JP6897102B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池スタックに関する。
燃料電池スタックに用いられるエンドプレートとして、例えば、特許文献1に記載されているように、エンドプレートの流路の表面に樹脂層が形成されているものが知られている。
特開2015−008086号公報
エンドプレートの金属と樹脂層との界面に水分が浸入して、金属が腐食する場合がある。その場合、金属と樹脂層との隙間で腐食生成物が盛り上がり、隙間が広がることで、より水分が浸入するおそれがある。広い範囲で金属の腐食が進むと、腐食生成物が樹脂を膨らませ、最終的には樹脂割れを引き起こす原因となる。そのため、樹脂割れの発生を抑制可能な技術が望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の一形態によれば、燃料電池スタックが提供される。この燃料電池スタックは、複数の燃料電池セルを積層した積層体と、前記積層体の積層方向の少なくとも一端に配置されたエンドプレートと、を備え、前記エンドプレートは、金属部と、前記金属部を積層方向に貫く流路と、少なくとも前記流路の表面に形成された樹脂層と、を備え、前記金属部は、前記エンドプレートの外側から内部に向けて、前記樹脂層と接する界面を有しており、前記界面は、水分の侵入箇所近傍に前記エンドプレートの内部から外側へ向けて折り返された折り返し部を有し、前記折り返し部の内部に前記樹脂層が入り込んでおり、前記界面近傍の金属部は、前記水分の侵入箇所から水分が侵入して腐食すると、前記折り返し部の内部の前記樹脂層を前記金属部に押しつけるように構成されている。また、本発明は、以下の形態としても実現できる。
本発明の一形態によれば、燃料電池スタックが提供される。この燃料電池スタックは、複数の燃料電池セルを積層した積層体と;前記積層体の積層方向の少なくとも一端に配置されたエンドプレートと、を備え;前記エンドプレートは、金属部と、前記金属部を積層方向に貫く流路と、少なくとも前記流路の表面に形成された樹脂層と、を備え;前記金属部は、前記エンドプレートの外側から内部に向けて、前記樹脂層と接する界面を有しており;前記界面は、水分の侵入箇所近傍に前記エンドプレートの内部から外側へ向けて折り返された折り返し部を有し、前記折り返し部の内部に前記樹脂層が入り込んでいる。この形態の燃料電池スタックによれば、金属部と樹脂層との界面に沿って水分が侵入し、その界面近傍の金属部が腐食すると、その腐食生成物が折り返し部内の樹脂層を金属部に押し付けるため、金属部と樹脂層との密着力が強くなり、それ以上の水分の浸入を抑制することができる。そのため、樹脂割れの発生を抑制できる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、エンドプレートや、エンドプレートの製造方法、燃料電池スタックの製造方法等の形態で実現することができる。
燃料電池スタックの概略図である。 エンドプレートの断面図の一部である。 水分の侵入箇所から界面に沿って水分が侵入した場合のエンドプレートの断面図の一部である。 第2変形例における、エンドプレートの断面図の一部である。
A.実施形態:
図1は、本発明の一実施形態における燃料電池スタック100の概略図である。燃料電池スタック100は、固体高分子形の燃料電池であり、燃料電池セル11を複数積層した積層体10を有する。積層体10の積層方向(x軸方向)の両端には、ターミナルプレート12が配置されている。また、積層体10の積層方向の両端はプレッシャープレート20とエンドプレート30とで挟持されている。ターミナルプレート12および、プレッシャープレート20、エンドプレート30は板状部材である。燃料電池スタック100は、積層体10の積層方向に所定の荷重が加えられた状態で、エンドプレート30と、スタックケース40とが、ボルト50で固定されることによって締結がされている。
スタックケース40には、プレッシャープレート20と当接する面に貫通したねじ穴が設けられており、燃料電池スタック100に加える積層方向(x軸方向)の荷重を調整するためのボルト50が押し込まれている。ボルト50は、スタックケース40からプレッシャープレート20側へせり出しており、プレッシャープレート20を押圧している。
図2は、エンドプレート30の断面図の一部である。エンドプレート30は、金属部31と、流路32と、樹脂層33と、を備えている。金属部31としては、耐食性、剛性を備えた種々の金属部材を用いることができる。金属部31は、本実施形態では、アルミニウムからなる。
流路32は、金属部31を積層体10の積層方向(x軸方向)に貫く。流路32は、酸化ガスとしての空気、水素ガス、または冷却水等の流体を積層体10に導入したり、積層体10から排出する流路として機能する。樹脂層33は、少なくとも流路32の表面に形成されている。樹脂層33は、流路32の絶縁性や、耐食性を向上させるために設けられている。本実施形態において、樹脂層33は、絶縁性高分子材料、例えば、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン、ポリアミド(PA)やポリフェニレンスルファイド(PPS)等のエンジニアリングプラスチック、フッ素ゴムやシリコンゴム等のエラストマー、不飽和ポリエステル等の熱硬化性樹脂などにより形成されている。好適な材料として、芳香族ポリアミドまたはポリフェニレンスルファイド(PPS)を用いることができる。
図2に示すように、金属部31は、エンドプレート30の外側から内部に向けて、樹脂層33と接する界面Aを有する。界面Aは、エンドプレート30の内部において、水分の侵入箇所60近傍にエンドプレート30の外側から内部に向けて折り返された折り返し部34を有している。本実施形態では、折り返し部34は、流路32側に折り返されている。折り返し部34の内部には、樹脂層33が入り込んでいる。金属部31に折り返し部34が形成されることにより、金属部31には界面Aに沿って、エンドプレート30の内側に向けて窪んだ溝部が形成される。
水分の侵入箇所60の「近傍」とは、水分が入り込まないようなエンドプレート30の中央部を除く部分であり、例えば、界面Aの入口(水分の侵入箇所60)から3cm以内、より好ましくは2cm以内であることが好ましい。
図3は、水分の侵入箇所60から界面Aに沿って水分が侵入した場合のエンドプレート30の断面図の一部である。水分の侵入箇所60から水分が侵入すると、界面A近傍の金属部31が腐食し、腐食生成物35が生成される。折り返し部34の内部の樹脂層33は、腐食生成物35により腐食生成物35の反対側(−z軸方向側)の金属部31に押しつけられる。これにより、金属部31と折り返し部34の内部の樹脂層33との界面Bでの密着力が強くなる。
以上で説明した本実施形態の燃料電池スタック100によれば、金属部31と樹脂層33との界面Aに沿って水分の侵入箇所60から水分が侵入し、その界面A近傍の金属部31が腐食すると、その腐食生成物35が折り返し部34内の樹脂層33を金属部31に押し付けるため、金属部31と樹脂層33との密着力が強くなり、それ以上の水分の浸入を抑制することができる。そのため、樹脂割れの発生を抑制できる。
B.変形例:
<第1変形例>
上記実施形態では、エンドプレート30は、積層体10の一端にのみ配置されている。これに対して、エンドプレート30は、積層体10の両端に配置されていてもよい。
<第2変形例>
図4は、第2変形例における、エンドプレート30の断面図の一部である。金属部31は、エンドプレート30の外側から内部に向けて、樹脂層33と接する界面Cを有する。界面Cは、エンドプレート30の内部において、水分の侵入箇所60a近傍にエンドプレート30の外側から内部に向けて折り返された折り返し部34aを有している。折り返し部34aの内部には、樹脂層33が入り込んでいる。図4に示すように、樹脂層33の一部に金属部31が入り込む形で折り返し部34aが形成されていてもよい。
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述した課題を解決するために、あるいは上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜削除することが可能である。
10…積層体
11…燃料電池セル
12…ターミナルプレート
20…プレッシャープレート
30…エンドプレート
31…金属部
32…流路
33…樹脂層
34、34a…折り返し部
35…腐食生成物
40…スタックケース
50…ボルト
60、60a…水分の侵入箇所
100…燃料電池スタック
A、B、C…界面

Claims (1)

  1. 燃料電池スタックであって、
    複数の燃料電池セルを積層した積層体と、
    前記積層体の積層方向の少なくとも一端に配置されたエンドプレートと、を備え、
    前記エンドプレートは、金属部と、前記金属部を積層方向に貫く流路と、少なくとも前記流路の表面に形成された樹脂層と、を備え、
    前記金属部は、前記エンドプレートの外側から内部に向けて、前記樹脂層と接する界面を有しており、
    前記界面は、水分の侵入箇所近傍に前記エンドプレートの内部から外側へ向けて折り返された折り返し部を有し、前記折り返し部の内部に前記樹脂層が入り込んでおり、
    前記界面近傍の金属部は、前記水分の侵入箇所から水分が侵入して腐食すると、前記折り返し部の内部の前記樹脂層を前記金属部に押しつけるように構成されている、燃料電池スタック。
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