JP6880900B2 - 演算装置、演算装置制御方法、プログラム - Google Patents
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Description
クロックの供給を受けて動作する演算装置であって、
入力された電源電圧値と予め定められた第1の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を停止するとともに、前記電源電圧値と前記第1の閾値よりも大きな値を有する第2の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を再開する制御手段を有する
という構成を採る。
クロックの供給を受けて動作する演算装置において行われる演算装置制御方法であって、
入力された電源電圧値と予め定められた第1の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を停止し、前記電源電圧値と前記第1の閾値よりも大きな値を有する第2の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を再開する
という構成を採る。
クロックの供給を受けて動作する演算装置に、
入力された電源電圧値と予め定められた第1の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を停止するとともに、前記電源電圧値と前記第1の閾値よりも大きな値を有する第2の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を再開する制御手段を実現させるためのプログラムである。
本発明の第1の実施形態を図1乃至図7を参照して説明する。図1は、マルチコアプロセッサLSI1の構成の一例を示すブロック図である。図2は、プロセッサコアの構成のうち一般的な構成の一例を示す回路図である。図3は、本発明の第1の実施形態におけるプロセッサコア2の構成の一例を示す回路図である。図4は、電源ノイズ検出手段26の構成の一例を示す回路図である。図5は、電源ノイズ検出手段26の動作の一例を説明するための図である。図6は、プロセッサコア2の動作の一例を示すフローチャートである。図7は、電源ノイズ検出手段26の他の構成の一例を示す回路図である。
次に、図8乃至図11を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。図8は、プロセッサコア8の構成の一例を示す回路図である。図9は、電源ノイズ検出手段81(制御手段)の構成の一例を示す回路図である。図10は、電源ノイズ検出手段81の動作の一例を説明するための図である。図11は、プロセッサコア2の動作の一例を示すフローチャートである。
次に、図12を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、演算装置9の構成の概要について説明する。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における演算装置などの概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
クロックの供給を受けて動作する演算装置であって、
入力された電源電圧値と予め定められた第1の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を停止するとともに、前記電源電圧値と前記第1の閾値よりも大きな値を有する第2の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を再開する制御手段を有する
演算装置。
(付記2)
付記1に記載の演算装置であって、
前記第1の閾値として、前記演算装置の動作を保証する動作保証下限閾値よりも所定分高い下限閾値が定められており、
前記制御手段は、前記電源電圧値が前記下限閾値を下回った場合に前記クロックの供給を停止し、前記電源電圧値が前記第2の閾値を上回った場合に前記クロックの供給を再開する
演算装置。
(付記3)
付記1に記載の演算装置であって、
前記制御手段は、入力された前記電源電圧値に基づいて当該電源電圧値の予測値を算出し、算出した前記予測値と前記第1の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を停止する
演算装置。
(付記4)
付記3に記載の演算装置であって、
前記第1の閾値として、前記演算装置の動作を保証する動作保証下限閾値が予め定められており、
前記制御手段は、前記電源電圧値が前記動作保証下限閾値を下回った場合に、前記クロックの供給を停止する
演算装置。
(付記5)
付記1乃至4のいずれかに記載の演算装置であって、
ツリー構造のクロック信号分配手段を有しており、
前記制御手段は、前記演算装置の内部であって前記ツリー構造のクロック信号分配手段よりも前に設けられた論理回路に対して所定の信号を送信することで前記クロックの供給を停止する
演算装置。
(付記6)
付記5に記載の演算装置であって、
前記クロック信号分配手段には、供給されたクロックを制御するクロックゲーティング論理回路が含まれており、
前記制御手段は、予め定められた基準よりも大きな前記電源電圧値の変動が所定時間内に生じた回数が予め定められた回数閾値を超えた場合に、前記クロックゲーティング論理回路を停止させる
演算装置。
(付記7)
付記6に記載の演算装置であって、
前記制御手段は、前記演算装置が実行する処理を変更するコンテキストスイッチが行われた際に、前記クロックゲーティング論理回路の停止を解除する
演算装置。
(付記8)
付記1乃至6のいずれかに記載の演算装置であって、
前記制御手段は、アナログ値である前記電源電圧値をデジタル値に変換する変換回路を有しており、
前記変換回路によるアナログデジタル変換のサイクルは、前記演算装置のクロックサイクルに応じて定められている
演算装置。
(付記9)
クロックの供給を受けて動作する演算装置において行われる演算装置制御方法であって、
入力された電源電圧値と予め定められた第1の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を停止し、前記電源電圧値と前記第1の閾値よりも大きな値を有する第2の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を再開する
演算装置制御方法。
(付記9−1)
付記9に記載の演算装置制御方法であって、
前記第1の閾値として、前記演算装置の動作を保証する動作保証下限閾値よりも所定分高い下限閾値が定められており、
前記電源電圧値が前記下限閾値を下回った場合に前記クロックの供給を停止し、前記電源電圧値が前記第2の閾値を上回った場合に前記クロックの供給を再開する
演算装置制御方法。
(付記9−2)
付記9に記載の演算装置制御方法であって、
入力された前記電源電圧値に基づいて当該電源電圧値の予測値を算出し、算出した前記予測値と前記第1の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を停止する
演算装置制御方法。
(付記10)
クロックの供給を受けて動作する演算装置に、
入力された電源電圧値と予め定められた第1の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を停止するとともに、前記電源電圧値と前記第1の閾値よりも大きな値を有する第2の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を再開する制御手段を実現させるためのプログラム。
(付記10−1)
付記10に記載のプログラムであって、
前記第1の閾値として、前記演算装置の動作を保証する動作保証下限閾値よりも所定分高い下限閾値が定められており、
前記制御手段は、前記電源電圧値が前記下限閾値を下回った場合に前記クロックの供給を停止し、前記電源電圧値が前記第2の閾値を上回った場合に前記クロックの供給を再開する
プログラム。
(付記10−2)
付記10に記載のプログラムであって、
前記制御手段は、入力された前記電源電圧値に基づいて当該電源電圧値の予測値を算出し、算出した前記予測値と前記第1の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を停止する
プログラム。
2 プロセッサコア
20 レジスタ
21 クロックバッファ
22 クロックバッファ
23 クロックバッファ
24 クロックゲーティング論理
25 クロックバッファ
26 電源ノイズ検出手段
260 A/D変換回路
261 レジスタ
262 減算器
263 比較器
264 ANDゲート
265 比較器
266 フラグレジスタ
267 加算器
268 比較器
269 フラグレジスタ
27 ANDゲート
3 接続手段
4 メモリコントローラ
5 メモリ
6 周辺論理外部I/F
7 クロック発振回路
8 プロセッサコア
81 電源ノイズ検出手段
810 レジスタ
811 XORゲート
812 比較器
813 ANDゲート
814 カウンタ
815 比較器
816 フラグレジスタ
817 ORゲート
82 ORゲート
9 演算装置
91 制御手段
Claims (6)
- クロックの供給を受けて動作する演算装置であって、
入力された電源電圧値と予め定められた第1の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を停止するとともに、前記電源電圧値と前記第1の閾値よりも大きな値を有する第2の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を再開する制御手段を有し、
ツリー構造のクロック信号分配手段を有しており、
前記制御手段は、前記演算装置の内部であって前記ツリー構造のクロック信号分配手段よりも前に設けられた論理回路に対して所定の信号を送信することで前記クロックの供給を停止し、
前記クロック信号分配手段には、供給されたクロックを制御するクロックゲーティング論理回路が含まれており、
前記制御手段は、予め定められた基準よりも大きな前記電源電圧値の変動が所定時間内に生じた回数が予め定められた回数閾値を超えた場合に、前記クロックゲーティング論理回路を停止させる
演算装置。 - 請求項1に記載の演算装置であって、
前記第1の閾値として、前記演算装置の動作を保証する動作保証下限閾値よりも所定分高い下限閾値が定められており、
前記制御手段は、前記電源電圧値が前記下限閾値を下回った場合に前記クロックの供給を停止し、前記電源電圧値が前記第2の閾値を上回った場合に前記クロックの供給を再開する
演算装置。 - 請求項1または請求項2に記載の演算装置であって、
前記制御手段は、前記演算装置が実行する処理を変更するコンテキストスイッチが行われた際に、前記クロックゲーティング論理回路の停止を解除する
演算装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の演算装置であって、
前記制御手段は、アナログ値である前記電源電圧値をデジタル値に変換する変換回路を有しており、
前記変換回路によるアナログデジタル変換のサイクルは、前記演算装置のクロックサイクルに応じて定められている
演算装置。 - クロックの供給を受けて動作する演算装置において行われる演算装置制御方法であって、
入力された電源電圧値と予め定められた第1の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を停止し、前記電源電圧値と前記第1の閾値よりも大きな値を有する第2の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を再開し、
ツリー構造のクロック信号分配手段を有しており、
前記クロックの供給を停止する際は、前記演算装置の内部であって前記ツリー構造のクロック信号分配手段よりも前に設けられた論理回路に対して所定の信号を送信することで前記クロックの供給を停止し、
前記クロック信号分配手段には、供給されたクロックを制御するクロックゲーティング論理回路が含まれており、
予め定められた基準よりも大きな前記電源電圧値の変動が所定時間内に生じた回数が予め定められた回数閾値を超えた場合に、前記クロックゲーティング論理回路を停止させることで、前記クロックの供給を停止する
演算装置制御方法。 - クロックの供給を受けて動作する演算装置に、
入力された電源電圧値と予め定められた第1の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を停止するとともに、前記電源電圧値と前記第1の閾値よりも大きな値を有する第2の閾値とに基づいて、前記クロックの供給を再開する制御手段を実現させ、
ツリー構造のクロック信号分配手段を有しており、
前記制御手段は、前記演算装置の内部であって前記ツリー構造のクロック信号分配手段よりも前に設けられた論理回路に対して所定の信号を送信することで前記クロックの供給を停止し、
前記クロック信号分配手段には、供給されたクロックを制御するクロックゲーティング論理回路が含まれており、
前記制御手段は、予め定められた基準よりも大きな前記電源電圧値の変動が所定時間内に生じた回数が予め定められた回数閾値を超えた場合に、前記クロックゲーティング論理回路を停止させる
プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2017060817A JP6880900B2 (ja) | 2017-03-27 | 2017-03-27 | 演算装置、演算装置制御方法、プログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017060817A JP6880900B2 (ja) | 2017-03-27 | 2017-03-27 | 演算装置、演算装置制御方法、プログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2018163548A JP2018163548A (ja) | 2018-10-18 |
JP6880900B2 true JP6880900B2 (ja) | 2021-06-02 |
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JP2017060817A Active JP6880900B2 (ja) | 2017-03-27 | 2017-03-27 | 演算装置、演算装置制御方法、プログラム |
Country Status (1)
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JP2000276267A (ja) * | 1999-03-24 | 2000-10-06 | Denso Corp | 車両用電子制御装置 |
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