JP6894592B2 - 自穿孔ねじの転造ダイス - Google Patents

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この発明は、軸部の一端に尖り先端と他端に頭部を有し、この軸部の外周面に尖り先端から頭部側に向けてねじ山が設けられ、前記軸部におけるねじ山を設けた部分の途中に、ねじ山を分断してねじ山の谷部に達する深さの切削溝が形成された自穿孔ねじの転造ダイスに関する。
例えば、木質部材の締結に用いるねじにおいて、一端を尖り先端とした軸部の外周面に、尖り先端から頭部側に向けてねじ山を設け、この軸部の先端側又は途中の位置に、木質部材を削る切刃溝やねじ山を分断する切削溝を形成し、前記尖り先端の侵入性と切刃溝や切削溝の切削作用により、ねじ込みが円滑に行えると共に木質部材の割れ発生を防ぐことができる自穿孔ねじが知られている。
また、上記のような尖り先端の自穿孔ねじに対して軸部の先端を平坦面にした自穿孔ねじも提案されているが、このような自穿孔ねじをねじ込む場合は、木質部材に予め下孔を穿孔しなければならないという不便があり、これに対して、尖り先端を有する自穿孔ねじは、木質部材に直接ねじ込むことができ、締結時の作業性に優れているので多用されている。
上記のような自穿孔ねじの製造は、量産性の点からダイスを用いた転造によるのが一般的であるが、この自穿孔ねじにおける切刃溝や切削溝を形成する方法には、ねじ本体の転造後に行う切削加工とねじ本体の転造工程時に同時に行う転造形成があり、前者の切削加工は、切削加工設備が別に必要になると共に、工程数の増加により加工時間が余分にかかり、製品のコストアップになり、このため、切削加工の問題点を解決できる後者の転造形成が主流になっている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1と2は、軸部の先端が平坦面となり、その軸部の先端部周囲に複数の切刃溝を有する自穿孔ねじを製造するための転造ダイスであり、ダイスは固定ダイスと移動ダイスの組み合わせからなり、何れか一方のダイスにおけるねじ山加工面の途中で下半部の位置に前記切刃溝の成形部を設けた構造を有している。
上記ダイスで自穿孔ねじを転造すると、両ダイスのねじ山加工面でねじ材料の軸部にねじ山を形成し、その途中で成形部がねじ山を分断して軸部の谷底に達する深さで切刃溝を加工するものであり、この成形部は、溝加工面を形成する溝形成突起が上下方向に傾斜角度をもち、前記溝形成突起の頂部がダイスにおけるねじ山加工面から突出するように、ダイスに設けた切り欠きに納まるよう固定されている。
特許文献3は、軸部の一端が尖り先端となり、前記軸部の途中にねじ山を分断する切削溝を有する自穿孔ねじを製造するための転造ダイスであり、ダイスは固定ダイスと移動ダイスの組み合わせからなり、何れか一方のダイスにおけるねじ山加工面の後端側の位置に、前記切削溝の成形部をねじ材料の転がり方向に沿って設けた構造になっている。
上記ダイスで自穿孔ねじを転造すると、両ダイスのねじ山加工面でねじ材料の軸部にねじ山を形成し、その終わりの工程で成形部がねじ山を分断する切削溝を加工するものであり、前記成形部は、ダイス本体に一体に設けられ、又は、ダイスに形成した切り欠きに嵌め込み固定され、切削溝加工面を形成する切削溝形成突起が上下方向に垂直となり、この切削溝形成突起の頂部がダイスにおけるねじ山加工面から突出している。
ところで、上記自穿孔ねじの転造において、ねじ本体に対するねじ山と共に切刃溝や切削溝を転造する場合、ねじ本体の軸部に対して、切刃溝や切削溝を形成したい部分を溝形成突起や切削溝形成突起で押し込んで形成することになり、押し込まれた部分はねじ材料が押し込まれて潰れるので、当該部分のねじ材料は軸部の上下軸方向に流れることで、軸部を形成する材料の一部になる。
特開昭59−126107号公報 特開平6−277778号公報 実開平1−143646号公報
ところで、特許文献1と2のような、軸部の先端が平坦面に形成され、その軸部の先端部周囲に複数の切刃溝を有する自穿孔ねじを製造する転造ダイスにおいては、軸部の先端に平坦面を確保するため、一対のダイスの対向させたねじ山加工面は下部を広く解放させ、軸部先端の絞り量を少なくして閉じ込めないような構造になっている。
このため、軸部に対して切刃溝を転造した場合、切刃溝を形成する部分の押し込まれたねじ材料は、軸部の上下軸方向に流れることになるが、軸部の先端側においては、ダイスによる閉じ込めがないので、押し込まれたねじ材料の軸部先端側に向けての流れがスムースとなり、このため、軸部先端側のねじ材料の流れ込みによって生じる拡径力を先端側へ逃がすことができ、切刃溝の転造時にダイスに過剰な負荷を掛けることがなく、従って、ダイスの耐久性を維持して割れが生じるのを防ぎ、ねじ山の谷底よりも深い切刃溝を有する自穿孔ねじを製造できることになる。
これに対して、軸部の一端が尖り先端となる自穿孔ねじの転造ダイスにおいては、砲弾形の尖り先端を成形するため、一対のダイスは、その対向させたねじ山加工面の下部が、互いに僅かな隙間を介して近接する接近面の構造に形成され、実質的に軸部の先端側を閉じ込めて先端へ向けてのねじ材料の流れを阻止して転造するようになっている。
このような構造のダイスで、軸部の尖り先端に近い位置にねじ山の谷底よりも深い切削溝を加工した場合、切削溝に該当する部分の押し込まれたねじ材料は、切削溝の上部と下部に流れることになるが、上記のように、転造されたねじ本体における軸部の尖り先端側は、軸方向先端側へ延びないようにダイスで閉じ込められているので、押し込まれたねじ材料の切削溝より下部は、軸部の先端へ向けての流れが困難となって逃げ場を失い、このため、切削溝より下部のねじ材料は軸部上方へ流れようとする。
また、上記切削溝より上部のねじ材料は軸部の頭部側に流れるが、軸部の切削溝より上部はダイスに挟まれて軸部とねじ山が加工されて転圧されているので、切削溝より下部に流れんとするねじ材料を切削溝より上部側に吸収することが困難であり、このため、ダイスの下部で尖り先端を成形する部分においては、先端側に流れようとするねじ材料によって尖り先端が過度に拡径しようとし、これによってダイスの下部に過剰な押し広げ力が加わり、これが原因で、ダイスに割れが生じたり、割れない場合でも尖り先端近傍の成形が不良になる。
更に、ダイスの対向させたねじ山加工面の上部は開状態になっているので、切削溝から頭部側への材料の逃げは許容され、特にダイスに過剰な力を加えることにはならないが、先端側に流れようとしたねじ材料が頭部側への逃げに加わることにした場合は、ねじ全長の仕上がり寸法が大きく狂ってしまうという問題があり、このため、尖り先端を有する自穿孔ねじのダイスを用いた転造において、切削溝を同時に形成する場合、ねじ材料の軸部への流れ量発生をできるだけ抑える必要があり、従って、従来は刊行物3のように、ねじ山にこのねじ山を分断するように、谷底よりも浅い切削溝を設けた尖り先端を有する自穿孔ねじしか製造できなかった。
ちなみに、上記したような、ねじ山に谷底よりも浅い切削溝を設けた自穿孔ねじは、単にねじ山の途中を分断しただけのものであるため、ねじ山の断面形状に見合う切削機能しかなく、ねじ込み時にねじ山の螺進軌跡の部分だけを削るだけであり、しかも、発生した切削屑の逃がし機能がないため、切削屑が木質部材と軸部の間に食い込むことでねじ込みに対する抵抗要素となり、ねじ込みを円滑にさせたり、木質部材の割れ発生を防ぐための目的を十分に達成することができないものである。
そこで、この発明の課題は、軸部に谷部よりも深い切削溝を有し、ねじ込み時の切削効率の向上と切削屑の処理が有効に行え、ねじ込みの円滑化と木質部材の割れ発生防止を十分に達成できる尖り先端を有する自穿孔ねじを、転造によって製造することができる転造ダイスを提供することにある。
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、一端に尖り先端と他端に頭部を有する軸部の外周面に尖り先端から頭部側に向けてねじ山が設けられ、前記軸部におけるねじ山を設けた部分の途中に、ねじ山を分断してねじ山の谷部に達する深さの切削溝が形成された自穿孔ねじを転造するためのダイスであって、前記ダイスは固定ダイスと移動ダイスの組み合わせからなり、何れか一方のダイスにおけるねじ山加工面の後端側の位置に前記切削溝の成形部を設け、この成形部が、ねじ材料の転がり方向に沿って配置された溝加工部分と、前記溝加工部分に対してねじ材料の頭部側の位置に並列配置され、溝加工部分における溝加工面に対して凹入する逃がし溝によって形成されているようにしたものである。
請求項2の発明は、上記成形部は、上記溝加工部分をダイスの上部と下部の位置に設け、下部溝加工部分と上部溝加工部分がその間に設けた逃がし溝を挟んで上下に分断された配置になっているようにしたものである。
請求項3の発明は、上記成形部の溝加工部分は、溝加工面を形成する溝形成突起の頂部がダイスにおけるねじ山加工面から突出する高さを有しているようにしたものである。
請求項4の発明は、上記溝加工部分の溝加工面は、ねじ材料の転がり方向に対して上流側から下流側に沿って、上り傾斜部と中間平坦部及び下り傾斜部に形成され、前記上り傾斜部は1〜2.5°の範囲に設定され、下り傾斜部は2〜4°の範囲に設定したものである。
請求項5の発明は、上記溝加工部分の溝加工面におけるねじ材料の転がり方向に沿う長さが、下り傾斜部の長さを1とした場合、上り傾斜部を1.5〜2倍の長さに、中間平坦部を2.4〜3倍の長さに設定したものである。
請求項6の発明は、上記逃がし溝のねじ材料の軸方向に沿う幅が、転造する自穿孔ねじにおけるねじ山の1ピッチ以上3ピッチ未満に設定されているようにしたものである。
請求項7の発明は、上記溝加工部分と逃がし溝は、ダイスに対してねじ材料の転がり方向の後半から最終工程の直前までの間に配置され、この逃がし溝の後端とダイスのねじ山加工面の後端との間に、仕上げ用ねじ山加工面を設けたものである。
ここで、上記固定ダイスと移動ダイスは、それぞれのねじ山加工面が自穿孔ねじの軸部を加工することができる間隔で対向するように配置され、両ねじ山加工面のねじ材料の先端側に該当する下部は、尖り先端を成形することができるように互いに接近する形状となり、このねじ山加工面は、谷部を所定の径に仕上げてねじ山を形成するための突起部と谷溝が交互に並列する状態で設けられ、前記突起部と谷溝はねじ材料の転がり方向に所定の傾斜角度になっている。
上記溝加工部分の溝加工面は、ダイスの突起部よりも急な角度で傾斜する溝形成突起と谷溝をねじ材料の転がり方向に沿って交互に並設して形成され、この溝加工部分と逃がし溝は、ねじ材料の転がり方向に沿って軸部が数回転する長さを有し、これら溝加工部分と逃がし溝が一体に形成されて角形のブロックとなり、一方ダイスにおけるねじ山加工面で転造方向の後端側に設けた凹欠部又は角孔に納まるように固定配置され、溝加工部分がねじ材料に対してねじ山形成の後半を過ぎて最終工程の直前までの間で、ねじ山を分断してねじ山の谷部に達して凹入する深さの切削溝を形成することになる。
この発明によると、尖り先端を有する自穿孔ねじを転造するためのダイスにおいて、ダイスにおけるねじ山加工面の後端側の位置に切削溝の成形部を設け、この成形部を溝加工部分と、前記溝加工部分に対して転造するねじの頭部側の位置に設けた逃がし溝によって形成したので、ねじ材料の軸部で尖り先端側の位置に溝加工部分でねじ山の谷部に達する深さの切削溝を加工した場合、軸部に対して前記切削溝の頭部側の位置が逃がし溝になっているので、溝形成時に逃がし溝によって軸部に対する押し込み圧の加わらない部分を確保でき、押し込まれたねじ材料がこの部分に流れることができるので、尖り先端側への材料の流れを抑え、両ダイスの尖り先端を形成する部分に過度な圧力を掛けることがなくなり、ダイスの割れの発生や尖り先端の成形不良の発生を防ぐことができ、尖り先端の近くにねじ山を分断してこのねじ山の谷部に達して凹入する深さの切削溝を有する自穿孔ねじの転造が可能になる。
また、ねじ山の谷部に達して凹入する深さの切削溝を加工しても、押し潰された材料の流れを軸部の逃がし溝によって転圧の加わらない部分に効率よく止めることができ、これにより、ねじの軸部全長に対する寸法狂いの発生を抑え、長さ精度の優れた尖り先端を有する自穿孔ねじを転造することができる。
更に、逃がし溝の後端とダイスのねじ山加工面の後端との間に、仕上げ用ねじ山加工面を設けたことにより、逃がし溝によって転圧の加わらない部分にねじ材料が流れても、逃がし溝に該当する部分のねじ山と谷径を前記加工面で最終的に修正することができ、各部の寸法精度が向上して品質の優れた尖り先端を有する自穿孔ねじを転造することができる。
(a)はこの発明に係るダイスで製造した尖り先端を有する自穿孔ねじの正面図、(b)は(a)の矢印b−bでの拡大横断面図 (a)はこの発明に係るダイスの一方ダイスを示す正面図、(b)は(a)の矢印b−bでの拡大縦断側面図、(c)は(a)の矢印c−cでの拡大した横断面図
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の転造ダイスで製造せんとする尖り先端を有する自穿孔ねじ1の一例を示し、所定の長さと直径を有する軸部2が一端に円錐形や砲弾型の尖り先端3と他端に頭部4を有し、前記軸部2の外周面で尖り先端3から頭部4側の途中の範囲にねじ山5が設けられ、ねじ山5と頭部4の間がねじ山5の最大外径よりも少し小径の無ねじ部7となり、前記軸部2におけるねじ山5を設けた部分の途中で、前記尖り先端3に近接する位置とこの位置から頭部4側へねじ山の数ピッチ離れた位置の二カ所に、ねじ山5の途中を分断して谷部5aに達して凹入する深さの切削溝6が形成されている。
図示の場合、自穿孔ねじ1のねじ山5は、大径ねじ山と小径ねじ山の二条ねじとし、尖り先端3から頭部4側の途中の範囲に設けると共に、尖り先端3の部分では先端に向けて高さが漸減するものを示したが、ねじ山5を一条ねじにしたものであってもよい。
上記した切削溝6は、軸部2の軸方向に沿う長さがねじ山の1ピッチ以上で3ピッチ以下に設定され、また、長さ方向は軸部2の軸方向に対し、頭部4側の端部がねじ山5のねじ込み回転方向に対してねじ込み回転の後方に位置するような1〜25°の範囲の角度で傾斜し、更に、谷部5aに対する凹入深さは0.2〜0.3mm程度に設定され、この切削溝6は軸部2の周方向に対して三又は四カ所の位置にそれぞれ等間隔で配置されている。
このような切削溝6の長さと傾斜角度、深さ及び周方向の配置数の設定は、自穿孔ねじ1で木質部材の締結を行う場合に、ねじ込み時の切削効率の向上と切削屑の処理が有効に得られる条件から導き出された好ましい一例である。
図2は、上記自穿孔ねじ1を転造するするためのダイス11を示し、このダイス11はねじ材料の転造方向に長い長方形となる固定ダイス11aと移動ダイス11bの組み合わせからなり、ねじの軸部2を転圧する間隔を設けて対向させる両者のねじ山加工面12は、それぞれねじ山5と谷部5aを形成する突起部12aと谷溝12bが交互に並列する状態で設けられ、前記突起部12aは、谷部5aを成形するための頂部が平坦な台形状の断面形状を有し、隣接するこの突起部12a間がねじ山5を成形するV字状の谷溝12bとなり、突起部12aと谷溝12bはねじ材料の転がり方向に沿って下がる所定の傾斜角度になっている。
また、固定ダイス11aと移動ダイス11bにおいて、ねじ山加工面12の下部位置は、図2(b)のように、自穿孔ねじ1の尖り先端3を形成するため、長さ方向の全長に沿って相手ダイス側に隆起し、固定ダイス11aと移動ダイス11bのねじ山加工面12間を近接させるための接近部13となり、前記ねじ山加工面12の下部は、突起部12aと谷溝12bの下端が接近部13に弧状となって移行し、軸部2の先端に尖り先端3とその外周面にねじ山5が加工できるようになっている。
一方のダイス、図示の場合は固定ダイス11aには、ねじ山加工面12の後端側の位置に切削溝6の溝成形部14が設けられ、ねじ材料に対するねじ山形成の後半から終段工程の直前の間で、ねじ山5を分断して谷部5aに達して凹入する深さの切削溝6を形成するようになっている。
上記溝成形部14は、ねじ山加工面12のねじ材料の転がり方向に沿って、軸部2に対する尖り先端3に近い位置に配置された溝加工部分15と、前記溝加工部分15に対してねじ材料の頭部4側の位置に並列配置され、溝加工部分15における溝加工面15aに対して凹入する逃がし溝16と、この逃がし溝16に対してねじ材料の頭部4側の位置に配置された上部の溝加工部分17とで形成され、下部の溝加工部分15と上部の溝加工部分17が逃がし溝16を挟んでねじ材料の軸方向に分断された配置になっている。
上記溝加工部分15と17及びその間の逃がし溝16は、同一材料から一体に形成されて全体が角形のブロック状になり、固定ダイス11aに対してその後部に設けた凹欠部又は角孔18内に収まる状態で固定化され、前記凹欠部又は角孔18は、後端側に固定ダイス11aの一部を残すことで、該固定ダイス11aの強度低下の発生を抑えることになる。
上記溝成形部14における溝加工部分15と17の溝形成突起19は、上記突起部12aと同じような断面が台形状や頂部が円弧の山形となり、固定ダイス11aの上下方向に対して傾斜し、この溝形成突起19の頂部が固定ダイス11aにおけるねじ山加工面12から突出する高さを有し、この突出高さが切削溝6の谷部5aに対する深さを決定することになる。
図2(c)のように、上記溝加工面15a、17aは、ねじ材料の転がり方向に対して上流側から下流側に沿って、上り傾斜部aと中間平坦部b及び下り傾斜部cに形成され、前記上り傾斜部aは1〜2.5°の範囲に、中間平坦部bはねじ材料の転がり方向と平行に、下り傾斜部cは2〜4°の範囲にそれぞれ設定され、上り傾斜部aの始端と下り傾斜部cの後端が固定ダイス11aにおけるねじ山加工面12に一致している。
更に、溝加工面15a、17aにおけるねじ材料の転がり方向に沿う長さが、下り傾斜部cの長さを1とした場合、上り傾斜部aが1.5〜2倍の長さに、中間平坦部bが2.4〜3倍の長さに設定されている。
このような上流側から下流側への条件を設定することにより、溝形成突起19による切削溝6の形成時におけるねじ材料の押し込みの衝撃発生を緩和し、溝成形部14と固定ダイス11aに対する負荷の発生を和らげることができる。
また、上記逃がし溝16のねじ材料の軸方向に沿う幅は、転造する自穿孔ねじ1におけるねじ山5の1ピッチ以上3ピッチ未満に設定されていると共に、逃がし溝16の表面高さは固定ダイス11aのねじ山加工面12における谷溝12bと同一かそれよりも低くなるように設定され、ねじ材料の軸部が溝成形部14を通過するとき、ダイス11のねじ山加工面12で形成されてきたねじ山5を変形もしくは損傷させないと共に、前記軸部2の逃がし溝16に臨む部分にダイス11の転造圧を掛けないようにし、溝形成突起19が軸部2に食い込んだとき、軸部2の逃がし溝16に臨む部分にねじ材料の流れを容易にし、尖り先端3へのねじ材料の流れ量を低減することで、両ダイス11aと11bの尖り先端3を成形する部分に対して過度な圧力を掛けないようにし、ダイス11aと11bの耐久性の向上及び割れの発生や尖り先端3の成形不良の発生を防ぐことになる。
図示の場合、自穿孔ねじ1は、尖り先端3側の位置と頭部4側にねじ山の1〜3ピッチ離れた位置に切削溝6を形成したものを示し、この自穿孔ねじ1を転造するダイス11は、その溝成形部14が、溝加工部分15と17が逃がし溝16を挟んでねじ材料の軸方向に分断されて配置されている例を示したが、自穿孔ねじ1は、尖り先端3に近い1カ所の位置にのみ切削溝6を形成したものであってもよく、このような自穿孔ねじ1を転造する場合のダイスに設ける溝成形部14は、図2(a)における上部の溝加工部分17を省き、下部の溝加工部分15と逃がし溝16からなる構造とすればよく、下部の溝加工部分15に対して逃がし溝16は、ねじ材料の軸部2に対して切削溝6が加工される部分の頭部4側に位置し、軸部2の当該部分にダイス11の転造圧を掛けないようにするので、上記したと同じように、尖り先端3でかつ谷部5aに凹入する深さの切削溝6を有する自穿孔ねじ1のダイス11による転造が可能である。
上記溝加工部分15と17と逃がし溝16は、ダイス11のねじ山加工面12に対して、ねじ材料の転がり方向の後半から最終工程の直前までの間に配置し、この逃がし溝16の後端とダイス11のねじ山加工面12の後端との間に、仕上げ用ねじ山加工面20を設け、この仕上げ用ねじ山加工面20は、ねじ山加工面12の突起部12aと谷溝12bが延長状の配置で残り、ねじ材料の軸部2で逃がし溝16を通過した部分の谷部5aとねじ山5を修正して仕上げることになる。
この発明のダイス11は、上記のような構成であり、移動ダイス11bが退動位置にある状態で、固定ダイス11aと移動ダイス11bの間に、予め頭部4が加工されているねじ材料を供給し、移動ダイス11bを前進位置に移動させると、両ダイス11aと11bで挟まれたねじ材料の軸部2は、転がりながら両ダイス11aと11bのねじ山加工面12で転圧を受け、谷部5aが絞られて材料の一部が谷溝12bに流れることでねじ山5が形成され、これと共に軸部2の先端側がねじ山加工面12の下部で絞られ、尖り先端3が形成されていく。なお、転造工程の途中でねじ材料に形成されていく、軸部、ねじ山、切削溝等に対しては、完成した自穿孔ねじ1の該当部位と同じ符号を付して説明する。
ねじ材料に対するねじ山5の加工が後半に近くなると、ねじ材料の軸部2は転がりながら溝成形部14に進入し、固定ダイス11aの後端へ移動する間に、下部の溝加工部分15と上部の溝加工部分17の溝加工面15a、17aを形成する溝形成突起19が軸部2に食い込んで押し潰し、ねじ山5の途中を分断すると共に谷部5aよりも深い切削溝6を形成することになる。
上記溝加工部分15と17は、溝加工面15a、17aを形成する溝形成突起19の頂部が固定ダイス11aにおけるねじ山加工面12から突出する高さを有し、この溝加工面15a、17aは、ねじ材料の転がり方向に対して上流側から下流側に沿って、上り傾斜部aと中間平坦部b及び下り傾斜部cに形成されているので、上り傾斜部aによって溝加工面15a、17aへのねじ山5の食い込み開始時の衝撃発生を和らげながらねじ山5を分断し、次に、中間平坦部bがねじ山5の分断した部分に谷部5aよりも深い切削溝6を形成し、最後に下り傾斜部cで切削溝6から溝形成突起19を離反させていくことで、切削溝6を円滑に精度良く形成していく。
上記のように、溝成形部14による軸部2への切削溝6の成型時に、軸部2は溝成形部14の上下が両ダイス11a、11bで転圧されて尖り先端3とねじ山5の形成が続いており、このような状態で、上記のように、溝加工部分15と上部溝加工部分17の溝形成突起19が軸部2に食い込むと、ねじ材料の押し込まれた部分が軸方向にながれることになる。
このとき、溝成形部14は、溝加工部分15と17の間に逃がし溝16が設けてあるので、軸部2に対して切削溝6を形成する位置に隣接して両ダイス11a、11bで転圧されていない部分が生じ、従って、押し込まれたねじ材料は軸部2の前記逃がし溝16に臨む部分への流れが容易となり、これにより、溝成形部14による切削溝6の形成においては、ねじ材料の軸部2の尖り先端3側への流れ量を低減でき、これにより、尖り先端3の成形工程において両ダイス11a、11bに過度な圧力を掛けることがなくなり、両ダイス11a、11bの割れの発生や尖り先端3の成形不良の発生を防ぐことができる。
また、上部の溝加工部分17による軸部2の途中への切削溝6の形成においては、切削溝6より頭部4側が両ダイス11a、11bによって転圧されているので、軸部2の逃がし溝16に臨む部分へのねじ材料の流れが容易となって、ねじ材料の軸部2の頭部4側への逃げ量を低減でき、従って、軸部2の長さ寸法の変動発生を抑えることができる。
更に、ダイス11によるねじ山5の成形における転造工程の後半では、固定ダイス11aに設けた溝成形部14により、切削溝6とその間に位置する逃がし溝16に臨む部分に対するねじ山5の成形が移動ダイス11bだけとなってしまうが、軸部2の逃がし溝16に臨む部分に材料を逃がして多くすることにより、逃がし溝16に臨む部分におけるねじ山5を他の部分と略同じ高さに形成することができる。
また、溝成形部14による切削溝6の形成において、溝加工部分15と17で谷部5aに凹入する深さに加工する場合、固定ダイス11aのねじ山加工面12に対して溝加工部分15と17の溝加工面15a、17aが高くなり、そのため、ねじ山5が溝加工部分15と17に進入したとき、溝成形部14に大きな負荷が掛かるという危惧がある。
これに対し、この発明においては、溝加工部分15と17の溝加工面15a、17aは、ねじ材料の転がり方向に対して上流側から下流側に沿って、上り傾斜部aと中間平坦部b及び下り傾斜部cによって台形とすることで、上り傾斜部aにより軸部2の進入時における衝撃の発生を緩和し、溝成形部14の割れ等の発生を低減することができると共に、ねじ山5が溝成形部14から離れる際は、下り傾斜部cになっているので、ねじ山5がダイス11に噛み込むのを防止することができる。
更に、逃がし溝16の後端とダイス11aのねじ山加工面12の後端との間に設けた仕上げ用ねじ山加工面20が、逃がし溝16によって転圧の加わらない部分にねじ材料が流れても、逃がし溝16に該当する部分のねじ山5と谷部5aの径を前記加工面20で最終的に修正することができる。
上記した固定ダイス11aの後端側から排出される完成した自穿孔ねじ1は、図1に示したように、軸部2の一端に尖り先端3と他端に頭部4を有し、軸部2の外周面でねじ山5を設けた部分の尖り先端3寄りの位置と、この位置から頭部4側にねじ山の数ピッチ離れた位置の二カ所に、ねじ山5の途中を分断して谷部5aに達する深さの切削溝6が形成された構造を有している。
このような自穿孔ねじ1は、尖り先端3により、ねじ込み位置の精度及びねじ込み初期の螺進性が向上し、また、ねじ山5の途中に設けた切削溝6が、ねじ山5を分断して谷部5aに凹入する深さになっているので、ねじ山5を分断する部分のねじ込み回転の後方縁が刃先となって、木質部材へのねじ込み時にねじ山5の螺進部分を切削すると共に、谷部5aに凹入する部分のねじ込み回転の後方縁が刃先となり、軸部2の進入部分を切削するので、切削量の増大化を図ることができ、しかも、切削溝6は切削屑を収納することになり、木質部材と自穿孔ねじ1間への切削屑の食い込みによるねじ込み抵抗の増大発生を抑えることができる。
更に、切削溝6の長さ方向は、軸部2の軸方向に対して傾斜していると共に、その長さはねじ山5の1ピッチ以上で3ピッチ以下に設定されており、長さが1ピッチ以下だと十分な量の切削屑を収納することができず、また、長さが3ピッチ以上だと、軸部2の逃がし溝16に臨む部分への材料の逃げ量が少なくなり、当該部分の中央付近におけるねじ山5の高さが低くなるという問題か生じるのを防ぐことができる。
上記のように、この発明のダイス11で製造した自穿孔ねじ1は、尖り先端3と、軸部2にねじ山5を分断して谷部5aに達して凹入する深さに設けた切削溝6の相乗効果によって、ねじ込みが円滑に行えると共に木質部材の割れ発生を効果的に防ぐことができることになる。
1 自穿孔ねじ
2 軸部
3 尖り先端
4 頭部
5 ねじ山
5a 谷部
6 切削溝
7 無ねじ部
11 ダイス
11a 固定ダイス
11b 移動ダイス
12 ねじ山加工面
12a 突起部
12b 谷溝
13 接近部
14 溝成形部
15 下部の溝加工部分
16 逃がし溝
17 上部の溝加工部分
18 角孔
19 溝形成突起
20 仕上げ用ねじ山加工面
a 上り傾斜部
b 中間平坦部
c 下り傾斜部

Claims (7)

  1. 一端に尖り先端と他端に頭部を有する軸部の外周面に尖り先端から頭部側に向けてねじ山が設けられ、前記軸部におけるねじ山を設けた部分の途中に、ねじ山を分断してねじ山の谷部に達する深さの切削溝が形成された自穿孔ねじを転造するためのダイスであって、前記ダイスは固定ダイスと移動ダイスの組み合わせからなり、何れか一方のダイスにおけるねじ山加工面の後端側の位置に前記切削溝の成形部を設け、この成形部が、ねじ材料の転がり方向に沿って配置された溝加工部分と、前記溝加工部分に対してねじ材料の頭部側の位置に並列配置され、溝加工部分における溝加工面に対して凹入する逃がし溝によって形成されている自穿孔ねじの転造ダイス。
  2. 上記成形部は、上記溝加工部分をダイスの上部と下部の位置に設け、下部溝加工部分と上部溝加工部分がその間に設けた逃がし溝を挟んで上下に分断された配置になっている請求項1に記載の自穿孔ねじの転造ダイス。
  3. 上記成形部の溝加工部分は、溝加工面を形成する溝形成突起の頂部がダイスにおけるねじ山加工面から突出する高さを有している請求項1又は2に記載の自穿孔ねじの転造ダイス。
  4. 上記溝加工部分の溝加工面は、ねじ材料の転がり方向に対して上流側から下流側に沿って、上り傾斜部と中間平坦部及び下り傾斜部に形成され、前記上り傾斜部は1〜2.5°の範囲に設定され、下り傾斜部は2〜4°の範囲に設定した請求項1乃至3の何れかに記載の自穿孔ねじの転造ダイス。
  5. 上記溝加工部分の溝加工面におけるねじ材料の転がり方向に沿う長さが、下り傾斜部の長さを1とした場合、上り傾斜部を1.5〜2倍の長さに、中間平坦部を2.4〜3倍の長さに設定した請求項4に記載の自穿孔ねじの転造ダイス。
  6. 上記逃がし溝のねじ材料の軸方向に沿う幅が、転造する自穿孔ねじにおけるねじ山の1ピッチ以上3ピッチ未満に設定されている請求項1乃至5の何れかに記載の自穿孔ねじの転造ダイス。
  7. 上記溝加工部分と逃がし溝は、ダイスに対してねじ材料の転がり方向の後半から最終工程の直前までの間に配置され、この逃がし溝の後端とダイスのねじ山加工面の後端との間に、仕上げ用ねじ山加工面を設けた請求項1乃至6の何れかに記載の自穿孔ねじの転造ダイス。
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