JP6883391B2 - 給湯器の異常検出装置 - Google Patents

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本発明は、給湯器の異常検出装置に関し、詳しくは、燃焼状態の異常などを検出するための給湯器の検出装置に関する。
給湯器には、安全性を向上させる目的で、燃焼の異常などを検出するための異常検出装置を備えたものが広く用いられている。そして、そのような給湯器の異常検出装置の1つに、特許文献1に開示されているような給湯器の異常検出装置がある。
この特許文献1に開示されている給湯器の異常検出装置は、燃焼室温度検出手段(熱電対)の検出情報に基づいて、バーナの燃焼を制御する制御手段を備えた給湯器の異常検出装置であって、図5に示すように、異なる種類の金属からなる、断面が円形の2種類の線材51a,51bを接合部61において接合することにより熱電対(感熱部)51が形成され、熱電対51の出力端51a1,51b1が、中空円筒状の金属からなる接続部材52(52a,52b)内に、電気的に導通するように挿入されているとともに、接続部材52には、熱電対51の出力端51a1,51b1と接続部材52との間の電気抵抗を低減するための導通促進処理が施され、かつ、接続部材52の他端52a2,52b2には、制御手段と熱電対51の出力端とを電気的に接続するためのより線からなるリード線53(53a,53b)が、接続部材52と電気的に導通するように接続された構造を有している。
そして、この給湯器の異常検出装置によれば、製造工程における作業性を損なうことがなく、かつ、高価な金属材料のロスを低減することが可能で、生産性、経済性に優れた給湯器の異常検出装置を提供することができるとされている。
特開2016−084981号公報
しかしながら、この特許文献1の給湯器の異常検出装置においては、中空円筒状の金属からなる接続部材52の端部のうち、接合部(熱電対51の温接点)61側の端部が熱電対51の出力端51a1,51b1と接触すると、この接合部側の端部と熱電対51の出力端51a1,51b1との接触箇所が熱電対51の冷接点を構成することになり、上記接合部61側の端部と熱電対51の出力端51a1,51b1との接触箇所(冷接点)の温度が、熱交換器からの伝熱などによって上昇したときには、燃焼室温度検出手段(熱電対)51による温度検出を適正に行うことができなくなる場合がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、中空円筒状の金属からなる接続部材を用いて、燃焼室温度検出手段としての熱電対と、制御手段に接続されるリード線とを接続した場合にも、熱電対を構成する熱電対形成用線材と接続部材とが、熱電対の温接点に近い位置で接触してしまうことを防止することが可能で、燃焼室の温度を確実に検出することができる、信頼性の高い給湯器の異常検出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の給湯器の異常検出装置は、
バーナの燃焼室を形成する筒胴の上部に設けられ、前記バーナによる燃料の燃焼熱により加熱される熱交換器と、前記筒胴に形成された測温用開口を通して前記燃焼室に臨む状態で設けられた燃焼室温度検出手段と、前記燃焼室温度検出手段の検出情報に基づいて、前記バーナの燃焼を制御する制御手段とを備えた給湯器の異常検出装置であって、
異なる種類の金属からなる2種類の熱電対形成用線材の一方側端部を接合部として互いに接合することにより形成された、前記燃焼室温度検出手段として機能する熱電対と、
前記熱電対を構成する前記2種類の熱電対形成用線材のそれぞれを、リード線を介して前記制御手段に接続するための、中空筒状で金属材料からなる一対の接続部材と、を備え、
前記熱電対を構成する前記2種類の熱電対形成用線材の、前記接合部である一方側端部とは反対側の他方側端部が、前記接続部材の前記熱電対に近い方の端部である熱電対側端部から内部に挿入され、かつ、
前記接続部材の前記熱電対側端部から所定距離だけ離れた接続箇所で、前記熱電対形成用線材と前記接続部材とが電気的に接続されているとともに、
前記接続部材の前記熱電対側端部から前記接続箇所までの領域で、前記熱電対形成用線材と前記接続部材とが導通してしまうことを阻止するための導通阻止部を備え、
前記導通阻止部は筒状の部材であって、前記熱電対形成用線材の外周面と、中空筒状である前記接続部材の内周面の間に位置するように形成されており、
前記導通阻止部の前記接続箇所側の端部は、前記熱電対形成用線材と前記接続部材とが電気的に接続されている前記接続箇所の、前記接合部に近い方の端部にまで達していること
を特徴としている。
本発明の給湯器の異常検出装置においては、前記接続部材が、前記接続箇所における前記熱電対形成用線材と前記接続部材との導通を促進する導通促進処理を施すための開口部を備えていることが好ましい。
また、前記導通阻止部が、前記熱電対形成用線材と前記接続部材との間に挿入された絶縁体であることが好ましい。
本発明の給湯器の異常検出装置においては、熱電対を構成する2種類の熱電対形成用線材の、接合部である一方側端部とは反対側の他方側端部が、中空筒状の部材である接続部材の熱電対側端部から内部に挿入され、かつ、接続部材の熱電対側端部から所定の距離だけ離れた接続箇所で、熱電対形成用線材と接続部材とが電気的に接続されているとともに、接続部材の熱電対側端部から接続箇所までの領域で、熱電対形成用線材と接続部材とが導通してしまうことを阻止するための導通阻止部を備え、導通阻止部は筒状の部材であって、熱電対形成用線材の外周面と、中空筒状である接続部材の内周面の間に位置するように形成されており、導通阻止部の接続箇所側の端部は、熱電対形成用線材と接続部材とが電気的に接続されている接続箇所の、上記2種類の熱電対形成用線材の接合部に近い方の端部にまで達しているので、熱電対による温度検出を適正に行えなくなる事態を招くことがなく、燃焼室の温度を確実に検出することができる、信頼性の高い給湯器の異常検出装置を提供することができる。
すなわち、本発明によれば、中空円筒状の接続部材を用いて、燃焼室温度検出手段としての熱電対と、制御手段に接続されるリード線とを接続するようにした場合にも、熱電対を構成する熱電対形成用線材と接続部材との、熱電対(接合部)の温接点に近い位置における接触(好ましくない位置での接触)を防止することが可能になり、給湯器の異常検出を確実に行うことができる。
また、本発明の給湯器の異常検出装置において、接続部材が、接続箇所における熱電対形成用線材と接続部材との導通を促進する導通促進処理を施すための開口部を備えた構成とした場合、例えば、開口部で、熱電対形成用線材と接続部材とを溶接したり、はんだ付けしたりする(導通促進処理を行う)ことにより、両者を確実に接続することが可能になり、本発明をより実効あらしめることができる。
また、熱電対形成用線材と接続部材との間に挿入された絶縁体を導通阻止部として機能させるようにした場合、熱電対形成用線材と接続部材との導通を確実に阻止することが可能になり、本発明をより実効あらしめることができる。
本発明の一実施形態にかかる異常検出装置を備えた給湯器を示す正面図である。 本発明の一実施形態にかかる異常検出装置を備えた給湯器において、接続部材を介してリード線が接続された状態の熱電対を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる異常検出装置を備えた給湯器において、接続部材を介してリード線が接続された状態の熱電対を示す図であり、(a)は正面図、(b)は正断面である。 本発明の一実施形態にかかる異常検出装置を備えた給湯器において、接続部材を介してリード線が接続された状態の熱電対を示す底面図である。 従来の給湯器の異常検出装置を示す図である。
以下、本発明の実施形態を示して本発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる異常検出装置を備えた給湯器を示す正面図である。
図1に示す本発明の実施形態にかかる給湯器の異常検出装置を備えた給湯器Aは、給湯器本体10と、給湯装置本体10を覆うカバー20と、燃料ガスを燃焼させるバーナ21と、燃焼室22と、燃焼室22を形成する筒胴24と、筒胴24の上部に設けられ、バーナ21により燃料を燃焼させた燃焼ガスと水との間の熱交換を行うための熱交換器23と、筒胴24に形成された測温用開口25を通して燃焼室22に臨む状態で設けられた熱電対(燃焼室温度検出手段)1と、熱電対1の検出情報に基づいて、バーナ21の燃焼を制御する制御手段(図示せず)とを備えている。
また、給湯器Aは、異常検出装置を備えており、熱電対1による検出温度が所定温度より高いときには、熱交換器23が目詰りを起こし、結果として、燃焼室22を形成する筒胴24内の圧力が上昇し、測温用開口25を通して筒胴24の外へ高温の燃焼ガスが流れ出ていると判断するとともに、制御手段が電磁弁(図示せず)を閉止して燃料供給路を遮断し、バーナ21の燃焼を停止するように構成されている。なお、制御手段は、電池(図示せず)を電源として駆動されるように構成されている。
上述のように、燃焼室温度を検出するための手段として用いられている熱電対1としては、この実施形態では、図2に示すように、異種金属からなる2つの線材(クロメルを主成分とする断面が円形の線材1aと、コンスタンタンを主成分とする断面が円形の線材1b)を、接合部11において接合することにより形成されている。
つまり、熱電対1は、異なる種類の金属からなる2種類の熱電対形成用線材1aおよび1bのそれぞれの一方側端部1a1,1b1を接合部11として互いに接合することにより形成されている。言い換えると、熱電対1は、2つの熱電対形成用線材1a,1bを接合した接合部11を温接点として備えている。
なお、接合部11における2つの熱電対形成用線材1a,1bの接合は、上記2つの線材1a,1b同士を放電などにより高温にして溶融させる方法などにより行われている。
熱電対として用いられる2つの異種金属の組み合わせは、クロメルとコンスタンタンに限らず、公知の他の2種類の金属の組み合わせとすることも可能である。
また、この実施形態の給湯器の異常検出装置は、熱電対1を構成する2種類の熱電対形成用線材1a,1bを、リード線3(3a,3b)を介して制御手段(図示せず)に接続するための一対の接続部材2(2a,2b)を備えている。
接続部材2(2a,2b)は、金属材料からなる中空筒状の部材である。そして、熱電対1を構成する2種類の熱電対形成用線材1a,1bの、接合部(温接点)11である一方側端部1a1,1b1とは反対側の他方側端部(熱電対の出力端)1a2,1b2が、一対の接続部材2(2a,2b)の熱電対1に近い方の端部である熱電対側端部2a1,2b1から内部に挿入されている。
また、接続部材2(2a,2b)の、長手方向の略中央には、熱電対形成用線材1(1a,1b)と、接続部材2(2a,2b)との導通を促進する導通促進処理を施すための開口部40(40a,40b)が設けられている。
そして、開口部40(40a,40b)には、熱電対形成用線材1a,1bの接合部(温接点)11である一方側端部1a1,1b1とは反対側の他方側端部(熱電対の出力端)1a2,1b2の先端が当接して接続される仕切・当接部5a,5bが設けられている。この仕切・当接部5a,5bは、熱電対形成用線材1a,1bの他方側端部(熱電対1の出力端)1a2,1b2が、接続部材2(2a,2b)に電気的に接続される接続箇所2a2、2b2として機能するように構成されている。
なお、この仕切・当接部5a,5bは、接続部材2(2a,2b)の、熱電対形成用線材1a,1bの他方側端部(熱電対1の出力端)1a2,1b2が挿入される領域と、リード線3(3a,3b)が挿入される領域を仕切る仕切部としても機能するように構成されている。
そして、熱電対形成用線材1a,1bの他方側端部(熱電対の出力端)1a2,1b2は、一対の接続部材2a,2bの熱電対側端部2a1,2b1から所定の距離だけ離れた接続箇所2a2、2b2において、接続部材2a,2bと電気的に接続されている。
すなわち、この実施形態において、熱電対形成用線材1a,1bの他方側端部(熱電対の出力端)1a2,1b2は、2つの熱電対形成用線材1a,1bを接合した接合部(温接点)11および接続部材2a,2bの熱電対側端部2a1,2b1から所定の距離だけ離れた接続箇所2a2、2b2である仕切・当接部5a,5bに当接した状態で、接続部材2a,2bに電気的に接続されている。
さらに、接続部材2a,2bの長手方向の略中央に設けられた開口部40(40a,40b)に臨む接続箇所2a2,2b2において、露出した熱電対形成用線材1a,1bの他方側端部(熱電対の出力端)1a2,1b2が、仕切・当接部5a,5bに当接した位置で、溶接(例えばスポット溶接)やはんだ付けなどの導通促進処理を行うことによって、接続部材2a,2bに確実に接続されている(図2、図3、図4)。
また、一対の接続部材2(2a,2b)の熱電対1から遠い方の端部であるリード線側端部2a3,2b3には、熱電対1を制御手段(図示せず)に接続するためのリード線3(3a,3b)が挿入され、電気的に接続されている。
さらに、この実施形態の給湯器の異常検出装置は、接続部材2a,2bの熱電対側端部2a1,2b1から上記接続箇所2a2、2b2までの領域で、熱電対形成用線材1a,1bと接続部材2a,2bとが導通してしまうことを阻止するための導通阻止部30を備えている。
そして、この実施形態では、熱電対形成用線材1aと接続部材2aの間に挿入された絶縁体4(4a)、および、熱電対形成用線材1bと接続部材2bの間に挿入された絶縁体4(4b)が、接続部材2a,2bの熱電対側端部2a1,2b1から上記接続箇所2a2、2b2までの領域における、熱電対形成用線材1a,1bと接続部材2a,2bとの導通を阻止するための導通阻止部30として機能するように構成されている(図2、図3、図4)。
本発明の給湯器の異常検出装置は、上述のように構成されており、熱電対形成用線材1a,1bと接続部材2a,2bとの導通を阻止する導通阻止部30を備えているので、中空円筒状の金属からなる接続部材2(2a,2b)を用いて、燃焼室温度検出手段としての熱電対1と、制御手段に接続されるリード線3(3a,3b)とを接続した場合に、熱電対形成用線材1a,1bと、接続部材2(2a,2b)とが、熱電対1の温接点(接合部)11に近い位置で接触し、電気的に接続してしまうことで、燃焼室22の温度検出を燃焼室温度検出手段である熱電対1によって適正に行えなくなることを防止して、給湯器の異常を確実に検出することが可能な異常検出装置を実現することができる。
また、熱電対形成用線材1a,1bの他方側端部(熱電対の出力端)1a2,1b2と、接続部材2a,2bとを確実に導通させるための導通促進処理(溶接(例えばスポット溶接)やはんだ付けなど)を施すようにしているので、熱電対形成用線材1a,1bと、接続部材2a,2bとを確実に接続することが可能で信頼性の高い、給湯器の異常検出装置を提供することができる。
また、上述のように、熱電対形成用線材1a,1bと接続部材2(2a,2b)との間に挿入された絶縁体4(4a,4b)が導通阻止部30を構成するようにしているので、熱電対形成用線材1a,1bと接続部材2(2a,2b)との、熱電対1の温接点(接合部)11に近い位置で導通を確実に阻止することが可能になり、信頼性の高い給湯器の異常検出装置を提供することができる。
なお、上記実施形態では、絶縁体4(4a,4b)が導通阻止部30を構成するようにしているが、導通阻止部30は、必ずしも熱電対形成用線材1a,1bと接続部材2(2a,2b)との間に挿入された絶縁体4(4a,4b)から構成されている必要はなく、熱電対形成用線材1a,1bと接続部材2(2a,2b)との間に空隙を形成して、導通阻止部とすることも可能である。
また、上記実施形態では、接続箇所2a2、2b2における、熱電対形成用線材1a,1bと接続部材2(2a,2b)の導通を促進するための導通促進処理として、開口部40(40a,40b)において、溶接、はんだ付けを行うようにしているので、開口部40(40a,40b)に露出した熱電対形成用線材1a,1bの他方側端部(熱電対の出力端)1a2,1b2や仕切・当接部5a,5bなどを目視しながら溶接やはんだ付けを行うことができるため、確実な導通促進処理を行うことができる。
ただし、導通促進処理として、接続箇所2a2、2b2において接続部材2(2a,2b)を押しつぶして塑性変形させるカシメ処理を行うように構成することも可能である。
なお、接続部材2(2a,2b)を接続箇所2a2、2b2にてカシメ処理する場合には、接続部材2(2a,2b)に開口部40(40a,40b)を設けることは特に必要ではなく、開口部を備えていない構成とすることも可能である。
また、本発明において、上述のような導通促進処理を行うことは任意の構成であり、熱電対形成用線材1a,1bと接続部材2(2a,2b)の通常の態様で接続することによって、両者を電気的に導通させた構成とすること、すなわち、特別な導通促進処理を行わない構成とすることも可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲内において種々の応用、変形を加えることが可能である。
1 熱電対
1a,1b 熱電対形成用線材
1a1,1b1 熱電対形成用線材の一方側端部
1a2,1b2 熱電対形成用線材の他方側端部(熱電対の出力端)
2(2a,2b) 接続部材
2a1,2b1 接続部材の熱電対側端部
2a2,2b2 接続部材の接続箇所
2a3,2b3 接続部材のリード線側端部
3(3a,3b) リード線
4(4a,4b) 絶縁体
5a,5b 仕切・当接部
10 給湯器本体
11 熱電対の接合部(温接点)
20 カバー
21 バーナ
22 燃焼室
23 熱交換器
24 筒胴
25 測温用開口
30 導通阻止部
40(40a,40b) 開口部
A 給湯器

Claims (3)

  1. バーナの燃焼室を形成する筒胴の上部に設けられ、前記バーナによる燃料の燃焼熱により加熱される熱交換器と、前記筒胴に形成された測温用開口を通して前記燃焼室に臨む状態で設けられた燃焼室温度検出手段と、前記燃焼室温度検出手段の検出情報に基づいて、前記バーナの燃焼を制御する制御手段とを備えた給湯器の異常検出装置であって、
    異なる種類の金属からなる2種類の熱電対形成用線材の一方側端部を接合部として互いに接合することにより形成された、前記燃焼室温度検出手段として機能する熱電対と、
    前記熱電対を構成する前記2種類の熱電対形成用線材のそれぞれを、リード線を介して前記制御手段に接続するための、中空筒状で金属材料からなる一対の接続部材と、を備え、
    前記熱電対を構成する前記2種類の熱電対形成用線材の、前記接合部である一方側端部とは反対側の他方側端部が、前記接続部材の前記熱電対に近い方の端部である熱電対側端部から内部に挿入され、かつ、
    前記接続部材の前記熱電対側端部から所定距離だけ離れた接続箇所で、前記熱電対形成用線材と前記接続部材とが電気的に接続されているとともに、
    前記接続部材の前記熱電対側端部から前記接続箇所までの領域で、前記熱電対形成用線材と前記接続部材とが導通してしまうことを阻止するための導通阻止部を備え、
    前記導通阻止部は筒状の部材であって、前記熱電対形成用線材の外周面と、中空筒状である前記接続部材の内周面の間に位置するように形成されており、
    前記導通阻止部の前記接続箇所側の端部は、前記熱電対形成用線材と前記接続部材とが電気的に接続されている前記接続箇所の、前記接合部に近い方の端部にまで達していること
    を特徴とする給湯器の異常検出装置。
  2. 前記接続部材が、前記接続箇所における前記熱電対形成用線材と前記接続部材との導通を促進する導通促進処理を施すための開口部を備えていることを特徴とする請求項1記載の給湯器の異常検出装置。
  3. 前記導通阻止部が、前記熱電対形成用線材と前記接続部材との間に挿入された絶縁体であることを特徴とする請求項1または2記載の給湯器の異常検出装置。
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