JP6883544B2 - 水晶振動子加工用パレット - Google Patents

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Description

本発明は、水晶振動子加工用パレットに関するものである。
水晶振動子の加工工程には、アニール工程と、エッチング工程と、シーリング工程とが含まれる。
アニール工程においては、マウンターによって複数の水晶振動子をアニール装置用のパレットに載せ、その後アニール装置によってアニール工程を実施する。
従来は、マウンターによってアニール装置用のパレットに水晶振動子をマウントし、アニール工程の後エッチング装置用のパレットに水晶振動子を上下反転させて載せ替え、その後エッチング装置にとって周波数の検査とエッチング工程とを実施していた。水晶振動子を上下反転させるのは、水晶振動子の載置方向がエッチング装置のエッチング用のビームの照射方向に依存するためである。また、シーリング工程においては、アニール装置用のパレットからさらにシーリング装置用のパレットに水晶振動子を載せ換え、その後シーリング装置によってシーリンゴ工程を実施していた。
従って、従来の加工工程においては、アニール工程用のパレットと、エッチング工程用のパレットと、シーリング工程用のパレットと、を用意し、水晶振動子の載せ替え作業が2回も発生していた。
特許第5671242号公報
本発明が解決しようとする課題は、アニール工程とエッチング工程とシーリング工程との各工程の間において、水晶振動子の載せ替え作業を行わずに済む水晶振動子加工用パレットを提供することである。
本発明は、検査対象の水晶振動子の外径より小さく、検査用の電極を挿通するのに十分な大きさを有する検査孔及び前記水晶振動子を収容するのに十分な大きさを有する収納孔を有する載置部を備える本体部と、前記載置部に対応する位置に配置され、前記水晶振動子の外径より小さく、エッチング用のイオンビームを通過させるのに十分な大きさを有するエッチング孔を備える蓋部と、を備える水晶振動子加工用パレットを提供する。
本発明によれば、アニール工程とエッチング工程とシーリング工程との各工程の間において、水晶振動子の載せ替え作業を行わずに済む水晶振動子加工用パレットを提供することができる。
水晶振動子加工用パレットの分離状態を示す斜視図。 水晶振動子加工用パレットの合体状態を示す斜視図。 蓋部の平面図。 蓋部の底面図。 本体部の斜視図。 載置部付近の本体部20の拡大斜視図 ロックを解除した状態の図2における水晶振動子加工用パレットのA−A断面図。 ロックした状態の図2における水晶振動子加工用パレットのA−A断面図。
以下、本発明の一実施形態に係る水晶振動子加工用パレット(以下、パレット1という。)を、図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態のパレット1の分離状態を示す斜視図、図2はパレット1の合体状態を示す斜視図である。図1及び図2に示すように、パレット1は、本体部20と、蓋部10と、を備える。パレット1は、アニール装置、エッチング/周波数調整装置(以下、エッチング装置という。)、及びシーリング装置に対して共通に使用できる形状および大きさを有する。
本体部20は平面視がほぼ矩形の板状をなす。本体部20は、後述する水晶振動子30を載置するための載置部21を平面部分に複数個備える。載置部21は、省スペースの点、並びに、作業効率、作業精度等の点からマトリックス状に配置されることが望ましい。
本体部20はさらに、ロック孔22を複数個所に備える。ロック孔22は、本体部の縁の部分に設けることが、操作性の点から望ましい。
蓋部10は、平面視が本体部の平面視の形状と略同じ形状をなす。蓋部10はさらに、本体部20と合体させた場合に、各載置部21に対応する位置にそれぞれエッチング孔11を備える。本体部20に載置部21がマトリックス状に配置された場合、蓋部10のエッチング孔11もマトリックス状に配置される。
蓋部10は、本体部20と合体させた場合に、各ロック孔22に対応する位置にそれぞれロック12を備える。
図3は蓋部10の平面図、図4は蓋部10の底面図である。図3及び図4に示すように、蓋部10は、第1プレート10Aと、第1プレート10Aの上に配置される第2プレート10Bと、を備える。
第1プレート10Aは、矩形のエッチング孔11をマトリックス状に備える。エッチング孔11は加工対象の水晶振動子30の外径より小さい。
第2プレート10Bは、エッチング孔11に対応する位置に、エッチング孔よりも外径が大きい係合孔11Aを備える。
エッチング孔11はエッチング用のイオンビームが通過する孔であり、係合孔11Aはイオンビームを放出するビームノズルが嵌まり込む孔である。
ロック12は底面側に舌部12Cを備える。
蓋部10は、各ロック孔22に対応する位置にロック挿通孔12Aを有する。
図5は、本体部20の斜視図、図6は載置部21付近の本体部20の拡大斜視図である。
図5及び図6に示すように、本体部20は、複数のプレートを有する。最下層のプレートは、載置部21に対応する位置に、それぞれ二つの検査孔21Aを備える。検査孔21Aの外径は検査対象の水晶振動子30の外径より小さく、検査用の電極を挿通するのに十分な大きさの外径を有する。
最下層のプレートに積層される複数のプレートは、検査対象の水晶振動子30を収納するのに十分な大きさを備える収納孔21Bを、載置部21に対応する位置に備える。
図7はロックを解除した状態の図2におけるパレット1のA−A断面図、図8はロックした状態の図2におけるパレット1のA−A断面図である。
図7及び図8に示すように、ロック12は蓋部10とロック12とを離間する方向に付勢する板バネ12Dをロック12の裏面側に有する。また、ロック12はロック12の裏面側にロック12の幅よりも幅が狭く、パレット1の厚さより高さが長い柱部12Bと、柱部12Bの端部に配置される舌部12Cと、を備える。
舌部12Cの外径は、ロック孔22及びロック挿通孔12Aの外径よりも小さい。
従って、図7に示すように、ロック12が外れた状態において本体部20に蓋部10を合体させると、舌部12Cはロック孔22を通ってパレット1の裏面に突出する。この状態において、ロック12を矢印の方向に移動させると、図8の状態になる。
図8に示すように、ロック12を閉じた状態においては、舌部12Cがパレット1の底部に被さり、蓋部10が本体部20から離脱することを規制する。
次に、パレット1の使用方法について説明する。
まず、蓋部10を本体部20から外し、本体部20にマウンターによって載置部21に加工対象の水晶振動子30を一つずつ載置する。載置部21は検査孔21Aが水晶振動子30よりも外径が小さいため、水晶振動子30を載置部21に載置しても下方に落下しない。
次に、蓋部10を本体部20に装着せずに、アニール装置にパレット1を装着する。
この状態において、アニール工程、つまり加熱して焼きなましを行う工程を実施する。
次に、蓋部10を本体部20に装着し、ロック12を閉じる。そして、パレット1の上下を反転させ、本体部20を上に、蓋部10を下にする。このようにしても、エッチング孔11は外径が水晶振動子30の外径より小さいため、水晶振動子30は落下しない。
この状態のパレット1をエッチング装置に装着し、周波数検査とエッチングによる周波数の適正化を行う。
最後に、再度パレット1の上下を反転させ、本体部20を下に、蓋部10を上にする。そして、ロック12を開け、パレット1から蓋部10を取り除く。その後、水晶振動子30を載せたままシーリング装置にパレット1を装着し、シーリング工程を実施する。
以上述べたように、本実施形態のパレット1は、検査対象の水晶振動子30の外径より小さく、検査用の電極を挿通するのに十分な大きさを有する検査孔21A及び水晶振動子30を収容するのに十分な大きさを有する収納孔21Bを有する載置部21を備える本体部20と、載置部21に対応する位置に配置され、水晶振動子30の外径より小さく、エッチング用のイオンビームを通過させるのに十分な大きさを有するエッチング孔11を備える蓋部10と、を備える。そして、本実施形態のパレット1は、アニール装置、エッチング装置、及びシーリング装置に対して共通に使用できる形状および大きさを有する。
従って、本発明のパレット1は、マウンターによる水晶振動子30のパレット1へのマウンティング工程をはじめとし、アニール工程からエッチング工程を経てシーリング工程に至る過程において、パレット1を裏返したり蓋部10を着脱したりするだけでよく、水晶振動子30の載せ替え作業を行わずに済むという効果がある。また、従来アニール工程、エッチング工程、及びシーリング工程においてそれぞれ専用のパレットを使用する必要があったが、本発明のパレット1によれば一つのパレットによってマウンティング工程とアニール工程とエッチング工程とシーリング工程とを実施することが可能となるという効果がある。
1 パレット
10 蓋部
10A 第1プレート
10B 第2プレート
11 エッチング孔
11A 係合孔
12 ロック
12A ロック挿通孔
12B 柱部
12C 舌部
12D 板バネ
20 本体部
21 載置部
21A 検査孔
21B 収納孔
22 ロック孔
30 水晶振動子

Claims (2)

  1. 検査対象の水晶振動子の外径より小さく、検査用の電極を挿通するのに十分な大きさ
    を有する検査孔及び前記水晶振動子を収容するのに十分な大きさを有する収納孔を有
    する載置部を備える本体部と、
    前記載置部に対応する位置に配置され、前記水晶振動子の外径より小さく、エッチン
    グ用のイオンビームを通過させるのに十分な大きさを有するエッチング孔を備える蓋
    部と、
    前記蓋部が前記本体部から離脱することを規制するロックと
    を備える水晶振動子加工用パレット。
  2. 前記載置部は、
    前記本体部にマトリックス状に複数個配置される請求項1に記載の水晶振動子加工
    用パレット。
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