JP6881895B2 - 目地カバーおよび外壁構造 - Google Patents

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Description

この発明は、外壁パネルの目地を覆う目地カバーおよびこの目地カバーを用いた外壁構造に関する。
特許文献1には、左右に隣り合って配置される両側の外装面材の裏面側縁部が建物の柱の前面に配置される止水構造が開示されている。この止水構造においては、一方が凹部で他方が凸部となる凹凸係合によって目地カバーを目地に取り付けるようになっている。
また、従来の目地構造として、図9に示すように、目地カバー91を胴縁92にビス93によって固定する構造が知られている。さらに、図10に示すように、目地カバー94を外壁パネル95にビス96によって固定する構造も知られている。
特開2014−066036号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の構造では、一方の側の凹部に他方の側の凸部を嵌めるため、互いの位置精度が十分に出ていないと、装着が行い難いという欠点がある。また、図9に示す従来構造では、胴縁92にビス93が貫通するため、止水処理が必要になる。また、図10に示す従来構造では、目地カバー94を外壁パネル95にビス96によって固定するため、地震等で外壁パネル95が変位すると、この変位に目地カバー94が追従できずに、目地カバー94が破損し易いという欠点がある。
この発明は、上記の事情に鑑み、止水処理を不要にすることができ、外壁パネルの変位による破損が生じ難く、取り付けの作業性に優れる目地カバーおよび外壁構造を提供することを課題とする。
この発明の目地カバーは、上記の課題を解決するために、隣り合う外壁パネルの小口間に形成される目地に装着される目地カバーにおいて、上記目地内に挿入されて各小口に係止される係止片部を有するとともに、屋外側に面部が形成され屋内側が開放された凹状部を有する係止部材と、上記係止部材の屋外側に位置して上記目地を覆う本体部材と、を備えることを特徴とする。
上記の構成であれば、上記係止片部によって当該目地カバーが目地に係止されるため、取り付けの作業性に優れる。また、目地カバーを胴縁や柱にビスで留めることはしないので、止水処理が不要になる。また、目地カバーを外壁パネルにビスで留めることはしないので、外壁パネルの変位に起因する目地カバーの破損も生じ難い。また、上記凹状部内に例えば耐火材等を設け、外壁の目地の防火を図ることが容易になる。
上記係止部材と上記本体部材とが接合されていてもよい。上記接合は、例えばリベット等によって行うことができるので、目地カバーの作製が容易である。
上記係止部材と上記本体部材とが分離可能に連結されていてもよい。これによれば、目地カバーを付け間違えた場合でも、上記係止部材と上記本体部材とを分離させることができるので、上記係止部材を目地から簡単に外すことができ、また、メンテナンスも容易になる。
上記係止部材には、上記本体部材に対する回転を防止するストッパー部が形成されていてもよい。これによれば、上記係止部材と上記本体部材とを螺子で連結するときに、上記螺子の回転で上記係止部材が回転する共回りを防止することができる。
上記本体部材は、上記係止部材の上記面部に対向する面部と上記外壁パネルの外面側に位置する張り出し部位とからなっていてもよい。これによれば、上記係止部材の面部と上記本体部材の面部同士を対向させて結合できるので、上記係止部材と上記本体部材とのずれ等が生じ難くなる。
一方の係止片部には、上記外壁パネルの屋外面側から小口の方に回り込んで係止する反し部を有してもよい。
また、この発明の外壁構造は、上記目地カバーが用いられた外壁構造であって、上記外壁パネルは、芯材が金属製板で挟まれたサンドイッチパネルからなり、この外壁パネルの小口に存在する上記金属製板の縁によって上記係止片部が係止されることを特徴とする。このようにサンドイッチパネルを用いると、特別な加工を施すことなく、上記金属製板の縁によって上記係止片部を係止することができる。
また、この発明の外壁構造は、上記目地カバーが用いられた外壁構造であって、外壁の出隅箇所となる位置に設けられたコーナー部をなす外壁パネルの小口とその隣に位置する外壁パネルの小口との間に形成される目地に上記目地カバーが設けられており、上記コーナー部をなす外壁パネルの小口には上記係止片部が係止される突出部が形成されていることを特徴とする。このように、外壁の出隅箇所においても、上記目地カバーを用いた目地処理が行える。
また、この発明の外壁構造は、上記反し部を有する目地カバーが用いられた外壁構造であって、外壁の入隅箇所で目地を形成する一方の外壁パネルの小口に、上記反し部が係止されることを特徴とする。このように、外壁の入隅箇所においても、上記目地カバーを用いた目地処理が行える。
本発明であれば、目地の止水処理を不要にでき、外壁パネルの変位に起因する破損が生じ難く、作業性にも優れるという効果を奏する。
この発明の実施形態の目地カバーおよび外壁構造を示した概略の縦断面図である。 図1のA−A矢視の概略の断面図である。 図1の目地カバーおよび外壁構造の概略の正面図である。 同図(A)は図1の目地カバーの横断面の拡大図であり、同図(B)は上記目地カバーにおける係止部材を示した斜視図である。 他の実施形態の目地カバーの横断面の拡大図である。 図4の目地カバーを用いた外壁の出隅構造を示した説明図である。 他の実施形態の目地カバーの横断面の拡大図である。 図7の目地カバーを用いた外壁の入隅構造および螺子操作による目地カバーの変化を示した説明図である。 従来の目地カバーを用いた外壁構造を示した説明図である。 従来の目地カバーを用いた外壁構造を示した説明図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1、図2および図3に示しているように、この実施形態にかかる外壁構造においては、左右に隣り合う外壁パネル1の小口(左右の側面部)1a間に形成される縦目地に、この実施形態にかかる目地カバー2Aが装着される。上記外壁パネル1は、例えば、発泡プラスチック等からなる芯材としての断熱材11が屋内側の金属製板12と屋外側の金属製板13とで挟まれたサンドイッチパネルからなる。このサンドイッチパネルからなる外壁パネル1の小口1aでは、上記断熱材11が露呈している。また、上記外壁パネル1は、例えば、溝形鋼からなる胴縁3に、ドリルビス31を用いて固定される。なお、上記断熱材11は、耐火性等の他の特性を有していてもよい。
また、外壁パネル1の上端部および下端部には、凹凸部が形成されている。上下に配置される外壁パネル1は、上記凹凸部を互いに嵌合し合うことで、外壁面と直交する方向の移動が規制される。また、上記凹凸の嵌合によって、下側の外壁パネル1の上端側にねじ込まれた上記ドリルビス31の頭部が、上側の外壁パネル1の下端側で隠される。
上記目地カバー2Aは、上記目地内に挿入されて各小口1aに係止される係止片部21aを有する係止部材21と、上記係止部材21の屋外側に位置して上記目地を覆う本体部材22とを備える。上記係止部材21および上記本体部材22は、例えば、金属製である。
また、上記係止部材21および上記本体部材22は、図4(A)にも示すように、それぞれ目地の奥行き方向に直交する面部21b、22aを有しており、両面部21b、22aが螺子24によって固定されている。上記螺子24は上記係止部材21の上記面部21bの貫通孔21eに螺合されており、上記本体部材22の上記面部22aに形成された図示しない挿通孔に挿通されている。上記螺子24の頭部と上記本体部材22の上記面部22aとの間には、例えばゴム製のパッキンが設けられていてもよい。
上記係止部材21は、例えば、50mm程度の長さを有しており、上記係止部材21の上記面部21bの幅は、例えば、25mm程度とされる。また、上記本体部材22は、例えば、外壁パネル1の長さが1000mm程度であることから、継ぎ部の領域を考慮して1030mm程度の長さとされる。もちろん、これらの寸法は一例であり、このような寸法に限定されない。また、上記係止部材21は、上記本体部材22に、例えば、4個設けられるが、このような個数に限定されない。
上記係止部材21は、図4(B)にも示すように、屋外側に上記面部21bが形成され屋内側が開放された凹状部21cを有する。そして、上記係止片部21aは、上記凹状部21cを形成する側板部から延びる部分が斜めに折り曲げられて形成される。さらに、上記係止部材21には、上記本体部材22に対する回転を防止するストッパー部21dが4箇所形成されている。上記ストッパー部21dは、例えば、上記凹状部21cを形成する上記側板部の一部(上記係止片部21aが形成される側と反対側の部分)が上記面部21bと直交する方向に突出したものであり、1枚板に対する切込と折り曲げ加工とにより形成されている。また、上記凹状部21cを形成する上記側板部は、上記面部21bと略直交して形成される。
また、上記係止部材21は、弾性を有しており、上記係止片部21aの先端部の自然状態での間隔は、上記目地の幅よりも広く、また、屋外側にかけて徐々に広くなるように形成されている。そして、上記係止片部21aの先端部の間隔は、上記目地への挿入時には狭まり、目地内に入り込むと、弾性によって拡がることになる。上記係止部材21が上記目地内に入り込んで拡がると、上記小口1aの断熱材11が上記係止片部21aに押されて変形し、この係止片部21aが上記屋外側の金属製板13の縁に引っ掛かることになる。
上記本体部材22は、上記係止部材21の面部21bに対向し、上記4箇所のストッパー部21dの間に位置することになる上記面部22aと、上記ストッパー部21dを越えて上記外壁パネル1の屋外側に位置する張り出し部位22bとからなる。
また、上記本体部材22も弾性を有しており、上記張り出し部位22bの縁の位置は、自然状態で、上記係止片部21aの先端よりも、屋内側(裏側)に位置する。このため、上記係止部材21が上記目地内に装着されると、屋外側の金属製板13の縁部が、上記張り出し部位22bの縁と上記係止片部21aの先端との間で挟まれることになる(図2参照)。また、上記張り出し部位22bの縁側には、上記外壁パネル1側に折り曲げられた反し部22cが形成されており、上記張り出し部位22bの縁面が外側に露呈されないようにしている。
また、図3に示したように、上記本体部材22の長手方向の一方の端部側(例えば、下端側)では、上記反し部22cは形成されておらず、また、幅が狭くされており、上下に隣り合う目地カバー2A同士の接続が行われ易いようになっている。
上記の構成であれば、上記係止部材21を目地内に挿入することで、上記係止片部21aによって当該目地カバー2Aが目地に係止されるため、取り付けの作業性に優れる。また、目地カバー2Aを胴縁や柱にビスで留めることはしないので、止水処理が不要になる。また、目地カバー2Aを外壁パネル1にビスで留めることはしないので、外壁パネル1の変位による目地カバー2Aの破損も生じ難い。また、上記凹状部21cを有するので、図1に示したように、この凹状部21c内に耐火材6を設け、外壁の目地の防火を図ることが可能になる。なお、上記耐火材6をピース物で形成して各凹状部21c内に入れるのではなく、上記耐火材6を長く形成し、複数の凹状部21cに渡って設けられるようにしてもよい。また、上記小口1a間にも耐火材を設けてもよい。
上記本体部材22が、上記面部22aと上記張り出し部位22bとからなっていると、上記係止部材21と上記本体部材22とを、その面部21b、22a同士を対向させて結合できるので、上記係止部材21と上記本体部材22とのずれ等が生じ難くなる。また、上記本体部材22の上記張り出し部位22bに対して、上記面部22aの凹み度合を小さくして外壁の外観を良好にすることができる。上記係止部材21は、上記凹状部21cを有するので、上記本体部材22の上記面部22aの凹み度合いを小さくすることが容易である。
また、上記目地カバー2Aであれば、上記螺子24を操作して、上記本体部材22を上記係止部材21から離脱させることができる。これにより、この目地カバー2Aを付け間違えた場合でも、上記係止部材21を目地から簡単に外すことができ、また、メンテナンスも容易になる。なお、上記螺子24を利用して、上記本体部材22と上記係止部材21の間隔調整を行うことも可能である。
上記係止部材21に上記本体部材22に対する回転を防止するストッパー部21dが形成されていると、上記係止部材21と上記本体部材22とを螺子24で連結するときに上記係止部材21の空回りを防止することができる。
図5に他の実施形態の目地カバー2を示す。上記目地カバー2Aとの相違点を主に説明する。この目地カバー2は、上記係止部材21と上記本体部材22とがリベット23によって接合されている。このように、上記係止部材21と上記本体部材22の接合をリベット23等によって行う構成であると、目地カバー2の作製が容易になる。また、上記係止部材21と上記本体部材22の接合をリベット23で接合する構成であれば、上記ストッパー部21dは特に無くてもよいことになる。
次に、図6に基づいて、上記目地カバー2Aを用いた出隅となる外壁構造を説明していく。この外壁構造は、出隅箇所に設けられたコーナー部をなす外壁パネル4の小口4aとその隣に位置する外壁パネル1の小口1aとの間に形成される目地に上記目地カバー2Aが設けられており、上記コーナー部をなす外壁パネル4の小口4aには、上記係止部材21の上記係止片部21aが係止される突出部4bが形成されている。上記小口4aは、例えば、金属板からなり、上記係止片部21aに押されても変形せず、上記係止片部21aの先端は、上記突出部4bと上記小口4aの交差する角部に位置することになる。なお、上記外壁パネル4は、ドリルビス41によって柱5に固定され、上記外壁パネル1は、ドリルビス31によって柱5に固定されている。
このように、外壁の出隅箇所において、上記目地カバー2Aを用いた目地処理が行える。なお、出隅となる外壁構造の上記目地を、上記目地カバー2Aではなく、上記目地カバー2を用いて塞ぐこともできる。
次に、図7および図8に基づいて、他の実施形態の目地カバー2Bおよびこの目地カバー2Bを用いた入隅となる外壁構造を説明していく。入隅となる外壁構造を形成する隣り合う外壁パネル1は、例えば90度で交差しており、一方の外壁パネル1の小口1aの端面の延長線が、他方の外壁パネル1の小口1aの略中央側に位置するように設けられる。
上記目地カバー2Bにおける一方の係止片部21aの先端側には、上記外壁パネル1の屋外面側から小口の方に回り込んで係止する反し部21fが折り曲げ形成されている。この例では、上記一方の係止片部21aは、上記係止部材21の上記面部21bに対して屋内方向に突出し、この一方の係止片部21aの先端で上記反し部21fが折り返している。また、上記係止部材21は、上記反し部21fが上記小口1aを刺し、上記反し部21fの折り返しの曲げ起点部が屋外側の金属製板13の縁に引っ掛かる状態において、他方の係止片部21aの先端が他方の外壁パネル1の屋外側の金属製板13の縁に当たるように形成されている。また、上記目地カバー2Bの上記本体部材22においては、一方の張り出し部位22bと他方の張り出し部位22bとが交差状に形成されている。このように、外壁の入隅箇所においても、上記目地カバー2Bを用いた目地処理が行える。
上記目地カバー2Bにおいては、上記係止部材21と上記本体部材22とが、分離可能に螺子24によって連結されているが、上記目地カバー2と同様、リベット23によって上記面部21b、22a同士が接合されていてもよい。ただし、図7に示したように、上記目地カバー2Bにおいては、上記係止部材21と上記本体部材22との間隔を開けた状態で目地に挿入することができるので、上記反し部21fを上記屋外側の金属製板13の縁に引っ掛けるのが容易になる。そして、このように引っ掛けた後に、螺子24を回し、図8に示したように、上記係止部材21と上記本体部材22とを接合させることができる。
また、以上の実施形態では、外壁パネル1としてサンドイッチパネルを用いたが、上記係止片部21aが引っ掛かる部位が形成された他の構造の外壁パネルを用いることも可能である。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 :外壁パネル
1a :小口
2 :目地カバー
2A :目地カバー
2B :目地カバー
3 :胴縁
4 :外壁パネル
4a :小口
4b :突出部
5 :柱
11 :断熱材(芯材)
12 :金属製板
13 :金属製板
21 :係止部材
21a :係止片部
21b :面部
21c :凹状部
21d :ストッパー部
21e :貫通孔
21f :反し部
22 :本体部材
22a :面部
22b :張り出し部位
23 :リベット
24 :螺子
31 :ドリルビス
41 :ドリルビス

Claims (6)

  1. 隣り合う外壁パネルの小口間に形成される目地に装着される目地カバーにおいて、上記目地内に挿入されて各小口に係止される係止片部を有するとともに、屋外側に上記目地の奥行き方向に直交する面部が形成され屋内側が開放された凹状部を有する係止部材と、上記係止部材の屋外側に位置して上記目地を覆うように上記係止部材に螺子により固定される本体部材と、を備えており、
    上記本体部材は、上記係止部材の上記面部に対向する面部と、当該面部から上記目地の幅方向に延びた形状をなして上記外壁パネルの外面側に位置する張り出し部位とを有し、
    上記係止部材には、上記本体部材に対する回転を防止するストッパー部が形成されており、このストッパー部は、上記本体部材の上記面部と上記張り出し部位の両境部に向かって突出しており、且つ当該ストッパー部は、上記凹状部をなす側板部の一部が上記係止部材の上記面部と直交する方向に突出したものであって当該係止部材をなす1枚板に対する切込と折り曲げ加工とにより形成されており、
    上記両境部は上記ストッパー部の屋外側端よりも屋外側に位置しており、
    上記本体部材の上記面部は、上記両境部に向かって突出する上記ストッパー部の間で上記係止部材の上記面部に面接触可能に位置し、上記張り出し部位は、上記ストッパー部を越えて位置することを特徴とする目地カバー。
  2. 請求項1に記載の目地カバーにおいて、上記係止部材と上記本体部材とが分離可能に連結されていることを特徴とする目地カバー。
  3. 請求項1または請求項2に記載の目地カバーにおいて、一方の係止片部には、上記外壁パネルの屋外面側から小口の方に回り込んで係止する反し部が形成されていることを特徴とする目地カバー。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の目地カバーが用いられた外壁構造であって、上記外壁パネルは、芯材が金属製板で挟まれたサンドイッチパネルからなり、この外壁パネルの小口に存在する上記金属製板の縁によって上記係止片部が係止されることを特徴とする外壁構造。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の目地カバーが用いられた外壁構造であって、外壁の出隅箇所となる位置に設けられたコーナー部をなす外壁パネルの小口とその隣に位置する外壁パネルの小口との間に形成される目地に上記目地カバーが設けられており、上記コーナー部をなす外壁パネルの小口には上記係止片部が係止される突出部が形成されていることを特徴とする外壁構造。
  6. 請求項3に記載の目地カバーが用いられた外壁構造であって、外壁の入隅箇所で目地を形成する一方の外壁パネルの小口に、上記反し部が係止されることを特徴とする外壁構造。
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