JP6881733B2 - ヒンジ付き構造体 - Google Patents

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本発明は、ヒンジを備えた構造体に関する。
従来の包装又は収納用の箱には、蓋と本体とを一枚のシートから成るヒンジ(シート状ヒンジ)で連結したものがある。シート状ヒンジは、一般的に、矩形に切断された紙片から成り、軽量かつ安価に製造できるため、特に紙製の箱や屏風などにおいて二つの部材を互いに回動自在に連結する目的で広く用いられている。
例えば、特許文献1には、いずれも箱状に形成された本体と蓋とを有する包装箱において、本体の上部開口の一辺と、蓋の下部開口の一辺とを突き合わせ、本体及び蓋の内面に前記突き合わせ箇所を跨ぐようにしてシート状ヒンジを貼り付けることにより、前記突き合わせ箇所を軸として蓋と本体とを互いに回動自在に連結して成る包装箱が記載されている。
実開平4-27717号公報
上記のようなシート状ヒンジは、接着剤等を用いて取付箇所に貼り付けられる。
そのため、家具などで広く用いられる金属製のヒンジ(二枚の羽を回動軸を介して連結したもの)のようなネジ留めが不要である反面、ヒンジの開閉動作を繰り返す内に、該ヒンジが徐々に取付箇所から剥がれてくる場合があり、耐久性の点で改善の余地があった。また、シート状ヒンジを備えた構造体は、上述の箱や屏風のように、二つの部材の端縁同士をシート状ヒンジで連結したものが殆どであり、そのデザインや用途は限られたものであった。
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは高い耐久性を備えた新規のヒンジ付き構造体を提供することにある。
上記課題を解決するために成された本発明に係るヒンジ付き構造体は、
a) 第1面と該第1面の裏側に位置する第2面とを有し、前記第1面から前記第2面に至る直線状の切れ目を備えた第1部材と、
b) 前記第1面と対向する位置に配置され、前記直線状の切れ目と平行な側面を有する第2部材と、
c) 前記直線状の切れ目に挿通され、該直線状の切れ目を挟んで一方の側が前記第2部材の前記側面に取り付けられ、他方の側が前記第2面に取り付けられたヒンジと、
を有することを特徴としている。
ここで、前記直線状の切れ目は、前記第1面及び第2面の全長に亘って設けられていてもよく、該直線状の切れ目の一端のみが前記第1面及び第2面の端縁に到達していも、該直線状の切れ目の両端がいずれも第1面及び第2面の端縁に到達していないものとしてもよい。
上記構成から成る本発明に係るヒンジ付き構造体によれば、ヒンジの開閉動作、すなわち前記切れ目を回動軸とし第2部材を回動させる動作を行った際に、ヒンジの第1部材に対する取り付け部分には、当該部分と平行な方向に力が加わり、当該部分と垂直かつ当該部分を第1部材から離間させる方向には力が加わらないため、第1部材からヒンジが剥がれるのを防止することができる。
本発明に係るヒンジ付き構造体は、前記ヒンジが一枚のシートから成るシート状ヒンジであるものとすることが望ましい。
また、本発明に係るヒンジ付き構造体は、
前記ヒンジとして複数のヒンジを有し、
前記複数のヒンジの一部が、前記第2面において前記直線状の切れ目を挟んで一方の側に取り付けられ、前記複数のヒンジの残りが、前記第2面において前記直線状の切れ目を挟んで他方の側に取り付けられているものとしてもよい。
このような構成によれば、第2部材を第1部材に対して回動させた際に、ヒンジと第1部材との接着面に掛かる力が分散されるため、一層、ヒンジが第1部材から剥がれにくくなる。
また、本発明に係るヒンジ付き構造体は、
前記第1部材が、内面が前記第1面であって外面が前記第2面である外箱であり、
前記第2部材が、前記外箱に収容された内箱であるものとすることができる。
前記ヒンジ付き構造体は、
前記外箱及び前記内箱がいずれも直方体形状を有し、
前記直線状の切れ目が前記直方体の一辺に設けられ、
前記内箱の一辺が直線状の切れ目と対向するように配置されたものとすることができる。
なお、前記直方体には立方体も含まれる。
以上の通り、本発明によれば、高い耐久性を備えた新規のヒンジ付き構造体を提供することができる。
本発明の一実施例に係る収納箱の斜視図。 前記収納箱を閉じた状態を示す上面図。 前記収納箱を開いた状態を示す上面図。 前記収納箱の内箱とヒンジを示す斜視図。 内箱と外箱の連結工程の第1段階を示す模式図。 内箱と外箱の連結工程の第2段階を示す模式図。 内箱と外箱を1枚のヒンジで連結する構成の一例を示す図。 内箱と外箱を1枚のヒンジで連結する構成の別の例を示す図。 内箱に4枚のヒンジを取り付けた状態を示す斜視図。 図9の内箱を外箱に連結した状態を示す模式図。 内箱を多段に設けた構成の一例を示す斜視図。 金属製のヒンジを用いる構成の一例を示す図であり、(a)はヒンジの上面図、(b)は該ヒンジによる外箱と内箱の連結構造を示す模式図である。 金属製のヒンジを用いる構成の別の例を示す図であり、(a)はヒンジの上面図、(b)は該ヒンジによる外箱と内箱の連結構造を示す模式図である。 外箱及び内箱を円筒状とした例を示す斜視図。
以下、本発明を実施するための形態について実施例を挙げて説明を行う。
本実施例に係る収納箱は、オフィスのデスク等に設置して種々の物品、例えばスマートフォン、腕時計、眼鏡、文房具などを収容するためのものである。図1に、本実施例に係る収納箱(本発明における構造体に相当)の斜視図を、図2及び図3に、該収納箱の上面図を示す。なお、以下では図2及び図3における左右方向を収納箱の左右とし、これらの図における上方向を収納箱の奥側、下方向を収納箱の手前側とする(図5〜図8、及び図10において同じ)。
本実施例に係る収納箱は、外箱10と内箱20を含んで成り、外箱10が本発明における第1部材に相当し、内箱20が本発明における第2部材に相当する。
外箱10は、上面が閉鎖され下面が開放された角筒を、上面を二分する対角線と、該対角線の両端から下方へと延びる二辺とで切断した形状を有している。以下、外箱10を構成する二つの部材のうち、図1〜図3において左に位置する部材を左側部材11、右に位置する部材を右側部材12とよぶ。これらの部材11、12は、前記二辺のうちの一辺で連結されており(詳細は後述する)、該一辺を回動軸Xとして右側部材12及び/又は左側部材11を回動させることにより、外箱10を開閉することができる。なお、外箱10の寸法は、外箱10を閉鎖した状態において高さが18 cm、幅及び長さがそれぞれ10.5 cmである。
内箱20は、上面が開放され下面が閉鎖された角筒状の形状を有しており、その寸法は、高さが5 cm、幅及び長さが10 cmである。内箱20の内部は、物品を区分けして収納できるよう、仕切り21によって複数の区画に分割されている。これらの区画のうちの一つ(以下「区画22」とよぶ)は、スマートフォンを収容するためのものであり、側面の一部が開放され、スマートフォンを上方だけでなく側方からも出し入れできるようになっている。
外箱10の回動軸Xに当たる一辺と、該一辺に対向する内箱20の一辺とは、後述するシート状ヒンジにより互いに連結されている。これにより、回動軸Xを中心に右側部材12及び/又は左側部材11を回動させて外箱10を開閉することができる(図2、図3)と共に、外箱10を開放した状態で内箱20を図3中の矢印で示すように回動させることができる。
なお、外箱10と内箱20は、いずれも厚紙から成るブランクシートを折り曲げて立体的な箱を形成したものに、薄手の紙(化粧紙)を貼り付けて成る、いわゆる貼箱である。外箱10及び内箱20を連結するシート状ヒンジは前記化粧紙の下に隠れた状態となっているため、図1〜図3では図示を省略している。
本実施例に係る収納箱を使用する際は、該収納箱をデスクの上などに配置し、外箱10を開いて内箱20の各区画にスマートフォンやペンなどの物品を収納する。なお、外箱10の内側面には額縁状の写真収容部13が設けられており、ここに写真を収容することで、外箱10を写真立てとして機能させることもできる。そして、ユーザがデスクに着席して作業を行っている間は、内箱20に収納した物品の視認及び取り出しが容易なように外箱10を開いたままとしておく。このとき、内箱20を図3中のAの位置に配置しておけば、区画22に収容したスマートフォンの画面をユーザが正面から視認することができる。また、内箱20を図3中のBの位置に配置すれば、内箱20の上方に外箱10の上面が掛からないため内箱20に収容した物品を上方から容易に取り出すことができる。あるいは、内箱を図3中のCの位置に配置すれば、区画22の側面開口22aが手前に来るため、この開口22aからスマートフォンを容易に出し入れすることができる。一方、ユーザがデスクから離れる際は、必要に応じてスマートフォンを取り出した上で、外箱10を閉じておく。これにより、内箱20に埃が侵入するのを防止できると共に、内箱20に収納した物品や写真が人目に触れるのを防ぐことができる。
以下、本実施例に係る収納箱の製造工程について説明する。まず、厚紙を所定形状に打ち抜いて成るブランクシートを折り曲げたり接着したりすることにより、外箱10の右側部材12及び左側部材11と、内箱20とを形成する。なお、右側部材12及び左側部材11は、予め別々のブランクシートから形成してもよく、一枚のブランクシートから形成した直方体状の箱を切断することにより形成してもよい。
続いて、図4に示すように二枚のシート状ヒンジ30、40を内箱20の外側面のうち、隣り合う二つの側面に接着剤で貼付する。なお、同図では、内箱20の奥側に当たる面が手前に描かれている(図9において同じ)。これらのシート状ヒンジ30、40は、いずれも矩形に切り取られた厚紙から成り、それぞれ、一端から中央付近までの領域が前記二つの側面のいずれか一方に貼り付けられ、残りの領域が該二つの側面で挟まれた辺から延出した状態とされる(以下、前者の領域を「内箱貼付部31、41」、後者の領域を「外箱貼付部32、42」とよぶ)。なお、図4では便宜上、シート状ヒンジ30、40の寸法を実際よりも小さく表しているが、シート状ヒンジ30、40は、その内箱貼付部31、41がそれぞれ前記二つの側面の一方と同一寸法となるようにすることが望ましい。
続いて、内箱20の外側面、内側面、外底面、及び内底面に化粧紙を貼り付ける。これにより、シート状ヒンジ30、40のうち、内箱貼付部31、41は、前記化粧紙によって覆われた状態となる。
次に、シート状ヒンジ30、40の外箱貼付部32、42を外箱10に貼付する。このときの手順について、図5及び図6を参照しつつ説明する。図5及び図6は外箱10及び内箱20の上面図である。これらの図では、化粧紙の図示を省略している。(図7、図8、図10において同じ)。以下、外箱10の左側部材11と右側部材12において、外箱10を閉じた際に外側に来る面を表面、その逆側の面を裏面とよぶ。
まず、図5に示すように、外箱10の左側部材11と右側部材12を左右に並べて配置し、その前方に、内箱20を配置してシート状ヒンジ30、40の外箱貼付部32、42を左側部材11と右側部材12の間の隙間14(本発明における「切れ目」に相当する)から後方に突出させる。続いて、左側のシート状ヒンジ30の外箱貼付部32を左方に折り曲げて左側部材11の表面に接着剤で貼付する。同様に右側のシート状ヒンジ40の外箱貼付部42を右方に折り曲げて右側部材12の表面に接着剤で貼付する。これにより、図6に示すように、シート状ヒンジ30、40によって、内箱20が右側部材12及び左側部材11に連結されると共に、右側部材12と左側部材11が互いに連結された状態となる。
以上により、シート状ヒンジ30、40の接着が完了したら、外箱10の表面と裏面とに化粧紙を貼り付ける。このとき、右側部材12と左側部材11の間の隙間14を跨ぐように化粧紙を貼り付けることにより、右側部材12と左側部材11がシート状ヒンジ30、40に加えて化粧紙によっても連結された状態となる。
なお、長方形状の箱を切断することで外箱10の右側部材12と左側部材11を形成する場合は、右側部材12及び左側部材11の開口辺となる3つの辺のうち、鉛直方向に延びる一辺を切り残すことにより、該一辺で右側部材12と左側部材11とが連結された状態とすることもできる。この場合、前記一辺に沿ってスリットを設け、そこにシート状ヒンジ30、40の外箱貼付部32、42を挿通させた上で、それらを右側部材12又は左側部材11の表面に貼り付ける。この場合、前記スリットが本発明における「切れ目」に相当する。なお、該スリットは、長孔状とするほか、一端が前記一辺の末端まで到達していてもよい。
以上により製造された本実施例に係る収納箱は、上述の通り、シート状ヒンジ30、40の外箱貼付部32、42が外箱10の裏面(内箱20と対向する面)側でなく、表面側に貼付されている。これにより、外箱10に対して内箱20を回動させても、該シート状ヒンジ30、40の外箱貼付部32、42を、外箱10のヒンジが貼り付けられた面に対して垂直かつ該面から離間させる方向に引っ張る力が生じないため、シート状ヒンジ30、40が外箱10から剥がれにくくなっている。
なお、上記の例では、内箱20を二枚のシート状ヒンジ30、40によって外箱10に連結するものとしたが、内箱と外箱とを、一枚のシート状ヒンジで連結する構成としたり、三枚以上のシート状ヒンジで連結する構成とすることもできる。
一枚のシート状ヒンジで連結する場合、シート状ヒンジは、図7に示すように、内箱20と外箱10の左右同一の側に貼り付ける構成と、図8に示すように、内箱20と外箱10の左右逆の側に貼り付ける構成が考えられる。前者の場合、まず内箱20の奥側の左右一方の外側面にシート状ヒンジ30の内箱貼付部31を貼り付け、該ヒンジ30の外箱貼付部32を外箱10の切れ目に挿通させた上で、折り返して外箱10の表面に貼り付ける。一方、後者の場合、内箱20の奥側の左右一方の外側面にシート状ヒンジ30の内箱貼付部31を貼り付け、該ヒンジ30の外箱貼付部32を外箱10の切れ目に挿通させた上で、折り返さずに外箱10の表面に貼り付ける。
また、二枚以上のシート状ヒンジで連結する場合は、図4〜図6で示したように、各シート状ヒンジを折り返して内箱と外箱の左右同一の側に貼り付ける構成とするほか、左右のシート状ヒンジを折り返さずに内箱と外側の左右異なる側に貼り付ける構成とすることもできる。この場合の構成例を図9及び図10に示す。この場合、まず、内箱20の奥側の二側面に下から又は上から順に左右交互にシート状ヒンジ30、40、50、60の内箱貼付部31、41、51、61を貼り付け、それらを外箱10の切れ目に挿通させた上で、折り返さずに左右交互に外箱10の左側部材11と右側部材12の表面に外箱貼付部32、42、52、62を貼り付ける。このように、シート状ヒンジ30、40、50、60を交差させた状態で内箱20及び外箱10に貼り付けることにより、本実施例に係る収納箱をより耐久性に優れたものとすることができる。なお、図9及び図10では、4枚のシート状ヒンジ30、40、50、60を用いる例を示したが、2枚、3枚、又は5枚以上のシート状ヒンジを用いる場合も同様である。
以上、本発明を実施するための形態について、実施例を挙げて説明を行ったが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で適宜変更が許容される。例えば、上記実施例では、一つの外箱に対して内箱を一つだけ設ける構成としたが、図11に示すように、一つの外箱10に内箱20a、20b、20cを多段に設けた構成とすることもできる。なお、図11では、3個の内箱20a、20b、20cを備えた構成を示したが、このほか内箱の数は2個でも、4個以上であってもよい。
また、上記実施例では本発明におけるヒンジを、紙製のシート状ヒンジとしたが、その他の曲げ伸ばし可能な素材、例えば、布や不織布又はプラスチックから成るシート状ヒンジとしてもよい。また、シート状ヒンジに限らず、二枚の羽を回動軸であるピンを介して互いに回動可能に連結して成る金属製のヒンジ(いわゆる蝶番)を用いるようにしてもよい。この場合、ヒンジとしては、回動軸の方向から見て、図12(a)又は図13(a)のような構成を有するものを使用することが望ましい。図12に示すヒンジ70は、二枚の羽71、72を広げると一方の面がフラットな構成となり(図12(a)中の実線)、羽71、72を閉じると羽71、72同士が平行かつ所定の距離だけ離間した状態となる(図12(a)中の破線)。そこで、ヒンジ70として前記所定の距離が外箱10の壁の厚さよりも大きいものを使用することにより、図12(b)に実線で示すように内箱20と外箱の左側部材11及び右側部材12を連結し、同図の破線及び矢印で示すように内箱20を回動させることができる。一方、図13に示すヒンジ80は、羽81、82を広げた際に二枚の羽81、82を含む平面が平行かつ所定の距離だけ離間した状態となる(図13(a))。そこで、ヒンジ80として前記所定の距離が外箱10の壁の厚さよりも大きいものを使用することにより、図13(b)に実線で示すように内箱20と外箱の左側部材11及び右側部材12を連結し、同図に破線及び矢印で示すように内箱20を回動させることができる。なお、こうしたヒンジ70、80を用いる場合も、一つの内箱に対して複数のヒンジを設けることができる。
また、上記実施例では、外箱と内箱をヒンジで連結した後、外箱及び内箱を化粧紙で覆うものとしたが、これに代えて、外箱及び/又は内箱の外側に、それらよりも僅かに大きいカバー部材を取り付け、該カバー部材の内側面と外箱又は内箱の外側面との間にヒンジを挟み込むようにしてもよい。
また、上記実施例では、第1部材である外箱と第2部材である内箱を直方体形状のものとしたが、外箱及び内箱の形状はこれに限定されるものではなく、例えば、図14に示すように、外箱110及び内箱120を円筒形としたり、四角形以外の多角形断面形状を有するものとしてもよい。また更に、本発明に係る第1部材及び第2部材は必ずしも箱状に成形されたものでなくてもよい。
10、110…外箱
20、120…内箱
11…左側部材
12…右側部材
13…写真収容部
14…隙間
30、40、50、60…シート状ヒンジ
31、41、51、61…内箱貼付部
32、42、52、62…外箱貼付部

Claims (4)

  1. a) 第1面と該第1面の裏側に位置する第2面とを有し、前記第1面から前記第2面に至る直線状の切れ目を備えた第1部材と、
    b) 前記第1面と対向する位置に配置され、前記直線状の切れ目と平行な側面を有する第2部材と、
    c) 前記直線状の切れ目に挿通され、該直線状の切れ目を挟んで一方の側が前記第2部材の前記側面に取り付けられ、他方の側が前記第2面に取り付けられていることを特徴とするヒンジと、
    を有し、
    前記第1部材が、内面が前記第1面であって外面が前記第2面である外箱であり、
    前記第2部材が、前記外箱に収容された内箱であることを特徴とするヒンジ付き構造体。
  2. 前記ヒンジが一枚のシートから成るシート状ヒンジであることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ付き構造体。
  3. 前記ヒンジとして複数のヒンジを有し、
    前記複数のヒンジの一部が、前記第2面において前記直線状の切れ目を挟んで一方の側に取り付けられ、前記複数のヒンジの残りが、前記第2面において前記直線状の切れ目を挟んで他方の側に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒンジ付き構造体。
  4. 前記ヒンジ付き構造体は、
    前記外箱及び前記内箱がいずれも直方体形状を有し、
    前記直線状の切れ目が前記直方体の一辺に設けられ、
    前記内箱の一辺が前記直線状の切れ目と対向するように配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のヒンジ付き構造体。
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