JP6877875B2 - 巻締め装置 - Google Patents
巻締め装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6877875B2 JP6877875B2 JP2016008012A JP2016008012A JP6877875B2 JP 6877875 B2 JP6877875 B2 JP 6877875B2 JP 2016008012 A JP2016008012 A JP 2016008012A JP 2016008012 A JP2016008012 A JP 2016008012A JP 6877875 B2 JP6877875 B2 JP 6877875B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- seaming
- lid
- chuck
- turret
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/26—Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
- B21D51/30—Folding the circumferential seam
- B21D51/32—Folding the circumferential seam by rolling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D39/00—Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders
- B21D39/02—Application of procedures in order to connect objects or parts, e.g. coating with sheet metal otherwise than by plating; Tube expanders of sheet metal by folding, e.g. connecting edges of a sheet to form a cylinder
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/26—Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/26—Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
- B21D51/2653—Methods or machines for closing cans by applying caps or bottoms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/26—Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
- B21D51/2653—Methods or machines for closing cans by applying caps or bottoms
- B21D51/2661—Sealing or closing means therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/26—Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
- B21D51/2692—Manipulating, e.g. feeding and positioning devices; Control systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/26—Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
- B21D51/30—Folding the circumferential seam
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/38—Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures
- B21D51/44—Making closures, e.g. caps
- B21D51/446—Feeding or removal of material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D37/00—Tools as parts of machines covered by this subclass
- B21D37/18—Lubricating, e.g. lubricating tool and workpiece simultaneously
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Sealing Of Jars (AREA)
- Closing Of Containers (AREA)
Description
公知の巻締め装置は、例えば、特許文献1に示すように、缶と蓋の巻締め工程を行うシーミングターレット(1)と、シーミングターレットに巻締め前の缶を供給する搬入コンベア(供給コンベヤ7)と、蓋を供給する蓋供給ユニットの蓋搬送ターレット(供給ターレット3)と、巻締め後の缶をシーミングターレットから搬出するディスチャージターレット(排出ターレット5)と、缶をさらにディスチャージターレットから外部に搬出する搬出コンベア(排出コンベヤ8)を備えている。
シーミングターレットの各ポケットには、缶を載置する缶載置ユニット(リフター17)と、缶載置ユニットに対向して設けられたチャックユニット(シーミングチャック装置10)と、蓋を缶に巻締めるシーミングロール(18、19)が設けられている。
このように構成された巻締め装置では、各ターレット、各コンベアの速度及びタイミングをギヤ等で合わせ、各ポケットに配置された缶載置ユニット、チャックユニット及びシーミングユニットの動作を、ギヤ、カム機構等でシーミングターレットの回転と連動させることで、高速に搬送される缶及び蓋を受渡しながら連続的に巻締めることができる。
シーミングターレットの各ポケットに供給された缶は、缶載置ユニット(リフター)を上昇させてチャックとで缶と蓋を挟持し、蓋の巻締めを行う。
そして、巻締めのためにシーミングターレットの缶載置ユニット(リフター)に、搬入コンベアから缶を供給する際の乗り移りにおける缶の姿勢が不安定となり、缶のガイドやシーミングターレットのポケットに当たって凹みが発生し、その凹みに起因して巻締め時に座屈する。
また、搬入コンベア上では缶は僅かに揺れながら搬送され、缶載置ユニットによって缶を高速で上昇させるとその姿勢が不安定となり偏心し、同様に缶のガイドやシーミングターレットのポケットに当たって凹みが発生する。
本請求項3に係る巻締め装置によれば、缶載置ユニットのプレート及びチャックユニットのチャックの自転、シーミングユニットのシーミングロールの巻締め動作を、それぞれ独立して制御される駆動源で行うことにより、プレート及びチャックの回転の開始や加速のタイミング、巻締め動作のタイミングを、それぞれの駆動源を制御することで、運転を止めることなく個別に最適に調整できるため、調整作業を短時間で容易に行うことが可能となる。
本請求項5に記載の構成によれば、駆動源がサーボモータであることにより、調整を電気的な制御指令で行うことができるとともに、フィードバック制御も可能となり、さらに調整作業を短時間で容易に行うことが可能となる。
本請求項6に記載の構成によれば、チャックが蓋吸着手段を有することで、チャックに蓋を吸着させて嵌合力を増加させることにより、スリップによる巻締め不良が防止され、このため、缶に付与する軸荷重の低減が可能となり、缶の座屈が防止されるとともに薄肉化を図ることが可能となる。
また、チャックの蓋吸着手段で蓋を吸着して蓋のセンターリングを行い、吸着後、チャックを下降させて蓋を缶に載置することで、缶載置ユニットのプレートの昇降を不要とした、チャックユニット及びシーミングユニットによる巻締めが行われる。
本請求項7に係る巻締め装置によれば、チャックユニットは、チャックのみが蓋と当接し、チャックを下降させて蓋のセンターリングを行うとともに蓋を押さえることにより、蓋の位置補正が容易となり、偏荷重が加わることなく缶の座屈が防止されるとともに、缶の薄肉化を図ることが可能となる。
本請求項9に係る巻締め装置によれば、チャックユニットが、潤滑油を強制排出する回転羽根ポンプを有することで、オイルシール上部の潤滑油の溜まりを最小限とし、チャックの回転によるオイルシールからの潤滑油の漏れ、汚損を防止することができる。
本請求項10に記載の構成によれば、缶載置ユニットの押圧機構が流体圧で作動するように構成されていることにより、一定の押圧力が得られるため、調整が極めて容易で運転中に変動せず、特に、巻締め中に缶の高さが微小に減少する際に、実際の缶高減少量の誤差を押圧機構で吸収しても軸荷重が変動せず、巻締め精度を向上させ、巻締め処理の高速化を図ることが可能となる。
本請求項11に記載の構成によれば、流体圧をシールするダイヤフラムを有することで、摺動するシール部材が不要となり、昇降の際のシール抵抗がなく、円滑にプレートを昇降させることができる。
そして、シーミングターレット101に、蓋Fが載置された缶Cを搬入コンベア102により供給することによって、後述する缶載置ユニット110のプレート112の昇降を不要とした、チャックユニット120及びシーミングユニット130による巻締めが行われる。
シーミングターレット101、ディスチャージターレット107及び蓋搬送ターレット106には、それぞれ外周部に缶C、CM及び蓋Fを個別収容して搬送するポケットPが設けられており、搬入コンベア102には、缶Cと個別に係合して搬送するアタッチメント103が設けられている。
シーミングターレット101、ディスチャージターレット107及び蓋搬送ターレット106の回転速度、搬入コンベア102のアタッチメント103の移動速度、及び、各ポケットP、アタッチメント103の連動タイミングは、各ターレット、コンベア間で缶C、CM及び蓋Fが円滑に受け渡されるように調整可能に設計されている。
また、搬入コンベア102の搬送経路には、搬入コンベア102のアタッチメント103の位置を検出する光電管、近接スィッチ、レーザー等から成るピッチセンサーSが設けられ、このピッチセンサーSの出力により、シーミングターレット101と蓋搬送ターレット106のポケットPに対するアタッチメント103の位置が制御される。
このように検出、制御することにより、調整作業をさらに容易に行うことが可能となるとともに、各ポケットPやアタッチメント103の位置の誤差や、稼働中の位置の変動にも自動的に検出して調整することが可能となり、巻締め精度を向上させ、巻締め処理の高速化を図ることが可能となる。蓋供給装置105、蓋搬送ターレット106、搬入コンベア102は、図2に示すように、それぞれ、蓋供給装置105の駆動モータ153、蓋搬送ターレット106の駆動モータ152、搬入コンベア102の駆動モータ154により駆動される。
このように、蓋供給装置105、蓋搬送ターレット106、搬入コンベア102が、それぞれ独立して制御される駆動源で駆動されることにより、缶の寸法、重量、巻締寸法等に応じた動作タイミングを、運転を止めることなく個別に最適に調整でき、調整作業を短時間で容易に行うことができる。
また、駆動源がサーボモータであることにより、調整を電気的な制御指令で行うことができるとともに、フィードバック制御も可能となり、さらに調整作業を短時間で容易に行うことができる。
また、精度、速度の面で、速度やタイミングを容易に調整ができるような設計であれば、蓋供給装置105、蓋搬送ターレット106、搬入コンベア102についても、シーミングターレット101の駆動モータ151から機械的に伝動機構を介して駆動する等、適宜の駆動源を用いればよい。
また、缶載置ユニット110は、前記押圧機構111によるプレート112の上下動以外には上下動しないように構成されている。
チャックユニット120の上下動カム123は固定的に設けられており、シーミングターレット101が回転することで、チャックユニット120の上下動カムフォロア124がカムプロフィールに倣って移動し、チャックユニット120のチャック121が位置に応じて上下動する。
また、チャックユニット120と、後述するチャック121の駆動モータ156にそれぞれ取り付けるギヤの幅(厚み)を適宜設定して、チャックユニット120の上下動における駆動モータ156によるチャック121の回転の制御が行われる。
なお、前記した回転の制御は、適宜手段を採用、或いは付加すれば良い。
シーミングユニット130の上下動カム134は固定的に設けられており、シーミングターレット101が回転することで、シーミングユニット130の上下動カムフォロア135がカムプロフィールに倣って移動し、シーミングユニット130が位置に応じて上下動する。
また、シーミングユニット130は、ロール揺動軸132の上方にスプラインKを備え、ロール揺動軸132の伸縮と回転を可能とし、前記した上下動機構133によるシーミングロール131の上下動と、後述するロール揺動軸132の駆動モータ158によるシーミングロール131の巻締め動作、押し付けが行われる。
なお、シーミングロール131の上下動、巻締め動作、押し付けを可能とする手段は、ロール揺動軸132のスプラインK等には限定されず、適宜手段を採用、付加すれば良い。
このような駆動により、プレート112及びチャック121の回転の開始や加速のタイミングをそれぞれ独立して制御でき、操作盤等により運転を止めることなく個別に最適に調整できるため、調整作業を短時間で容易に行うことが可能となるとともに、運転中の変動にも対処することが可能となる。
また、プレート112及びチャック121の回転の開始や加速のタイミングを制御して、缶に載置された蓋に、自転するチャック121を嵌合させる際に、プレート112及びチャック121の自転を停止、低速状態に制御し、回転中心のずれを低減してガイド部材等との接触による缶の凹み、傷付き等を防止し、また、チャック121による蓋のセンターリング性能を向上させることができる。
このように、チャック121が缶Cに載置された蓋Fのセンターリングを行うとともに蓋Fを押さえることにより、蓋Fの位置補正が容易となり、偏荷重が加わることなく缶の座屈が防止されるとともに、缶の薄肉化を図ることが可能となる。
図6に示すように、通常、搬入コンベア102、蓋搬送ターレット106の速度、タイミングは、缶Cと蓋Fの中心が合流点Gで一致するように、シーミングターレット101の速度、タイミングに合わせて調整されている。
本形態では、蓋Fをチャック121に負圧吸引する位置Gbが、通常の合流点Gよりもシーミングターレット101の上流側となるよう、蓋搬送ターレット106が配置されている。そして、上流側の蓋Fをチャック121に負圧吸引する位置Gbにおいて、蓋Fを駆動モータ(サーボモータ)156により回転が制御されたチャック121に負圧吸引して、蓋のセンターリングが行われる。
蓋Fをチャック121に吸着後、下降させて蓋Fを缶Cに載置することにより、缶載置ユニット110のプレート112の昇降を不要とした、チャックユニット120及びシーミングユニット130による巻締めが行われる。
このように、チャック121で蓋Fを負圧吸引してセンターリングを行うことで、チャック外周部126を蓋Fに嵌合させ、予めチャック121と蓋Fを吸着させて嵌合力を増加させることにより、スリップによる巻締め不良が防止される。このため、缶Cに付与する軸荷重の低減が可能となり、缶Cの座屈が防止されるとともに薄肉化を図ることが可能となる。
また、缶Cに蓋Fを載置する際に、チャック121による吸着によって、蓋Fが確実にセンターリングされているため、偏荷重による座屈が防止される。
蓋Fを巻締め前の缶Cは、搬入コンベア102の各アタッチメント103に係合して搬送され、シーミングターレット101に向かう。
一方、蓋Fは、蓋供給装置105から1枚ずつ切り出されて蓋搬送ターレット106の各ポケットPに受け渡され、蓋搬送ターレット106の回転により、缶Cの上方に向かう(図1参照)。
搬入コンベア102、蓋搬送ターレット106の速度、タイミングは、缶Cと蓋Fの中心が搬入コンベア102上の所定の位置で一致するように、シーミングターレット101の速度、タイミングに合わせて調整されており、所定の位置で蓋Fが缶Cに向かって落下し、搬入コンベア102上の缶Cに蓋Fが載置される。
次いで、駆動モータ(サーボモータ)156によって、回転が制御されたチャックユニット120を、上下動機構122によって下降させ、チャックユニット120のチャック121を蓋Fに嵌合する。
蓋Fが嵌合した缶Cは、缶載置ユニット110の押圧機構111の押圧力に抗して、巻締めに必要な一定の軸荷重で、プレート112とチャック121に挟持されるとともに、チャック121による蓋Fのセンターリングが行われ、同時に嵌合している缶Cもセンターリングが行われる。
なお、前述したように、チャック121による蓋Fのセンターリング、缶Cへの蓋Fの載置は、チャック121に吸着手段の負圧吸入孔125を形成し、蓋Fを吸着してセンターリングを行い、吸着後、チャック121を下降させて缶Cへの蓋Fの載置を行っても良い。
そして、シーミングターレット101がさらに回転し、挟持された蓋Fと缶Cが図1に示す巻締め区間Eに達する前に、巻締めに必要な回転数まで加速される。
図では、シーミングロール131が1つしか記載していないが、実際はロール揺動軸132に1次巻締め用、2次巻締め用の2つのシーミングロール131が備えられており、巻締め区間Eを通過中に順次押し付けて巻締めが完了する。
このような構成とすることにより、チャックユニット120bとシーミングユニット130bの上下位置関係の精度を向上することができるとともに、熱変形等によるチャックユニット120bとシーミングユニット130bの上下位置ずれを防止して巻締め精度を向上し、処理の高速化を図ることができる。
このことで、オイルシール129c上に貯留する潤滑油を最小限とし、チャック121cの回転によるオイルシール129cからの潤滑油の漏れ、汚損を防止することができる。
この押圧機構111bは、シリンダ空間113の上方にプレート112を固定したピストン114が挿入されて構成されており、圧縮エア等の圧力流体がシリンダ空間113内に供給されることで、プレート112を弾性的に上方に押圧する。
押圧機構111bを用いれば、全てのポケットPで一定の押付力が得られるとともに、プレート112の押圧下降量にかかわらず、一定の押付力が得られるため、調整が極めて容易であり、運転中に変動することも防止できる。
また、この押圧機構111bを用いた場合には、巻締め中に缶Cの高さが微小に減少する際に、前述したチャックユニット120の上下動カム123、シーミングユニット130の上下動カム134のカムプロフィールと、実際の缶高減少量の誤差を押圧機構111bで吸収しても軸荷重が変動せず、巻締め精度を向上させ、処理の高速化を図ることが可能となる。
このことで、ピストン114cの昇降の際のシール抵抗がなく、円滑にプレート112cを昇降させることができる。
101 ・・・ シーミングターレット
102 ・・・ 搬入コンベア
103 ・・・ アタッチメント
105 ・・・ 蓋供給装置
106 ・・・ 蓋搬送ターレット
107 ・・・ ディスチャージターレット
108 ・・・ 搬出コンベア
110 ・・・ 缶載置ユニット
111 ・・・ 押圧機構
112 ・・・ プレート
113 ・・・ シリンダ空間
114 ・・・ ピストン
118 ・・・ ダイヤフラム
120 ・・・ チャックユニット
121 ・・・ チャック
122 ・・・ チャックユニットの上下動機構
123 ・・・ チャックユニットの上下動カム
124 ・・・ チャックユニットの上下動カムフォロア
125 ・・・ 負圧吸入孔(蓋吸着手段)
126 ・・・ チャック外周部
127 ・・・ 羽根ポンプ
128 ・・・ 排出チューブ
129 ・・・ オイルシール
130 ・・・ シーミングユニット
131 ・・・ シーミングロール
132 ・・・ ロール揺動軸
133 ・・・ シーミングユニットの上下動機構
134 ・・・ シーミングユニットの上下動カム
135 ・・・ シーミングユニットの上下動カムフォロア
136 ・・・ チャック・ロール一体ハウジング
156 ・・・ チャックの駆動モータ(駆動源)
157 ・・・ 缶載置ユニットの駆動モータ(駆動源)
158 ・・・ ロール揺動軸の駆動モータ(駆動源)
C ・・・ 缶(蓋巻締前)
F ・・・ 蓋
CM ・・・ 缶(蓋巻締後)
P ・・・ ポケット
K ・・・ スプライン
E ・・・ 巻締区間
Claims (11)
- シーミングターレットと、前記シーミングターレットに複数配置された缶を載置する缶載置ユニットと、複数の前記缶載置ユニットにそれぞれ対向して設けられた複数のチャックユニットと、蓋を缶に巻締めるシーミングユニットを備えた巻締め装置であって、
前記缶載置ユニットが、缶を載置するプレートを弾性的に上方に押圧する押圧機構を有し、
前記チャックユニット及びシーミングユニットが、上下動可能に構成されていることを特徴とする巻締め装置。 - 前記チャックユニットとシーミングユニットが、単一のカム機構で上下動するように一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の巻締め装置。
- シーミングターレットと、前記シーミングターレットに複数配置された缶を載置する缶載置ユニットと、複数の前記缶載置ユニットにそれぞれ対向して設けられた複数のチャックユニットと、蓋を缶に巻締めるシーミングユニットを備えた巻締め装置であって、
前記缶載置ユニットが、缶を載置するプレートを弾性的に上方に押圧する押圧機構を有し、
前記チャックユニット及びシーミングユニットが、上下動可能に構成され、
前記缶載置ユニットのプレート及びチャックユニットのチャックの自転、前記シーミングユニットのシーミングロールの巻締め動作を、それぞれ独立して制御される駆動源で行うことを特徴とする巻締め装置。 - 前記巻締め装置が、シーミングターレットに缶を供給する搬入コンベアと、蓋を供給する蓋供給装置及び蓋搬送ターレットからなる蓋供給ユニットを備え、前記搬入コンベア、蓋供給装置及び蓋搬送ターレットが、それぞれ独立して制御される駆動源を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の巻締め装置。
- 前記駆動源が、サーボモータであることを特徴とする請求項3又は4に記載の巻締め装置。
- 前記チャックが蓋吸着手段を有し、前記蓋吸着手段により蓋のセンターリングを行い、吸着後、前記チャックを下降させて蓋を缶に載置することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の巻締め装置。
- シーミングターレットと、前記シーミングターレットに複数配置された缶を載置する缶載置ユニットと、複数の前記缶載置ユニットにそれぞれ対向して設けられた複数のチャックユニットと、蓋を缶に巻締めるシーミングユニットを備えた巻締め装置であって、
前記缶載置ユニットが、缶を載置するプレートを弾性的に上方に押圧する押圧機構を有し、
前記チャックユニット及びシーミングユニットが、上下動可能に構成され、
前記チャックユニットは、前記チャックのみが蓋と当接し、
前記チャックを下降させて蓋のセンターリングを行うとともに蓋を押さえることを特徴とする巻締め装置。 - シーミングターレットと、前記シーミングターレットに複数配置された缶を載置する缶載置ユニットと、複数の前記缶載置ユニットにそれぞれ対向して設けられた複数のチャックユニットと、蓋を缶に巻締めるシーミングユニットを備えた巻締め装置であって、
前記缶載置ユニットが、缶を載置するプレートを弾性的に上方に押圧する押圧機構を有し、
前記チャックユニット及びシーミングユニットが、上下動可能に構成され、
前記巻締め装置が、シーミングターレットに缶を供給する搬入コンベアと、蓋を供給する蓋供給装置及び蓋搬送ターレットからなる蓋供給ユニットを備え、前記搬入コンベア、蓋供給装置及び蓋搬送ターレットが、それぞれ独立して制御される駆動源を有し、
前記シーミングターレットが、ポケットの位置を検出する検出手段を有し、
前記搬入コンベアの搬送経路には、前記搬入コンベアのアタッチメントを検出するピッチセンサーを有し、
前記検出手段の出力により、前記搬入コンベアの速度を制御するとともに、
前記ピッチセンサーの出力により、前記シーミングターレットと前記蓋搬送ターレットのポケットに対する前記アタッチメントの位置を制御することを特徴とする巻締め装置。 - シーミングターレットと、前記シーミングターレットに複数配置された缶を載置する缶載置ユニットと、複数の前記缶載置ユニットにそれぞれ対向して設けられた複数のチャックユニットと、蓋を缶に巻締めるシーミングユニットを備えた巻締め装置であって、
前記缶載置ユニットが、缶を載置するプレートを弾性的に上方に押圧する押圧機構を有し、
前記チャックユニット及びシーミングユニットが、上下動可能に構成され、
前記チャックユニットが、潤滑油を強制排出する回転羽根ポンプを有することを特徴とする巻締め装置。 - 前記押圧機構が、流体圧で作動するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至9いずれかに記載の巻締め装置。
- 前記押圧機構が、流体圧をシールするダイヤフラムを有することを特徴とする請求項10に記載の巻締め装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW105117014A TW201703897A (zh) | 2015-06-12 | 2016-05-31 | 捲封裝置 |
EP16807356.7A EP3308872A4 (en) | 2015-06-12 | 2016-06-01 | CRIMPING DEVICE |
PCT/JP2016/066272 WO2016199649A1 (ja) | 2015-06-12 | 2016-06-01 | 巻締め装置 |
CN201680032737.9A CN107635689A (zh) | 2015-06-12 | 2016-06-01 | 卷封装置 |
US15/811,934 US20180065168A1 (en) | 2015-06-12 | 2017-11-14 | Seaming device |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015119614 | 2015-06-12 | ||
JP2015119614 | 2015-06-12 | ||
JP2015137411 | 2015-07-09 | ||
JP2015137411 | 2015-07-09 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016106156A Division JP6877891B2 (ja) | 2015-06-12 | 2016-05-27 | 巻締め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017013120A JP2017013120A (ja) | 2017-01-19 |
JP6877875B2 true JP6877875B2 (ja) | 2021-05-26 |
Family
ID=57828909
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016008012A Active JP6877875B2 (ja) | 2015-06-12 | 2016-01-19 | 巻締め装置 |
JP2016106156A Active JP6877891B2 (ja) | 2015-06-12 | 2016-05-27 | 巻締め装置 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016106156A Active JP6877891B2 (ja) | 2015-06-12 | 2016-05-27 | 巻締め装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20180065168A1 (ja) |
EP (1) | EP3308872A4 (ja) |
JP (2) | JP6877875B2 (ja) |
CN (1) | CN107635689A (ja) |
TW (1) | TW201703897A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10195657B1 (en) * | 2016-05-03 | 2019-02-05 | Norland International, Inc. | Servo-driven seamer assembly for sealing a container |
JP6291536B2 (ja) * | 2016-08-04 | 2018-03-14 | 東洋製罐株式会社 | 巻締め装置 |
CN109482768B (zh) * | 2018-12-06 | 2023-10-03 | 江苏奥瑞金包装有限公司 | 一种罐体生产线及其翻边封口装置 |
CN112238327A (zh) * | 2019-07-17 | 2021-01-19 | 宁波安拓实业有限公司 | 一种角通过渡接头加工工艺 |
IT202000016963A1 (it) * | 2020-07-13 | 2022-01-13 | Bonicomm S R L | Stazione di aggraffatura di lattine e procedimento di aggraffatura di lattine in una stazione di aggraffatura |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3902438A (en) * | 1974-02-22 | 1975-09-02 | Container Corp | Air-loaded base plate for can seamer |
JPS62244537A (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-24 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 罐巻締方法及びその装置 |
JP2572526B2 (ja) * | 1993-06-16 | 1997-01-16 | 東洋食品機械株式会社 | 缶巻締機の給油装置 |
GB9422228D0 (en) * | 1994-11-03 | 1994-12-21 | Metal Box Plc | Seaming method and apparatus |
CN1162279A (zh) * | 1994-11-03 | 1997-10-15 | 卡努德金属制品有限公司 | 封罐设备 |
JP2845158B2 (ja) * | 1995-02-27 | 1999-01-13 | 東洋製罐株式会社 | 缶巻締装置における缶蓋供給ガイドレール |
JP4026231B2 (ja) * | 1998-05-28 | 2007-12-26 | 東洋製罐株式会社 | シーマにおける蓋内面掃気装置 |
CN1173855C (zh) * | 2000-03-06 | 2004-11-03 | 朱根龙 | 带吸管的易拉罐自动落盖机 |
JP2001259766A (ja) * | 2000-03-23 | 2001-09-25 | Mitsuba Denyosha:Kk | 缶体の製造装置 |
JP3991571B2 (ja) * | 2000-10-02 | 2007-10-17 | 東洋製罐株式会社 | 無菌充填陰圧缶詰製造方法及びその装置 |
JP5380104B2 (ja) * | 2008-02-19 | 2014-01-08 | ユニバーサル製缶株式会社 | 缶の巻締め装置および缶の製造方法 |
ITMI20081508A1 (it) * | 2008-08-08 | 2010-02-09 | Zanichelli Meccanica Spa | Dispositivo per l'incremento del controllo di qualita' nel corso di un processo di aggraffatura. |
CN202283573U (zh) * | 2010-11-30 | 2012-06-27 | 东莞市铖泰制罐设备有限公司 | 一种自动封罐机多轮卷封装置 |
-
2016
- 2016-01-19 JP JP2016008012A patent/JP6877875B2/ja active Active
- 2016-05-27 JP JP2016106156A patent/JP6877891B2/ja active Active
- 2016-05-31 TW TW105117014A patent/TW201703897A/zh unknown
- 2016-06-01 CN CN201680032737.9A patent/CN107635689A/zh active Pending
- 2016-06-01 EP EP16807356.7A patent/EP3308872A4/en not_active Withdrawn
-
2017
- 2017-11-14 US US15/811,934 patent/US20180065168A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3308872A4 (en) | 2019-01-23 |
JP6877891B2 (ja) | 2021-05-26 |
US20180065168A1 (en) | 2018-03-08 |
EP3308872A1 (en) | 2018-04-18 |
JP2017013126A (ja) | 2017-01-19 |
CN107635689A (zh) | 2018-01-26 |
TW201703897A (zh) | 2017-02-01 |
JP2017013120A (ja) | 2017-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6877875B2 (ja) | 巻締め装置 | |
US10479619B2 (en) | Separator suction device with rotary actuator | |
US10914345B2 (en) | Grease sealing method and sealing device for ball bearing and ball bearing produced using said sealing method | |
US6804929B2 (en) | Rotary capping apparatus and feedback control system for regulating applied torque | |
US20170341131A1 (en) | Holding mechanism | |
US20170015515A1 (en) | Sheet material feeding apparatus | |
WO2016199649A1 (ja) | 巻締め装置 | |
EP0836996A1 (en) | Apparatus for controlling operations of a packaging machine | |
JP6877874B2 (ja) | 巻締め装置 | |
JP6679968B2 (ja) | 巻締め装置 | |
JP6671185B2 (ja) | 巻締め装置 | |
JP6006883B2 (ja) | 薄板体搬送装置及び搬送用ディスタッカ | |
JP6671186B2 (ja) | 巻締め装置 | |
WO2016199648A1 (ja) | 巻締め装置 | |
CN109139720B (zh) | 应用于轮毂轴承的保持架加球装置 | |
US20240091898A1 (en) | Work polishing apparatus and work polishing method | |
JP3594749B2 (ja) | 歯車位置決め供給装置 | |
KR101310832B1 (ko) | 소재 교정장치 | |
JP6291536B2 (ja) | 巻締め装置 | |
JP2023062937A (ja) | プレス装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160510 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200124 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200407 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20200618 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20201117 |
|
C302 | Record of communication |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C302 Effective date: 20210204 |
|
C13 | Notice of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13 Effective date: 20210209 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210212 |
|
C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20210316 |
|
C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20210420 |
|
C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20210420 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210428 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6877875 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |