JP5380104B2 - 缶の巻締め装置および缶の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、缶胴の開口部に缶蓋を巻き締めて缶を成形するための缶の巻締め装置および缶の製造方法に関するものである。
一般に、例えば清涼飲料水等の容器に用いられる缶は、有底筒状をなす缶胴の開口部に、概略板状をなす缶蓋を装着することによって成形される。ここで、缶蓋の装着は、缶蓋の外周端に成形されるとともに径方向外側に巻き返されたカール部を、缶蓋の開口部に設けられたフランジ部に密着させて、これらカール部とフランジ部とを一緒に巻き込むように加工する、いわゆる二重巻締めによって行われている。
従来、二重巻締めを行う巻締め装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが提供されている。
従来の巻締め装置においては、缶蓋に当接されるチャック部と、缶胴を保持するとともに缶胴の軸線方向に移動可能なリフター部と、チャック部とリフター部によって挟持された缶胴および缶蓋に径方向外方側から摺接してフランジ部とカール部とを巻き込むように加工する第1巻締ロールと、巻き込まれたフランジ部とカール部とをさらに径方向内方に向けて押圧する第2巻締ロールと、を備えている。
また、リフター部は、缶胴が載置されるベースプレートと、ベースプレートをチャック部側に付勢するスプリングと、ベースプレートとスプリングとを支持するリフター本体と、リフター部の軸線方向位置を調整するリング状カムとを備えている。
リング状カムは低面部と高面部とを備えており、リフター部は、リング状カムの低面部に位置するときは前記チャック部から離間するように位置し、高面部に位置するときは前記チャック部に近接するように位置するように構成されており、高面部に位置した状態で缶胴および缶蓋がチャック部とリフター部によって挟持され、第1巻締ロールおよび第2巻締ロールによる加工が行われる。
ところで、このようにして成形される缶においては、缶蓋を巻き締める際に密封性を確保することが重要である。図7に、缶蓋1を缶胴5の開口部に巻き締めて装着した部分(二重巻締め部50)の断面図を示す。缶胴5のフランジ部9は、径方向外方に概略180°曲げさせられており、缶蓋1のカール部4は、3つ折りされてカール部4の先端がフランジ部9の180°曲げされた部分に挟み込まれている。この挟み込まれたカール部4の先端とフランジ部9とが重なり合う部分の長さ、いわゆるオーバラップ量OLが、缶の密封性に大きく影響することになる。
このオーバラップ量OLを確保するために従来の巻締め装置においては、チャック部とリフター部(ベースプレート)によって挟持した際の軸線方向荷重を高くしている。つまり、缶胴のフランジ部および缶蓋のカール部とをチャック部に強く当接させることでフランジ部を径方向外方に向けて延びるように変形させ、巻き込み加工される部分の長さを確保しているのである。
ここで、缶の巻締め装置においては、挟持した際の軸線方向荷重は、ベースプレートフォース(以下、BPF)として主に設定されている。このBPFとは、ベースプレートを付勢するスプリングを所定値まで収縮させるのに必要な軸線方向の荷重の値を示すものであり、このBPFが大きいほど挟持した際に缶胴および缶蓋に作用する軸線方向荷重が大きくなる。なお、BPFの設定は、前記スプリングの初期荷重(缶蓋および缶胴を挟持していない時点での荷重)を調整することで行われる。
また、第1巻締ロールによる加工時において、カール部およびフランジ部が下方に向けて曲げられた際には、缶胴の高さが僅かに低くなり、挟持した際の軸線方向荷重が低下する、いわゆる巻締めロスが発生することがあり、オーバラップ量OLが小さくなる原因となる。このため、従来は、この巻締めロスを考慮して荷重が十分に作用するように、第1巻締ロールによる加工を行う前から缶胴および缶蓋をチャック部に近接させるか、あるいは、缶胴および缶蓋がチャック部に漸次近接していくように構成したり、BPF設定を大きくしたりしていた。
図8に従来の缶の巻締め装置におけるリフター本体の変位パターンと、缶胴に加わる軸線方向荷重とを示す。同じ変位パターンであってもBPFの設定を変更(35kgf→65kgf)することにより、軸線方向荷重が大きく変化(600N→800N)することが分かる。また、軸線方向荷重が低下する巻締めロスLも確認される。
特開平11−077203号公報
ところで、従来のように、巻締めロスを考慮して第1巻締ロールによる加工を行う前から缶胴および缶蓋をチャック部に近接させたり缶胴および缶蓋をチャック部に漸次近接していくように構成したり、BPFの設定値を大きくした場合には、図8に示すように缶胴に対して600Nを超えるような必要以上の軸方向荷重が作用することになる。
近年では、缶のデザイン性の向上を図るために缶胴にエンボス加工を施したものが提供されている。エンボス加工された缶胴においては、缶胴の剛性が低下しているため、従来のように単に軸方向荷重を大きくした場合には、缶胴が座屈変形してしまうおそれがあった。
一方、前記缶胴の座屈変形を防止するために缶胴および缶蓋を挟持する際の軸線方向荷重を小さくする、すなわちBPF設定を小さくした場合には、オーバラップ量OLが確保されず、密封性が低下してしまう。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであって、缶胴に作用する軸線方向荷重を抑えるとともに二重巻締め部のオーバラップ量を確保することで密封性の良い缶を成形可能な缶の巻締め装置および缶の製造方法を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明に係る缶の巻締め装置は、径方向外側に巻き返されたカール部を備えた缶蓋を、フランジ部を有する缶胴の開口部に巻き締めて缶を成形する缶の巻締め装置であって、前記缶蓋に当接されるチャック部と、前記缶胴を保持するとともに前記缶胴の軸線方向に移動するリフター部と、前記チャック部および前記リフター部によって前記軸線方向に挟持された前記缶胴および前記缶蓋に対して、径方向外方側から摺接して前記フランジ部と前記カール部とを巻き込むように加工する第1巻締ロールと、該第1巻締ロールによって巻き込まれた前記フランジ部と前記カール部とをさらに径方向内方に向けて押圧する第2巻締ロールと、を有し、前記リフター部は、前記缶胴の底面を保持するベースプレートと、該ベースプレートを前記チャック側に付勢するスプリングと、該スプリングと前記ベースプレートを支持するリフター本体と、前記リフター本体の前記軸線方向位置を調整する変位制御部と、を備え、前記変位制御部は、カムと、前記リフター本体の下方側に接続されるカムフォロワと、を備えており、前記カムは、最も下方に位置して前記リフター本体を前記チャック部から離間させた離間位置とする低位部と、前記リフター本体を上昇させて前記缶胴および前記缶蓋を挟持するように前記チャック部に近接させた1次近接位置とする中位部と、前記第1巻締ロールによる加工時において前記リフター本体を前記1次近接位置からさらに前記チャック部に近接させた2次近接位置に移動させるための段差部と、前記2次近接位置とする高位部が設けられていることを特徴としている。
この構成の缶の巻締め装置によれば、第1巻締ロールによる加工を行う場合、まず、1次近接位置において缶胴と缶蓋とが挟持された状態で巻き込み加工が行われる。そして、第1巻締ロールによる加工時において缶蓋のカール部および缶胴のフランジ部が折り曲げられて缶胴の高さが僅かに低くなった際に、変位制御部が、前記ベースプレートを前記1次近接位置からさらに一段前記チャック部に近接させた2次近接位置に移動させるのである。これにより、缶胴および缶蓋を挟持した際の軸線方向荷重が低下すること(巻締めロス)が防止され、缶胴のフランジ部を延びるように変形させてオーバラップ量を確保することができる。
また、第1巻締ロールによる加工時に、つまり、缶蓋のカール部および缶胴のフランジ部が折り曲げられて缶胴の高さが僅かに低くなる際に、前記ベースプレートが前記1次近接位置からさらに一段前記チャック部に近接させた2次近接位置に移動させられるので、缶胴には必要以上の軸線方向荷重が作用することがなくなり、缶胴の座屈変形を防止できる。つまり、巻締めロスを考慮して第1巻締ロールによる加工の前から缶胴および缶蓋がチャック部に必要以上に近接させられることがなく、かつ、BPF設定が必要以上に大きくならないので、缶胴に不必要な軸線方向荷重が作用することがなくなるのである。
ここで、前記変位制御部を、カムと、前記リフター本体の下方側に接続されるカムフォロワと、を備えたものとし、前記カムを、前記リフター本体を下降させて前記離間位置とする低位部と、前記リフター本体を上昇させて前記1次近接位置とする中位部と、前記2次近接位置に移動させるための段差部と、前記2次近接位置とする高位部と、を設けた構成とすることが好ましい。
この構成の缶の巻締め装置においては、変位制御部がカムとカムフォロワとを備え、カムフォロワが前記リフター本体の下方側に接続されているので、カムの形状に合わせて前記リフター本体(ベースプレート)が変位させられることになる。ここで、カムが前記リフター本体を下降させて前記チャックから離間した位置とする(離間位置に位置させる)低位部と前記リフター本体を上昇させて前記チャックと前記リフター部によって缶蓋と缶胴とを挟持する(1次近接位置に位置させる)中位部と、前記第1巻締ロールによる加工時において前記リフター本体をさらに一段前記チャック部に近接するように移動させるための段差部と、前記リフター本体を前記2次近接位置とする高位部と、が設けられているので、第1巻締ロールの加工時において前記リフター本体を確実に2次近接位置に変位させることが可能となる。
また、前記2次近接位置と前記1次近接位置との間の変位量Yを、前記1次近接位置と前記離間位置との間の変位量Xに対して、0.003×X≦Y≦0.023×Xの範囲内に設定することが好ましい。
この場合、前記2次近接位置と前記1次近接位置との間の変位量Yが、前記1次近接位置と前記離間位置との間の変位量Xに対して0.003×X以上とされているので、巻締めロスの発生を確実に防止してオーバーラップ量を確保し、缶の密封性向上を図ることができる。また、前記2次近接位置と前記1次近接位置との間の前記変位制御部による変位量Yが、前記1次近接位置と前記離間位置との間の変位量Xに対して0.023×X以下とされているので、缶胴に作用する軸線方向荷重を低く抑えることができる。
さらに、前記2次近接位置と前記1次近接位置との間の変位量Yを、0.1mm≦Y≦0.7mmの範囲内に設定することが好ましい。
この場合、例えば飲料容器として使用される缶において、巻締めロスの発生を確実に防止してオーバーラップ量を確保することで缶の密封性向上を図ることができるとともに缶胴に作用する軸線方向荷重を低く抑えて座屈変形の発生を防止できる。
また、前記1次近接位置において、前記リフター本体は一定の前記軸線方向位置に保持されていることが好ましい。
この場合、第1巻締ロールによる加工を開始する前から、缶胴の座屈変形が起こらない程度に荷重が負荷されることになり、缶胴のフランジ部の変形が促進されてオーバラップ量を確保し易くなる。
次に、本発明に係る缶の製造方法は、径方向外側に巻き返されたカール部を備えた缶蓋を、フランジ部を有する缶胴の開口部に巻き締めて缶を成形する缶の製造方法であって、前記缶胴および前記缶蓋をチャック部とリフター部とによって前記缶胴の軸線方向に挟持し、径方向外方側から第1巻締ロールを摺接させて前記フランジ部と前記カール部とを巻き込むように加工する巻き込み工程と、前記巻き込み工程によって加工された前記フランジ部と前記カール部とを第2巻締ロールを用いて径方向内方に向けて押圧する潰し工程と、を有し、前記変位制御部は、カムと、前記リフター本体の下方側に接続されるカムフォロワと、を備えており、前記カムは、最も下方に位置して前記リフター本体を前記チャック部から離間させた離間位置とする低位部と、前記リフター本体を上昇させて前記缶胴および前記缶蓋を挟持するように前記チャック部に近接させた1次近接位置とする中位部と、前記第1巻締ロールによる加工時において前記リフター本体を前記1次近接位置からさらに前記チャック部に近接させた2次近接位置に移動させるための段差部と、前記2次近接位置とする高位部が設けられており、前記巻き込み工程において、前記リフター部が、前記1次近接位置から前記チャック部に対してさらに近接させた2次近接位置に移動されることを特徴としている。
この構成の缶の製造方法によれば、巻き込み工程時において缶蓋のカール部および缶胴のフランジ部が折り曲げられて缶胴の高さが僅かに低くなった際に、リフター部がチャック部に対してさらに一段近接するように変位されることになり、軸線方向荷重の低下(巻締めロス)を防止でき、オーバラップ量を確保することができる。また、巻締めロスが発生する巻き込み工程においてリフター部をチャック部にさらに近接させているので、巻き込み工程の前から缶胴に必要以上の軸線方向荷重が作用することがなく、缶胴の座屈変形を防止することができる。
本発明によれば、缶胴に作用する軸線方向荷重を抑えるとともに二重巻締め部のオーバラップ量を確保することで密封性の良い缶を成形可能な缶の巻締め装置および缶の製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態である缶の巻締装置の主要部を示した斜視図である。 図1に示す缶の巻締装置の側面図である。 図1に示す缶の巻締装置に備えられたリフターカムの展開図である。 図1に示す缶の巻締装置においてリフター本体(ベースプレート)が離間位置にある状態を示す側面部分断面図である。 図1に示す缶の巻締装置においてリフター本体(ベースプレート)が1次近接位置にある状態を示す側面部分断面図である。 図1に示す缶の巻締装置によって巻き締め加工を行った際のリフター本体(ベースプレート)の変位と軸線方向荷重(リフター荷重)の変動を示すグラフである。 缶の二重巻締め部の断面図である。 従来の缶の巻締装置によって巻き締め加工を行った際のリフター本体(ベースプレート)の変位と軸線方向荷重(リフター荷重)の変動を示すグラフである。
以下に、本発明の実施の形態について添付した図面を参照して説明する。
本発明の実施形態である缶の巻締め装置10を図1から図5に示す。本実施形態である缶の巻締め装置10は、有底円筒状をなす缶胴5の開口部に概略円板状をなす缶蓋1を巻き締めて装着し、缶を成形するものである。
まず、この缶の巻締め装置10によって巻き締められる缶蓋1および缶胴5について説明する。
缶蓋1は、図4に示すように、円板状をなすパネル部2と、パネル部2の外周端に連なり径方向外方に向かうにしたがい漸次上方に向かうように延びるテーパ状のチャックウォール部3と、このチャックウォール部3の外周端に連設して径方向外方側および下方側に向けて巻かれたカール部4と、を備えている。
缶胴5は、図4に示すように、有底円筒状をなしており、底部6と胴部7と肩部8と開口部とを備えており、開口部には径方向外方に向けて折り曲げられたフランジ部9が形成されている。
次に、本発明の実施形態である缶の巻締め装置10について説明する。
本実施形態である缶の巻締め装置10は、図1に示すように、缶蓋1に当接されるチャック部11と、缶胴5を保持するとともに缶胴5の軸線N方向に移動可能なリフター部20と、缶蓋1のカール部4および缶胴5のフランジ部9に巻き込み加工を施す第1巻締ロール15および第2巻締ロール17と、を備えている。
チャック部11は、図示しない支持軸に着脱可能に装着される装着部12と、缶蓋1のチャックウォール部3の内周側に嵌入して缶蓋1のパネル部2に当接される当接パッド部13と、を備えており、軸線N回りに回転可能に構成されている。
リフター部20は、図2に示すように、チャック部11の下方側に配置されており、缶胴5が載置されるベースプレート21と、このベースプレート21をチャック部11側(上方)に向けて付勢するリフタースプリング22と、ベースプレート21およびリフタースプリング22を支持するリフター本体23と、リフター本体23(ベースプレート21)の軸線N方向位置(上下方向位置)を制御する変位制御部30と、を備えている。なお、このリフター部20は、軸線N方向に移動可能とされるとともに軸線N回りに回転駆動するように構成されている。
リフター本体23は、図2、図4および図5に示すように、概略円筒状をなしており、上端面にベースプレート21が載置されている。また、リフター本体23の上部には、内周面に雌ネジが形成された調整ネジ孔23Aが設けられ、この調整ネジ孔23Aの下部に調整ネジ孔23Aよりも大径のスプリング室23Bが連設され、このスプリング室23Bの底面部に挿通孔部23Cが設けられている。なお、これら調整ネジ孔23A、スプリング室23B、挿通孔部23Cは、同軸上(軸線N上)に連設されている。
挿通孔部23Cには、後述するカムフォロワ35の連結軸部36が挿通されており、この連結軸部36の上端にスプリング室23B内に配設された連結プレート25が固定ボルト26によって固定されている。この連結プレート25は、挿通孔部23Cよりも大径とされており、スプリング室23B内を上下動可能に配設されている。この連結プレート25の上にリフタースプリング22が載置されている。
また、調整ネジ孔23Aには、リフタースプリング22の初期荷重、つまり、BPFを調整するためのBPF調整ネジ27が螺合されている。このBPF調整ネジ27は、外周面に雄ネジ部が形成されるとともにリフタースプリング22の上端に当接されるネジ本体27Aと、ネジ本体27Aの下端から下方に向けて突出したガイド軸部27Bとを備えており、ガイド軸部27Bがリフタースプリング22の内周部に挿入されている。
このBPF調整ネジ27をねじ込んで下方に移動させると、リフタースプリング22は連結プレート25とBPF調整ネジ27のネジ本体27Aとによって押圧されて収縮される。つまり、大きな初期荷重が与えられることになる。この場合、リフタースプリング22が所定量(本実施形態では0.56mm)だけ収縮するためには、大きな荷重が必要となりBPF設定荷重が大きくなる。
一方、BPF調整ネジ27を緩めて上方に移動させると、リフタースプリング22は連結プレート25とBPF調整ネジ27のネジ本体27Aと間で伸長し、初期荷重が小さくなる。この場合、リフタースプリング22が所定量(本実施形態では0.56mm)だけ収縮するための荷重が小さくなりBPF設定荷重が小さくなる。
次に、リフター本体23(ベースプレート21)の軸線N方向の位置を制御する変位制御部30について、図1から図6を参照して説明する。この変位制御部30は、リフター本体23(ベースプレート21)を、チャック部11から離間させた離間位置40と、チャック部11に近接させた1次近接位置41とに移動させるとともに、1次近接位置41からさらに一段チャック部11に近接させた2次近接位置42に移動させるように構成されている。
本実施形態においては、変位制御部30は、リフターカム31とこのリフターカム31のカム面32に沿って上下動するカムフォロワ35とで構成されている。
カムフォロワ35は、前述した連結軸部36と、この連結軸部36の下端に接続されたフォロワ本体37と、フォロワ本体37の下端に配設され、カム面32に沿って転動するカムローラ38と、を備えている。
リフターカム31は、図1に示すように概略円環状をなしており、その上面がリフター本体23を変位させるカム面32とされ、下面が平坦な基準面33とされている。なお、本実施形態では、カムフォロワ35は、図1に示すリフターカム31を時計回りに回動するように構成されている。
このリフターカム31の展開図を図3に示す。リフターカム31のカム面32は、最も下方に位置する低位部32Aと、低位部32Aから徐々に上方に向けて突出する第1傾斜部32Bと、この第1傾斜部32Bに連なり基準面33と平行に延びる中位部32Cと、中位部32Cからさらに一段上方に向けて突出した段差部32Dと、段差部32Dに連なり基準面33と平行に延びる高位部32Eと、高位部32Eから一段下方に後退した逃げ部32Fと、逃げ部32Fに連なり徐々に下方に向けて後退して低位部32Aに接続される第2傾斜部32Gと、を備えている。
ここで、中位部32Cと高位部32Eとの高低差Y1(段差部32Dの高さY1)は、低位部32Aと中位部32Cとの高低差X1に対して、0.003×X1≦Y1≦0.023×X1の範囲内となるように設定されており、中位部32Cと高位部32Eとの高低差Y1は0.1mm≦Y1≦0.7mmの範囲とされ、より好ましくは0.2mm≦Y1≦0.4mmの範囲とされており、本実施形態では0.3mmに設定されている。なお、図3においては、段差部32Dが明確に図示されるように、中位部32Cと高位部32Eとの高低差Y1(段差部32Dの高さ)を誇張して記載している。
次に、第1巻締ロール15および第2巻締ロール17について説明する。
第1巻締ロール15は、チャック部11とリフター部20とによって挟持された缶蓋1および缶胴5に対して径方向外方から摺接させることにより、缶蓋1のカール部4と缶胴5のフランジ部9とを径方向外方に巻き込むように加工するものである。ここで、第1巻締ロール15は、概略円板状をなし、外周面に第1巻締ロール15の径方向内方に向けて凹んだ第1加工溝16が設けられており、軸線Nに平行な回転軸R1を中心に自転するとともに、軸線Nの回りを公転するように構成されている。
第2巻締ロール17は、第1巻締ロール15によって径方向外方に巻き込むように加工された缶蓋1のカール部4と缶胴5のフランジ部9とを径方向内方へと押圧して潰し加工を行うものである。ここで、第2巻締ロール17は、概略円板状をなし、外周面に第2巻締ロール17の径方向内方に向けて凹んだ第2加工溝18が設けられており、軸線Nに平行な回転軸R2を中心に自転するとともに、軸線Nの回りを公転するように構成されている。
次に、このような構成とされた缶の巻締め装置10による缶の製造方法について説明する。図6に本実施形態である缶の巻締め装置10によるリフターの変位量およびリフター荷重(軸線N方向荷重)の変化を示す。
まず、リフター部20のベースプレート21の上に缶胴5が載置されるとともに、缶胴5の開口部の上に缶蓋1が載置される。このとき、カムフォロワ35は低位部32Aにあり、図4に示すように、チャック部11とベースプレート21の上に載置された缶胴5および缶蓋1とは離間した状態とされている。すなわち、リフター本体23がチャック部11から離間した離間位置40に位置されているのである。また、BPF調整ネジ27によってリフタースプリング22に初期荷重が負荷されることでBPFが設定されており、本実施形態では、BPFが35kgf(343N)に設定されている。
この状態でカムフォロワ35がリフターカム31の第1傾斜部32Bの上を転動する。すると、カムフォロワ35によってリフター本体23が上方に移動し、缶胴5および缶蓋1がチャック部11に向けて近接していく。そして、カムフォロワ35が中位部32Cの上を転動する際には、図5に示すように、チャック部11とリフター本体23(ベースプレート21)とによって缶蓋1および缶胴5が挟持される。つまり、リフター本体23(ベースプレート21)が図6に示す1次近接位置41に変位させられるのである。このとき、ベースプレート21には軸線N方向の荷重が作用し、この荷重が初期たわみ荷重を超えた場合には、リフタースプリング22が収縮することになる。これにより、缶胴5および缶蓋1は、リフタースプリング22によって常にチャック部11側に押圧される。
このようにチャック部11とリフター本体23(ベースプレート21)とによって缶蓋1および缶胴5が挟持された状態で、第1巻締ロール15が缶胴5および缶蓋1に径方向外方から摺接し、第1加工溝16によって缶蓋1のカール部4と缶胴5のフランジ部9とが第1加工溝16の溝面に沿って変形され、径方向外方に向けて巻き込まれるように加工される(巻き込み工程S1)。
この巻き込み工程S1においては、カール部4およびフランジ部9が下方に向けて曲げられた際に缶胴5の高さが僅かに低くなる。ここで、本実施形態では、巻き込み工程S1(第1巻締ロール15による加工)時において、カムフォロワ35が段差部32Dを通過して高位部32E上を転動することで上方に変位し、リフター本体23がチャック部11にさらに近接するように、図6に示す2次近接位置42へと変位する。
そして、第1巻締ロール15による加工(巻き込み工程S1)が終了した後に、第2巻締ロール17が缶胴5および缶蓋1に径方向外方から摺接し、第2加工溝18によって缶蓋1のカール部4と缶胴5のフランジ部9とが径方向内方に向けて押圧される(潰し工程S2)。このとき、カムフォロワ35は高位部32Eの上を転動しており、リフター部20は2次近接位置42に位置させられている。
このあと、カムフォロワ35は逃げ部32Fおよび第2傾斜部32Gの上を転動し、リフター本体23が下方側へと後退し、成形された缶が取り出される。
このように巻き込み工程S1と潰し工程S2とによって、図7に示すような二重巻締め部50が形成され、缶蓋1が缶胴5の開口部に装着される。
このような構成とされた本実施形態である缶の巻締め装置10においては、カムフォロワ35がリフターカム31の中位部32Cの上を転動することでリフター本体23(ベースプレート21)が1次近接位置41に変位させられ、リフター本体23(ベースプレート21)とチャック部11とによって缶胴5と缶蓋1とが挟持された状態で、第1巻締ロール15によって巻き込み加工が行われる。この第1巻締ロール15による加工時(巻き込み工程S1)において缶蓋1のカール部4および缶胴5のフランジ部9が径方向外方に折り曲げられて缶胴5の高さが僅かに低くなった際に、カムフォロワ35が段差部32Dを通過して高位部32Eの上を転動することでリフター本体23(ベースプレート21)が1次近接位置41からさらに一段チャック部11に近接させた2次近接位置42に移動させられる。よって、巻締め時における軸線N方向荷重の低下(巻締めロス)を防止でき、効率的に軸線N方向荷重を作用させることにより缶胴5のフランジ部9を延びるように変形させることができる。これにより、二重巻締め部50におけるオーバラップ量OLを確保して缶の密封性の向上を図ることができる。
また、第1巻締ロール15による加工時(巻き込み工程S1)に、リフター本体23(ベースプレート21)が1次近接位置41からさらに一段チャック部11に近接させた2次近接位置42に移動させられるので、BPFの設定を大きくする必要がなく、缶胴5に必要以上の軸線N方向荷重が作用することがなくなり、缶胴5の座屈変形を防止できる。なお、本実施形態では、図6に示すように、軸方向荷重(リフター荷重)が600N以下に抑えられている。
また、本実施形態では、リフターカム31において、リフター本体23(ベースプレート21)を1次近接位置41とする中位部32Cと2次近接位置42とする高位部32Eとの高低差Y1(段差部32Dの高さY1)が、リフター本体23(ベースプレート21)を離間位置40とする低位部32Aと中位部32Cとの高低差X1に対して、0.003×X1≦Y1≦0.023×X1の範囲内に設定されている。つまり、2次近接位置42と1次近接位置41との間の変位量Yが、1次近接位置41と離間位置40との間の変位量Xに対して、0.003×X≦Y≦0.023×Xの範囲内に設定されているのである。
なお、本実施形態では、リフター本体23(ベースプレート21)を1次近接位置41とする中位部32Cと2次近接位置42とする高位部32Eとの高低差Y1(段差部32Dの高さY1)が、0.1mm≦Y1≦0.7mmの範囲とされ、より好ましくは0.2mm≦Y1≦0.4mmの範囲とされており、より具体的には0.3mmに設定されており、つまり、2次近接位置42と1次近接位置41との間の変位量Yが0.3mmに設定されているのである。
このように2次近接位置42と1次近接位置41との間の変位量Y(中位部32Cと高位部32Eとの高低差Y1)が設定されているので、巻締めロスの発生を確実に防止してオーバーラップ量OLを確保し缶の密封性向上を図ることができるとともに、缶胴5に作用する軸線N方向荷重を低く抑えて缶胴5の座屈変形を確実に防止できる。
また、本実施形態においては、リフター本体23(ベースプレート21)を1次近接位置41とする中位面が基準面33(リフターカム31の下面)と平行に延びるように構成されており、1次近接位置41においてリフター本体23(ベースプレート21)は一定の軸線N方向位置に保持されていることになる。このように構成することにより、第1巻締ロール15による加工(巻き込み加工)を開始する前から、缶胴5の座屈変形が起こらない程度に軸線N方向荷重が負荷されることになり、缶胴5のフランジ部9の変形が促進されてオーバラップ量OLを確保し易くなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、変位制御部を、リング状のリフターカムとカムフォロワとからなるものとして説明したが、これに限定されることはなく、軸線方向に移動可能なサーボモータと制御部とを備えたものであってもよい。
また、カムを用いる場合においても円環状をなすものでなくてもよい。また、カムフォロワの構成についても特に限定はない。
さらに、第1巻締ロールおよび第2巻締ロールをそれぞれ1つずつ備えたものとして説明したが、これに限定されることはなく、第1巻締ロールおよび第2巻締ロールはそれぞれ複数であってもよい。
また、BPFを35kgf(343N)に設定したもので説明したが、BPFの設定は、缶胴の形状、材質等を考慮して適宜設定することが好ましい。
以下に、本発明の効果を検証するために行った比較実験の結果について説明する。
比較例1として、図8に示すようにリフター本体(ベースプレート)を変位させて、BPF設定を35kgf(343N)として缶の巻き締めを行った。
比較例1として、図8に示すようにリフター本体(ベースプレート)を変位させて、BPF設定を65kgf(637N)として缶の巻き締めを行った。
本発明例として、図6に示すようにリフター本体(ベースプレート)を変位させて、BPF設定を35kgf(343N)として缶の巻き締めを行った。
前述のように巻き締めることで成形された缶の二重巻き締め部のオーバラップ量OLと、巻き締め加工時の軸線方向荷重(リフター荷重)の最大値を比較した。また、缶の密封性と缶胴の座屈変形について評価した。比較、評価結果を表1に示す。
Figure 0005380104
表1に示すように、BPF設定を35kgf(343N)とした比較例1では、軸線方向荷重が600N以下とされ、缶胴の座屈変形の発生は抑えられるが、二重巻き締め部のオーバラップ量OLが1.1と小さく、密封性に劣っている。
一方、BPF設定を65kgf(637N)とした比較例2では、二重巻き締め部のオーバラップ量OLが1.3であって密封性が確保されているものの、軸線方向荷重が600Nを大きく超えており、缶胴の座屈変形が発生するおそれがある。
これに対して、本発明例においては、二重巻き締め部のオーバラップ量OLが1.2であって密封性が確保されており、さらに、軸線方向荷重が600N以下とされ、缶胴の座屈変形の発生を抑えることができることが確認された。
このように本発明によれば、缶胴の座屈変形を防止するとともに二重巻締め部のオーバラップ量を確保することで密封性の良い缶を成形可能な缶の巻締め装置を提供することができる。
1 缶蓋
4 カール部
5 缶胴
9 フランジ部
10 缶の巻締め装置
11 チャック部
15 第1巻締ロール
17 第2巻締ロール
20 リフター部
21 ベースプレート
22 リフタースプリング(スプリング)
23 リフター本体
30 変位制御部
31 リフターカム(カム)
32A 低位部
32C 中位部
32D 段差部
32E 高位部
35 カムフォロワ
40 離間位置
41 1次近接位置
42 2次近接位置
N 軸線
S1 巻き込み工程
S2 潰し工程

Claims (5)

  1. 径方向外側に巻き返されたカール部を備えた缶蓋を、フランジ部を有する缶胴の開口部に巻き締めて缶を成形する缶の巻締め装置であって、
    前記缶蓋に当接されるチャック部と、
    前記缶胴を保持するとともに前記缶胴の軸線方向に移動するリフター部と、
    前記チャック部および前記リフター部によって前記軸線方向に挟持された前記缶胴および前記缶蓋に対して、径方向外方側から摺接して前記フランジ部と前記カール部とを巻き込むように加工する第1巻締ロールと、
    該第1巻締ロールによって巻き込まれた前記フランジ部と前記カール部とをさらに径方向内方に向けて押圧する第2巻締ロールと、を有し、
    前記リフター部は、前記缶胴の底面を保持するベースプレートと、該ベースプレートを前記チャック側に付勢するスプリングと、該スプリングと前記ベースプレートを支持するリフター本体と、前記リフター本体の前記軸線方向位置を調整する変位制御部と、を備え、
    前記変位制御部は、カムと、前記リフター本体の下方側に接続されるカムフォロワと、を備えており、
    前記カムは、最も下方に位置して前記リフター本体を前記チャック部から離間させた離間位置とする低位部と、前記リフター本体を上昇させて前記缶胴および前記缶蓋を挟持するように前記チャック部に近接させた1次近接位置とする中位部と、前記第1巻締ロールによる加工時において前記リフター本体を前記1次近接位置からさらに前記チャック部に近接させた2次近接位置に移動させるための段差部と、前記2次近接位置とする高位部が設けられていることを特徴とする缶の巻締め装置。
  2. 前記2次近接位置と前記1次近接位置との間の変位量Yが、前記1次近接位置と前記離間位置との間の変位量Xに対して、0.003×X≦Y≦0.023×Xの範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の缶の巻締め装置。
  3. 前記2次近接位置と前記1次近接位置との間の変位量Yが、0.1mm≦Y≦0.7mmの範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の缶の巻締め装置。
  4. 前記1次近接位置において、前記リフター本体は一定の前記軸線方向位置に保持されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の缶の巻締め装置。
  5. 径方向外側に巻き返されたカール部を備えた缶蓋を、フランジ部を有する缶胴の開口部に巻き締めて缶を成形する缶の製造方法であって、
    前記缶胴および前記缶蓋をチャック部とリフター部とによって前記缶胴の軸線方向に挟持し、径方向外方側から第1巻締ロールを摺接させて前記フランジ部と前記カール部とを巻き込むように加工する巻き込み工程と、
    前記巻き込み工程によって加工された前記フランジ部と前記カール部とを第2巻締ロールを用いて径方向内方に向けて押圧する潰し工程と、を有し、
    前記変位制御部は、カムと、前記リフター本体の下方側に接続されるカムフォロワと、を備えており、
    前記カムは、最も下方に位置して前記リフター本体を前記チャック部から離間させた離間位置とする低位部と、前記リフター本体を上昇させて前記缶胴および前記缶蓋を挟持するように前記チャック部に近接させた1次近接位置とする中位部と、前記第1巻締ロールによる加工時において前記リフター本体を前記1次近接位置からさらに前記チャック部に近接させた2次近接位置に移動させるための段差部と、前記2次近接位置とする高位部が設けられており、
    前記巻き込み工程において、前記リフター部が、前記1次近接位置から前記チャック部に対してさらに近接させた2次近接位置に移動されることを特徴とする缶の製造方法。
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