JP6881474B2 - 分析装置用の配管デバイス及びその配管デバイスを用いた分析装置 - Google Patents

分析装置用の配管デバイス及びその配管デバイスを用いた分析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6881474B2
JP6881474B2 JP2018568072A JP2018568072A JP6881474B2 JP 6881474 B2 JP6881474 B2 JP 6881474B2 JP 2018568072 A JP2018568072 A JP 2018568072A JP 2018568072 A JP2018568072 A JP 2018568072A JP 6881474 B2 JP6881474 B2 JP 6881474B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
piping
piping device
flow path
diffusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018568072A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018150842A1 (ja
Inventor
健吾 青木
健吾 青木
昌秀 軍司
昌秀 軍司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Publication of JPWO2018150842A1 publication Critical patent/JPWO2018150842A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6881474B2 publication Critical patent/JP6881474B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/26Conditioning of the fluid carrier; Flow patterns
    • G01N30/38Flow patterns
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/04Preparation or injection of sample to be analysed
    • G01N30/16Injection
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/60Construction of the column
    • G01N30/6052Construction of the column body
    • G01N30/6086Construction of the column body form designed to optimise dispersion
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N37/00Details not covered by any other group of this subclass
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/60Construction of the column
    • G01N30/6052Construction of the column body
    • G01N30/6065Construction of the column body with varying cross section

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

本発明は、液体クロマトグラフシステム等の分析装置に用いられる配管デバイスとその配管デバイスを用いた分析装置に関するものである。
一般に、高速液体クロマトグラフ(以下、HPLCという。)では、液体の流れ場と分子拡散によって、移動相の流れる分析流路内に注入された試料や分析カラムで分離された試料成分を配管の流路方向(流れ方向)へ広げるという作用が働く。これを流路拡散と呼ぶ。流路拡散が起こると、クロマトグラムのピーク形状が緩やかな形状になってしまい、HPLCの分離性能を低下させる要因となっている。そのため、分析流路中における流路拡散をいかに抑制するかということは、HPLCの分離性能を向上させる上で重要である。
断面形状が円形である配管の流路拡散には次の理論式が存在する。
Figure 0006881474
ここで、c(t)は時刻tにおける濃度、Mは初期濃度、Rは配管の内径、Dzは見かけの混合拡散係数、Uは平均流速、zは配管の長さである。この理論式から、流路拡散を抑制するためには、一般に、配管の内径を小さくするか、配管を短くするか、拡散係数を大きくすればよいことがわかる。
別の方法として、配管を折り返して配管内の流体の流れを乱すことで、配管内の流路拡散を抑制するという方法が提案されている(特許文献1参照。)。
米国特許第5032283号明細書 米国特許第8641267号明細書
上記のように、配管を連続的に折り返すという方法は配管内の流路拡散を抑制する方法として非常に有効的な方法である。この方法によって流路拡散を抑制する十分な効果を得るためには、配管の折返し部分の折り曲げ角度Rをある程度小さくし、折返し回数をある程度の数以上設ける必要がある。
近年のHPLCでは、分析時間の短縮化や分離性能の向上を目的として、内径が0.1mm以下の極めて細い配管が用いられることがある。このような内径の極めて小さい配管を連続的に折り返して流路拡散の抑制効果を十分に得るためには、内径の小ささに合わせて配管の折り曲げ角度も小さくする必要がある。折り曲げ角度が大きいと、特に短距離を接続する配管では、十分な折返し回数が確保できず、流路拡散を抑制するという効果が十分に得られない。
配管の折返しの折り曲げ角度を小さくするためには、配管の内径に応じて外径も小さくする必要がある。しかし、配管の外径を小さくすると配管そのものの強度も低下してしまい、流路形状を安定して維持することが困難になる。
また、上記のように、流路拡散を抑制するためには、拡散係数を高めることが有効である。拡散係数は次式によって計算することができる。
Figure 0006881474
ここで、kはボルツマン定数、Tは温度、μは粘度、aは粒子半径である。この式から、拡散係数は温度Tを高くすることが効果的であることがわかる(温度Tが大きくなると粘度μが低下するため)。しかし、特許文献1に開示された配管構造では、連続的に折り返された内側の配管とそれを収容する外側の配管との間に空気層が存在するため、外側の配管の周囲の熱が内側の配管へ伝わりにくい。そのため、内側の配管の温度を加熱したいような場合でも熱伝達効率が悪く、迅速な加熱が行なわれにくいという問題がある。
また、MEMS技術を用いて連続した折返し形状等を有する流路を基板内に形成するという技術も提案されている(特許文献2参照。)。しかし、そのような構造は基板を積層することによって形成されるため、HPLCのように高耐圧が求められるような用途では使用することができないか、製作コストが高くなるという問題がある。
そこで、本発明は、HPLC等の分析装置で従来用いられてきた配管に加え、近年用いられてきている非常に内径の小さい配管に対しても流路拡散の抑制効果が十分に得られ、かつ安定した送液を行なうことができるようにすることを目的とするものである。
本発明に係る分析装置の配管デバイスは、内部の流路拡散を抑制するように実質的に折り返された折返し形状が設けられている配管と、前記配管に対し少なくとも一方向側から直接的に又は間接的に接し、前記配管を支持して前記折返し形状の変形を抑制する部材と、を備えている。
ここで、配管の折返し形状は略平面的に形成されていてもよいし、立体的に形成されていてもよい。折返し形状が略平面的に形成されていれば、部材によって折返し形状を安定的に支持しやすくなる。なお、「折返し形状が略平面的に形成されている」とは、折返し形状が完全な同一平面内において形成されていることだけでなく、折返し形状の一部がねじれや反りによって完全には同一平面内に収まっていないことも含む。
前記部材は前記配管の前記一方向とは反対側からも直接的に又は間接的に接していてもよい。そうすれば、配管が部材によって挟み込まれるようにして支持されるため、折返し形状がより乱れにくくなり、送液の安定性が向上する。
前記部材は前記折返し形状を維持するように前記配管の折返し形状が設けられている部分を保持していることが好ましい。部材が折返し形状を維持するように折返し形状が設けられている部分を保持しているとは、配管の折返し形状が乱れないように部材と配管とが接合されていることを意味する。部材と配管との接合は、接着剤によってなされていてもよいし、溶接その他の方法によってなされていてもよい。これにより、配管の折返し形状をより確実に維持することができ、送液の安定性をより向上させることができる。
前記部材は棒状の部材であってもよい。その場合、前記配管は前記棒状の部材に巻き付けられて実質的に折り返されることによって前記折返し形状を備えることで、内部の流路拡散を抑制する効果が得られる。
また、前記部材は、前記配管を内部に収容するパイプ状部材であってもよい。
前記パイプ状部材の一例として、熱収縮チューブを挙げることができる。熱収縮チューブを用いれば、配管の折返し形状を容易に維持することができる。
部材は熱伝導性の材質からなり、前記配管と熱的に接していることが好ましい。部材が熱伝導性の材質からなるものであれば、配管の周囲の熱が部材を通じて配管へ伝わるようになるため、配管に対する熱伝達効率が向上し、配管の温度を制御しやすくなる。
また、配管に熱的に接して前記配管を加熱するヒータをさらに備えていてもよい。独自にヒータを備えていれば、配管内の流体を独自に加熱することができる。
配管デバイスが独自にヒータを備えている場合、配管の温度を測定する温度センサと、前記温度センサからの信号に基づいて前記配管の温度が所定温度になるように前記ヒータの出力を制御する温度制御部と、をさらに備えていることが好ましい。そうすれば、配管の温度を独自に調節することができ、室温変動などの外乱があっても配管内部の液体温度を一定に保つことができる。その結果、分析装置の分析流路の少なくとも一部をこの配管デバイスによって実現することで、分析流路内を流れる流体温度が安定し、分析の再現性が向上する。
既述のように、配管内における流路拡散を抑制する方法として、配管内の流体温度を高めることが有効である。LCシステムにおいて、カラムオーブン内に収容される配管はカラムオーブンによって一定温度に維持されるが、カラムオーブンの外側に配置される配管、例えばカラムオーブンと検出器との間を接続する配管や検出器のさらに下流側に質量分析計などの第2の検出器を接続するための配管については温度調節がなされないため、その配管内において流路拡散が起こりやすくなる。そこで、カラムオーブンの外側に設けられるような配管として、独自にヒータを備えた上記の配管デバイスを用いれば、カラムオーブンとは別にヒータで加熱することができ、その配管内における流路拡散を抑制することができる。
また、独自にヒータを備えた配管デバイスを分析カラムの直前の配管として用いることもできる。そうすれば、分析カラムに流入する直前の試料溶液を加熱することができるので、分析カラム内における試料溶液の温度分布が抑制され、分離性能を向上させることができる。
独自にヒータを備えた配管デバイスの好ましい実施形態は、前記部材は前記配管と接している面とは反対側に平坦面を有し、前記ヒータは前記部材の前記平坦面に接するシート状のヒータである。このような構成にすれば、シート状のヒータによって配管を均一に加熱することが容易である。
前記配管の外径は、例えば0.5mm以下である。特許文献1に開示された配管構造では、連続的に折り返された配管が内径の大きな配管の内側に収容された状態で端部において固定されている。内側に収容されている配管の外径が0.5mm以下の非常に細いものであった場合には、外側の配管が何らかの要因で動いただけで内側の配管が揺れてわずかに形状が変化したり外側の配管の壁面と衝突したりして内側の配管内を流れる流体の流れに影響を与え、送液が不安定になる虞がある。したがって、近年のHPLCのように内径が0.1mm以下の配管を用いるような場合に、特許文献1に開示された配管構造では外力に対する耐性が低く、このような配管構造をそのまま適用することはできない。これに対し、本発明では、部材によって折返し形状の変形を抑制するように配管を支持するため、外径が0.5mm以下という極めて細い配管を用いた場合でも配管の折返し形状を維持しやすく、送液の安定化を図ることができる。
なお、本発明は、配管の外径が0.5mm以下であるものに限定されず、それよりも大きいものに対しても適用することができる。
前記部材は前記配管の折返し形状が設けられている部分の複数個所と接合された補強用配管であってもよい。すなわち、本発明における部材を、例えば同じ分析装置内で使用されている他の配管(補強用配管)によって実現することができる。
上記の場合の好ましい実施形態では、前記補強用配管も折返し形状が連続して設けられており、前記補強用配管と前記配管が互いの前記折返し形状を支え合うように接合されている。
本発明に係る分析装置は、分析流路と、前記分析流路中に試料を注入する試料注入部と、前記分析流路上で前記試料注入部よりも下流に設けられ、前記試料注入部により注入された試料を成分ごとに分離する分離部と、前記分析流路上で前記分離部よりも下流に設けられ、前記分離部で分離された試料成分を検出する検出器と、を少なくとも備えているものである。そして、前記分析流路をなす流路のうち前記試料注入部よりも下流の流路の少なくとも一部が、上述の配管デバイスによって構成されている。
本発明に係る分析装置の一例はHPLCである。その場合、前記分離部は、分離カラムとその分離カラムを内部に収容して前記分離カラムの温度を所定温度に調節するカラムオーブンからなり、前記試料注入部よりも下流の流路であって前記カラムオーブンの外側に配置される流路が、独自にヒータを備えた配管デバイスによって構成されていることが好ましい。そうすれば、カラムオーブンの外側の配管を独自に加熱することができるので、カラムオーブンの外側の配管内において流路拡散も抑制することができる。
HPLCでは検出器が複数設けられる場合があるが、その場合は検出器の入口側に独自にヒータを備えた配管デバイスが接続されていることが好ましい。そうすれば、各検出器に通じる配管内での流路拡散を抑制することができる。
本発明に係る配管デバイスは、折返し形状が設けられている配管と、その配管に対し少なくとも一方向側から直接的に又は間接的に接し、折返し形状の変形を抑制するように配管を支持する部材を備えているので、配管の折返し形状が外力によって変形しにくくなり、配管内を流れる流体の流れの安定性を維持しながら、折返し形状による配管内の流路拡散抑制効果が得られる。これにより、従来の分析装置で用いられてきた一般的な配管だけでなく、外径が0.5mm以下というような極めて細い配管を用いるような場合であっても、流路拡散を抑制するための折返し形状を維持することができるので、短距離を接続する用途としてこの配管デバイスを用いたときにも、配管に十分な折返し回数をもたせることができ、流路拡散の抑制効果を十分に得ることができる。
本発明に係る分析装置では、分析流路のうち試料注入部よりも下流側の流路の少なくとも一部を上記の配管デバイスによって構成しているので、分析流路を流れる流体の流量の安定性を維持しながら、配管の折返し形状の効果によって、試料注入部により分析流路内に注入された試料の拡散を抑制することができる。
HPLCシステムの一実施例を示す概略構成図である。 同HPLCシステム用の配管デバイスの一実施例を示す斜視図である。 配管デバイスの他の実施例を示す分解斜視図である。 配管デバイスのさらに他の実施例を示す分解斜視図である。 配管デバイスのさらに他の実施例を示す分解斜視図である。 配管デバイスのさらに他の実施例を示す分解斜視図である。 独自にヒータを備えた配管デバイスの一実施例を示す斜視図である。 配管デバイスのさらに他の実施例を示す分解斜視図である。 配管デバイスのさらに他の実施例を示す分解斜視図である。 他の配管を利用する配管デバイスを備えたLCシステムの構成の一例を概略的に示す流路構成図である。 配管デバイスのさらに他の実施例を示す断面図である。
以下に、本発明に係る分析装置用の配管デバイスとその配管デバイスを用いて構成される分析装置の実施形態について説明する。
まず、本発明の分析装置の一実施形態であるHPLCシステムの構成について、図1を用いて説明する。
この実施例のHPLCシステムは、分析流路2、送液装置4、試料注入部6、分析カラム8、カラムオーブン9、検出器10及び質量分析計12を備えている。分析流路2は配管2a,2b,2c及び2dによって構成されている。
送液装置4は移動相を貯留する容器からポンプによって移動相を汲み上げて送液するように構成されている。送液装置4の下流に配管2aを介して試料注入部6が接続されており、試料注入部6のさらに下流に配管2bを介して分析カラム8が接続されている。分析カラム8はカラムオーブン9内に収容されている。分析カラム8のさらに下流に配管2cを介して検出器10が接続され、検出器10のさらに下流に配管2dを介して12質量分析計(以下、MS12と称する。)が接続されている。
試料注入部6は、試料を自動的に採取して分析流路2中に注入するように構成されている。試料注入部6によって注入された試料は送液装置4からの移動相によって分析カラム8へ導かれ、分析カラム8において成分ごとに分離される。分析カラム8が収容されているカラムオーブン9の内部空間は一定の温度に調節されるようになっている。分析カラム8において分離された試料成分は検出器10、MS12へ順に導入されて検出される。
かかるHPLCシステムでは、試料注入部6と分析カラム8との間を接続する配管2b、分析カラム8と検出器10との間を接続する配管2c、及び検出器10とMS12との間を接続する配管2dの内部における流路拡散を抑制することによって、検出器10やMS12で得られるクロマトグラムのピーク形状を改善することができ、分離性能を向上させることができる。そこで、この実施例のLCシステムは、分析流路2の一部を構成する配管2b,2c,2dのうち少なくとも1つの配管の一部又は全部が、以下に説明する流路拡散抑制機能をもった配管デバイスによって構成されている。
なお、上記HPLCの構成は本発明に係る分析装置のほんの一例にすぎない。本発明は、試料を分析流路中に注入する試料注入部と、その試料注入部によって注入された試料を成分ごとに分離する分離部と、分離部で分離された成分を検出する少なくとも1つの検出器を少なくとも具備する分析装置のすべてに適用することができる。したがって、例えば図1のHPLCのMS12は必ずしも設けられている必要はなく、検出器10の検出信号に基づいて試料成分を分画捕集するフラクションコレクタがMS12の代わりに設けられた分取LCであってもよい。
図2から図9はそれぞれ上記のようなHPLC等の分析装置用の配管デバイスの一実施例を示している。
以下に説明する図2から図9の各実施例の配管デバイス1a〜1hは、いずれも配管16を備えている。配管16は山と谷が交互に連続するような連続的な折返し形状が形成された拡散抑制部18を備えている。拡散抑制部18の連続的な折返し形状は、配管16を流れる流体の流路拡散を抑制する効果が十分に得られるように設計されたものである。図では、拡散抑制部18の折返し形状が略平面的に形成されているが、必ずしも略平面的に形成されている必要はなく、立体的に形成されていてもよい。例えば、配管16が棒状の部材に巻き付けられることによって実質的に折り返されているものと同等の拡散抑制効果を奏するように構成されているものであってもよい。なお、拡散抑制部18の折返し形状は必ずしも連続的に設けられている必要はなく、複数の折返し形状が断続的に設けられていてもよい。
配管16の材質はステンレス等、一般的な配管と同様の材質である。配管16の外径や内径は特に限定されないが、内径が0.1mm以下、外径が0.5mm以下という極めて細いものであってもよい。このような極めて細い配管16は強度が低く、装置の揺れ、ユーザの手などによる配管16への接触、配管16に対する風圧など、小さな外力が作用しただけでも容易に拡散抑制部18の折返し形状が変形して配管16の内部の流路形状が変化してしまい、配管16を流れる流体の流れを乱してしまう。そのため、以下の実施例の配管デバイス1a〜1hはいずれも、拡散抑制部18の折返し形状を維持するための部材を備えている。
図2に示す配管デバイス1aは、拡散抑制部18の折返し形状を維持するための部材を1枚の補強シート20によって実現している。補強シート20は板状のものであってもシール状のものであってもよい。補強シート20と配管16の拡散抑制部18とは、接着剤や溶接、ロウ付け等によって全体的に又は部分的に固定されている。補強シート20は拡散抑制部18の折返し形状を維持することを第一の目的とするものであるから、拡散抑制部18にある程度の強度を付加するものであればいかなる寸法及び材質のものであってもよい。
ただし、この配管デバイス1aがカラムオーブン9(図1を参照。)内の流路を構成する用途で使用されるような場合には、補強シート20をアルミニウムなどの熱伝導性材料で構成されていることが好ましい。そうすれば、周囲の熱が補強シート20を介して配管16に伝わりやすくなり、配管16への熱伝達効率が向上して配管16を流れる流体の温度制御を行ないやすくなる。
図3に示す配管デバイス1bでは、図2の実施例における補強シート20とともに補強シート22によって配管16の拡散抑制部18を支持する部材を構成している。この場合、補強シート20と22は、配管16の拡散抑制部18に対して固定されておらず、拡散抑制部18を互いの間に挟み込んで保持するだけであるように構成されていてもよい。一方で、補強シート20と22の一方又は両方が接着剤や溶接、ロウ付け等によって拡散抑制部18に固着されていてもよい。
また、補強シート20と22は、両方がアルミニウムなどの熱伝導性材料で構成されていてもよいが、いずれか一方のみが熱伝導性材料で構成されていてもよい。また、補強シート20と22の間の空間に熱伝導性の接着剤等が充填されていてもよい。
図4に示す配管デバイス1cでは、配管16の拡散抑制部18を支持するための部材が、主平面にスリット26が設けられたプレート24によって実現されている。プレート24のスリット26に配管16の拡散抑制部18が嵌め込まれた状態で、配管16とプレート24とが互いに固定されている。
配管16とプレート24との間の固定方法は特に限定されない。例えば、配管16の拡散抑制部18の両脇の直線部分のみが接着剤や溶接、ロウ付け等によってプレート24に固定されていてもよい。そのような固定方法であっても、配管16の拡散抑制部18がスリット26に嵌め込まれていることで保護される。また、拡散抑制部18の折返し形状が完全に固定されるように、拡散抑制部18自体がスリット26内においてプレート24に対して接着剤、溶接、ロウ付け等によって固定されていてもよい。また、配管16をプレート24に対して固定するために、別の粘着性のシート等を用いてもよい。
スリット26の形状は配管16の拡散抑制部18が嵌め込まれるような形状であればいかなる形状であってもよく、拡散抑制部18の形状に応じた形状に加工されたものであってもよい。そのような形状のスリット26は、例えば放電加工によって形成することができる。
プレート24はある程度の厚み(例えば0.5mm)と剛性をもったものである。プレート24の材質は特に限定されないが、例えばアルミニウムなどの熱伝導性材料からなるものであれば、配管16への熱伝達効率を向上させることができる。
図5に示す配管デバイス1dでは、配管16の拡散抑制部18の形状に対応した溝30が形成されたプレート28によって部材を実現している。プレート28の溝30に配管16の拡散抑制部18が嵌め込まれることで、拡散抑制部18の折返し形状が維持される。
配管16の拡散抑制部18は接着剤、溶接、ロウ付け等によってプレート28に固定されてもよい。また、プレート28とは別のプレートを用い、2枚のプレートで配管16の拡散抑制部18を挟み込んで保持してもよい。プレート28とは別のプレートは、単なる平板であってもよいし、プレート28の溝30と同様の溝が設けられたものであってもよい。また、プレート28の溝30に配管16の拡散抑制部18を嵌め込んだ状態で、その上から粘着性のシートを貼り付けることによって拡散抑制部18を溝30に嵌め込んだ状態で固定してもよい。
この実施例においても、部材をなすプレート28の材質は特に限定されないが、アルミニウムなどの熱伝導性材料からなるものを用いれば、配管16への熱伝達効率を向上させることができる。
図6に示す配管デバイス1eは、端面形状が配管16の拡散抑制部18の折返し形状に対応した波形状となっている2枚のプレート32と34の互いの波形状端面32a,34aの間に、配管16の拡散抑制部18を挟み込むことで、配管16の拡散抑制部18の折返し形状を維持するように構成されている。拡散抑制部18を互いの端面32a,34aの間に挟み込んだプレート32と34は、固定用シート36がプレート32と34に貼り付けられることで固定される。固定用シート36はある程度の厚みをもったプレートであってもよいし、粘着性のシールなどであってもよい。なお、拡散抑制部18を互いの端面32a,34aの間に挟み込んだプレート32と34の固定方法はこれに限定されず、いかなる方法で固定されていてもよい。
この実施例においても、プレート32、34やシート36の材質は特に限定されないが、熱伝導性材料からなるものを用いることによって、配管16への熱伝達効率を向上させることができる。
以上において説明した図2から図6の実施例の配管デバイス1a〜1eは、配管16の折返し形状の変形を抑制する部材としてシート状の部材を用いており、配管16の折返し形状の変形を抑制する部材の少なくとも一方側の面が平坦面となっている。この平坦面にはシート状のヒータを取り付けることができ、配管デバイス1a〜1e自体に配管16を加熱する機能をもたせることができる。
図7に示す配管デバイス1fでは、図2の配管デバイス1aの補強シート20の平面のうち配管16と接している平面とは反対側の平面に、例えばラバーヒータなどのシート状ヒータ37が装着されている。同様の構造は、図3から図6のいずれの実施例の配管デバイス1b〜1eに対しても適用することができる。ヒータは、シート状のものでなくてもよく、折返し形状の変形を抑制する部材を介さずに配管16に熱的に接していてもよい。
配管デバイスに独自にヒータを具備させる場合、図7に示されているように、配管16の温度を測定する温度センサ38とその温度センサ38からの信号に基づいてヒータ37の出力を制御する制御部39も具備していることが好ましい。そうすれば、配管16の温度を独自に制御して安定させることができる。
上記のような独自にヒータを備えた配管デバイス1fは、例えばHPLCシステムにおけるカラムオーブン9の外側に設けられる流路2cや2d(図1を参照。)として用いることができる。カラムオーブン9の外側に設けられる配管は外気に曝されるため、その配管内を流れる流体の温度が低下し、流路拡散が生じやすくなる。そこで、独自にヒータ37を備えた配管デバイス1fによって流路2cや2dを構成することで、流路2cや2d内を流れる流体温度を一定温度に保つことができ、その流路内における流路拡散を抑制することができる。
また、上記のような独自にヒータ37を備えた配管デバイス1fは、カラムオーブン9内における分析カラム8(図1を参照。)の直前の配管2bとして用いることもできる。そうすれば、分析カラム8に流入する直前の試料溶液を加熱することができるので、分析カラム8内における試料溶液の温度分布が抑制され、分離性能を向上させることができる。
図2から図7の実施例では、配管16の折返し形状の変形を抑制する部材としてシート状の部材を用いているが、本発明に係る配管デバイスはこれに限定されない。例えば図8に示す配管デバイス1gは、ワイヤ状又は管状の部材40によって配管16の折返し形状の変形を抑制する部材を構成することができる。部材40と配管16の拡散抑制部18とは、接着剤、溶接、ロウ付け等によって固定されている。
このような配管デバイス1gに独自に配管16を加熱するための機能をもたせるために、細いシート状のヒータを部材40に装着してもよいし、配管16及び部材40に対して電熱線をコイル状に巻きつけてもよい。
また、図示は省略しているが、配管16が折り返されている場合と同等の拡散抑制効果を奏するように配管16を棒状の部材に巻き付けられて配管デバイスを構成する場合には、配管16が巻き付けられた状態の棒状の部材にさらに電熱線を巻き付けることによって、当該配管デバイスにも独自の配管加熱機能をもたせることができる。
管状の部材40は、例えば同じHPLCシステムにおいて使用されている他の配管によって実現することもできる。部材40を他の配管によって実現するための配管構成の一例として、図10に示されている構成が挙げられる。図10の例では、送液装置4と試料注入部6との間を接続する配管2aの一部がカラムオーブン9内に引き込まれており、その引き込まれている配管2aの一部と試料注入部6と分析カラム8との間を接続する配管2bの一部とを近接させている。配管2aと配管2bとの近接部分44が図8に示されているような配管デバイス1gによって構成されている。この場合、図8における部材40が配管2aの一部をなし、図8の配管16が配管2bの一部をなす。
また、図9に示されているように、部材自体が配管16と同様に連続した折返し形状からなる拡散抑制部を有する配管42(補強用配管)であってもよい。その場合、配管16の拡散抑制部18と補強用配管42の拡散抑制部は、互いの折返し形状部を支え合うように接着剤、溶接、ロウ付け等によって接合されている。このような構成も、図10のようなHPLCシステムの配管構成によって実現することができる。この場合、図10の配管デバイス1hにおける補強用配管42が配管2bの一部をなし、配管16が配管2cの一部をなす。
以上において説明したように、HPLCシステムの流路2b、2c及び2dのうちの少なくとも一部又は全部をなす配管デバイス1a〜1hは、配管16が流路拡散を抑制する効果をもつ拡散抑制部18を有し、かつその拡散抑制部18の折返し形状が維持されるように部材によって支持されているので、内径が0.1mm以下といった極めて細い配管であっても、十分な拡散抑制効果を得ながら送液の安定性を確保することができる。
なお、図2から図9に示した実施例は、本発明の配管デバイスの実施形態の例示にすぎず、本発明はこれら以外の態様も含む。例えば、ゴムや樹脂(例えば木工用ボンドやグルーガン等)によって配管16の少なくとも拡散抑制部18を固めるという態様が考えられる。その場合、配管16の折返し形状を固めているゴムや樹脂が折返し形状の変形を抑制する部材としての役割を果たす。また、配管と部材を一緒に熱収縮チューブで覆い、熱収縮チューブを熱収縮させて配管と部材とを固定するという態様も考えられる。配管のみを熱収縮チューブで覆って固定すると、配管の折返し形状が熱収縮チューブによって直線状へ矯正されてしまうが、例えば金属プレートのように一定の強度をもった部材を配管と一緒に熱収縮チューブで覆うことで、そのような矯正が防止され、配管と部材とを安定的に固定することができる。
また、図11に示されているように、配管16をパイプ状部材46の内部に収容し、パイプ状部材の両端部において配管16を固定するという態様も考えられる。拡散抑制部18による拡散抑制効果が失われない程度にパイプ状部材の内径を拡散抑制部18の振幅よりも小さくして配管16の一部がパイプ状部材の内壁と接するようにすることで、配管16の各部の位置及び形状が保持されやすくなり、外力による配管16の変形を抑制しながら拡散抑制効果を得ることができる。パイプ状部材は熱収縮チューブなどの樹脂製でも良いし、金属性でもよい。
図11に示された配管デバイス1Iは、パイプ状部材46として熱収縮チューブを用いている。熱収縮チューブ46内に配管16の拡散抑制部18を収容し、熱収縮チューブ46を熱収縮させている。配管16の両端部はスリーブ48によって保持されており、そのスリーブ48が熱収縮した熱収縮チューブ46によって保持され、それによって配管16の端部の位置も固定されている。
1a〜1h 配管デバイス
2 分析流路
2a,2b,2c,2d 流路(配管)
4 送液装置
6 試料注入部
8 分析カラム
9 カラムオーブン
10 検出器
12 MS(第2の検出器)
16 配管
18 拡散抑制部
20,22 補強シート(部材)
24,28,32,34 プレート
26 スリット
30 溝
36 固定用シート
37 シート状ヒータ
38 温度センサ
39 制御部
40 ワイヤ状又は管状の部材
42 補強用配管
44 配管の近接部分
46 パイプ状部材(熱収縮チューブ)
48 スリーブ

Claims (15)

  1. 内部の流路拡散を抑制するように略平面的に折り返された折返し形状が連続的に設けられている拡散抑制部をもつ配管と、
    記拡散抑制部の前記折返し形状を維持するように前記拡散抑制部の前記折返し形状の部分に接触して前記配管の前記拡散抑制部を保持している部材と、を備えた分析装置用の配管デバイス。
  2. 前記部材は前記拡散抑制部に対して一方向側及びその反対側から接している、請求項1に記載の配管デバイス。
  3. 前記部材は板状の部材である、請求項1又は2に記載の配管デバイス。
  4. 前記部材は、前記配管を内部に収容するパイプ状部材である、請求項1又は2に記載の配管デバイス。
  5. 前記パイプ状部材は熱収縮チューブである、請求項4に記載の配管デバイス。
  6. 前記部材は熱伝導性の材質からなり、前記配管と熱的に接している、請求項1から4のいずれか一項に記載の配管デバイス。
  7. 前記配管に熱的に接して前記配管を加熱するヒータをさらに備えている、請求項1から4のいずれか一項に記載の配管デバイス。
  8. 前記配管の温度を測定する温度センサと、
    前記温度センサからの信号に基づいて前記配管の温度が所定温度になるように前記ヒータの出力を制御する温度制御部と、をさらに備えている、請求項7に記載の配管デバイス。
  9. 前記部材は前記配管と接している面とは反対側に平坦面を有し、
    前記ヒータは前記部材の前記平坦面に接するシート状のヒータである、請求項7又は8に記載の配管デバイス。
  10. 前記配管の外径が0.5mm以下である、請求項1から9のいずれか一項に記載の配管デバイス。
  11. 前記部材は前記配管の前記拡散抑制部の複数個所と接合された補強用配管である、請求項1から3、6から8、10のいずれか一項に記載の配管デバイス。
  12. 前記補強用配管も折返し形状が連続して設けられており、前記補強用配管と前記配管とが互いの前記折返し形状を支え合うように接合されている、請求項11に記載の配管デバイス。
  13. 分析流路と、
    前記分析流路中に試料を注入する試料注入部と、
    前記分析流路上で前記試料注入部よりも下流に設けられ、前記試料注入部により注入された試料を分離する分離部と、
    前記分析流路上で前記分離部よりも下流に設けられ、前記分離部で分離された試料成分を検出する検出器と、を少なくとも備え、
    前記分析流路をなす流路のうち前記試料注入部よりも下流の流路の少なくとも一部が、請求項1から12のいずれか一項に記載の配管デバイスによって構成されている、分析装置。
  14. 前記分離部は、分離カラムとその分離カラムを内部に収容して前記分離カラムの温度を所定温度に調節するカラムオーブンからなり、
    前記試料注入部よりも下流の流路であって前記カラムオーブンの外側に配置される流路が、請求項7から9のいずれか一項に記載の配管デバイスによって構成されている、請求項13に記載の分析装置。
  15. 前記検出器を複数備え、各検出器の入口側に請求項7から9のいずれか一項に記載の配管デバイスが接続されている、請求項14に記載の分析装置。
JP2018568072A 2017-02-15 2018-01-26 分析装置用の配管デバイス及びその配管デバイスを用いた分析装置 Active JP6881474B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017025619 2017-02-15
JP2017025619 2017-02-15
PCT/JP2018/002374 WO2018150842A1 (ja) 2017-02-15 2018-01-26 分析装置用の配管デバイス及びその配管デバイスを用いた分析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018150842A1 JPWO2018150842A1 (ja) 2019-11-07
JP6881474B2 true JP6881474B2 (ja) 2021-06-02

Family

ID=63169823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018568072A Active JP6881474B2 (ja) 2017-02-15 2018-01-26 分析装置用の配管デバイス及びその配管デバイスを用いた分析装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11506640B2 (ja)
JP (1) JP6881474B2 (ja)
WO (1) WO2018150842A1 (ja)

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL6902180A (ja) * 1968-02-15 1969-08-19
US3522725A (en) * 1969-01-08 1970-08-04 Waters Associates Inc Liquid chromatograph
DE3407065C2 (de) 1983-03-03 1994-12-22 Perkin Elmer Corp Für Chromatographie-Vorrichtungen verwendbare Gas- oder Flüssigkeitsleitung mit niedriger Dispersion
US5032283A (en) * 1983-03-03 1991-07-16 The Perkin Elmer Corporation Low dispersion fluid conduit useful in chromatography systems
US20070235100A1 (en) * 2005-10-12 2007-10-11 Arrowhead Products Corporation Double walled, self-insulating, lightweight duct
JP2007268490A (ja) 2006-03-31 2007-10-18 Fujifilm Corp マイクロデバイス及びそれを用いた触媒反応方法
JP4457135B2 (ja) * 2007-09-26 2010-04-28 株式会社日立ハイテクノロジーズ 液体クロマトグラフ分析装置及び試料導入装置
WO2009104262A1 (ja) * 2008-02-21 2009-08-27 株式会社島津製作所 マイクロイオン交換チューブを用いたサプレッサ及びそれを用いたイオンクロマトグラフ
DE102008012798A1 (de) * 2008-03-05 2009-09-10 Dionex Softron Gmbh Kapillarartige Verbindung für die Flüssigkeitschromatographie, insbesondere für die Hochleistungsflüssigkeitschromatographie mit verminderter Dispersion und verbesserten thermischen Eigenschaften
US8641267B2 (en) 2008-04-14 2014-02-04 Agilent Technologies, Inc. Fluidic conduit with repeated disturbance of laminar flow
US8529758B2 (en) 2011-03-22 2013-09-10 Dionex Corporation CO2-removal device and method
US9535034B2 (en) * 2011-12-16 2017-01-03 Shimadzu Corporation Ion chromatograph
JP5971629B2 (ja) 2012-04-25 2016-08-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 マイクロ流体デバイス
US20150300998A1 (en) * 2013-09-06 2015-10-22 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois Microcolumn for use in gas chromatography

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018150842A1 (ja) 2018-08-23
JPWO2018150842A1 (ja) 2019-11-07
US20190369060A1 (en) 2019-12-05
US11506640B2 (en) 2022-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6581561B2 (ja) 加熱輸送ライン
US9194849B2 (en) Column unit and gas chromatography device provided with the same
EP1994405B1 (en) A three-wafer channel structure for a fluid analyzer
US8956534B2 (en) Passive column pre-heater with sample band spreading reduction feature
US20040056016A1 (en) Microelectromechanical heating apparatus and fluid preconcentrator device utilizing same
US11733216B2 (en) Matching thermally modulated variable restrictors to chromatography separation columns
US10641748B2 (en) Flow-field-induced temperature gradient gas chromatography
JP2011508890A (ja) 高圧シールを有する液体クロマトグラフィ導管アセンブリ
EP2748599A2 (en) Chromatography apparatus having diffusion bonded coupler
US20060060515A1 (en) Capillary tube liquid transport device
JP5790583B2 (ja) 液体クロマトグラフ用カラムオーブン
JP6881474B2 (ja) 分析装置用の配管デバイス及びその配管デバイスを用いた分析装置
US20160018366A1 (en) Thermally modulated variable restrictor
US11125730B2 (en) Flow passage unit
US20130333444A1 (en) Plate-Type Column, Temperature Regulation System and Gas Chromatograph System
US20110305608A1 (en) Transfer unit for analysis devices
JP4430623B2 (ja) 直接加熱管及び該管を用いた流体の加熱方法
US8641882B2 (en) Capillary column cartridge
JP2004515754A (ja) 液体クロマトグラフィシステム用チューブ・イン・チューブ式熱交換器
US9664598B2 (en) Microfluidic contaminant trap for trapping contaminants in gas chromatography
US20150198382A1 (en) Pre-heater assembly with moderately thermally conductive capillary surrounding
US20210172913A1 (en) Micro gas chromatography system
WO2016199542A1 (ja) 流路ユニット
CN220339536U (zh) 温度检测机构及空调
KR100483559B1 (ko) 조립식 소형 시료 도입장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190625

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210419

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6881474

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151