JP6896473B2 - ブランクシート及び包装箱 - Google Patents
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Description
このような包装箱は、蓋部を開けて物品を取り出す際、指を入れる隙間がないため取り出し難く、指先に中箱を引っ掛けたり、包装箱を傾けて中箱を浮かせたりして取り出そうとする際に中箱が傷んだり、散乱して損傷してしまったりすることがある。このような問題を回避するために、下方から収納物品を押し上げる押込み片を底面部に形成した包装箱が知られている(例えば下記特許文献1)。
特許文献1に記載の包装箱は、底面部と側面部との稜部から指が届く範囲に押込み片を形成している。
そこで本発明は、包装箱を傾けないで底面部に設けた押出し片により容易に収納物品を押し上げることができる包装箱を提供する。
この構成によれば、押上げ部を操作できる箇所が開口部であることが容易に分かるとともに、側面部のごく近傍で押上げ部を操作することができる。
この構成によれば、開口部から異物が侵入することを防止することができる。
この構成によれば、開口部から異物が侵入することを防止することができる。
この構成によれば、ロック部により押上げ部を持ち上げた状態で維持することができる。
この構成によれば、上記いずれかの作用を奏する。
なお、本明細書において、上下左右とは、包装箱を底面部が下面となるように載置し天面部を連接させた側面部を背面側として包装箱を視た場合の相対的な位置関係を指すものである。
このブランクシート1Aは、剛性のある紙製又は合成樹脂製の1枚のシートを型抜きし,スリットや折り曲げ線を入れて形成されている。
なお、前後側面部3,6や左右側面部4,5の呼称は、本発明の実施形態を説明するために便宜的に付したものであり、必ずしも使用者に対する向き又は設置場所における向きを定めるものではない。
天面部7は、図2に示す筒状体8の上側開口部8aの全体を覆い得る面積を有する矩形に形成されている。
天面部7には、製函時に前側面部3の内表面に沿って差し込まれる差し込み片11が形成されている。差し込み片11の先端角部は、製函時に筒状体8内への差し込みを容易にするようアールを成している。
開口部15aは、人の指が入る程度の大きさであればよく、また中箱の大きさにもより、特に限定されるわけではないが、具体的には横(水平方向)15mm−80mm、高さ(上下方向)15mm−50mmで形成されているとよい。
図1及び図3に示すように、前側面部3に形成された開口部15aの側方には、上下方向に延びる折り曲げ線16cを軸として回転し、包装箱X1の内部に折れ曲がり可能なロック片(ロック部)16が形成されている。
本実施形態では、接合代18は、略台形で小幅に形成されている。
左右側面部4,5の上辺には、略台形の短フラップ19がそれぞれ設けられている。
連動接合部26は、製函時に第3底フラップ23内に収まる大きさ及び形状に形成されている。
開口部15bは、開口部15aとロック片16とを合わせた幅寸法とほぼ同幅で、特に限定されず、中箱の大きさにもよるが下底辺25aから先端辺25cへの方向に3mm以上20mm以下の開口になるよう形成されている。この開口部15bと開口部15aとは連続して開口部15を形成しており、後述する押上げ部10の先端縁10bを臨ませて上下動できるようになっている。
連動接合部28は、第2底フラップ22と第4底フラップ24とを確実に接合させるために必要最小限かつ第4底フラップ24が第2底フラップ22を内包し切る形状及び大きさで形成されている。
第3底フラップ23は、第2底フラップ22のベース部27とほぼ同形状の台形に形成されており、ベース部27と略左右対称となるように右側面部5の下辺5aに連接されている。
そして、連動接合部26,28が、接着材等によって隣り合う第3底フラップ23又は第4底フラップ24の外表面に貼着できるようになっている。
ブランクシート1Aを製函前の折り畳んだ状態にするには、ブランクシート1Aの内表面に向けて第1底フラップ21から第4底フラップ24を折り畳む。そして、第1底フラップ21の連動接合部26及び第2底フラップ22の連動接合部28をそれぞれのベース部25,27に折り重ねる。
そうすると、第1底フラップ21の連動接合部26が第3底フラップ23に重なり、また第2底フラップ22の連動接合部28が第4底フラップ24に重なり、更に後側面部6の接合代18が右側面部5に重なるので、それぞれの重なる領域に接着材Dを設けておき、折り畳み時に貼着させる。
製函前のブランクシート1Aを包装箱X1にするには、折り畳まれた筒状体8の角部をなす両側部を互いに接近させるように押す。そうすると、連動接合部26,28がそれぞれ隣り合う第3底フラップ23又は第4底フラップ24に接合しているために、第1底フラップ21及び第3底フラップ23並びに第2底フラップ22と第4底フラップ24とが筒状体8の開口に伴って互いに引っ張り合って、筒状体8の下辺から直角に立ち上がる。
以上のようにして、天面部71が開口した状態の包装箱X1が完成する。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態のブランクシート1A,1B及び包装箱X1,X2では、天面部7を有した例を示したが、天面部7は、本発明にとって必須ではない。
3…前側面部(側面部)
4…左側面部(側面部)
5…右側面部(側面部)
6…後側面部(側面部)
8…筒状体
15…開口部
15a…開口部(非被覆部)
15b…開口部
16…ロック片(ロック部)
21…第1底フラップ(底フラップ)
22…第2底フラップ(底フラップ)
23…第3底フラップ(底フラップ)
24…第4底フラップ(底フラップ)
50…開口窓部
X1,X2…包装箱
Claims (5)
- 底面部を形成する複数の底フラップと、
前記底面部を取り囲むようにこの底面部の外縁から立ち上がる側面部とを備え、
前記底フラップの一部は、折り曲げ線を回転軸として立ち上げ可能な押上げ部を有し、
一つの底フラップと、前記一つの底フラップの外縁から立ち上がる側面部とに亘って開口部が形成され、
前記開口部から前記押上げ部が上下動可能となっているブランクシート。 - 前記開口部が形成された一つの底フラップとは別の他の底フラップに、前記押上げ部が形成され、
少なくとも前記押上げ部は、製函時に前記一つの底フラップ及び側面部の内表面に重なり前記開口部を覆って閉塞できるように設けられている請求項1に記載のブランクシート。 - 前記開口部が形成された一つの底フラップとは別の他の底フラップに、前記押上げ部が形成され、
少なくとも前記押上げ部は、前記一つの底フラップに重なって前記開口部の一部を覆うように設置可能であり、前記開口部の前記押上げ部に覆われていない非被覆部分は、前記側面部の一部により形成された開口窓部により開閉自在となっている請求項1に記載のブランクシート。 - 前記側面部には、先端縁が前記開口部に臨み、製函時に内側の方向に折れ曲がって前記押上げ部の立ち上がりを固定可能なロック部が形成されている請求項2又は3に記載のブランクシート。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載のブランクシートを用いて形成された包装箱。
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