JP4335054B2 - クレーンのバックストップ装置 - Google Patents

クレーンのバックストップ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4335054B2
JP4335054B2 JP2004113396A JP2004113396A JP4335054B2 JP 4335054 B2 JP4335054 B2 JP 4335054B2 JP 2004113396 A JP2004113396 A JP 2004113396A JP 2004113396 A JP2004113396 A JP 2004113396A JP 4335054 B2 JP4335054 B2 JP 4335054B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crane
limit switch
backstop
boom
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004113396A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005298088A (ja
Inventor
一徳 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd filed Critical Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd
Priority to JP2004113396A priority Critical patent/JP4335054B2/ja
Publication of JP2005298088A publication Critical patent/JP2005298088A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4335054B2 publication Critical patent/JP4335054B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Jib Cranes (AREA)

Description

本発明は、ブームやジブの仰動を制限するクレーンのバックストップ装置に関する。
従来より、ブームの背面側にバックストップを設け、バックストップ内の緩衝ばねの作用によりブームの仰動を制限するようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この装置にはさらに緩衝ばねの縮退時にオンする過巻防止装置としてのリミットスイッチが設けられ、ブーム角度が所定の制限値に達したときにリミットスイッチのオン作動によりクレーンの仰動を強制停止する。
実開平6−16389号公報
ところで、クレーンとタワークレーンではフロントの姿勢が異なるため、クレーンからタワークレーンあるいはタワークレーンからクレーンに仕様変更する場合、上述したブーム角度の制限値をそれぞれ異なる値に設定し、リミットスイッチの作動するブーム角度を変更する必要がある。しかしながら、リミットスイッチの作動には精度が要求されるため、リミットスイッチの作動するブーム角度を変更可能に構成することは困難であった。また、上述した特許文献記載の装置では、コイル形状の緩衝ばねの端部からリミットスイッチを支持するため、緩衝ばねの縮退に伴いリミットスイッチの位置が周方向にずれ、リミットスイッチの作動精度が悪いという問題があった。
(1)請求項1の発明によるクレーンのバックストップ装置は、前方に俯仰動する腕部材が設けられた作業車両のフレームと前記腕部材との間に設けられたバックストップであって、互いに収縮する第1部材および第2部材と、前記第1部材と第2部材の間に介装されて前記腕部材の角度が所定値以上になることを抑制する緩衝ばねとを備えるバックストップと、前記第2部材の端部に着脱可能に設けられ、前記第2部材の長さを実質的に変更する長さ変更部材と、前記第1部材から支持され、前記バックストップの収縮量に応じた前記腕部材の所定角度を検出するリミットスイッチと、前記長さ変更部材に設けられ、前記長さ変更部材を前記第2部材の端部に取り付けた状態で前記腕部材の角度が第1の所定値に達すると前記リミットスイッチを押圧作動させる第1の押圧部材と、前記第2部材に設けられ、前記長さ変更部材を前記第2部材の端部から取り外した状態で前記腕部材の角度が前記第1の所定値より大きい第2の所定値に達すると前記リミットスイッチを押圧作動させる第2の押圧部材とを備えることを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載のクレーンのバックストップ装置において、前記第1の押圧部材の取付位置を調整する第1の調整手段と、前記第2の押圧部材の取付位置を調整する第2の調整手段とをさらに備えることを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項またはに記載のクレーンのバックストップ装置において、前記第1部材に設けられ、前記リミットスイッチを支持する支持部材と、前記支持部材と一体に設けられた案内部材により、前記バックストップの収縮方向に移動可能に支持されるロッド部材とを有し、前記第1の押圧部材および前記第2の押圧部材は、それぞれ前記ロッド部材を介して前記リミットスイッチを押圧作動するように設けられることを特徴とする。
本発明によれば、第2部材の端部に第2部材の長さを変更する長さ変更部材を着脱可能に設けるとともに、長さ変更部材および第2部材にそれぞれ第1の押圧部材および第2の押圧部材を設け、第1の押圧部材または第2の押圧部材によりリミットスイッチを押圧作動させるようにした。これによりクレーンからタワークレーンへのフロントの仕様変更に伴い、容易かつ精度よくリミットスイッチの作動角度を変更することができる。
以下、図1〜図6を参照して本発明によるクレーンのバックストップ装置の実施の形態について説明する。
図1は本発明が適用される油圧式クレーンの側面図である。クレーン本体は走行体1と、走行体1上に旋回可能に搭載された旋回体2と、旋回体2に俯仰動可能に軸支されたブーム6とを有する。旋回体2には巻上ドラム3と起伏ドラム4が搭載され、巻上ドラム3の駆動により巻上ロープ7が巻き取りまたは繰り出され、吊り荷5が昇降する。また、起伏ドラム4の駆動により起伏ロープ8が巻き取りまたは繰り出され、ブーム6が俯仰する。
ブーム6は、旋回体2に軸支されたロアブーム6Aとロアブーム6Aの上端部に連結されたアッパーブーム6Bとにより構成され、ブーム6の背面側には伸縮可能な一対のバックストップ10が機体の幅方向に並設されている。バックストップ10は互いに収縮可能な内筒と外筒を有する二重筒構造であり、図2に示すように外筒の上端部はロアブーム6Aの背面部に回動可能に連結され、内筒の下端部は旋回体2のフレームに回動可能に連結されている。
この種のクレーンは、旋回体2に取り付けられるフロントアタッチメントを交換することでクレーンからタワークレーンに仕様を変更することができる。タワークレーンに仕様変更する場合、ロアブーム6Aの上端部に連結ブームを連結してタワーブームを構成する。この場合のブーム基端部の構成を図3に示す。なお、タワークレーンの全体構成の図示は省略する。
クレーン仕様とタワークレーン仕様ではフロントの姿勢が異なり、クレーン仕様ではブームを俯仰動しながら吊り荷作業を行うのに対し、タワークレーン仕様ではタワーブームを略垂直に立設した状態で主にジブを俯仰動しながら吊り荷作業を行う。このため、過巻防止装置としてのリミットスイッチが作動するブーム角度(図2のα1,図3のα2)は、クレーン仕様においてはタワークレーン仕様よりも小さな値に設定する必要がある(α1<α2)。そこで、本実施の形態では、クレーンからタワークレーンへの仕様変更に伴いリミットスイッチの作動するブーム角度がα1→α2に変化するように、以下のようにバックストップ10を構成する。
図4(a),(b)はクレーン仕様におけるバックストップ10の基端部側の構成を示す図2の矢視IV図であり、図5は図4(a)のV-V線断面図である。なお、図4(b)は図4(a)の一部断面図である。図4では幅方向一対のバックストップ10のうち一方のみを示す。
図4,5に示すように内筒12の下端部には内筒支持用のブラケット12aが設けられ、内筒12の上端側は内筒12に対してスライド可能な外筒11で覆われている。ブラケット12aの上部にはばね座13が形成され、外筒11の下端面よりも下方の内筒12の外側にはコイル形状の緩衝ばね15が挿入されている。緩衝ばね15の下端面はばね座13に当接し、緩衝ばね15の上端面は内筒12に対して摺動可能に設けられたばね受け14に当接している。ばね受け14には緩衝ばね15の周方向のガタツキを防止するガイド14aが設けられている。
外筒11の下端部には着脱可能なスペーサ20が装着されている。スペーサ20は図6に示すように断面が略U字状のカバー部21と、カバー部21の両端部にそれぞれ固設され、略U字状の切り欠き20aを有するフランジ部22,23と、カバー部21に固設された略く字状の一対のブラケット24と、カバー部21に突設されたブラケット25とを有する。フランジ部22には一対の凸部22aが設けられ、凸部22aにはそれぞれ孔22bが開口されている。各ブラケット24にはそれぞれ一対の孔24a,24bが開口され、ブラケット25にはねじ孔25aが開口されている。
図4、5に示すように外筒11の下端にはフランジ部11aが形成されている。フランジ部11aとばね受け14の間にはカバー部21およびフランジ部22,23の切り欠き20aを介してスペーサ20が介装され、内筒12の一部はスペーサ20により覆われている。外筒11にはスペーサ20のブラケット24に対応して一対のブラケット16が設けられ、このブラケット16の内側にスペーサ20のブラケット24が介装されている。ブラケット16には上下方向に孔16a〜16cが開口されている。ブラケット16の孔16aおよびブラケット24の孔24aにはピン17aが挿入され、ブラケット16の孔16bおよびブラケット24の孔24bにはピン17bが挿入されている。ピン17aは挿脱可能であり、スペーサ20はピン17bを介して外筒11に上下方向に回動可能に支持されている。
外筒11のフランジ部11aにはスペーサ20のフランジ部22の凸部22aと同形状の凸部11bが設けられている。凸部11bにはねじ孔が開口され、凸部22bの孔22bを貫通したねじ18がねじ孔に螺合し、スペーサ20が外筒11の下端面に固定されている。すなわちクレーン仕様では外筒11の長さが実質スペーサ20の長さ分だけ延長され、ばね受け14にスペーサ20のフランジ部23が当接している。なお、タワークレーン仕様では後述するようにピン17bを介してスペーサ20が上方に退避され、外筒11のフランジ部11aがばね受け14に当接する。
図5に示すようにスペーサ20のブラケット25にはストライカ26がねじ込まれ、ストライカ26はナット27で固定されている。図4に示すようにストライカ26の上方の外筒11にはブラケット28が突設されている。ブラケット28にはねじ孔が開口され、このねじ孔にストライカ29がねじ込まれ、ナット27で固定されている。ストライカ26,29は外筒11のフランジ方向に平行な直線L1上に位置し、この直線L1上にロッド31が延設され、ロッド31の下方にリミットスイッチ33のアーム先端部33aが位置している。
内筒12のばね座13にはブラケット32が固設され、ブラケット32にリミットスイッチ33の本体が取り付けられている。ブラケット32にはガイド32a,32bが設けられ、ガイド32a,32bに沿ってロッド31が上下動可能に支持されている。ガイド32aと32bの間にはばね34が介装され、ばね34の下端部はガイド32bに当接し、ばね34の上端部は割ピンなどのばね固定部材35を介してロッド31に固定されている。ロッド31には常時上方へのばね34の付勢力が作用し、この付勢力に抗してロッド31が下方に押動されると、ロッド先端部がアーム先端部33aに当接し、リミットスイッチ33がオンする。
リミットスイッチ33は過巻防止装置として機能する。すなわちリミットスイッチ33がオンすると図示しない油圧制御弁に制御信号が出力され、ブーム角度が大きくなるような起伏ドラム4の動作が禁止される。なお、この点の構成は周知であり、詳細な説明を省略する。
次に、本実施の形態に係るバックストップ装置の主要な動作を説明する。
(1)クレーン仕様(図2,図4,図5)
フロントをクレーン仕様とする場合には、ピン17bを支点にスペーサ20を下方に回動した後、孔16a,24aにピン17aを挿入し、ねじ18によって外筒11の下端にスペーサ20を固定する。これにより外筒11の長さがスペーサ20の長さ分だけ実質延長され、タワークレーン仕様のときよりも小さなブーム角度で緩衝ばね15が縮退を開始する。緩衝ばね15が縮退する前は、ばね34によりロッド31が押し上げられているため、リミットスイッチ33はオフ状態である。
ブーム6の仰動により緩衝ばね15が縮退すると、スペーサ20を介して外筒11に縮退ばね15の反力が作用し、ブーム6の仰動が制限される。そして、緩衝ばね15が所定量縮退し、ブーム角度が所定値α1に達すると、スペーサ20に設けられたストライカ26によりロッド31が所定量押し下げられ、リミットスイッチ33がオンする。これによりブーム過巻防止装置が作動し、ブーム6の仰動が自動停止する。
(2)タワークレーン仕様(図3)
フロントをタワークレーン仕様とする場合には、ねじ18を取り外し、ピン17bを支点にスペーサ20を上方に回動した後、孔16c,24aにピン17aを挿入する。これによりスペーサ20が外筒11の側方に退避され、外筒11の下端面がばね受け14に当接し、クレーン仕様のときよりも大きなブーム角度で緩衝ばね15が縮退を開始する。緩衝ばね15が縮退する前は、ばね34によりロッド31が押し上げられているため、リミットスイッチ33はオフ状態である。
タワーブームの仰動により緩衝ばね15が縮退すると、外筒11に縮退ばね15の反力が作用し、ブーム6の仰動が制限される。そして、緩衝ばね15が所定量縮退し、ブーム角度が所定値α2に達すると、外筒11に設けられたストライカ29によりロッド31が所定量押し下げられ、リミットスイッチ33がオンする。これによりブーム過巻防止装置が作動し、ブーム6の仰動が自動停止する。
ところで、クレーン仕様およびタワークレーン仕様においては、ブーム角度が所定値α1およびα2のときにリミットスイッチ33がオンするようにストライカ26,29の位置を事前に(例えば工場出荷時に)セットする必要がある。この位置調整はナット27を緩め、ストライカ26,29のねじこみ量を調整することで可能である。これにより個々の部品の寸法誤差や取付誤差等に拘わらずリミットスイッチ33の作動する角度を精度よく所定値α1,α2に設定することができる。
本実施の形態によれば以下のような作用効果を奏する。
(1)外筒11とばね受け14の間に挿脱可能にスペーサ20を設け、スペーサ20および外筒11の側面部にそれぞれリミットスイッチ押圧用のストライカ26,29を設けるようにした。すなわちクレーン仕様で用いるストライカ26とタワークレーン仕様で用いるストライカ29を別々に設けるようにしたので、各仕様毎に最適な位置にストライカ26,29を取り付けることができ、リミットスイッチ33を所定のブーム角度で精度よく作動させることができる。
(2)ストライカ26,29をそれぞれブラケット25,28にねじ込み、ナット27で固定するようにしたので、ストライカ26,29の位置調整が容易である。したがって、個々の部品の寸法誤差や取付誤差等に拘わらずリミットスイッチ33の作動角度を精度よく所定値α1,α2に設定することができる。
(3)ブラケット32に上下動可能にロッド31を支持し、ロッド31を介してリミットスイッチ33のアーム先端部33aを押圧するようにしたので、ストライカ26,29をアーム先端部33aに近接して設ける必要がなく、ストライカ26,29を小型化できる。
(4)ばね34を介してロッド31を支持するようにしたので、過巻防止装置が作動する前の初期状態においてロッド31はばね34の付勢力により押し上げられ、ロッド31の重力によりリミットスイッチ33がオンすることを防止できる。
(5)断面形状が略U字状となるようにスペーサ20を形成し、ピン17bを介して外筒11に回動可能にスペーサ20を設けたので、仕様変更に伴うスペーサ20の挿脱が容易である。
(6)外筒11,スペーサ20からストライカ26,29を支持するとともに、内筒12と一体のブラケット32からロッド31およびリミットスイッチ33を支持するようにしたので、緩衝ばね15の縮退に伴いストライカ26,29,ロッド31,リミットスイッチ33の位置が周方向にずれることを防止できる。すなわち、緩衝ばね15はコイル状に形成されているので、緩衝ばね15が縮退すると緩衝ばね15にねじり力が作用して、緩衝ばね15の端面が回転変位する。このため、例えばストライカ26,29やロッド31をばね受け14から支持すると、緩衝ばね15とともにばね受け14が移動し、ロッド31の先端部を精度よくアーム先端部33aに当接することができないおそれがある。さらに、ロッド31がガイド32a,32bに干渉し、ロッド31を損傷するおそれもある。これに対して本実施の形態では、外筒11,スペーサ20,ブラケット32にストライカ26,29,ロッド31,リミットスイッチ33を設けるので、緩衝ばね15のねじりの影響を受けることなく、ロッド31の先端部をアーム先端部33aに精度よく当接することができる。
なお、上記実施の形態では、バックストップ10を内筒12および外筒11の二重筒構造としたが、バックストップ10は筒状でなくてもよい。すなわち互いに収縮する一対の連結部材(第1部材,第2部材)と緩衝ばね15によりバックストップ10を構成し、ブーム角度が所定値以上になることを抑制するのであれば、内筒12および外筒11以外を第1部材、第2部材としてもよい。また、上記実施の形態では、内筒12を旋回体2のフレームに連結し、外筒11をロアブーム6Aに連結するようにしたが、内筒11と外筒12を上下逆に配置し、内筒12をロアブーム6Aに、外筒11を旋回体2に連結してもよい。この場合も内筒12の外側に緩衝ばね15を設けるとともにリミットスイッチ33を設けることができる。
リミットスイッチ33が内筒12と一体に支持されるのであれば支持部材としてのブラケット32の形状は上述したものに限らない。外筒11の下端部に着脱可能にスペーサ20を設けたが、外筒11の長さを実質変更するのであれば長さ変更部材としてのスペーサ20の形状および取付位置は上述したものに限らない。スペーサ20および外筒11にそれぞれ第1の押圧部材としてのストライカ26および第2の押圧部材としてのストライカ29を設けたが、ストライカ26,29の形状は上述したものに限らない。例えばストライカ26,29の長さを延長し、ロッド31を介さずに直接リミットスイッチ33のアーム先端部33aを押圧することもできる。
ブーム角度が第1の所定値α1および第2の所定値α2のときにリミットスイッチ33をオンして過巻防止装置を作動させ、ブーム6の仰動を禁止するようにしたが、ブーム6の仰動を禁止するのではなく起伏ドラム4の駆動速度を制限するものでもよい。前方に俯仰動するブーム以外の腕部材と作業車両のフレームの間にも同様に本発明のバックストップ10を介装することができる。ナット27を介してストライカ26,29をブラケット25,28に移動可能に取り付けるようにしたが、第1の調整手段および第2の調整手段の構成はこれに限らない。すなわち本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態のバックストップ装置に限定されない。
本発明が適用される油圧式クレーンの側面図。 本発明の実施の形態に係るバックストップ装置をクレーンに適用した状態を示す図。 本発明の実施の形態に係るバックストップ装置をタワークレーンに適用した状態を示す図。 (a)は図2の矢視IV図、(b)は図4(a)の一部断面図。 図4(a)のV-V線断面図。 本発明の実施の形態に係るバックストップ装置を構成するスペーサの斜視図。
符号の説明
2 旋回体
6 ブーム
6A ロアブーム
10 バックストップ
11 外筒
12 内筒
15 緩衝ばね
20 スペーサ
25,28 ブラケット
26,29 ストライカ
27 ナット
31 ロッド
32 ブラケット
33 リミットスイッチ

Claims (3)

  1. 前方に俯仰動する腕部材が設けられた作業車両のフレームと前記腕部材との間に設けられたバックストップであって、互いに収縮する第1部材および第2部材と、前記第1部材と第2部材の間に介装されて前記腕部材の角度が所定値以上になることを抑制する緩衝ばねとを備えるバックストップと、
    前記第2部材の端部に着脱可能に設けられ、前記第2部材の長さを実質的に変更する長さ変更部材と、
    前記第1部材から支持され、前記バックストップの収縮量に応じた前記腕部材の所定角度を検出するリミットスイッチと、
    前記長さ変更部材に設けられ、前記長さ変更部材を前記第2部材の端部に取り付けた状態で前記腕部材の角度が第1の所定値に達すると前記リミットスイッチを押圧作動させる第1の押圧部材と、
    前記第2部材に設けられ、前記長さ変更部材を前記第2部材の端部から取り外した状態で前記腕部材の角度が前記第1の所定値より大きい第2の所定値に達すると前記リミットスイッチを押圧作動させる第2の押圧部材とを備えることを特徴とするクレーンのバックストップ装置。
  2. 請求項1に記載のクレーンのバックストップ装置において、
    前記第1の押圧部材の取付位置を調整する第1の調整手段と、
    前記第2の押圧部材の取付位置を調整する第2の調整手段とをさらに備えることを特徴とするクレーンのバックストップ装置。
  3. 請求項またはに記載のクレーンのバックストップ装置において、
    前記第1部材に設けられ、前記リミットスイッチを支持する支持部材と、
    前記支持部材と一体に設けられた案内部材により、前記バックストップの収縮方向に移動可能に支持されるロッド部材とを有し、
    前記第1の押圧部材および前記第2の押圧部材は、それぞれ前記ロッド部材を介して前記リミットスイッチを押圧作動するように設けられることを特徴とするクレーンのバックストップ装置。
JP2004113396A 2004-04-07 2004-04-07 クレーンのバックストップ装置 Expired - Lifetime JP4335054B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004113396A JP4335054B2 (ja) 2004-04-07 2004-04-07 クレーンのバックストップ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004113396A JP4335054B2 (ja) 2004-04-07 2004-04-07 クレーンのバックストップ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005298088A JP2005298088A (ja) 2005-10-27
JP4335054B2 true JP4335054B2 (ja) 2009-09-30

Family

ID=35330106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004113396A Expired - Lifetime JP4335054B2 (ja) 2004-04-07 2004-04-07 クレーンのバックストップ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4335054B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102491207B (zh) * 2011-12-20 2013-07-24 中联重科股份有限公司 动臂塔式起重机
JP6897280B2 (ja) * 2017-02-17 2021-06-30 コベルコ建機株式会社 バックストップ装置
JP7086704B2 (ja) 2018-05-09 2022-06-20 住友重機械建機クレーン株式会社 クレーン
CN113911897A (zh) * 2021-09-01 2022-01-11 贵州电网有限责任公司 一种变电设备检修便携式旋转吊杆

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005298088A (ja) 2005-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6843757B2 (en) Adjusting device for a tread board of a treadmill
JP2008150034A (ja) 自動車用の空気案内装置
JP2008143519A (ja) 回動可能要素を備えた機能装置
JP4731934B2 (ja) 伸縮ブームのワイヤ切断検出装置
EP2594892B1 (fr) Appareil de mesure comportant un bras à verrouillage indexé
JP4335054B2 (ja) クレーンのバックストップ装置
JP4737287B2 (ja) 材料試験機
JP5046710B2 (ja) 柱体昇降作業装置
CN104344815A (zh) 自行车对准装置
CN102666023B (zh) 夹紧设备
EP1932717B1 (fr) Dispositif de verrouillage hydraulique pour bras de levage
CN101396979A (zh) 压动控制机构和包括该机构的车辆座椅
JP5806947B2 (ja) バンドソー装置
JP4805774B2 (ja) 作業機
JP6342933B2 (ja) 操作レバー
JP4568342B2 (ja) 作業機
US20180049556A1 (en) Low Bed Structure for Car
JP2006299652A (ja) 清掃機のブラシ操作装置
EP1992584B1 (en) Apparatus for stowing a jib
JP4909541B2 (ja) フォークリフトの荷役コントロールレバー装置
JP4395487B2 (ja) 可倒式パーキングブレーキ装置
JP4345108B2 (ja) ドアチェック装置
JP4464239B2 (ja) ストッパシリンダ
JP2018131330A (ja) バックストップ装置
JP2008057653A (ja) バランサー及びそのバランサーを備えた上げ下げ窓

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090624

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4335054

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350