JP6888208B2 - 蓋付き収納ケース - Google Patents

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本発明は、蓋付き収納ケースに関するものである。
従来から、衣類や玩具などを収納する収納ケースとして、例えば実開平4−60838に開示されるような蓋付き収納ケース(以下、従来例)が提案されている。
この従来例は、上部を開口したケース本体と、このケース本体の上部開口部を閉蓋する蓋体とから成り、複数有る場合に上下に積み重ね状態が可能となるように設けられたものであり、蓋体には、開閉可能な一対の開閉扉を左右に配置させた貫通孔が設けられ、上下に積み重ねた状態において、上段の蓋付き収納ケースを右側にスライド移動させることで、積み重ね状態においても下段の蓋付き収納ケースの左扉が開放できるとともに、上段の蓋付き収納ケースを左側にスライド移動させることで、積み重ね状態においても下段の蓋付き収納ケースの右扉が開放できるように構成されている。
従って、従来例は、上下に積み重ねた状態の下段の蓋付き収納ケースから収納物を取り出す場合には、上段の蓋付き収納ケースを左右いずれかにスライド移動させ、この状態で、上段の蓋付き収納ケースを移動させることにより露出した扉を開放して収納物を取り出すことができる。
実開平4−60838号公報
しかしながら、従来例は、その構造上、実際に上下に積み重ねた状態において、下段の蓋付き収納ケース内の収納物を取り出すべく、上段の蓋付き収納ケースを片側にスライド移動させた際、扉を大きく開放しようとすると、下段の蓋付き収納ケースによる安定的な支持状態が得られず、よって、上段の蓋付き収納ケースが落ちないよう気を使わなければならないという問題点がある。この問題は積み上げる段数が増えるほど顕著となる。
本発明は、前述した問題点を解消するもので、従来にない作用効果を発揮する画期的な蓋付き収納ケースを提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
下部に車輪部10を備え上部を開口したケース本体1Aと、このケース本体1Aの上部開口部1aを閉塞する蓋体1Bとから成り、更に、上下に積み重ね状態が可能となり且つこの積み重ね状態において前記車輪部10により移動が可能となるように設けられた蓋付き収納ケースであって、前記蓋体1Bは、前記上部開口部1aの中央領域A1を閉塞る中央蓋部2と、この中央蓋部2の左端部に起伏回動自在に枢着され前記上部開口部1aの左領域A2を閉塞る左蓋部3と、前記中央蓋部2の右端部に起伏回動自在に枢着され前記上部開口部1aの右領域A3を閉塞る右蓋部4とで構成され、一の蓋付き収納ケース1に他の蓋付き収納ケース1を積み重ねた状態において、上段の蓋付き収納ケース1を右側にスライド移動させることで、下段の蓋付き収納ケース1の前記左蓋部3が開放できるように構成されるとともに、上段の蓋付き収納ケース1を左側にスライド移動させることで、下段の蓋付き収納ケース1の前記右蓋部4が開放できるように構成されており、前記中央蓋部2は、前記上部開口部1aの左右方向における略三分の一若しくは三分の一以上の巾の前記中央領域A1を閉塞る大きさに設定され、前記左蓋部3及び前記右蓋部4は、前記上部開口部1aの左右方向における同一巾の前記左領域A2及び前記右領域A3を閉塞る大きさに設定されており、更に、前記ケース本体1Aの下部左右位置に前記車輪部10は設けられ、前記蓋体1Bには、前記上段の蓋付き収納ケース1の前記車輪部10を転動ガイドする凹条部5が前記中央蓋部2,前記左蓋部3及び前記右蓋部4に跨った状態で設けられ、一の蓋付き収納ケース1に他の蓋付き収納ケース1を積み重ねた状態において、左車輪部10が落ち込んで位置決めされる左位置決め凹部6が前記左蓋部3の左凹条部5bに設けられるとともに、右車輪部10が落ち込んで位置決めされる右位置決め凹部7が前記右蓋部4の右凹条部5cに設けられ、積み重ねた状態において、前記下段の蓋付き収納ケース1の前記左蓋部3が開放できる状態となるまで前記上段の蓋付き収納ケース1を右側にスライド移動させた際における前記左車輪部10Aと、前記下段の蓋付き収納ケース1の前記右蓋部4が開放できる状態となるまで前記上段の蓋付き収納ケース1を左側にスライド移動させた際における前記右車輪部10Bとが落ち込んで位置決めされる中央位置決め凹部8が前記中央蓋部2の中央凹条部5aに設けられていることを特徴とする蓋付き収納ケースに係るものである。
また、前記上段の蓋付き収納ケース1を右側にスライド移動させて前記左蓋部3を開放る状態において、前記中央蓋部2と前記右蓋部4とで前記上段の蓋付き収納ケース1を積み重ね支承し得る大きさに前記中央蓋部2と前記右蓋部4は設定され、前記上段の蓋付き収納ケース1を左側にスライド移動させて前記右蓋部4を開放る状態において、前記中央蓋部2と前記左蓋部3とで前記上段の蓋付き収納ケース1を積み重ね支承し得る大きさに前記中央蓋部2と前記左蓋部3は設定されていることを特徴とする請求項1記載の蓋付き収納ケースに係るものである。
また、前記上段の蓋付き収納ケース1を右側にスライド移動させた際、前記上段の蓋付き収納ケース1の下部に当接して該上段の蓋付き収納ケース1を水平保持する右支承突部13が前記右蓋部4の外側端部に設けられ、前記上段の蓋付き収納ケース1を左側にスライド移動させた際、前記上段の蓋付き収納ケース1の下部に当接して該上段の蓋付き収納ケース1を水平保持する左支承突部14が前記左蓋部3の外側端部に設けられていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の蓋付き収納ケースに係るものである。
また、前記ケース本体1の上部開口部1aは平面視長方形状であり、この上部開口部1aの長手方向に前記中央蓋部2,前記左蓋部3及び前記右蓋部4が並設されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の蓋付き収納ケースに係るものである。
本発明は上述のように構成したから、前述した従来例に比し、下段の蓋付き収納ケースから収納物を取り出すべく、上段の蓋付き収納ケースを片側へスライド移動させても安定的な支持状態が得られ、しかも、ユーザーの使い勝手に合わせた種々の使用状態が得られて非常に便利であるなど、従来にない作用効果を発揮する画期的な蓋付き収納ケースを提供するものである。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例を示す分解斜視図である。 本実施例を示す平面図である。 本実施例の要部を説明する平面図である。 本実施例の要部を説明する断面図である。 本実施例の使用状態説明図である。 本実施例の使用状態説明図である。 本実施例の使用状態説明図である。 本実施例の使用状態説明図である。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
ケース本体1Aの上部開口部1aを蓋体1Bで閉塞した際、上部開口部1aの中央領域A1は中央蓋部2で閉塞され、上部開口部1aの左領域A2は中央蓋部2の左端部に起伏回動自在に枢着される左蓋部3で閉塞され、上部開口部1aの右領域A3は中央蓋部2の右端部に起伏回動自在に枢着される右蓋部4で閉塞される。
また、一の蓋付き収納ケース1に他の蓋付き収納ケース1を積み重ねた状態において、上段の蓋付き収納ケース1を右側にスライド移動させることで、下段の蓋付き収納ケース1の左蓋部3を開放でき、上段の蓋付き収納ケース1を左側にスライド移動させることで、下段の蓋付き収納ケース1の右蓋部4を開放できる。
従って、上部に他の蓋付き収納ケース1を積み重ねた状態のまま、下段の蓋付き収納ケース1に収納される収納物を、左蓋部3と右蓋部4の任意の方を開放させることで取り出すことができる。
ところで、本発明は、中央蓋部2は、上部開口部1aの左右方向における略三分の一若しくは三分の一以上の巾の中央領域A1を閉塞する大きさに設定され、左蓋部3及び右蓋部4は、上部開口部1aの左右方向における同一巾の左領域A2及び右領域A3を閉塞する大きさに設定されている。
即ち、各蓋部は上記の大きさに設定されている為、下段の蓋付き収納ケース1に収納された収納物を取り出し易い十分な開口を確保しつつ、上段の蓋付き収納ケース1を右側にスライド移動させて左蓋部3を開放する状態において、中央蓋部2と右蓋部4とで上段の蓋付き収納ケース1を積み重ね支承でき、一方、上段の蓋付き収納ケース1を左側にスライド移動させて右蓋部4を開放する状態において、中央蓋部2と左蓋部3とで上段の蓋付き収納ケース1を積み重ね支承できて、上段の蓋付き収納ケース1に対する十分な支持状態が得られ、しかも、中央蓋部2が上部開口部1aの左右方向いずれか一方に片寄った位置に配される構造でない為、上段の蓋付き収納ケース1を左右いずれの方向に移動させてもバランスよく安定的な支持状態が確実に得られる。
また、本発明は、ケース本体1の下部に車輪部10がある為、一の蓋付き収納ケース1に他の蓋付き収納ケース1を積み重ねた状態において、上段の蓋付き収納ケース1の車輪部10が下段の蓋付き収納ケース1の蓋体1Bに当接する構成とすれば、上段の蓋付き収納ケース1のスムーズなスライド移動が可能であり、しかも、この車輪部10を利用することで非常に使い勝手が良くなる。
具体的には、複数の蓋付き収納ケース1を上下に積み重ねた状態のまま、最下段の蓋付き収納ケース1の車輪部10を利用して左右に移動させることができ、このことから、前述した各蓋部の大きさの設定に起因して奏される、上段の蓋付き収納ケース1をスライド移動させた際に下段の蓋付き収納ケース1からの側方への飛び出し量が抑えられることにも伴い、例えば図6,7,8に図示したように押し入れに入れた場合など、大きなスペースを必要とせずとも左蓋部3と右蓋部4のどちらも確実に開放させて収納物を良好に取り出せることになる。
また、本発明は、例えば蓋付き収納ケース1を三段以上に積み重ねる場合には、図9に図示したような左右交互に上段の蓋付き収納ケース1を片側にスライド移動させた所謂千鳥状に配置することもでき、ユーザーの使い勝手に合わせた種々の使用状態が得られ、しかも、従来にない積み重ね方からインテリア性にも優れることになる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、下部に車輪部10を備え上部を開口したケース本体1Aと、このケース本体1Aの上部開口部1aを閉蓋する蓋体1Bとから成り、複数有る場合に上下に積み重ね状態が可能となり且つこの積み重ねた状態において車輪部10により移動が可能となるように設けられた蓋付き収納ケース1である。
以下、本実施例に係る構成各部について詳細な説明をする。
ケース本体1Aは、図1,2に図示したように適宜な合成樹脂製の部材で形成した平面視長方形状(横長形状)の箱状体であり、上部に左右方向に長さを有する平面視長方形状の上部開口部1aが設けられている。
また、ケース本体1Aは、下部(底面部)の前後左右の四箇所(四隅部分)に車輪部10が設けられている。
この車輪部10は、ケース本体1Aの底面に、このケース本体1Aと一体成形された補強リブが垂設されて成る車輪取付部10aを設け、この車輪取付部10aを構成する補強リブに設けた嵌合凹溝に車輪10b(コロ)の枢着軸を着脱自在に嵌合枢着して構成されている。
尚、車輪部10としては自在キャスターでも良い。
また、本実施例では、ケース本体1の上部開口部1aを閉塞する蓋体1Bが設けられている。
この蓋体1Bは、図1〜3に図示したように適宜な合成樹脂製の部材で形成した薄板体であり、ケース本体1の上部開口部1aの長手方向に並設される中央蓋部2,左蓋部3及び右蓋部4で構成され、この中央蓋部2,左蓋部3及び右蓋部4夫々は略方形状に形成されている。
具体的には、蓋体1Bは、上部開口部1aの中央領域A1を閉塞する中央蓋部2と、この中央蓋部2の左端部にヒンジ部11を介して起伏回動自在に枢着され上部開口部1aの左領域A2を閉塞する左蓋部3と、中央蓋部2の右端部にヒンジ部12を介して起伏回動自在に枢着され上部開口部1aの右領域A3を閉塞する右蓋部4とで構成されている。
本実施例では、この中央蓋部2は、図4に図示したように上部開口部1aの左右方向における略三分の一若しくは三分の一以上の巾の中央領域A1を閉塞する大きさに設定され、左蓋部3及び右蓋部4は、上部開口部1aの左右方向における同一巾の左領域A2及び右領域A3を閉塞する大きさに設定されており、蓋体1Bは、一の蓋付き収納ケース1に他の蓋付き収納ケース1を積み重ねた状態において、上段の蓋付き収納ケース1を右側にスライド移動させることで、下段の蓋付き収納ケース1の左蓋部3が開放できるように構成されるとともに、上段の蓋付き収納ケース1を左側にスライド移動させることで、下段の蓋付き収納ケース1の右蓋部4が開放できるように構成されている。
また、蓋体1Bの前後端部には、一の蓋付き収納ケース1に他の蓋付き収納ケース1を積み重ねた状態において、上段の蓋付き収納ケース1の前後左右の車輪部10を転動ガイドする一対の凹条部5が左右方向に長さを有する状態で設けられており、この一対の凹条部5は、中央蓋部2,左蓋部3及び右蓋部4に跨った状態で設けられている。
即ち、中央蓋部2には中央凹条部5aが設けられ、左蓋部3には左凹条部5bが設けられ、右蓋部4には右凹条部5cが設けられており、これら中央凹条部5a,左凹条部5b及び右凹条部5cが連続して凹条部5が構成されている。
また、本実施例は、一の蓋付き収納ケース1に他の蓋付き収納ケース1を積み重ねた状態において、左車輪部10Aが落ち込んで位置決めされる左位置決め凹部6が左蓋部3の左凹条部5bに設けられるとともに、右車輪部10Bが落ち込んで位置決めされる右位置決め凹部7が右蓋部4の右凹条部5cに設けられ、下段の蓋付き収納ケース1の左蓋部3が開放できる状態となるまで上段の蓋付き収納ケース1を右側にスライド移動させた際における左車輪部10Aと、下段の蓋付き収納ケース1の右蓋部4が開放できる状態となるまで上段の蓋付き収納ケース1を左側にスライド移動させた際における右車輪部10Bとが落ち込んで位置決めされる中央位置決め凹部8が中央蓋部2の中央凹条部5aに設けられている。
つまり、中央位置決め凹部8は中央蓋部2の左右方向中央位置に設けられ、この中央位置決め凹部8に対して左車輪部10及び右車輪部10がともに位置決めされるように構成されている。
また、本実施例では、上段の蓋付き収納ケース1を右側にスライド移動させた際、上段の蓋付き収納ケース1の下部に当接して該上段の蓋付き収納ケース1を水平保持する右支承突部13が右蓋部4の外側端部に設けられ、前記上段の蓋付き収納ケース1を左側にスライド移動させた際、上段の蓋付き収納ケース1の下部に当接して該上段の蓋付き収納ケース1を水平保持する左支承突部14が左蓋部3の外側端部に設けられている。
これら右支承突部13及び左支承突部14は、右蓋部4及び左蓋部3夫々の外側端部にして前後の凹条部5同士間に前後方向に長さを有する膨出状部を一体成形して構成されている。
符号9はケース本体1Aの上部開口部1aを閉塞した蓋体1Bを固定するバックルである。
本実施例は上述のように構成したから、ケース本体1Aの上部開口部1aを蓋体1Bで閉塞した際、上部開口部1aの中央領域A1は中央蓋部2で閉塞され、上部開口部1aの左領域A2は中央蓋部2の左端部に起伏回動自在に枢着される左蓋部3で閉塞され、上部開口部1aの右領域A3は中央蓋部2の右端部に起伏回動自在に枢着される右蓋部4で閉塞される。
また、一の蓋付き収納ケース1に他の蓋付き収納ケース1を積み重ねた状態において、上段の蓋付き収納ケース1を右側にスライド移動させることで、下段の蓋付き収納ケース1の左蓋部3を開放でき、上段の蓋付き収納ケース1を左側にスライド移動させることで、下段の蓋付き収納ケース1の右蓋部4を開放できる。
従って、上部に他の蓋付き収納ケース1を積み重ねた状態のまま、下段の蓋付き収納ケース1に収納される収納物を、左蓋部3と右蓋部4の任意の方を開放させることで取り出すことができる。
また、本実施例は、中央蓋部2は、上部開口部1aの左右方向における略三分の一若しくは三分の一以上の巾の中央領域A1を閉塞する大きさに設定され、左蓋部3及び右蓋部4は、上部開口部1aの左右方向における同一巾の左領域A2及び右領域A3を閉塞する大きさに設定されている。
即ち、各蓋部は上記の大きさに設定されている為、下段の蓋付き収納ケース1に収納された収納物を取り出し易い十分な開口を確保しつつ、上段の蓋付き収納ケース1を右側にスライド移動させて左蓋部3を開放する状態において、中央蓋部2と右蓋部4とで上段の蓋付き収納ケース1を積み重ね支承でき、一方、上段の蓋付き収納ケース1を左側にスライド移動させて右蓋部4を開放する状態において、中央蓋部2と左蓋部3とで上段の蓋付き収納ケース1を積み重ね支承できて、上段の蓋付き収納ケース1に対する十分な支持状態が得られ、しかも、中央蓋部2が上部開口部1aの左右方向いずれか一方に片寄った位置に配される構造でない為、上段の蓋付き収納ケース1を左右いずれの方向に移動させてもバランスよく安定的な支持状態が確実に得られる。
また、本実施例は、ケース本体1の下部に車輪部10がある為、一の蓋付き収納ケース1に他の蓋付き収納ケース1を積み重ねた状態において、上段の蓋付き収納ケース1の車輪部10が下段の蓋付き収納ケース1の蓋体1Bに当接する構成とすれば、上段の蓋付き収納ケース1のスムーズなスライド移動が可能であり、しかも、この車輪部10を利用することで非常に使い勝手が良くなる。
具体的には、複数の蓋付き収納ケース1を上下に積み重ねた状態のまま、最下段の蓋付き収納ケース1の車輪部10を利用して左右に移動させることができ、このことから、前述した各蓋部の大きさの設定に起因して奏される、上段の蓋付き収納ケース1をスライド移動させた際に下段の蓋付き収納ケース1からの側方への飛び出し量が抑えられることにも伴い、例えば図6,7,8に図示したように押し入れに入れた場合など、大きなスペースを必要とせずとも左蓋部3と右蓋部4のどちらも確実に開放させて収納物を良好に取り出せることになる。
また、本実施例は、例えば蓋付き収納ケース1を三段以上に積み重ねる場合には、図9に図示したような左右交互に上段の蓋付き収納ケース1を片側にスライド移動させた所謂千鳥状に配置することもでき、ユーザーの使い勝手に合わせた種々の使用状態が得られ、しかも、従来にない積み重ね方からインテリア性にも優れることになる。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
A1 中央領域
A2 左領域
A3 右領域
1 蓋付き収納ケース
1A ケース本体
1a 上部開口部
1B 蓋体
2 中央蓋部
3 左蓋部
4 右蓋部
5 凹条部
5a 中央凹条部
5b 左凹条部
5c 右凹条部
6 左位置決め凹部
7 右位置決め凹部
8 中央位置決め凹部
10 車輪部
10A 左車輪部
10B 右車輪部
13 右支承突部
14 左支承突部

Claims (4)

  1. 下部に車輪部を備え上部を開口したケース本体と、このケース本体の上部開口部を閉塞する蓋体とから成り、更に、上下に積み重ね状態が可能となり且つこの積み重ね状態において前記車輪部により移動が可能となるように設けられた蓋付き収納ケースであって、前記蓋体は、前記上部開口部の中央領域を閉塞る中央蓋部と、この中央蓋部の左端部に起伏回動自在に枢着され前記上部開口部の左領域を閉塞る左蓋部と、前記中央蓋部の右端部に起伏回動自在に枢着され前記上部開口部の右領域を閉塞る右蓋部とで構成され、一の蓋付き収納ケースに他の蓋付き収納ケースを積み重ねた状態において、上段の蓋付き収納ケースを右側にスライド移動させることで、下段の蓋付き収納ケースの前記左蓋部が開放できるように構成されるとともに、上段の蓋付き収納ケースを左側にスライド移動させることで、下段の蓋付き収納ケースの前記右蓋部が開放できるように構成されており、前記中央蓋部は、前記上部開口部の左右方向における略三分の一若しくは三分の一以上の巾の前記中央領域を閉塞る大きさに設定され、前記左蓋部及び前記右蓋部は、前記上部開口部の左右方向における同一巾の前記左領域及び前記右領域を閉塞る大きさに設定されており、更に、前記ケース本体の下部左右位置に前記車輪部は設けられ、前記蓋体には、前記上段の蓋付き収納ケースの前記車輪部を転動ガイドする凹条部が前記中央蓋部,前記左蓋部及び前記右蓋部に跨った状態で設けられ、一の蓋付き収納ケースに他の蓋付き収納ケースを積み重ねた状態において、左車輪部が落ち込んで位置決めされる左位置決め凹部が前記左蓋部の左凹条部に設けられるとともに、右車輪部が落ち込んで位置決めされる右位置決め凹部が前記右蓋部の右凹条部に設けられ、積み重ねた状態において、前記下段の蓋付き収納ケースの前記左蓋部が開放できる状態となるまで前記上段の蓋付き収納ケースを右側にスライド移動させた際における前記左車輪部と、前記下段の蓋付き収納ケースの前記右蓋部が開放できる状態となるまで前記上段の蓋付き収納ケースを左側にスライド移動させた際における前記右車輪部とが落ち込んで位置決めされる中央位置決め凹部が前記中央蓋部の中央凹条部に設けられていることを特徴とする蓋付き収納ケース。
  2. 前記上段の蓋付き収納ケースを右側にスライド移動させて前記左蓋部を開放る状態において、前記中央蓋部と前記右蓋部とで前記上段の蓋付き収納ケースを積み重ね支承し得る大きさに前記中央蓋部と前記右蓋部は設定され、前記上段の蓋付き収納ケースを左側にスライド移動させて前記右蓋部を開放る状態において、前記中央蓋部と前記左蓋部とで前記上段の蓋付き収納ケースを積み重ね支承し得る大きさに前記中央蓋部と前記左蓋部は設定されていることを特徴とする請求項1記載の蓋付き収納ケース。
  3. 前記上段の蓋付き収納ケースを右側にスライド移動させた際、前記上段の蓋付き収納ケースの下部に当接して該上段の蓋付き収納ケースを水平保持する右支承突部が前記右蓋部の外側端部に設けられ、前記上段の蓋付き収納ケースを左側にスライド移動させた際、前記上段の蓋付き収納ケースの下部に当接して該上段の蓋付き収納ケースを水平保持する左支承突部が前記左蓋部の外側端部に設けられていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の蓋付き収納ケース。
  4. 前記ケース本体の上部開口部は平面視長方形状であり、この上部開口部の長手方向に前記中央蓋部,前記左蓋部及び前記右蓋部が並設されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の蓋付き収納ケース。
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