JP6890507B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

トリガー式液体噴出器 Download PDF

Info

Publication number
JP6890507B2
JP6890507B2 JP2017167874A JP2017167874A JP6890507B2 JP 6890507 B2 JP6890507 B2 JP 6890507B2 JP 2017167874 A JP2017167874 A JP 2017167874A JP 2017167874 A JP2017167874 A JP 2017167874A JP 6890507 B2 JP6890507 B2 JP 6890507B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
foam
liquid
cylinder portion
trigger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017167874A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019042665A (ja
Inventor
古原 裕嗣
裕嗣 古原
徹也 石塚
徹也 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2017167874A priority Critical patent/JP6890507B2/ja
Publication of JP2019042665A publication Critical patent/JP2019042665A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6890507B2 publication Critical patent/JP6890507B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

本発明は、トリガー式液体噴出器に関する。
従来から、下記特許文献1記載のトリガー式液体噴出器が知られている。このトリガー式液体噴出器は、液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、噴出器本体の前方側に配置され、液体を前方に向けて噴射する噴出孔が形成されたノズル部材と、を備えている。前記噴出器本体は、上下方向に延在し、容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、縦供給筒部から前方に向けて延設され、内側が縦供給筒部の内部に連通した射出筒部と、射出筒部から下方に向けて延設され、前方付勢状態で後方に揺動自在に配設されたトリガー部を有し、トリガー部の後方への揺動によって、液体を縦供給筒部内から射出筒部内に導入させるとともに、射出筒部内から噴出孔側に向けて射出させるトリガー機構と、を備えている。前記ノズル部材は、射出筒部に連結された連結筒部を備えるノズル本体と、連結筒部の内側に前方付勢状態で前後動可能に設けられた弁体と、を備えている。前記ノズル本体は、連結筒部の内側に配置されるとともに弁体の前端部が着座される環状の弁座板を有する弁座部を備えている。そして、前記弁座板の内側が噴出孔に連通する。
前記トリガー式液体噴出器では、トリガー部を後方へ揺動させると、液体が縦供給筒部内から射出筒部内を通して連結筒部の内側に射出される。連結筒部の内側の内圧が所定値を超えると弁体が弁座板から離反し、液体が噴出孔から噴出される。
特開2006−204989号公報
ところで、前記従来のトリガー式液体噴出器では、液体を泡状にして非円形に吐出することについての要望がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、液体を泡状にして非円形に吐出できるトリガー式液体噴出器を提供することである。
本発明に係るトリガー式液体噴出器は、液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、前記噴出器本体の前方側に配設され、液体を噴射する噴出孔が形成されたノズル部と、を備え、前記噴出器本体は、上下方向に延在し、前記容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、前記縦供給筒部の前方に配設され、前記縦供給筒部内の液体を前記噴出孔に導く射出筒部と、前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方に移動自在に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記射出筒部内を通じて前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、を備え、前記ノズル部は、前記射出筒部の前方に設けられ、かつ内部が前記噴出孔に連通するノズル本体を備え、前記ノズル本体は、前記噴出孔の周囲を囲い、かつ前記噴出孔の前方に延びる造泡筒を備え、前記造泡筒の周壁部に、前記造泡筒の内側に外気を導入する外気導入孔が形成され、前記造泡筒の前方から視た内面形状が、非円形状に形成されている、ことを特徴とする。
本発明に係るトリガー式液体噴出器によれば、トリガー部を後方へ揺動させると、液体が縦供給筒部内から射出筒部内を通してノズル本体の内部に射出される。ノズル本体の内部は、噴出孔に連通しており、射出筒部内から射出された液体は、噴出孔から噴出される。噴出孔から液体が噴出されると、噴出孔の周囲を囲い、かつ噴出孔の前方に延びる造泡筒の内側が負圧になる。造泡筒の内側が負圧になると、造泡筒の周壁部に設けられた外気導入孔から造泡筒の内側に外気が導入される。造泡筒の内側に外気が導入されると、液体が、造泡筒内で外気と混合されて発泡し、泡状となって造泡筒の前端開口部から噴出される。液体の発泡は、特に、液体と外気との混合流体が造泡筒の内面に衝突することにより発生する。ここで、造泡筒の前方から視た内面形状が、非円形状に形成されているため、発泡した液体は非円形状に吐出される。これによって、液体を泡状にして非円形に吐出できる。
本発明に係るトリガー式液体噴出器によれば、液体を泡状にして非円形に吐出できる。
本発明の一実施形態に係るトリガー式液体噴出器の縦断面図である。 図1に示すトリガー式液体噴出器の要部の拡大図である。 図1に示すトリガー式液体噴出器の要部の拡大図であって、造泡筒を開放した状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る(a)造泡筒を前方から視た図、(b)当該造泡筒から吐出された液体の泡形状を示す図である。 本発明の一別実施形態に係る(a)造泡筒を前方から視た図、(b)当該造泡筒から吐出された液体の泡形状を示す図である。 本発明の一別実施形態に係る(a)造泡筒を前方から視た図、(b)当該造泡筒から吐出された液体の泡形状を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係るトリガー式液体噴出器を説明する。
図1に示すように、本実施形態のトリガー式液体噴出器1は、液体を収容する容器体Aに装着され、液体を吸上げる縦供給筒部10を有する噴出器本体2と、噴出孔4が形成され、噴出器本体2に装着されたノズル部3と、を備えている。
本実施形態では、縦供給筒部10の中心軸線を軸線O1とし、この軸線O1に沿う方向を上下方向といい、上下方向に沿って容器体A側を下側、その反対側を上側という。また、上下方向から見て軸線O1に交差する一方向を前後方向といい、上下方向および前後方向の双方向に直交する方向を左右方向という。
噴出器本体2は、上下方向に延在する縦供給筒部10と、縦供給筒部10から前後方向に沿って延設され、内側が縦供給筒部10の内部に連通した射出筒部11と、を備え、左右方向から見た側面視でL字状に形成されている。
なお、前後方向のうち、縦供給筒部10から射出筒部11が延びる方向を前側あるいは前方といい、その反対方向を後側あるいは後方という。
縦供給筒部10は、外筒12と、外筒12内に嵌合された内筒13と、を備えている。外筒12は、大径部12aと、大径部12aの上方に配設され、かつ大径部12aよりも縮径した小径部12bと、大径部12aの上端部と小径部12bの下端部とを連結する環状連結部12cと、小径部12bの上端部を閉塞する天壁部12dと、を備えている。天壁部12dは、後述する吸込弁36の上方を覆っている。小径部12bの下端部は、環状連結部12cよりも下方に突出している。
内筒13は、外筒12の大径部12aが外嵌する大径部13aと、大径部13aの上方に配設され、かつ大径部13aよりも縮径した小径部13bと、大径部13aの上端部と小径部13bの下端部とを連結するフランジ部13cと、を備えている。小径部13bの上側の部分には、小径部13bよりもさらに外径の小さい縮径部13gが形成されている。縮径部13gの上端部のうち前側の部分には、切り欠き部13fが形成されている。
内筒13の小径部13b内には、容器体A内に配設され、かつ容器体Aの図示しない底部に下端開口が位置するパイプ15の上部が嵌合されている。内筒13のフランジ部13cは、外筒12の環状連結部12cとの間に隙間S1を確保した状態で、外筒12の環状連結部12cよりも下方に位置している。内筒13の大径部13aにおいて、外筒12の大径部12aから下方に突出した部分には、その径方向の外側に向けて突出する環状の鍔部13dが形成されている。
鍔部13dは、容器体Aの口部A1に装着(例えば螺着)される装着キャップ14の上端部内に配設され、装着キャップ14の上端部をその軸線回りに回転自在に係止する。鍔部13dは、装着キャップ14と容器体Aの口部A1における上端開口縁とにより上下方向に挟まれる。
なお、外筒12および内筒13で構成される縦供給筒部10の軸線O1は、容器体Aの容器軸に対して後側に偏心している。
内筒13の内周面のうちパイプ15の上端よりも上方に位置する部分には、内側に向けて突出する環状のテーパ筒部35が形成されている。テーパ筒部35は、下方に向かうに従って漸次縮径している。テーパ筒部35の内側には、テーパ筒部35の内周面に離反可能に着座する球状の吸込弁36が配設されている。吸込弁36は、内筒13内において、テーパ筒部35よりも上方に位置する空間と、テーパ筒部35よりも下方に位置する空間と、を連通および遮断する。
射出筒部11は、縦供給筒部10から前方に向けて突出し、後端部が縦供給筒部10における上端部の前側に接続されている。射出筒部11の内部は、外筒12に形成された吐出孔16、および内筒13における上端部の前側に形成された切り欠き部13fを通じて縦供給筒部10の内部に連通している。射出筒部11よりも下方に位置する部分には、前方に向けて突出するシリンダ用筒部40が外筒12と一体に形成されている。シリンダ用筒部40は、前方に向けて開口しているとともに、部分的に外筒12における環状連結部12cと一体に形成されている。
噴出器本体2は、液体を縦供給筒部10内から射出筒部11内を通じて噴出孔4側に向けて流通させるトリガー機構50と、縦供給筒部10および射出筒部11の全体を、少なくとも上方および左右方向から覆うカバー体55と、を備える。トリガー機構50は、射出筒部11から下方に向けて延び、前方付勢状態で後方に揺動自在に配設されたトリガー部51と、トリガー部51の揺動に連動して前後方向に移動するピストン52と、ピストン52の移動に伴って内部が加圧および減圧するシリンダ53と、トリガー部51を前方に付勢する弾性板部54と、を備えている。
シリンダ53は、縦供給筒部10から前方に突出し、後述の貫通孔66を通して縦供給筒部10内に連通する。シリンダ53は、前方に向けて開口する外筒部60と、外筒部60の後端開口部を塞ぐ後壁部61と、後壁部61の中央部分から前方に向けて突設されるとともに前端が閉塞されたピストンガイド62と、を備えている。
ピストンガイド62は、内側が後方に開口しており、この開口内にシリンダ用筒部40における後壁(外筒12の小径部12b)から前方に向けて突設された嵌合筒部41が嵌合されている。ピストンガイド62の前端壁には、この前端壁を貫通するガイド孔62aが設けられている。ピストンガイド62の外周面における後端部には、環状の凹部62bが形成されている。
外筒部60は、シリンダ用筒部40の内側に嵌合されている。シリンダ用筒部40の内周面と外筒部60の外周面とは、前後方向の両端部において密接している。その一方、シリンダ用筒部40の内周面と外筒部60の外周面との間のうち、前後方向の両端部同士の間に位置する中間部に、環状の隙間S2が確保されている。
外筒部60には、外筒部60の内側と隙間S2とを連通させる第1通気孔63が形成されている。外筒12の環状連結部12cには、隙間S2と、外筒12の環状連結部12cと内筒13のフランジ部13cとの間に画成された隙間S1と、を連通させる第2通気孔64が形成されている。さらに、内筒13のフランジ部13cには、隙間S1と、内筒13の大径部13aおよび装着キャップ14の内側と、を連通させる第3通気孔65が形成されている。
シリンダ53の後壁部61には、ピストンガイド62の上方に位置する部分に、前後方向に貫く貫通孔66が形成されている。後壁部61における貫通孔66の開口周縁部には、後方に向けて突出する突出筒部67が形成されており、この突出筒部67が、外筒12の小径部12bに形成された貫通孔内に嵌合されている。突出筒部67の後端部と、内筒13の縮径部13gにおける外周面と、の間には隙間S3が形成されている。貫通孔66は、隙間S3を通じて、射出筒部11内に連通している。吸込弁36は、容器体A内とシリンダ53内との連通およびその遮断を切替える。
ピストン52は、シリンダ53内に前後摺動自在に嵌合され、トリガー部51の後方への揺動に伴って後方に移動してシリンダ53内の液体を隙間S3および射出筒部11内へと供給する。ピストン52は、トリガー部51に連結される円柱状の連結部70と、連結部70よりも後方に位置し、連結部70よりも大径とされたピストン筒71と、を備え、全体として後方に開口した筒状に形成されている。
ピストン筒71は、後方に向けて開口し、かつ内部にピストンガイド62が挿入されるピストン本体部72と、ピストン本体部72の後端部からその径方向の外側に向けて突出し、かつ外筒部60の内周面に摺接する摺動筒部73と、を備えている。ピストン本体部72の後端部は、ピストンガイド62に前後方向に摺動自在に嵌合されている。これにより、シリンダ53内において、摺動筒部73よりも後側に位置する貯留室53a内に、縦供給筒部10内を流動した液体が導入される。
摺動筒部73は、前後方向の中央部から前方および後方に向かうに従って漸次拡径するテーパ状に形成され、前後方向の両端部に位置するリップ部73aが外筒部60の内周面に対して摺接する。ピストン52の連結部70は、後述する連結軸86を介してトリガー部51に連結されている。これにより、ピストン52は、トリガー部51とともに弾性板部54の付勢力によって前方に付勢されているとともに、トリガー部51の後方への揺動に伴って後方に移動してシリンダ53内に押し込まれる。
また、トリガー部51が最前方揺動位置(最前進位置)にあるときに、ピストン52の摺動筒部73は第1通気孔63を閉塞している。そして、トリガー部51の後方への揺動によってピストン52が所定量だけ後方移動したときに、摺動筒部73が第1通気孔63を開放する。これにより、容器体Aの内部が、第3通気孔65、隙間S1、第2通気孔64、隙間S2および第1通気孔63を通じて外部と連通する。
トリガー部51は、左右方向から見た側面視で後方に向けて凹状に湾曲する前面を有する主板部材80と、主板部材80の左右の側縁部から後方に向けて起立する一対の側板部材81と、を備えている。一対の側板部材81の上端部には、射出筒部11の側方に至るまで上方に延出し、射出筒部11を左右方向から挟み込む一対の連結板82が形成されている。一対の連結板82には、左右方向の外側に向けて回転軸部83が突設されている。
回転軸部83は、射出筒部11の上方を覆う上板部材84に設けられた軸受け部に回動可能に支持されている。これにより、トリガー部51は、回転軸部83を中心に前後方向に揺動可能とされている。トリガー部51には、主板部材80を前後方向に貫通する開口部51aが形成されているとともに、開口部51aの周縁部から後方に向けて延びるように連結筒85が形成されている。
連結筒85の内周面のうち後方側に位置する部分には、連結筒85の内側に向けて左右方向に沿って突出した一対の連結軸86が形成されている。これら連結軸86は、ピストン52の連結部70に形成された連結孔内に挿入されている。これにより、トリガー部51とピストン52とは、互いに連結されている。ピストン52の連結部70は、連結軸86に対してその軸線回りに回動可能とされ、かつ上下方向で所定量だけ移動可能に連結されている。これにより、トリガー部51の前後方向への揺動に伴って、ピストン52は前後移動可能とされている。
射出筒部11の上面には、水平板状の上板部材84が取り付けられている。上板部材84の左右両側には、左右方向から見た側面視で前方に凸の円弧状に形成され、かつ射出筒部11の下方まで延びる弾性板部54がそれぞれ一体的に形成されている。弾性板部54は、左右方向から見た側面視で同心の円弧状に形成され、前後に並ぶ一対の板ばねを備えている。一対の板ばねのうち、前側に位置する板ばねが主板ばね54aとされ、後側に位置する板ばねが副板ばね54bとされている。
主板ばね54aおよび副板ばね54bの下端部は、円弧状の折返し部54cを介して一体的に接続されている。折返し部54cには、下方に向けて係止片54dが突設されており、この係止片54dがトリガー部51における側板部材81に形成されたポケット部81aに上方から差し込まれて係合している。これにより、弾性板部54は、係止片54dおよびポケット部81aを介してトリガー部51を前方に向けて付勢している。
ピストン本体部72内は、ガイド孔62aおよびピストンガイド62内を通して嵌合筒部41内に連通している。嵌合筒部41内は、噴出器本体2に設けられた回収通路41aを通して容器体A内に連通する。回収通路41aは、外筒12の小径部12bの内周面と、内筒13の小径部13bの外周面と、の間に設けられている。回収通路41aは、第3通気孔65および内筒13の大径部13a内を通して容器体A内に連通する。これにより、トリガー部51を最初に操作する場合に、貯留室53a内の空気を容器体A内に効率よく排出することができる。
ノズル部3は、噴出器本体2の前方側に配置されている。図2に示されるように、ノズル部3は、射出筒部11に連結された連結筒部21を備えたノズル本体22と、連結筒部21の内側に前方付勢された状態で前後動可能に設けられた弁体23と、弁体23を前方付勢するコイルスプリング32と、噴出孔4より前方に位置し、かつこの噴出孔4を囲繞する筒状の造泡筒33と、造泡筒33を開放自在に閉塞する蓋体34と、を備えている。
射出筒部11において前側部分の外周面には、筒状の連結部材19が嵌合されており、連結筒部21はこの連結部材19を介して射出筒部11に連結されている。連結部材19は、前後方向と直交する面に沿って延びる基板19aと、この基板19aの後面に後方に向けて突設され射出筒部11に嵌合された第1嵌合筒19bと、基板19aの前面に前方に向けて突設され外周面に連結筒部21が嵌合された第2嵌合筒19cと、基板19aの前面において第2嵌合筒19cの内側に前方に向けて突設されたシリンダ筒19dと、基板19aの前面においてシリンダ筒19dの内側に前方に向けて突設されたガイド突起19eと、を備えている。
これらのうち、第2嵌合筒19c、シリンダ筒19dおよびガイド突起19eはそれぞれ同軸に配置されている。さらに、基板19aのうち、射出筒部11の前端開口部と対向する位置に液体流出孔19fが形成され、この液体流出孔19fを通して射出筒部11内とシリンダ筒19d内とが連通している。また、基板19aには、第2嵌合筒19cとシリンダ筒19dとの間の隙間と、このトリガー式液体噴出器1の外部と、を連通する外気出入孔19gが形成されている。
ノズル本体22は、連結筒部21の内側に配置されるとともに弁体23の前端部23eが着座させられる環状の弁座板24を有する弁座部25と、弁座板24から後方に突出して連結筒部21の径方向内方に配置された摺動筒部30と、弁座部25の前側に配置された台座部28と、台座部28をその径方向外方から囲繞するチップ装着筒部31と、連結筒部21を囲繞する外郭筒部29と、を備えている。なお、弁座板24、台座部28、摺動筒部30、チップ装着筒部31および外郭筒部29は同軸に配置されている。
弁座部25は、弁座板24から後方に向けて突設された弁座摺動筒38をさらに備えている。弁座摺動筒38は、摺動筒部30と同軸に配置されるとともに、摺動筒部30よりも小径に形成されている。弁座摺動筒38には、その後端に向けて開口する連通孔38aが周方向に間隔をあけて複数形成されている。摺動筒部30は、第2嵌合筒19c内に嵌合されている。これにより、第2嵌合筒19cが、連結筒部21の内周面と摺動筒部30の外周面との間に固定状態で嵌合されている。
チップ装着筒部31には、前端に噴出孔4が形成され後端が開放されたノズルチップ26が嵌合されている。ノズルチップ26は、チップ装着筒部31にその径方向の内側から嵌合されている。台座部28の外周部には、前後方向における全長にわたって延在するノズル連通溝27が形成されている。ノズル連通溝27は、噴出孔4および弁座板24の内側に連通する。
弁体23は、第2嵌合筒19cの内側に、ガイド突起19eおよび弁座板24と同軸に配置されている。弁体23の前端部23eは、弁座板24に対して弁座摺動筒38内を前後方向に摺動可能に設けられている。弁体23は、前端が閉塞され後端が開放された筒状の弁本体23aと、この弁本体23aの外周面において長さ方向の中間部分に突設されたフランジ部23bと、このフランジ部23bの前面に前方に向けて突設されたシール筒部23cと、を備えている。
弁本体23aの前端部(弁体23の前端部23e)は、前端から後方に向かうに従い漸次拡径している。弁本体23aの後端部(弁体23の後端部)は、シリンダ筒19dの内周面に前後方向に摺動可能に嵌合されている。弁本体23aのうち、フランジ部23bの前側に連なる部分には、この弁本体23aの周方向に間隔をあけて複数の貫通孔23dが形成されている。
シール筒部23cは、前方に向かうに従い漸次拡径している。シール筒部23cは、弁座摺動筒38の外周面と摺動筒部30の内周面との間に配置され、摺動筒部30の内周面に前後方向に摺動可能に嵌合されている。シール筒部23c内は、弁体23が弁座板24に着座したとき、および弁座板24から離間したときの別を問わず常に、連通孔38aおよび貫通孔23dを通して弁本体23a内と連通する。
コイルスプリング32は、弁本体23aの内側に配置されている。コイルスプリング32の内側には、ガイド突起19eが挿入されている。コイルスプリング32は、弁体23を前方に付勢して弁体23の前端部23eを弁座板24に着座させる。
造泡筒33は、チップ装着筒部31に外装され、チップ装着筒部31の前端縁から前方に延び、噴出孔4の周囲を囲う筒状に形成されている。造泡筒33は、チップ装着筒部31の外周面にアンダーカット嵌合する基端部33aと、基端部33aと連設され、かつチップ装着筒部31の前端縁よりも前方に延びる先端部33bとを備えている。造泡筒33の周壁部には、造泡筒33の内側に外気を導入する外気導入孔37が形成されている。外気導入孔37は、先端部33bの周壁部に形成されている。本実施形態の外気導入孔37は、造泡筒33の周方向に間隔をあけて4つ形成されている。なお、外気導入孔37は、造泡筒33にいくつ形成されていてもよい。
造泡筒33の基端部33aの外周面には、チップ装着筒部31に対して位置合わせする位置合わせ凹部33a1が形成されている。位置合わせ凹部33a1の一部間欠箇所(溝部)には、ノズル本体22に突設されたリブ22aが入り込んでいる。これにより、造泡筒33は、組立時にチップ装着筒部31に対して所定の向きに位置合わせされ、また、位置合わせ凹部33a1が造泡筒33の周方向両側でリブ22aに係止することで、使用時にもチップ装着筒部31に対して回転することはない。
造泡筒33の内面形状は、図4(a)に示すように、前方から視たときに、非円形状に形成されている。造泡筒33の内面形状は、造泡筒33の中心軸線O2と同軸の円形状である第1内面33d1と、第1内面33d1に対しその径方向外側に向かって半円形状に窪む複数の第2内面33d2と、によって形成されている。第1内面33d1と第2内面33d2は、中心軸線O2周りに連続的に連なっている。第2内面33d2の曲率半径R2は、第1内面33d1の半径R1よりも小さくなっている。
第2内面33d2は、造泡筒33の中心軸線O2を通り左右方向に延びる水平線を基準線L1としたときに、基準線L1よりも上側に配置されている。また、第2内面33d2は、中心軸線O2を通り上下方向に延びる鉛直線を基準線L2としたときに、基準線L2を対称軸とした線対称に配置されており、基準線L2を左右方向で挟んだ位置に一対で形成されている。第2内面33d2の曲率中心Cは、造泡筒33の中心軸線O2(第1内面33d1の中心)から離間しており、基準線L2を0°としたときに中心軸線O2から略±45°方向に配置されている。
これら第1内面33d1及び第2内面33d2は、造泡筒33の全長に亘って形成されている。すなわち、第1内面33d1及び第2内面33d2は、造泡筒33の前端開口部から外気導入孔37の形成範囲を含め、先端部33bから基端部33aに亘って形成されている。なお、第1内面33d1及び第2内面33d2は、少なくとも造泡筒33の前端開口部に形成されていることが好ましい。
図3及び図4に示すように、蓋体34は、ノズル本体22に、前方に向けて回動可能に連結されている。蓋体34は、造泡筒33の前端開口部を閉塞する本体部90と、本体部90を左右方向に延びる回動軸線L回りに回動自在に支持する回動軸部91と、本体部90から下方に突出した操作部92と、を備えている。本体部90は、造泡筒33の前端開口部の下側に配設された突起部93と、噴出孔4を閉塞するシール部94と、を備えている。
シール部94は、本体部90から後方に向けて突出するボス部94aと、ボス部94aを補強する補強リブ94bと、を備えている。ボス部94aは、本体部90が造泡筒33の前端開口部と対向している状態で、ノズルチップ26に前方から接触して噴出孔4を閉塞する。ボス部94aは、造泡筒33と同軸に配置された柱状に形成されている。補強リブ94bは、ボス部94aの周方向に間隔をあけて複数設けられている。補強リブ94bは、本体部90から後方に向けて突出し、ボス部94aの外周面に連結されている。
回動軸部91は、本体部90の上端部の両側面から左右方向に突出して設けられており、ノズル本体22の外郭筒部29から前方に突出した左右一対の側壁部29aに形成された軸受孔に回動自在に支持されている。操作部92は、側壁部29aよりも下方に突出している。操作部92の両側面には、左右方向に係合片95が突出して形成されており、側壁部29aに形成された係合溝96(図3参照)に係合可能とされている。
以上の構成において、液体を噴出するときには、まず、蓋体34を前方に向けて回動させて造泡筒33を開放する(図3参照)。その後、図1に示すトリガー部51を弾性板部54の付勢力に抗して後方に引くと、トリガー部51の後方移動に伴ってピストン52が後退するので、シリンダ53内(貯留室53a内)の液体を、貫通孔66内、隙間S3内、および射出筒部11内に導入することができる。このとき、吸込弁36が閉弁され縦供給筒部10内と射出筒部11内との連通が遮断されるとともに、射出筒部11内が加圧される。
射出筒部11内が加圧されると、図2に示す液体流出孔19fを通して弁体23における弁本体23aおよびシール筒部23cの各内部も加圧される。この際、シール筒部23cの内径は、弁本体23aの内径よりも大きくなっているので、これらシール筒部23cと弁本体23aとの受圧面積の差によって、弁体23には後方に向けた圧力が作用する。この圧力が所定圧以上になると、弁体23がコイルスプリング32の前方付勢力に抗して後退させられ、弁体23の前端部23eが弁座部25から離間することにより、射出筒部11の内部と噴出孔4とが連通し、噴出孔4から液体が噴出される。
噴出孔4から液体が噴出されると、噴出された液体に周囲の空気が同伴され、造泡筒33の内側が負圧となる。造泡筒33の内側が負圧になると、造泡筒33の周壁部に設けられた外気導入孔37から造泡筒33の内側に外気が導入される。造泡筒33の内側に外気が導入されると、液体が、造泡筒33内で外気と混合されて発泡し、泡状となって造泡筒33の前端開口部から噴出される。なお、噴出孔4から造泡筒33内に噴出される液体は、霧状になっており、この霧状の液体が造泡筒33内で造泡筒33の内面に衝突し、液体の流れが乱れることで外気と良好に撹拌されて泡状になる。
造泡筒33の内面は、図4(a)に示す第1内面33d1と第2内面33d2とによって形成され、造泡筒33の前方から視た内面形状は、非円形状に形成されている。このため、造泡筒33の内面に衝突し、泡状となって吐出された液体は、図4(b)に示すように、当該造泡筒33の内面形状と略相似形状の泡体100となって吐出される。泡体100は、中心軸線O2と同軸の円形状の第1外形輪郭101と、第1外形輪郭101に対しその径方向外側に向かって半円形状に突出する複数の第2外形輪郭102とを、有する非円形状となる。
トリガー部51を引く操作を止めると、シリンダ53内(貯留室53a内)から縦供給筒部10内を通した射出筒部11内への液体の供給が停止される。このとき、コイルスプリング32の前方付勢力により弁体23が前進し、弁体23の前端部23eが弁座部25に着座してこれを閉塞し、射出筒部11の内部と噴出孔4との連通を遮断させる。そして、弾性板部54の弾性復元力によってトリガー部51が前方に付勢されて元の位置に復帰するので、これに伴ってピストン52が前進する。そのため、シリンダ53内(貯留室53a内)に負圧が生じ、この負圧によってパイプ15を通じて容器体A内の液体を縦供給筒部10に吸い上げることができる。すると、新たに吸い上げられた液体は、吸込弁36を押し上げて開弁させ、シリンダ53内(貯留室53a内)に導入される。これにより、次の噴射に備えることができる。
以上説明したように、本実施形態に係るトリガー式液体噴出器1では、噴出孔4から噴出された液体の発泡が、液体と外気との混合流体が造泡筒33の内面に衝突することにより発生する。本実施形態では、造泡筒33の前方から視た内面形状が、非円形状に形成されているため、発泡した液体は非円形状に吐出される。このため、図4(b)に示すように、泡体100を非円形状に吐出できる。
したがって、本実施形態に係るトリガー式液体噴出器1によれば、液体を泡状にして非円形に吐出できる。
なお、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、図5(a)に示す一別実施形態に係る造泡筒33Aのように、造泡筒33Aの前方から視た内面形状が、第1内面33d1と、第1内面33d1に対しその径方向外側に向かって三角形状に窪む4つの第3内面33d3と、によって形成されていてもよい。第3内面33d3は、前方から視て二等辺三角形状に形成されており、その頂点が基準線L1,L2上に配置されるように、第1内面33d1の周方向に等間隔で配置されている。この造泡筒33Aによれば、図5(b)に示すように、中心軸線O2と同軸に、略四角形状ないし略菱形形状の泡体100Aを吐出することができる。
また、例えば、図6(a)に示す一別実施形態に係る造泡筒33Bのように、造泡筒33Bの前方から視た内面形状が、第1内面33d1と、第1内面33d1に対しその径方向外側に向かって三角形状に窪む5つの第3内面33d3と、によって形成されていてもよい。第3内面33d3は、基準線L2上の第1内面33d1の頂点から、第1内面33d1の周方向に等間隔で配置されている。この造泡筒33Bによれば、中心軸線O2と同軸に、略五角形状ないし略五芒星形状の泡体100Bを吐出することができる。
また、例えば、造泡筒33の前方から見た内面形状は、上述した各実施形態の形状に限らず、三角形、四角形、その他の多角形、若しくは、それ以外の異形(キャラクター、花、動物、乗り物等)であってもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1,1A…トリガー式液体噴出器、2…噴出器本体、3…ノズル部、4…噴出孔、10…縦供給筒部、11…射出筒部、22…ノズル本体、33…造泡筒、37…外気導入孔、33d1…第1内面、33d2…第2内面、33d3…第3内面、A…容器体

Claims (1)

  1. 液体が収容された容器体に装着される噴出器本体と、
    前記噴出器本体の前方側に配設され、液体を噴射する噴出孔が形成されたノズル部と、を備え、
    前記噴出器本体は、
    上下方向に延在し、前記容器体内の液体を吸上げる縦供給筒部と、
    前記縦供給筒部の前方に配設され、前記縦供給筒部内の液体を前記噴出孔に導く射出筒部と、
    前記縦供給筒部の前方に前方付勢状態で後方に移動自在に配設されたトリガー部を有し、前記トリガー部の後方への移動によって、液体を前記縦供給筒部内から前記射出筒部内を通じて前記噴出孔側に向けて流通させるトリガー機構と、を備え、
    前記ノズル部は、前記射出筒部の前方に設けられ、かつ内部が前記噴出孔に連通するノズル本体を備え、
    前記ノズル本体は、前記噴出孔の周囲を囲い、かつ前記噴出孔の前方に延びる造泡筒を備え、
    前記造泡筒の周壁部に、前記造泡筒の内側に外気を導入する外気導入孔が形成され、
    前記造泡筒の前方から視た内面形状が、前記造泡筒の中心軸線と同軸の円形状である第1内面と、前記第1内面に対しその径方向外側に向かって窪む複数の第2内面と、によって形成されている、ことを特徴とするトリガー式液体噴出器。
JP2017167874A 2017-08-31 2017-08-31 トリガー式液体噴出器 Active JP6890507B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017167874A JP6890507B2 (ja) 2017-08-31 2017-08-31 トリガー式液体噴出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017167874A JP6890507B2 (ja) 2017-08-31 2017-08-31 トリガー式液体噴出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019042665A JP2019042665A (ja) 2019-03-22
JP6890507B2 true JP6890507B2 (ja) 2021-06-18

Family

ID=65813435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017167874A Active JP6890507B2 (ja) 2017-08-31 2017-08-31 トリガー式液体噴出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6890507B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738957B2 (ja) * 1990-10-12 1995-05-01 株式会社吉野工業所 噴霧器装着用発泡ノズル
JP3976476B2 (ja) * 2000-05-29 2007-09-19 ライオン株式会社 泡吐出容器
JP4372533B2 (ja) * 2003-04-09 2009-11-25 ライオン株式会社 スプレー型洗浄製品
JP6634243B2 (ja) * 2015-08-31 2020-01-22 株式会社吉野工業所 トリガー式液体噴出器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019042665A (ja) 2019-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6634243B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP6404100B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP6878353B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP5921861B2 (ja) 液体噴出器
JP6890507B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP2020069430A (ja) トリガー式液体噴出器
JP6741571B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP6609516B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP5729821B2 (ja) 泡吐出器の吐出ヘッド
JP6778638B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP6878002B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JPS60183061A (ja) ワンウエ−のトリガ−タイプ噴霧器およびデイスペンサ−
JP2017100052A (ja) トリガー式液体噴出器
JP6762668B2 (ja) トリガー式泡噴出器
JP6956655B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP2020196496A (ja) トリガー式液体噴出器
JP6846194B2 (ja) 液体噴出器
JP6979894B2 (ja) トリガー式液体吐出器
JP6476060B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP7370172B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP6789110B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP6778637B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP6503283B2 (ja) トリガー式液体噴出器
JP6687487B2 (ja) 吐出装置
JP5683018B2 (ja) 点鼻用容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210427

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6890507

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150