JP6888586B2 - エンジンの燃焼制御方法及び燃焼制御装置 - Google Patents
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Description
図1には、実施形態1に係る燃焼制御装置が適用されたエンジン1の構成を示す。本実施形態のエンジン1は車両の搭載されるエンジンである。このエンジン1は、エンジン本体1aと、エンジン本体1aに燃焼用の空気を導入するための吸気通路20と、エンジン本体1aで生成された排気を排出するための排気通路30とを備える。
本実施形態では、エンジン1の燃焼サイクルにおいて、非平衡プラズマを生成することにより、エンジン1の燃焼状態を制御するようにしている(制御の詳細については後述する)。尚、非平衡プラズマとは、燃焼室6内のガス温度の上昇を伴わず、燃焼室6内の電子と、燃焼室6内のガスのイオンや分子とが熱平衡状態にないプラズマのことをいう。
本実施形態では、エンジン1の全運転領域において、圧縮着火燃焼(CI燃焼)が実施される。具体的には、圧縮上死点よりも前にインジェクタ14から燃焼室6内に燃料が噴射され、この燃料と空気との混合気を燃焼室6内で圧縮することで昇温させ、圧縮上死点付近で混合気を自着火させる。
以下、実施形態2について、図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の説明において実施形態1と共通の部分については、同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
ここに開示された技術は、上記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
5 ピストン
6 燃焼室
7 クランクシャフト
13 放電プラグ(プラズマ生成手段)
13a 中心電極(プラズマ生成手段の電極)
13b 接地電極(プラズマ生成手段の電極)
14 インジェクタ(燃焼噴射手段)
100 PCM(制御手段)
Claims (14)
- 燃焼室が形成された気筒と、上記燃焼室内に臨むように配置され、電極間に電圧を印加することによる放電により上記燃焼室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段と、上記燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射手段とを備え、上記燃料噴射手段により噴射された燃料によって形成される混合気を上記燃焼室内で燃焼させるエンジンの燃焼制御方法であって、
上記エンジンの運転時において、該エンジンの燃焼抑制要求時における制御として、
所定当量比以上のリッチ混合気が少なくとも局所的に形成されるように、上記燃料噴射手段により上記燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射工程と、
上記プラズマ生成手段により非平衡プラズマを生成することで、上記燃焼室内での混合気の燃焼を抑制する物質である抑制種を生成する抑制種生成工程とを含み、
上記抑制種生成工程は、上記プラズマ生成手段の上記電極間に上記リッチ混合気が存在している期間に、上記電極間で放電させて非平衡プラズマを生成することで、上記抑制種を生成する工程であることを特徴とするエンジンの燃焼制御方法。 - 請求項1に記載のエンジンの燃焼制御方法において、
上記エンジンの燃焼抑制要求時は、該エンジンの運転状態が所定負荷以上の高負荷領域にあるときであることを特徴とするエンジンの燃焼制御方法。 - 請求項1又は2に記載のエンジンの燃焼制御方法において、
上記所定当量比は、1〜10であることを特徴とするエンジンの燃焼制御方法。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載のエンジンの燃焼制御方法において、
上記燃料噴射工程は、上記プラズマ生成手段の上記電極間に上記リッチ混合気が偏在可能なように、上記燃焼室内に燃料を噴射する工程であることを特徴とするエンジンの燃焼制御方法。 - 請求項4に記載のエンジンの燃焼制御方法において、
上記抑制種生成工程は、上記燃料噴射工程の終了後、圧縮行程後期において、上記プラズマ生成手段の上記電極間に上記リッチ混合気が偏在する時期に実行する工程であることを特徴とするエンジンの燃焼制御方法。 - 請求項5に記載のエンジンの燃焼制御方法において、
上記抑制種生成工程よりも前に、圧縮行程後期において、上記プラズマ生成手段の上記電極間に上記リッチ混合気が偏在する時期を推定する偏在時期推定工程をさらに含むことを特徴とするエンジンの燃焼制御方法。 - 請求項4に記載のエンジンの燃焼制御方法において、
上記プラズマ生成手段は、上記燃料噴射手段から噴射中の燃料が上記電極間を通るように、上記エンジンに配設されており、
上記抑制種生成工程は、上記燃料噴射工程において、上記燃料噴射手段から噴射中の燃料が上記電極間に位置している時期に実行する工程であることを特徴とするエンジンの燃焼制御方法。 - 燃焼室が形成された気筒と、上記燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射手段とを備え、上記燃料噴射手段により噴射された燃料によって形成される混合気を上記燃焼室内で燃焼させるエンジンの燃焼制御装置であって、
上記燃焼室内に臨むように配置され、電極間に電圧を印加することによる放電により上記燃焼室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段と、
上記燃料噴射手段及び上記プラズマ生成手段の作動を制御する制御手段とを更に備え、
上記制御手段は、上記エンジンの運転時において、該エンジンの燃焼抑制要求時における制御として、所定当量比以上のリッチ混合気が少なくとも局所的に形成されるように、上記燃料噴射手段により上記燃焼室内に燃料を噴射させる燃料噴射制御と、上記プラズマ生成手段により非平衡プラズマを生成することで、上記燃焼室内での混合気の燃焼を抑制する物質である抑制種を生成する抑制種生成制御とを実行可能に構成されており、
上記抑制種生成制御は、上記プラズマ生成手段の上記電極間に上記リッチ混合気が存在している期間に、上記電極間で放電させて非平衡プラズマを生成することで、上記抑制種を生成する制御であることを特徴とするエンジンの燃焼制御装置。 - 請求項8に記載のエンジンの燃焼制御装置において、
上記制御手段は、上記エンジンの運転状態が所定負荷以上の高負荷領域にあるときに、上記エンジンの燃焼抑制要求時であるとして、上記抑制種生成制御を実行するように構成されていることを特徴とするエンジンの燃焼制御装置。 - 請求項8又は9に記載のエンジンの燃焼制御装置において、
上記所定当量比は、1〜10であることを特徴とするエンジンの燃焼制御装置。 - 請求項8〜10のいずれか1つに記載のエンジンの燃焼制御装置において、
上記制御手段は、上記燃料噴射制御において、上記プラズマ生成手段の上記電極間に上記リッチ混合気が偏在可能なように、上記燃焼室内に燃料を噴射させるように構成されていることを特徴とするエンジンの燃焼制御装置。 - 請求項11に記載のエンジンの燃焼制御装置において、
上記制御手段は、上記燃料噴射制御の終了後、圧縮行程後期において、上記プラズマ生成手段の上記電極間に上記リッチ混合気が偏在する時期に上記抑制種生成制御を実行するように構成されていることを特徴とするエンジンの燃焼制御装置。 - 請求項12に記載のエンジンの燃焼制御装置において、
上記制御手段は、圧縮行程後期において、上記プラズマ生成手段の上記電極間に上記リッチ混合気が偏在する時期を推定する偏在時期推定部を有し、
上記偏在時期推定部は、上記抑制種生成制御を実行するよりも前に、上記プラズマ生成手段の上記電極間に上記リッチ混合気が偏在する時期を推定するように構成されていることを特徴とするエンジンの燃焼制御装置。 - 請求項11に記載のエンジンの燃焼制御装置において、
上記プラズマ生成手段は、上記燃料噴射手段から噴射中の燃料が上記電極間を通るように、上記エンジンに配設されており、
上記制御手段は、上記燃料噴射手段から噴射中の燃料が上記電極間に位置している時期に上記抑制種生成制御を実行するように構成されていることを特徴とするエンジンの燃焼制御装置。
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