JP6881235B2 - 穀物乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、穀物乾燥機に関する。
特許文献1には、重量センサを用いた穀物乾燥機において、穀物重量の低下率から穀物の乾燥を終了させる技術が開示されている。
特許文献2には乾燥中の穀物中に未熟米や屑米が多い場合に、乾燥速度を落として循環回数を増やして未熟米や屑米を排塵機で除去する技術が開示されている。
特開平4−76386号公報 特開昭61−237988号公報
穀物中に含まれる未熟籾やワラ屑等が多いと、乾燥運転時にその分余分な燃料を消費する。本願発明は、乾燥運転前に未熟米やワラ屑等を除去することを課題とする。
かかる課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
穀物を張り込む貯留室と、穀物を乾燥する乾燥室と、張込穀物の重量を検出する重量計と、張込穀物の嵩を検出する張込量センサを備える穀物乾燥機において、
張込運転時又は張込運転後に、重量計の値に対して張込量センサの値が設定以上高い場合にその旨を表示手段に表示する制御部を備え、
重量計による重量値に対して張込量センサによる張込穀物の嵩の値が設定以上高い場合に通風運転に移行するか否かを選択する選択手段を備えることを特徴とする穀物乾燥機とする。
請求項2記載の発明は、
穀物を張り込む貯留室と、穀物を乾燥する乾燥室と、張込穀物の重量を検出する重量計と、張込穀物の嵩を検出する張込量センサを備える穀物乾燥機において、
張込運転時又は張込運転後に、重量計の値に対して張込量センサの値が設定以上高い場合にその旨を表示手段に表示する制御部を備え、
張込運転終了後に穀物品種設定スイッチで選択された品種と、重量計の値に対して張込量センサによる張込穀物の嵩の検出値が設定範囲以外の場合に、その旨を表示する表示手段を備えることを特徴とする穀物乾燥機とする。
本発明により、乾燥運転前に未熟米やワラ屑等を除去することができる。
穀物乾燥機の斜視図 側面から見た穀物乾燥機の内部を説明する図 正面から見た穀物乾燥機の内部を説明する図 循環機構を示す図 操作盤図 昇降機に取り付けられている水分計の内部を説明する図 ブロック図 フローチャート
本発明の実施の形態の穀物乾燥機について説明する。
箱体H内に穀物を貯留する貯留室1と、穀物を乾燥する乾燥室2を設ける。乾燥室2は燃焼バーナ17による熱風が通過する熱風室3と、熱風及び穀物が通過する流下通路4と流下通路4を通過した熱風が排風ファン5で吸引される排風室6を設ける。
乾燥室2の下部には、乾燥室2内の穀物を繰り出すロータリバルブ7を設け、ロータリバルブ7の下方には、穀物を正面側に移送する下部ラセン8を設ける。箱体Hの正面側には穀物を揚穀するバケット9a式の昇降機9を設け、箱体Hの上部には昇降機9で揚穀された穀物を貯留室1へ移送する上部ラセン10を設ける。上部ラセン10の移送終端側には穀物を貯留室1内に拡散する拡散羽根15を設ける。本実施の形態では下部ラセン8と、昇降機9と、上部ラセン10と、拡散羽根15と、ロータリバルブ7の駆動により穀物を循環させる循環式の穀物乾燥機であり、前述の循環させるための部材を総称して循環機構Jと呼ぶ。箱体Hの天井部には上部ラセン10で移送する穀物に混じる塵埃やわら屑等を吸引して機外に排出する排塵機33を設ける。
昇降機9にはバケット9aから毀れた穀物を収容し、水分値を測定する水分計11を設ける。水分計11は一対の圧砕ロール11aで穀物を圧砕して水分を測定する。
箱体Hの底部には重量計12を設ける。重量計12は箱体Hの四隅に設け、張込穀物の張込重量を検出可能に構成する。具体的には例えばロードセルを利用する。
箱体Hの内部には張込穀物の嵩を検出する張込量センサ31を設ける。張込量センサ31は貯留室1の天井部に紐31aと紐31aの下端部に取り付ける錘31bから形成され、張込量センサ駆動モータで紐31aを巻き取り式等で昇降させて、錘31bが張込穀物の上面Kに当接したことを検出すると、その位置を張込穀物の嵩とする構成である。
箱体Hの正面側には制御部Sを内蔵する操作盤13を設ける。操作盤13には、昇降機9の取り付ける張込ホッパ14に張り込んだ穀物を昇降機9及び上部ラセン10で貯留室1に移送する張込運転をするための張込スイッチ20と、排風ファン5と循環機構Jを駆動して穀物を通風しながら循環運転させるための通風スイッチ21と、燃焼バーナ17と排風ファン5と循環機構Jを駆動して穀物の乾燥運転を行う乾燥スイッチ22と、乾燥運転終了後に循環機構Jを駆動すると共に、昇降機9の上部の排出シャッタ16を排出側に
切り換えて張込穀物を機外に排出する排出運転を行う排出スイッチ23を設ける。
また、張込運転、通風運転、乾燥運転、排出運転を停止させる停止スイッチ24を設ける。
また、目標とする水分値を設定する目標水分設定スイッチ25と、乾燥速度を設定する乾燥速度設定スイッチ26と、穀物品種を設定する穀物品種設定スイッチ27を画面28に設ける。重量計12による乾燥運転から水分計11による乾燥運転に切り換る設定水分値を変更するための設定水分値調節スイッチ30
また、画面28は、前述の目標水分値等の乾燥運転条件を設定する画面と、乾燥運転中の各種情報を表示する画面に切換え可能に構成している。
また、特に乾燥運転中に表示が必要な熱風温度・水分値・残り乾燥運転時間を交互に表示するインジケータ式の表示器29を設ける。
次に張込運転について図8に基づいて説明する。
張込スイッチ20をONすると、下部ラセン8と、昇降機9と上部ラセン10と排塵機33と拡散羽根15が駆動を開始し、張込穀物が貯留室1に張り込まれる。オペレータはあらかじめ穀物品種設定スイッチ27で張込穀物の品種を設定する。張込運転中は重量計12が重量を検知して重量値を画面28に表示している。張込運転中に水分計11が穀物無しを検出すると、張込運転が停止する。このとき、オペレータが次の穀物の張り込みのために張込スイッチ20をONすると次の張込運転がなされるが、所定時間内に張込スイッチのONがなければ張込量センサ31が検出を開始し、当該時点での張込穀物の嵩を検出する。この張込量センサ31の嵩の値と重量計12による重量値が、あらかじめ設定している対応関係に無いと制御部Sが判別すると、異常を表示する。特に、重量値に対して嵩の値が設定範囲よりも高いとわら屑や塵埃や未熟米が多いと判別し、ゴミ取りモードへの移行を促す表示を行う。ゴミ取りモードスイッチ34をONすると循環機構Jが駆動を開始し、そのときの張込量に応じた時間、通風運転がなされる。通風運転により、塵埃やわら屑や未熟米が排塵機33で吸引除去することができる。ゴミ取りモードスイッチ34をONすると、制御部Sから通信で例えばコンバインで刈り取り作業をするオペレータの携帯端末Tにその旨を送信することで、コンバイン(図示せず)のオペレータにコンバインにおける脱穀等が不良である旨の注意を促すことができる。コンバインの制御部と穀物乾燥機の制御部Sを通信で接続し、前述の注意を促すこともできる。
張込量センサ31の嵩の値と重量計12による重量値の対応関係は穀物品種によってあらかじめ制御部Sに設定している。これは、穀物品種によって嵩密度が異なるためである。
また、ゴミ取りモードによる通風運転中に重量計12の重量値が通風運転前よりも増加した場合に異常を表示する。これは、外気湿度が高いために穀物が吸湿しているために生じるものであり、穀物の胴割れのリスクが生じる。このリスクを低減することができる。
重量値に対して嵩の値が低い場合には、例えば、品種の誤設定である場合であるか、拡散羽根15の拡散不良による可能性があり、その旨を表示してオペレータに確認を促すことができる。
次に、重量計による重量状態の検出において特徴的な点について説明する。
張込運転の終了後に重量計12の内、前側の2つと後側の2つそれぞれの重量値を比較して貯留室1内の穀物の拡散状態を判定する。前側、後側のいずれか偏っている場合には拡散羽根15による拡散不良である旨を報知する。この場合、前述の張込量センサ31の嵩の値と重量計12の重量値とが対応していなくても拡散不良である旨の報知を優先して行う。前側の重量値が設定以上重い場合には、上部ラセン10の底部に設ける開閉シャッタ36が開いているために昇降機9から排出された穀物が上部ラセン10で移送されずに直接貯留室1に投げ出されていると判別し、その旨を報知することができる。
乾燥スイッチONすると、乾燥運転が開始されるが、運転開始前に張込量センサ31による張込穀物の嵩の値と重量計12による重量値を比較し、重量値に対して嵩の値が設定範囲よりも高いとわら屑や塵埃や未熟米が多いと判別し、燃焼量を落として乾燥するゴミ取り乾燥モードに移行し、未熟米やわら屑や塵埃を除去した後に乾燥速度設定スイッチ26で設定された乾燥速度に戻して乾燥運転を行うようにしても良い。これにより、余分な燃料を消費しないで乾燥運転を行うことができる。
また、乾燥速度と重量値との値をあらかじめ設定しておくことで、乾燥時間における重量の低下が設定以上早い場合には、胴割れのリスクがある旨の異常を報知することもできる。
1 貯留室
2 乾燥室
12 重量計
27 穀物品種設定スイッチ
31 張込量センサ
S 制御部

Claims (2)

  1. 穀物を張り込む貯留室と、穀物を乾燥する乾燥室と、張込穀物の重量を検出する重量計と、張込穀物の嵩を検出する張込量センサを備える穀物乾燥機において、
    張込運転時又は張込運転後に、重量計の値に対して張込量センサの値が設定以上高い場合にその旨を表示手段に表示する制御部を備え、
    重量計による重量値に対して張込量センサによる張込穀物の嵩の値が設定以上高い場合に通風運転に移行するか否かを選択する選択手段を備えることを特徴とする穀物乾燥機。
  2. 穀物を張り込む貯留室と、穀物を乾燥する乾燥室と、張込穀物の重量を検出する重量計と、張込穀物の嵩を検出する張込量センサを備える穀物乾燥機において、
    張込運転時又は張込運転後に、重量計の値に対して張込量センサの値が設定以上高い場合にその旨を表示手段に表示する制御部を備え、
    張込運転終了後に穀物品種設定スイッチで選択された品種と、重量計の値に対して張込量センサによる張込穀物の嵩の検出値が設定範囲以外の場合に、その旨を表示する表示手段を備えることを特徴とする穀物乾燥機。
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