JP6888126B2 - モータ固定子及びそれを有するモータ - Google Patents

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Description

本出願は、モータ製造技術の分野に関し、特にモータ固定子及びそれを有するモータに関する。
関連技術において、モータの固定子鉄心の多くは、一体式構造を採用しており、固定子ヨーク部に巻線することが不便であり、モータ固定子の加工が不便であり、且つ加工効率が低い。モータ固定子の生産プロセスを簡略化するために、一部の技術では、モータ固定子の生産時に、固定子ヨーク部と、固定子歯部と、固定子巻線をそれぞれモジュール化し、それからこれらのモジュールを完全なモータ固定子としてつなぎ合わせる。しかしながら、このような方式では、固定子ヨーク部の複数のモジュール間の組み立て操作は困難であり、通常、他のツールを借りて完成する必要があるため、モータ固定子の生産効率が制限される。
本出願は、従来技術における少なくとも一つの技術的課題を解决することを目的とする。そのため、本出願は、製造が便利であり、組み立てが容易であり、且つ生産効率が高いモータ固定子を提供する。
本出願は、上記のモータ固定子を有するモータをさらに提供する。
本出願の第1の態様の実施例に係るモータ固定子は、固定子鉄心と、固定子巻線とを含み、固定子鉄心は、周方向に順次接続された複数のサブ固定子鉄心を含み、各サブ固定子鉄心は、固定子ヨーク部と、二つのサブ固定子歯部と、二つのつなぎ合わせ外端部とを含み、二つのサブ固定子歯部は、いずれも固定子ヨーク部の内側に設けられ、且つ固定子ヨーク部の周方向の両端にそれぞれ位置し、二つのつなぎ合わせ外端部は、いずれも固定子ヨーク部の外側に設けられ、且つそれぞれ二つのサブ固定子歯部に対向し、各つなぎ合わせ外端部に連結突起又は連結溝が設けられ、隣接する二つのサブ固定子鉄心は、連結突起と連結溝との結合によってつなぎ合わせされ、且つ隣接する二つのサブ固定子鉄心の接触する二つのサブ固定子歯部は、一つの完全な固定子歯を構成し、固定子巻線は、固定子ヨーク部に巻き付けられている。
本出願の実施例に係るモータ固定子は、固定子鉄心が周方向に順次接続された複数のサブ固定子鉄心を含み、且つ各サブ固定子鉄心が固定子ヨーク部と、少なくとも一つの固定子歯部と、少なくとも一つの外端部と、二つのサブ固定子歯部と、二つのつなぎ合わせ外端部とを含み、二つのサブ固定子歯部が、いずれも固定子ヨーク部の内側に設けられ、且つ固定子ヨーク部の周方向の両端にそれぞれ位置し、二つのつなぎ合わせ外端部が、いずれも固定子ヨーク部の外側に設けられ、且つそれぞれ二つのサブ固定子歯部に対向し、各つなぎ合わせ外端部に連結突起及び連結溝が設けられ、隣接する二つのサブ固定子鉄心は、連結突起と連結溝との結合によってつなぎ合わせられる。これにより、他のツールを借りずに固定子鉄心のつなぎ合わせを完成することができ、固定子鉄心の組み立て困難性が低減され、固定子鉄心の生産効率が向上すると同時に、各サブ固定子鉄心の構造が短く小さいため、サブ固定子鉄心の打ち抜きが容易になるとともに、サブ固定子鉄心の材料使用量が節約される。
本出願のいくつかの実施例によれば、サブ固定子鉄心は二つであり、各つなぎ合わせ外端部に溝が形成され、隣接する二つのサブ固定子鉄心の接触する二つのつなぎ合わせ外端部の二つの溝は、一つの取付穴を構成し、取付穴内に接続部材が結合されて隣接する二つのサブ固定子鉄心の接続を実現する。
本出願のいくつかの実施例によれば、各サブ固定子鉄心は、少なくとも一つの固定子歯部と、少なくとも一つの外端部と、をさらに含み、固定子歯部は、固定子ヨーク部の内側に設けられ、且つ二つのサブ固定子歯部の間に位置し、外端部は、固定子ヨーク部の外側に設けられ、且つ固定子歯部に対向する。
本出願のいくつかの実施例によれば、固定子歯部は複数であり、複数の固定子歯部は、間隔を置いて設けられる。
本出願のいくつかの実施例によれば、各つなぎ合わせ外端部は、対応するサブ固定子歯部が固定子ヨーク部の径方向に外方に向かって延在して形成され、各外端部は、対応する固定子歯部が固定子ヨーク部の径方向に外方に向かって延在して形成される。
本出願のいくつかの実施例によれば、サブ固定子鉄心が一つの外端部を含む場合、外端部に位置決め取付穴が形成され、サブ固定子鉄心が複数の外端部を含む場合、複数の外端部の少なくとも一つに位置決め取付穴が形成される。
本出願のいくつかの実施例によれば、固定子巻線を各サブ固定子鉄心の固定子ヨーク部にそれぞれ巻き付けた後、隣接する二つのサブ固定子鉄心は、連結突起と連結溝との結合によってつなぎ合わせられる。
本出願のいくつかの実施例によれば、外端部の長さは、つなぎ合わせ外端部の長さ、固定子歯部の長さに等しく又は等しくない。
本出願のいくつかの実施例によれば、複数のサブ固定子鉄心のサブ固定子歯部の幅は、いずれも同じである。
本出願のいくつかの実施例によれば、各サブ固定子鉄心の二つのつなぎ合わせ外端部の一方に連結突起が設けられ、二つのつなぎ合わせ外端部の他方に連結溝が設けられる。
本出願のいくつかの実施例によれば、固定子巻線は、少なくとも二つあり、各固定子巻線は、単一の線又は複数の線を並列に巻回するように固定子ヨーク部に巻き付けられ、固定子巻線の結線形態は、スター又はデルタである。
本出願のいくつかの実施例によれば、各サブ固定子鉄心は、複数の打ち抜き片を積層することによって形成される。
本出願の第2の態様の実施例に係るモータは、本出願の上記の第1の態様の実施例に係るモータ固定子と、モータ固定子の内側に設けられるモータ回転子とを含む。
本出願の実施例に係るモータは、上記のモータ固定子を採用することによって、モータの取付けが容易になり、モータの生産効率が向上する。
本出願のいくつかの実施例によれば、モータ回転子は、2極の永久磁石磁気リングであり、2極の永久磁石磁気リングは、一体型磁気リング又はつなぎ合わせ磁気リングである。
本出願のいくつかの実施例によれば、モータは、単相モータ、三相モータ、又は多相モータである。
本発明の付加的な特徴及び利点は、一部が以下の説明において示され、一部が以下の説明により明らかになり、又は本発明の実践により理解される。
本発明の上記及び/又は付加的な態様及び利点は、以下、図面を参照した実施例についての説明において、明らかになり、理解しやすくなる。
本出願の実施例に係るモータ固定子の固定子鉄心の概略図である。 図1に示すサブ固定子鉄心の概略図である。 図2に丸で囲まれたA部を拡大した図である。 本出願の実施例に係るモータの部分概略図である。 本出願の他の実施例に係るモータの部分概略図である。
以下、本出願の実施例を詳細に説明する。前記実施例における例が図面に示され、同一又は類似する符号は、常に同一又は類似する要素、或いは、同一又は類似する機能を有する要素を示す。以下に、図面を参照しながら説明される実施例は例示するものであり、本出願を解釈するためだけに用いられ、本出願を限定するものと理解してはならない。
本発明の説明において、「中心」、「長さ」、「幅」、「内」、「外」、「軸方向」、「径方向」、「周方向」などの用語が示す方位又は位置関係は、図面に示す方位又は位置関係に基づき、本発明を便利にまたは簡単に説明するために使用されるものであり、指定された装置又は要素が特定の方位にあり、特定の方位において構造され操作されることを指示又は暗示するものではないので、本発明を限定するものであると理解してならない。また、「第1」、「第2」で限定されている特徴は、少なくとも一つの当該特徴を含んでいることを、明示又は暗黙的に示す。本発明の説明において、他の説明がない限り、「複数」とは、二つ以上を意味する。
本出願の説明において、明確な規定及び限定がない限り、「取り付け」、「互いに接続」、「接続」の用語の意味は広く理解されるべきである。例えば、固定接続や、着脱可能な接続や、あるいは一体的な接続でも可能である。机械的な接続や、電気的な接続も可能である。直接的に接続することや、中間媒体を介して間接的に接続することや、二つの要素の内部が連通することも可能である。当業者であれば、具体的な状況によって上記用語の本発明においての具体的な意味を理解することができる。
以下、図1〜図3を参照して本出願の第1の態様の実施例に係るモータ固定子100を説明する。
図1〜図3に示すように、本出願の実施例に係るモータ固定子100は、固定子鉄心1と固定子巻線2とを含む。
固定子鉄心1は、周方向に順次接続された複数のサブ固定子鉄心11を含み、各サブ固定子鉄心11は、固定子ヨーク部111と、二つのサブ固定子歯部114と、二つのつなぎ合わせ外端部115とを含み、二つのサブ固定子歯部114は、いずれも固定子ヨーク部111の内側に設けられ、且つ二つのサブ固定子歯部114は、固定子ヨーク部111の周方向の両端にそれぞれ位置し、二つのつなぎ合わせ外端部115は、いずれも固定子ヨーク部111の外側に設けられ、且つ二つのつなぎ合わせ外端部115は、それぞれ二つのサブ固定子歯部114に対向し、各つなぎ合わせ外端部115に連結突起115a又は連結溝115bが設けられ、隣接する二つのサブ固定子鉄心11は、連結突起115aと連結溝115bとの結合によってつなぎ合わせられ、隣接する二つのサブ固定子鉄心11の接触する二つのサブ固定子歯部114は、一つの完全な固定子歯を構成し、固定子巻線2は、固定子ヨーク部111に巻き付けられている。
例えば、図1〜図3に示すように、固定子鉄心1は、その周方向に頭と尾とが順次接続された二つのサブ固定子鉄心11を含み、各サブ固定子鉄心11は、固定子ヨーク部111と、二つのサブ固定子歯部114と、二つのつなぎ合わせ外端部115とを含み、固定子ヨーク部111は、略円弧状に形成することができ、二つのサブ固定子歯部114は、いずれも固定子ヨーク部111の内側に設けられ、且つ二つのサブ固定子歯部114は、固定子ヨーク部111の周方向の両端にそれぞれ位置し、二つのつなぎ合わせ外端部115は、いずれも固定子ヨーク部111の外側に設けられ、且つ二つのつなぎ合わせ外端部115は、それぞれ二つのサブ固定子歯部114に1対1に対向して設置することができ、二つのつなぎ合わせ外端部115の一方に連結突起115aが設けられ、二つのつなぎ合わせ外端部115の他方に連結突起115aと結合する連結溝115bが設けられ、連結突起115aを連結溝115bに対応して結合させることにより、隣接する二つのサブ固定子歯部114は、一つの完全な固定子歯としてつなぎ合わせることができる。これにより、隣接するサブ固定子鉄心11のつなぎ合わせが完了し、この場合、固定子鉄心1の組み立ての困難性が低減され、固定子鉄心のつなぎ合わせが容易になり、固定子鉄心1の生産効率が向上する。ここで、固定子歯の構造は、固定子歯部112の構造と同じであってもよい。ここで、方向「内」は、固定子鉄心1の中心軸線に近い方向を指し、その反対方向は、「外」として定義される。
もちろん、固定子鉄心1は、三つ以上のサブ固定子鉄心11を含んでもよい。つまり、三つ以上のサブ固定子鉄心11は、固定子鉄心1の周方向に頭と尾とが順次接続され、各サブ固定子鉄心11は、固定子ヨーク部111と、二つのサブ固定子歯部114と、二つのつなぎ合わせ外端部115とを含み、二つのサブ固定子歯部114は、いずれも固定子ヨーク部111の内側に設けられ、且つ二つのサブ固定子歯部114は、固定子ヨーク部111の周方向の両端にそれぞれ位置し、二つのつなぎ合わせ外端部115は、いずれも固定子ヨーク部111の外側に設けられ、且つ二つのつなぎ合わせ外端部115は、それぞれ二つのサブ固定子歯部114に対向し、各つなぎ合わせ外端部115に連結突起115a又は連結溝115bが設けられ、隣接する二つのサブ固定子鉄心11が、連結突起115aと連結溝115bとの結合によってつなぎ合わせられ、固定子鉄心の組み立てが完了する。
なお、固定子鉄心1の複数のサブ固定子鉄心11の構造は、同じであってもよく、異なっていてもよい。例えば、固定子鉄心1が、その周方向に頭と尾とが順次接続された二つのサブ固定子鉄心11を含む場合、この二つのサブ固定子鉄心11の固定子ヨーク部111に対応する中心角は、いずれも180°であってもよく、又はこの二つのサブ固定子鉄心11の固定子ヨーク部111に対応する中心角は、それぞれ120°及び240°であってもよい。さらに、例えば、固定子鉄心1がその周方向に頭と尾とが順次接続された三つのサブ固定子鉄心11を含み、且つこの三つのサブ固定子鉄心11の固定子ヨーク部111に対応する中心角がいずれも120°である場合、各サブ固定子鉄心11の二つのつなぎ合わせ外端部115に連結突起115a及び連結溝115bがそれぞれ設けられるか、又はこの三つのサブ固定子鉄心11のうちの 一つのサブ固定子鉄心11の二つのつなぎ合わせ外端部115のいずれに連結突起115aが設けられ、この三つのサブ固定子鉄心11のうちのもう1つのサブ固定子鉄心11の二つのつなぎ合わせ外端部115のいずれに連結溝115bが設けられ、この三つのサブ固定子鉄心11のうちのさらに1つのサブ固定子鉄心11二つのつなぎ合わせ外端部115に連それぞれ結突起115a及び連結溝115bが設けられ、サブ固定子歯部114の数は、つなぎ合わせ外端部115の数に等しくしてもよいことを理解されたい。
本出願の実施例に係るモータ固定子100によれば、固定子鉄心1が周方向に順次接続された複数のサブ固定子鉄心11を含み、各サブ固定子鉄心11が、固定子ヨーク部111と、二つのサブ固定子歯部114と、二つのつなぎ合わせ外端部115とを含み、二つのサブ固定子歯部114が、いずれも固定子ヨーク部111の内側に設けられ、且つ固定子ヨーク部111の周方向の両端にそれぞれ位置し、二つのつなぎ合わせ外端部115が、いずれも固定子ヨーク部111の外側に設けられ、且つそれぞれ二つのサブ固定子歯部114に対向し、各つなぎ合わせ外端部115に連結突起115a及び連結溝115bが設けられることによって、隣接する二つのサブ固定子鉄心11は、連結突起115aと連結溝115bとの結合によってつなぎ合わせられ、他のツールを借りずに固定子鉄心1のつなぎ合わせを完成することができ、固定子鉄心1の組み立て困難性が低減され、固定子鉄心の生産効率が向上すると同時に、各サブ固定子鉄心11の構造が短く小さいため、サブ固定子鉄心11の打ち抜きが容易になるとともに、サブ固定子鉄心11の材料用量も節約される。
本出願の選択可能な実施例では、サブ固定子鉄心11は二つであり、各つなぎ合わせ外端部115に溝が形成され(図示せず)、隣接する二つのサブ固定子鉄心11の接触する二つのつなぎ合わせ外端部115の二つの溝は、一つの取付穴を構成し、取付穴内に接続部材(図示せず)が結合されることによって隣接する二つのサブ固定子鉄心11の接続が実現される。つまり、固定子鉄心1が周方向に頭と尾とが順次接続された二つのサブ固定子鉄心11を含む場合、各つなぎ合わせ外端部115に連結突起115a又は連結溝115bが設けられるだけでなく、各つなぎ合わせ外端部115に溝がさらに形成され、二つのサブ固定子鉄心11は、連結突起115aと連結溝115bとの結合によってつなぎ合わせられると同時に、この二つのサブ固定子鉄心11の二つの溝は、一つの取付穴を構成し、接続部材は、取付穴内を貫通して、固定子鉄心1をモータ200の筐体(図示せず)に固定することによって、固定子鉄心1の取り付けを実現することができる。
なお、サブ固定子鉄心11が三つ以上である場合、隣接する二つのサブ固定子鉄心11の対応するつなぎ合わせ外端部115にも溝が形成されて、隣接する二つのサブ固定子鉄心11の接触する二つのつなぎ合わせ外端部115の二つの溝は、一つの取付穴を構成し、接続部材は、取付穴によって固定子鉄心1の取り付けを実現することができることを理解されたい。
本出願のさらなる実施例では、各サブ固定子鉄心11は、少なくとも一つの固定子歯部112と少なくとも一つの外端部113とをさらに含み、固定子歯部112は、固定子ヨーク部111の内側に設けられ、且つ二つのサブ固定子歯部114の間に位置し、外端部113は、固定子ヨーク部111の外側に設けられ、且つ固定子歯部112に対向する。例えば、図1及び図2の例では、各サブ固定子鉄心11は、二つの固定子歯部112と二つの外端部113とをさらに含み、二つの固定子歯部112は、いずれも固定子ヨーク部111の内側に設けられ、且つ二つの固定子歯部112は、二つのサブ固定子歯部114の間に間隔を置いて設けられ、二つの外端部113は、いずれも固定子ヨーク部111の外側に設けられ、且つ二つの外端部113は、それぞれ二つの固定子歯部112に対向してもよい。
ここで、各サブ固定子鉄心11が一つの固定子歯部112と一つの外端部113とを含むことができる場合、固定子ヨーク部111の周方向において、当該固定子歯部112は、二つのサブ固定子歯部114と間隔をあけて設けられる。又は各サブ固定子鉄心11が三つ以上の固定子歯部112を含む場合、固定子ヨーク部111の周方向において、これらの固定子歯部112は、間隔を置いて設けられる。なお、固定子歯部112の数は、外端部113の数以上であってもよく、例えば、外端部113の数は、固定子歯部112の数の1/2、1/3、1/4などであってもよいが、これらに限定されないことを理解されたい。
本出願のいくつかの選択可能な実施例では、図1〜図3に示すように、各つなぎ合わせ外端部115は、対応するサブ固定子歯部114が固定子ヨーク部111の径方向に外方に向かって延在して形成され、各外端部113は、対応する固定子歯部112が固定子ヨーク部111の径方向に外方に向かって延在して形成され、つまり、つなぎ合わせ外端部115とサブ固定子歯部114とは、固定子ヨーク部111の径方向に1対1に対応して設置され、外端部113と固定子歯部112とは、固定子ヨーク部111の径方向に1対1に対応して設置されることによって、サブ固定子鉄心11の構造は、比較的規則的になり、サブ固定子鉄心11の製造が容易になる。
ここで、つなぎ合わせ外端部115の幅は、サブ固定子歯部114の幅と同じであってもよく、外端部113の幅は、固定子歯部112の幅と同じであってもよい。これにより、サブ固定子鉄心11の構造がさらに規則的になり、サブ固定子鉄心11の製造がさらに容易になる。もちろん、つなぎ合わせ外端部115の幅は、サブ固定子歯部114の幅と異なってもよく、外端部113の幅は、固定子歯部112の幅と異なってもよい。これにより、固定子鉄心1が多様性を有するようになり、固定子鉄心1の適用性が向上し、固定子鉄心1の適用範囲が大きくなる。
ここで、「幅」とは、固定子ヨーク部111の周方向での幅を指す。
さらに、選択可能に、外端部113の長さと、つなぎ合わせ外端部115の長さと、固定子歯部114の長さとが等しくてもよいし、等しくなくてもよく、つまり、外端部113の長さと、つなぎ合わせ外端部115の長さと、固定子歯部114の長さとについて、三者が等しくてもよく、又は少なくとも二つが等しくなくてもよい。外端部113の長さと、つなぎ合わせ外端部115の長さと、固定子歯部114の長さとが等しい場合、サブ固定子鉄心11の構造が規則的であり、製造が容易になり、外端部113の長さと、つなぎ合わせ外端部115の長さと、固定子歯部114の長さとが等しくない場合、例えば、固定子歯部114の長さが、外端部113の長さより大きく、且つ外端部113の長さが、つなぎ合わせ外端部115の長さより大きい場合(図1及び図2に示すように)、固定子鉄心1の多様性が向上し、固定子鉄心1の適用範囲がさらに大きくなる。ここで、サブ固定子歯部114の長さは、固定子歯部114の長さと同じであってもよい。
ここで、「長さ」とは、固定子ヨーク部111の径方向での長さを指す。
本出願のいくつかの選択可能な実施例では、サブ固定子鉄心11は、一つの外端部113を含み、外端部113に位置決め取付穴113aが形成されるため、固定子鉄心1には、複数の位置決め取付穴113aを有することになる。固定子鉄心1をモータ200に適用する場合、固定子鉄心1は、複数の位置決め取付穴113aによってモータ200の筐体に固定することにより、固定子鉄心1の軸方向の位置決め、取り付け及び締結を実現することができると同時に、各サブ固定子鉄心11のいずれに位置決め取付穴113aが形成されるため、モータ200が高速運転する時にサブ固定子鉄心11がモータ200の筐体から離脱することを避け、各サブ固定子鉄心11とモータ200の筐体との確実な接続を確保することができる。
本出願の他のいくつかの選択可能な実施例では、サブ固定子鉄心11は、複数の外端部113を含み、複数の外端部113の少なくとも一方に位置決め取付穴113aが形成され、つまり、各サブ固定子鉄心11に少なくとも一つの位置決め取付穴113aを有するため、固定子鉄心1には、同様に複数の位置決め取付穴113aを有することになる。固定子鉄心1をモータ200に適用する場合、固定子鉄心1は、複数の位置決め取付穴113aによってモータ200の筐体に固定することにより、固定子鉄心1の軸方向位置決め、取り付け及び締結を実現することができると同時に、各サブ固定子鉄心11のいずれに位置決め取付穴113aが形成されるため、モータ200が高速で運転する時にサブ固定子鉄心11がモータ200の筐体から離脱することを避け、同様に各サブ固定子鉄心11とモータ200の筐体との確実な接続を確保することができる。
もちろん、外端部113に位置決め取付穴113aを設置しなくてもよく、この場合、少なくとも二つのサブ固定子鉄心11の対応するつなぎ合わせ外端部115に溝が形成され、隣接する二つのサブ固定子鉄心11の接触する二つのつなぎ合わせ外端部115の二つの溝は、一つの取付穴を構成し、接続部材は、取付穴によって同様に固定子鉄心1の取り付けを実現する。
本出願の具体的な例では、図1〜図3に示すように、位置決め取付穴113aを有する外端部113の長さは、つなぎ合わせ外端部115の長さより大きいため、固定子鉄心1をモータ200の筐体に取り付ける場合につなぎ合わせ外端部115がモータ200の筐体と干渉して固定子鉄心1の取り付けを完成できないことが避けられるとともに、固定子ヨーク部111における固定子巻線2とモータ200の筐体との間の間隔が大きくなるので、固定子巻線2がモータ200の筐体と接触して固定子巻線2が破損することが避けられ、固定子巻線2が効果的に保護され、固定子鉄心の使用寿命が確保される。
もちろん、位置決め取付穴113aを有する外端部の長さは、つなぎ合わせ外端部115の長さ以下であってもよく、この場合、モータ200の筐体内に上記の外端部と結合する突起を設けることができるため、同様に固定子鉄心1の取り付けを実現することができる。
ここで、「位置決め取付穴113aを有する外端部113の長さ」とは、位置決め取付穴113aを有する外端部113の固定子ヨーク部111の径方向に沿った長さを指し、「つなぎ合わせ外端部115の長さ」とは、つなぎ合わせ外端部115の固定子ヨーク部111の径方向に沿った長さを指す。
本出願のいくつかの実施例では、固定子巻線2を各サブ固定子鉄心11の固定子ヨーク部111にそれぞれ巻き付けた後、隣接する二つのサブ固定子鉄心11は、連結突起115aと連結溝115bとの結合によってつなぎ合わせられる。つまり、サブ固定子鉄心11が固定子ヨーク部111と、一つの固定子歯部112と、二つのサブ固定子歯部114と、二つのつなぎ合わせ外端部115とを含む場合、固定子巻線2は、隣接する固定子歯部112とサブ固定子歯部114との間にそれぞれ巻き付けられる。サブ固定子鉄心11が固定子ヨーク部111と、複数の固定子歯部112と、二つのサブ固定子歯部114と、二つのつなぎ合わせ外端部115とを含む場合、隣接する固定子歯部112とサブ固定子歯部114との間に固定子巻線2が巻き付けられ、且つ隣接する二つの固定子歯部112の間にも固定子巻線2が巻き付けられる。サブ固定子鉄心11に固定子歯部112が設けられていない場合、固定子巻線2は、隣接する二つのサブ固定子歯部114の間に巻き付けられる。これにより、固定子鉄心1の巻線が容易になり、モータ固定子100の加工効率が向上する。
本出願のいくつかの実施例では、複数のサブ固定子鉄心11のサブ固定子歯部114の幅はいずれも同じであり、且つサブ固定子歯部114の長さは同じであり、つまり、各サブ固定子歯部114の構造はいずれも同じである。隣接する二つのサブ固定子鉄心11の接触するサブ固定子歯部114は、一つの完全な固定子歯を構成するので、サブ固定子歯部114の幅は、その対応する固定子歯の幅の半分であり、ある程度でサブ固定子鉄心11の加工工程の簡素化、及びサブ固定子鉄心11の加工効率の向上に有利である。ここで、「サブ固定子歯部114の幅」とは、サブ固定子歯部114が固定子ヨーク部111の周方向に沿った幅を指す。
もちろん、二つの隣接するサブ固定子鉄心11の接触するサブ固定子歯部114の幅は、異なってもよく、二つの隣接するサブ固定子鉄心11の接触するサブ固定子歯部114が、一つの完全な固定子歯を構成すればよい。
本出願のいくつかの実施例では、各サブ固定子鉄心11の二つのつなぎ合わせ外端部115の一方に連結突起115aが設けられ、二つのつなぎ合わせ外端部115の他方に連結溝115bが設けられ、これにより、同様にある程度でサブ固定子鉄心11の加工工程の簡素化、及びサブ固定子鉄心11の加工効率をの向上に有利である。例えば、固定子鉄心1は、その周方向に頭と尾とが順次接続された三つのサブ固定子鉄心11を含み、この三つのサブ固定子鉄心11の固定子ヨーク部111に対応する中心角は、いずれも120°であってもよく、各サブ固定子鉄心11の二つのつなぎ合わせ外端部115の一方に連結突起115aが設けられ、他方に連結溝115bが設けられ、これにより、各サブ固定子鉄心11の構造は、全く同じであってもよく、サブ固定子鉄心11を加工する時に1セットの加工装置を使用することができるため、サブ固定子鉄心11の加工工程が簡素化され、加工効率が向上し、加工コストが低減される。
本出願の選択可能な実施例では、固定子巻線2は、少なくとも二つあり、各固定子巻線2は、単一の線又は複数の線を並列に巻回するように固定子ヨーク部111に巻き付けられる。なお、複数の固定子巻線2の巻き方向は、同じ又は逆であってもよく、複数の固定子巻線2の巻き方向が同じである場合、各固定子巻線2の巻き方向は、いずれも順方向であってもよく、いずれも逆方向であってもよいことを理解されたい。また、固定子巻線2の結線方式は、直列または並列であってもよく、これにより、固定子巻線2は、スター(又はY字形という)、デルタ、又は他の形態に結線されてもよい。固定子巻線2の巻き方と、巻き方向と、結線形態は、当業者に周知されており、ここでは具体的に限定しない。
本出願のいくつかの実施例では、各サブ固定子鉄心11は、複数の打ち抜き片を積層することによって形成されるため、サブ固定子鉄心11の加工が容易になり、さらに固定子鉄心の加工が容易になる。
本出願の選択可能な実施例では、連結突起115aの外輪郭は、円弧状に形成され、且つ連結突起115aの中心角は、αであり、αは、α>180°を満たし、連結溝115bの形状は、連結突起115aの形状にマッチングしている。例えば、図1〜図3の例では、連結突起115aは、対応するサブ固定子歯部114の一部の端面が固定子ヨーク部111の周方向に突出して形成することができ、連結溝115bは、対応するサブ固定子歯部114の一部の端面が固定子ヨーク部111の周方向に凹んで形成されることができ、連結突起115aの外輪郭は、円弧状に形成され、連結突起115aの中心角は、α>180°であるため、連結突起115aの断面積は、連結突起115aのサブ固定子歯部114に接続された一端から固定子ヨーク部111の軸方向に沿って連結突起115aの自由端に向かって、まず大きくなり、それから小さくなってもよい。連結溝115bの形状は、連結突起115aの形状にマッチングすることによって、連結突起115aを連結溝115b内に結合させ、連結突起115aが連結溝115b内から離脱することを避けることができ、連結突起115aと連結溝115bとの結合強度が確保され、隣接する二つのサブ固定子鉄心11の接続強度が確保されるとともに、連結突起115aを連結溝115b内に結合させることが容易になり、組み立て効率が確保される。
もちろん、連結溝115bは、蟻溝として形成されてもよく、連結突起115aは、上記の蟻溝にマッチングするとともに、隣接する二つのサブ固定子鉄心11のつなぎ合わせを実現することができ、つなぎ合わせ強度を確保することができる。しかし、これらに限定されない。
本出願の選択可能な実施例では、隣接する二つのサブ固定子鉄心11の接触する二つのつなぎ合わせ外端部115は、接着又は溶接され、これにより、隣接する二つのサブ固定子鉄心11の接続強度をさらに確保し、隣接する二つのサブ固定子鉄心11の相対的な位置の安定性を確保するとともに、隣接する二つのサブ固定子鉄心11の接触する二つのサブ固定子歯部114が接着又は溶接されることによってモータ固定子100の磁場に影響を与えることを避け、モータ固定子100の使用信頼性を確保する。
本出願の第2の態様の実施例に係るモータ200は、モータ固定子100とモータ回転子101と含み、ここで、モータ固定子100は、本出願の上記の第1の態様の実施例に係るモータ固定子100であり、モータ回転子101は、モータ固定子100の内側に設けられる。なお、モータ200は、単相モータ、三相モータ、多相モータなどであってもよく、モータ200は、家庭用電気機器、医療機器、発電及びエネルギー貯蔵機器、化学検出及び物質風力機器、及び無人航空機などに適用することができ、例えば、モータ200は、ファン、掃除機、ヘアドライヤ、ハンドドライヤ、旋盤、電気ドリル、遠心分離機、発電機、フライホイールエネルギー貯蔵、ドローン、又は飛行機モデルに適用することができるが、これらに限定されない。
例えば、図4及び図5の例では、モータ200は、モータ固定子100とモータ回転子101と含み、モータ固定子100は、モータ回転子101の外側に嵌めており、モータ固定子100は、モータ200の筐体(図示せず)に固定的して取り付けることができ、モータ固定子100とモータ回転子101とは相互作用することによって、モータ回転子101がその中心軸線回りに回転する。
本出願の実施例に係るモータ200は、上記のモータ固定子100を採用することによって、モータ200の組み立てが容易になり、モータ200の生産効率が向上する。
本出願の選択可能な実施例では、モータ回転子101は、2極の永久磁石磁気リングであり、2極の永久磁石磁気リングは、製造が容易であり、且つ2極の永久磁石磁気リングは、強度が高く、取り付けが容易である。具体的には、2極の永久磁石磁気リングは、リング構造であり、且つ2極の永久磁石磁気リングは、一体型磁気リングであってもよく、すなわち2極の永久磁石磁気リングは、一体成形された一体型構造であり、又は2極の永久磁石磁気リングは、つなぎ合わせ磁気リングであり、すなわち2極の永久磁石磁気リングは、二つの磁極をつなぎ合わせることによって形成される。
本出願の実施例に係るモータ200の他の構成及び操作は、当業者にとって周知されるものであり、ここで詳細に説明しない。
以下、図1〜図3を参照して一つの具体的な実施例を用いて本出願の第1の態様の実施例に係るモータ固定子100を詳細に説明する。なお、以下の説明は例示的なものにすぎず、発明を具体に限定するものではないことを理解されたい。
図1〜図3に示すように、モータ固定子100は、固定子鉄心1と6つの固定子巻線2とを含み、固定子鉄心1は、その周方向に頭と尾とが順次接続された二つのサブ固定子鉄心11を含み、二つのサブ固定子鉄心11の構造は同じであり、且つ各サブ固定子鉄心11は、いずれも複数の打ち抜き片を積層することによって形成され、各サブ固定子鉄心11は、固定子ヨーク部111と、二つの固定子歯部112と、二つの外端部113と、二つのサブ固定子歯部114と、二つのつなぎ合わせ外端部115とを含み、隣接する二つのサブ固定子鉄心11の接触する二つのサブ固定子歯部112は、一つの完全な固定子歯を構成し、固定子巻線2は、固定子ヨーク部111に巻き付けられるため、モータ固定子100のスロットフルレートの向上に有利である。ここで、固定子歯部112の数は、外端部113の数に等しく、サブ固定子歯部114の数は、つなぎ合わせ外端部115の数に等しく、固定子巻線2の数は、固定子歯部112の数と固定子歯の数との合計に等しく、つまり、隣接する二つの固定子歯部112間に固定子巻線2が巻き付けられ、且つ隣接する固定子歯部112と固定子歯との間に固定子巻線2が巻き付けられている。
具体的には、固定子ヨーク部111は、略半円弧状に形成することができ、二つのサブ固定子歯部114は、いずれも固定子ヨーク部111の内側に設けられ、且つ二つのサブ固定子歯部114は、固定子ヨーク部111の周方向の両端にそれぞれ位置し、二つの固定子歯部112は、固定子ヨーク部111の内側に設けられ、且つ固定子ヨーク部111の周方向において、二つの固定子歯部112は、二つのサブ固定子歯部114の間に均等な間隔を置いて設けられ、二つの外端部113は、固定子ヨーク部111の外側に設けられ、且つ二つの外端部113は、それぞれ二つの固定子歯部112と1対1に径方向に対向して設置することができる。外端部113の幅は、対応する固定子歯部112の幅と同じであり、二つのつなぎ合わせ外端部115は、いずれも固定子ヨーク部111の外側に設けられ、且つ二つのつなぎ合わせ外端部115は、それぞれ二つのサブ固定子歯部114に1対1に径方向に対向して設置することができる。つなぎ合わせ外端部115の幅は、サブ固定子歯部114の幅と同じであり、且つ固定子歯部112の長さは、外端部113の長さより大きく、且つ外端部113の長さは、つなぎ合わせ外端部115の長さより大きく、二つのつなぎ合わせ外端部115の一方に連結突起115aが設けられ、二つのつなぎ合わせ外端部115の他方に連結突起115aと結合する連結溝115bが設けられ、連結突起115aを連結溝115bに対応して結合させることにより、二つのサブ固定子歯部114は、一つの完全な固定子歯としてつなぎ合わせられ、固定子鉄心1のつなぎ合わせが完了する。
ここで、固定子歯の構造は、固定子歯部112の構造と同じであり、隣接する二つのサブ固定子鉄心11の接触する二つのサブ固定子歯部114の接触面は平面であるため、加工が容易になる。
各サブ固定子鉄心11は、個別に巻線され、巻線がが完了した後、複数のサブ固定子鉄心11をつなぎ合わせ、固定子鉄心1のつなぎ合わせが完了した後、二つのサブ固定子鉄心11の固定子ヨーク部111はつなぎ合わせされて円形になり、四つの固定子歯部112及び二つの固定子歯は、固定子ヨーク部111の内側に均等な間隔を置いて配置されることによって、6つの固定子スロットが画成される。四つのつなぎ合わせ外端部115は、いずれも固定子ヨーク部111の外側に位置し、且つ各つなぎ合わせ外端部115は、いずれも対応するサブ固定子歯部114が固定子ヨーク部111の径方向に外方に向かって延在して形成され、四つの外端部113は、いずれも固定子ヨーク部111の外側に位置し、且つ各外端部113は、いずれも対応する固定子歯部112が固定子ヨーク部111の径方向に外方に向かって延在して形成される。各外端部113に位置決め取付穴113aが形成され、固定子鉄心1をモータ200に適用する場合、固定子鉄心1は、位置決め取付穴113aによってモータ200の筐体に固定することができる。ここで、位置決め取付穴113aは、円形穴であってもよく、位置決め取付穴113aは、ねじなし穴又はネジ穴などであってもよく、位置決め取付穴113a内にネジなどのねじ締結部材が設けられるため、固定子鉄心1の取り付けが容易になる。
さらに、図1〜図3に示すように、連結突起115aは、対応するサブ固定子歯部114の一部の端面が固定子ヨーク部111の周方向に突出して形成され、連結溝115bは、対応するサブ固定子歯部114の一部の端面が固定子ヨーク部111の周方向に凹んで形成され、連結突起115aの外輪郭は、円弧状に形成され、且つ連結溝115bの形状は、連結突起115aの形状にマッチングしており、連結突起115aの外輪郭は、円弧状に形成され、且つ連結突起115aの中心角は、α>180°である。これによって、連結突起115aを連結溝115b内に結合させることが容易になり、つなぎ合わせの効率が確保されるとともに、連結突起115aが連結溝115b内から離脱することが避けられ、隣接するサブ固定子鉄心11の接続強度が確保される。
以下、図4及び図5を参照して二つの具体的な実施例を用いて本出願の第2の態様の実施例に係るモータ200を詳細に説明する。以下の説明は例示的なものにすぎず、発明を具体的に限定するものではないことを理解されたい。
実施例1
本実施例では、図4に示すように、モータ200は、モータ固定子100とモータ回転子101と含み、モータ回転子101は、2極の永久磁石磁気リングであり、モータ固定子100は、図1〜図3に示されるモータ固定子100であり、モータ固定子100は、モータ回転子101の外側に同軸に嵌めており、モータ固定子100とモータ回転子101とは相互作用することにより、モータ回転子101がその中心軸線回りに回転する。ここで、固定子巻線2は、単線巻線であり、且つ各固定子巻線2の巻き方向は同じである。
実施例2
図5に示すように、本実施例は、実施例1の構造とほぼ同じであり、そのうち、同一の部材は、同一の符号を採用し、相違点は、各固定子巻線2の巻き方向が完全に同じではないことである。
具体的には、固定子巻線2の巻き方向に応じて、6つの固定子巻線2を2組に分けることができ、第1の組における固定子巻線2は、三つであり、且つこの三つ固定子巻線2は、いずれも順方向に巻き付けられ、第2の組における固定子巻線2は、三つであり、且つこの三つ固定子巻線2は、いずれも逆方向に巻き付けられる。第1の組における三つ固定子巻線2と第2の組における三つ固定子巻線2とは、モータ固定子100の周方向に交互に間隔を置いて設けられ、つまり、第1の組における各固定子巻線2は、第2の組における隣接する二つの固定子巻線2の間に位置し、且つ第2の組における各固定子巻線2は、第1の組における隣接する二つの固定子巻線2の間に位置する。
本明細書の説明において、「一実施例」、「いくつかの実施例」、「例示的な実施例」、「例」、「具体的な例」、或いは「いくつかの例」などの用語を参照した説明とは、当該実施例或いは例に結合して説明された具体的な特徴、構成、材料或いは特徴が、本発明の少なくとも一つの実施例或いは例に含まれることである。本明細書において、上記用語に対する例示的な表現は、必ずしも同じ実施例或いは例を示すものではない。また、説明された具体的な特徴、構成、材料或いは特徴は、いずれか一つ或いは複数の実施例又は例において適切に結合することができる。
本発明の実施例を示して説明したが、当業者は、本発明の原理及び主旨から逸脱しなく、これらの実施例に対して各種の変更、修正、置き換え及び変形を行うことができる。本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその均等物により限定される。
200 モータ
100 モータ固定子
101 モータ回転子
1 固定子鉄心
11 サブ固定子鉄心
111 固定子ヨーク部
112 固定子歯部
113 外端部
113a 位置決め取付穴
114 サブ固定子歯部
115 つなぎ合わせ外端部
115a 連結突起
115b 連結溝
2 固定子巻線。

Claims (13)

  1. モータ固定子であって、
    固定子鉄心と、固定子巻線とを含み、
    前記固定子鉄心は、周方向に順次接続された複数のサブ固定子鉄心を含み、各前記サブ固定子鉄心は、固定子ヨーク部と、二つのサブ固定子歯部と、二つのつなぎ合わせ外端部とを含み、二つの前記サブ固定子歯部は、いずれも前記固定子ヨーク部の内側に設けられ、且つ前記固定子ヨーク部の周方向の両端にそれぞれ位置し、二つの前記つなぎ合わせ外端部は、いずれも前記固定子ヨーク部の外側に設けられ、且つそれぞれ二つの前記サブ固定子歯部に対向し、各前記つなぎ合わせ外端部に連結突起又は連結溝が設けられ、隣接する二つの前記サブ固定子鉄心は、前記連結突起と前記連結溝との結合によってつなぎ合わせされ、且つ隣接する二つの前記サブ固定子鉄心の接触する二つの前記サブ固定子歯部は、一つの完全な固定子歯を構成し、
    前記サブ固定子鉄心は二つであり、各前記つなぎ合わせ外端部に溝が形成され、隣接する二つのサブ固定子鉄心の接触する二つのつなぎ合わせ外端部の二つの溝は、一つの取付穴を構成し、
    前記取付穴は、前記取付穴内を貫通するように接続部材が結合されて隣接する二つのサブ固定子鉄心の接続を実現し、且つ前記固定子鉄心のモータの筐体への取り付けを実現し、
    前記固定子巻線は、前記固定子ヨーク部に巻き付けられている、
    ことを特徴とするモータ固定子。
  2. 各前記サブ固定子鉄心は、少なくとも一つの固定子歯部と、少なくとも一つの外端部と、をさらに含み、
    前記固定子歯部は、前記固定子ヨーク部の内側に設けられ、且つ二つの前記サブ固定子歯部の間に位置し、
    前記外端部は、前記固定子ヨーク部の外側に設けられ、且つ前記固定子歯部に対向する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ固定子。
  3. 前記固定子歯部は複数であり、複数の前記固定子歯部は、間隔を置いて設けられる、
    ことを特徴とする請求項に記載のモータ固定子。
  4. 各前記つなぎ合わせ外端部は、対応する前記サブ固定子歯部が前記固定子ヨーク部の径方向に外方に向かって延在して形成され、各前記外端部は、対応する前記固定子歯部が前記固定子ヨーク部の径方向に外方に向かって延在して形成される、
    ことを特徴とする請求項又はに記載のモータ固定子。
  5. 前記サブ固定子鉄心が一つの前記外端部を含む場合、前記外端部に位置決め取付穴が形成され、
    前記サブ固定子鉄心が複数の前記外端部を含む場合、複数の前記外端部の少なくとも一つに位置決め取付穴が形成される、
    ことを特徴とする請求項のいずれか一項に記載のモータ固定子。
  6. 前記外端部の長さは、前記つなぎ合わせ外端部の長さ、固定子歯部の長さに等しく
    又は等しくない、
    ことを特徴とする請求項のいずれか一項に記載のモータ固定子。
  7. 複数の前記サブ固定子鉄心の前記サブ固定子歯部の幅は、いずれも同じである、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のモータ固定子。
  8. 各前記サブ固定子鉄心の前記二つの前記つなぎ合わせ外端部の一方に前記連結突起が設けられ、前記二つの前記つなぎ合わせ外端部の他方に前記連結溝が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のモータ固定子。
  9. 前記固定子巻線は、少なくとも二つがあり、各前記固定子巻線は、単一の線又は複数の線を並列に巻回するように前記固定子ヨーク部に巻き付けられ、前記固定子巻線の結線形態は、スター又はデルタである、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のモータ固定子。
  10. 各前記サブ固定子鉄心は、複数の打ち抜き片を積層することによって形成される、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のモータ固定子。
  11. モータであって、
    請求項1〜10のいずれか一項に記載のモータ固定子と、
    前記モータ固定子の内側に設けられるモータ回転子と、を含む、
    ことを特徴とするモータ。
  12. 前記モータ回転子は、2極の永久磁石磁気リングであり、前記2極の永久磁石磁気リングは、一体型磁気リング又はつなぎ合わせ磁気リングである、
    ことを特徴とする請求項11に記載のモータ。
  13. 前記モータは、単相モータ、三相モータ、又は多相モータである、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載のモータ。
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