JP6886958B2 - ロック機構及びバスバモジュール - Google Patents

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    • H01M50/507Interconnectors for connecting terminals of adjacent batteries; Interconnectors for connecting cells outside a battery casing comprising an arrangement of two or more busbars within a container structure, e.g. busbar modules

Description

本発明は、ケースにカバーを固定するためのロック機構、及び、そのようなロック機構が適用されたバスバモジュールに関するものである。
従来、バスバを収容したケースの開口をカバーで覆ったバスバモジュールが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載のバスバモジュールでは、ケースに対するカバーの固定に、一方の部材に設けたロック部の係止爪を、他方の部材に設けたロック受部の係止孔に係止するロック機構が適用されている。このようなロック機構の適用により、例えばカバーをケースにネジ止めする場合等に比べてバスバモジュールの部品点数を削減し、製造に係るコストを低減させることができる。
特開2005−354767号公報
しかしながら、上述したロック機構では、ケース及びカバーの大きさや形状等によっては、係止爪の係止孔への十分な係止に要する力が大きくなり過ぎ、係止が不十分な半嵌合の状態でカバーが閉じられてしまう場合がある。このような半嵌合は、カバーがケースから外れ易くなることから、望ましいものではない。
尚、ここまで、ロック機構における半嵌合の発生という事態について、バスバモジュールを例に挙げて説明した。しかしながら、このような事態は、係止爪を係止孔に係止させるロック機構であれば一般的に生じ得る。
従って、本発明は、上記のような事態に着目し、半嵌合の発生を抑えることができるロック機構、及び、そのようなロック機構が適用されたバスバモジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のロック機構は、開口が形成されたケースに、前記開口を覆うカバーを固定するためのロック機構であって、前記ケース及び前記カバーのうちの一方を構成する壁部の端縁から離れた位置から突出し、先端側に係止爪が設けられたロック部と、前記ケース及び前記カバーのうちの他方に設けられ、前記ロック部の前記係止爪が係止する係止孔が形成されたロック受部と、記ロック部の近傍における前記壁部の所定範囲の部分であって、可撓性が前記壁部の前記所定範囲外の部分よりも高く、前記係止孔に対する前記係止爪の係止時には、前記ロック部を傾けさせて前記係止爪に前記係止孔の縁を乗り越えさせるように撓められ、係止後には撓みの復元力によって前記係止孔ごと前記係止爪を牽引する牽引方向に前記ロック部を付勢する可撓変形部と、を備えたことを特徴とする。
本発明のロック機構及びバスバモジュールによれば、ロック部の係止爪をロック受部の係止孔に係止させる際には、ロック部の近傍に設けられた可撓変形部が作業者によって撓められる。これにより、ロック部が傾けられて係止爪が係止孔の縁を乗り越えて係止する。このとき、可撓変形部の可撓性が他の部分よりも高くなっているので、作業者は、ロック部を傾けるための撓みを、それ程大きな力を要することなく可撓変形部に発生させることができる。また、係止後は、可撓変形部における撓みの復元力によって係止爪が牽引されることで、係止孔に対する係止力が強められる。これにより、ロック機構の半嵌合の発生が抑えられ、カバーがケースから外れ易くなる等といったことも起き難くすることができる。
本発明の一実施形態にかかるバスバモジュールを示す斜視図である。 図1に示されているバスバモジュールの分解斜視図である。 図2に示されているカバーを、天井壁の裏面に設けられたロック部が見えるように裏返して示す斜視図である。 図3に示されているロック部及び可撓変形部を、図中のV11方向から見た平面図である。 図4に示されているロック部及び可撓変形部の、図中のV12−V12断面を示す断面図である。 カバーがケースに取り付けられる際に、図2〜図5に示されているロック機構において、ロック部の係止爪がロック受部の係止孔に係止する様子を示す模式図である。 図6に示されているロック機構と比較するための比較例を示す図である。 図3〜図6に示されている可撓変形部に対する変形例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるバスバモジュールを示す斜視図である。図2は、図1に示されているバスバモジュールの分解斜視図である。
本実施形態のバスバモジュール1は、絶縁樹脂製のケース110及びカバー120と、ケース110に収容された導電金属製のバスバ130と、を備えている。
ケース110は、概ね、薄手の長方形箱形状を有しており、対向一対の長辺それぞれに沿って、各々がバスバ130を収容する複数のバスバ収容部111が2列に配列されている。バスバ130は、各バスバ収容部111における開口111a内に収容されている。各バスバ収容部111のバスバ130は、2列のバスバ収容部111の相互間に設けられた導通部112を介して、ケース110の一端に設けられた一対のコネクタ部113に接続されている。カバー120は、概ね長方形板形状を有しており、2列のバスバ収容部111の開口111a及び導通部112を全体的に覆っている。また、本実施形態のバスバモジュール1は、一対のコネクタ部113を覆う絶縁樹脂製のコネクタカバー140も設けられている。尚、図2の分解斜視図では、コネクタカバー140は、一対のコネクタ部113の一方についてのみ、矢印D11方向に裏返されてコネクタ部113から外された状態で図示されている。
ここで、本実施形態では、ケース110に対するカバー120の固定に、以下に説明するロック機構150が採用されている。このロック機構150は、ロック部151と、ロック受部152と、を備えている。ロック部151はケース110及びカバー120のうちの一方たるカバー120に6箇所に設けられ、ロック受部152は、ケース110及びカバー120のうちの他方たるケース110に、6箇所のロック部151と一対一に対応して設けられている。
まず、ロック部151は、カバー120においてバスバ収容部111の開口111aを導通部112とともに覆う壁部たる天井壁121の、ケース110側を向いた裏面に設けられている。
図3は、図2に示されているカバーを、天井壁の裏面に設けられたロック部が見えるように裏返して示す斜視図である。
6箇所のロック部151は、各々、カバー120における天井壁121の裏面から突出した長方形板状のアーム部151aと、その先端側に設けられた係止爪151bと、を備えている。各ロック部151における係止爪151bは、カバー120がケース110に被せられたときに、ケース110における導通部112側からバスバ収容部111側を向くように突出して形成されている。
他方、図2に示されている6箇所のロック受部152は、各々、2列のバスバ収容部111、及びそれらの相互間の導通部112、の境界部に立設された立壁152aに係止孔152bが設けられたものである。各ロック受部152の立壁152aは、カバー120がケース110に被せられたときに、ロック部151のアーム部151aと対面接触するように設けられる。このとき、ロック受部152の立壁152aがバスバ収容部111側に位置し、ロック部151のアーム部151aが導通部112側に位置する。
カバー120がケース110に被せられると、6箇所のロック部151は、6箇所のロック受部152の導通部112側に挿入される。そして、各ロック部151の係止爪151bが、各ロック受部152の係止孔152bに、導通部112側からバスバ収容部111側へと貫通するように嵌合して係止する。これら6箇所のロック部151が6箇所のロック受部152に係止することで、カバー120がケース110に固定される。
ここで、カバー120の天井壁121におけるロック部151の近傍には、所定範囲の部分であって、可撓性が上記の所定範囲外の部分よりも高い可撓変形部153が設けられている。ここにいう可撓性とは、ロック部151を傾けさせて係止爪151bに係止孔152bの縁を乗り越えさせるように作業者が可撓変形部153を押下して撓めるときの可撓性のことで、具体的には、天井壁121の面外方向に撓む可撓性のことである。6箇所のロック部151のうち、天井壁121の端縁から離れた位置に設けられた5箇所のロック部151については、各ロック部151の周囲を囲む矩形状の範囲の部分が可撓変形部153となっている。また、天井壁121に形成された切込みの縁に設けられた1箇所のロック部151については、ロック部151が設けられた端縁から天井壁121の中央側へと延在する矩形状の範囲の部分が可撓変形部153となっている。
図4は、図3に示されているロック部及び可撓変形部を、図中のV11方向から見た平面図であり、図5は、図4に示されているロック部及び可撓変形部の、図中のV12−V12断面を示す断面図である。
これらの図4及び図5には、6箇所のロック部151のうち、カバー120の天井壁121の端縁から離れた位置に設けられた1箇所のロック部151と、その周囲に設けられた可撓変形部153と、が代表例として示されている。ここに示されている可撓変形部153は、ロック部151が中央に位置する矩形状の範囲の部分である。そして、この可撓変形部153は、天井壁121における矩形状の範囲の外の部分121aよりも板厚が薄い薄肉部となっている。また、この可撓変形部153としての薄肉部は、天井壁121におけるロック部151の突出側の壁面である裏面のうちの矩形状の範囲の部分が板厚方向に凹んだ形状に形成された部位となっている。本実施形態におけるロック部151は、この凹んだ形状の可撓変形部153の底面から突出したアーム部151aの先端側に係止爪151bが形成されたものとなっている。
図6は、カバーがケースに取り付けられる際に、図2〜図5に示されているロック機構において、ロック部の係止爪がロック受部の係止孔に係止する様子を示す模式図である。この図6には、ロック機構150が、図5と同様の断面図で示されている。
カバー120がケース110に取り付けられる際には、上述したように、ロック機構150をなすロック部151が、ケース110においてロック受部152の導通部112側に挿入される。そして、ロック部151の係止爪151bがロック受部152の係止孔152bに係止するのに先立って、作業者が可撓変形部153をカバー120の表側から矢印D12方向に押下することで可撓変形部153がケース110に向かって凸に撓められる。これにより、ロック部151が傾けられて、その先端側が、係止爪151bに係止孔152bの縁を乗り越えさせる方向に変位する。ロック部151の先端がこのように変位することで、係止爪151bが係止孔152bの縁を乗り越えることとなる。係止爪151bが係止孔152bの縁を乗り越えて導通部112側からバスバ収容部111側に係止孔152bを貫通して係止すると、作業者は可撓変形部153の押下を解除する。すると、可撓変形部153の撓みは復元するが、本実施形態では、可撓変形部153が若干の撓みを残した状態で復元する。その結果、係止後のロック部151は、残った撓みの復元力によって、係止孔152bごと係止爪151bを牽引する牽引方向D13に付勢されることとなる。このような可撓変形部153の撓みを経た係止が、図2に示されている6箇所のロック部151と6箇所のロック受部152との間で行われてカバー120がケース110に固定される。
図7は、図6に示されているロック機構と比較するための比較例を示す図である。尚、図7では、図6に示されている構成要素と同等な構成要素については、図6と同じ符号が付されており、以下では、これら同等な構成要素についての重複説明を割愛する。
この図7に示されている比較例のロック機構250では、ロック部251が設けられたカバー220の天井壁221には、上述の実施形態における可撓変形部153に相当する部位が設けられていない。ロック部251は、一様に肉厚に形成された天井壁221からアーム部251aが突出して設けられている。このため、この比較例のロック機構250では、係止爪251bがロック受部152の係止孔152bに係止する前のロック部251の先端側の変位が、作業者がカバー220を矢印D21方向に押下して肉厚の天井壁221を全体的に撓ませることで行われる。係止孔152bに係止爪251bが係止した後は、このような全体的な撓みが若干残った状態となることでロック部251が付勢されることとなる。しかしながら、この比較例のロック機構250では、係止爪251bに係止孔152bの縁を乗り越えさせるために撓ませる部分が広範囲に亘るとともに、上述の可撓変形部153に比べると肉厚で撓み難い。比較例のロック機構250では、この撓み難い部分を撓ませながら係止爪251が係止孔152bの縁を乗り越えて係止することとなる。従って、係止孔152bに係止爪251を十分に係止させるに至るまで作業者がカバー220に加えなければならない力が大きくなりがちである。その結果、係止孔152bに対する係止爪251bの係止が不十分な半嵌合の状態でカバー220が閉じられてしまう恐れがある。このような半嵌合は、カバー220がケース110から外れ易くなることから、望ましいものではない。
この比較例のロック機構250に対し、図2〜図6に示されているロック機構150、及び、このロック機構150を採用した図1及び図2に示されているバスバモジュール1によれば、次のような効果を得ることができる。
本実施形態によれば、ロック部151の係止爪151bがロック受部152の係止孔152bに係止する際に可撓変形部153が作業者によって撓められる。これにより、ロック部151が傾けられて係止爪151bが係止孔152bの縁を乗り越えて係止する。このとき、可撓変形部153の可撓性が他の部分よりも高くなっているので、作業者は、ロック部151を傾けるための撓みを、それ程大きな力を要することなく可撓変形部153に発生させることができる。また、係止後は、可撓変形部153における撓みの復元力によって係止爪151bが牽引されることで、係止孔152bに対する係止力が強められる。これにより、ロック機構150の半嵌合の発生が抑えられ、カバー120がケース110から外れ易くなる等といったことも起き難くすることができる。
ここで、本実施形態では、可撓変形部153が、天井壁121における矩形状の範囲外の部分121aよりも板厚が薄い薄肉部となっている。
可撓変形部については、本実施形態とは異なり、天井壁121における矩形状の範囲外の部分121aとは可撓性の異なる別素材で形成する等といった手法も考えられる。本実施形態によれば、薄肉部とすることで、このように素材を変更する手法に比べて容易に可撓変形部153を得ることができる。また、可撓変形部153を薄肉部とすることで、以下に説明する変形例に対する効果を得ることもできる。
図8は、図3〜図6に示されている可撓変形部に対する変形例を示す図である。
この図8に示されている変形例の可撓変形部353は、略C字状のスリット321aで区画されたカンチレバー状の部位であり、その長手方向中間部にロック部351が設けられている。この変形例では、ロック部351の係止爪351bがロック受部152の係止孔152bに係止する際には、カンチレバー状の可撓変形部353が矢印D31方向に作業者によって押下されて撓められる。これにより、ロック部351が矢印D32方行に傾けられて係止爪351bが係止孔152bの縁を乗り越えて係止する。係止後は、可撓変形部353に僅かに残る撓みの復元力によって係止爪351bが牽引方向D33に牽引される。この変形例によっても、カンチレバー状の可撓変形部353が他の部分よりも撓み易いことから係止爪351bに係止孔152bの縁を乗り越えさせるための撓みを、それ程大きな力を要することなく発生させることができる。ただし、この変形例では、可撓変形部353がスリット321aによって形成されていることから、このスリット321aからの異物進入等の懸念が生じる。
この変形例に対し、上述した実施形態では、可撓変形部153が薄肉部で形成され、異物の進入を許すような間隙が可撓変形部153の近傍に存在しないので、異物進入等の懸念を払拭することができる。
また、本実施形態では、可撓変形部153としての薄肉部は、カバー120の天井壁121におけるロック部151の突出側の壁面が板厚方向に凹んだ形状に形成された部位となっている。
本実施形態によれば、係止後にロック部151を牽引する側となる、ロック部151の突出側の壁面に、可撓変形部153としての薄肉部が凹んだ形状に形成されている。つまり、このロック部151を牽引する側の壁面において、その牽引力を発生させるために撓む可撓変形部153と、それ以外の部分と、が段差によって不連続となるように形成されることとなる。これにより、可撓変形部153における係止後の撓みが更に周辺部に拡がる等といった事態を抑えることができるので好適である。
また、本実施形態では、ロック部151がカバー120に設けられ、ロック受部152がケース110に設けられている。
本実施形態によれば、図2に示されているように、平坦な板状等というように、ケース110に比べて単純な形状であるカバー120にロック部151が設けられている。このため、その周辺に可撓変形部153を設けることも、ケース110に可撓変形部を設けることに比べれば障害が少なく容易なものとなるので好適である。
尚、以上に説明した実施形態や変形例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明のロック機構及バスバモジュールの構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
例えば、上述した実施形態や変形例では、本発明にいうロック機構の一例として、バスバモジュール1のケース110に対するカバー120の固定に適用されるロック機構150が例示されている。しかしながら、本発明にいうロック機構は、これに限るものではなく、開口を有するケースに、開口を覆うカバーを固定するためのロック機構であれば、具体的な適用態様を問うものではない。
また、上述した実施形態や変形例では、本発明にいうロック機構の一例として、カバー120にロック部151が設けられてケース110にロック受部152が設けられたロック機構150が例示されている。しかしながら、本発明にいうロック機構は、これに限るものではなく、カバーにロック受部が設けられてケースにロック部が設けられたものであってもよい。ただし、カバーにロック部が設けられてケースにロック受部が設けられたロック機構とすることで、ロック部やその周辺の可撓変形部を、障害が少ない部材に容易に設けることができる点は上述した通りである。
1 バスバモジュール
110 ケース
111 バスバ収容部
111a 開口
112 導通部
113 コネクタ部
120 カバー
121 天井壁(壁部)
130 バスバ
140 コネクタカバー
150 ロック機構
151,351 ロック部
151a アーム部
151b、351b 係止爪
152 ロック受部
152a 立壁
152b 係止孔
153,353 可撓変形部

Claims (5)

  1. 開口が形成されたケースに、前記開口を覆うカバーを固定するためのロック機構であって、
    前記ケース及び前記カバーのうちの一方を構成する壁部の端縁から離れた位置から突出し、先端側に係止爪が設けられたロック部と、
    前記ケース及び前記カバーのうちの他方に設けられ、前記ロック部の前記係止爪が係止する係止孔が形成されたロック受部と、
    記ロック部の近傍における前記壁部の所定範囲の部分であって、可撓性が前記壁部の前記所定範囲外の部分よりも高く、前記係止孔に対する前記係止爪の係止時には、前記ロック部を傾けさせて前記係止爪に前記係止孔の縁を乗り越えさせるように撓められ、係止後には撓みの復元力によって前記係止孔ごと前記係止爪を牽引する牽引方向に前記ロック部を付勢する可撓変形部と、
    を備えたことを特徴とするロック機構。
  2. 前記可撓変形部が、前記壁部における前記所定範囲外の部分よりも板厚が薄い薄肉部であることを特徴とする請求項1に記載のロック機構。
  3. 前記薄肉部は、前記壁部における前記ロック部の突出側の壁面が板厚方向に凹んだ形状に形成された部位であることを特徴とする請求項2に記載のロック機構。
  4. 前記ロック部が前記カバーに設けられ、
    前記ロック受部が前記ケースに設けられていることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか一項に記載のロック機構。
  5. 開口を有するケースと、
    前記ケースにおける前記開口内に収容されたバスバと、
    前記開口を覆うカバーと、
    前記ケースに前記カバーを固定するための、請求項1〜4のうち何れか一項に記載のロック機構と、
    を備えたことを特徴とするバスバモジュール。
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