JP6888625B2 - バスレフポートおよび音響装置 - Google Patents

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Description

この発明は、バスレフポートおよびバスレフスピーカ等の音響装置に関する。
スピーカユニットから背面側に放射される音を利用して低音域の音量を増強するバスレフスピーカが従来から提案されている。バスレフスピーカでは、筐体(エンクロージャ)の内部と外部とを連通させるバスレフポートが設置される。バスレフスピーカでは、バスレフポートに起因する異音(ノイズ)が発生する。そこで、バスレフポートの異音を低減する技術が種々提案されている。
特許文献1には、内壁面に複数のリブが設けられたバスレフポートが開示されている。このバスレフポートでは、リブの長さ方向がバスレフポートの全長方向となるようにバスレフポートの全長に亙って形成されたリブがバスレフポートの周方向に複数個配置されている。各リブの高さは、開口端に向かうにつれて低くなっており、各リブの頂点を通る閉曲線により囲まれた領域の面積は、開口端に向かうにつれて大きくなっている。つまり、このバスレフポートの開口部は、フレア状となっている。このバスレフポートの中央よりもやや一方の開口端寄りの位置には、各リブの間の空隙を埋めるような各リブと交差する環状の壁部が形成されている。特許文献1の技術によれば、各リブの頂点を通る略円形の閉曲線の径(すなわち、壁部の内径)を音波からみたバスレフポートの等価的な内径とみなすことができ、開口部がフレア状になっているため、風切り音を低減することができる。
特許文献2には、バスレフポートの内壁面の全面あるいはバスレフポートの管軸方向の一部の区間における内壁面の全面を凹凸状に形成したスピーカシステムが開示されている。特許文献2の技術によれば、内壁面が平滑な従来のバスレフポートを備えたスピーカシステムに比べ、バスレフポートの内壁面における粘性抵抗が減少して空気の流れが滑らかになり、空気の流れに起因する高調波歪を減少することができる。
特開2003−061177号公報 特開平08−140177号公報
しかし、特許文献1および2の技術を用いても、バスレフポート内に空気が流れることでバスレフポートから発生する異音を十分に低減することができなかった。
この発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、バスレフポート内に空気が流れることで発生する異音を低減することを目的とする。
この発明は、管体を備えており、前記管体の内壁面は、移動する空気と内壁面とにおける管軸方向の粘性抵抗が異なる複数の領域を有しており、前記複数の領域は、前記内壁面の周方向に沿って設けられている、バスレフポートを提供する。
この発明によるバスレフポートでは、粘性抵抗の異なる複数の領域が内壁面における周方向に設けられているため、移動する空気と内壁面とにおける管軸方向の粘性抵抗が周方向に沿って変化することとなる。本バスレフポートでは、管体の内壁面を通過する空気の移動量が、複数の領域において異なるため、これらの領域において渦が発生する位置およびタイミングが異なる。すなわち、本バスレフポートでは、渦が発生する位置およびタイミングが周方向で異なる。このように渦が発生する位置やタイミングが周方向で集中せずに分散するため、本バスレフポートでは、渦が成長するのを抑えることができ、渦に起因して発生する異音を低減することができる。すなわち、本バスレフポートを備えた音響装置によれば、バスレフポート内に空気が流れることで発生する異音を低減することができる。
特許文献1および2の技術では、渦が発生する位置やタイミングが周方向で分散することはない。これに対し、本バスレフポートでは、上述のように渦が発生する位置やタイミングが周方向で分散し、渦が成長するのを抑えることができる。このため、本バスレフポートによれば、特許文献1および2のバスレフポートに比べ、バスレフポート内に空気が流れることでバスレフポートから発生する異音を十分に低減することができる。
上記バスレフポートにおいて、前記複数の領域には、前記粘性抵抗が異なる材質で形成された複数の領域を含ませることができる。
上記バスレフポートにおいて、前記複数の領域には、窪みまたは突起の少なくとも一方が設けられた少なくとも1つの領域を含ませることができる。
上記バスレフポートにおいて、前記複数の領域には、前記窪みまたは突起の大きさ、または、単位面積当たりに配置される前記窪みまたは突起の数が、それぞれ異なる複数の領域を含ませることができる。
上記各バスレフポートにおいて、前記複数の領域の少なくとも1つは、管軸方向と交差するように延ばすことができる。
上記各バスレフポートにおいて、前記複数の領域の少なくとも1つは、管軸方向に沿って波状に延ばすことができる。
上記各バスレフポートにおいて、前記複数の領域の少なくとも1つは、管軸方向に沿って周方向の幅が変化するように延ばすことができる。
上記各バスレフポートにおいて、前記複数の領域には、周方向の幅が相違する複数の領域を含ませることができる。
上記各バスレフポートにおいて、前記複数の領域には、管軸方向の長さ及び周方向の長さの少なくとも一方が異なる複数の領域を含ませることができる。
上記各バスレフポートにおいて、前記複数の領域には、境界において前記粘性抵抗が徐々に変化するように構成された複数の領域を含ませることができる。
本発明に係る音響装置は、開口が設けられたエンクロージャと、前記エンクロージャ内に配置される、上述したいずれかのバスレフポートと、を備え、前記バスレフポートの管体の軸方向の一端部が、前記開口の周縁に固定されている。
この発明の第1実施形態であるバスレフポート30を含む音響装置1の構成を示す断面図である。 バスレフポート30の構成を示す透視斜視図である。 バスレフポート30の壁面を管軸方向に切断してバスレフポート30を開いた展開図である。 同実施形態の比較例であるバスレフポート300の内壁面上を空気が通過する様子を示す展開図である。 バスレフポート30の内壁面上を空気が通過する様子を示す展開図である。 この発明の第2実施形態であるバスレフポート30Aの構成を示す展開図である。 バスレフポート30Aの内壁面上を空気が通過する様子を示す展開図である。 この発明の第3実施形態であるバスレフポート30Bの構成を示す透視側面図である。 本発明に係るバスレフポートの内壁面の他の例を示す展開図である。 本発明に係るバスレフポートの内壁面の他の例を示す展開図である。 本発明に係るバスレフポートの内壁面の他の例を示す展開図である。 本発明に係るバスレフポートの内壁面の他の例を示す展開図である。 本発明に係るバスレフポートの内壁面の他の例を示す展開図である。 本発明に係るバスレフポートの内壁面の他の例を示す断面図である。
以下、図面を参照し、この発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、この発明の第1実施形態であるバスレフポート30を含む音響装置1の構成を示す断面図である。音響装置1は、外部装置から供給される音響信号に応じた音を放射する装置であり、具体的には、バスレフスピーカである。音響装置1は、音響装置1の筐体であるエンクロージャ10、振動板やボイスコイル等からなるスピーカユニット20およびバスレフポート30を有する。
エンクロージャ10は、複数の板材で構成された中空の構造体(典型的には直方体)である。エンクロージャ10を構成する複数の板材のうちの板材12には、スピーカユニット20が固定されている。この板材12は、バッフル面として機能する。板材12には、板材12を貫通する円形の開口14が設けられている。本実施形態におけるエンクロージャ10は複数の板材で構成されているが、エンクロージャ10は射出成型等による樹脂成型品であっても良い。また、本実施形態では、音響装置1においてバッフル面として機能する板材(すなわち、板材12)に開口14が設けられているが、エンクロージャ10の背面や側面など、バッフル面以外の面に開口14を設けても良い。また、開口14の形状は円形には限定されず、他の形状であっても良い。
バスレフポート30は、中空の略円筒状の管体により構成されており、エンクロージャ10内に配置される。バスレフポート30の軸方向の両端は、開口している。バスレフポート30の一方の開口端は板材12の開口14の周縁に固定されている。バスレフポート30の他方の開口端は、エンクロージャ10内において開口している。エンクロージャ10内の空間とエンクロージャ10外の空間は、バスレフポート30および開口14を介して繋がっている。このため、エンクロージャ10内外の空気は、スピーカユニット20の振動板の振動に応じてバスレフポート30内を通過する。
図2は、バスレフポート30の構成を示す透視斜視図である。バスレフポート30は、その一端から他端に亙って内径および外径が略一定に維持された円筒形状(以下、直管形状と呼ぶ)の管状部材である。本明細書では、バスレフポート30における管の中心となる線を管軸と呼ぶ。図3は、バスレフポート30の壁面を管軸方向に切断してバスレフポート30を開いた展開図である。図3では、バスレフポート30の内壁面側が示されている。
バスレフポート30の内壁面における周方向の一部には、バスレフポート30の一端から他端に亙って広がるシート状部材32が固定されている。換言すると、バスレフポート30では、その内壁面においてシート状部材32が設けられた領域とシート状部材32が設けられていない領域とがバスレフポート30の周方向に交互に繰り返されている。以下では、シート状部材32が設けられた領域を第1領域、シート状部材32が設けられていない領域を第2領域と称することとする。図2および図3では、シート状部材32が斜線のハッチングで強調されている。図2および図3の例では、3枚のシート状部材32がバスレフポート30の周方向に120度間隔で離散的に設けられている。各シート状部材32におけるバスレフポート30の周方向の長さ(幅)は、例えば、バスレフポート30の内周を6等分した長さとなっている。すなわち、図2および図3の例のバスレフポート30では、第1領域と第2領域とがバスレフポート30の周方向に60度毎に繰り返されている。
バスレフポート30の壁面は、例えば、合成樹脂などによって構成される。上述のように、バスレフポート30では、シート状部材32がバスレフポート30の内壁面の全体ではなく内壁面における周方向の一部に設けられている。このため、シート状部材32が設けられていない第2領域は、バスレフポート30における合成樹脂などによる壁面の一部が露出した領域である。
シート状部材32が設けられた第1領域は、移動する空気と内壁面とにおける管軸方向の粘性抵抗(以下、単に管軸方向の粘性抵抗ということがある)が、第2領域(具体的には合成樹脂などによる壁面の一部が露出した領域)とは異なる領域である。本実施形態における管軸方向の粘性抵抗は、管軸方向に移動する空気とバスレフポート30の内壁面との間で作用して空気の移動を妨げるように働くものである。このことから、管軸方向の粘性抵抗のことを空気と内壁面との間の管軸方向の動摩擦抵抗や管軸方向の空気の移動の妨げ量というように表現することもできる。
シート状部材32は、バスレフポート30の壁面を構成する材質(例えば合成樹脂)よりも管軸方向の粘性抵抗が大きな材質で構成される。例えば、シート状部材32は、フェルトによって構成される。すなわち、第1領域は、第2領域を構成する材質よりも、管軸方向の粘性抵抗が大きな材質で構成されている。
以上が、バスレフポート30を含む音響装置1の構成である。
次に、本実施形態のバスレフポート30における作用を、比較例を用いて説明する。図4は、本実施形態の比較例であるバスレフポート300の内壁面上を空気が通過する様子を示す展開図である。図4には、比較例に係るバスレフポート300の内壁面上を空気が通過する様子が矢印A100によって示されている。このバスレフポート300の壁面は、合成樹脂などによって構成されており、内壁面の全てにおいて、粘性抵抗が一定である。
比較例であるバスレフポート300では、内壁面上を通過する空気と内壁面との間に作用する粘性抵抗が内壁面全体で一様となっている。これにより、バスレフポート300内に入った空気は、周方向の各位置においてほぼ同じタイミングで出口側端付近のエリアB100に到達する。このため、このバスレフポート300では、空気が内壁面から剥離するタイミングが周方向で同じになり、空気が内壁面から剥離する管軸方向の位置が周方向で同じになる。すなわち、このバスレフポート300では、空気が内壁面から剥離して渦が発生する位置およびタイミングが周方向で揃う。このため、このバスレフポート300では、発生する渦が強い乱れの渦に成長する。その結果、このバスレフポート300では、ノイズレベルの大きな異音が発生する。以上、比較例であるバスレフポート300について説明したが、特許文献1および2のバスレフポートについても、基本的にはバスレフポート300と同様に作用する。
次に、本実施形態のバスレフポート30における作用を説明する。図5は、本実施形態のバスレフポート30の内壁面上を空気が通過する様子を示す展開図である。図5には、シート状部材32が設けられた第1領域上を通過する空気の様子が矢印A20によって示されており、シート状部材32が設けられていない第2領域上を通過する空気の様子が矢印A10によって示されている。
本実施形態のバスレフポート30では、第1領域における管軸方向の粘性抵抗が、第2領域における管軸方向の粘性抵抗よりも大きいため、第1領域上を通過する空気の移動量と第2領域上を通過する空気の移動量が異なる。具体的には、バスレフポート30の内壁面における第2領域上を通過する空気は、比較例であるバスレフポート300と同様に、比較的滑らかに通過する。一方、第1領域では、シート状部材32による粘性抵抗の影響を受けて、第2領域上を通過する空気に比べて、その第1領域上を通過する空気の流速が、第1領域上を進むに応じて低下する。これにより、バスレフポート30では、第2領域上を通過した空気が出口側端付近のエリアB10に到達した後に、第1領域上を通過した空気が出口側端付近のエリアB20に到達する。このことから、バスレフポート30では、第1領域において空気が内壁面から剥離して渦が発生するタイミングが、第2領域において空気が内壁面から剥離して渦が発生するタイミングに比べて早くなる。そして、第2領域では、第1領域に比べ、相対的に管軸方向の出口側端寄りの位置において空気が内壁面から剥離して渦が発生する。一方、第1領域では、第2領域に比べ、相対的に管軸方向の中央寄りの位置において空気が内壁面から剥離して渦が発生する。すなわち、本実施形態のバスレフポート30では、空気が内壁面から剥離して渦が発生する位置およびタイミングが周方向で異なる。
本実施形態のバスレフポート30では、渦が発生する位置およびタイミングが周方向で集中せずに分散するため、渦が成長するのを抑えることができる。その結果、渦に起因する異音のノイズレベルが低減される。すなわち、バスレフポート30を備えた音響装置1によれば、バスレフポート30内に空気が流れることで発生する異音を低減することができる。
また、バスレフポート30では、渦が発生する位置およびタイミングが周方向で異なるため、空気の流れの乱れの位相が周方向に沿ってずれることとなり、様々な位相の渦が重ね合されて相互に打ち消し合う。この点からも、バスレフポート30では、渦が成長するのを抑えることができ、渦に起因して発生する異音を低減することができる。
また、バスレフポート30では、シート状部材32がバスレフポート30の一端から他端に亙って広がっている。このため、バスレフポート30では、シート状部材32によって管軸方向の空気の移動を十分に妨げることができる。
図2および図3の例のバスレフポート30では、3枚のシート状部材32がバスレフポート30の周方向に120度間隔で離散的に設けられていた。しかし、バスレフポート30では、シート状部材32が周方向で離散的に配置されれば良く、シート状部材32の枚数は3枚に限らず、シート状部材32の間隔は120度間隔に限らない。
<第2実施形態>
図6は、この発明の第2実施形態であるバスレフポート30Aの壁面を管軸方向に切断してバスレフポート30Aを開いた展開図である。本実施形態のバスレフポート30Aは、第1実施形態のバスレフポート30と同様に、音響装置に取り付けられる。
バスレフポート30Aは、シート状部材32に代えて複数の窪み部34Aおよび複数の窪み部35Aを有する点において第1実施形態のバスレフポート30と異なる。窪み部34Aおよび35Aは、バスレフポート30の内壁面に設けられた丸い窪みである。窪み部34Aの大きさ(具体的には径や深さ)は、窪み部35Aの大きさよりも大きい。
バスレフポート30Aでは、内壁面における周方向の一部に複数の窪み部34Aが設けられており、内壁面における周方向の他の一部に複数の窪み部35Aが設けられている。複数の窪み部34Aの各々は、概ねバスレフポート30の一端から他端に亙って管軸方向に並べられている。図6の例では、複数の窪み部34Aの各々は、周方向に2行、管軸方向に4列のマトリクス状に並べられている。複数の窪み部35Aも複数の窪み部34Aと同様である。
以下では、窪み部34Aが設けられた領域(図6の例では、複数の窪み部34Aが2行4列のマトリクス状に並べられた領域)を第1領域と称し窪み部35Aが設けられた領域(図6の例では、複数の窪み部35Aが2行4列のマトリクス状に並べられた領域)を第2領域と称することとする。バスレフポート30Aでは、第1領域および第2領域が周方向に交互に配置されている。第1領域における管軸方向の粘性抵抗および第2領域における管軸方向の粘性抵抗は、従来のバスレフポートの内壁面のような平滑な面(窪み部34Aおよび35Aが無いとした場合の面)における管軸方向の粘性抵抗よりも小さい。また、第2領域における管軸方向の粘性抵抗は、第1領域における管軸方向の粘性抵抗よりも小さい。
図7は、バスレフポート30Aの内壁面上を空気が通過する様子を示す展開図である。図7には、窪み部34Aが設けられた第1領域上を通過する空気の様子が矢印A30によって示されており、窪み部35Aが設けられた第2領域上を通過する空気の様子が矢印A40によって示されている。
第1領域を通過する空気は、窪み部34Aの影響を受けて、出口側の端部における中央寄りのエリアB30において内壁面から剥離する。一方、第2領域を通過する空気は、窪み部35Aの影響を受けて、出口側の端部における出口寄りのエリアB40において内壁面から剥離する。このように、第1領域と第2領域とでは、空気が内壁面から剥離して渦が発生する位置およびタイミングが異なる。
以上のように、バスレフポート30Aでは、内壁面における周方向において、移動する空気と内壁面とにおける管軸方向の粘性抵抗が異なる第1領域および第2領域の各々が交互に配置されている。このため、本実施形態のバスレフポート30Aにおいても、第1実施形態のバスレフポート30と同様に、渦が発生する位置およびタイミングが周方向で異なる。従って、本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
本実施形態のバスレフポート30Aでは、内壁面における周方向において、管軸方向の粘性抵抗が異なる2種類の領域(窪み部34Aによる第1領域および窪み部35Aによる第2領域)の各々が配置されていた。しかし、周方向において配置される粘性抵抗領域の種類は、2種類に限らず、3種類以上であっても良い。すなわち、第1領域および第2領域とは大きさが異なる窪み部が設けられた領域をさらに設けることもできる。
バスレフポート30Aにおいて、第1領域内の窪み部34Aの数および第2領域内の窪み部35Aの数は、図6に例示する数に限らない。
本実施形態のバスレフポート30Aでは、第1領域および第2領域に、それぞれ、窪み部34Aおよび35Aが設けられていた。しかし、バスレフポート30Aにおいて、窪み部34Aおよび35Aに代えて、それらが設けられていた位置にそれらの径と同程度の径の突起部を設けても良い。この態様においても、管軸方向に並んだ大きな突起部による影響と、管軸方向に並んだ小さな突起部による影響とが異なるため、空気が内壁面から剥離して渦が発生する位置およびタイミングが周方向で異なる。従って、この態様においても、本実施形態と同様の効果が得られる。また、バスレフポート30Aにおいて、管軸方向に窪み部が並んだ領域と管軸方向に突起部が並んだ領域とが混在していても良い。また、バスレフポート30Aでは、窪み部34Aおよび35Aがマトリクス状に整然と並べられていた。しかし、窪み部34Aおよび35Aは、マトリクス状に並べられていなくても良く、ランダムに並べられていても良い。突起部の場合も同様である。すなわち、バスレフポートの内壁面の周方向に沿って設けられる領域の少なくとも一部は、窪み部または突起部の少なくとも一方が設けられた領域であれば良い。
本実施形態のバスレフポート30Aでは、窪み部34Aの大きさと窪み部35Aの大きさを変えることで管軸方向の粘性抵抗を周方向で変えていた。しかし、バスレフポート30Aにおいて、第1領域の単位面積当たりに配置される窪み部の数(すなわち窪み部の密度)と第2領域の単位面積当たりに配置される窪み部の数とを異ならせるという具合に、単位面積当たりに配置される突起部の数を周方向で異ならせても良い。この場合、第1領域の窪み部の大きさと第2領域の窪み部の大きさは同じであっても良い。また、上述の窪み部の密度と同様にして、単位面積当たりに配置される突起部の数(すなわち突起部の密度)を周方向で異ならせても良い。これらの態様においても、本実施形態と同様の効果が得られる。
<第3実施形態>
図8は、この発明の第3実施形態であるバスレフポート30Bの構成を示す透視側面図である。本実施形態のバスレフポート30Bは、第1実施形態のバスレフポート30と同様に、音響装置に取り付けられる。
バスレフポート30Bの両端部は、バスレフポート30Bの内壁面によって包囲された領域の面積が開口端に進むに従って広がるフレア形状になっている。バスレフポート30Bの中央部は、バスレフポート30Bの内壁面によって包囲された領域の面積が管軸に沿って略一定に維持された直管形状になっている。
第1実施形態のバスレフポート30では、管軸に沿った全長に亙ってシート状部材30が設けられていた。これに対して、本実施形態のバスレフポート30Bは、管軸方向の一部の区間の内壁面における周方向の一部にシート状部材32Bが設けられている。具体的には、フレア形状になっている両端部のうちの一方の端部(図8における右側の端部)にシート状部材32Bが設けられている。シート状部材32Bは、第1実施形態のシート状部材32と同様に、フェルトなどによって構成され、粘性抵抗が他の領域とは異なる領域を画定する。シート状部材32Bは、当該一方の端部において直管形状とフレア形状との境界から開口端に亙って管軸に沿って螺旋を描くように設けられている。直管形状とフレア形状との境界から開口端に亙ってシート状部材32Bが設けられているため、バスレフポート30Bにおいても、管軸方向の空気の移動がシート状部材32Bによって十分に妨げられる。
以上のように、バスレフポート30Bは、異なる粘性抵抗を形成するシート状部材32Bがバスレフポート30Bの内壁面における周方向の一部に設けられている点において第1実施形態のバスレフポート30と同様である。このため、バスレフポート30Bでは、バスレフポート30と同様に、シート状部材32Bの影響を受けて、渦が発生する位置およびタイミングが周方向で異なる。従って、本実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
本実施形態のバスレフポート30Bでは、フレア形状の一方の端部のみにシート状部材32Bが設けられていた。しかし、バスレフポート30Bにおいて内壁面における周方向の一部にシート状部材32Bが設けられていれば良く、シート状部材32Bがフレア形状の両方の端部に設けられても良いし、シート状部材32Bが直管形状の中央部のみに設けられても良いし、シート状部材32Bがフレア形状の一方の端部と直管形状の中央部とに設けられても良いし、シート状部材32Bがフレア形状の両方の端部と直管形状の中央部とに設けられても良い。
バスレフポート30Bでは、シート状部材32Bが管軸に沿って螺旋を描くように設けられていた。しかし、バスレフポート30Bのフレア形状の一方の端部において、シート状部材32が開口端に進むに従って単純な放射線状を描くように設けられても良い。
<他の実施形態>
以上、この発明の第1〜第3実施形態について説明したが、この発明には他にも実施形態が考えられる。例えば次の通りである。
(1)各実施形態の技術的特徴を適宜組み合わせても良い。例えば、第1実施形態のバスレフポート30において、管軸方向の粘性抵抗が異なる複数種のシート状部材の各々を内壁面における周方向に交互に固定しても良い。また、例えば、第2実施形態のバスレフポート30Aにおいて、窪み部34Aが設けられた領域と、窪み部35Aが設けられた領域と、窪み部34Aおよび35Aのいずれも設けられていない領域とを周方向に交互に配置しても良い。
(2)本発明に係るバスレフポートでは、管体の内壁面の管軸方向の少なくとも一部において、上述した粘性抵抗の異なる領域が周方向に並ぶように配置されていればよい。また、粘性抵抗の異なる領域は、周方向に3以上設けられていてもよい。したがって、上記各領域の態様は、上記実施形態以外にも種々の態様が考えられる。以下、図9〜図12は、管体の内壁面の一部展開図である。例えば、図9に示すように、粘性抵抗の高い第1領域50と粘性抵抗の低い第2領域60が、管軸方向Xと交差するように、つまり内壁面において斜めに延びるように配置することができる。
また、図10に示すように、粘性抵抗の高い第1領域50が、管軸方向に沿って波状に延びるように配置することもできる。図11に示すように、管軸方向に沿って第1領域50の周方向の幅が変化するように形成することもできる。このように、複数の領域の形状は特には限定されず、上記各実施形態のような矩形状ののみならず、多角形状、円形状、など種々の形状にすることができる。
また、図12に示すように、複数の第1領域50A,50Bを設ける場合、周方向の幅が異なる複数の第1領域を設けることもできる。また、複数の第1領域の間の領域、つまり第2領域60の周方向の幅を変化させることもできる。あるいは、図13に示すように、管軸方向および周方向において、複数の第1領域をランダムに設けることもできる。すなわち、管軸方向の長さ、及び周方向の長さがそれぞれ異なる第1領域50A,50B,50Cをランダムに設けることもできる。
上記の例では、周方向において粘性抵抗の異なる領域が離散的に設けられている。例えば、第1領域と第2領域との境界で粘性抵抗が変化するが、境界において粘性抵抗が徐々に変化するように形成することもできる。例えば、図14は、管体のある断面を示している。この管体は、肉厚が一定ではなく、内壁面が波状に変化するように形成されている。より詳細には、基準円Dよりも肉厚が厚い部分が第1領域50を示し、肉厚が薄い部分が第2領域60を示している。これにより、隣接する第1領域50と第2領域60との境界において、粘性抵抗が徐々に変化するように形成することができる。また、各領域50,60内でも粘性抵抗が徐々に変化するように形成することもできる。なお、以上説明した各領域の形状は適宜組み合わせて混在させることができる。
(3)各領域において、粘性抵抗を相違させるには、上述したように、管体の内壁面や材質や形状を変化させればよく、上記説明以外の方法であってもよい。すなわち、粘性抵抗は、内壁面の材質や形状の相違、例えば、管体の内壁面の粗さ、表面粗さ(算術平均粗さなど)、凹凸の変化などによって相違させることができる。
(4)各形態の音響装置として市場に提供するだけでなく、各形態の音響装置に採用されるバスレフポート単体で市場に提供しても良い。バスレフポートを音響装置に取り付けることで各形態の音響装置を実現することができるからである。また、各形態の音響装置を電子鍵盤楽器などの楽器に搭載して市場に提供しても良い。
1…音響装置、10…エンクロージャ、12…板材、14…開口、20…スピーカユニット、30,30A,30B…バスレフポート、32,32B…シート状部材、34A,35A…窪み部。

Claims (6)

  1. 管体を備えており、
    前記管体の内壁面は、移動する空気と内壁面とにおける管軸方向の粘性抵抗が異なる複数の領域を有しており、
    前記複数の領域は、前記内壁面の周方向に沿って交互に繰り返される第1領域と第2領域とを含み、
    前記第1領域には前記内壁面の一端から他端に亙って広がるシート状の部材が設けられ、前記第2領域には前記シート状の部材が設けられていない、バスレフポート。
  2. 前記複数の領域には、前記粘性抵抗が異なる材質で形成された複数の領域が含まれている、請求項1に記載のバスレフポート。
  3. 前記複数の領域の少なくとも1つは、管軸方向と交差するように延びている、請求項1に記載のバスレフポート。
  4. 前記複数の領域の少なくとも1つは、管軸方向に沿って波状に延びている、請求項1に記載のバスレフポート。
  5. 前記複数の領域の少なくとも1つは、管軸方向に沿って周方向の幅が変化するように延びている、請求項1に記載のバスレフポート。
  6. 前記複数の領域には、周方向の幅が相違する複数の領域が含まれている、請求項1に記載のバスレフポート。
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