケットに当接していない状態から当接した状態に変わる構成であって、ブームを最大起伏角度まで回動させると、外筒に設けたロッドが、内筒に設けたリミットスイッチに接触することで、リミットスイッチがオンになり、ブームの回動が停止される。
特開2005−298088号公報 特開2012−101924号公報
しかしながら、特許文献1,2のものは、内筒と外筒との間に配置されたばねを跨いで、外筒および内筒の一方にロッド、他方にリミットスイッチがそれぞれ設けられた構成であるため、構成が複雑であり、組立に時間を要し、質量面やコスト面でも不利である。
また、特許文献2のものは、内筒と外筒との間に配置されるばねが長いために、ロッドも長くなっており、ロッドが撓ることでリミットスイッチに正確に接触しない恐れがある。そこで、ロッドを収容する筒を設けてロッドが撓まないようにしているが、ロッドのストロークが長いことや、ロッドが筒の中でがたつくことで、リミットスイッチがオンになる値(検出値)がばらつく。
そこで、本発明は、構成を簡素化するとともに、検出精度を向上させることが可能なバックストップ装置を提供することを目的とする。
本発明は、クレーンに設けられ、一端が起伏部材に連結されて、前記起伏部材の仰動を制限するバックストップ装置であって、一端が開口した外筒と、前記外筒の一端に摺動自在に挿入された内筒と、前記軸方向に沿って前記外筒と前記内筒との間に配置されたばねと、を有し、前記外筒および前記内筒の一方には、その軸方向に沿って長穴が形成されており、前記外筒および前記内筒の他方からは、その径方向に突出部材が突出して前記長穴内に位置しており、前記外筒および前記内筒の一方には、前記突出部材の位置を検出することで、前記起伏部材の角度を検出する検出器が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、起伏部材を仰動させていくと、ばねが縮んでいく。これに伴い、内筒が外筒内を摺動し、突出部材が長穴内を移動する。この突出部材の位置を検出器で検出することで、起伏部材の角度を検出する。このような構成であれば、外筒と内筒との間に配置されたばねを跨いで、外筒および内筒の一方にロッド、他方にリミットスイッチをそれぞれ設ける従来の構成に比べて、構成を簡素化することができる。よって、組立時間を短縮し、質量やコストを削減することができる。また、このような構成であれば、ロッドを用いる従来の構成に比べて、撓みやがたつきによる影響が小さくなるので、検出精度を向上させることができる。
タワークレーンの側面図である。 図1の要部Aの拡大図である。 図2の要部Bの拡大図である。 図3のC−C断面図である。 図2の要部Bの拡大図である。 図3のC−C断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
[第1実施形態]
(タワークレーンの構成)
第1実施形態のバックストップ装置1は、タワークレーン10の側面図である図1に示すように、タワークレーン10に設けられている。タワークレーン10は、クローラ式の下部走行体11に上部旋回体12が旋回可能に搭載された構成となっている。なお、タワークレーン10は、クローラ以外の移動手段(例えばホイール)を用いた移動式クレーンであってもよいし、移動手段を持たない固定式クレーンであってもよい。また、本発明の適用対象はタワークレーンに限定されず、例えば、ラッフィングクレーンに本発明を適用することも可能である。
上部旋回体12の前部には、運転室13が設けられるとともに、起伏部材であるタワー(ブーム)14が上部旋回体12に対して起伏可能に連結されている。タワー14の先端部には、起伏部材であるジブ15がタワー14に対して起伏可能に連結されている。
(バックストップ装置の構成)
タワー14の仰動を制限するバックストップ装置1は、図1の要部Aの拡大図である図2に示すように、上部旋回体12(クレーン本体)とタワー14との間に配置されている。バックストップ装置1は、外筒2と、内筒3と、ばね4と、を有している。なお、バックストップ装置1は、タワー14とジブ15との間に配置されて、起伏部材であるジブ15の仰動を制限するものであってもよいし、上部旋回体12とマストとの間に配置されて、起伏部材であるマストの仰動を制限するものであってもよい。なお、マストは、起伏ロープで起伏されることで、タワー14を起伏させるものであるが、本実施形態のタワークレーン10には設けられていない。
外筒2は、上端(一端)が開口している。タワー14を構成する下部ブーム14aには、支持部材16の一端が回動自在に連結されており、外筒2には、支持部材16の他端が回動自在に連結されている。支持部材16の他端は、外筒2に対して着脱可能である。
内筒3は、その下部が外筒の上端に摺動自在に挿入されている。バックストップ装置1の上端(一端)である内筒3の上端は、下部ブーム14aの上端部に設けられたブラケット17に回動自在に連結されている。
タワー14を起立させた際に、バックストップ装置1の下端(他端)である外筒2の下端は、上部旋回体12に設けられたブラケット(所定の部位)18に当接していない状態からブラケット18に当接した状態に変わる。これにより、タワー14がブラケット18に支持される。一方、タワー14を倒伏させた際に、外筒2の下端はブラケット18から離隔した状態になる。なお、マストの仰動を制限するバックストップ装置の場合、これと同様であるが、ジブ15の仰動を制限するバックストップ装置の場合、外筒2の下端はタワー14の上端(タワーキャップ)に当接してこれに支持される。
ばね4は、外筒2の軸方向に沿って外筒2と内筒3との間に配置されている。ばね4は、タワー14が仰動された際に、付勢力を生じさせることで、タワー14の仰動を制限する。ばね4は、主に外筒2の外周面に配置された大ばね4aと、内筒3の外周面に配置された小ばね4bとを有している。小ばね4bは、大ばね4aよりも線径が小さく、大ばね4aよりも先に縮み始めることで、タワー14を緩やかに受け止める役目を果たしている。
図2の要部Bの拡大図である図3に示すように、外筒2には、その軸方向に沿って長穴2aが形成されている。長穴2aは、外筒2の周方向に180度を隔てて2つ設けられている。外筒2の軸方向に沿った長穴2aの長さは、内筒3が外筒2内を摺動するストロークの長さと同じか、それよりも長くされている。
また、バックストップ装置1は、図3のC−C断面図である図4に示すように、突出部材5を有している。突出部材5は、内筒3をその径方向に貫通しており、その両端部は、内筒3からその径方向に突出している。そして、突出部材5の両端部は、外筒2の長穴2a内にそれぞれ位置している。突出部材5は、外筒2の外面に配置されたワッシャ6と、突出部材5の端部に径方向に挿通された抜け止めピン7と、によって、内筒3から抜け落ちないようにされている。
このような構成において、タワー14を仰動させていくと、ばね4が縮んでいく。これに伴い、内筒3が外筒2内を摺動し、長穴2aの長手方向に沿って突出部材5が長穴2a内を移動する。
また、バックストップ装置1は、図3に示すように、リミットスイッチ(検出器)8を有している。リミットスイッチ8は、外筒2の外周面に設けられ、長穴2aのばね4とは反対側の端の近傍において、長穴2aの側方に配置されている。
リミットスイッチ8は、突出部材5がその検出部8aに当接することでオンになる。そして、リミットスイッチ8は、タワー14の起立角度が所定角度、例えば規制上限角度や後方転倒極限角度になった際に、その検出部8aが突出部材5によって押圧される位置に配置されている。即ち、リミットスイッチ8は、突出部材5の位置を検出することで、タワー14の角度を検出する。ここで、規制上限角度とは、タワー14の起伏角度の規制値の上限値である。また、後方転倒極限角度とは、規制上限角度よりも大きな起伏角度であり、タワー14が後方に転倒しない極限の角度である。
このように、突出部材5の位置をリミットスイッチ8で検出することで、タワー14の角度を検出する。このような構成であれば、外筒と内筒との間に配置されたばねを跨いで、外筒および内筒の一方にロッド、他方にリミットスイッチをそれぞれ設ける従来の構成に比べて、構成を簡素化することができる。よって、組立時間を短縮し、質量やコストを削減することができる。また、このような構成であれば、ロッドを用いる従来の構成に比べて、撓みやがたつきによる影響が小さくなるので、検出精度を向上させることができる。
また、リミットスイッチ8であれば、突出部材5の当接によりタワー14の角度を容易に検出することができる。
なお、本実施形態では、長穴2aを外筒2に形成し、内筒3から突出部材5を外側に突出させて、外筒2に設けたリミットスイッチ8で突出部材5の位置を検出しているが、長穴を内筒3に形成し、外筒2から突出部材5を内側に突出させて、内筒3に設けたリミットスイッチ8で突出部材5の位置を検出する構成であってもよい。しかしながら、長穴2aを外筒2に形成してリミットスイッチ8を外筒2に設けることで、長穴を内筒3に形成してリミットスイッチ8を内筒3に設けるのに比べて、組立性を向上させることができる。
ここで、図2に示すように、バックストップ装置1を下部ブーム14aに対して着脱する際には、支持部材16の他端が外筒2から外される。タワー14を起立させた際に、下端が上部旋回体12(ブラケット18)に当接していない状態から当接した状態に変わる構成のバックストップ装置1においては、支持部材16の他端が外筒2から外されたときに、外筒2の下端が上部旋回体12に当接していないと、外筒2が内筒3から抜け落ちる。これを防止するために、外筒2と内筒3とを連結する必要がある。
そこで、従来、外筒および内筒の一方に長穴を設け、他方に長穴内を移動する突出部材を取り付けることで、外筒と内筒とを連結している。本実施形態では、外筒2に長穴2aが形成され、内筒3から突出した突出部材5が長穴2a内に位置しているので、外筒2が内筒3から抜け落ちるのを防止することができる。
なお、上記の構成では、内筒3の上端がブラケット17を介してタワー14に連結され、外筒2の下端がブラケット18に当接する構成であるが、外筒2と内筒3の上下が逆であってもよい。即ち、外筒2の上端がブラケット17を介してタワー14に連結され、内筒3の下端がブラケット18に当接する構成であってもよい。また、外筒2の下端が常に上部旋回体12に連結された構成であってもよい。
(バックストップ装置の動作)
次に、バックストップ装置1の動作について、図面を参照しつつ説明する。図2に示すように、タワー14を起立させると、外筒2の下端がブラケット18に当接していない状態からブラケット18に当接した状態に変わる。その後、タワー14の起伏角度を大きくしていくと、小ばね4b、大ばね4aの順番に縮み、付勢力がタワー14に作用する。ばね4が縮むのに伴い、内筒3が外筒2内を摺動する。これに伴い、図3に示すように、長穴2aの長手方向に沿って突出部材5が長穴2a内を移動する。
そして、タワー14の起伏角度が所定角度になると、リミットスイッチ8の検出部8aが突出部材5によって押圧される。検出部8aが押圧されると、リミットスイッチ8から信号が出力され、図示しないコントローラに入力される。コントローラは、運転室13内に配置されたブザーやランプを作動させることで、タワー14の起伏角度が所定角度になったことを作業員に知らせる。また、コントローラは、タワー14の迎動を停止させてもよい。
このように、タワー14を仰動させていくと、ばね4が縮んでいく。これに伴い、内筒3が外筒2内を摺動し、突出部材5が長穴2a内を移動する。この突出部材5の位置をリミットスイッチ8で検出することで、タワー14の角度を検出する。このような構成であれば、外筒と内筒との間に配置されたばねを跨いで、外筒および内筒の一方にロッド、他方にリミットスイッチをそれぞれ設ける従来の構成に比べて、構成を簡素化することができる。よって、組立時間を短縮し、質量やコストを削減することができる。また、このような構成であれば、ロッドを用いる従来の構成に比べて、撓みやがたつきによる影響が小さくなるので、検出精度を向上させることができる。
なお、リミットスイッチ8を2つ以上設けて、別々の角度をそれぞれ検出してもよい。例えば、規制上限角度を検出するリミットスイッチ8と、後方転倒極限角度を検出するリミットスイッチ8とをそれぞれ設けて、それぞれの角度を検出してもよい。複数のリミットスイッチ8は、同じ長穴2aを挟んでそれぞれ配置されてもよいし、別々の長穴2aの側方にそれぞれ配置されてもよい。
(効果)
以上に述べたように、本実施形態に係るバックストップ装置1によれば、タワー14を仰動させていくと、ばね4が縮んでいく。これに伴い、内筒3が外筒2内を摺動し、突出部材5が長穴2a内を移動する。この突出部材5の位置をリミットスイッチ8で検出することで、タワー14の角度を検出する。このような構成であれば、外筒と内筒との間に配置されたばねを跨いで、外筒および内筒の一方にロッド、他方にリミットスイッチをそれぞれ設ける従来の構成に比べて、構成を簡素化することができる。よって、組立時間を短縮し、質量やコストを削減することができる。また、このような構成であれば、ロッドを用いる従来の構成に比べて、撓みやがたつきによる影響が小さくなるので、検出精度を向上させることができる。
また、長穴2aを外筒2に形成してリミットスイッチ8を外筒2に設けることで、長穴を内筒3に形成してリミットスイッチ8を内筒3に設けるのに比べて、組立性を向上させることができる。
また、リミットスイッチ8であれば、突出部材5の当接によりタワー14の角度を容易に検出することができる。
また、従来、外筒および内筒の一方が他方から抜けるのを防止するために、外筒および内筒の一方に長穴を設け、他方に長穴内を移動する突出部材を取り付けることで、外筒と内筒とを連結している。本実施形態では、外筒2に長穴2aが形成され、内筒3から突出した突出部材5が長穴2a内に位置しているので、外筒2が内筒3から抜け落ちるのを防止することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態のバックストップ装置について、図面を参照しつつ説明する。なお、第1実施形態と共通する構成およびそれにより奏される効果については説明を省略し、主に、第1実施形態と異なる点について説明する。なお、第1実施形態と同じ部材については、第1実施形態と同じ符号を付している。
(バックストップ装置の構成)
本実施形態のバックストップ装置101は、図2の要部Bの拡大図である図5、および、図3のC−C断面図である図6に示すように、リミットスイッチ8の代わりに、ストローク検出装置(検出器)108を有している。ストローク検出装置108は、外筒2の外面に設けられ、長穴2aよりもばね4側に配置されている。ストローク検出装置108は、ストローク検出器109と、ワイヤ110と、巻き取り装置111と、を有している。
ワイヤ110は外筒2の軸方向に沿って延びており、ワイヤ110の先端は、突出部材5に固定されている。巻き取り装置111は、ワイヤ110を巻き取るものであり、巻き取り装置111からは、突出部材5の位置に応じた長さのワイヤ110が引き出される。ストローク検出器109は、巻き取り装置111から引き出されたワイヤ110の長さを検出する。ストローク検出装置108は、ワイヤ110の長さから、長穴2a内を移動する突出部材5の位置を検出することで、タワー14の角度を検出する。
巻き取り装置111からは、ワイヤ110が連続的に引き出される。そして、ストローク検出器109は、ワイヤ110の長さを連続的に検出する。即ち、ストローク検出装置108は、突出部材5の位置を連続的に検出する。
(バックストップ装置の動作)
次に、バックストップ装置101の動作について、図面を参照しつつ説明する。図2に示すように、タワー14を起立させた後に、タワー14の起伏角度を大きくしていくと、内筒3が外筒2内を摺動する。これに伴い、図5に示すように、長穴2aの長手方向に沿って突出部材5が長穴2a内を移動する。ストローク検出装置108は、ワイヤ110に長さから、突出部材5の位置を連続的に検出する。
そして、タワー14の起伏角度が第1の所定角度(例えば、規制上限角度)になると、巻き取り装置111から引き出されたワイヤ110の長さが第1の所定の長さになり、ストローク検出器109により検出される。ワイヤ110の長さが第1の所定の長さになったことをストローク検出器109が検出すると、ストローク検出装置108から信号が出力され、図示しないコントローラに入力される。コントローラは、運転室13内に配置されたブザーやランプを作動させることで、タワー14の起伏角度が第1の所定角度になったことを作業員に知らせる。
その後、さらにタワー14の起伏角度を大きくして、タワー14の起伏角度が第2の所定角度(例えば、後方転倒極限角度)になると、巻き取り装置111から引き出されたワイヤ110の長さが第2の所定の長さになり、ストローク検出器109により検出される。ワイヤ110の長さが第2の所定の長さになったことをストローク検出器109が検出すると、ストローク検出装置108から信号が出力され、図示しないコントローラに入力される。コントローラは、運転室13内に配置されたブザーやランプを作動させることで、タワー14の起伏角度が第2の所定角度になったことを作業員に知らせる。また、コントローラは、タワー14の迎動を停止させてもよい。
このように、ストローク検出装置108で、突出部材5の位置を連続的に検出することで、複数のブーム角度をそれぞれ検出することができる。
なお、ストローク検出装置108は、レーザ光等により突出部材5の位置を非接触で検出するものであってもよい。
(効果)
以上に述べたように、本実施形態に係るバックストップ装置101によると、ストローク検出装置108で、突出部材5の位置を連続的に検出することで、複数のブーム角度をそれぞれ検出することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1,101 バックストップ装置
2 外筒
2a 長穴
3 内筒
4 ばね
5 突出部材
6 ワッシャ
7 抜け止めピン
8 リミットスイッチ(検出器)
8a 検出部
10 タワークレーン
11 下部走行体
12 上部旋回体(クレーン本体)
13 運転室
14 タワー(ブーム)(起伏部材)
15 ジブ(起伏部材)
16 支持部材
17 ブラケット
18 ブラケット(所定の部位)
108 ストローク検出装置(検出器)
109 ストローク検出器
110 ワイヤ
111 巻き取り装置

Claims (4)

  1. クレーンに設けられ、一端が起伏部材に連結されて、前記起伏部材の仰動を制限するバックストップ装置であって、
    一端が開口した外筒と、
    前記外筒の一端に摺動自在に挿入された内筒と、
    前記軸方向に沿って前記外筒と前記内筒との間に配置されたばねと、
    を有し、
    前記外筒および前記内筒の一方には、その軸方向に沿って長穴が形成されており、
    前記外筒および前記内筒の他方からは、その径方向に突出部材が突出して前記長穴内に位置しており、
    前記外筒および前記内筒の一方には、前記突出部材の位置を検出することで、前記起伏部材の角度を検出する検出器が設けられていることを特徴とするバックストップ装置。
  2. 前記長穴は、前記外筒に形成されており、
    前記検出器は、前記外筒に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のバックストップ装置。
  3. 前記検出器は、前記突出部材の位置を連続的に検出することを特徴とする請求項1又は2に記載のバックストップ装置。
  4. 前記起伏部材を起立させた際に、他端が前記クレーンの所定の部位に当接していない状態から前記他端が当接した状態に変わることで、前記起伏部材が前記所定の部位に支持されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のバックストップ装置。
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